JPH105437A - 玉貸機 - Google Patents
玉貸機Info
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- JPH105437A JPH105437A JP15938996A JP15938996A JPH105437A JP H105437 A JPH105437 A JP H105437A JP 15938996 A JP15938996 A JP 15938996A JP 15938996 A JP15938996 A JP 15938996A JP H105437 A JPH105437 A JP H105437A
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- ball
- nozzle
- nozzle body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノズルの高さを簡単に微調整できるようにす
る。 【解決手段】 ノズル本体251には、切り欠き251
d,251e,251fが形成されている。これらの切
り欠き251d,251e,251fは、ノズル本体2
51を上下に回動させると、特定の角度でラッチ34c
と嵌合する。これにより、ノズル本体251の放出口2
51aの高さを、パチンコ台の玉受け皿12の高さに応
じて調整できる。
る。 【解決手段】 ノズル本体251には、切り欠き251
d,251e,251fが形成されている。これらの切
り欠き251d,251e,251fは、ノズル本体2
51を上下に回動させると、特定の角度でラッチ34c
と嵌合する。これにより、ノズル本体251の放出口2
51aの高さを、パチンコ台の玉受け皿12の高さに応
じて調整できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ台の玉受け
皿に貸し玉を供給する玉貸機に関し、特に上下方向およ
び水平方向に回動可能に取り付けられたノズルによって
貸し玉を供給する玉貸機に関する。
皿に貸し玉を供給する玉貸機に関し、特に上下方向およ
び水平方向に回動可能に取り付けられたノズルによって
貸し玉を供給する玉貸機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ台1台毎に隣接して設け
られる玉貸機では、パチンコ台の玉受け皿に直接貸し玉
を供給するためのノズルを有するものがある。
られる玉貸機では、パチンコ台の玉受け皿に直接貸し玉
を供給するためのノズルを有するものがある。
【0003】図9は従来の玉貸機の構成を示す正面図で
ある。玉貸機90のパネル90a上には、ノズル91が
取り付けられている。ノズル91は、図に示すように、
軸91bを中心に上下方向に回動可能に取り付けられて
いる。また、ノズル91は、図面前後方向にも回動可能
に取り付けられている。ノズル91の放出口91aは、
ほぼ直角に曲がっている。そして、図のように、ノズル
91を水平に倒し、かつパチンコ台92側に向けると、
放出口91aが玉受け皿92a上方に位置する。この放
出口91aからは、玉貸機90側から送られた貸し玉が
玉受け皿92aに向かって放出される。
ある。玉貸機90のパネル90a上には、ノズル91が
取り付けられている。ノズル91は、図に示すように、
軸91bを中心に上下方向に回動可能に取り付けられて
いる。また、ノズル91は、図面前後方向にも回動可能
に取り付けられている。ノズル91の放出口91aは、
ほぼ直角に曲がっている。そして、図のように、ノズル
91を水平に倒し、かつパチンコ台92側に向けると、
放出口91aが玉受け皿92a上方に位置する。この放
出口91aからは、玉貸機90側から送られた貸し玉が
玉受け皿92aに向かって放出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような玉
貸機90では、パチンコ台92の玉受け皿92aの位置
が低い場合には、ノズル91の放出口91aと玉受け皿
92aとの距離が空きすぎて、放出口91aから放出さ
れた貸し玉が玉受け皿92aからこぼれる心配があっ
た。このような場合、従来は、放出口91aの下部に補
助的な案内部材を取り付けるようにしていたが、作業が
困難であり、コスト高にもなっていた。
貸機90では、パチンコ台92の玉受け皿92aの位置
が低い場合には、ノズル91の放出口91aと玉受け皿
92aとの距離が空きすぎて、放出口91aから放出さ
れた貸し玉が玉受け皿92aからこぼれる心配があっ
た。このような場合、従来は、放出口91aの下部に補
助的な案内部材を取り付けるようにしていたが、作業が
困難であり、コスト高にもなっていた。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、貸し玉供給状態でのノズルの放出口の高さを
簡単に調節することのできる玉貸機を提供することを目
的とする。
のであり、貸し玉供給状態でのノズルの放出口の高さを
簡単に調節することのできる玉貸機を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、上下方向および水平方向に回動可能に取
り付けられたノズルによってパチンコ台の玉受け皿に貸
し玉を供給する玉貸機において、前記ノズルの上下方向
の傾きを段階的に切り替え可能なラチェット機構を有す
ることを特徴とする玉貸機が提供される。
決するために、上下方向および水平方向に回動可能に取
り付けられたノズルによってパチンコ台の玉受け皿に貸
し玉を供給する玉貸機において、前記ノズルの上下方向
の傾きを段階的に切り替え可能なラチェット機構を有す
ることを特徴とする玉貸機が提供される。
【0007】このような玉貸機では、パチンコ台側の玉
受け皿の高さに合わせて、ノズルの上下方向の傾きを手
動で段階的に切り替えることができる。
受け皿の高さに合わせて、ノズルの上下方向の傾きを手
動で段階的に切り替えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態を図面に基
づいて説明する。図2はパチンコ台および玉貸機の外観
を示す図である。パチンコ台1には、玉貸機2が隣接し
て設けられている。パチンコ台1には、遊技面11、玉
受け皿12、予備皿13、ハンドル14等が設けられて
いる。遊技面11は、図面左側部分にヒンジが設けられ
て開閉可能となっているガラス窓11aによって塞がれ
ている。
づいて説明する。図2はパチンコ台および玉貸機の外観
を示す図である。パチンコ台1には、玉貸機2が隣接し
て設けられている。パチンコ台1には、遊技面11、玉
受け皿12、予備皿13、ハンドル14等が設けられて
いる。遊技面11は、図面左側部分にヒンジが設けられ
て開閉可能となっているガラス窓11aによって塞がれ
ている。
【0009】一方、玉貸機2のパネル20には、表示パ
ネル21、コイン投入口22、返却ボタン23、金額選
択パネル24、ノズル25、返却口26、および紙幣挿
入口27が設けられている。表示パネル21は、投入金
額の表示や、釣り銭切れの表示等を行うパネルである。
金額選択パネル24は、コイン投入口22から500円
硬貨が投入されたり、紙幣挿入口27から紙幣が挿入さ
れたときに、遊技者が希望する貸し出し金額を選択する
パネルである。硬貨投入後に返却ボタン23が押される
と、返却口26から返却される。
ネル21、コイン投入口22、返却ボタン23、金額選
択パネル24、ノズル25、返却口26、および紙幣挿
入口27が設けられている。表示パネル21は、投入金
額の表示や、釣り銭切れの表示等を行うパネルである。
金額選択パネル24は、コイン投入口22から500円
硬貨が投入されたり、紙幣挿入口27から紙幣が挿入さ
れたときに、遊技者が希望する貸し出し金額を選択する
パネルである。硬貨投入後に返却ボタン23が押される
と、返却口26から返却される。
【0010】コイン投入口22から100円硬貨が投入
されたり、金額選択パネル24で金額選択がなされた場
合には、それぞれの金額に応じた数の貸し玉がノズル2
5を介してパチンコ台1の玉受け皿12上に供給され
る。
されたり、金額選択パネル24で金額選択がなされた場
合には、それぞれの金額に応じた数の貸し玉がノズル2
5を介してパチンコ台1の玉受け皿12上に供給され
る。
【0011】図3はノズル25の具体的な構成を示す図
であり、(A)はノズル25を収納した状態の正面図、
(B)は左側面図である。ノズル25は、ノズル本体2
51と、回動部材252とから構成されている。本体2
51は、回動部材252を介して、玉貸機2のパネル2
0の取り付け部30に取り付けられている。ノズル本体
251は、取り付け部30の連通部材32を介して玉貸
機2内部から送られる貸し玉を、ほぼ直角に曲げられた
放出口251aから放出する。
であり、(A)はノズル25を収納した状態の正面図、
(B)は左側面図である。ノズル25は、ノズル本体2
51と、回動部材252とから構成されている。本体2
51は、回動部材252を介して、玉貸機2のパネル2
0の取り付け部30に取り付けられている。ノズル本体
251は、取り付け部30の連通部材32を介して玉貸
機2内部から送られる貸し玉を、ほぼ直角に曲げられた
放出口251aから放出する。
【0012】ノズル25は、その回動部材252が、取
り付け部30の基台31に対して、パネル20の幅方向
の中心と一致する軸L1 回りに回動自在に取り付けられ
ている。また、ノズル25は、ノズル本体251が回動
部材252に対して、軸L1上で、かつ軸L1 およびパ
ネル20面と直角な軸L2 回りに回動自在に取り付けら
れている。これにより、ノズル本体251は、上下方向
および水平方向へ回動可能となっている。
り付け部30の基台31に対して、パネル20の幅方向
の中心と一致する軸L1 回りに回動自在に取り付けられ
ている。また、ノズル25は、ノズル本体251が回動
部材252に対して、軸L1上で、かつ軸L1 およびパ
ネル20面と直角な軸L2 回りに回動自在に取り付けら
れている。これにより、ノズル本体251は、上下方向
および水平方向へ回動可能となっている。
【0013】ただし、上方向へのノズル本体251の回
動は、回動部材252のストッパ部252aによって、
図(A)に示すようにノズル本体251が軸L1 よりも
やや左に傾く位置に制限されている。
動は、回動部材252のストッパ部252aによって、
図(A)に示すようにノズル本体251が軸L1 よりも
やや左に傾く位置に制限されている。
【0014】このように、ノズル本体251の上下方向
の回動の軸L2 が、パネル20の幅方向の中心に位置す
る軸L1 上にあることにより、ノズル本体251を垂直
方向に収納したとき、パネル20の幅内にほぼ収まり、
パチンコ台1側に突き出ることがない。よって、図2で
示したパチンコ台1のガラス窓11aや台面を開いたと
きに、ノズル本体251に当たることが防止される。ま
た、回動部材252のストッパ部252aに当接するま
でノズル本体251を回動させれば、図(A)に示すよ
うに、放出口251aもパネル20の幅内に納まると同
時に、隣のパチンコ台側への突出も防止される。
の回動の軸L2 が、パネル20の幅方向の中心に位置す
る軸L1 上にあることにより、ノズル本体251を垂直
方向に収納したとき、パネル20の幅内にほぼ収まり、
パチンコ台1側に突き出ることがない。よって、図2で
示したパチンコ台1のガラス窓11aや台面を開いたと
きに、ノズル本体251に当たることが防止される。ま
た、回動部材252のストッパ部252aに当接するま
でノズル本体251を回動させれば、図(A)に示すよ
うに、放出口251aもパネル20の幅内に納まると同
時に、隣のパチンコ台側への突出も防止される。
【0015】取り付け部30の基台31には、案内部3
1aが形成されている。図4は取り付け部30の具体的
な構成を示す右側面図であり、(A)はノズル本体25
1を水平にしてパチンコ台1側に向けた状態を示す図、
(B)は図(A)の状態からノズル本体251を正面側
に向けた状態を示す図である。回動部材252には、ノ
ズル本体251の幅とほぼ同じ幅を有する溝252bが
形成されている。ノズル本体251は、この溝252b
に沿って上下動する。回動部材252は、後述するよう
に基台31および連通部材32に対して回動可能に取り
付けられている。
1aが形成されている。図4は取り付け部30の具体的
な構成を示す右側面図であり、(A)はノズル本体25
1を水平にしてパチンコ台1側に向けた状態を示す図、
(B)は図(A)の状態からノズル本体251を正面側
に向けた状態を示す図である。回動部材252には、ノ
ズル本体251の幅とほぼ同じ幅を有する溝252bが
形成されている。ノズル本体251は、この溝252b
に沿って上下動する。回動部材252は、後述するよう
に基台31および連通部材32に対して回動可能に取り
付けられている。
【0016】連通部材32には、玉貸機2側の貸し玉用
の通路20aと連通する通路32aが形成されている。
また、回動部材252の一方の側面には、通路32aと
ノズル本体251内の通路251bとを連通させる孔2
52cが形成されている。この孔252cは、ノズル本
体251がパチンコ台1側に向いているときに通路32
aと連通する位置に設けられている。
の通路20aと連通する通路32aが形成されている。
また、回動部材252の一方の側面には、通路32aと
ノズル本体251内の通路251bとを連通させる孔2
52cが形成されている。この孔252cは、ノズル本
体251がパチンコ台1側に向いているときに通路32
aと連通する位置に設けられている。
【0017】取り付け部30の基台31には、ノズル本
体251の回動方向に沿うように、案内部31aが形成
されている。この案内部31aは、パチンコ台1側から
パネル正面側に向かって上り傾斜となるように形成され
ている。このため、図4(A)のようにノズル本体25
1が図2で示した玉受け皿12に貸し玉供給可能な状態
から、図(B)のようにパネル正面側に水平方向に回動
させると、ノズル本体251は、案内部31aに沿って
徐々に先端側が上方に傾斜していく。
体251の回動方向に沿うように、案内部31aが形成
されている。この案内部31aは、パチンコ台1側から
パネル正面側に向かって上り傾斜となるように形成され
ている。このため、図4(A)のようにノズル本体25
1が図2で示した玉受け皿12に貸し玉供給可能な状態
から、図(B)のようにパネル正面側に水平方向に回動
させると、ノズル本体251は、案内部31aに沿って
徐々に先端側が上方に傾斜していく。
【0018】したがって、ノズル本体251が玉受け皿
12よりもパネル正面側に回動しても、通路251b内
に残っている貸し玉がこぼれることがない。よって、図
4(A)の状態で遊技面11のガラス窓11aを開いて
も、貸し玉がこぼれる心配がない。また、ノズル本体2
51は、回動を開始した時点で上方に傾斜していくの
で、玉受け皿12の縁端に当たる心配もない。
12よりもパネル正面側に回動しても、通路251b内
に残っている貸し玉がこぼれることがない。よって、図
4(A)の状態で遊技面11のガラス窓11aを開いて
も、貸し玉がこぼれる心配がない。また、ノズル本体2
51は、回動を開始した時点で上方に傾斜していくの
で、玉受け皿12の縁端に当たる心配もない。
【0019】次に、回動部材252の回動機構の具体的
な構成について説明する。図5は図4(A)のX−X線
に沿う断面図であり、(A)はノズル本体251をパチ
ンコ台1側に向けた状態を示す図、(B)はノズル本体
251をパネル正面側に向けた状態を示す図である。こ
こでは、パチンコ台1の遊技面11aと平行な線を
L3 、線L3 と同一水平面内で直角な線をL4 とする。
回動部材252は、断面形状が円形となるように形成さ
れている。この回動部材252の側面の一部には、周方
向に沿う溝252dが形成されている。この溝252d
は、半周程度の長さに形成されている。
な構成について説明する。図5は図4(A)のX−X線
に沿う断面図であり、(A)はノズル本体251をパチ
ンコ台1側に向けた状態を示す図、(B)はノズル本体
251をパネル正面側に向けた状態を示す図である。こ
こでは、パチンコ台1の遊技面11aと平行な線を
L3 、線L3 と同一水平面内で直角な線をL4 とする。
回動部材252は、断面形状が円形となるように形成さ
れている。この回動部材252の側面の一部には、周方
向に沿う溝252dが形成されている。この溝252d
は、半周程度の長さに形成されている。
【0020】一方、連通部材32には、回動部材252
の側面に沿う形状の湾曲部321が形成されている。こ
の湾曲部321には、溝252dに摺動可能に嵌合する
ストッパ321aが形成されている。ストッパ321a
は、回動部材252の側面の周方向の長さの1/8より
やや長い幅を有している。
の側面に沿う形状の湾曲部321が形成されている。こ
の湾曲部321には、溝252dに摺動可能に嵌合する
ストッパ321aが形成されている。ストッパ321a
は、回動部材252の側面の周方向の長さの1/8より
やや長い幅を有している。
【0021】このような回動機構では、ノズル本体25
1をパチンコ台1側に回動させると、ノズル本体251
が線L3 と平行になったときに、回動部材252の溝2
52dの一方の端部252eがストッパ321aの一方
の端部321bと当接する。これにより、ノズル本体2
51の回動が停止し、玉受け皿12の貸し玉供給が可能
になる。
1をパチンコ台1側に回動させると、ノズル本体251
が線L3 と平行になったときに、回動部材252の溝2
52dの一方の端部252eがストッパ321aの一方
の端部321bと当接する。これにより、ノズル本体2
51の回動が停止し、玉受け皿12の貸し玉供給が可能
になる。
【0022】一方、ノズル本体251をパネル正面側に
回動させると、ノズル本体251が線L4 と平行な向き
よりもさらに1/8周よりやや少ない角度回動した位置
で、回動部材252の溝252dの他方の端部252f
がストッパ321aの他方の端部321cと当接する。
これにより、ノズル本体251の回動が停止する。この
とき、ノズル本体251の先端側は、パネル正面よりや
や反パチンコ台側に向いているので、ガラス窓11aを
開いたときに、邪魔にならない。
回動させると、ノズル本体251が線L4 と平行な向き
よりもさらに1/8周よりやや少ない角度回動した位置
で、回動部材252の溝252dの他方の端部252f
がストッパ321aの他方の端部321cと当接する。
これにより、ノズル本体251の回動が停止する。この
とき、ノズル本体251の先端側は、パネル正面よりや
や反パチンコ台側に向いているので、ガラス窓11aを
開いたときに、邪魔にならない。
【0023】図1はノズル本体251の取り付け構造を
示す縦断面図である。この図は、ノズル本体251を図
5の線L3 に沿う方向、すなわち貸し玉供給可能な状態
に向けた場合のノズル25の正面側から見た縦断面図で
ある。なお、ここでは、取り付け部30の基台31等の
図示は省略してある。
示す縦断面図である。この図は、ノズル本体251を図
5の線L3 に沿う方向、すなわち貸し玉供給可能な状態
に向けた場合のノズル25の正面側から見た縦断面図で
ある。なお、ここでは、取り付け部30の基台31等の
図示は省略してある。
【0024】回動部材252は、取り付け金具33上に
固定された軸部材34によって軸支されている。軸部材
34には、3個のラッチ34a,34b,34cが直径
方向に並んで設けられている。左右のラッチ34a,3
4bは、ノズル本体251がパチンコ台1の遊技面11
と平行な向き、あるいは垂直な向きにあるときに回動部
材252の切り欠き252g,252h等と嵌合する。
固定された軸部材34によって軸支されている。軸部材
34には、3個のラッチ34a,34b,34cが直径
方向に並んで設けられている。左右のラッチ34a,3
4bは、ノズル本体251がパチンコ台1の遊技面11
と平行な向き、あるいは垂直な向きにあるときに回動部
材252の切り欠き252g,252h等と嵌合する。
【0025】中心のラッチ34cは、軸芯が軸L1 上に
位置するように設けられている。ラッチ34cは、ノズ
ル本体251に形成された各切り欠き251d,251
e,251f,251gとラチェット機構を形成してい
る。切り欠き251d,251e,251f,251g
は、それぞれノズル本体251の傾きを調整するために
形成されている。図のように、ラッチ34cが切り欠き
251eと嵌合している場合には、ノズル本体251
は、貸し玉供給における標準の傾斜角度になっている。
このとき、ノズル本体251全体は、先端に向かって緩
やかに傾斜する角度に固定される。
位置するように設けられている。ラッチ34cは、ノズ
ル本体251に形成された各切り欠き251d,251
e,251f,251gとラチェット機構を形成してい
る。切り欠き251d,251e,251f,251g
は、それぞれノズル本体251の傾きを調整するために
形成されている。図のように、ラッチ34cが切り欠き
251eと嵌合している場合には、ノズル本体251
は、貸し玉供給における標準の傾斜角度になっている。
このとき、ノズル本体251全体は、先端に向かって緩
やかに傾斜する角度に固定される。
【0026】この標準の傾斜角度のとき、玉貸機2内部
から貸し玉の供給がなされると、孔251cを介して通
路251bに導入され、その貸し玉は、放出口251a
から図2に示した玉受け皿12上に放出される。
から貸し玉の供給がなされると、孔251cを介して通
路251bに導入され、その貸し玉は、放出口251a
から図2に示した玉受け皿12上に放出される。
【0027】玉受け皿12が低い位置に設けられたパチ
ンコ台1の隣に玉貸機2が設置されている場合には、ノ
ズル本体251を手で下方に押して最下位置に下げる。
図6はノズル本体251を最下位置に下げた状態を示す
図である。ノズル本体251を下方に押すと、切り欠き
251dにラッチ34cが嵌合し、その角度でノズル本
体251が固定される。
ンコ台1の隣に玉貸機2が設置されている場合には、ノ
ズル本体251を手で下方に押して最下位置に下げる。
図6はノズル本体251を最下位置に下げた状態を示す
図である。ノズル本体251を下方に押すと、切り欠き
251dにラッチ34cが嵌合し、その角度でノズル本
体251が固定される。
【0028】こうして、ノズル本体251を図1または
図6に示した状態にすることにより、貸し玉の供給を行
うことができる。しかし、玉受け皿12上が満杯になっ
ても、玉貸機側からの貸し玉の供給が続いている場合に
は、玉受け皿12から貸し玉が溢れたり、遊技面11側
への貸し玉の流れが悪くなることがある。このため、玉
受け皿12にある程度貸し玉が溜まったら、ノズル本体
251を次に示す貸し玉供給中断位置にはね上げる。
図6に示した状態にすることにより、貸し玉の供給を行
うことができる。しかし、玉受け皿12上が満杯になっ
ても、玉貸機側からの貸し玉の供給が続いている場合に
は、玉受け皿12から貸し玉が溢れたり、遊技面11側
への貸し玉の流れが悪くなることがある。このため、玉
受け皿12にある程度貸し玉が溜まったら、ノズル本体
251を次に示す貸し玉供給中断位置にはね上げる。
【0029】図7はノズル本体251を貸し玉供給中断
位置にはね上げた状態を示す図である。ノズル本体25
1を、図1または図6に示した状態から適度な角度だけ
上方にはね上げると、切り欠き251fにラッチ34c
が嵌合し、ノズル本体251がその角度で固定される。
この状態では、ノズル本体251内の通路251bは先
端側が上方に向いているので、通路251b内の貸し玉
の放出が停止する。そして、ノズル本体251を軽く押
し下げれば、図1または図6に示した状態にすることが
でき、再び貸し玉の供給を行うことができる。
位置にはね上げた状態を示す図である。ノズル本体25
1を、図1または図6に示した状態から適度な角度だけ
上方にはね上げると、切り欠き251fにラッチ34c
が嵌合し、ノズル本体251がその角度で固定される。
この状態では、ノズル本体251内の通路251bは先
端側が上方に向いているので、通路251b内の貸し玉
の放出が停止する。そして、ノズル本体251を軽く押
し下げれば、図1または図6に示した状態にすることが
でき、再び貸し玉の供給を行うことができる。
【0030】一方、ノズル本体251を収納する場合に
は、ノズル本体251をさらに大きく押し上げる。図8
はノズル本体251を収納した状態を示す図である。こ
の状態では、切り欠き251gにラッチ34cが嵌合
し、ノズル本体251は、ほぼ垂直になる。この状態か
らさらにノズル本体251が回動部材252のストッパ
部252aに当接するまで図面左回りに押すと、図3
(A)に示したように、パネル20の幅内にノズル25
全体が納まる。
は、ノズル本体251をさらに大きく押し上げる。図8
はノズル本体251を収納した状態を示す図である。こ
の状態では、切り欠き251gにラッチ34cが嵌合
し、ノズル本体251は、ほぼ垂直になる。この状態か
らさらにノズル本体251が回動部材252のストッパ
部252aに当接するまで図面左回りに押すと、図3
(A)に示したように、パネル20の幅内にノズル25
全体が納まる。
【0031】このように、本形態では、ラッチ34cお
よび切り欠き251d,251e,251fとによるラ
チェット機構を介してノズル本体251を取り付けるよ
うにしたので、補助的な案内部材等を着脱することな
く、放出口251aの高さを容易に微調整することがで
きる。
よび切り欠き251d,251e,251fとによるラ
チェット機構を介してノズル本体251を取り付けるよ
うにしたので、補助的な案内部材等を着脱することな
く、放出口251aの高さを容易に微調整することがで
きる。
【0032】また、本形態では、中間位置の切り欠き2
51gを形成することにより、ノズル本体251の放出
口251a側を適度な角度だけ上方にはね上げた状態で
固定できるようにしたので、ノズル本体251内に残っ
た貸し玉の供給を簡単に停止することができる。
51gを形成することにより、ノズル本体251の放出
口251a側を適度な角度だけ上方にはね上げた状態で
固定できるようにしたので、ノズル本体251内に残っ
た貸し玉の供給を簡単に停止することができる。
【0033】なお、本形態では、ノズル本体251の高
さの微調整のために、2個の切り欠き251d,251
eを形成するようにしたが、間隔を狭めて3個以上の切
り欠きを形成すれば、さらに細かい調整を行うことがで
きる。
さの微調整のために、2個の切り欠き251d,251
eを形成するようにしたが、間隔を狭めて3個以上の切
り欠きを形成すれば、さらに細かい調整を行うことがで
きる。
【0034】また、本形態では、ノズル本体251に切
り欠き251d,251e,251f,251gを形成
し、これらと嵌合するラッチ34cを回動部材252に
設けるようにしたが、ノズル本体251にラッチを、回
動部材252に切り欠き251d,251e,251
f,251gを形成してもよい。
り欠き251d,251e,251f,251gを形成
し、これらと嵌合するラッチ34cを回動部材252に
設けるようにしたが、ノズル本体251にラッチを、回
動部材252に切り欠き251d,251e,251
f,251gを形成してもよい。
【0035】さらに、ラチェット機構の構造も、ラッチ
34cや切り欠き251d,251e,251f,25
1gによるものだけでなく、ノズル本体251を適度な
力で所定の位置で抑止できるのであれば、他の構造でも
よい。
34cや切り欠き251d,251e,251f,25
1gによるものだけでなく、ノズル本体251を適度な
力で所定の位置で抑止できるのであれば、他の構造でも
よい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ノズル
の上下方向の傾きを段階的に切り替え可能なラチェット
機構を設けたので、補助的な案内部材等を着脱すること
なく、ノズルの上下方向の傾きをパチンコ台側の玉受け
皿の高さに合わせて手動で段階的に切り替えることがで
きる。よって、作業が簡単になり、コスト高にもならな
い。
の上下方向の傾きを段階的に切り替え可能なラチェット
機構を設けたので、補助的な案内部材等を着脱すること
なく、ノズルの上下方向の傾きをパチンコ台側の玉受け
皿の高さに合わせて手動で段階的に切り替えることがで
きる。よって、作業が簡単になり、コスト高にもならな
い。
【図1】ノズル本体の取り付け構造を示す縦断面図であ
る。
る。
【図2】パチンコ台および玉貸機の外観を示す図であ
る。
る。
【図3】ノズルの具体的な構成を示す図であり、(A)
はノズルを収納した状態の正面図、(B)は左側面図で
ある。
はノズルを収納した状態の正面図、(B)は左側面図で
ある。
【図4】取り付け部の具体的な構成を示す右側面図であ
り、(A)はノズル本体を水平にしてパチンコ台側に向
けた状態を示す図、(B)は図(A)の状態からノズル
本体を正面側に向けた状態を示す図である。
り、(A)はノズル本体を水平にしてパチンコ台側に向
けた状態を示す図、(B)は図(A)の状態からノズル
本体を正面側に向けた状態を示す図である。
【図5】図4(A)のX−X線に沿う断面図であり、
(A)はノズル本体をパチンコ台側に向けた状態を示す
図、(B)はノズル本体をパネル正面側に向けた状態を
示す図である。
(A)はノズル本体をパチンコ台側に向けた状態を示す
図、(B)はノズル本体をパネル正面側に向けた状態を
示す図である。
【図6】ノズル本体を最下位置に下げた状態を示す図で
ある。
ある。
【図7】ノズル本体を貸し玉供給中断位置にはね上げた
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図8】ノズル本体を収納した状態を示す図である。
【図9】従来の玉貸機の構成を示す正面図である。
1 パチンコ台 2 玉貸機 11 遊技面 11a ガラス窓 12 玉受け皿 20 パネル 25 ノズル 30 取り付け部 31 基台 31a 案内部 32 連通部材 34a,34b,34c ラッチ 251 ノズル本体 251a 放出口 251b 通路 251d,251e,251f,251g 切り欠き 252 回動部材 252a ストッパ部 252b 溝 252d 溝
Claims (3)
- 【請求項1】 上下方向および水平方向に回動可能に取
り付けられたノズルによってパチンコ台の玉受け皿に貸
し玉を供給する玉貸機において、 前記ノズルの上下方向の傾きを段階的に切り替え可能な
ラチェット機構を有することを特徴とする玉貸機。 - 【請求項2】 前記ラチェット機構は、ノズル本体に形
成された複数の切り欠きと、前記上下方向に対して前記
ノズル本体を軸支する部材に設けられ前記切り欠きと嵌
合するラッチ部材と、を有することを特徴とする請求項
1記載の玉貸機。 - 【請求項3】 前記ラチェット機構は、前記貸し玉が放
出可能な状態よりも所定角度上方に傾いた状態で前記ノ
ズルを停止できるように構成されていることを特徴とす
る請求項1記載の玉貸機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15938996A JPH105437A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 玉貸機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15938996A JPH105437A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 玉貸機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH105437A true JPH105437A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15692724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15938996A Pending JPH105437A (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 玉貸機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH105437A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001212358A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-08-07 | Sayama Precision Ind Co | 遊技場設備 |
JP2005253594A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Samii Kk | 遊技媒体貸出機およびそのノズルシュート |
JP2005296448A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Samii Kk | 遊技媒体貸出機およびそのノズルシュート |
JP2005296447A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Samii Kk | 遊技媒体貸出機およびそのノズルシュート |
JP2007313094A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP15938996A patent/JPH105437A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001212358A (ja) * | 2000-02-01 | 2001-08-07 | Sayama Precision Ind Co | 遊技場設備 |
JP2005253594A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Samii Kk | 遊技媒体貸出機およびそのノズルシュート |
JP2005296448A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Samii Kk | 遊技媒体貸出機およびそのノズルシュート |
JP2005296447A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Samii Kk | 遊技媒体貸出機およびそのノズルシュート |
JP2007313094A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061226 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061228 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070424 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |