JP2005295452A - ダンパ、振動板およびスピーカ装置 - Google Patents
ダンパ、振動板およびスピーカ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005295452A JP2005295452A JP2004111246A JP2004111246A JP2005295452A JP 2005295452 A JP2005295452 A JP 2005295452A JP 2004111246 A JP2004111246 A JP 2004111246A JP 2004111246 A JP2004111246 A JP 2004111246A JP 2005295452 A JP2005295452 A JP 2005295452A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- coil bobbin
- inner peripheral
- adhesion
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Abstract
【課題】 コイルボビンを良好に保持するダンパ、振動板、およびスピーカ装置を提供すること。
【解決手段】ダンパ部材600には、コイルボビンに接着されてコイルボビンを保持する可撓性の接着補助部材640を備えている。このため、例えば接着補助部材640の内周縁641の径寸法をコイルボビンの径寸法より小さくした場合でも、接着補助部材640を可撓変形させて、内周縁641をコイルボビンの径寸法に合わせて拡径して、コイルボビンを嵌挿させることができる。したがって、従来のような樹脂などにより形成されたダンパよりも、コイルボビンとの隙間を小さくできる。これにより、コイルボビンと接着補助部材640との接着性を良好にでき、コイルボビンを良好に保持することができる。
【選択図】 図2
Description
図1において、100はスピーカ装置で、このスピーカ装置100は、電気的に接続される再生装置からの電気信号である音声データを発音により出力する。このスピーカ装置100は、フレーム200と、磁気回路を構成する磁石300と、磁気回路を構成する磁性体220と、振動板400と、コイルボビン500と、ボイスコイル700と、図示しない保護部材と、を備えている。
次に、上記スピーカ装置100における、コイルボビン500のダンパ部材600への保持方法について説明する。
上述したように、上記実施の形態では、ダンパ部材600には、コイルボビン500に接着されてコイルボビン500を保持する可撓性の接着補助部材640を備えている。このため、例えば接着補助部材640の内周縁641の径寸法をコイルボビン500の径寸法より小さくした場合でも、接着補助部材640を可撓変形させて、内周縁641をコイルボビン500の径寸法に合わせて拡径して、コイルボビン500を嵌挿させることができる。したがって、従来のような樹脂などにより形成されたダンパよりも、コイルボビン500との隙間を小さくできる。これにより、コイルボビン500と接着補助部材640との接着性を良好にでき、コイルボビン500を良好に保持することができる。また、コイルボビン500との隙間を小さくできるために、これらのコイルボビン500と接着補助部材640とを接着する接着剤の量も少なくでき、生産コストの低減を図れる。さらには、接着補助部材640は、径寸法の異なるコイルボビンであっても、コイルボビンの径寸法にあわせて拡径して、コイルボビンを嵌挿させることができる。したがって、ダンパ部材600の共有化ができるので、容易に部品管理を実施でき、また、コストの削減も図れる。
〔実施の形態の変形〕
〔実施の形態の作用効果〕
700…コイルとしてのボイスコイル
500…コイルボビン
600…ダンパとしてのダンパ部材
610…外周枠
620…内周枠
630…アーム部
640…接着補助部材
200…フレーム
400…振動板
Claims (14)
- コイルが巻装されたコイルボビンを保持するダンパであって、
前記コイルボビンと接着されて前記コイルボビンを保持する可撓性を有した接着補助部材を備えた
ことを特徴としたダンパ。 - 請求項1に記載のダンパであって、
前記接着補助部材は、前記コイルボビンが嵌挿可能な略筒状に形成された
ことを特徴としたダンパ。 - 請求項2に記載のダンパであって、
前記接着補助部材は、少なくとも内径が可撓変形により拡径可能に形成された
ことを特徴としたダンパ。 - 請求項1に記載のダンパであって、
前記接着補助部材は、内周側が前記コイルボビンの嵌挿により拡径可能な略環状に形成された
ことを特徴としたダンパ。 - 請求項4に記載のダンパであって、
前記接着補助部材は、内周側が一面側に可撓変形することにより拡径可能に形成された
ことを特徴としたダンパ。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のダンパであって、
環状の外環部と、
この外環部に内方に向けて突出する状態に設けられた弾性変形可能な弾性変形部と、を備え、
前記接着補助部材は、前記弾性変形部の内周縁近傍に設けられた
ことを特徴としたダンパ。 - 請求項6に記載のダンパであって、
前記接着補助部材は、前記弾性変形部の内周縁に設けられた環状の内環部の内周縁に臨んで設けられた
ことを特徴としたダンパ。 - 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のダンパであって、
前記接着補助部材は、外方に突出する弾性変形可能な弾性変形部が設けられた
ことを特徴としたダンパ。 - 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のダンパであって、
前記接着補助部材は、多孔性素材で形成された
ことを特徴としたダンパ。 - 請求項9に記載のダンパであって、
前記多孔性素材は、織布または不織布である
ことを特徴としたダンパ。 - 請求項9または請求項10に記載のダンパであって、
前記接着補助部材は、インサート成形により一体的に設けられた
ことを特徴としたダンパ。 - コイルボビンと、
このコイルボビンに鍔状に設けられた振動部と、
請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のダンパと、
を備えたことを特徴とした振動板。 - フレームと、
このフレームに配設される磁気回路と、
前記フレームに取り付けられる振動板と、
前記フレームに取り付けられる請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のダンパと、
前記振動板および前記ダンパに取り付けられ前記磁気回路に近接して配設されるボイスコイルが巻装されたコイルボビンと、
を具備したことを特徴としたスピーカ装置。 - フレームと、
このフレームに配設される磁気回路と、
前記フレームに取り付けられる請求項12に記載の振動板と、
を具備したことを特徴としたスピーカ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004111246A JP2005295452A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | ダンパ、振動板およびスピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004111246A JP2005295452A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | ダンパ、振動板およびスピーカ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005295452A true JP2005295452A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35327853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004111246A Pending JP2005295452A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | ダンパ、振動板およびスピーカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005295452A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008136182A1 (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Panasonic Corporation | スピーカ |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57106392U (ja) * | 1980-12-23 | 1982-06-30 | ||
JPS58107692U (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-22 | 松下電器産業株式会社 | スピ−カ用ダンパ− |
JPS615097U (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-13 | 三菱電機株式会社 | スピ−カ |
JPH021988U (ja) * | 1988-06-17 | 1990-01-09 | ||
JPH03107898U (ja) * | 1990-02-20 | 1991-11-06 | ||
JPH08275291A (ja) * | 1995-03-28 | 1996-10-18 | Tohoku Pioneer Kk | スピーカ用ダンパー |
JPH09224298A (ja) * | 1996-02-16 | 1997-08-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ダンパーおよびこのダンパーを用いたスピーカ |
JPH09312896A (ja) * | 1996-05-23 | 1997-12-02 | Pioneer Electron Corp | スピーカ |
JPH10341498A (ja) * | 1997-06-09 | 1998-12-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカ |
JP2004080662A (ja) * | 2002-08-22 | 2004-03-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカ |
-
2004
- 2004-04-05 JP JP2004111246A patent/JP2005295452A/ja active Pending
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57106392U (ja) * | 1980-12-23 | 1982-06-30 | ||
JPS58107692U (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-22 | 松下電器産業株式会社 | スピ−カ用ダンパ− |
JPS615097U (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-13 | 三菱電機株式会社 | スピ−カ |
JPH021988U (ja) * | 1988-06-17 | 1990-01-09 | ||
JPH03107898U (ja) * | 1990-02-20 | 1991-11-06 | ||
JPH08275291A (ja) * | 1995-03-28 | 1996-10-18 | Tohoku Pioneer Kk | スピーカ用ダンパー |
JPH09224298A (ja) * | 1996-02-16 | 1997-08-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ダンパーおよびこのダンパーを用いたスピーカ |
JPH09312896A (ja) * | 1996-05-23 | 1997-12-02 | Pioneer Electron Corp | スピーカ |
JPH10341498A (ja) * | 1997-06-09 | 1998-12-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカ |
JP2004080662A (ja) * | 2002-08-22 | 2004-03-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカ |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008136182A1 (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Panasonic Corporation | スピーカ |
KR100969109B1 (ko) | 2007-04-26 | 2010-07-09 | 파나소닉 주식회사 | 스피커 |
US7995788B2 (en) | 2007-04-26 | 2011-08-09 | Panasonic Corporation | Loudspeaker |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7221773B2 (en) | Oval speaker apparatus and method of manufacturing the same | |
JP3944859B2 (ja) | スピーカ | |
EP1651004A2 (en) | Speaker device and manufacturing method thereof | |
JP4159408B2 (ja) | スピーカ | |
US8761427B2 (en) | Dynamic microphone unit and dynamic microphone | |
US9473840B2 (en) | Dynamic headphone unit and method of producing dynamic headphone unit | |
JP2006324769A (ja) | ダンパ、振動板、および、スピーカ装置 | |
CN110545507A (zh) | 扬声器及扬声器的组装方法 | |
JP2005295452A (ja) | ダンパ、振動板およびスピーカ装置 | |
US7724914B2 (en) | Dynamic microphone | |
KR101759065B1 (ko) | 틴셀 와이어 삽입형 댐퍼를 구비한 스피커 및 그 댐퍼의 제조방법 | |
JP6711487B6 (ja) | 電気音響変換装置 | |
WO2018051480A1 (ja) | 電気音響変換装置 | |
KR101822186B1 (ko) | 틴셀 와이어 삽입형 댐퍼를 구비한 스피커 및 그 댐퍼의 제조방법 | |
KR101195020B1 (ko) | 음향 변환 장치 | |
JP4610229B2 (ja) | スピーカおよびスピーカの製造方法 | |
US2025087A (en) | Acoustic device | |
JP2007300180A (ja) | スピーカ | |
KR102434194B1 (ko) | 스피커 | |
JPH06292296A (ja) | スピーカー | |
JP2005303895A (ja) | ダンパ、振動板、およびスピーカ装置 | |
JP2005341294A (ja) | スピーカ装置及びその製造方法 | |
JP2007251285A (ja) | スピーカ | |
JP2007006419A (ja) | スピーカ用ダンパ、スピーカおよびスピーカの組立方法 | |
JP3840122B2 (ja) | スピーカの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070316 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070705 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20070814 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20090828 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090929 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091208 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100608 |