JP2005292191A - 網膜走査画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 観察者の眼Mの網膜に光束Kを容易に位置合せさせることがるようにした網膜走査画像表示装置を提供する。
【解決手段】 光束Kを出力する光束出力部2と、該光束Kを網膜に走査する走査手段3とを備えることにより、観察者の網膜に画像を表示する網膜走査画像表示装置であって、
前記観察者の瞳孔に入射する光束Kの幅を、前記走査手段3に入射する光束の幅よりも拡大させる光束断面拡大手段4を備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、観察者の眼Mの網膜に画像を直接に表示できるようにした網膜走査画像表示装置に関するものである。
特許文献1等に示すように、従来技術による網膜走査画像表示装置が提案されている。図5に示すように、該網膜走査画像表示装置100は、光束Kを出力する光束出力部101と、該光束Kを観察者の眼Mの瞳孔M1を通過して網膜M2に走査する走査手段102とを備え、光束Kを光束出力部101から光ファイバ103等によって走査手段102に伝送することにより、観察者の眼Mの網膜M2に画像を表示するものである。
特開2003−315728号公報
ところで、前述のように、網膜走査画像表示装置100は光束Kを観察者の眼Mの網膜M2に走査するものであって、光束Kを観察者の眼Mの瞳孔M1に高精度に位置合わせできない場合、画像を眼Mの網膜M2に正確に表示できないものである。しかし、図5に示すように、該光束Kの断面積は円形であって非常に狭いものである。このため、観察者の眼Mの網膜M2に光束Kを位置合せする作業が非常に困難で、煩雑であるという問題点があった。
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたもので、その目的は、観察者の眼Mの網膜に光束Kを容易に位置合せさせることができるようにした網膜走査画像表示装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、光束を出力する光束出力部と、該光束を網膜に走査する走査手段とを備えることにより、観察者の網膜に画像を表示する網膜走査画像表示装置であって、
前記観察者の瞳孔に入射する光束の断面積を、前記走査手段に入射する光束の断面積よりも拡大させる光束断面拡大手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の網膜走査画像表示装置において、前記光束断面拡大手段は、前記瞳孔に入射する光束の断面形状を少なくとも水平方向に拡大することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の網膜走査画像表示装置において、前記走査手段を、入射した光束を第一走査方向へ走査する第一走査手段と、該第一走査手段よりも走査速度が低速であって且つ該第一方向とは交差する第二走査方向へ走査する第二走査手段とによって構成したことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の網膜走査画像表示装置において、前記第一走査手段の第一走査方向は鉛直方向であって、前記第二走査手段の第二走査方向は水平方向であることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載の網膜走査画像表示装置において、前記光束断面拡大手段は、瞳孔に入射する光束の進行方向に直交する面に対する断面形状を、前記第一走査手段の第一走査方向の幅よりも前記第二走査手段の第二走査方向の幅が大きい形状としたことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項3乃至請求項5の何れか1項に記載の網膜走査画像表示装置において、前記第一走査手段は、前記第二走査手段の前段に設け、前記光束断面拡大手段は、前記第一走査手段と前記第二走査手段との間に設けられたことを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項3乃至請求項5の何れか1項に記載の網膜走査画像表示装置いおいて、前記光束断面拡大手段は、前記第二走査手段と瞳孔との間に設けられたことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項3乃至請求項7の何れか1項に記載の網膜走査画像表示装置において、前記光束断面拡大手段は、前記第二走査手段の第二走査方向へ向けて正の屈折力を有する第一のレンズと、該第一のレンズの後段に設けられ且つ前記第二走査手段の第二走査方向へ向けて負の屈折力を有する第二のレンズとの対によって構成されたことを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の網膜走査画像表示装置において、前記第一のレンズ及び第二のレンズは、シリンドリカルレンズによって構成されたことを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、光束を出力する光束出力部と、該光束を網膜に走査する走査手段とを備えることにより、観察者の網膜に画像を表示する網膜走査画像表示装置であって、前記瞳孔に入射する光束の進行方向に直交する面に対する断面形状を、水平方向の幅が鉛直方向の幅より大きくしたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、観察者の眼Mの瞳孔に入射する光束の断面積を、走査手段に入射する光束の断面積よりも拡大させることができるため、該光束を観察者の眼Mの瞳孔に容易に位置合せすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、少なくとも水平方向において、光束を観察者の眼Mの瞳孔に容易に位置合せすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、入射した光束を第一方向へ走査する第一走査手段と、該第一走査手段よりも走査速度が低速であって且つ該第一方向とは交差する第二方向へ走査する第二走査手段とを備えた網膜走査画像表示装置において、光束を観察者の眼Mの瞳孔に容易に位置合せすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、入射した光束を鉛直方向へ走査する第一走査手段と、該第一走査手段よりも走査速度が低速であって且つ水平方向へ走査する第二走査手段とを備えた網膜走査画像表示装置において、光束を観察者の眼Mの瞳孔に容易に位置合せすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、観察者の眼の瞳孔に入射する光束の進行方向に直交する面に対する断面形状を、第一走査方向の幅よりも第二走査方向の幅が大きい形状にすることにより、第二走査方向において、光束を観察者の眼の瞳孔に容易に位置合せすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、第一走査手段と第二走査手段との間において、光束の断面積を拡大させることができることにより、観察者の眼の瞳孔に光束を容易に位置合せすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、第二走査手段と瞳孔との間において、光束の断面積を拡大させることができることにより、観察者の眼の瞳孔に光束を容易に位置合せすることができる。
請求項8に記載の発明によれば、第二走査方向へ向けての正の屈折力を有する第一のレンズと、第二走査方向へ向けて負の屈折力を有する第二のレンズとの組合せによって、観察者の眼の瞳孔に入射する光束の断面積を拡大させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、観察者の眼の瞳孔に入射する光束の断面積をシリンドリカルレンズによって拡大させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、観察者の眼の瞳孔に入射する光束の進行方向に直交する面に対する断面形状を、水平方向の幅が鉛直方向の幅より大きくすることにより、観察者の眼の瞳孔に入射する光束を、水平方向において該瞳孔に容易に位置合わせすることができる。
図1は、網膜走査画像表示装置1の第1実施形態を示すブロック図である。図1に示すように、網膜走査画像表示装置1は、光束出力部2と、走査手段3を備え、光束出力部2から出力された光束Kを走査手段3が観察者の眼Mの瞳孔M1を通過して網膜M2に走査することにより、観察者の眼Mの網膜M2に画像を表示する網膜走査画像表示装置である。該網膜走査画像表示装置1は、光束断面拡大手段4を更に備えた点に特徴を有するものである。光束断面拡大手段4は、観察者の眼Mの網膜M2に入射する光束Kの水平方向の幅を、前記走査手段3に入射する光束Kの水平方向の幅よりも拡大させる光学機器である。尚、水平方向とは眼の左右方向に相当し、鉛直方向とは眼の上下方向に相当する。
次に、前記光束出力部2の具体的構成について説明する。光束出力部2は、外部機器からの映像信号Gが入力される映像信号供給回路5と、赤色光源6、緑色光源7、青色光源8と、赤色光源ドライバ9,緑色光源ドライバ10,青色光源ドライバ11と、コリメートレンズ12,13,14と、波長選択性ミラー15,16,17と、フォーカスレンズ18とを備えている。そして、映像信号供給回路5は、外部機器から供給される画像信号Gに基づいて、赤色光源6,緑色光源7、青色光源8をそれぞれ駆動する赤色光源ドライバ9、緑色光源ドライバ10、青色光源ドライバ11に対して強度変調信号を出力するものである。前記赤色光源6、緑色光源7、青色光源8からの出射光は、コリメートレンズ12,13,14によって略平行光線に成形された後に、前記波長選択性ミラー15,16,17によって合波され、フォーカスレンズ18によって光ファイバ19に入射されて、前記走査手段3に伝送される構成になっている。
次ぎに、図1および図2に基づき前述の走査手段3について説明する。走査手段3は、第一走査手段20と、第二走査手段21と、リレー光学系としての凸レンズ22、23とを備えている。該第一走査手段20は第一走査方向へ向けて高速の走査動作を行う光学機器である。又、第二走査手段21は、該第一走査方向と直交する第二走査方向へ向けて、前記第一走査手段26に比較して低速の走査動作を行う光学機器である。前記第一走査方向としては、例えば、鉛直方向が該当し、又、前記第二走査方向としては水平方向が該当する。前記第一走査手段20は光束出力部2の第一同期信号出力部24から第一同期信号Vを入力し、該第一同期信号Vに同期して第一走査方向へ走査動作を行うものである。又、前記第二走査手段21は光束出力部2の第二同期信号出力部25から第二同期信号Hを入力し、該第二同期信号Hに同期して第二走査方向へ走査動作を行うものである。
前記第一走査手段20は回転軸によって回転可能に設けられている。該第一走査手段20は、回転位置に応じた方向へ光束Kを反射するものである。前記凸レンズ22、23は第一走査手段20によって走査された光束Kを第二走査手段21に集中させるものである。
又、前記第二走査手段21は回転軸によって回転可能に設けられている。該第二走査手段21は、回転位置に応じた方向へ光束Kを反射するものである。該第二走査手段21は回転軸を回転中心に揺動可能に設けられている。この第二走査手段21は、凸レンズ22,23を通過した光束Kを、該第二走査手段21の回転位置に応じた方向へ反射するものである。
図2は光束Kが走査手段3、及び光束断面拡大手段4を通過して観察者の眼Mに入射する過程における光束Kの状態を示し、図2(イ)は、光束Kが観察者の眼Mに入射する状態を横方向から観た状態を示す図である。又、図2(ロ)は、光束Kが観察者の眼Mに入射する状態を上方向から観た状態を示す図である。この図において破線は走査された光線Kの光軸を表し、直線は走査中心を通る光線Kのビーム幅、即ち、外径を表している。
図2(イ)に示すように、走査手段3に入射する光束Kの鉛直方向断面における鉛直方向の幅がaであり、観察者の眼Mに入射する光束Kの鉛直方向断面における鉛直方向の幅がaである。これに対し、図2(ロ)に示すように、走査手段3に入射する光束Kの水平方向断面における水平方向の幅がaであり、観察者の眼Mに入射する光束Kの水平方向断面における水平方向の幅が、aより大きいbであって、観察者の眼Mに入射する光束Kの水平方向断面における水平方向の幅bが走査手段3に入射する光束Kの水平方向断面における水平方向の幅aよりも拡大している状態を示す。
観察者の眼Mに入射する光束Kの進行方向と直交する面に対する断面の形状をこのように、鉛直方向の幅よりも水平方向の幅を大きくすることにより、図1に示すように、該光束Kの進行方向と直交する面に対する断面形状を略楕円形にすることができる。つまり、光束Kの進行方向と直交する面に対する断面形状を、眼の上下方向に対する幅よりも眼の左右方向に対する幅の方を大きくする。
次に、図1及び図2に基づき、前記光束断面拡大手段4の具体的構成について説明する。前記光束断面拡大手段4は、走査手段3と観察者の眼Mとの間に設けられたリレー光学系26を構成する二つの凸レンズ27,28と、該凸レンズ27の前段に配置された第一のレンズ29と、該凸レンズ28の前段に配置された第二のレンズ30とを備えている。
第一のレンズ29は、図2(イ)に示すように鉛直方向においては、光束Kを屈折する作用を有さないが、図2(ロ)に示すように水平方向においては、光束Kを負の方向に屈折する作用を有するレンズである。又、第二のレンズ30は、図2(イ)に示すように鉛直方向においては、光束Kを屈折する作用を有さないが、図2(ロ)に示すように水平方向においては、光束Kを正の方向に屈折する作用を有するレンズである。ここで、負の屈折力とは、光束Kの幅を集光させる屈折力を意味する。又、正の屈折力とは、光束Kの幅を拡散させる屈折力を意味する。
該第一のレンズ29、第二のレンズ30をシリンドリカルレンズによって構成することができる。第一のレンズ29、第二のレンズ30をシリンドリカルレンズによって構成した場合、第一のレンズ29の側面は、図1に示すように、凸状の円柱面29aと平面29bとで囲まれた形状である。又、第二のレンズ30の側面は、同図1に示すように、平面30aと凹状の円柱面30bで囲まれた形状である。第一のレンズ29及び第二のレンズ30の上下面は平面である。そして、第一のレンズ29は、円柱面29aの軸心を鉛直方向に向け、且つ、円柱面29aから光束Kが入射し、平面29bから光束Kが出射する形態で凸レンズ27の前段に配置されている。又、第二のレンズ30は、円柱面30bの軸心を鉛直方向に向け、且つ、平面30aから光束Kが入射し、円柱面30bから光束Kが出射する形態で凸レンズ28の前段に配置されている。第一,第二のレンズ29,30は、このように配置されることにより、図2(ロ)に示すように、その円柱面29a,30bが水平方向においては湾曲しているため、光束Kを水平方向においては屈折させる。しかし、、図2(イ)に示すように、該円柱面29a,30bは鉛直方向おいては湾曲していないため、光束Kを鉛直方向においては屈折させないものである。
次に、第一のレンズ29と凸レンズ27とを光学上の一つのレンズとして観た場合の焦点位置、並びに第二のレンズ30と凸レンズ28とを光学上の一つのレンズとして観た場合の焦点位置との関係について説明する。
図2(イ)に示す状態において、第一のレンズ29と凸レンズ27とを光学上の一つのレンズとして観た場合の焦点位置f1と、第二のレンズ30と凸レンズ28とを光学上の一つのレンズとして観た場合の焦点位置f1とが互いに一致するように、凸レンズ27,28の焦点位置を調整する。ここで、第一、第二のレンズ29,30は鉛直方向(図2(イ)に示す状態)においては、光束Kを屈折させる作用を有さないため、前記焦点位置f1は実質的には凸レンズ27,28の焦点位置f1である。従って、平行な光束Kが第一のレンズ29と凸レンズ27とを通過して焦点位置f1に一旦収束して、再び拡散しつつ進行した後、第二のレンズ30と凸レンズ28とを通過することにより平行な光束Kになって観察者の眼Mに入射することができるものである。
又、図2(ロ)に示す状態において、第一のレンズ29と凸レンズ27とを光学上の一つのレンズとして観た場合の焦点位置f2と、第二のレンズ30と凸レンズ28とを光学上の一つのレンズとして観た場合の焦点位置f2とが互いに一致するように、第一, 第二のレンズ29、30の円柱面29a,30bの曲率を確定する。しかも、図2(ロ)に示す焦点位置f2が図2(イ)に示す焦点位置f1に比較して、凸レンズ27側に、より接近した位置になるように第一, 第二のレンズ29、30の円柱面29a,30bの曲率を確定する。
図2(イ)に示す焦点位置f1に比較して、図2(ロ)に示す焦点位置f2が凸レンズ27側により接近させた位置になるように設定することにより、以下の理由によって、光束Kの断面積は図2(ロ)に示す水平方向において拡大するものである。即ち、平行な光束Kが第一のレンズ29と凸レンズ27とを通過して焦点位置f2に一旦収束した後、再び拡散しつつ進行するものであるが、焦点位置f2と第二のレンズ30の間の距離は、図2(イ)に示す状態よりも広がっているため、図2(ロ)に示すように、光束Kはその幅を拡大しつつ進行し、光束Kの幅が図2(イ)に示す状態よりも大きく拡大した状態で第二のレンズ30に入射し、第二のレンズ30及び凸レンズ28を通過することにより平行な光束Kになって観察者の眼Mに入射する。このようにして、光束Kは、図2(イ)に示す鉛直方向よりも図2(ロ)に示す水平方向においてその幅が拡大した状態で、観察者の眼Mに入射することができるものである。
次に、このように構成された網膜走査画像表示装置1において、観察者の眼Mの瞳孔に光束Kを位置合せする場合について図1及び図2に基づき説明する。光束出力部2から出力された平行な光束Kが、図2中、実線で示すように、第一走査手段20、凸レンズ22,23、第二走査手段21、及び光束断面拡大手段4の光軸Lに一致して進行して、観察者の眼Mに入射する場合について説明する。先ず、図2(イ)に基づき、鉛直方向における光束Kの幅について説明する。
鉛直方向及び水兵方向の幅がaである平行な光束Kが図2(イ)中、実線で示すように、第一走査手段20において鉛直方向へ走査された後、凸レンズ22,23を経て、第二走査手段21に入射して水平方向へ走査される。該第二走査手段21から出射した光束Kは、第一のレンズ29を通過した後、凸レンズ27を通過する際に集束方向、即ち、負の方向へ屈折して、焦点位置f1に一旦集束した後に、再び拡散して第二のレンズ30を通過する。その後、凸レンズ28を通過する際に平行な光束Kになって観察者の眼Mに入射する。ところで、前記第一,第二のレンズ29、30は、鉛直方向には湾曲していないため、光束Kは該第一,第二のレンズ29、30を通過する際には、屈折しない。従って、このように、鉛直方向においては、観察者の眼Mに入射する光束Kの幅は、走査手段3に入射する光束Kの幅と同様である。
次に、図2(ロ)に基づき、水平方向について、光束Kの幅の変化について説明する。鉛直方向及び水平方向の径がaである平行な光束Kが図2(ロ)中、実線で示すように、第一走査手段20において鉛直方向へ走査された後、凸レンズ22,23を経て、第二走査手段21に入射して水平方向へ走査される。該第二走査手段21を出射した光束Kは、第一のレンズ29を通過する際に集束方向へ屈折した後、凸レンズ27を通過する際に更に集束方向へ屈折して、焦点位置f2において一旦集束する。この焦点位置f2は、図2(イ)に示す焦点位置f1に比較して凸レンズ27の方向に向けて、より接近した位置に存在する。即ち、図2(ロ)に示す状態においては、図2(イ)に示す状態と比較して、焦点位置f2から第二のレンズ30までの距離はより離間しているため、焦点位置f2において一旦集束した光束Kは、このように、より離間している距離を進行する間に、断面積が一層大きく拡大して第二のレンズ30に入射する。そして、光束Kが該第二のレンズ30を通過して凸レンズ28に入射する際、該光束Kは、凸レンズ28の焦点位置から拡散したかのように該凸レンズ28に入射することにより、該光束Kは該凸レンズ28を通過する際、平行な光束Kになって観察者の眼Mに入射するものである。
以上のように、水平方向において、観察者の眼Mに入射する光束Kの幅が、走査手段3に入射する光束Kの幅よりも拡大しているため、光束Kを観察者の眼Mに容易に位置合わせさせることができる。特に、観察者の眼Mの位置は鉛直方向と比較して水平方向に位置ズレを起こし易い。このため、光束Kの幅を水平方向において拡大させることによって、光束Kを容易に観察者の眼Mの位置に位置合わせさせることができるものである。更に、走査手段3の後段において光束Kの幅を拡大しているため、走査手段3は、幅が拡大した状態の光束Kを走査させることがない。このため、走査手段3が、幅の拡大した光束Kを走査できるように、該走査手段3を大型化する必要がないため、走査手段3の慣性モーメントが増加することはなく、速い走査速度でも負荷が大きくなることはない。
以上説明したように、観察者の眼Mの瞳孔に光束Kを位置合せした後、図1中、点線で示す範囲内において、第一走査手段20及び第二走査手段21において光束Kを走査することにより、観察者の眼Mの網膜に画像を表示する。そして、このように構成された第1実施形態においては、図2(ロ)に示すように、画角βは振り角αより小さくなってしまうため、光束Kの幅を拡大する以前の画角βを得るためには走査手段3の振り角αを大きくする必要がある。
図3は、第2実施形態を示す。この第2実施形態の特徴は、リレー光学系の凸レンズ23と第二走査手段21との間に光束断面拡大手段4を配置した点にある。該光束断面拡大手段4は、第一のレンズ40と、第二のレンズ41とで構成されている。該第一のレンズ40は図3(ロ)に示す水平方向には正の屈折力を有するが、図3(イ)に示す鉛直方向には屈折力を有さないレンズである。又、第二のレンズ41は、図3(ロ)に示す水平方向には負の屈折力を有するが、図3(イ)に示す鉛直方向には屈折力を有さないレンズである。これら第一,第二のレンズ40,41はシリンドリカルレンズによって構成することができる。このように、これら第一,第二のレンズ40,41をシリンドリカルレンズによって構成した場合、第一のレンズ40は凹状の円柱面40aと平面40bとで構成されている。又、第二のレンズ41は平面41aと凸状の円柱面41bとで構成されている。そして、第一のレンズ40は、円柱面40aの軸心を鉛直方向に向け、且つ、円柱面40aから光束Kが入射し、平面40bから光束Kが出射する形態で第二のレンズ41の前段に配置されている。又、第二のレンズ41は、円柱面41bの軸心を鉛直方向に向け、且つ、平面41aから光束Kが入射し、円柱面41bから光束Kが出射する形態で第二走査手段21の前段に配置されている。ここで、第一,第二のレンズ40,41は同一の焦点位置f3を有しているものである。
第一,第二のレンズ40,41は、このように配置されることにより、図3(ロ)に示すように、水平方向には湾曲しているため、光束Kを水平方向には屈折させるが、図3(イ)に示すように、鉛直方向は湾曲していないため、光束Kを鉛直方向には屈折させないものである。
次に、作用について説明する。図3(イ)に示す鉛直方向においては、光束断面拡大手段4は、光束Kを屈折させる作用を有さないため、前記焦点位置f1は実質的には凸レンズ23の焦点位置である。従って、凸レンズ23を通過することにより平行になった光束Kは、第一,第二のレンズ40,41をそのまま通過して第二走査手段21に入射することになる。
又、図3(ロ)に示す状態においては、凸レンズ23を通過することにより平行になった光束Kは、第一のレンズ40を通過する際に焦点位置f3から出射したように拡散しつつ第二のレンズ41に入射する。そして、焦点位置f3から出射したように、第二のレンズ41に入射した光束Kは第二のレンズ41を通過することにより平行な光束Kになって第二走査手段21に入射するものである。
第二走査手段21には、前述のように、拡大した状態の光束Kが入射するため、第二走査手段21は拡大した状態の光束Kを水平方向に走査できるように大型化することが必要である。このため、該第二走査手段21の慣性が大きくなって、第二走査方向への走査の動作の応答性が劣化する虞がある。しかし、第二走査手段21は本来、その走査速度が比較的遅いという特質があるため、前述のように、大型化しても第二走査方向への走査動作により、画像表示の劣化する虞はない。この構成においては、第二走査手段21の振り角と画角は等しいため、第二走査手段21の振り角を大きく設定する必要はない。
図4は、第3実施形態を示す。この第3実施形態においては、光束断面拡大手段4は、リレー光学系を構成する凸レンズ23の前段に、レンズ50を配置した点にある。該レンズ50は、図4(イ)に示すように、鉛直方向においては屈折力を有さないが、図4(ロ)に示すように、水平方向においては正の屈折力を有するレンズである。該レンズ50は例えば、シリンドリカルレンズによって構成することができる。該レンズ50をシリンドリカルレンズによって構成した場合、該レンズ50は同図4(ロ)に示すように、平面50aと凹状の円柱面50bとで囲まれた形状である。そして、該レンズ50は円柱面50bの軸心を鉛直方向に向け、且つ、平面50aから光束Kが入射し、円柱面50bから光束Kが出射する形態で配置されている。レンズ50はこのように配置されることにより、円柱面50bが水平方向においては湾曲しているため、光束Kを水平方向においては屈曲させる。しかし、該円柱面50bは鉛直方向には湾曲していないため、光束Kを鉛直方向には屈折させないものである。
このように構成しても、光束Kは、レンズ50においてその幅が拡大した状態で凸レンズ23に入射し、該凸レンズ23において平行な光束Kになった後に、第二走査手段21において第二走査方向へ走査されるものである。
以上の説明においては、第一のレンズ29,40、第二のレンズ30、41、又は、レンズ50を構成するシリンドリカルレンズの円柱面29a,30b,40a,41b,50bの軸心を鉛直方向へ向けることにより、光束Kの幅を水平方向へ拡大するようにしたが、シリンドリカルレンズの円柱面29a,30b,40a,41b,50bの軸心を任意の方向へ向けることにより、当該方向とは直交する方向へ光束Kの幅を拡大することができるものである。
図1は、網膜走査画像表示装置のブロック図である。(第1実施形態) 図2は、光束の幅が拡大する状態を示す図である。(第1実施形態) 図3は、光束の幅が拡大する状態を示す図である。(第2実施形態) 図4は、光束の幅が拡大する状態を示す図である。(第3実施形態) 図5は、網膜走査画像表示装置のブロック図である。(従来技術)
符号の説明
1 網膜走査画像表示装置
2 光束出力部
3 走査手段
4 光束断面拡大手段
20 第一走査手段
21 第二走査手段
29 第一のレンズ(シリンドリカルレンズ)
30 第二のレンズ(シリンドリカルレンズ)
40 第一のレンズ(シリンドリカルレンズ)
41 第二のレンズ(シリンドリカルレンズ)
50 レンズ(シリンドリカルレンズ)
K 光束
M 眼
M1 瞳孔
M2 網膜

Claims (10)

  1. 光束を出力する光束出力部と、該光束を網膜に走査する走査手段とを備えることにより、観察者の網膜に画像を表示する網膜走査画像表示装置であって、
    前記観察者の瞳孔に入射する光束の断面積を、前記走査手段に入射する光束の断面積よりも拡大させる光束断面拡大手段を備えたことを特徴とする網膜走査画像表示装置。
  2. 前記光束断面拡大手段は、前記瞳孔に入射する光束の断面形状を少なくとも水平方向に拡大することを特徴とする請求項1に記載の網膜走査画像表示装置。
  3. 前記走査手段を、入射した光束を第一走査方向へ走査する第一走査手段と、該第一走査手段よりも走査速度が低速であって且つ該第一走査方向とは交差する第二走査方向へ走査する第二走査手段とによって構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の網膜走査画像表示装置。
  4. 前記第一走査手段の第一走査方向は鉛直方向であって、前記第二走査手段の第二走査方向は水平方向であることを特徴とする請求項3に記載の網膜走査画像表示装置。
  5. 前記光束断面拡大手段は、瞳孔に入射する光束の進行方向に直交する面に対する断面形状を、前記第一走査手段の第一走査方向の幅よりも前記第二走査手段の第二走査方向の幅が大きい形状としたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の網膜走査画像表示装置。
  6. 前記第一走査手段は、前記第二走査手段の前段に設け、前記光束断面拡大手段は、前記第一走査手段と前記第二走査手段との間に設けられたことを特徴とする請求項3乃至請求項5の何れか1項に記載の網膜走査画像表示装置。
  7. 前記光束断面拡大手段は、前記第二走査手段と瞳孔との間に設けられたことを特徴とする請求項3乃至請求項5の何れか1項に記載の網膜走査画像表示装置。
  8. 前記光束断面拡大手段は、前記第二走査手段の第二走査方向へ向けて正の屈折力を有する第一のレンズと、該第一のレンズの後段に設けられ且つ前記第二走査手段の第二走査方向へ向けて負の屈折力を有する第二のレンズとの対によって構成されたことを特徴とする請求項3乃至請求項7の何れか1項に記載の網膜走査画像表示装置。
  9. 前記第一のレンズ及び第二のレンズは、シリンドリカルレンズによって構成されたことを特徴とする請求項8に記載の網膜走査画像表示装置。
  10. 光束を出力する光束出力部と、該光束を網膜に走査する走査手段とを備えることにより、観察者の網膜に画像を表示する網膜走査画像表示装置であって、
    前記瞳孔に入射する光束の進行方向に直交する面に対する断面形状を、水平方向の幅が鉛直方向の幅より大きくしたことを特徴とする網膜走査画像表示装置。
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