JP2005292593A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、トナーの漏洩をおさえ、トナーの飛散量を減少させ、高品位な画像形成を行うことができる現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明に係る現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置の代表的な構成は、磁気シール部材60が、現像ローラ20の周方向に沿う円弧部60aと、現像ブレード板金29と対向する平面部60cと、を有し、N極とS極を交互に配置しており、弾性シール部材48が、平面部60cに設けられたN極とS極の磁極境界部60d上に設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図11

Description

本発明は、電子写真画像形成装置、電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ及び現像装置に関するものである。
複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等の電子写真画像形成装置は、帯電装置によって一様に帯電された電子写真感光体ドラムに選択的な露光を行って静電潜像を形成する。そして、この静電潜像を現像装置によって現像剤(トナー)を付着させて現像剤像として現像する。その後、この現像剤像を紙等の記録媒体に転写して画像を形成する。そして現像剤像転写後の電子写真感光体ドラムは、表面に残留したトナーをクリーニング装置で除去されて、次の画像形成に供される。
近年、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、電子写真感光体ドラムおよびこれに作用する帯電装置、現像装置、クリーニング装置等の各種プロセス手段を一体的にカートリッジ化して、画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式にゆおれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザ自身で行うことができ、格段に操作性を向上させることができる。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く採用されている。
従来の現像装置を用いたプロセスカートリッジに、感光体ユニットと現像装置ユニットから構成されているものがある。感光体ユニットには、電子写真感光体(以下「感光体ドラム」という)、帯電手段、クリーニング手段が配置されている。
現像装置ユニットには、現像剤容器、現像剤担持体(以下「現像ローラ」という)、現像ブレード、漏れ防止シート、磁気シール部材などが配置されている。
漏れ防止シートは現像ローラの半径方向のトナー漏洩を防止し、磁気シール部材は現像ローラの長手方向両端部のトナー漏洩を防止する。また、従来のプロセスカートリッジでは、現像ローラ端部のトナーシールの手法として、現像ローラと磁気シール部材の間から、現像ローラの表面に付着する形で出てきたトナーを長手方向内側に寄せるために現像ローラの端部にスクレーパを設けていた。
また、磁気シール部材の平面部の磁力によりトナーを捕獲して漏洩を防止し、さらに、スクレーパ近傍に補助的なシール部材を設けた構成も考案されている(特許文献1参照)。
特開2003−15413号公報(第16頁、図20)
本発明は、上記従来技術を更に発展させたものである。本発明の目的は、現像剤担持体端部から現像剤が漏れるのをより一層抑制することができる現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するために本発明に係る現像装置の代表的な構成は、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像装置において、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像剤担持体と、該現像剤担持体の周面に付着する現像剤量を規制する現像剤規制手段と、前記現像剤規制手段を支持する支持枠体と前記現像剤規制手段との間をシールする弾性シール部材と、前記現像剤担持体の長手方向両端に、前記現像剤担持体の周方向に沿って、前記現像剤担持体と間隔をあけて設けられた磁気シール部材と、を有し、前記磁気シール部材は、前記現像剤担持体の周方向に沿う円弧部と、前記現像剤規制手段と対向する平面部と、を有し、N極とS極を交互に配置しており、
前記弾性シール部材は、前記磁気シール部材の前記平面部に設けられたN極とS極の境界上に設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係るプロセスカートリッジの代表的な構成は、電子写真画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体と、該電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像剤担持体と、該現像剤担持体の周面に付着する現像剤量を規制する現像剤規制手段と、前記現像剤規制手段を支持する支持枠体と前記現像剤規制手段との間をシールする弾性シール部材と、前記現像剤担持体の長手方向両端に、前記現像剤担持体の周方向に沿って、前記現像剤担持体と間隔をあけて設けられた磁気シール部材とを具備する現像装置と、を有し、前記磁気シール部材は、前記現像剤担持体の周方向に沿う円弧部と、前記現像剤規制手段と対向する平面部と、を有し、N極とS極を交互に配置しており、前記弾性シール部材は、前記磁気シール部材の前記平面部に設けられたN極とS極の境界上に設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子写真画像形成装置の代表的な構成は、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像装置を備えた画像形成装置において、前記電子写真感光体及び現像装置を有する上記のプロセスカートリッジを装着自在としたことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、現像装置、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置の、現像剤担持体端部から現像剤が漏れるのを抑制することができる。
[第一実施形態]
本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置の第一実施形態について、図を用いて説明する。
(電子写真画像形成装置全体)
まず、電子写真画像形成装置(レーザービームプリンタ)の代表例について説明する。図12に示すように、レーザービームプリンタPは、着脱可能なプロセスカートリッジCを有し、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体4(例えば、記録紙、OHPシート、布等)に画像を形成するものである。
ドラム形状の電子写真感光体である感光体ドラム10表面は、帯電手段11によって一様に帯電されている。この感光体ドラム10に光学手段1から画像情報に応じたレーザー光Lを照射して感光体ドラム10に画像情報に応じた潜像を形成する。ここで形成された感光体ドラム10に形成された静電潜像を現像手段によって現像することで、現像剤像を形成する。
一方、現像剤像の形成と同期して、給送カセット6aにセットした記録媒体4はピックアップローラ6b、フィードローラ6h、搬送ガイド6c、及びレジストローラ対6eで反転搬送される。次いで、感光体ドラム10と一定の電圧を印加された転写ローラ3とで形成されたニップ部を通る。このとき感光体ドラム10上に現像された現像剤像が記録媒体4に転写される。
現像剤像の転写を受けた記録媒体4は搬送ガイド6fで定着手段5へと搬送される。この定着手段5は駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵する定着ローラ5bを有しており、そのニップ部を通過する記録媒体4に熱及び圧力を印加して転写された現像剤像を定着する。現像剤像を定着された記録媒体4は排出ローラ対6iにより排出トレイ7へ排出される。
(プロセスカートリッジ)
次に、プロセスカートリッジについて説明する。図1は現像装置を備えたプロセスカートリッジの構成図である。図1に示すように、プロセスカートリッジCは、感光体ユニットBと、現像装置の一例である現像装置ユニットAから構成されており、レーザービームプリンタPに着脱可能である。現像装置ユニットAと感光体ユニットBはプロセスカートリッジCの長手方向両端に設けられた、側板(不図示)によって一体に結合されている。
感光体ユニットBには、電子写真感光体10(以下「感光体ドラム」という)、帯電手段11、クリーニング手段14が配置されている。
感光体ドラム10は時計回りに回転し、感光体ドラム10が一定の電圧が印加された帯電手段11に接触すると接触した感光体ドラム10の感光層表面が一様に帯電する。ついで光学手段1からの画像情報に応じたレーザービーム光Lを露光開口部2を介して感光体ドラム10上に照射し、感光体ドラム10に静電潜像を形成する。
現像装置ユニットAには、現像剤容器21、現像剤担持体20(以下「現像ローラ」という)、現像ブレード22、漏れ防止シート25、磁気シール部材60(図8参照)が配置されている。
現像剤収納部である現像剤容器21内に収容された現像剤は、現像剤送り部材23の回転によって、固定磁石28を内蔵した現像ローラ20へ送り出される。現像ローラ20へ送られた現像剤は、現像剤規制手段としての現像ブレード22によって、回転している現像ローラ20に付勢されて摩擦帯電電荷を付与され、現像ローラ20の表面上に一定量に規制された現像剤層(トナー層)を形成する。
現像ローラ20は、長手方向(軸方向)両端に設けられたスペーサーコロ26によって感光体ドラム10に対して一定のクリアランスを保っている。また、現像ローラ20は、付勢バネ32(図4参照)の付勢力により感光体ドラム10に押圧され、表面に付着した現像剤を感光体ドラム10の現像領域に供給する。この際、感光体ドラム10に形成された静電潜像に応じて現像剤を転移させることで現像剤像(可視画像)を形成する。即ち、現像ローラ20によって、前記静電潜像を現像する。
現像ローラ20の近傍には現像室内の現像剤を循環させる現像剤攪拌部材24が回転可能に取り付けられている。漏れ防止シート25は現像ローラ20の半径方向から現像剤が漏れるのを防止する。また、磁気シール部材60は現像ローラ20の長手方向両端部に円周方向に沿って、現像ローラ20と間隔をあけて設けられており、現像ローラ20の両端から現像剤が漏れるのを防止する。
画像形成装置本体に設けられた転写ローラ3に現像剤像と逆極性の電圧を印加する。そして、感光体ドラム10に形成された現像剤像を記録媒体4に転写する。その後、クリーニング手段14の弾性クリーニングブレード14aによって感光体ドラム10上から残留現像剤をかき落とす。そして、掻き落とした現像剤を除去し、廃現像剤容器12に集める。
(現像装置)
ここで、現像装置について説明する。図2は現像装置及び現像装置の支持枠体の斜視図、図3は現像剤担持体の構成図、図4は現像装置の構成図、図5は現像装置のスライド部の説明図である。
図2に示すように、現像装置ユニットAは、支持枠体40、現像ローラ20、スペーサーコロ26、現像ブレード板金29、現像ブレード22、スクレーパ100、コロスクレーパー101を有している。
支持枠体40は、移動枠体41、揺動枠体42、スライド枠体43から構成されており、各部材は一体に固定されている。現像ローラ20の両端には、現像ローラ20とほぼ同心で現像ローラ20の外径より感光体ドラム10と現像ローラ20の規定ギャップ分外径の大きいスペーサーコロ26が回動可能に設けられている。
現像ブレード板金29と現像ブレード22は、現像ローラ20上の現像剤量を規制する現像剤規制手段であり、一体成形または接着して構成されている。現像ブレード板金29は、長手方向両側の位置決め穴29aが移動枠体41の位置決めボス41a、41bに嵌合することで、移動枠体41に位置決め固定されている(図10参照)。この位置で、現像ブレード22の先端が現像ローラ20に当接するように固定されている。
図3に示すように、円筒形の現像ローラ20は、両端にフランジ部材20a、20bを圧入されている。そして、フランジ部材20a、20b及び軸受27を介して、揺動枠体42及びスライド枠体43に回動可能に支持されている。
図4に示すように、支持枠体40は、現像剤容器21に固定された現像器枠体50内に設置されている。揺動枠体42には揺動アーム46が設けられており、揺動アーム46の端部に揺動穴47が穿孔されている。一方、現像器枠体50には支持アーム55が設けられており、支持アーム55の端部に固定穴56が設けられている。
そして、揺動枠体42の揺動穴47と、現像器枠体50の固定穴56とに、係合ピン80が圧入されている。そして、この係合ピン80によって、揺動枠体42と現像器枠体50が揺動可能に係合している。支持枠体40と現像器枠体50の間には付勢バネ32が設けられている。そして、支持枠体40に設けられた現像ローラ20は付勢バネ32により感光体ドラム10へ押圧されている。この状態で、現像ローラ20と感光体ドラム10は、スペーサーコロ26により一定のクリアランスを保っている。
図5に示すように、スライド枠体43の略上下面には、スライド方向を規定するスライド平面43a、43bが平行に設けられている。一方、現像器枠体50には、スライド枠体43のスライド平面43a、43bと対向する部位に、微小なクリアランスを設けて案内平面51a、51bが設けられている。また、現像器枠体50には位置決めボス52が、移動枠体41には位置決め長穴41aが設けられている。これにより、スライド平面43a、43bを案内平面51a、51bに沿ってスライドさせて支持枠体40を現像器枠体50内に設置する。これによって、現像器枠体50と支持枠体40は、上下方向及び長手方向に位置決めされる。
次に、現像装置の現像剤シールについて説明する。図6、図7は現像装置の現像剤シールの説明図である。図6、図7に示すように、支持枠体40の両端の短辺部に弾性シール部材44が両面テープで固定されている。また、支持枠体40の上側の長辺部に弾性シール部材45が両面テープで固定されている。弾性シール部材44、45は、支持枠体40を現像器枠体50内に設置した状態で、現像器枠体50の受け面57、58で圧縮されてシール効果を出している。弾性シール部材44が圧縮されることによって、現像剤が漏れるのを抑制する効果を一層高めている。
また、現像器枠体50の下側の長辺部54の上に、漏れ防止シート25が現像ローラ20に当接するように両面テープで固定されている。これによって、現像ローラ20の下部の半径方向から現像剤が漏れるのを防止している。これにより、支持枠体40の下面に長手方向に沿って弾性シール部材を介在させる必要がなく、装置を小型化できる。
図8は磁気シール部材の説明図である。図において、符号N、Sはそれぞれ磁極のN極、S極を示している。図8に示すように、磁気シール部材60は、現像ローラ20との間の磁界による磁力により現像剤を吸着するシール手段であり、円弧部60a、平面部60cを有している。円弧部60aは、前記現像ローラ20の周方向に沿う円弧形状である。また、平面部60cは、現像ブレード板金29と対向する平坦な平面部である。
磁気シール部材60は、移動枠体41の凹部41cに挿入される。そして、磁気シール部材60は、揺動枠体42またはスライド枠体43に設けられた位置決めピン(不図示)が磁気シール部材60の位置決め穴60bに嵌合することで、位置決めされている。さらに、磁気シール部材60は、弾性シール部材48を介して現像ブレード板金29により押圧されている。これによって磁気シール部材60は、磁気シール部材60の当接部60eが移動枠体41の当接部41dに当接することで位置決めされている。弾性シール部材48は、現像ブレード板金29と支持枠体40との間で、支持枠体40の長手方向に沿って設けられている。より詳細には、弾性シール部材48の長手方向一端が、現像ローラ20の長手方向一端に設けられた平面部60cと移動枠体41の上にまたがって、又、前記弾性シール部材48の長手方向他端が、前記現像ローラ20の長手方向他端に設けられた平面部60cと移動枠体41の上にまたがって設けられている(図10参照)。そして、弾性シール部材48は、現像ブレード板金29と支持枠体40との間から現像剤が漏れるのを防止する。
円弧部60aは、N極とS極の2極の磁極を交互に配置しており、現像ローラ20の表面に対向している。平面部60cは、N極とS極の2極の磁極を交互に配置しており、現像ローラ20と磁気シール部材60の隙間から出てきた現像剤を吸着、捕獲する。これによって現像剤が現像ローラ20の長手方向から漏れるのを防止する。
また、磁気シール部材60の長手方向外側面には板金部材のヨーク60f(図10参照)が設けられており、磁力線を収束させている。
現像ローラ20と磁気シール部材60は、同一の支持枠体40に支持されている。このため、現像ローラ20が感光体ドラム10に追従して支持枠体40が移動しても、現像ローラ20と磁気シール部材60の間のクリアランスを精度よく一定に設定できる。このため、磁気シール部材60による現像ローラ20の両端部から現像剤が漏れるのを良好に防止することができる。
スクレーパ100、コロスクレーパー101は、図2に示すように、現像ローラ20の両端部に設けられている。図9(a)はスクレーパの表面側から見た斜視図、図9(b)はスクレーパの裏面側(支持枠体40側)から見た斜視図、図10は現像装置のスクレーパ周辺の説明図である。
図9に示すように、スクレーパ100には、ビス固定穴100b、ビス固定穴100bと同心に位置決めリブ100c、弾性板100d、位置決め穴100aが設けられている。図10に示すように、スクレーパ100は、位置決めリブ100c(点線にて表記)が現像ブレード板金29の固定穴29dに嵌合し、及び、位置決め穴100aが移動枠体41の位置決めボス41aに嵌合することで位置が決めされている。
スクレーパ100の弾性板100dの自由長は、現像ローラ20の長手方向内側(L1)が短く、外側(L2)が長く設定されている。そして、現像ローラ20と磁気シール部材60の間から、現像ローラ20の回転により、現像ローラ20の表面に付着する状態で出てきた現像剤を現像ローラ20の長手方向内側に寄せる。
コロスクレーパー101は、薄板状であり、現像ブレード板金29とスクレーパ100の間に設けられている。そして、スクレーパ100、コロスクレーパー101、現像ブレード板金29は、同一のビス110で移動枠体41に対して共締めされている。コロスクレーパー101の先端101dはスペーサーコロ26に当接している。これによって、先端101dは、スペーサーコロ26に付着した現像剤等の汚れをかき落とし、感光体ドラム10と現像ローラ20間の距離の変動を防止している。
図11(a)は弾性シール部材48の端部の構成図、図11(b)は平面部60cのN極とS極の2極の磁力線を示す図、図11(c)は平面部60cに現像剤が吸着した図である。現像ローラ20の端部に付着した現像剤は、平面部60cの磁力により捕獲されて、現像ローラ20の端部から外側へ漏れるのを防止される。しかし、図11(b)に示すように、磁気シール部材60の平面部60cに設けられたN極とS極の磁極境界部60dは磁束密度が0になっており、現像剤を吸着する力が弱い。
そこで、図11(a)〜図11(c)に示すように、弾性シール部材48の短手方向の幅を広くして、弾性シール部材48が磁極境界部60dを覆うようにする。即ち、弾性シール部材48は、前記平面部60cに設けられたN極とS極の境界を覆うから、図11(c)に示すように、磁極境界部60d上に現像剤は吸着しない。その結果、磁極境界部60d上の磁束密度の強い部分で現像剤を吸着することができる。これにより、現像ローラ20の回転に伴う、磁気シール部材60の長手方向外側部に発生する気流Fによる、磁極境界部60dの部分の現像剤の飛散を抑制することができる。
[第二実施形態]
次に本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置の第二実施形態について図を用いて説明する。図13、図14は本実施形態に係る現像装置の説明図である。上記第一実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図13(a)は弾性シール部材48の端部の構成図、図13(b)は弾性シール部材48の端部の気流Fの流れの説明図である。図13(a)に示すように、本実施形態にかかる現像装置ユニットA(現像装置)、プロセスカートリッジC及びレーザービームプリンタP(電子写真画像形成装置)は、上記第一実施形態の弾性シール部材48の両端部において、現像ローラ20が設けられている側へ突出した突出部48aを設けたものである。
突出部48aは、前記磁気シール部材60の磁極境界部60dの長手方向延長線上に設けられている。そして、磁気シール部材60の外側に突出部48aの長手方向内側の面48bが配置されている。また、突出部48aは短手方向(周方向)において、磁気シール部材60の平面部60cの磁極境界部60dを越える位置まで延長されている。
即ち、前記弾性シール部材48は、長手方向両端部において、前記現像ローラ20が設けられている側へ突出した突出部48aを有している。そして、前記突出部48aは、前記長手方向内側の面48bが前記磁気シール部材60の外側に位置している。そして、前記平面部60cに設けられたN極とS極の境界の長手方向延長線上に位置している。
これにより、図13(b)に示すように、現像ローラ20の回転に伴う気流Fにより、磁極境界部60d付近の現像剤が飛散しても、現像ブレード板金29と前記長手方向内側の面48bとの空間に飛散現像剤を含んだ気流Fを閉じ込めることができる(図では説明のため現像ブレード板金29等を略している)。その結果、スペーサーコロ26側への現像剤の飛散をおさえることができる
尚、図14(a)に示すように、突出部48aは、前記長手方向内側の面48bが磁気シール部材60上に配置され、前記長手方向内側の面48bが磁気シール部材60の平面部60c上に配置されるようにしてもよい。即ち、前記長手方向内側の面48bが前記磁気シール部材60上に位置しており、前記平面部60cに設けられたN極とS極の境界上に位置する。この構成によっても、磁極境界部60d付近の飛散現像剤を含んだ気流Fを現像ブレード板金29と弾性シール部材48の長手方向内側の面48bとの空間に(長手方向内側に)閉じ込めることができる。これによって、スペーサーコロ26側への現像剤の飛散をおさえることができる。
また、この構成によりさらに、図14(b)に示すように、弾性シール部材48の突出部48aの先端面48cで、気流Fが磁気シール部材60の平面部60cの磁極境界部60d付近へ侵入することを軽減することができる(図では説明のため現像ブレード板金29等を略している)。
[第三実施形態]
次に本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置の第三実施形態について図を用いて説明する。図15は本実施形態に係る現像装置の説明図である。上記実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図15(a)に示すように、本実施形態に係る現像装置ユニットA(現像装置)、プロセスカートリッジC、レーザービームプリンタP(電子写真画像形成装置)は、上記第二形態において、100の弾性板100dを、長手方向において、弾性シール部材48の突出部48aの長手方向内側の面48bを覆うように重ねて形成したものである。
これにより、図15(b)に示すように、現像ブレード板金29と弾性シール部材48の長手方向内側の面48bに加えて、弾性板100dでも飛散現像剤を含んだ気流Fを長手方向内側に閉じ込める空間を構成することができる(図では説明のため、現像ブレード板金29等を省略している)。その結果、さらに効果的にスペーサーコロ26側への現像剤の飛散をおさえることができる。
第一実施形態に係るプロセスカートリッジの断面図である。 現像装置の支持枠体の構成図である。 現像剤担持体の構成図である。 現像装置の構成図である。 現像装置のスライド部の説明図である。 現像装置の現像剤シールの説明図である。 現像装置の現像剤シールの説明図である。 磁気シール部材の説明図である。 現像装置のスクレーパの説明図である。 現像装置のスクレーパ周辺の説明図である。 現像装置の説明図である。 現像装置を含む画像形成装置の断面図である。 第二実施形態に係る現像装置の説明図である。 第二実施形態に係る現像装置の説明図である。 第三実施形態に係る現像装置の説明図である。
符号の説明
A …現像装置ユニット(現像装置に対応)、B …感光体ユニット、C …プロセスカートリッジ、P …レーザービームプリンタ(電子写真画像形成装置に対応)、T …現像剤、10 …感光体ドラム(電子写真感光体に対応)、20 …現像ローラ、21 …現像剤容器(現像剤収納部に対応)、22 …現像ブレード(現像剤規制手段に対応)、25 …漏れ防止シート、26 …スペーサーコロ、29 …現像ブレード板金(現像剤規制手段に対応)、40 …支持枠体、48 …弾性シール部材、48a …突出部、48b …長手方向内側の面、48c …先端面、60 …磁気シール部材、60a …円弧部、60b …位置決め穴、60c …平面部、60d …磁極境界部、60e …当接部、60f …ヨーク、100 …スクレーパ、100a …位置決め穴、100b …ビス固定穴、100c …位置決めリブ、100d …弾性板、101 …コロスクレーパー、101d …先端

Claims (7)

  1. 電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像装置において、
    電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像剤担持体と、
    該現像剤担持体の周面に付着する現像剤量を規制する現像剤規制手段と、
    前記現像剤規制手段を支持する支持枠体と前記現像剤規制手段との間をシールする弾性シール部材と、
    前記現像剤担持体の長手方向両端に、前記現像剤担持体の周方向に沿って、前記現像剤担持体と間隔をあけて設けられた磁気シール部材と、を有し、
    前記磁気シール部材は、前記現像剤担持体の周方向に沿う円弧部と、前記現像剤規制手段と対向する平面部と、を有し、N極とS極を交互に配置しており、
    前記弾性シール部材は、前記平面部に設けられたN極とS極の境界上に設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像装置において、
    電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像剤担持体と、
    該現像剤担持体の周面に付着する現像剤量を規制する現像剤規制手段と、
    前記現像剤規制手段を支持する支持枠体と前記現像剤規制手段との間をシールする弾性シール部材と、
    前記現像剤担持体の長手方向両端に、前記現像剤担持体の周方向に沿って、前記現像剤担持体と間隔をあけて設けられた磁気シール部材と、を有し、
    前記磁気シール部材は、前記現像剤担持体の周方向に沿う円弧部と、前記現像剤規制手段と対向する平面部と、を有し、N極とS極を交互に配置しており、
    前記弾性シール部材は、長手方向両端部において、前記現像剤担持体が設けられている側へした突出部を有し、該突出部は、長手方向内側の面が前記磁気シール部材の外側に位置しており、前記平面部に設けられたN極とS極の境界の長手方向延長線上に位置することを特徴とする現像装置。
  3. 電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像装置において、
    電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像剤担持体と、
    該現像剤担持体の周面に付着する現像剤量を規制する現像剤規制手段と、
    前記現像剤規制手段を支持する支持枠体と前記現像剤規制手段との間をシールする弾性シール部材と、
    前記現像剤担持体の長手方向両端に、前記現像剤担持体の周方向に沿って、前記現像剤担持体と間隔をあけて設けられた磁気シール部材と、を有し、
    前記磁気シール部材は、前記現像剤担持体の周方向に沿う円弧部と、前記現像剤規制手段と対向する平面部と、を有し、N極とS極を交互に配置しており、
    前記弾性シール部材は、長手方向両端部において、前記現像剤担持体が設けられている側へした突出部を有し、該突出部は、長手方向内側の面が前記磁気シール部材上に位置しており、前記平面部に設けられたN極とS極の境界上に位置することを特徴とする現像装置。
  4. 前記現像剤担持体上の現像剤を長手方向内側に寄せる弾性板を有するスクレーパ、を有し、
    前記スクレーパの前記弾性板は、長手方向において前記弾性シール部材の前記突出部を覆うように重ねて設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の現像装置。
  5. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    電子写真感光体と、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の現像装置と、を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像装置を備えた電子写真画像形成装置において、
    前記電子写真感光体及び現像装置を有する請求項5に記載のプロセスカートリッジを着脱可能としたことを特徴とする電子写真画像形成装置。
  7. 電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像する現像装置を備えた電子写真画像形成装置において、
    前記現像装置が請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の現像装置であることを特徴とする電子写真画像形成装置。

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