JP2019045605A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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鈴木 芳人
Yoshito Suzuki
芳人 鈴木
川上 徹
Toru Kawakami
徹 川上
むつみ 篠井
Mutsumi Shinoi
むつみ 篠井
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Abstract

【課題】虚像を10インチ以上の大画面サイズで、高輝度、高画質に表示でき、しかも装置の大型化を回避したヘッドアップディスプレイ装置を提供する。【解決手段】発光源1と表示面2とを有し前記発光源1からの光を前記表示面2の各点から画像光L0として出射させる表示装置9と、前記表示面2を拡大するレンズ系3を含む光学系4と、を具備し、さらに、前記画像光L0が前記光学系を通過後ウインドシールド5で反射した光である反射画像光L2による虚像を目視する運転者の両目位置に設定した固定絞り6を、前記反射画像光L2のほぼ全部が通過するように、前記画像光L0の主光線方向からの拡散角を制御する拡散手段7、または、前記拡散手段7に加えて前記画像光L0の主光線方向を制御する主光線変向手段8を、前記表示装置9の発光源1と表示面2との間に具備した。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両(以下、単に車両ともいう)の運転上必要な諸情報を、ウインドシールドの前方視野内に光学的な虚像として映し出し運転者に視認させるいわゆるヘッドアップディスプレイの分野において、特に、運転者の両目位置の空間に固定絞り(前記虚像を作る光を通過させる開口領域)を設定し、表示装置から放射される画像光が、前記ウインドシールドで反射し、この反射光のほぼすべてが前記固定絞りを通過するようにして、前記ウインドシールドの前方視野内に均一な明るさで高輝度の虚像を表示する、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
自動車の自動運転技術の実用化に伴い、自動運転の情報を運転者に安全に伝える手段として、ヘッドアップディスプレイのニーズが高まっている。従来、種々のヘッドアップディスプレイが提案されているが、ウインドシールド越しにスピードなどの数字や標識などの簡便な図形を表示できるものがほとんどで、虚像の大きさも10インチ以下と小画面サイズであり、例えば、特許文献1や2に開示されている。
特許文献1には、図8に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置111の液晶表示装置115のバックライト(背面を照射する光)を生成する手段として、液晶パネル118の入射側に設置したLED発光源122からの光をコンデンサレンズ121で集め、この集めた光をレンチキュラーレンズ120で縦方向と横方向に拡散させ、この拡散により拡がった光を、集光レンズ119で集光して、液晶パネル118の背面へ入射させるという簡単な構成のバックライト出射手段160が開示されている。液晶パネル118から出射した画像光L1は、凹面鏡130で反射され、ウインドシールド(図示せず)で反射されて運転者(図示せず)の目に届く。
また、特許文献1および2において、拡大した虚像を作る光学的手段は凹面鏡1枚である。
なお、特許文献3には、照明装置が開示しており、後述の本発明の一部において用いられる。
特許第5353203号公報 特開2009−150947号公報 特開2017−098084号公報
しかしながら、近年、ヘッドアップディスプレイへの要望は、数字や図形情報だけでなく、前方や後方の景色の実画像、およびナビゲーション用の地図情報なども、運転者が一瞬で認識できるように表示できる、高輝度で高画質な表示へと変化している。画面サイズも10インチ乃至17インチの大画面サイズが要望されている。
ところが、図8のヘッドアップディスプレイ装置の構成では、液晶パネル118の大きさが、3〜5インチ程度と小画面サイズであり、レンチキュラーレンズ120により輝度均一化を図るために拡散された拡散光の内、中心付近のほぼ輝度均一となる拡散光だけを、集光レンズ119で集光してバックライトとして用い、中心付近よりも暗くなる周辺部の光を使用しないで捨てている。このような光の使い方では、大画面サイズになると、無駄に捨てられる光が多くなって、省電力の点で大きな不利益を招くこととなる。
また、特許文献1および2では、虚像を作る光学手段が凹面鏡1枚であるので、収差が問題にならない拡大倍率2倍程度であり、大型(図8に示した従来の5インチの2倍のサイズである10インチあるいはそれ以上の大画面サイズ)の虚像を実現するには、液晶表示装置の液晶パネルや凹面鏡を大きくする必要があり、装置全体の省電力化・小型化を実現することが難しい。
そこで、本発明は、これらの課題を解決するためになされたものであり、虚像を10インチ以上の大画面サイズで、高輝度、高画質に表示でき、しかも装置の大型化を回避したヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために検討を重ね、その結果、光の無駄をなくすには表示装置のバックライトを周辺部まで輝度均一なものとし、さらに、虚像の均一な輝度を実現するためには、
(a)表示装置の表示面の各点から出射される画像光を、ほぼ同じ強さで、かつ表示面に対してほぼ垂直な主光線方向をもつようにすること、かつ、
(b)表示装置の表示面の各点から出射される画像光の主光線方向からの拡散角も、運転者の目の周辺のみにウインドシールドで反射した画像光(反射画像光)が集まるように制御すること、
が重要であることを知見し、本発明をなすに至った。すなわち、本発明は、以下の発明(1)乃至発明(7)のうちの少なくともいずれかである。
発明(1)は、
発光源と表示面とを有し前記発光源からの光を前記表示面の各点から画像光として出射させる表示装置と、
前記表示面を拡大するレンズ系を含む光学系と、
を具備し、さらに、
前記画像光が前記光学系を通過後ウインドシールドで反射した光である反射画像光による虚像を目視する運転者の両目位置に設定した固定絞りを、前記反射画像光のほぼ全部が通過するように、前記表示面の各点から出射する画像光の主光線方向からの拡散角を制御する拡散手段、または、前記拡散手段に加えて前記表示面の各点から出射する画像光の主光線方向を制御する主光線変向手段を、前記表示装置の発光源と表示面との間に具備した
ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置である。
発明(2)は、発明(1)において、
前記発光源をLED発光源、前記表示装置を液晶表示装置、前記表示面を液晶パネルとし、
前記液晶表示装置が、前記拡散手段の入射面または前記主光線変向手段の入射面へ、主光線方向が前記液晶パネルとほぼ直角で、前記拡散手段の入射面または前記主光線変向手段の入射面内での輝度がほぼ均一であるバックライトを出射するバックライト出射手段を有し、
前記バックライト出射手段が、
前記LED発光源からの光を入射させ整形して出射させる光整形ロッドと、
前記光整形手段からの光を入射させる複合レンズからなる第1集光光学系と、
前記第1集光光学系からの光を反射させる反射ミラー系からなる第2集光光学系と、
前記第2集光光学系から反射した光を光路変更し、前記バックライトとして出射する反射型プリズムシートと、
を具備したことを特徴とする。
発明(3)は、発明(1)または(2)において、
前記表示面を拡大するレンズ系を、1つまたは複数の凸フレネルレンズとしたことを特徴とする。
発明(4)は、発明(1)〜(3)のいずれか1つにおいて、
前記表示面を拡大するレンズ系を、凸フレネルレンズ、凹フレネルレンズ、および凸フレネルレンズとしたことを特徴とする。
発明(5)は、発明(1)〜(4)のいずれか1つにおいて、
前記表示装置の表示面を画像V1の表示用と画像V2の表示用との2分割とし、前記表示面内の画像V1、V2から、該画像V1、V2とそれぞれ同形で前記表示面に垂直な方向に離間した画像V1a、V2aを生成する、平面ミラーとハーフミラーの組み合わせからなる画像位置変換手段を具備したことを特徴とする。
発明(6)は、発明(1)において、
前記表示面をスクリーンの出射面とし、
前記スクリーンは前記拡散手段と、前記主光線変向手段とを、積層または貼合した構造を有し、
前記表示装置が、前記発光源からの光を前記スクリーンの入射面に投射するプロジェクターを具備した
ことを特徴とする。
発明(7)は、発明(1)〜(6)のいずれか1つにおいて、
前記ウインドシールド越しに前記運転者を撮像する撮像手段と、
ネットワークを介して、前記撮像手段の撮像した画像情報を遠隔地に送信し、かつ遠隔地から送信された画像情報を受信し、前記表示装置に表示させる手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、虚像を10インチ以上の大画面サイズで、高輝度、高画質に、しかも装置の大型化を伴わずに、表示できるヘッドアップディスプレイ装置が実現するという優れた効果を奏する。
発明(1)の実施形態の1例を示す模式図である。 発明(2)の実施形態の1例を示す模式図である。 発明(3)の実施形態の1例を示す模式図である。 発明(4)の実施形態の1例を示す模式図である。 発明(5)の実施形態の1例を示す模式図である。 発明(6)の実施形態の1例を示す模式図である。 発明(7)の実施形態の1例を示す模式図である 従来のヘッドアップディスプレイ装置の1例を示す模式図である。 発明(2)に係るバックライト出射手段の模式的側面図である。 発明(2)に係るバックライト出射手段の模式的平面図である。
まず、発明(1)の実施形態について説明する。
発明(1)の実施形態では、例えば図1に示すように、発光源1と表示面2とを有し前記発光源1からの光を、例えば光の進路を調整する光路調整手段90にて前記表示面2の入射側へ到達させ、前記表示面2の各点から画像光L0として出射させる表示装置9と、前記表示面2を拡大するレンズ系3を含む光学系4とを具備し、さらに、前記光学系4を通過後の前記画像光がウインドシールド5で反射した光である反射画像光L2による虚像(図示せず)を視認する運転者の両目位置に設定した固定絞り6を、前記反射画像光L2のほぼ全部(例えば80%以上)が通過するように、前記表示面2の各点から出射する画像光L0の主光線方向からの拡散角を制御する拡散手段7、または、前記拡散手段7に加えて前記表示面2の各点から出射する画像光L0の主光線方向を制御する主光線変向手段8を、前記表示装置の発光源1と表示面2との間に具備している。ここで、「変向」とは進行方向を変えることを意味する(以下同じ)。
図1では、拡散手段7、主光線変向手段8をこの順に、表示面2に近い側から配置する配置順序としているが、この逆の配置順序としてもよい。
発明(1)では、前記拡散手段7あるいはさらに主光線変向手段8を具備したことにより、表示面2の各点から出射した画像光L0が、表示面2を拡大するレンズ系3を通過後、ウインドシールド5で反射し、反射画像光L2となって運転者の両目に入り、運転者が、表示面2内の画像の拡大された虚像を見るとき、前記反射画像光L2のほぼ全部が、運転者の両目位置の空間に設定された固定絞り6を通過することとなり、したがって、無駄に捨てられる光が大幅に削減できて、虚像を高輝度、高画質に表示することができる。また、拡大した虚像を得る原理が、従来の凹面鏡とは違って、表示面2を拡大するレンズ系3であるため、装置全体の大型化を伴わずに虚像を10インチ以上の大画面サイズで表示できる。
なお、図1では、光学系4が、レンズ系3の入射側で画像光L0の光路を変向する平面ミラー10を含んでいるが、この平面ミラー10は、レンズ系3の入射側で画像光L0の光路を変向しない場合には、省略することができる。
拡散手段7は、等方性または異方性の拡散フィルムで構成することができる。前記拡散フィルムは、虚像の明るさを確保するために、全光線透過率が約85%以上のものが好ましく、また、拡散角の制御性の観点から、表面形状に依存した拡散特性を有するいわゆる表面形状依存性の拡散フィルムが好ましい。表面形状依存性とは、表面に設けた凹凸形状に依存する性質を意味する。拡散手段7は、レンチキュラーレンズで構成してもよいが、レンチキュラーレンズは拡散方向が一方向のみであるため、直交2方向の拡散角を制御するには2枚必要である。これに対し、拡散フィルムは1枚で直交2方向の拡散角を制御することができる。
拡散手段7により制御する拡散角の、主光線方向両側の角度範囲は、小さすぎると固定絞り6が運転者の両目位置の空間より小さくなり両目で虚像を同時に見ることができなくなり、大きすぎると固定絞り6が運転者の両目位置の空間より大きくなり、画像光の無駄が多くなるため、固定絞り6の大きさが直径18〜20cm程度になる±10°〜±30°が好ましい。
主光線変向手段8は、フレネルレンズで構成することができる。主光線変向手段8により制御する表示面2からの主光線方向の角度範囲は、反射画像光L2のほぼ全部を固定絞り6を通過するようにするため、表示面2とほぼ直角(例えば90度±10度以内)とするのが好ましい。なお、主光線変向手段8がなくても表示面2からの主光線方向が表示面2とほぼ直角であれば、主光線変向手段8は具備しなくてもかまわない。
前記虚像を作る光を通過させる開口領域として設定される固定絞り6の形状は、運転者の両目間の中点を中心とし視線方向に垂直な円または矩形(矩形の長辺が両目間隔方向に平行)の領域とするのが好ましい。なお、矩形の4つの角部に丸みをつけた形状でもよい。人の両目間隔および瞼の開口サイズからすれば、前記円の直径は180mm以上200mm以下が好適である。また、前記矩形の長辺は180mm以上200mm以下、短辺は90mm以上100mm以下が好適である。固定絞り6の設定位置としては、例えば、運転者の視線方向における両目位置の変域の中心位置を採用できる。
設定した固定絞り6に反射画像光L2のほぼ全部を通過させるような、拡散手段7による画像光L0の主光線方向からの拡散角の角度値および主光線変向手段8による画像光L0の主光線方向の角度値は、光学シミュレーションにより導出できる。
例えば、運転者の両目位置がウインドシールド5までの視線方向距離で500mmの位置であるとし、この位置に直径180mmの円形の固定絞り6を設定し、焦点距離が300mmのレンズ系3が、画面サイズ4.4インチの表示面2を2.8倍に拡大し、ウインドシールドから前方に790mm離れた位置に虚像を作り、主光線変向手段8により画像光L0の主光線方向を表示面と直角にするとした場合において、反射画像光L2の全体に対する固定絞り6を通過した分の割合(固定絞り通過率という)が100%、80%、60%となるように拡散手段7により制御した画像光L0の主光線方向からの拡散角の角度値は、光学シミュレーションでそれぞれ22度、19度、17度と導出される。また、光学シミュレーションにより虚像の輝度(cd/m)も導出でき、前記固定絞り通過率が100%、80%、60%となる場合に光学シミュレーションで導出した虚像の輝度は、固定絞り透過率100%の場合を100とした相対値でそれぞれ、100、48、36であり、反射画像光L2のほぼ全部(80%以上)が固定絞り6を通過するようにすることで、高輝度の虚像が得られることがわかる。なお、ここでの拡散手段7は、例えば、前記表面形状依存性の拡散フィルムとした。
また、拡大した虚像を作る光学手段が凹面鏡1枚である従来と比べ、当該光学手段がレンズ系3である発明(1)では、グリッドディストーションで評価した同じ拡大倍率の虚像の周辺部の歪みが大幅に軽減し、高画質の虚像が得られることがわかる。ここで、グリッドディストーションとは、格子状の模様を被写体とし、該被写体の光学器械による撮影像とを等倍で重ね合わせて、被写体からの撮影像の歪み具合を捉える手法である。
なお、レンズ系3は、表示面2を1以上の倍率で拡大するレンズ系であり、倍率を1とする場合は、焦点距離が無限大のレンズ(例えば平板ガラス)とするか、あるいは具備せずともよい。
次に、発明(2)の実施形態について説明する。発明(2)の実施形態では、例えば図2に示すように、発明(1)において前記発光源1(図1)をLED発光源11(図2)とし、前記表示装置9(図1)を液晶表示装置9A(図2)とし、前記表示面2(図1)を液晶パネル2A(図2)、詳しくは液晶パネル2Aの出射面、とした。
前記液晶表示装置9Aは、前記拡散手段7の入射面または前記主光線変向手段8の入射面へ、主光線方向が前記液晶パネル2Aとほぼ直角(例えば、90度±10度以内)で、前記拡散手段7の入射面内または前記主光線変向手段8の入射面内での輝度がほぼ均一(例えば、前記入射面の全域から周辺部を除いた残りの面積が90%以上の部分において、光強度の範囲が平均値±20%以内)であるバックライトを出射するバックライト出射手段20を有する。
前記バックライト出射手段20は、特許文献3に開示された照明装置の適用により構成でき、例えば図2のように、前記LED発光源11からの光を入射させ整形して出射させる光整形ロッド12と、前記光整形手段からの光を入射させる複合レンズからなる第1集光光学系13と、前記第1集光光学系からの光を反射させる反射ミラー系からなる第2集光光学系15と、前記第2集光光学系15から反射した光を光路変更し、前記バックライトとして出射する反射型プリズムシート14とを具備する。前記光整形ロッド12は、光整形ロッド12内で光を全反射させることにより光整形を行う。光整形ロッド12の出射側端面は2次元光源になる。
図9、図10はそれぞれ、バックライト出射手段20の模式的側面図、模式的平面図であり、第1集光光学系13の光軸方向をZ方向とし、前記拡散手段7の入射面(図2)または前記主光線変向手段8の入射面(図2)であるバックライト入射面との直交方向をY方向とし、YZ平面との直交方向をX方向としている。LED発光源11から出て光整形ロッド12で整形され次いで第1集光光学系13を通過した光である1次光Lが第2集光光学系15で反射して2次光Lとなり、2次光Lが、反射型プリズムシート14の所定の光路変更域Wzで光路変更されてバックライトLrとなる。このときバックライトLrの主光線方向がY方向とほぼ一致し、かつバックライト入射面の面内で輝度がほぼ均一となるための好適条件は次の(ア)、(イ)および(ウ)のとおりである。
(ア) 前記光整形ロッド12の入射側端面の面積を出射側端面(2次元光源)の面積より小とする。
(イ) 前記2次元光源と前記第1集光光学系13の前方主点の間隔S1(図10に示す)と、前記第1集光光学系13と前記第2集光光学系15との互いに対向する主点(第1集光光学系13をなす複合レンズの後側主点と第2集光光学系15をなす反射ミラー系の前側主点との2つの主点同士)の間隔S2(図10に示す)と、前記第1集光光学系13の焦点距離f1と、前記第2集光光学系15の焦点距離f2とが、下記(A1)式および(A2)式を満たす。
1/f1=1/S1+1/S2 ‥‥(A1)
S2≒f2 ‥‥(A2)
ただし、(A2)式は、f2×0.9≦S2≦f2×1.1、を意味する。
(ウ) 前記第2集光光学系15から反射した光(2次光L)の反射方向が、前記第1集光光学系13を通過した光(1次光L)の光軸に対して傾斜する(この傾斜の傾斜角度2θを図9に示す)。前記2θにおいてθ=0.7度〜4度が好適である。
発明(2)では、前記バックライト出射手段20を内蔵した液晶表示装置9Aを具備したことで、主光線変向手段8を具備せずとも、液晶パネル2Aからの画像光L0の主光線方向を液晶パネル2Aにほぼ直角とすることが可能である。
次に、発明(3)の実施形態について説明する。発明(3)の実施形態では、発明(1)または(2)において、前記表示面2を拡大するレンズ系3(図1、図2)を、1つまたは複数の凸フレネルレンズで構成した。これによれば、発明(1)、(2)と比べ、レンズ系3の薄型化およびレンズの収差による画像の歪みの低減が可能である。
発明(3)の1例として、発明(1)において、レンズ系3を2つの凸フレネルレンズ31、32で構成し、図3に示した。ここで車両の前後方向をz方向、車高方向をy方向、車幅方向をx方向としている(以下同じ)。図3において例3−1として、4.4インチの画面サイズの表示面2の各点からの画像光L0が平面ミラー10で反射後2つの凸フレネルレンズ31、32(焦点距離はそれぞれ600mm、600mm)を通過し、ウインドシールド5で反射してなる反射画像光L2の100%が直径180mmの固定絞り6を通過して運転者の両目に入り、その際、反射画像光L2による表示面2の虚像2Zが、表示面2の2.8倍の画面サイズとなる設計とした。なお、ウインドシールド5と固定絞り6との中心同士間のz方向距離は500mmとし、ウインドシールド5と虚像2Zとの中心同士間のz方向距離は790mmとした。例3−1では、光学シミュレーションによるスポットダイヤグラム(図示省略)のサイズ(3色光のスポット全部を含む最小の円の直径)は、5mmである。
また、例3−1において前記2つの凸フレネルレンズ31、32に代えて1つの凸フレネルレンズ(焦点距離は303.6mm)とした以外は例3−1と同様とした例3−2では、前記スポットダイヤグラムのサイズは6mmである。また、例3−2において前記1つの凸フレネルレンズに代えて1つの凸レンズ(焦点距離は303.6mm)とした以外は例3−2と同様とした例3−3では、前記スポットダイヤグラムのサイズは6mmである。なお、例3−2では凸フレネルレンズ厚みは2.3mm、例3−3では凸レンズ厚みは22mmであり、例3−2は例3−3と比べ、レンズ系3が薄型化できている。
次に、発明(4)の実施形態について説明する。発明(4)の実施形態では、発明(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記表示面2を拡大するレンズ系3(図1、図2)を、凸フレネルレンズ、凹フレネルレンズ、および凸フレネルレンズで構成した。これによれば、発明(1)〜(3)と比べ、色収差のさらなる低減が可能である。
発明(4)の1例として、発明(1)において、レンズ系3を、凸フレネルレンズ33、凹フレネルレンズ34、凸フレネルレンズ35で構成し、図4に示した。なお、図4では、x、y、zの各方向を図3と同様にとった。図4において例4−1として、前記例3−1において凸フレネルレンズ31、32(図3)に代えて、凸フレネルレンズ33、凹フレネルレンズ34、凸フレネルレンズ35(図4)とし、これらの各焦点距離を360mm、−337mm、360mmとし、これら以外は前記例3−1と同様となる設計とした。
前記例4−1では、前記スポットダイヤグラムのサイズは2.5mmであり、前記例3−1の場合(5mm)よりも小さい。すなわち前記例4−1では、前記例3−1よりも色収差が低減している。
また、発明(4)では、発明(3)と比べ、同程度の色収差となる条件下で、虚像のサイズをより大きくすることが可能である。
例えば、前記例4−1において、ウインドシールド5と虚像2Zとの中心同士間のz方向距離を790mmとし、凸フレネルレンズ33、凹フレネルレンズ34、凸フレネルレンズ35の各焦点距離を360mm、−337mm、360mmとし、これら以外は前記例4−1と同様となる設計とした例4−2では、前記例3−1と比べ、前記スポットダイヤグラムのサイズが同程度(2.5mm程度)、すなわち色収差が同程度となり、虚像のサイズが約2.4倍の10.6インチの画面サイズとなる。
次に、発明(5)の実施形態について説明する。発明(5)の実施形態では、発明(1)〜(4)のいずれか1つにおいて、前記表示装置の表示面を画像V1の表示用と画像V2の表示用との2分割とし、前記表示面内の画像V1、V2から、該画像V1、V2とそれぞれ同形で前記表示面に垂直な方向に離間する画像V1a、V2aを生成する、平面ミラーとハーフミラーの組み合わせからなる画像位置変換手段を具備した。これによれば、表示面内で離間した2つの画像を運転者の視線方向で離間した2つの虚像として表示できるから、運転者は視線方向に離間した物体を見るときと同様な立体感をもって虚像を見ることができる。
図5に示す発明(5)の実施形態の1例において、表示装置9は、発明(2)に係る液晶表示装置9Aであり、液晶パネル2Aが表示面2をなしている。液晶パネル2Aの入射側の拡散手段7へ、バックライト出射手段20からバックライトが表示面2とほぼ直角な主光線方向で入射されるため、前記主光線変向手段8(図2)は省略された。前記表示面2を拡大するレンズ系3は発明(3)に係る1つの凸フレネルレンズ30で構成されている。
図5の例では、表示装置9(液晶表示装置9A)の表示面2(液晶パネル2A)を、x方向に互いに離間した画像V1の表示用と画像V2の表示用との2分割とし、画像V2からの画像光LV2(画像V2中心からの出射光で代表した)が、平面ミラー10aでの90度変向する反射、ハーフミラー17での透過、平面ミラー10bでの90度変向する反射を、順次経過し、一方、画像V1からの画像光LV1(画像V1中心からの出射光で代表した)が、ハーフミラー17での90度変向する反射、平面ミラー10bでの90度変向する反射を、順次経過するように、前記平面ミラー10a、10bおよび前記ハーフミラー17を組み合わせた手段を具備している。この手段は、前記画像光LV1、LV2のそれぞれ2度の前記反射により、前記表示面2内の画像V1、V2から、該画像V1、V2とそれぞれ同形で前記表示面に垂直な方向(z方向)に離間した虚像である画像V1a、V2aを生成する、いわゆる画像位置変換手段である。画像V1a、V2aのz方向の離間距離は、画像V1、V2のx方向の離間距離とほぼ等しい。
さらに、画像光LV1、LV2の平面ミラー10bからの反射光をレンズ系3(凸フレネルレンズ30)に通過させ、次いで平面ミラー10cでz方向からy方向へ90度変向する反射をさせて、ウインドシールド(図示せず)へ向かわせることにより、運転者(図示せず)は、ウインドシールド越しに、画像V1a、V2aの拡大した虚像を見ることができる。
次に、発明(6)の実施形態について説明する。発明(6)の実施形態では、発明(1)において、前記表示面をスクリーンの出射面とし、前記スクリーンは前記拡散手段と、前記主光線変向手段とを、積層または貼合した構造を有し、前記表示装置が、前記発光源からの光を前記スクリーンの入射面に投射するプロジェクターを具備した。
これによれば、発明(1)に係るヘッドアップディスプレイ装置の表示装置として、液晶表示装置の代わりに、透過型スクリーンとプロジェクターとからなる比較的簡素な構成の装置を用いることができる。
図6に示す発明(6)の実施形態の1例において、前記表示装置9の表示面2はスクリーン40の出射面である。スクリーン40は、例えば等方性または異方性の拡散フィルムからなる前記拡散手段7と、例えばフレネルレンズからなる前記主光線変向手段8とを、積層または貼合した構造を有する。前記拡散手段7と前記主光線変向手段8との光路方向位置は互いに交換可能である。前記表示装置9は、前記発光源1からの光を前記スクリーン40の入射面に投射するプロジェクター41を具備している。
なお、プロジェクター41は、元来、スクリーン40の入射面への入射光の輝度が前記入射面内でほぼ均一になるように設計されているが、前記入射光の主光線方向は放射状であり、前記入射面にほぼ直角とはならない。したがって、発明(2)において前記バックライト出射手段20を有する液晶表示装置9Aを用いて前記液晶パネル2Aへの入射光の主光線方向を前記液晶パネル2Aにほぼ直角にできて前記主光線変向手段8が省略可能である場合があるのとは違って、発明(6)においては、前記主光線変向手段8は必須である。なお、図6の例では、プロジェクター41からの光を平面ミラー10dでほぼ90度変向しているが、このような変向の必要がない場合には平面ミラー10dは省略される。
表示面2から出射した画像光L0は、発明(1)、(2)の場合と同様、レンズ系3を含む光学系4を通過し、ウインドシールド5で反射し、反射画像光L2となってそのほぼ全部が固定絞り6を通過し、運転者の両目に達する。
なお、発明(6)に係るレンズ系3は、発明(3)の場合と同様、1つまたは複数の凸フレネルレンズで構成してもよく、また、発明(4)の場合と同様、凸フレネルレンズ、凹フレネルレンズ、および凸フレネルレンズで構成してもよい。
最後に、発明(7)の実施形態について説明する。発明(7)の実施形態では、発明(1)〜(6)のいずれか1つにおいて、前記ウインドシールド越しに前記運転者を撮像する撮像手段と、ネットワークを介して、前記撮像手段の撮像した画像情報を遠隔地に送信し、かつ遠隔地から送信された画像情報を受信し、前記表示装置に表示させる手段とを有する。これによれば、2つの車両のうちいずれか一方の車両の運転者は当該車両のウインドシールド越しに他方の車両の運転者の顔面の虚像を見ることができるから、2つの車両の各運転者同士で、互いに相手の虚像の目を見ながらの対話、すなわち目線一致状態での対話が可能である。
図7に示す発明(7)の実施形態の1例において、運転者D1、D2は互いに遠距離を隔てた車両の運転席にいる。運転者D1、D2双方の側には、発明(6)の実施形態と同様、前記プロジェクター41からの光を前記平面ミラー10dで変向し、前記スクリーン40に入射し、前記スクリーン40内で、前記主光線変向手段8による主光線方向制御および前記拡散手段7による拡散角制御を経て、前記表示面(スクリーン40の出射面)から出射し、前記表示面を拡大するレンズ系3を含む光学系4を通過後、前記ウインドシールド5で反射してなる前記反射画像光のほぼ全部が、運転者D1、D2の各両目位置に設定しておいた前記固定絞り6を通過するよう構成した、前記プロジェクター41および前記スクリーン40を有する表示装置を具備したヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD7という)が設置されている。なお、図7のレンズ系3は1つの凸フレネルレンズで構成した。
運転者D1、D2双方の側において、前記HUD7は、ウインドシールド5越しに運転者D1を撮像する例えばデジタルカメラからなる撮像手段45を具備し、さらに、インターネットなどのネットワーク500を介して、前記撮像手段45の撮像した画像情報を遠隔地に送信し、かつ遠隔地から送信された画像情報を受信し、該受信した画像情報を前記HUD7の表示装置に表示させる手段であるコミュニケーションユニット400を有する。
前記HUD7によれば、運転者D1の画像情報を運転者D2側のHUD7の表示装置に表示させる場合、運転者D1側の撮像装置45による撮像で得られた運転者D1の画像情報を運転者D1側のコミュニケーションユニット400が、ネットワーク500を介して遠隔地の運転者D2側のコミュニケーションユニット400へ送信し、該送信された運転者D1の画像情報を受信した運転者D2側のコミュニケーションユニット400が、前記受信した運転者D1の画像情報を運転者D2側のHUD7の表示装置に表示させる。
また、運転者D2の画像情報を運転者D1側のHUD7の表示装置に表示させる場合も同様で、運転者D2側の撮像装置45による撮像で得られた運転者D2の画像情報を運転者D2側のコミュニケーションユニット400が、ネットワーク500を介して遠隔地の運転者D1側のコミュニケーションユニット400へ送信し、該送信された運転者D2の画像情報を受信した運転者D1側のコミュニケーションユニット400が、前記受信した運転者D2の画像情報を運転者D1側のHUD7の表示装置に表示させる。
運転者D1、D2の双方がそれぞれの側の撮像手段45の撮像視野の中心を見るときに、相手と目が合って、視線一致の状態となる。
1 発光源
2 表示面
2A 液晶パネル
2Z 虚像
3 レンズ系
4 光学系
5 ウインドシールド
6 固定絞り
7 拡散手段
8 主光線変向手段
9 表示装置
9A 液晶表示装置
10、10a、10b、10c、10d 平面ミラー
11 LED発光源
12 光整形ロッド
13 第1集光光学系
14 反射型プリズムシート
15 第2集光光学系
17 ハーフミラー
20 バックライト出射手段
30、31、32、33、35 凸フレネルレンズ
34 凹フレネルレンズ
40 スクリーン
41 プロジェクター
45 撮像手段
90 光路調整手段
400 コミュニケーションユニット
500 ネットワーク
L0 画像光
L2 反射画像光

Claims (7)

  1. 発光源と表示面とを有し前記発光源からの光を前記表示面の各点から画像光として出射させる表示装置と、
    前記表示面を拡大するレンズ系を含む光学系と、
    を具備し、さらに、
    前記画像光が前記光学系を通過後ウインドシールドで反射した光である反射画像光による虚像を目視する運転者の両目位置に設定した固定絞りを、前記反射画像光のほぼ全部が通過するように、前記表示面の各点から出射する画像光の主光線方向からの拡散角を制御する拡散手段、または、前記拡散手段に加えて前記表示面の各点から出射する画像光の主光線方向を制御する主光線変向手段を、前記表示装置の発光源と表示面との間に具備した
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記発光源をLED発光源、前記表示装置を液晶表示装置、前記表示面を液晶パネルとし、
    前記液晶表示装置が、前記拡散手段の入射面または前記主光線変向手段の入射面へ、主光線方向が前記液晶パネルとほぼ直角で、前記拡散手段の入射面または前記主光線変向手段の入射面内での輝度がほぼ均一であるバックライトを出射するバックライト出射手段を有し、
    前記バックライト出射手段が、
    前記LED発光源からの光を入射させ整形して出射させる光整形ロッドと、
    前記光整形手段からの光を入射させる複合レンズからなる第1集光光学系と、
    前記第1集光光学系からの光を反射させる反射ミラー系からなる第2集光光学系と、
    前記第2集光光学系から反射した光を光路変更し、前記バックライトとして出射する反射型プリズムシートと、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記表示面を拡大するレンズ系を、1つまたは複数の凸フレネルレンズとしたことを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記表示面を拡大するレンズ系を、凸フレネルレンズ、凹フレネルレンズ、および凸フレネルレンズとしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5. 前記表示装置の表示面を画像V1の表示用と画像V2の表示用との2分割とし、前記表示面内の画像V1、V2から、該画像V1、V2とそれぞれ同形で前記表示面に垂直な方向に離間した画像V1a、V2aを生成する、平面ミラーとハーフミラーの組み合わせからなる画像位置変換手段を具備したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  6. 前記表示面をスクリーンの出射面とし、
    前記スクリーンは前記拡散手段と、前記主光線変向手段とを、積層または貼合した構造を有し、
    前記表示装置が、前記発光源からの光を前記スクリーンの入射面に投射するプロジェクターを具備した
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  7. 前記ウインドシールド越しに前記運転者を撮像する撮像手段と、
    ネットワークを介して、前記撮像手段の撮像した画像情報を遠隔地に送信し、かつ遠隔地から送信された画像情報を受信し、前記表示装置に表示させる手段と
    を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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