JP2005296447A - 遊技媒体貸出機およびそのノズルシュート - Google Patents
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Abstract
【課題】 ノズルシュートを遊技媒体貸出機本体に取り付け後、遊技機の受け皿にあわせてノズルシュートの高さ調整を短時間で容易に行うことができ、また、遊技機の機種変更時、メンテナンスやメダルの補給などで遊技機の前面扉を開ける際、邪魔になることのない遊技媒体貸出機およびそのノズルシュートを得る。
【解決手段】 ノズルシュートは、ノズルに基端部に球状体が形成されると共に球状体の上部および下部の少なくとも一方に球状体の輪郭に沿って少なくとも3の幅溝が刻設され、バックベースおよびノズルカバーの少なくとも一方に、ノズルの球状体を滑動可能にする内包部が形成されると共にノズルの球状体に刻設された幅溝と操作レバーにより係止し得る係止手段が設けられている。
【選択図】 図2
【解決手段】 ノズルシュートは、ノズルに基端部に球状体が形成されると共に球状体の上部および下部の少なくとも一方に球状体の輪郭に沿って少なくとも3の幅溝が刻設され、バックベースおよびノズルカバーの少なくとも一方に、ノズルの球状体を滑動可能にする内包部が形成されると共にノズルの球状体に刻設された幅溝と操作レバーにより係止し得る係止手段が設けられている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えば、スロットマシンのような、メダルを遊技媒体とした遊技機に隣接して設置される遊技媒体貸出機およびそのノズルシュートに関し、さらに詳しくは、多種類の遊技機に対して幅広く適用することが可能な遊技媒体貸出機およびそのノズルシュートに関する。
パチンコ店などの遊技店には、スロットマシンのような、メダルを遊技媒体とした遊技機が配置されている。そして、貨幣やカードなどでメダルの貸出を行う遊技媒体貸出機としては、遊技機から離れた場所に配置されるスタンドアロン形のもの、または遊技機に隣接して配置されるものが知られている。このうち、遊技機に隣接して配置される遊技媒体貸出機は、遊技を中断するとなくメダルなどの遊技媒体を購入できるので、遊技者にとって便利である。
図4は、遊技機70とこれに隣接して配置される従来の遊技媒体貸出機50を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。図4で、遊技媒体貸出機50は、その上部に、貨幣やカードなどを投入する投入口52と、投入金額やエラーなどを表示する表示部53が設けられ、また中間には、遊技媒体貸出機50内のメダルが不足した場合に、遊技店側が遊技媒体貸出機50内のメダルホッパー(図示せず)にメダルを補給するために開閉する鍵穴54付きの扉55と、また下部には、ノズルシュート60がそのノズル62を下傾状態にして設けられ、メダルホッパーから送り出された遊技媒体を、ノズル62の先端部62bから、遊技機70の受け皿71に払い出すように構成されている。メダルの補給は、遊技媒体貸出機50のメダルホッパーのみでなく、遊技機70が島内に配置されている場合、遊技機70の前面扉73を日中に何回も開けて行われることが多い。なお、ノズル62は部品とし、このノズルと、後述するノズルベースやノズルカバーなどの部品を組み立てたものをノズルシュート60として説明する。
ところで、機種により遊技機70の受け皿73の高さ位置が異なる場合、遊技媒体貸出機50からの遊技媒体の払い出しが困難となることがある。これを解決しようと、特許文献1(特開2002−210215号公報)には、ノズル62をその軸心回りに回転可能とした遊技媒体貸出機におけるノズルシュートが提案されている。
一方、遊技機70の機種変更時、メンテナンスやメダルの補給などで遊技機70の前面扉73を開ける際、遊技媒体貸出機50のノズル62の先端部62aが遊技機70側に出ていると、作業の邪魔になることがある。これを解決しようと、特許文献2(特開平11−342258号公報)には、ノズル62を水平方向に回転可能とした遊技媒体貸出機およびそのノズルシュートが提案されている。
さらに、特許文献3(特開2003−265846号公報)には、図4での遊技機70の受け皿71に払い出すのではなく、遊技機70上部のメダル(遊技媒体)投入口72にメダルを直接投入するメダル貸し出し機において、メダル貸し出し機本体の前面で、略鉛直な軸で回動自在にノズルを支持するノズル支持部と、このノズル支持部を回動させる駆動装置と、メダルの払い出し終了に応じてノズル支持部を回動させて、ノズルの先端をメダル投入口上から退避させる退避回動制御手段を設ける提案もある。
近年の遊技機は遊技者を楽しませるため、その機種も多くなり、また遊技機を頻繁に交換するようになってきている。しかしながら、特許文献1(特開2002−210215号公報)に開示される遊技媒体貸出機におけるノズルシュートは、遊技機の機種変更時、メンテナンスやメダルの補給などで遊技機の前面扉を開ける際、邪魔になることがある。また、上記特許文献2(特開平11−342258号公報)に開示される遊技媒体貸出機およびそのノズルシュートでは、遊技機の機種変更により受け皿の高さ位置が大きく変わった場合には対応できないことがある。さらに、特許文献3(特開2003−265846号公報)に開示されるメダル貸し出し機は、遊技機のメダル(遊技媒体)投入口に直接投入するものであるが、これを受け皿に払い出す遊技媒体貸出機のノズルシュートに適用した場合には、ノズル支持部を回動させる駆動装置や退避回動制御手段などを備える必要があるので、構造が複雑で高コストになる。一方、前述したとおり、遊技機の機種も多くなり、また遊技機を頻繁に交換するようになってきているが、遊技媒体貸出機本体からノズルシュートを取り外さなくても、ノズルシュートの上下方向の高さ調整を短時間で容易に行えるようにすることも求められている。
本発明の課題は、ノズルシュートを遊技媒体貸出機本体に取り付け後、遊技機の受け皿にあわせてノズルシュートの高さ調整を短時間で容易に行うことができ、また、遊技機の機種変更時、メンテナンスやメダルの補給などで遊技機の前面扉を開ける際、邪魔になることがなく、しかも簡単な構造として低コストに製造できる、遊技媒体貸出機およびそのノズルシュートを得ることにある。
本発明者は、ノズルシュートを構成するノズルの基端部に球状体を形成し、この球状体により、ノズルシュートを上下方向に回動可能として、操作レバーにより複数段階に位置決めできるようにし、かつ水平方向に回動自在にすることで、上記課題が解決できるとの知見を得、本発明に想到した。
すなわち、第1発明の遊技媒体貸出機は、隣接して配置される遊技機の受け皿にノズルシュートを介して遊技媒体を払い出す遊技媒体貸出機であって、前記ノズルシュートを構成するノズルの基端部に球状体が形成され、該球状体が上下方向に回動可能で操作レバーにより複数段階に位置決めされ、かつ水平方向に回動自在にされていることを特徴とする。なお、球状体とは、真球のみでなく、凹凸のある球体などを含むものとする。
上記構成において、特に、ノズルシュートを構成するノズルの基端部に球状体を形成し、この球状体を上下方向に回動可能にしているので、ノズルの先端部の上下方向の移動量が大きくなる。したがって、ノズルシュートの高さ方向の調整範囲も大きくなり、遊技機の機種変更により受け皿の高さ位置が大きく変わっても、遊技媒体を払い出すことができる遊技媒体貸出機となる。また、球状体が、操作レバーにより上下方向に複数段階に位置決めされているので、遊技媒体貸出機本体からノズルシュートを取り外さなくても、ノズルシュートの上下方向の高さ調整を短時間で容易に行える遊技媒体貸出機となる。なお、操作レバーは、ノズルシュートを遊技媒体貸出機本体に取り付け後に操作できれば、遊技媒体貸出機本体の内外いずれの位置でも良い。
さらに、ノズルは、その基端部で水平方向に回動自在にされているので、先端部の水平方向の移動量が大きくなる。したがって、遊技機の機種変更時、またはメンテナンスやメダルの補給などで遊技機の前面扉を開ける際、ノズルの先端が前面扉の前を塞がなくなるので、作業の邪魔にならない遊技媒体貸出機となる。
さらに、上記のとおりノズルの先端部は、上下方向および水平方向ともに移動可能であることからその移動範囲を広く設定することができる。したがって、多機種の遊技機に対応可能な遊技媒体貸出機となる。なお、基端部とは、ノズルの根元付近のみでなく、上記機能を有するものであれば、根元から離れたノズルの中間付近を含むものとする。
さらに、上記のとおり、ノズルの先端部の上下方向および水平方向ともに移動できることから、ノズルの先端部を斜め方向にも移動でき、またその移動量も大きく、多機種の遊技機に対応することのできる遊技媒体貸出機となる。なお、基端部とは、ノズルの根元付近のみでなく、上記機能を有するものであれば、根元から離れたノズルの中間付近を含むものとする。
さらに、上記のとおり、ノズルの先端部の上下方向および水平方向ともに移動できることから、ノズルの先端部を斜め方向にも移動でき、またその移動量も大きく、多機種の遊技機に対応することのできる遊技媒体貸出機となる。なお、基端部とは、ノズルの根元付近のみでなく、上記機能を有するものであれば、根元から離れたノズルの中間付近を含むものとする。
次に、第2発明に係る遊技媒体貸出機のノズルシュートは、隣接して配置される遊技機の受け皿に遊技媒体を払い出す遊技媒体貸出機のノズルシュートであって、前記遊技媒体貸出機の遊技媒体払出口に取り付けられ、払い出される遊技媒体を案内する案内口を有するバックベースと、該バックベースの案内口に連なる前記遊技媒体の通路を有するノズルと、該ノズルの基端部を覆うノズルカバーとを備え、さらに、前記ノズルには、前記基端部に球状体が形成されると共に該球状体の上部および下部の少なくとも一方に前記球状体の輪郭に沿って少なくとも3の幅溝が刻設され、前記バックベースおよびノズルカバーの少なくとも一方には、前記ノズルの球状体を滑動可能にする内包部が形成されると共に前記ノズルの球状体に刻設された幅溝と操作レバーにより係止し得る係止手段が設けられている、ことを特徴とする。
上記構成において、ノズルシュートを構成するノズルの基端部に球状体が形成され、一方、バックベースおよびノズルカバーの少なくとも一方に、ノズルの球状体を滑動可能にする内包部が形成されているので、ノズルはその基端部で上下方向に回動可能で、かつ左右方向に回動自在にされ、ノズルの先端部の上下方向および左右方向の移動量を大きくする。したがって、遊技機の機種変更により受け皿の高さ位置が大きく変わっても遊技媒体を払い出すことができ、かつ、遊技機の機種変更時、メンテナンスやメダルの補給などで遊技機の前面扉を開ける際、邪魔になることがない、ノズルシュートとなる。
また、ノズルには、球状体の上部および下部の少なくとも一方に球状体の輪郭に沿って少なくとも3の幅溝が刻設され、一方、バックベースおよびノズルカバーの少なくとも一方には、ノズルの球状体に刻設された幅溝と操作レバーにより係止し得る係止手段が設けられているので、球状体は、操作レバーにより上下方向に回動した後、複数段階に位置決めされる。したがって、遊技媒体貸出機本体から取り外さなくても、上下方向の高さ調整を短時間で容易に行うことができるノズルシュートとなる。
上記第2発明のノズルシュートにおいて、前記係止手段は、回転軸を有し、前記ノズルの球状体に刻設された幅溝と係止した後、水平方向に所定の回動角度で位置決めし得るクリックストッパ機構を備えていることを特徴とする。上記構成のクリックストッパ機構により、ノズルを水平方向に回動した後、簡単に位置決めすることができ、使用中に動くこともない。したがって、遊技媒体の床面などへの落下を少なくして遊技機の受け皿への払い出しが確実に行え、さらに、隣接する遊技機の前面扉の前からノズルの先端部を退避させ、機種変更、メンテナンスやメダルの補給などを効率良く行うことができる。
本発明に係る遊技媒体貸出機およびそのノズルシュートによれば、ノズルシュートを遊技媒体貸出機本体に取り付け後、遊技機の受け皿にあわせてノズルシュートの高さ調整を短時間で容易に行うことができ、また、遊技機の機種変更時、メンテナンスやメダルの補給などで遊技機の前面扉を開ける際、邪魔になることがなく、しかも簡単な構造として低コストに製造できる。
次に、発明の実施の形態の一例を、図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る、遊技機70に隣接して配置される遊技媒体貸出機10を示し、(a)は正面図、(b)は、ノズルシュート20のみを断面した、指で操作レバー24を操作している状態の側面図である。図1で、遊技媒体貸出機10は、遊技機70の受け皿71にノズルシュート20を介して遊技媒体を払い出すものであって、ノズルシュート20を構成するノズル22の基端部22aに球状体22dが形成され、この球状体22dで上下方向に回動可能(θh)で操作レバー24により例えば7段階である複数段階に位置決めされ、かつ水平方向に回動自在(θb)にされている。特に、ノズル22の基端部22aに球状体22dが形成され、この球状体22dを上下方向に回動可能(θh)にしているので、ノズル22の先端部22bの上下方向の移動量が大きくなる。したがって、ノズルシュート20の高さ方向の調整範囲が大きくなり、遊技機70の機種変更により受け皿71の高さ位置が大きく変わっても、遊技媒体を払い出すことができる遊技媒体貸出機10となる。また、球状体22dが、操作レバー24により上下方向に例えば7段階に位置決めされるので、遊技媒体貸出機10の本体11からノズルシュート20を取り外さなくても、例えば、メダルを補給するために開閉する鍵穴14付きの扉15を開け、指で操作レバー24を操作することで、ノズルシュート20の上下方向の高さ調整を短時間で容易に行える遊技媒体貸出機10となる。また、ノズル22の基端部22aで、水平方向に回動自在(θb)にされているので、ノズル22の先端部22bの水平方向の移動量が大きくなる。したがって、遊技機70の機種変更時、またはメンテナンスやメダルの補給などで遊技機の前面扉73を開ける際、ノズル22の先端部22bが前面扉73の前を塞がず、作業の邪魔にならない遊技媒体貸出機10となる。
図1は、実施の形態に係る、遊技機70に隣接して配置される遊技媒体貸出機10を示し、(a)は正面図、(b)は、ノズルシュート20のみを断面した、指で操作レバー24を操作している状態の側面図である。図1で、遊技媒体貸出機10は、遊技機70の受け皿71にノズルシュート20を介して遊技媒体を払い出すものであって、ノズルシュート20を構成するノズル22の基端部22aに球状体22dが形成され、この球状体22dで上下方向に回動可能(θh)で操作レバー24により例えば7段階である複数段階に位置決めされ、かつ水平方向に回動自在(θb)にされている。特に、ノズル22の基端部22aに球状体22dが形成され、この球状体22dを上下方向に回動可能(θh)にしているので、ノズル22の先端部22bの上下方向の移動量が大きくなる。したがって、ノズルシュート20の高さ方向の調整範囲が大きくなり、遊技機70の機種変更により受け皿71の高さ位置が大きく変わっても、遊技媒体を払い出すことができる遊技媒体貸出機10となる。また、球状体22dが、操作レバー24により上下方向に例えば7段階に位置決めされるので、遊技媒体貸出機10の本体11からノズルシュート20を取り外さなくても、例えば、メダルを補給するために開閉する鍵穴14付きの扉15を開け、指で操作レバー24を操作することで、ノズルシュート20の上下方向の高さ調整を短時間で容易に行える遊技媒体貸出機10となる。また、ノズル22の基端部22aで、水平方向に回動自在(θb)にされているので、ノズル22の先端部22bの水平方向の移動量が大きくなる。したがって、遊技機70の機種変更時、またはメンテナンスやメダルの補給などで遊技機の前面扉73を開ける際、ノズル22の先端部22bが前面扉73の前を塞がず、作業の邪魔にならない遊技媒体貸出機10となる。
図2は、図1の遊技媒体貸出機10での、矢視Aで囲むノズルシュート20を示し、(a)は(b)での矢視B−B断面図、(b)は側断面図、(c)はクリックストッパ機構の正断面図である。また、図3は、図2でのノズルシュート20を理解し易くするための組み立て前の分解側断面図である。図2および図3で、遊技媒体貸出機10のノズルシュート20は、遊技媒体貸出機10の遊技媒体払出口に取り付けられ、払い出される遊技媒体を案内する案内口21gを有するバックベース21と、このバックベース21の案内口21gに連なる遊技媒体の通路22gを有するノズル22と、このノズル22の基端部22aを覆うノズルカバー23とを備えている。ノズル22は、下ノズル22−1と上ノズル22−2で組み立てられている。さらに、ノズル22には、その基端部22aに球状体22dが形成されると共に、球状体22dの上部に球状体22dの輪郭に沿って例えば7つである複数の幅溝22vが刻設されている。一方、バックベース21とノズルカバー23には、ノズル22の球状体22dを滑動可能にする内包部21d、23dがそれぞれ形成されると共に、バックベース21に架設された係止台21aには、操作レバー24が支承軸24bで取り付けられている。操作レバー24には軸25が連結され、軸25のフランジ25fの下面には突起25vが形成されている。そして、ノズル22の球状体22dに刻設された幅溝22vと、バックベース21に設けた突起25vとで、球状体22dが上下方向に回動するときの係止手段27(22v,25v)とされている。
図2(b)で、操作レバー24を指で操作(矢印C)して軸25を上昇させると、幅溝22vと突起26vとの係止が外れる。次いで、この状態で球状体22dを上下方向に回動可能にして、ノズル22の先端部22bと隣接する遊技機70の受け皿71との高さを調整する。次いで、操作レバー24を放して元に戻し、バネ26sで軸25を下降させることで、幅溝22vと突起26vとが係止され、上下方向が固定される。
さらに、軸25には、水平方向に所定の回動角度で位置決めするクリックストッパ機構28(25e,26e)を備えている。このクリックストッパ機構28(25e,26e)は、係止台21a内に、バネ26sで下方へ付勢されたストッパピン26eを軸25の両側に設け、また、軸25のフランジ25fの上面には、軸25と同心でストッパピン26eが係合する窪み25eを5〜10個設けている。ノズル22を水平方向に回動させ、隣接する遊技機70の前面扉73の前からノズル22の先端部22bを退避した後、固定することで、遊技機の機種変更、メンテナンスやメダルの補給などが効率良く行うことができる。なお、29は小ネジを示している。
ノズルシュート20の組み立ては、以下のようにして行う。先ず、下ノズル22−1、上ノズル22−2を組み立てる。また、係止台21aにバネ26sとストッパピン26eを収納した後、軸25を挿入する。次いで、操作レバー24を軸25の首部に挿入しつつ支承軸24bと共に、係止台21aをバックベース21に小ネジ(図示せず)で固定する。次いで、ノズル22の球状体22dを、バックベース21の内包部21dおよびノズルカバー23の内包部23dで挟みつつ、遊技媒体貸出機10の本体11に、小ネジ29で締め付け、組み立てる。
本発明の遊技媒体貸出機およびそのノズルシュートは、スロットマシンに限らず、パチンコなどの遊技機にも適宜設計を加えることで適用が可能である。
10:遊技媒体貸出機
11:本体
14:鍵穴
15:扉
20:ノズルシュート
21:バックベース
21a:係止台
21d:内包部
21g:案内口
22:ノズル
22−1:下ノズル
22−2:上ノズル
22a:基端部
22b:先端部
22d:球状体
22v:幅溝
22g:通路
23:ノズルカバー
23d:内包部
24:操作レバー
24b:支承軸
25:軸
25f:フランジ
25v:突起
26e:窪み
26e:ストッパピン
26s:バネ
27(22v,25v):係止手段
28(25e,26e):クリックストッパ機構
29:小ネジ
50:遊技媒体貸出機
52:投入口
53:表示部
60:ノズルシュート
62:ノズル
62b:先端部
70:遊技機
71:受け皿
72:メダル(遊技媒体)投入口
73:前面扉
θb:水平方向に回動自在
θh:上下方向に回動可能
11:本体
14:鍵穴
15:扉
20:ノズルシュート
21:バックベース
21a:係止台
21d:内包部
21g:案内口
22:ノズル
22−1:下ノズル
22−2:上ノズル
22a:基端部
22b:先端部
22d:球状体
22v:幅溝
22g:通路
23:ノズルカバー
23d:内包部
24:操作レバー
24b:支承軸
25:軸
25f:フランジ
25v:突起
26e:窪み
26e:ストッパピン
26s:バネ
27(22v,25v):係止手段
28(25e,26e):クリックストッパ機構
29:小ネジ
50:遊技媒体貸出機
52:投入口
53:表示部
60:ノズルシュート
62:ノズル
62b:先端部
70:遊技機
71:受け皿
72:メダル(遊技媒体)投入口
73:前面扉
θb:水平方向に回動自在
θh:上下方向に回動可能
Claims (3)
- 隣接して配置される遊技機の受け皿にノズルシュートを介して遊技媒体を払い出す遊技媒体貸出機であって、前記ノズルシュートを構成するノズルの基端部に球状体が形成され、該球状体が上下方向に回動可能で操作レバーにより複数段階に位置決めされ、かつ水平方向に回動自在にされていることを特徴とする遊技媒体貸出機。
- 隣接して配置される遊技機の受け皿に遊技媒体を払い出す遊技媒体貸出機のノズルシュートであって、前記遊技媒体貸出機の遊技媒体払出口に取り付けられ、払い出される遊技媒体を案内する案内口を有するバックベースと、該バックベースの案内口に連なる前記遊技媒体の通路を有するノズルと、該ノズルの基端部を覆うノズルカバーとを備え、さらに、前記ノズルには、前記基端部に球状体が形成されると共に該球状体の上部および下部の少なくとも一方に前記球状体の輪郭に沿って少なくとも3の幅溝が刻設され、前記バックベースおよびノズルカバーの少なくとも一方には、前記ノズルの球状体を滑動可能にする内包部が形成されると共に前記ノズルの球状体に刻設された幅溝と操作レバーにより係止し得る係止手段が設けられている、ことを特徴とする遊技媒体貸出機のノズルシュート。
- 前記係止手段は、回転軸を有し、前記ノズルの球状体に刻設された幅溝と係止した後、水平方向に所定の回動角度で位置決めし得るクリックストッパ機構を備えていることを特徴とする請求項2に記載の遊技媒体貸出機のノズルシュート。
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---|---|---|---|
JP2004119168A JP2005296447A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 遊技媒体貸出機およびそのノズルシュート |
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