JP2005294057A - 自発光型表示装置 - Google Patents

自発光型表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005294057A
JP2005294057A JP2004107919A JP2004107919A JP2005294057A JP 2005294057 A JP2005294057 A JP 2005294057A JP 2004107919 A JP2004107919 A JP 2004107919A JP 2004107919 A JP2004107919 A JP 2004107919A JP 2005294057 A JP2005294057 A JP 2005294057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
organic
color filter
black matrix
spacer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004107919A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4572561B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Endo
広行 遠藤
Michio Arai
三千男 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2004107919A priority Critical patent/JP4572561B2/ja
Publication of JP2005294057A publication Critical patent/JP2005294057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4572561B2 publication Critical patent/JP4572561B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/87Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K59/871Self-supporting sealing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/87Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K59/871Self-supporting sealing arrangements
    • H10K59/8723Vertical spacers, e.g. arranged between the sealing arrangement and the OLED
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/8791Arrangements for improving contrast, e.g. preventing reflection of ambient light
    • H10K59/8792Arrangements for improving contrast, e.g. preventing reflection of ambient light comprising light absorbing layers, e.g. black layers

Landscapes

  • Optical Filters (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、有機ELマルチカラーディスプレイに関して、 EL素子の発光機能を高めることを目的とする。
【解決手段】少なくとも一つの基板2と、基板2上に形成された有機EL素子3からなる構造体と、有機EL素子3からなる構造体を封止する封止基板4とを有し、封止基板4は、透光性を有する基板からなり、かつ、有機エレクトロルミネセンスからなる構造体が形成される側には、カラーフィルタ5および樹脂成分を含有するスペーサ7が、形成されていることを特徴とする。これにより、有機EL素子3が形成された画素位置間に、製造工程を増やさずにスペーサ7を形成することができる。さらに、スペーサ7によって、隣接画素からの発光が、隣の画素に対応したカラーフィルタ5に漏れることを、効果的に防止でき、表示品質を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機ELディスプレイなどの自発光型表示装置に関する。
従来、有機エレクトロルミネセンス(以下、有機ELという。)ディスプレイは、透明基板を使用し、一対の電極間に配置された発光機能を有する有機層が、電極間に電流を流すことで、発光が実現される。この際、透明基板側の電極を可視光に対して透過性を持たせることで、発光が基板側から放射され、パネルの機能を満たす。また、発光素子が、白色光の場合には、カラーフィルタを用いることで、カラー発光パネルが実現できる。一方で、青色発光の場合は、蛍光変換層を介して発光を取り出すことで、カラー発光パネルが実現できる。
この有機ELディスプレイに使用される有機層は、水分に弱く、有機層を外気から遮断する構造が必要である。また、遮断された構造において、遮断空間内で発生したガスを吸着し、外部からの水分を除去する目的で、乾燥剤を遮断された空間に配置する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
この有機ELディスプレイに使用される有機EL素子構造体は、カラーフィルタや蛍光変換層が形成された基板上に形成される。そのため、製造工程に時間を要するという問題点があった。また、カラーフィルタや蛍光変換層が形成された基板上は、表面あれが大きく、電極間でショートやリークが発生するという問題点もあった。さらに、カラーフィルタや蛍光変換層から発生するアウトガスが、直接有機EL素子を通過するため、ダークスポットと呼ばれる黒点不良が発生することもある。
そのため、有機EL素子が形成された基板と、それと対向する基板に、カラーフィルタや蛍光変換層を形成して、カラー発光パネルを実現するものがある(たとえば、特許文献2乃至3参照)。
一方で、有機EL素子が形成された基板と、カラーフィルタや蛍光変換層を形成する基板を、対向配置させることにより生じるギャップ管理のために、ビーズを分散配置させるものもある(たとえば、特許文献4参照)。
さらに、有機EL素子が形成された基板と、カラーフィルタや蛍光変換層を形成する基板間は、両者を同一の基板上に形成するのに比較して、かなり広い間隔が発生してしまう。これにより、隣接する画素からの光の回り込みが生じてしまい、有機ELディスプレイの色度の変化が生じてしまう。これを防止するために、有機EL素子が形成された基板と、カラーフィルタや蛍光変換層を形成された基板との間に、隣接する他の発光画素から遮光する遮光部材を設けるものもある(たとえば、特許文献5参照)。
特開2003−203761号公報 特開平11−185955号公報 特開2001−126862号公報 特開2003−517182号公報 特開2002−299044号公報
しかしながら、上述のように、有機EL素子が形成された基板と、対向する基板にカラーフィルタや蛍光変換層を対向配置した場合に、前記遮光部材やビーズなどを配置すると、却って製造工程が複雑化してしまう。従って、工程の簡素化が必要である。
本発明において、有機EL素子が形成された基板と、対向する基板にカラーフィルタや蛍光変換層を対向配置した場合のギャップ管理は、何ら製造工程を増やすことなくスペーサを形成することで容易に行うことが出来る。
本発明において、パネル全体として製造工程を減少させ、有機EL素子が形成された画素位置間に、何ら製造工程を増やさずにスペーサを形成することで、隣接画素からの発光が、隣の画素に対応したカラーフィルタや蛍光変換層に漏れることも、効果的に防止できる。
このように、本発明においては、製造工程を短縮しつつ、ダークスポットと呼ばれる黒点不良の発生を、効果的に抑えることができる。カラーフィルタや蛍光変換層が形成された基板から発生するアウトガスは、遮断された空間に拡散されるので、黒点不良の発生率を抑えることができる。そして、基板上に直接、有機EL素子を形成するので、リークやショートの発生率を抑えることができる。又、少なくとも無機物からなるパッシベーション膜を形成することでカラーフィルタ、オーバーコートなどからのアウトガスが抑制され有機EL素子の発光寿命を延ばすことができる。
本発明は、以上の問題を鑑み、製造工程の簡素化を実現しつつ、十分な発光機能を実現する有機EL表示装置の構造を提案するものである。
上記目的を達成するため、本願における自発光型表示装置の第一の解決手段として代表的な発明は、少なくとも一つの基板と、基板上に形成された有機エレクトロルミネセンスからなる構造体と、有機エレクトロルミネセンスからなる構造体を封止する封止板とを有し、封止板は、透光性を有する基板からなり、かつ、有機エレクトロルミネセンスからなる構造体が形成される基板面と対向する封止板の基板面側には、少なくともカラーフィルタおよび樹脂成分を含有するスペーサが形成されていることを特徴とする。
前記スペーサは、カラーフィルタ材料、ブラックマトリクス材料あるいはオーバーコート材料のうちの、少なくともいずれかの材料を有することを特徴としてもよい。
前記スペーサの厚みが、1μm乃至100μmであることを特徴としてもよい。
前記カラーフィルタ、および/またはオーバーコート、およびスペーサの上に、少なくとも無機物からなるパッシベーション膜を有することを特徴としてもよい。
前記スペーサは、前記基板と前記封止板との貼り合せの際に用いる接着剤が、前記構造体への浸入を防止する防護壁であることを特徴としてもよい。
上記目的を達成するため、本願における自発光型表示装置の第二の解決手段として代表的な発明は、少なくとも一つの基板と、基板上に形成された有機エレクトロルミネセンスからなる構造体と、有機エレクトロルミネセンスからなる構造体を封止する封止板と、を有し、封止板は、少なくとも透光性を有する基板よりなり、かつ、有機エレクトロルミネセンスからなる構造体が形成される基板面と対向する封止板の基板面側には、少なくともカラーフィルタおよびブラックマトリクスが形成され、該ブラックマトリクスの厚みが、カラーフィルタの厚みよりも、厚いことを特徴とする。
前記ブラックマトリクスの厚みが、0.2μm乃至100μmであることを特徴としてもよい。
前記構造体と、カラーフィルタとのギャップの最小値のおよそ10%乃至90%の厚みを、ブラックマトリクスが、少なくとも有することを特徴としてもよい。
前記ブラックマトリクスを、構造体とカラーフィルタとのギャップを制御する、スペーサとして設けたことを特徴としてもよい。
前記ブラックマトリクスは、基板と封止板との貼り合せの際に用いる接着剤が、構造体への浸入を防止する防護壁であることを特徴としてもよい。
EL素子の発光機能を高めることが可能となる。
図1は、実施例1に使用される有機ELパネルの断面図を示す。有機ELパネル1は、基板2、有機EL素子3、封止基板4、カラーフィルタ5、ブラックマトリクス6、スペーサ7、オーバーコート8およびパッシベーション層9(図示しない。)から構成されている。
基板2は、たとえばガラス、石英などの非晶質基板で、有機EL素子3が形成される。あるいは、基板2にSi、GaAsなどの不透明な結晶性基板を使用しても良い。封止基板4側から光を取り出すからである。又、基板2にスイッチング素子が形成された基板を使用しても良い。なお、本実施例では、コーニング製1737のガラス基板を採用している。
有機EL素子3は、発光機能を有する化合物である蛍光性物質が用いられる。このような蛍光性物質としては、例えば、以下の化合物1乃至4の化合物から構成される。
Figure 2005294057

Figure 2005294057
Figure 2005294057
Figure 2005294057
有機EL素子が、陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/無機電子注入層/陰極である場合は、正孔注入層は、N、N´−ジフェニル−N、N´−ビス(N−(4−メチルフェニル)−N−フェニル(4−アミノフェニル))−1、1´−ビスフェニル−4、4´−ジアミンから形成される。正孔輸送層は、N、N´−ジフェニル−N、N´−ビス(1−ナフチル)−1、1´−ジフェニル−4、4´−ジアミンから形成される。発光層は、下部発光層と上部発光層とを有する。下部発光層は、下記化学式5で表される化合物X、下記化学式6で表される化合物Yを100:3の体積比率で含む材質から形成される。上部発光層は、下記化学式7で表される化合物X、下記化学式8で表される化合物Zを100:3の体積比率で含む材質から形成される。電子輸送層は、tris(8−hydroxyquinoline)aluminiumから形成される。無機電子注入層は、LiFから形成される。なお、この場合、それぞれの膜厚は、発光層40nm、正孔注入層40nm、正孔輸送層30nm、電子輸送層30nm、無機電子注入層0.5nmとしている。
Figure 2005294057

Figure 2005294057

Figure 2005294057

Figure 2005294057
封止基板4は、基板2と対向して配置され、たとえばガラス、石英などの非晶質基板を用い、本発明において封止基板4側は、光取り出し側になるため、光透過性の高い材質が利用される。本実施例では、コーニング製1737のガラス基板を採用している。
封止基板4としては、発光の透過率が80%以上であれば良く、上述のガラスに限らず樹脂等の透明な材料を用いてもよい。封止基板4は、外部からの湿気の侵入を防ぐために、市販の低吸湿性の光硬化性接着剤、エポキシ系接着剤、シリコーン系接着剤、架橋エチレン−酢酸ビニル共重合体接着剤シート等の接着性樹脂層を用いて、基板2と接着し密封する。
カラーフィルタ5は、本発明では、封止基板4側の表示領域内の一部又は全てに少なくとも形成されており、各画素に対応して設けられたRGBの各色の組み合わせによって、カラー表示を可能にするものである。
具体的には、カラーフィルタ5は、封止基板4上に、青色透過層、緑色透過層、赤色透過層として、フジフィルムオーリン社製のカラーフィルタで、カット光が青は490nm以上の波長の光、緑は560nm以上の波長の光および480nm以下の光、赤は580nm以下の波長の光であるものを用いている。そして、本実施例では、このカラーフィルタ5をそれぞれ100μmの幅でストライプ状に形成した。なお、本実施例では、カラーフィルタ5を採用しているが、これにかぎられず、蛍光変換層を利用してもよい。
このように、カラーフィルタ5を封止基板4側に形成することによって、基板2と封止基板4を、それぞれ独立に製造工程に投入することが可能となる。そして、基板2と封止基板4を貼りあわせることにより、製造工程の短縮化を実現できる。また、カラーフィルタ5を、基板2上に形成する場合のカラーフィルタ5またはオーバーコート8上の表面あれに起因する問題や、有機EL素子3を形成する電極間ショートの問題や、リークが発生するという問題も防止できる。さらに、カラーフィルタ5またはオーバーコート8から発生するアウトガスが、直接有機EL素子3を通過することを防止し、ダークスポットと呼ばれる黒点不良の発生を抑えることもできる。
ブラックマトリクス6は、本実施例では、図1に示すように、カラーフィルタ5のそれぞれの間に配置される。ブラックマトリクス6は、黒色顔料が含有されたアクリル型の樹脂膜で構成されている。この樹脂膜は、液晶表示装置用のブラックマスクに通常用いられるものを採用してもよい。本実施例では、感光性の樹脂の中に黒色化するための着色剤を添加して塗布後、ホトリソグラフィープロセスを用いて、所望のブラックマトリクス6のパターンを形成する。なお、ブラックマトリクス6は、本実施例においては、必ずしも必要ではなく、省略してもよい。
スペーサ7は、基板2と封止基板4の間のギャップを維持する一方で、隣接する画素からの光の回り込みを防止するために設けられている。本実施例においては、スペーサ7は、カラーフィルタ5によって形成されている。具体的には、本実施例では、青色透過層、緑色透過層および赤色透過層のそれぞれを積層して、スペーサ7が形成されている。
このように、スペーサ7をカラーフィルタ5によって形成することによって、有機EL素子が形成された画素位置間に、製造工程を増やさずにスペーサ7を形成することができる。さらに、スペーサ7によって、隣接画素からの発光が、隣の画素に対応したカラーフィルタ5に漏れることを、効果的に防止でき、表示品質を向上することができる。なお、スペーサ7の厚みは、1μm〜100μmの範囲内であればよい。本実施例において、スペーサ7の厚みは、3μm〜40μmとしている。
オーバーコート8は、カラーフィルタ5およびブラックマトリクス6を覆って形成される保護層であって、本実施例では、紫外線硬化型アクリル樹脂を用いており、1μmの厚さで形成している。
そして、その上に、図示されない無機物からなるパッシベーション層9を、組成SiOxNy(モル比:x=1.77、y=0.26)とし、成膜速度330nm/minで1μmの厚さに、プラズマCVD(化学気相成長)成膜法で形成した。この時のガス圧は90Paで、温度条件は200℃、投入電力は600W(高周波13.56MHz)、GAPは33mmとした。
このように、本実施例においては、カラーフィルタ5が形成された封止基板4と、有機EL素子3が形成された基板2をそれぞれ用意しているので、製造工程が大幅に短縮される。また、カラーフィルタ5が形成された封止基板4から発生するアウトガスは、遮断された空間に拡散されるので、黒点不良の発生率を抑えることが可能となる。さらに、基板2上に直接有機EL素子3を形成するので、リークやショートの発生率を抑えることが可能となる。また、本実施例においては、有機EL素子3が形成された画素位置間にスペーサ7を形成することで、隣接画素からの発光が、隣の画素に対応したカラーフィルタ5に漏れることも防止することができる。
図2は、実施例2に使用される有機ELパネルの断面図を示す。本実施例が、実施例1と異なる点は、ブラックマトリクス6がスペーサ7としての機能を有している点である。具体的には、ブラックマトリクス6は、表示領域外(画素形成領域外)において、基板2と封止基板4の間に配置されるブラックマトリクス20と、表示領域内(画素形成領域内)に配置されるブラックマトリクス21がある。
そして、ブラックマトリクス20は、本図で示すとおり、表示領域外(画素形成領域外)で、カラーフィルタ5とブラックマトリクス20を積層させ、画素領域内のブラックマトリクス21の厚さより厚くして、スペーサ7として機能している。
一方で、表示領域内(画素形成領域内)においては、カラーフィルタ5およびブラックマトリクス21が、封止基板4に交互に形成され、ブラックマトリクス21の厚みが、カラーフィルタ5の厚みよりも厚く構成されている。具体的には、ブラックマトリクス21の厚みは、0.2μm乃至100μmの範囲内であればよい。本実施例において、ブラックマトリクス21の厚みは、1μm〜40μmとしている。あるいは単層のカラーフィルタ上に、直接ブラックマトリクスを形成することで、画素に対応するカラーフィルタより、ブラックマトリクスを厚くすることができる。このように構成することにより、有機ELパネル1のコントラストの向上が期待できる。
また、ブラックマトリクス21の厚みは、有機EL素子3と、カラーフィルタ5とのギャップの最小値のおよそ10%乃至90%の厚みを、少なくとも有するように構成されている。この数値範囲内に、ブラックマトリクス21の厚みをコントロールすることによって、隣接画素からの発光が、隣の画素に対応したカラーフィルタ5に漏れることを、効果的に防止することができる。
本図で示しているように、ブラックマトリクス21は、表示領域内では、基板2とは接触しないように配置されている。すなわち、本実施例においては、表示領域内のブラックマトリクス21は、基板2と封止基板4の間のギャップを維持する目的ではなく、隣接する画素からの光の回り込みを防止するために設けられている。
さらに、表示領域外(画素形成領域外)のブラックマトリクス20は、接着性樹脂層51が画素部への浸入を防止する防護壁としても機能する。ブラックマトリクス20は、封止基板4上にスペーサ7として画素部を囲んで形成されている。そのため、ブラックマトリクス21は、基板2と封止基板4との貼り合せの際に用いる接着性樹脂層51が、有機EL素子3への浸入を防止する防護壁となる。
なお、表示領域内外のブラックマトリクス20および21の上には、オーバーコート8およびパッシベーション層9をさらに被覆してもよい。
図3は、実施例3に使用される有機ELパネルの断面図を示す。本実施例が、実施例1と異なる点は、オーバーコート8がスペーサ7としての機能を有している点である。すなわち、スペーサ7を覆ってオーバーコート8が厚く形成されている。これにより、オーバーコート8自身が、スペーサ7の一部になっている。
このように構成することにより、本実施例では実施例1乃至2に比べ、スペーサ7の平坦性がよくなり、スペーサ7の高さのばらつきを低下することができる。
スペーサ7は、カラーフィルタ5あるいはブラックマトリクス6で形成されている。カラーフィルタ5で形成された場合は、製造工程の簡素化の効果が生じ、ブラックマトリクス6で形成された場合は、高コントラストを実現することができる。さらに、スペーサ7をオーバーコート8で構成しても、製造工程の簡素化の効果がある。
図4は、本実施の形態に使用される有機ELディスプレイの有機EL素子3が形成される基板の鳥瞰図を示す。なお、本実施例の有機ELディスプレイ40は、実施例1乃至3で説明した有機ELパネル1を用いたディスプレイ全体の鳥瞰図である。
具体的には、基板2には、補助配線41、電極42、エッジカバー層43、開口部44、陰極引き出し配線45、陽極引き出し配線46、コンタクトパッド形成領域47およびシール材領域48が形成されている。
補助配線41、電極42は、本図に示すようにそれぞれ基板2に配置され、その上には、開口部44およびシール材を除いてエッジカバー層43が被覆されている。そして、それぞれの画素に、陰極引き出し配線45とコンタクトパッド形成領域47を介して陽極引き出し配線46が引き回されており、表示エリアをシール材領域48が囲んでいる。
本実施例において、有機EL素子3を形成する電極42は、特に制限されないが、正孔を注入するための電極である。この電極42は、特に制限されないが、ITO(錫ドープ酸化インジウム)、IZO(亜鉛ドープ酸化インジウム)、ZnO、SnO2、In2O3等が利用される。特に好ましくは、ITO(錫ドープ酸化インジウム)、IZO(亜鉛ドープ酸化インジウム)が利用される。また、ITOの下側に反射電極を形成しても良い。本実施例では、256ドット×64ラインの画素(1画素300×300μm)を構成する。
有機EL素子3を形成する電極10(図示されない。)は、特に制限されないが、本実施例では電子を注入するための電極であって、低仕事関数の物質が好ましい。例えば、K、Li、Na、Mg、La、Ce、Ca、Sr、Ba、Al、Ag、In、Sn、Zn、Zr等の金属元素単体がある。また、安定性を向上させるために、それらを含む2成分、3成分の合金系を用いることが好ましい。合金系としては、例えばAg・Mg(Ag:0.1〜50at%)、Al・Li(Li:0.01〜14at%)、In・Mg(Mg:50〜80at%)、Al・Ca(Ca:0.01〜20at%)等が好ましい。また、電極10は透光性を持つことが必要であり、ZnO−Al(アルミドープ酸化亜鉛)と低仕事関数の積層構造を含むことが好ましい。
そして、有機EL素子3は、電極42から注入された正孔と、電極10(図示されない。)から注入された電子との再結合によって、有機EL素子3内で励起子が生じ、この励起子が再結合する過程で光を放ち、この光が、電極10(図示されない。)及び封止基板4を通過して、外部に放出される。
各画素の詳細な説明は、画素拡大図49に示すとおり、補助配線41と電気的に接続された電極42の上にエッジカバー層43が被覆され、開口部44が開口されている。そして、このような画素が複数構成されて、カラー表示の有機ELディスプレイ40を実現している。
具体的には、本実施例では、有機ELパネル1を256×64ドット(画素)のパターンで形成し、線順次駆動電圧15Vで駆動している。
補助配線41は、特に制限されないが、本実施例では、陽極引き出し配線46と電気的に接続されている。そして、陰極引き出し配線45は、コンタクトパッド形成領域47に合わせてパターン形成されている。コンタクトパッド形成領域47は、本図では、エッジカバー層43で陰極引き出し配線45が被覆され、陰極引き出し配線45の一部で開口されている部分である。
図5(a)(b)は、本実施の形態に使用される有機ELディスプレイの概念図を示す。図5(a)は、有機ELディスプレイ40の平面図であり、図5(b)は、図5(a)のC−C’断面の断面図である。図5(b)に示すように、有機ELディスプレイ40は、有機ELパネル1に封止基板4を貼り合わせ、両基板の間には封止ガスが充填されている。これは、有機層や電極の劣化を防ぐためで、封止基板4は、湿気の浸入を防ぐために、図5(a)に示すシール材領域48に接着性樹脂層51を用いて、封止基板4を基板2と接着し密封する。
封止ガスは、Ar、He、N2 等の不活性ガス等が好ましい。また、この封止ガスの水分含有量は、100ppm以下、より好ましくは10ppm以下、特には1ppm以下であることが好ましい。この水分含有量に下限値はないが、通常0.1ppm程度である。なお、必要に応じて乾燥剤を、表示領域外に配置してもよい。また、透明あるいは半透明の乾燥剤であれば、表示領域内に配置してもよい。
有機ELディスプレイ40は、図5(a)に示すように、陰極引き出し配線45および陽極引き出し配線46を有しており、陰極引き出し配線45と電極10との接続は、図5(b)に示すように、コンタクトパッド形成領域47でコンタクトパッドによって行われる。そして、カラーフィルタ5やスペーサ7は、図5(b)に示すように、形成されている。
接着性樹脂層51は、基板2と封止基板4との貼り合せの際に用いる接着剤である。本実施例2においては、この接着性樹脂層51が画素部への浸入を防止することができる。具体的には、ブラックマトリクス6は、封止基板4上にマトリクス状に画素部を囲んで形成されている。そして、ブラックマトリクス6は、接着性樹脂層51が画素部への浸入を防止する防護壁として機能する。
図6は、本実施の形態に使用される自発光型表示装置の概念図を示す。自発光型表示装置60は、有機ELディスプレイ40に、走査信号ドライバIC61、走査信号ドライバ回路62、映像信号ドライバIC63、映像信号ドライバ回路64、FPC65およびコントローラ66を取り付けて構成されている。
走査信号ドライバIC61は、陰極引き出し配線45に信号を伝達するドライバで、走査信号ドライバ回路62によって構成されている。映像信号ドライバIC63は、陽極引き出し配線46に信号を伝達するドライバで、映像信号ドライバ回路64によって構成されている。そして、それぞれのドライバ回路は、FPC65を介して、コントローラ66に接続されている。コントローラ66は、有機ELディスプレイ40に表示する表示データを制御するコントローラである。
なお、本発明においては、必要に応じて種々の変更が可能であって、たとえば、実施例1において、ブラックマトリクス5はなくともよい。
又、本発明においては、有機エレクトロルミネセンス素子からなる構造体が形成される基板にスイッチング素子を形成した基板を使用することも可能である。
さらに、実施例3において、スペーサ7を構成する部材は種々選択が可能で、カラーフィルタ5、ブラックマトリクス6、オーバーコート8あるいはパッシベーション層9のいずれから選ぶことができる。
本発明は、有機EL画像表示に代表される画像表示装置に関して、携帯機器、TVなどのカラーディスプレイに使用できる。
実施例1に使用される有機ELパネルの断面図である。 実施例2に使用される有機ELパネルの断面図である。 実施例3に使用される有機ELパネルの断面図である。 本実施の形態に使用される有機ELディスプレイの発光層が形成される基板の鳥瞰図である。 本実施の形態に使用される有機ELディスプレイの概念図である。 本実施の形態に使用される自発光型表示装置の概念図である。
符号の説明
1 有機ELパネル
2 基板
3 有機EL素子
4 封止基板
5 カラーフィルタ
6 ブラックマトリクス
7 スペーサ
8 オーバーコート
9 パッシベーション層
10 電極
20 ブラックマトリクス(表示領域外)
21 ブラックマトリクス(表示領域内)
40 有機ELディスプレイ
41 補助配線
42 電極
43 エッジカバー層
44 開口部
45 陰極引き出し配線
46 陽極引き出し配線
47 コンタクトパッド形成領域
48 シール材領域
49 画素拡大図
51 接着性樹脂層
60 自発光型表示装置
61 走査信号ドライバIC
62 走査信号ドライバ回路
63 映像信号ドライバIC
64 映像信号ドライバ回路
65 FPC
66 コントローラ

Claims (10)

  1. 少なくとも一つの基板と、
    前記基板上に形成された有機エレクトロルミネセンスからなる構造体と、
    前記有機エレクトロルミネセンスからなる構造体を封止する封止板と、を有し、
    前記封止板は、透光性を有する基板からなり、かつ、前記有機エレクトロルミネセンスからなる構造体が形成される基板面と対向する前記封止板の基板面側には、少なくともカラーフィルタおよび樹脂成分を含有するスペーサが形成されていることを特徴とする自発光型表示装置。
  2. 前記スペーサは、カラーフィルタ材料、ブラックマトリクス材料あるいはオーバーコート材料のうちの、少なくともいずれかの材料を有することを特徴とする請求項1に記載の自発光型表示装置。
  3. 前記スペーサの厚みが、1μm乃至100μmであることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の自発光型表示装置。
  4. 前記カラーフィルタ、および/またはオーバーコート、および前記スペーサの上に、少なくとも無機物からなるパッシベーション膜を有することを特徴とする請求項1あるいは3に記載の自発光型表示装置。
  5. 前記スペーサは、前記基板と前記封止板との貼り合せの際に用いる接着剤が、前記構造体への浸入を防止する防護壁であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自発光型表示装置。
  6. 少なくとも一つの基板と、
    前記基板上に形成された有機エレクトロルミネセンスからなる構造体と、
    前記有機エレクトロルミネセンスからなる構造体を封止する封止板と、を有し、
    前記封止板は、少なくとも透光性を有する基板よりなり、かつ、前記有機エレクトロルミネセンスからなる構造体が形成される基板面と対向する前記封止板の基板面側には、少なくともカラーフィルタおよびブラックマトリクスが形成され、該ブラックマトリクスの厚みが、前記カラーフィルタの厚みよりも、厚いことを特徴とする自発光型表示装置。
  7. 前記ブラックマトリクスの厚みが、0.2μm乃至100μmであることを特徴とする請求項6に記載の自発光型表示装置。
  8. 前記構造体と、前記カラーフィルタとのギャップの最小値のおよそ10%乃至90%の厚みを、前記ブラックマトリクスが、少なくとも有することを特徴とする請求項6あるいは7に記載の自発光型表示装置。
  9. 前記ブラックマトリクスを、前記構造体と前記カラーフィルタとのギャップを制御する、スペーサとして設けたことを特徴とする請求項8に記載の自発光型表示装置。
  10. 前記ブラックマトリクスは、前記基板と前記封止板との貼り合せの際に用いる接着剤が、前記構造体への浸入を防止する防護壁であることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の自発光型表示装置。


JP2004107919A 2004-03-31 2004-03-31 自発光型表示装置 Expired - Fee Related JP4572561B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004107919A JP4572561B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 自発光型表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004107919A JP4572561B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 自発光型表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005294057A true JP2005294057A (ja) 2005-10-20
JP4572561B2 JP4572561B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=35326752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004107919A Expired - Fee Related JP4572561B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 自発光型表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4572561B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007220395A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Seiko Epson Corp エレクトロルミネッセンス装置及び電子機器
JP2009047879A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Seiko Epson Corp 有機エレクトロルミネッセンス装置及びその製造方法、電子機器
US7602120B2 (en) 2005-12-28 2009-10-13 Tdk Corporation Electroluminescence panel and method of making the same
JP2010097192A (ja) * 2008-09-18 2010-04-30 Dainippon Printing Co Ltd 有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタおよび有機エレクトロルミネッセンス表示装置
JP2011022379A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタ、当該カラーフィルタを備えた有機el表示装置およびカラーフィルタの形成方法
JP2011053339A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Dainippon Printing Co Ltd 有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタおよび有機エレクトロルミネッセンス表示装置
WO2014103708A1 (ja) * 2012-12-27 2014-07-03 大日本印刷株式会社 カラーフィルタ形成基板および有機el表示装置
KR20150077292A (ko) 2013-12-27 2015-07-07 소니 주식회사 표시장치 및 전자기기
WO2020071026A1 (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 表示装置及び電子機器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002299044A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Sanyo Electric Co Ltd エレクトロルミネッセンス表示装置
JP2003100449A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Canon Inc 有機エレクトロルミネッセンスパネル
JP2003203761A (ja) * 2002-01-07 2003-07-18 Micro Gijutsu Kenkyusho:Kk エレクトロルミネセントディスプレイ装置及びその封止缶並びにその封止缶の製造方法
JP2003317952A (ja) * 2002-04-26 2003-11-07 Fuji Electric Co Ltd 有機elディスプレイの製造方法ならびに色変換フィルタ基板の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002299044A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Sanyo Electric Co Ltd エレクトロルミネッセンス表示装置
JP2003100449A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Canon Inc 有機エレクトロルミネッセンスパネル
JP2003203761A (ja) * 2002-01-07 2003-07-18 Micro Gijutsu Kenkyusho:Kk エレクトロルミネセントディスプレイ装置及びその封止缶並びにその封止缶の製造方法
JP2003317952A (ja) * 2002-04-26 2003-11-07 Fuji Electric Co Ltd 有機elディスプレイの製造方法ならびに色変換フィルタ基板の製造方法

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7602120B2 (en) 2005-12-28 2009-10-13 Tdk Corporation Electroluminescence panel and method of making the same
JP2007220395A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Seiko Epson Corp エレクトロルミネッセンス装置及び電子機器
JP2009047879A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Seiko Epson Corp 有機エレクトロルミネッセンス装置及びその製造方法、電子機器
JP2010097192A (ja) * 2008-09-18 2010-04-30 Dainippon Printing Co Ltd 有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタおよび有機エレクトロルミネッセンス表示装置
JP2011022379A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタ、当該カラーフィルタを備えた有機el表示装置およびカラーフィルタの形成方法
JP2011053339A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Dainippon Printing Co Ltd 有機エレクトロルミネッセンス表示装置用カラーフィルタおよび有機エレクトロルミネッセンス表示装置
TWI582983B (zh) * 2012-12-27 2017-05-11 大日本印刷股份有限公司 彩色濾光片形成基板及有機el顯示裝置
WO2014103708A1 (ja) * 2012-12-27 2014-07-03 大日本印刷株式会社 カラーフィルタ形成基板および有機el表示装置
JP2014142610A (ja) * 2012-12-27 2014-08-07 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタ形成基板および有機el表示装置
KR20150100697A (ko) * 2012-12-27 2015-09-02 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 컬러 필터 형성 기판 및 유기 el 표시 장치
KR101699191B1 (ko) * 2012-12-27 2017-01-23 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 컬러 필터 형성 기판 및 유기 el 표시 장치
US9673263B2 (en) 2012-12-27 2017-06-06 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Color filter forming substrate and organic EL display device
US9991325B2 (en) 2013-12-27 2018-06-05 Sony Corporation Display unit and electronic apparatus
US11024694B2 (en) 2013-12-27 2021-06-01 Sony Corporation Display unit and electronic apparatus
KR20150077292A (ko) 2013-12-27 2015-07-07 소니 주식회사 표시장치 및 전자기기
US10263061B2 (en) 2013-12-27 2019-04-16 Sony Corporation Display unit and electronic apparatus
KR20190126037A (ko) 2013-12-27 2019-11-08 소니 주식회사 표시장치 및 전자기기
US11937468B2 (en) 2013-12-27 2024-03-19 Sony Group Corporation Display unit and electronic apparatus
KR20200096201A (ko) 2013-12-27 2020-08-11 소니 주식회사 표시장치 및 전자기기
US11659739B2 (en) 2013-12-27 2023-05-23 Sony Group Corporation Display unit and electronic apparatus
KR20210056308A (ko) 2013-12-27 2021-05-18 소니 주식회사 표시장치 및 전자기기
KR20220099521A (ko) 2013-12-27 2022-07-13 소니그룹주식회사 표시장치 및 전자기기
US9577018B2 (en) 2013-12-27 2017-02-21 Sony Corporation Display unit and electronic apparatus
DE112019004985T5 (de) 2018-10-02 2021-07-08 Sony Semiconductor Solutions Corporation Anzeigevorrichtung und elektronische vorrichtung
KR20210057741A (ko) 2018-10-02 2021-05-21 소니 세미컨덕터 솔루션즈 가부시키가이샤 표시 장치 및 전자 기기
CN112806099A (zh) * 2018-10-02 2021-05-14 索尼半导体解决方案公司 显示装置和电子设备
US11889713B2 (en) 2018-10-02 2024-01-30 Sony Semiconductor Solutions Corporation Display device and electronic apparatus including seal part outside recess
WO2020071026A1 (ja) * 2018-10-02 2020-04-09 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 表示装置及び電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4572561B2 (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4262902B2 (ja) エレクトロルミネッセンス表示装置
KR102093628B1 (ko) 유기전계 발광소자 및 이의 제조 방법
JP2005293946A (ja) 有機el表示装置
KR102409702B1 (ko) 유기발광다이오드 표시장치
WO2014174892A1 (ja) エレクトロルミネッセンス装置、その製造装置、及びその製造方法
KR20130093187A (ko) 유기 발광 표시 장치 및 그 제조 방법
KR102583813B1 (ko) 디스플레이 장치
KR20100010215A (ko) 유기발광 표시장치 및 그 제조 방법
KR20150125207A (ko) 유기 발광 표시 장치 및 이의 제조 방법
US9692011B2 (en) Electroluminescent apparatus
JP4572561B2 (ja) 自発光型表示装置
TWI222049B (en) Color display unit
JP2005267984A (ja) 有機el表示装置
KR101957145B1 (ko) 유기발광소자표시장치 및 그 제조방법
KR102449478B1 (ko) 디스플레이 장치
JP2007265859A (ja) 有機el表示装置
KR101694408B1 (ko) 유기전계발광소자 및 그 제조방법
KR20070052625A (ko) 유기전계발광표시장치의 제조방법
KR100700722B1 (ko) 다층막 구성을 갖는 유기 전계 다중면 발광장치
US10964756B2 (en) Pixel structure, display panel and fabricating method thereof, and display device
KR102195438B1 (ko) 유기 발광 표시 장치 및 이의 제조 방법
JP2010225325A (ja) トップエミッション型有機elディスプレイ及びその製造方法
JP5430048B2 (ja) 自発光型表示装置
JP2012038544A (ja) 有機el表示装置
KR101901758B1 (ko) 유기발광다이오드소자

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100720

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4572561

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees