JP2005298130A - シート背面折り部平坦処理装置及び該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート背面折り部平坦処理装置及び該装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 機構上、自動的に、シート束の厚みが薄いときシート束が押圧ローラから受ける押圧力を小さくし、厚いとき大きくして、シート束の厚みに関係なく背面折り部を同じ状態の平坦面にすること。
【解決手段】 シート背面折り部平坦処理装置は、折り畳まれたシート束の背面折り部の位置を所定の位置に位置決めするストッパ107と、位置決め手段によって位置決めされたシート束を把持する把持装置140と、把持装置によって把持されたシート束の背面折り部を押圧して平坦にする押圧ローラ156と、把持装置に設けられ、押圧ローラを受け止める斜面141a,142aと、を備え、押圧ローラが斜面に受け止められて平坦処理を行う際、把持装置によって把持されたシート束の厚みが厚い程、所定の位置から押圧ローラが斜面に受け止められるまでの距離が大きくなるようになっている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、折り畳まれたシート束の湾曲した背面折り部を平坦にするシート背面折り部平坦処理装置と、この装置を備えた画像形成装置とに関する。
従来、シートは、約20枚以下重ねられて、縫合/折り畳み機で、折り畳まれて冊子状に形成されることがあった。このような縫合/折り畳み機で折り畳まれたシート束には、単に折り畳まれたシート束、中綴じして折り畳まれたシート束、糸やステイプルで綴じないで接着剤で綴じて(無線綴じして)折り畳まれたシート束等がある。
しかし、いずれのシート束であっても、多少の弾力を有しているため、折り畳まれた後、折り曲げられた背面折り部(折り頂部、背表紙)の周辺が膨らんで湾曲して、U字状になり、折り畳まれたシート束の開放側、いわゆる小口が開く傾向にあった。このようなシート束は、不安定な状態で積み重ねられることになり、崩れやすく、積み重ねての保管や、運搬がしにくかった。
このような課題に対し、折り畳んだシート束を平坦に置けるように、折り畳んだシート束の背面折り部を平坦にするシート背面折り部平坦処理装置がある(特許文献1参照)。
従来のシート背面折り部平坦処理装置を、図12、図13に示す。シート背面折り部平坦処理装置901は、まず、折りローラ対907から背面折り部(背表紙)Sbを先端にして矢印B方向に排出された冊子状の2つ折りの中綴じシート束Sを、昇降可能な停止板905で受け止めて停止させる(図13(a))。このとき、背面折り部Sbは、グリップ部材902,903から突出しており、その突出量X(図12参照)は、シート束の厚さによって停止板905の待機位置への退避タイミングを変えることにより、変化させている。すなわち、停止板905の待避タイミングを変えるということは、停止板905がシート束を受け止めている時間を変えて、停止板905にシート束が押し潰される量を変え、停止板905が待避してその押し潰された部分が元の形状に復元したときの突出量Xを変えることである。
停止板905を待機位置に上昇させる(図13(b))直前に、グリップ部材902,903でシート束を把持する。停止板905が背面折り部Sbから離れた後、シート背面折り部平坦処理装置901は、押圧ローラ904を背面折り部Sbに押圧させて背面折り部Sbに沿って矢印A(図12参照)方向に走行させる。湾曲していた背面折り部Sbは、押圧ローラ904に押圧されて、平坦になる。この時、押圧ローラ904のシート束搬送方向の位置は固定である。最後に、シート背面折り部平坦処理装置901は、排出ベルト対906によって処理済のシート束Sを排紙トレイ908に矢印B方向に排出して積載する(図13(c))。
このように、従来のシート背面折り部平坦処理装置901は、シート束を停止させ、突出量Xをシート束の厚さによって変えることにより、押圧ローラ904の押圧力を調整して、押圧ローラ904でシート束の背面折り部を押圧して背面折り部を平坦にしていた。
すなわち、従来のシート背面折り部平坦処理装置901は、シート束の厚みが薄いとき、突出量を少なくして、シート束が押圧ローラ904から受ける押圧力を小さくし、シート束の厚みが厚いとき、突出量を多くして、シート束が押圧ローラ904から受ける押圧力を大きくして、シート束の厚みに関係なく背面折り部を同じ状態の平坦面にしていた。
特開2001−260564号公報
しかし、従来のシート背面折り部平坦処理装置は、シート束を停止させたときのシート束背面折り部の突出量をシート束の厚さに応じて、変化させる必要があるために、停止板の退避タイミングを複数設定する必要があり、停止板の待避制御が複雑であった。
また、従来のシート背面折り部平坦処理装置は、シート束の厚さに応じて、ユーザに設定ボタンを選択させて、それを元に、シート束を停止させたときのシート束背面折り部の突出量を決定しているため、ユーザに操作時の負担がかかっていた。
さらに、従来のシート背面折り部平坦処理装置は、シート束の厚さに応じて、ユーザに設定ボタンを選択させて、それを元に、シート束を停止させたときのシート束背面折り部の突出量を変化させているため、ユーザの設定が誤っている場合、シート束背面折り部の平坦処理が不正確になり、シート束のジャムや破れ、平坦処理の品位の低下を引き起こす場合があった。
本発明は、機構上、自動的に、シート束の厚みが薄いとき、押圧部材がシート束を押し込む量を少なくして、シート束が押圧部材から受ける押圧力を小さくし、シート束の厚みが厚いとき、押圧部材がシート束を押し込む量を多くして、シート束が押圧部材から受ける押圧力を大きくして、シート束の厚みに関係なく背面折り部を同じ状態の平坦面にするシート背面折り部平坦処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、機構上、自動的に、シート束の厚みに関係なく背面折り部を同じ状態の平坦面にするシート背面折り部平坦処理装置を備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のシート背面折り部平坦処理装置は、折り畳まれたシート束の背面折り部の位置を所定の位置に位置決めする位置決め手段と、前記位置決め手段によって位置決めされた前記シート束を把持する把持手段と、前記把持手段によって把持された前記シート束の背面折り部を押圧して平坦にする押圧手段と、前記把持手段に設けられ、前記押圧手段を受け止める受け止め手段と、を備え、前記押圧手段が前記受け止め手段に受け止められて平坦処理を行う際、前記把持手段によって把持された前記シート束の厚みが厚い程、前記所定の位置から前記押圧手段が前記受け止め手段に受け止められるまでの距離が大きくなるようになっている。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、画像を形成されたシートを束状にして折り畳む折り畳み手段と、前記折り畳み手段によって折り畳まれたシート束の背面折り部を平坦にするシート背面折り部平坦処理装置と、を備え、前記シート背面折り部平坦処理装置が、上記シート背面折り部平坦処理装置である。
本発明のシート背面折り部平坦処理装置は、機構上、シート束が厚いとき、所定の位置から押圧手段が受け止め手段に受け止められるまでの距離を大きくして押圧部材の押圧力を大きくし、シート束が薄いとき、所定の位置から押圧手段が受け止め手段に受け止められるまでの距離を小さくして押圧部材の押圧力を小さくなるように構成してあるので、押圧部材がシート束の背面折り部を押しつぶす距離が、シート束の厚みに応じて自動的に変化するようになっている。その結果、押圧力も自動的に変えることができるので、シート束の厚みに関係なく背面折り部をほぼ同じ状態の平坦面にすることができる。
本発明の画像形成装置は、シート束の厚みに関係なく背面折り部をほぼ同じ状態の平坦面にすることができるシート背面折り部平坦処理装置を備えているので、シート束を無駄にすることなく、シートに画像を形成することができる。
以下、本発明の実施形態のシート背面折り部平坦処理装置と、該装置を装置本体に備えた画像形成装置の一例である複写機とを図に基づいて説明する。
〔複写機〕
(複写機の構造説明)
図1は、本発明に係るシート背面折り部平坦処理装置を有するシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機のシート搬送方向に沿った断面図である。
複写機1は、フルカラー複写機であり、原稿載置台としてのプラテンガラス71、光源・レンズ系72、給紙部64、レジストローラ対76、画像形成手段としての画像形成部65、原稿をプラテンガラス71に自動的に給送する自動原稿給送装置73、複写機1の装置本体3から排出される画像形成済みのシートを処理するシート処理装置2、複写機1全体を制御する複写機制御部81等を備えている。
給紙部64は、記録用のシートを収納して装置本体3に着脱自在なカセット68を複数有している。画像形成部65は、円筒状の感光ドラム74と、感光ドラム74の周囲に配設した現像器75等を、イエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎に備えている。画像形成部65の下流側には、感光ドラム74からシートに転写されたカラートナー画像をシートに定着する定着装置66、シートを排出する排出ローラ対63等を配設してある。
(複写機の動作説明)
複写機1の装置本体3から給紙信号が出力されると、給紙部64を構成するカセット68からシートがレジストローラ対76に給送される。一方、ユーザによってプラテンガラス71に載置された原稿に、光源・レンズ系72から照射されて反射した光は、光源・レンズ系72を経て、信号処理された後、不図示の書き込み光学系から感光ドラム74に照射される。感光ドラム74は、あらかじめ一次帯電器によって帯電されていて、光が照射されると静電潜像が形成される。静電潜像は、感光ドラム74が現像器75により現像されてトナー画像となる。
給紙部64から給送されたシートは、レジストローラ対76で斜行を補正された後、感光ドラム74のトナー画像の位置にタイミングを合わされて画像形成部65へ送り込まれ、感光ドラム74のカラートナー画像を転写される。そして、シートは、定着装置66によってカラートナー画像を永久定着される。カラートナー画像を定着されたシートは、排出ローラ対63によって装置本体3から排出される。このようにして、給紙部64から給送されたシートは、カラートナー画像が形成されて、装置本体3からシート処理装置2に送り込まれる。
[シート処理装置]
(シート処理装置の構造説明)
図1に示すように、シート処理装置2は、複写機1の装置本体3の排出ローラ対63から排出された画像形成済みのシートがそのままシート処理装置2内を通って排出積載される固定のトレイ69、装置本体3から排出されたシートを束状にしてから綴じるステイプラ70、このステイプラ70によって綴じられたシート束が排出積載される昇降可能なスタックトレイ78、装置本体3から排出されたシートを束状にしてから綴じるシート束綴じ装置79、綴じられたシート束を2つ折にする折り畳み装置58、折り畳まれたシート束の背面折り部を平坦に処理するシート束背面折り部平坦処理装置100、及びシート処理装置2全体を制御する処理装置制御部160等を備えている。
なお、処理装置制御部160は、複写機制御部81と一体化して、複写機1の装置本体3とシート処理装置2とのいずれか一方に設けてもよい。また、スタックトレイ78には、ステイプラ70によって綴じられないで、束状にされたシートが排出積載されることもある。
シート束綴じ装置79は、サイドトレイ60、ステイプラ62等を備えている。シート束綴じ装置79は、複写機1の装置本体3の排出ローラ対63から排出されたシートを複数枚溜めて束状にしてから真ん中を綴じるようになっている。綴じる箇所は、2箇所であるが、これに限定されるものではない。
折り畳み装置58は、突き板61と折りローラ対59等を備えており、シート束綴じ装置79から送られてきたシート束の綴じ部分を突き板61で突いて、折りローラ対59でシート束を2つに折り畳み、冊子状にするようになっている。
(シート処理装置の動作説明)
シート束綴じ装置79は、排出ローラ対63から送られてきたシートを順次サドルトレイ60で受け止めて整合し、束状にする。整合されたシート束は、ステイプラ62により中綴じされる。その後、突き部材としての突き板61が不図示の突き板モータによって移動してシート束の綴じられた部分をシート束の厚み方向に突いて、シート束を折りローラ対59のニップに押し込む。突き板61は、シート束を折りローラ対59に押し込んだ後、後退する。折りローラ対59は、不図示のモータによって回転して、押し込まれたシート束を挟持搬送しながら2つ折りにして、シート束背面折り部平坦処理装置100に送り込む。最後、シート束背面折り部平坦処理装置100が、シート束の背面折り部を平坦にして、シート束を排紙トレイ16に排出する。
以上説明したように、シート処理装置2は、複写機1の装置本体3内で画像を形成されたシートを、サイドトレイ60で束状にしてステイプラ62で綴じてから、折り畳み装置58によって2つに折り畳んで冊子状にし、シート背面折り部平坦処理装置100によって、冊子状のシート束Sの背面折り部を平坦にするようになっている。
なお、符号100で示すシート背面折り部平坦処理装置は、第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置であるが、このシート背面折り部平坦処理装置に代わりに第2、第3実施形態のシート背面折り部平坦処理装置200,300もシート処理装置2に組み込むことができるようになっている。
(第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置)
図2乃至図7に基づいて、第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置を説明する。
(構成の説明)
シート背面折り部平坦処理装置100は、折り畳み装置58によって折り畳まれて上搬送ローラ101及び下搬送ローラ102によって搬送されてきたシート束Sの背面折り部Sbを受け止め可能で、かつ受け止め位置から待避可能なストッパ107と、このストッパ107によって受け止められたシート束Sを把持する把持手段としての把持装置140と、把持装置140に把持されたシート束Sの背面折り部Sbを押圧する押圧手段としての押圧装置150等を備えている。
本実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100は、把持装置140が固定され、押圧装置150がシート束Sの背面折り部Sbに平行に、背面折り部Sbの長手方向に移動しながら押圧装置150によって背面折り部を平坦にするようになっている。
ストッパ107は、軸108を中心にして、把持装置140に接近離間回動するようになっている。ストッパ107が把持装置140に対向する面には、シート束検知センサ103(図3(a))を設けてある。なお、位置決め手段としてのストッパ107は、従来のストッパのように昇降回避するようになっていてもよい。また、後述する位置決め手段の制御手段としてのCPU171(図5参照)が搬送ローラ駆動部161を制御して、上搬送ローラ101及び下搬送ローラ102の回転量によってシート束Sの背面折り部Sbが把持装置140から所定量突出して停止するようにしてもよい。この場合、ストッパ107は必ずしも必要としない。さらに、本実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100は、折り畳み装置58によって折り畳まれたシート束Sを上搬送ローラ101及び下搬送ローラ102によって搬送し、ストッパ107に突き当てるようにしているが、別途折畳み処理されたシート束Sを手動でストッパ107に突き当てるようにしても良い。
把持装置140は、シート束を把持する1対の把持部材としての上把持片141及び下把持片142を有している。1対の把持片141,142は、1対の把持片141,142がシート束Sを把持した状態において押圧装置150の押圧部材としての押圧ローラ156を受け入れる断面ほぼV字形状の受け入れ部143(図3(c)参照)を形成してある。受け入れ部143のほぼV字形状の受け止め手段としての斜面141a,142aは、平らな面に形成されている。上、下把持片141,142のシート束把持面は、把持によるシート束への傷、跡等が付きにくいように、ゴム、スポンジ等の弾性体シート144(図3(a)参照)で形成してある。
なお、本実施形態の上下1対の把持片141,142は、上把持片141が固定の下把持片142に接近してシート束を把持するようになっているが、1対の把持片141,142の内、少なくともいずれか一方が接近してシート束を把持するようになっていればよい。また、本実施形態の1対の把持部材は、長方形状の把持片であるが、シート束の幅方向に延びる長尺の部材であれば、形状は限定しない。
押圧装置150は、正転、逆転可能なベルト151と、このベルト151に設けられてベルト151によって往復移動する移動体152と、移動体152に突設された上下左右4本の支持軸153と、4本の支持軸153に支持されて移動体152に対して接近離間自在な断面U字状の押圧ローラ支持枠154と、押圧ローラ支持枠154に回転自在に設けられて上下方向を向いたローラ軸155と、このローラ軸155と一体の押圧ローラ156と、移動体152と押圧ローラ支持枠154の間に設けられて押圧ローラ156を移動体152から離れる方向に付勢する押圧ばね157等で構成されている。押圧ローラ156は、両角が受け入れ部143の凹形状の斜面141a,142aに沿った斜面156a,156aになっており、斜面141a,142aに当接するようになっている。移動体152は、不図示のレールに案内されて移動するようになっている。
図5は、処理装置制御部20のCPU171に接続された各駆動部、センサのブロック図である。搬送ローラ駆動部161は、上搬送ローラ101(図3参照)を回転させるようになっている。ストッパ待避ソレノイド167はストッパ107(図3参照)を回転させるようになっている。把持装置駆動部168は、上把持片141を上下動させて、上把持片141と下把持片142とでシート束を把持するようになっている。押圧ローラ動作駆動部169は、ベルト151を回転させて、押圧ローラ156をシート束の背面折り部Sbに沿って移動させるようになっている。CPU171は、装置本体3の複写機制御部81と信号の授受をしながら、シート背面折り部平坦装置100のみならず、シート処理装置2全体を制御するようになっており、制御プログラムはROM162に記憶してある。
(動作説明)
折り畳み装置58が、シート束が2つに折り畳んでシート束Sをシート処理装置2に向けて搬送すると、CPU171が搬送ローラ駆動部161(図5参照)を制御して上搬送ローラ101を回転させる(図6、S101)。シート束は、背面折り部Sbを先端として、支持プレート112に支持されて上、下搬送ローラ101,102によって図3中の矢印D方向に搬送される(図3(a))。そして、シート束Sは、背面折り部Sbをストッパ107に突き当てられて、シート束の斜行補正、及び位置決めを行われる(図3(b))。このとき、シート束Sは、ストッパ107に当接したことが、シート束検知センサ103によって、検知される。
CPU171は、シート束検知センサ103がシート束を検知したことによって(S102)、背面折り部Sbがストッパ107に受け止められて位置決めされたものと判断して、把持装置駆動部168を制御して、上把持片141を下降させ上把持片141と下把持片142とでシート束を把持させる(S103)。この結果、シート束Sは、上、下把持片141,142によって固定される(図3(c))。
その後、CPU171は、ストッパ待避ソレノイド167を制御してストッパ107をシート束の背面折り部Sbから退避させる(S104)。このとき、シート束Sの先端部には、背面折り曲げ部Sbがストッパ107に突き当てられたときの長さ分(T1)だけ上把持片141と下把持片142から突出した突出部Scが形成される。
CPU171は、押圧ローラ動作駆動部169を制御して、図2の突出部Scに対して、図2において、押圧装置150の押圧ローラ156を矢印C方向に移動させる。押圧装置150の押圧ローラ156は、押圧ローラ支持枠154に支持されており、この押圧ローラ支持枠154は、圧縮ばね157に押されて、押圧ローラ156をシート束の背面折り部Sbに約1kgfの押し込み力で押すようになっている。よって、押圧ローラ156は、ストッパ107が背面折り部Sbを受け止めた位置から距離(進入量)X1だけ進入して、上把持片141、下把持片142の左側面に形成してある斜面141a,142aに接触する(図4(a))。このとき、押圧ローラ156は、斜面156a,156aの部分で斜面141a,142aに接触する。
その後、図2に示す矢印C方向に押圧ローラ156がシート束Sの背面折り部Sbに沿って移動しながら、背面折り部Sbを距離X1だけ押し潰して、背面折り部Sbを平坦にする(図4(b)、S105)。
後続のシート束がある場合(S106)、後続のシート束を受け止めるため、CPU171は、ストッパ待避ソレノイド167を制御して、ストッパ107を図3(a)に示すように、起立させて、次のシート束が送り込まれてくるのを待つ(S107)。後続のシート束がないときには、一連の動作を終了する。
シート背面折り部処理装置100は、以上説明したシート束より、厚みの薄いシート束S1も、図7(a)(b)に示すように同様にして背面折り部を平坦にすることができる。シート束の厚みが薄いときの、ストッパ107が背面折り部Sbを受け止めた位置から上把持片141、下把持片142の左側面に形成してある斜面141a,142aに接触するまでの押圧ローラ156の距離(進入量)は、X2(図7(a))であり、シート束の厚みが厚いときの距離X1(図4(a))と比較すると、(X2<X1)の関係にある。
(X2<X1)の関係が生じる理由は、次のとおりである。
上把持片141と下把持片142との間隔は、図4(a)、図7(a)に示すように、シート束の厚みによって異なる。すなわち、シート束がストッパ107に受け止められる位置は、シート束の厚みに関係なく同じ位置H(図3(c)、図4(a)、図7(a))であり、上、下把持片141,142からの突出長さ(T1)は同じである。一方、上把持片141と下把持片142との間隔GG1,G2は、シート束の厚みが厚いとき広く、薄いとき狭くなっている。このため、斜面141a,142a同士の間隔も、シート束の厚みY1が厚いとき広く、薄いとき狭くなっている。そして、押圧ローラ156が、斜面141a,142a同士の間に進入する距離は、シート束の厚みが厚い程、大きくなる。この結果、(X2<X1)の関係が生じることになる。
このように、本実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100は、斜面141a,142a同士の間に進入する押圧ローラ156の距離を、シート束Sが厚いとき大きく、押圧ローラ156の押圧力を大きくし、薄いとき小さく、押圧ローラ156の押圧力も小さくなるようになっているので、押圧ローラ156がシート束の背面折り部Sbを押しつぶす距離を、機構上、シート束の厚みに応じて自動的に変えて、押圧力も自動的に変えることができるようになっている。そして、シート束の厚み(Y1,Y2)に関係なく背面折り部Sbを同じ状態の平坦面にすることができる。
この結果、本実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100は、従来行われていたシート束の厚さにより、シート束の停止タイミングをずらす制御をしたり、ユーザにシート束厚さにより異なる設定を入力させて、その設定入力をもとに停止タイミングをずらしたりすることがなくなり、複雑な制御やユーザの操作を無くすことができて、構造と、操作を簡単にすることができる。
また、ユーザが操作するボタン等を無くすことができるため、製品をコストダウンすることができる。さらに、断面凹形状の受け入れ部143に押圧ローラ156が進入する分だけ、進入方向の寸法を減少することができ、装置全体の小型化に貢献する。
さらに、押圧ローラ156は、斜面141a,142aに沿う傾斜を持った斜面156a,156aの部分で斜面141a,142aに接触するので、押圧ローラ156の角の摩耗が少なく、かつ斜面156a,156aに押圧ローラ156の接触摩耗が生じることが殆どなくなる。
第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100は、押圧手段としての押圧装置150が背面折り部に沿って移動して背面折り部を平坦にするようになっているが、押圧装置150と把持手段としての把持装置140のうち少なくとも一方が背面折り部に対して平行に移動して、背面折り部Sbを平坦にするようにしてもよい。
把持装置140を移動させる場合には、シート束を受け取ってからストッパでシート束を受け止めて位置決めするとき以外は、シート束を停止させることなく、シート束の背面折り部を平坦にすることができるので、シート束の処理能力を向上させることができる。
なお本実施形態において、押圧部材としての押圧ローラ156を受け入れる受け入れ部143を断面凹部としてのほぼV字形状として説明したが、シート束Sの厚みに応じて押圧ローラ156と受け入れ部143との接触位置が変化し、押圧ローラ156がシート束Sの背面折り部を押しつぶす押圧力も自動的に変えることができるようになっていれば、受け入れ部143の1対の斜面141a,142aはいずれか一方の斜面だけであってもよい。また、ほぼV字形状の代わりにほぼ台形形状であってもよい。
(第2実施形態のシート背面折り部平坦処理装置)
第2実施形態のシート背面折り部平坦処理装置200は、図8乃至図10に示すように、第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100と比較して、上、下把持片241,242の形状、及び押圧部材としての押圧ローラ256の形状が異なっている。
すなわち、図4、図5に示す、第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100における受け入れ部143の斜面141a,142aが平らの面に形成されているのに対して、図8乃至図10に示すように、第2実施形態のシート背面折り部平坦処理装置200の上、下把持片241,242の受け入れ部243のほぼV字形状の受け止め手段としての斜面241a,242aは、斜面241a,242aの上下方向の中間部が押圧ローラ256側に突出した円弧面に形成されている。
また、第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100内の押圧ローラ156は、図4,図5に示すように、上、下把持片141,142と接する斜面156a,156aが斜面141a,142aに合わせて直線状の傾斜に形成されているが、第2実施形態の押圧ローラ256は、図8乃至図10に示すように、両角が受け入れ部243の円弧状の斜面241a,242aに接する円弧面256a,256aになっている。その他は、第1の実施形態と同様であるため、同一部分に付いては同一符号を付して構成と動作の説明を省略し、上、下把持片241,242と、押圧ローラ256とによる効果を説明する。
上、下把持片241,242の斜面241a,242aが円弧状になっているため、シート束がストッパ107に受け止められた位置Hから受け入れ部243に対する押圧ローラ256の進入量が2次曲線状に変化することになる。この場合においても、図9(a)及び図10(a)に示すように、シート束Sの厚みが厚いときの進入量X3と、薄いときの進入量X4との関係は、(X3>X4)となる。
ただし、X3及びX4は、シートSの厚みをY3、Y4とすれば、
Figure 2005298130
と表すことができる。
よって、シート束Sの厚みに対する押圧ローラ256の進入量が2次曲線状に変化することになる。
したがって、本実施形態のシート背面折り部平坦処理装置200は、第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100と同様な効果を奏する他に、曲率を調整することにより、押圧ローラの進入量の微妙な調整が可能となり、シート束Sの厚さに合った最適な進入量を設定することができて、より一層、背面折り部を容易且つ高品位に平坦にすることができる。
第2実施形態のシート背面折り部平坦処理装置200も、押圧手段としての押圧装置250が背面折り部に沿って移動して背面折り部を平坦にするようになっているが、押圧装置250と把持手段としての把持装置240のうち少なくとも一方が背面折り部に対して平行に移動して、背面折り部Sbを平坦にするようにしてもよい。
(第3実施形態のシート背面折り部平坦処理装置)
図11に示すように、第3実施形態のシート背面折り部平坦処理装置300も、2つに畳まれた冊子状のシート束のU字状に湾曲した背面折り部(背表紙)Sbを平坦にするようになっている。
第3実施形態のシート背面折り部平坦処理装置300は、第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100と比較して、シート束Sの搬送方向が異なる点と、把持手段としての把持装置340の把持部材としての上、下把持片341,342の夫々にシート束Sを搬送する上、下搬送ベルト361,362を備えている点と、押圧手段としての押圧装置350が移動しないで固定である点が異なっている。その他は、第1の実施形態と同様であるため、同一部分に付いては同一符号を付してその構成の説明を省略する。
すなわち、図2、図3において、第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100は、シート束を矢印D方向に搬送するのに対して、図11において、本実施形態のシート背面折り部平坦処理装置300は、シート束を不図示の搬送ローラにて矢印D方向に搬送してストッパ107に突き当てた後、上、下搬送ベルト361,362にて矢印Dと直交する矢印F方向に搬送するようになっている。
シート背面折り部平坦処理装置300は、上、下搬送ベルト361,362が、シート束を挟んで矢印Fに搬送して、図11(b)に示すように押圧ローラ156にシート束Sの背面折り部Sbを押し当てて、シート束Sを搬送方向Fに搬送することによって、シート束Sの背面折り部Sbの長手方向全域を潰して、シート束Sの背面折り部を平坦にするようになっている。
ここで、シート束Sと押圧ローラ156の進入量は、第1実施形態と同様に、シート束Sが厚くなれば大きくなり、薄くなれば小さくなる。
よって、本実施形態のシート背面折り部平坦処理装置300も、受け入れ部343を形成する斜面341a,342a同士の間に進入する押圧ローラ156の距離が、シート束Sが厚いとき長くて、押圧ローラ156の押圧力を大きくし、薄いとき短くて、押圧ローラ156の押圧力を小さくなるようになっているので、押圧ローラ156がシート束の背面折り部Sbを押しつぶす距離を、シート束の厚みに応じて自動的に変えて、押圧力も自動的に変えることができるようになっている。そして、シート束の厚みに関係なく背面折り部を同じ状態の平坦面にするようになっている。その他、第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100と同様な効果を奏する。
また、本実施形態のシート背面折り部平坦処理装置300は、押圧装置350を固定しておいて、シート束を把持した把持装置340を矢印F方向に移動させるようになっているが、押圧装置350も矢印F方向とは逆方向に移動させてもよい。
さらに、本実施形態のシート背面折り部平坦処理装置300では上、下把持片341,342の斜面341a,342aが平らな面になっているが、第2実施形態の斜面241a,242aのように円弧状の斜面であってもよい。この場合、第2実施形態のシート背面折り部平坦処理装置200と同様な効果を奏する。
また、本実施形態のシート背面折り部平坦処理装置300は、シート束を受け取ってから停止させることなく、シート束の背面折り部を平坦にするようになっているので、シート束を止めて、シート束の背面折り部を平坦にする場合の第1,第2実施形態のシート背面折り部平坦処理装置100,200よりも、シート束の処理能力を向上させることができる。
なお、以上の各実施形態のシート背面折り部平坦処理装置において、押圧ローラ156,256を1対の把持片241,242,341,342に対して移動させているが、押圧ローラ156,256に対して1対の把持片241,242,341,342を移動させてもよい。
また、シート束の背面折り部を平坦にする押圧部材として押圧ローラ156,256を使用しているが、循環するベルトであってもよい。
さらに、背面折り部を平坦にするのをローラの代わりに、シート束の幅よりやや長い板状の部材で背面折り部を押圧して背面折り部を平坦にしてもよい。この場合、板状の部材と1対の把持片241,242とを背面折り部に対して平行な方向に移動させる必要がない。
また、本実施形態の複写機1は、シート束の厚みに関係なく背面折り部をほぼ同じ状態の平坦面にすることができるシート背面折り部平坦処理装置100を備えているので、シート束を無駄にすることなく、シートに画像を形成することができる。
本発明に係る第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置を有するシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機のシート搬送方向に沿った断面図である。 第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置の平面図である。 図2に示すシート背面折り部平坦処理装置の動作説明用の正面図である。(a)シート束が送れてきたときの図である。(b)シート束をストッパで受け止めた図である。(c)シート束を把持装置で把持した図である。 図2に示すシート背面折り部平坦処理装置の動作説明用の正面図である。(a)押圧装置で背面折り部を押圧開始するときの図である。(b)押圧装置で背面折り部を平坦にしているときの図である。 処理装置制御部のCPUに接続された各駆動部、センサのブロック図である。 図2に示すシート背面折り部平坦処理装置の動作説明用のフローチャートである。 図2に示すシート背面折り部平坦処理装置において、シート束の厚みが薄いときの動作説明用の正面図である。(a)押圧装置で背面折り部を押圧開始するときの図である。(b)押圧装置で背面折り部を平坦にしているときの図である。 第2実施形態のシート背面折り部平坦処理装置において、シート束をストッパで受け止めた図である。 第2実施形態のシート背面折り部平坦処理装置の動作説明用の正面図である。(a)押圧装置で背面折り部を押圧開始するときの図である。(b)押圧装置で背面折り部を平坦にしているときの図である。 第2実施形態のシート背面折り部平坦処理装置において、シート束の厚みが薄いときの動作説明用の正面図である。(a)押圧装置で背面折り部を押圧開始するときの図である。(b)押圧装置で背面折り部を平坦にしているときの図である。 第3実施形態のシート背面折り部平坦処理装置の図である。(a)平面図である。(b)押圧装置で背面折り部を平坦にしているときの図である。 従来のシート背面折り部平坦処理装置の平面図である。 従来のシート背面折り部平坦処理装置の動作説明用の正面図である。(a)はシート束を停止板で受け止めた状態の図である。(b)はシート束の背面折り部に成型ローラが圧接している状態の図である。(c)はシート束を排出した状態の図である。
符号の説明
H ストッパがシート束を受け止める位置
S シート束
Sb 背面折り部
1 複写機(画像形成装置)
2 シート処理装置
3 装置本体
58 折り畳み装置
65 画像形成部(画像形成手段)
73 自動原稿給送装置
79 シート束綴じ装置
81 複写機制御部
100 第1実施形態のシート背面折り部平坦処理装置
107 ストッパ(位置決め手段)
140 把持装置(把持手段)
141 上把持片(把持部材)
141a 斜面(受け止め手段)
142 下把持片(把持部材)
142a 斜面(受け止め手段)
143 受け入れ部
150 押圧装置(押圧手段)
156 押圧ローラ(押圧部材)
156a 斜面
157 押圧ばね
160 処理装置制御部
171 CPU(位置決め手段、制御手段)
200 第2実施形態のシート背面折り部平坦処理装置
240 把持装置(把持手段)
241 上把持片
241a 円弧状の斜面(受け止め手段)
242 下把持片
242a 円弧状の斜面(受け止め手段)
250 押圧装置(押圧手段)
256 押圧ローラ(押圧部材)
256a 斜面
300 第3実施形態のシート背面折り部平坦処理装置
340 把持装置(把持手段)
341 上把持片(把持部材)
341a 斜面
342 下把持片(把持部材)
342a 斜面
343 受け入れ部
350 押圧装置(押圧手段)
361 上搬送ベルト
362 下搬送ベルト

Claims (11)

  1. 折り畳まれたシート束の背面折り部の位置を所定の位置に位置決めする位置決め手段と、
    前記位置決め手段によって位置決めされた前記シート束を把持する把持手段と、
    前記把持手段によって把持された前記シート束の背面折り部を押圧して平坦にする押圧手段と、
    前記把持手段に設けられ、前記押圧手段を受け止める受け止め手段と、を備え、
    前記押圧手段が前記受け止め手段に受け止められて平坦処理を行う際、前記把持手段によって把持された前記シート束の厚みが厚い程、前記所定の位置から前記押圧手段が前記受け止め手段に受け止められるまでの距離が大きくなることを特徴とするシート背面折り部平坦処理装置。
  2. 前記把持手段が、前記シート束を把持する1対の把持部材を有し、前記受け止め手段が、前記1対の把持部材の少なくとも一方に形成された斜面であることを特徴とする請求項1に記載のシート背面折り部平坦処理装置。
  3. 前記斜面が、平らな面であることを特徴とする請求項2に記載のシート背面折り部平坦処理装置。
  4. 前記斜面が、突状の円弧面であることを特徴とする請求項2に記載のシート背面折り部平坦処理装置。
  5. 前記押圧手段が、押圧ローラを有し、該押圧ローラの角に前記平らな面に沿った斜面を形成してあることを特徴とする請求項3に記載のシート背面折り部平坦処理装置。
  6. 前記押圧手段が、押圧ローラを有し、該押圧ローラの角に前記斜面に当接する突状の円弧面を形成してあることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のシート背面折り部平坦処理装置。
  7. 前記把持手段と前記押圧手段との少なくとも一方が他方に対して前記背面折り部に対して平行に移動可能であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート背面折り部平坦処理装置。
  8. 前記把持手段が、少なくとも一方が他方に対して接近離間可能な1対の把持部材と、前記1対の把持部材の各々に設けられて循環可能な1対のベルトとを有し、前記1対のベルトで前記シート束を把持して前記背面折り部に対して平行に移動させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート背面折り部平坦処理装置。
  9. 前記位置決め手段が、前記背面折り部を受け止める退避可能なストッパ部材であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート背面折り部平坦処理装置。
  10. 折り畳まれたシート束を搬送する搬送手段を備え、前記位置決め手段は、折り畳まれたシート束の背面折り部が所定の位置に停止するよう前記搬送手段を制御する制御手段であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート背面折り部平坦処理装置。
  11. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    画像を形成されたシートを束状にして折り畳む折り畳み手段と、
    前記折り畳み手段によって折り畳まれたシート束の背面折り部を平坦にするシート背面折り部平坦処理装置と、を備え、
    前記シート背面折り部平坦処理装置が、請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシート背面折り部平坦処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
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