JP2005296496A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者の景品の払出に対する期待感を裏切らない遊技機を提供する。
【解決手段】 本発明の遊技機1は、パチスロ遊技機であって、リール3L,3C,3Rに描かれた図柄が有効ラインに沿って並んで入賞したときに、その図柄によって構成される入賞態様が表象する内容と一致する配当を付与するよう構成し、缶・景品貯留装置40と、缶・景品貯留装置制御及び搬送装置41と、配当払出口500と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技に必要な識別情報を変動表示する変動表示手段と、その変動表示を制御するマイクロコンピュータ等の制御手段と、を備えたパチスロ遊技機、パチンコ遊技機その他の遊技機に関する。
従来、遊技にて獲得した得点に応じて景品の払出を行う景品払出システムを搭載した遊技機が提供されている。このような遊技機は、獲得した得点が一定得点に達したときに、遊技者の所望の景品を払出すために必要な情報を景品払出装置に送信し、前記景品払出装置が、前記景品を払出すために必要な情報に基づき景品を払出すように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−191854号公報
しかしながら、このような遊技機であっては、遊技者が遊技において一定の得点を獲得した後でなければ商品を獲得することができないので、遊技機における遊技結果と獲得可能な景品との対応が不明確であり、遊技者が獲得可能な景品が解りづらいという問題点がある。さらに、遊技者が特定の景品を獲得しようと長時間にわたって遊技を継続して獲得した得点が一定得点に達しても、遊技者が所望する景品が用意されていない、又は品切れであるために払出が不能であると、遊技者が長時間にわたって遊技を継続したことが無意味となり、期待感が裏切られ、遊技者は興趣を殺がれてしまうおそれがある。
このような問題点に鑑みて、本発明は、遊技機の遊技結果が表象する内容と、その遊技結果に対応して払出される景品と、の対応を明確にすることによって遊技者が所望とする景品の払出を迅速かつ確実にし、遊技者の景品の払出に対する期待感を裏切らない遊技機を提供する。
具体的に本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) 遊技者による操作に応じて遊技開始指令信号を出力する遊技開始指令手段(例えば、後述のスタートスイッチ6Sなど)と、前記遊技開始指令手段から出力された前記遊技開始指令信号を検出したことに基づいて遊技に必要な複数の識別情報を変動表示する変動表示手段(例えば、後述のリール3L,3C,3Rなど)と、前記遊技開始指令手段から出力された前記遊技開始指令信号を検出したことに基づいて内部当選役を決定する内部当選役決定手段(例えば、後述の図15のステップS9を実行する主制御回路71など)と、遊技者による操作に応じて前記変動表示の停止指令信号を出力する停止指令手段(例えば、後述の停止ボタン7L,7C,7R、リール停止信号回路46など)と、前記停止指令手段から出力された前記停止指令信号を検出したことと、前記内部当選役決定手段により決定された内部当選役と、に基づいて前記変動表示手段の前記変動表示を停止制御する停止制御手段(例えば、後述の図15のステップS20を実行する主制御回路71など)と、前記停止制御手段により停止制御された前記変動表示手段が示す前記複数の識別情報の組合せが、所定の組合せ(例えば、後述の図5に示す入賞図柄組合せなど)であるか否かを判定する入賞判定手段(例えば、後述の図16のステップS23を実行する主制御回路71など)と、前記入賞判定手段により前記複数の識別情報の組合せが前記所定の組合せであると判定されたとき、前記遊技者に対して該所定の組合せに対応する景品(例えば、配当として払出可能な飲料および飲料を除く商品など)を払出す景品払出手段(例えば、後述の図16のステップS29,ステップS34,ステップS35を実行する主制御回路71、缶・景品貯留装置制御及び搬送装置41,缶・景品貯留装置40,配当払出口500など)と、を備えたことを特徴とする遊技機。
(1)の発明によれば、入賞判定手段によりリールが停止して示す図柄の組合せが所定の組合せであると判定されたとき、遊技者に対して該所定の組合せに対応する景品を払出す景品払出手段を備えたので、遊技結果が表象する内容と、その遊技結果に対応して払出される景品と、の対応が明確となり、遊技結果によって遊技者の所望の景品が迅速かつ確実に払出され、遊技者の景品に対する期待感を裏切らず、遊技の興趣を維持することができる。
(2) 前記景品払出手段によって払出される前記景品は、前記所定の組合せを構成する前記識別情報が表象する内容に対応する種類の飲料であることを特徴とする(1)に記載の遊技機。
(2)の発明によれば、入賞図柄が象徴する内容と景品として払出される飲料の種類がわかり易い形で対応するので、遊技者は明確な期待を持って遊技を行い、遊技機はその期待に明確に応えることができる。
(3) 前記内部当選役決定手段とは別に当選役を決定する当選役決定手段(例えば、後述の図15のステップS9を実行する主制御回路71など)と、前記当選役決定手段によって決定された前記当選役を報知する報知手段(例えば、後述の図15のステップS12を実行する主制御回路71、液晶表示装置5を含む副制御回路72など)と、を備えたことを特徴とする(1)又は(2)に記載の遊技機。
(3)の発明によれば、内部当選役とは別の抽選を行い、その抽選結果が報知されることにより、遊技者は容易に当選役を知ることができる。
(4) 前記内部当選役決定手段によって決定された前記内部当選役と、前記当選役決定手段によって決定された前記当選役と、が同一である場合(例えば、後述の主制御回路71による図16のステップS33の実行結果がYESのとき)、前記当選役と、前記内部当選役と、が異なる場合よりも大きな利益(例えば、後述の500mlのラージサイズの缶飲料)を遊技者に付与することを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の遊技機。
(4)の発明によれば、遊技者は、払出しがなされる役が入賞する以外にも期待感を抱くこととなり、遊技に対する興趣が増す。
(5) 特定の前記景品が払出不可能の際に警告する警告手段(例えば、後述のステップS39の判定がYESとなったことを経てステップS39を実行する主制御回路71など)を備え、前記内部当選役決定手段は、前記警告手段が作動している場合に、前記遊技開始指令信号を検出したことに基づいて払出不可能な特定の前記景品に対応する内部当選役の当選確率を低くするとともに、払出不可能な特定の前記景品に対応する内部当選役とは異なる、払出可能な景品に対応する内部当選役の当選確率を高くすることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の遊技機。
(5)の発明によれば、払出不可能の景品に対応する入賞役が入賞することがなくなり、何らかの役に入賞したにもかかわらず払出しが行われないということがなくなるので、遊技者にとって公平を保つことが可能となる。
本発明によれば、遊技結果が表象する内容と、その遊技結果に対応して払出される景品と、の対応が明確となり、遊技結果によって遊技者の所望の景品が迅速かつ確実に払出され、遊技者の景品に対する期待感を裏切らず、遊技の興趣を維持することができる。
図1〜図19を参照して、実施例の遊技機について説明する。
[遊技機の外観]
図1は、本発明の一実施例の遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1は、いわゆるパチスロ機である。この遊技機1は、コイン、メダル、遊技球又はトークンなどの他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技する遊技機であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
遊技機1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L,4C,4Rが設けられる。表示窓4L,4C,4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b,センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスアップライン8a及びクロスダウンライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。有効化された入賞ラインを、以下、「有効ライン」とする。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で説明するBETランプ9a,9b,9cの点灯で表示される。
ここで、入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役(例えば、後述の“7”の役)に対応する一の図柄(例えば、後述の“7(図柄91)”)がセンターライン8cに対応する所定の位置(例えば、後述のBET数が“3”であれば左の表示窓4L内の中段の位置)に停止表示されること、又は所定の役に対応する図柄組合せを構成する図柄がいずれかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役が入賞することとなる。
キャビネット2の内部には、各々の外周面に複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれた3個のリール3L,3C,3Rが回転自在に横一列に設けられ、変動表示手段を形成している。各リールの図柄は表示窓4L,4C,4Rを通して観察できるようになっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。
表示窓4L,4C,4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、情報表示部18が設けられる。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下、「BET数」とする)に応じて点灯する。ここで、本実施例においては、一のゲームは、全てのリールが停止したときに終了する。1−BETランプ9aは、BET数が“1”で1本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が“2”で3本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が“3”で全て(5本)の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。情報表示部18は、7セグメントLEDから成り、貯留(クレジット)されているメダルの枚数などを表示する。
表示窓4L,4C,4Rの下方には水平面の台座部10が形成され、その台座部10の右寄りにはメダル投入口22が設けられ、左寄りには、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、及び最大BETスイッチ13が設けられる。1−BETスイッチ11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚がゲームに賭けられ、2−BETスイッチ12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚がゲームに賭けられ、最大BETスイッチ13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数のメダルが賭けられる。これらのBETスイッチを操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
表示窓4L,4C,4Rの下方かつ台座部10の上方には、当選役を報知する液晶表示装置5(報知手段)が備えられている。この液晶表示装置5の表示画面5aには、遊技に関連する情報、例えば、後述の当選役などを報知する情報などが表示される。なお、液晶表示装置5はLCD(Liquid Crystal Display)とするが、本発明はこれに限定されず、CRT(Cathode Ray Tube)、プラズマディスプレイ、7セグ、ドットマトリックス、LED(Light Emitting Diode)、EL(Electronic Luminescence)など、画像情報を表示可能な装置であれば、いずれでもよい。また、複数の表示装置から構成されるとしてもよい。さらに、本実施例では、液晶表示装置5は台座部10と表示窓4L,4C,4Rとの間に設けられているとしているが、本発明はこれに限定されず、遊技者が表示画面の内容を認識可能な位置であれば、遊技機1のいずれの箇所に位置されるものとしてもよい。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者の操作により上記リールを回転させ、表示窓4L,4C,4R内での図柄の変動表示を開始するためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
遊技機の下方略中央には、遊技において遊技者が獲得した配当としての景品や缶飲料などの配当を払出すための配当払出口500が備えられている。なお、本実施例では、原則として、景品は遊技結果に対応する配当として払出し可能な商品を指して飲料(缶飲料,カップ飲料など)を含まないが、本発明の概念では、飲料も景品に含まれる。
台座部10の前面部中央には、3個のリール3L,3C,3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L,7C,7Rが設けられている。遊技機1の正面下方の左右には、スピーカ21L,21Rが設けられている。なお、実施例では、一のゲームは、基本的にスタートレバー6が操作されることにより開始し、全てのリール3L,3C,3Rが停止したときに終了する。
遊技機1の前面上部には、遊技における演出や、景品が払出不可能(例えば、品切れ)の場合に、遊技店の管理者や遊技者に対して警告を行うためのLED類101及びランプ類102が備えられている。
[配当払出口500の詳細]
図2及び図3を参照して、配当払出口500の詳細について説明する。
図2は、扉(後述の扉505及び扉506)を閉じた状態の配当払出口500の正面図である。配当払出口500は2つの払出口501及び払出口502から構成される。払出口501は扉505によって開口部が覆われ、払出口502は扉506によって開口部が覆われている。扉505には取っ手503が取り付けられており、扉506には取っ手504が取り付けられているが、それぞれの取っ手は扉505,扉506の開閉のために使用される。
図3は、扉505及び扉506を開いた状態の配当払出口500の正面図である。扉505及び扉506は図中に示すようにそれぞれの矢印に沿って、ヒンジ(図示せず)を回転軸として可動である。取っ手503(図2参照)を持って扉505を開くことによって払出口501の開口部が開放され、取っ手504(図2参照)を持って扉506を開くことによって払出口502の開口部が開放される。
[リールの図柄配列]
図4は、各リール3L,3C,3Rに表わされた複数種類の図柄が21個配列された図柄列を示している。各図柄には、図2に示す様に“00”〜“20”のコードナンバーが付され、データテーブルとして後で説明するROM32(図14参照)に格納されている。
各リール3L,3C,3R上のそれぞれには、“7(図柄91)”,“オレンジ(図柄92)”,“リンゴ(図柄93)”,“ブドウ(図柄94)”,“メロン(図柄95)”,“Replay(図柄96)”の6種類の図柄で構成される図柄列が表わされている。各リール3L,3C,3Rは、図柄列が図4の矢印方向に移動するように回転駆動される。
なお、各リール3L,3C,3R上に描かれた図柄は、表象内容が配当として払出される飲料の原材料やイメージと結びつきやすいものが描かれているという点に特徴がある。例えば、“オレンジ(図柄92)”が有効ラインに沿って並んで停止し、配当が払出される入賞態様となれば、オレンジジュースが払出される。このように、図柄の表象内容が配当として払出される飲料(缶飲料,カップ飲料)の原材料やイメージを直接的に表わすことによって、遊技者は、配当に対する明確な目的意識を持って遊技を行うことができる。又、払出される配当が、遊技者が期待したものと一致するので、遊技者の配当に対する期待感を裏切らない。
[入賞役と配当と入賞図柄組合せ]
図5は、入賞役と配当と入賞図柄組合せを示す。
図5に示される各入賞役の配当に関する情報は、所定のテーブルとしてROM32(図14参照)に格納されている。また、図5に示される各入賞役の入賞図柄組合せは、リールの図柄のコードナンバーで表現される所定のテーブルとしてROM32に格納されている。
また、図5に示される入賞図柄組合せは、各入賞役に対応して有効ラインに沿って並んで停止しうるリールの図柄の組合せを示す。
ここで、遊技機1の内部抽選によって内部的に決定される役を内部当選役という。この内部当選役は、主制御回路71(図14参照)がサンプリング回路37(図14参照)と乱数発生器36(図14参照)とを介して抽出した乱数の値と、現在の遊技状態と、により決定される。内部当選役を予め決定することにより、特定の役(例えば、“7”の役など)を持越役として入賞するまで入賞可能な状態にしたり、内部当選役に応じた演出を行ったりすることが可能となり、遊技に対する興趣が増す。当選役とは、内部当選役と同様の方法により、内部当選役とは別に決定される役であり、内部当選役と一致する場合に、遊技者により大きな利益を付与する役である。入賞役とは、遊技機の単位遊技においてリール3L,3C,3Rの変動表示が停止したことによって有効ライン上に示されるリール3L,3C,3Rの図柄の停止態様が、遊技者に所定の配当を付与する入賞図柄組合せとなることをいう。なお、後述のステップS11で行われる処理によって決定された停止用当選役と、内部当選役と、遊技者が停止ボタン7L,7C,7Rを操作するタイミングと、によって入賞役が決まる。
本発明の遊技機1は、各入賞役とその入賞役に対応する配当に特徴がある。すなわち、各入賞役(“7”の役を除く)に対して、その入賞役の入賞図柄組合せを構成する図柄が直接的に意味する内容に対応した飲料(ジュース)が配当されるという点である。例えば、“オレンジ”の役は、“オレンジ−オレンジ−オレンジ”(図5参照)が有効ラインに沿って並ぶことにより入賞するが、これに対しては“オレンジ(図柄92(図4参照))”が直接的に表象する内容に対応する“オレンジジュース”が配当される。“リンゴ”の役,“ブドウ”の役,“メロン”の役も同様である。
図5によると、“7”の役に対しては、キーホルダーや人形などの景品が配当される。なお、キーホルダーや人形などの景品が配当される入賞役は、常に一定の人形(またはキーホルダー)を配当するようにし、“7(図柄91、図4参照)”に代えてその入賞役に対応する特定のシンボルを用いるようにしてもよい。例えば、前記“キーホルダーや人形などの景品が配当される入賞役”はクマのぬいぐるみを配当する役であり、リールに配置されるその役に対応する図柄は、“クマ”の図柄であるようにしてもよい。
図5によると、“リプレイ”の役に対しては、配当は付与されない。“リプレイ”は再遊技であり、遊技者にメダルの投入を行わせることなく、次回の単位遊技が可能とする役である。
[確率抽選テーブル]
図6から図11を参照して、後述の図15のステップS8で実行される確率抽選処理において参照される確率抽選テーブルについて説明する。
ここで、遊技機1の遊技状態には、オレンジ払出不可能状態,リンゴ払出不可能状態,ブドウ払出不可能状態,メロン払出不可能状態(以上、総称して払出不可能状態とする),一般遊技状態,持越状態がある。遊技状態の各遊技状態間の移行は、後述する図15のステップS8の遊技状態監視処理で管理される。一般遊技状態において“7”の役に内部当選した単位遊技において、後述する停止用当選役が“7”の役となると、遊技者は適切な停止操作タイミングによって“7”の役に入賞するが、該単位遊技において遊技者が停止操作タイミングを誤って“7”の役に入賞にしなかったときに、該単位遊技の次回の単位遊技以降、遊技状態は持越状態となる。持越状態では、毎単位遊技において、停止用当選役が“ハズレ”となることにより“7”の役に入賞可能であり、持越状態は、遊技者が適切な停止操作タイミングで“7”の図柄を入賞させて景品の払出が行なわれた後に、一般遊技状態へ移行する。
一般遊技状態において、オレンジの役に対応する配当の払出しが不可能になると、遊技状態はオレンジ払出不可能状態へ移行する。同様に、一般遊技状態において、リンゴの役に対応する配当の払出しが不可能になると遊技状態はリンゴ払出不可能状態へ移行し、ブドウの役に対応する配当の払出しが不可能になると遊技状態はブドウ払出不可能状態へ移行し、メロンの役に対応する配当の払出しが不可能になると遊技状態はメロン払出不可能状態へ移行する。オレンジ払出不可能状態,リンゴ払出不可能状態,ブドウ払出不可能状態,メロン払出不可能状態は、それぞれオレンジの役,リンゴの役,ブドウの役,メロンの役が内部当選する確率が“0”である遊技状態である。対応する配当の払出しが不可能となる役が複数となる場合があるため、それらの遊技状態は重複することが可能である。例えば、リンゴの役払出不可能状態かつブドウの役払出不可能状態という遊技状態となりうる場合がある。又、持越状態においても、特定の役に対応する配当の払出しが不可能となる場合があるため、例えば、持越状態かつオレンジ払出不可能状態という遊技状態となる場合がある。さらに、持越状態においても、対応する配当の払出しが不可能となる役が複数となる場合があるため、例えば、持越状態かつオレンジ払出不可能状態かつリンゴ払出不可能状態という遊技状態となる場合がある。
内部当選役は、後述の図15のステップS9において、遊技状態と抽選により抽出された乱数とに応じて、図6から図11までのいずれかの確率抽選テーブルを参照して決定される。前記抽出された乱数の乱数抽出範囲は“0”〜“127”であり、乱数範囲に基づいて決定される内部当選役は、図6から図11に示すとおりである。
図6に図示されるように、一般遊技状態において選択される各内部当選役は、“ハズレ”,“リプレイ”,“オレンジ”,“リンゴ”,“ブドウ”,“リプレイ”,“メロン”,“7”の各役であり、それらの乱数範囲および当選確率は、図に示すようになっている。なお、乱数範囲とは、抽出された一の乱数がどの範囲に属するかによって内部当選役が決定される範囲である。
図7から図10に図示されるように、オレンジ払出不可能状態、リンゴ払出不可能状態、ブドウ払出不可能状態、メロン払出不可能状態の各遊技状態においては、品切れなどによって払出しが不可能になっている飲料に対応する役が内部当選役として決定されないように、その当選確率が“0”となっている。例えば、図7において、オレンジ払出不可能状態中確率抽選テーブルでは、オレンジの役が当選する確率が“0”となっている一方で、一般遊技状態においてオレンジの役に割り振られていた確率が等分され、リプレイ,リンゴの役,ブドウの役,メロンの役それぞれに加算されている。図8のリンゴ払出不可能状態中確率抽選テーブル、図9のブドウ払出不可能状態中確率抽選テーブル、図10のメロン払出不可能状態中確率抽選テーブルにおいても、同様である。なお、払出不可能状態は、前述したとおり、飲料の消尽によっては複数の役が払出不可能となり、この遊技状態における確率抽選テーブルは具体的に図示していないが、払出不可能となる飲料に対応する内部当選役に一般遊技状態において割り振られている確率の合計値を等分して、リプレイ及び払出可能である飲料に対応する内部当選役にそれぞれ割り振るように確率抽選テーブルを構成する。
図11に図示されるように、持越状態において選択される各内部当選役は、“ハズレ”,“リプレイ”,“オレンジ”,“リンゴ”,“ブドウ”,“リプレイ”,“メロン”の各役であり、それらの乱数範囲および当選確率は、図に示すようになっている。
[停止用当選役決定テーブル]
図12を参照して、前述の内部当選役から停止用当選役を決定する停止用当選役決定テーブルを説明する。
停止用当選役は、後述の図15のステップS11において、遊技状態と内部当選役とに応じて、抽選により抽出された乱数を基に図12の停止用当選役決定テーブルを参照して決定される。前記抽出された乱数の乱数抽出範囲は“0”〜“127”であり、遊技状態と内部当選役と乱数範囲とに基づいて決定される停止用当選役は、図12に示すとおりである。
[停止テーブル群選択テーブル]
図13を参照して、前述の停止用当選役から停止テーブル群を決定する停止テーブル群選択テーブルを説明する。
停止テーブル群は、リール3L,3C,3Rの変動表示を停止制御するための停止テーブルのグループを示すものであり、図13に示すように遊技状態と停止用当選役とに基づいて決定される。
例えば、入賞成立不可能停止テーブル群が選択されると、停止制御によって遊技者はいかなる役も入賞させることはできない。一方、リプレイ成立可能停止テーブル群,オレンジの役入賞可能停止テーブル群,リンゴの役入賞可能停止テーブル群,ブドウの役入賞可能停止テーブル群,メロンの役入賞可能停止テーブル群のいずれかが選択されると、選択された停止テーブル群に応じた役を所定の有効ラインに沿って成立または入賞させることが可能となる。なお、リプレイ,オレンジの役,リンゴの役,ブドウの役,メロンの役はいずれも目押しを行わなくても必ず入賞するように停止制御される。これにより、目押し技術の低い未熟練者も積極的に遊技を行うことが可能となる。また、“7”の役入賞可能停止テーブル群が選択されると、目押しを行えば、有効ライン上に“7”の役を入賞させることが可能となる。
[遊技機1の主制御回路71の電気的構成]
図14は、遊技機1における遊技処理動作を制御する主制御回路71と、主制御回路71に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路71から送信される制御指令に基づいてスピーカ21L,21R、LED類101及びランプ類102を制御する副制御回路72とを含む回路構成を示す。
主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラム(後述の図15,図16)に従って制御動作を行うCPU31と、記憶手段であるROM32及びRAM33を含む。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ちCPU31の動作プログラム上で、乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
マイクロコンピュータ30のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブルや停止用当選役決定テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群に含まれる停止テーブルなどの各種テーブル等が格納されている。また、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。副制御回路72が主制御回路71へコマンド、情報等を入力することはなく、主制御回路71から副制御回路72への一方向で通信が行われる。RAM33には、種々の情報が格納される。例えば、現在の遊技状態などの情報等である。
図14の回路において、マイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、BETランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c)と、種々の情報を表示する情報表示部18と、缶飲料を種類やサイズ(後述のノーマルサイズ,ラージサイズ)ごとに貯留し、缶・景品貯留装置制御及び搬送装置41の命令により所定の缶飲料および景品を払出す缶・景品貯留装置40(払出しのための駆動部を含む)と、リール3L,3C,3Rを回転駆動するステッピングモータ49L,49C,49Rとがある。
更に、ステッピングモータ49L,49C,49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、缶・景品貯留装置40を駆動制御する缶・景品貯留装置制御及び搬送装置41、BETランプ9a,9b,9cを駆動制御するランプ駆動回路45、及び情報表示部18を駆動制御する表示部駆動回路48がCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、マイクロコンピュータ30が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13、メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50がある。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。メダルセンサ22Sは、メダル投入口10に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L,7C,7Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L,3C,3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。
図14の回路において、乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数を使用することにより、例えばROM32内に格納されている確率抽選テーブルなどに基づいて内部当選役などが決定される。
リール3L,3C,3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ49L,49C,49Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM33の所定エリアに書き込まれる。リール3L,3C,3Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路50を介してCPU31に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM33で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、RAM33内には、各リール3L,3C,3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上記のようなリール3L,3C,3Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブル(図示せず)が、ROM32内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール3L,3C,3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
更に、ROM32内には、入賞図柄組合せテーブル(図示せず)が格納されている。この入賞図柄組合せテーブルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞時の配当に関する情報と、その入賞を表わす入賞判定コードとが対応づけられている。上記の入賞図柄組合せテーブルは、リール3L,3C,3Rそれぞれの停止制御時、及び全リール3L,3C,3Rの停止後の入賞確認を行う場合に参照される。
上記乱数サンプリングに基づく抽選処理(確率抽選処理など)により内部当選役や停止用当選役を決定した場合には、CPU31は、遊技者が停止ボタン7L,7C,7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路46から送られる操作信号、及び決定された停止テーブルに基づいて、リール3L,3C,3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路39に送る。
内部当選した役の入賞を示す停止態様(即ち入賞態様)となれば、CPU31は、払出指令信号を缶・景品貯留装置制御及び搬送装置41に供給して缶・景品貯留装置40から所定の缶飲料または景品の払出を行う。
[遊技機の主制御回路71の動作]
図15,図16に示すメインフローチャートを参照して、主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。図15,図16のメインフローチャートで示される処理の一回の実行が一つの単位遊技(ゲーム)の処理に相当する。
初めに、CPU31は、ゲーム開始時の初期化を行う(ステップS1)。具体的には、RAM33の記録内容の初期化(RAMクリア)、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記録内容を消去(ゲーム開始時のRAMクリア)する(ステップS2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次のゲームに必要なパラメータの書き込み、次のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。
続いて、ステップS3では、CPU31は、メダルの自動投入の要求があるか、すなわち前回のゲームでリプレイが入賞したか否かを判定する。この判定がYESのとき投入要求分のメダルを自動投入し(ステップS4)、ステップS6に移る。ステップS3の判定がNOのときメダルセンサ22S又はBETスイッチ11〜13からの入力があるか否かを判定する(ステップS5)。この判定がYESのときステップS6に移り、NOのときステップS3に移る。
続いて、スタートレバー6の操作に基づくスタートスイッチ6Sからの入力があるか否かを判定する(ステップS6)。この判定がYESのときステップS7に移り、NOのときステップS6を繰り返し行う。
続いて、CPU31は、内部当選役を決定するための乱数および内部当選役とは別の当選役を決定するための乱数を抽出し(ステップS7)、遊技状態監視処理を行う(ステップS8)。この遊技状態監視処理は、後述の図16のステップS38でRAM33(図14参照)に記憶される、残数(残量)が無くなった缶飲料の情報などに基づき、遊技状態を更新する処理である。続いて、確率抽選処理を行う(ステップS9)。この確率抽選処理は、遊技状態に応じてROM32に記録されている確率抽選テーブル(図6から図11参照)を使用する。ここで遊技状態には、一般遊技状態,持越状態,オレンジ払出不可能状態,リンゴ払出不可能状態,ブドウ払出不可能状態,メロン払出不可能状態,特定役(例えば、“7”の役など)払出不可能状態がある。そして、上記ステップS7において抽出した乱数値がどの役の乱数範囲に属するか否かを判定し、内部当選役(成立フラグ)と、当選役と、を決定するものである。なお、本実施例では、特定役払出不可能状態の場合は打ち止め(遊技が中止)とするが、特定役が内部当選役として決定される乱数範囲を他の飲料が払出される内部当選役に振り分け、遊技を続行可能としてもよい。
続いて、CPU31は、遊技状態、ステップS8で決定された内部当選役が“7”の役かどうかを判定する(ステップS10)。この判定がYESのときステップS11に処理を移し、NOのときステップS12へ処理を移す。ステップS11では、RAM33に記憶される変数である持越役に“7”の役を記憶する。持越役に“7”の役が記憶されることによって、今回の単位遊技で“7”の役が入賞しなかったときに次回の単位遊技において遊技機の遊技状態は一般遊技状態報から持越状態へ移行する。
内部当選役を決定することにより、後述の当選役を持越役に設定することや、目押しを行うことが可能となり、遊技者にとって興趣が増す。
続いて、ステップS12では、当選役報知処理を行う。具体的には、CPU31を含む主制御回路71は、ステップS9で決定された当選役の情報をコマンドにセットし、そのコマンドを副制御回路72(図14参照)に送信する。後述するように、そのコマンドを受信した副制御回路72は、液晶表示装置5を制御して、表示画面5a上に、例えば図19に示すような演出画面を表示する。この演出画面によって、遊技者は、当選役がいずれの役であるかを知ることができ、また、いずれかの種類の缶飲料(又は、ビン飲料やカップ飲料など)で通常よりも大きな利益(例えば、後述のラージサイズの缶飲料など)を獲得できる可能性があることを知ることができ、遊技に対する期待感が増す。
続いて、ステップS13では、停止用当選役決定処理を行う。この処理では、図12の停止当選役決定テーブルに基づき、ステップS9で決定された内部当選役と遊技状態とに応じて、所定の乱数抽選により停止用当選役を決定する。
続いて、ステップS14では、テーブルライン選択処理を行う。この処理では、図13の停止テーブル群選択テーブルに基づき、ステップS13で決定された停止用当選役と遊技状態とに応じて停止テーブル群を選択し、選択された停止テーブル群から一つの停止テーブルを選択する処理を行う。停止テーブルが選択されることによって、どの役をどの有効ラインに沿って停止表示させ得るかが決まる。
続いて、CPU31は、内部当選役,当選役,停止用当選役,遊技状態などの情報を含むスタートコマンドをセットして副制御回路72(図14参照)に送信し(ステップS15)、全リール回転開始要求を出力する(ステップS16)。この出力を受け、リール3L,3C,3Rを回転させるため、モータ駆動回路39(図14参照)がステッピングモータ49L,49C,49Rの回転を開始する。続いて、CPU31は、リール停止許可コマンドをセットして副制御回路72に送信する(ステップS17)。
続いて、ステップS18では、CPU31は、停止ボタンが“オン”されたかどうかを判定する。具体的には、いずれかの停止ボタン7L,7C,7Rが操作されたかどうかを判定する。この判定がYESのときステップS19に移り、NOのときステップS18を繰り返す。
続いて、ステップS19では、CPU31は、滑りコマ数決定処理を行う。具体的には、ステップS14で選択された停止テーブルに基づいて、遊技者の停止操作位置に応じて決まる停止制御位置から、停止制御の際にリールの回転を滑らせる図柄の数である滑りコマ数を決定する。続いて、滑りコマ数分、停止操作された停止ボタンに対応するリールを回転させた後、停止させる(ステップS20)。この直後に、停止制御の対象であるリール(操作された停止ボタンに対応するリール)の情報などを含むリール停止コマンドを副制御回路72へ送信する。
続いて、ステップS21では、CPU31は、全てのリールが停止したかどうかを判定する。この判定がYESのときステップS22に処理を移し、NOのときステップS18に処理を移す。続いて、CPU31は、全リール停止コマンドをセットして副制御回路72に送信する(ステップS20)。
図16のステップS23では、CPU31は、入賞検索を行う。入賞検索とは、表示窓4L,4C,4Rの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞した役)を識別するための入賞フラグをセットすることである。具体的には、センターライン8cに沿って並ぶ図柄のコードナンバー及び入賞判定テーブル(図示せず)に基づいて入賞役を識別する。続いて、入賞フラグが正常であるか否かを判定する(ステップS24)。この判定がNOのときイリーガルエラーの表示を行う(ステップS25)。この場合、遊技は中止となる。ステップS24の判定がYESのとき、入賞役(入賞した停止用当選役)の情報を含む入賞役コマンドをセットして副制御回路72へ送信する(ステップS26)。
続いて、CPU31は、入賞役が“7”の役であるかどうかを判定する(ステップS27)。この判定がYESのときステップS28に処理を移し、NOのときステップS32に処理を移す。ステップS28では、持越役をクリア(消去)し、景品の払出を行う(ステップS29)。具体的には、CPU31は、缶・景品貯留装置制御及び搬送装置41に対して“7”の役に応じた景品の払出を要求する信号を出力し、その信号を受けて缶・景品貯留装置制御及び搬送装置41は缶・景品貯留装置40から景品を一つ取り出して払出口502(図2参照)まで達するように搬送する。
続いて、ステップS30では、CPU31は、景品残数チェック処理を行う。ステップS29で特定の景品が払いだされたことによって、缶・景品貯留装置40(図14参照)に貯留されている前記特定の景品の残数が“0”となったかどうかをチェックする。続いて、CPU31は、ステップS30の処理結果を判定し、前記特定の景品の残数が“0”であるかどうかを判定する(ステップS31)。この判定がYESのとき遊技は中止(終了)となり、NOのとき図15のステップS2へ処理を移す。
一方、ステップS32では、CPU31は、入賞役が“オレンジ”,“ブドウ”,“リンゴ”,“メロン”のいずれかであるかを判定する。この判定がYESのときステップS33へ処理を移し、NOのとき図15のステップS2へ処理を移す。
続いて、ステップS33では、CPU31は、内部当選役と当選役とが一致するか否かを判定する。この判定がYESのときステップS34へ処理を移し、NOのときステップS35へ処理を移す。
続いて、ステップS34では、CPU31は、各入賞役に応じたラージサイズ(例えば、500ml)の缶飲料の払出を行う。すなわち、CPU31は、缶・景品貯留装置制御及び搬送装置41に対して入賞役に応じたラージサイズの缶飲料の払出を要求する信号を出力し、その信号を受けて缶・景品貯留装置制御及び搬送装置41は缶・景品貯留装置40から前記入賞役に応じたラージサイズの缶飲料を一つ取り出して払出口501(図2参照)まで達するように搬送する。具体的には、内部当選役および当選役がともにオレンジの役であれば、500mlのオレンジジュースの缶飲料を払出す。内部当選役および当選役がともにリンゴの役,ブドウの役,メロンの役の場合であっても、同様である。この処理が終了すると、ステップS36へ処理を移す。一方、ステップS35では、CPU31は、各入賞役に応じたノーマルサイズ(例えば、250ml)の缶飲料の払出を行う。すなわち、CPU31は、缶・景品貯留装置制御及び搬送装置41に対して入賞役に応じたノーマルサイズの缶飲料の払出を要求する信号を出力し、その信号を受けて缶・景品貯留装置制御及び搬送装置41は缶・景品貯留装置40から前記入賞役に応じたノーマルサイズの缶飲料を一つ取り出して払出口501まで達するように搬送する。具体的には、内部当選役がともにオレンジの役であり当選役がオレンジの役とは異なるとき、250mlのオレンジジュースの缶飲料を払出す。内部当選役と当選役とが異なる役の場合は、いずれも同様である。この処理が終了すると、ステップS36へ処理を移す。ここで、ラージサイズ(500ml)の缶飲料とノーマルサイズ(250ml)の缶飲料とを比較した場合に、ラージサイズの缶飲料の方が遊技者により大きな利益を与えることになる。
なお、本実施例では、内部当選役と当選役が一致する場合であっても、特定役(例えば、“7”の役),リプレイ,ハズレであるときには、遊技者に対して利益を付与するものではないが、これに限らず、利益(特定役の場合は、より大きな利益)を付与するようにしてもよい。これにより、リプレイ,ハズレでも遊技者は利益獲得の期待感を持つことが可能となり、また特定役のときには、より大きな利益を付与される期待感を持つことが可能となり、遊技の興趣が増す。
続いて、ステップS36では、CPU31は、飲料残数チェック処理を行う。ステップS34又はステップS35で特定の缶飲料が払いだされたことによって、缶・景品貯留装置40(図14参照)に貯留されている特定の缶飲料の残数が“0”となったかどうかをチェックする。続いて、CPU31は、ステップS36の処理結果を判定し、前記特定の缶飲料の残数が“0”であるかどうかを判定する(ステップS37)。この判定がYESのとき、RAM33(図14参照)に残数が0となった缶飲料の種類に関する情報を記憶し、NOのとき図15のステップS2へ処理を移す。この処理でRAM33記憶された、残数(残量)が無くなった前記特定の缶飲料の種類に関する情報は、次回の単位遊技における図15のステップS8の処理で参照される。
[遊技機1の副制御回路72の動作]
なお、副制御回路72(図14参照)は、図15,図16に示す主制御回路71(図14参照)の処理において、主制御回路71から副制御回路72に送信された各種コマンドに含まれる情報に基づいて、スピーカ21L,21Rから演出音を発生したり液晶表示装置5の表示画面5aに演出画面を表示したりする処理動作を行う。例えば、図15のステップS12の処理では、主制御回路71が当選役の情報をコマンドにセットし、そのコマンドを副制御回路72に送信する。そのコマンドを受信した副制御回路72は、液晶表示装置5を制御して、表示画面5a上に、例えば図19に示すような演出画面を表示する。
[変形例]
本実施例では、入賞役に応じて缶飲料を払出すとしたが、これに限らず、紙などの素材で出来た使い捨てカップで提供するカップ飲料を払い出すとしてもよい。この場合、遊技機1の配当払出口500は、図17,図18に示す構造となる。図17は、扉505a及び扉506aを閉じた状態の配当払出口500の正面図である。配当払出口500は2つの払出口501a及び払出口502aから構成される。払出口501aは扉505aによって開口部が覆われ、払出口502aは扉506aによって開口部が覆われている。扉505aには取っ手503aが取り付けられており、扉506aには取っ手504aが取り付けられているが、それぞれの取っ手は扉505a,扉506aの開閉のために使用される。
払出口501aの内部には、破線で示すように、飲料の原液を注入するための飲料原液注入口507aと炭酸水を注入するための炭酸注入口508aが備えられている。飲料の払出が行われるとなると、使い捨てカップ509aが、遊技機1内部に備えられるカップ貯留装置(図示せず)から、同じく遊技機1内部に備えられるカップ搬送装置(図示せず)によって取り出され、図17に図示するように配置される。
図18は、扉505a及び扉506aを開いた状態の配当払出口500の正面図である。扉505a及び扉506aは図中に示すようにそれぞれの矢印に沿って、ヒンジ(図示せず)を回転軸として可動である。取っ手503a(図17参照)を持って扉505aを開くことによって払出口501aの開口部が開放され、取っ手502a(図17参照)を持って扉506aを開くことによって払出口502aの開口部が開放される。
この場合、遊技機1は、図14の缶・景品貯留装置制御及び搬送装置41と缶・景品貯留装置40とに代えて、飲料原液,炭酸水を飲料貯留装置(図示せず)から飲料原液注入口507a,炭酸注入口508aまで搬送する貯留装置制御搬送装置(図示せず)と、飲料原液および炭酸水を種類ごとに貯留する飲料貯留装置(図示せず)とを、その物理的構造および電気的構成に含む。さらに、使い捨てカップを複数貯留するカップ貯留装置と、そのカップ貯留装置から一つずつ使い捨てカップを取り出して、図17及び図18の509aが示すように払出口501aの所定の位置に配置するカップ搬送装置(図示せず)とを、その物理的構造および電気的構成に含む。さらには、カップ貯留装置に貯留される使い捨てカップ,飲料貯留装置に貯留される飲料原液や炭酸水の消尽が近付くと、ランプ類やアラーム音等によって告知を行う警告手段を備えてもよい。この警告手段は、例えば、図16のステップS37の判定がYESとなったことを経てステップS38を実行する際に作動するとしてよい。なお、この場合、使い捨てカップが消尽したため、遊技は打ち止め(遊技の中止)となる。
本実施例の遊技機1は、缶飲料などを遊技者に払出すとしたが、これに限らず、ビン入りのビン飲料であってもよい。
本実施例では、入賞に応じた配当として飲料および景品を例示したが、これに限らず、各入賞図柄の表象内容に応じた菓子を配当してもよい。又は、配当を所定の規格の箱に入れて遊技者に付与するとし、前記所定の規格の箱に入れる景品を各入賞図柄の表象内容に応じたものとしてもよい。これによって、遊技者は所望する配当を明確に念頭に置きつつ遊技を行うことができる。又、前記所定の規格の箱に入れる景品と各入賞図柄の表象内容とが一致していればよいので、景品と入賞図柄を変更することによって、時代によって変化する遊技者の景品に対するニーズを的確に対応した配当を払出すことができる。
本実施例では、入賞図柄の表象内容に応じた配当を払出すパチスロ遊技機を例示したが、これに限らず、本発明をパチンコ遊技機に適用してもよい。この場合、複数の図柄の変動表示手段を備える第一種パチンコ遊技機は言うまでもなく、前記変動表示手段を備えない通常のパチンコ遊技機であっても、特定の景品を示す図柄が描かれた入賞口を備えたパチンコ遊技機であれば、本発明は適用可能である。これによって、本発明が適用できる遊技機の種類が増す。
本実施例では、リプレイの入賞確率(内部当選の当選確率、停止用当選役の決定確率、及び遊技状態によって決まる確率)を高確率で設定して遊技者の期待感を維持するように構成しているが、これに限らず、リプレイの入賞確率を低確率に設定するよう構成してもよい。これによって、配当(景品や飲料など)が払出されるかどうかが早急に明確となるので、スムーズに遊技を行うことができる。
本実施例では、特定の役(例えば、“7”の役など)が入賞した際に払出される景品の種類は単数とし、遊技者に選択の余地はないとしているが、これに限らず、前記景品の種類を複数とし、遊技機1が液晶表示装置等などの表示手段と入力手段とを備え、特定の役の入賞の際には前記液晶表示装置にて前記景品の種類を一覧させ、遊技者の選択の結果を前記入力手段から入力させることによって、複数種類の景品から遊技者が所望する景品が選択可能としてもよい。これにより、特定の役が入賞した場合に、遊技者はより強く所望する景品を獲得することができるので、遊技者の景品に対するニーズをより充足し、遊技の興趣をより一層高めることができる。なお、特定の役の入賞の際に限らず、遊技の開始前であっても前記液晶表示装置にて前記景品の種類を一覧できるようにしてもよい。
本実施例では、特定の役(例えば、“7”の役など)が入賞した際に払出される景品の数は予め決められているため、何度入賞しても払出される景品は同一であるが、これに限らず、特定の役が入賞した際に抽選処理を実行し、複数種類の景品の中から一つを選択して払出すようにしてもよい。景品の価値の高低によって前記抽選処理における当選確率に高低をつけ、価値の高い景品ほど当選確率が低く、価値の低い景品ほど当選確率が高くなるようにしてもよい。又は、抽選によって当選すると価値の高い景品を払出し、当選しなかったときに価値の低い配当を払出すようにしてもよい。これによって、遊技者は、特定の役の入賞後も、払出される景品に対する期待感をさらに持つことができ、遊技の興趣が増す。
なお、本実施例では、所定の景品(缶飲料,ビン飲料など)が払出不可能な状態のときは、払出不可能な景品を表象する図柄によって構成される役に絶対に内部当選しない確率抽選テーブルを使用しているが、これに限らず、払出不可能な景品を表象する図柄によって構成される役に内部当選する確率が“0”ではないが低い確率で内部当選する確率抽選テーブルを使用してもよい。これにより、本実施例の遊技機1が設置されている遊技店の店員が払出不可能な状態に気付かない場合であっても、遊技者は、払出不可能な景品を表象する図柄によって構成される役が入賞したときに遊技者が店員を呼ぶことにより、店員が払出不可能な景品がある状態に気付いて速やかに対応することが可能となる場合がある。
本実施例では、特定の役(例えば、“7”の役など)が入賞した際に払出される景品の数は単数であるが、これに限らず複数払出してもよい。例えば、“7”の役が入賞した際には、飲料と、景品と、を払出すようにする。これにより、飲料を所望する遊技者が特定の役を入賞させたときでも、遊技者のニーズに応えることが可能となる。
本実施例では、特定の役(例えば、“7”の役など)の入賞に対して景品を払出すとしているが、これに限らず、前記特定の役に入賞すると、遊技機が払出すとしている全ての種類の飲料の中から、遊技者が所望する飲料を選択できるようにしてもよい。これによって、遊技者の飲料に対するニーズをより充足することができる。
本実施例では、変形例も含め、景品および飲料,使い捨てカップなどの貯留装置を遊技機1の内部に備えるとしたが、これに限らず、遊技機1は前記貯留装置から景品および飲料,使い捨てカップなどを取り出して配当払出口500まで搬送する搬送制御装置のみを備え、前記貯留装置は遊技機1の外部の別体の筐体に納めるようにしてもよい。このとき、前記貯留装置および前記搬送制御装置それぞれは、景品および飲料,使い捨てカップなどが通過可能に前記貯留装置と前記搬送制御装置を連接するための物理的なインターフェース、及び前記貯留装置と前記搬送制御装置を電気的に接続するためのインターフェースを備える。これにより、遊技機1の構造を簡略化することが可能となる。
本実施例の遊技機1で採用したリールの図柄配列(図4参照)、入賞役の名称,該入賞役の配当,入賞図柄組合せ(図5参照)、内部当選役の当選確率(図6から図11参照)、停止用当選役の決定確率および内部当選役と停止用当選役との対応(図12参照)、停止テーブル、その他の数値などは本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更することが可能である。
又、本実施例の遊技機1の物理的構成および電気的構成は、あくまで一例に過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更することが可能である。
本実施例に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施例に記載されたものに限定されるものではない。
実施例の遊技機1の外観を示す斜視図。 実施例の遊技機1の配当払出口500の外観を示す正面図。 実施例の遊技機1の配当払出口500の外観を示す正面図。 リール3L,3C,3R上に配列された図柄の例を示す図である。 入賞役と配当と入賞図柄組合せの関係を示す図である。 一般遊技状態中確率抽選テーブルの例を示す図である。 オレンジ払出不可能状態中確率抽選テーブルの例を示す図である。 リンゴ払出不可能状態中確率抽選テーブルの例を示す図である。 ブドウ払出不可能状態中確率抽選テーブルの例を示す図である。 メロン払出不可能状態中確率抽選テーブルの例を示す図である。 持越状態中確率抽選テーブルの例を示す図である。 停止用当選役決定テーブルの例を示す図である。 停止テーブル群選択テーブルの例を示す図である。 実施例の遊技機1の主制御回路71の電気的構成を示すブロック図である。 主制御回路71のメインフローチャートである。 図15に続くフローチャートである。 実施例の遊技機1の配当払出口500の外観の変形例を示す正面図である。 実施例の遊技機1の配当払出口500の外観の変形例を示す正面図である。 実施例の遊技機1の液晶表示装置5の表示画面5aに表示される、当選役を報知する画面のイメージ図である。
符号の説明
1 遊技機
2 キャビネット
3L,3C,3R リール
5 液晶表示装置
5a 表示画面
6 スタートレバー
7L,7C,7R 停止ボタン
21L,21R スピーカ
30 マイクロコンピュータ
31 CPU
32 ROM
33 RAM
40 缶・景品貯留装置
41 缶・景品貯留装置制御及び搬送装置
71 主制御回路
72 副制御回路
500 配当払出口

Claims (5)

  1. 遊技者による操作に応じて遊技開始指令信号を出力する遊技開始指令手段と、
    前記遊技開始指令手段から出力された前記遊技開始指令信号を検出したことに基づいて遊技に必要な複数の識別情報を変動表示する変動表示手段と、
    前記遊技開始指令手段から出力された前記遊技開始指令信号を検出したことに基づいて内部当選役を決定する内部当選役決定手段と、
    遊技者による操作に応じて前記変動表示の停止指令信号を出力する停止指令手段と、
    前記停止指令手段から出力された前記停止指令信号を検出したことと、前記内部当選役決定手段により決定された内部当選役と、に基づいて前記変動表示手段の前記変動表示を停止制御する停止制御手段と、
    前記停止制御手段により停止制御された前記変動表示手段が入賞ライン上に示す前記複数の識別情報の組合せが、所定の組合せであるか否かを判定する入賞判定手段と、
    前記入賞判定手段により前記複数の識別情報の組合せが前記所定の組合せであると判定されたとき、前記遊技者に対して該所定の組合せに対応する景品を払出す景品払出手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記景品払出手段によって払出される前記景品は、前記所定の組合せを構成する前記識別情報が表象する内容に対応する種類の飲料であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記内部当選役決定手段とは別に当選役を決定する当選役決定手段と、
    前記当選役決定手段によって決定された前記当選役を報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記内部当選役決定手段によって決定された前記内部当選役と、前記当選役決定手段によって決定された前記当選役と、が同一である場合、前記当選役と、前記内部当選役と、が異なる場合よりも大きな利益を遊技者に付与することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 特定の前記景品が払出不可能の際に警告する警告手段を備え、
    前記内部当選役決定手段は、前記警告手段が作動している場合に、前記遊技開始指令信号を検出したことに基づいて払出不可能な特定の前記景品に対応する内部当選役の当選確率を低くするとともに、払出不可能な特定の前記景品に対応する内部当選役とは異なる、払出可能な景品に対応する内部当選役の当選確率を高くすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機。
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JP2012192129A (ja) * 2011-03-18 2012-10-11 I Will:Kk ビンゴゲーム装置
JP2016179203A (ja) * 2016-06-13 2016-10-13 サミー株式会社 スロットマシン

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