JP2016031267A - 多視点映像取得装置及び車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの単眼カメラで多視点映像を取得する装置の複数のレンズから構成されるレンズユニットの搭載性を向上できる多視点映像取得装置、及びその多視点映像取得装置を備えて車両と他の物体との距離を精度良く測定できる車両を提供する。
【解決手段】レンズユニット20が複数の複合レンズ21を有し、複合レンズ21が凹レンズ22とプリズムレンズ23とを有し、複合レンズ21を経由して単眼カメラ10に取得された多視点映像M1の各映像M2が複合レンズ21の配列方向と同一方向に配列され、映像M2同士の境界B2が複合レンズ21同士の境界B1となる構成にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、多視点映像取得装置及び車両に関し、より詳細には、一つの単眼カメラで多視点映像を取得する装置の複数のレンズから構成されるレンズユニットの搭載性を向上する多視点映像取得装置に関する。また、その多視点映像取得装置を備えて被写体との距離を精度良く測定できる車両に関する。
一つの単眼カメラで多視点映像を取得する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置は複数の凹レンズと凹レンズ側の画角を略ゼロにする一つの凸レンズとを備えている。この凸レンズは単眼カメラから凹レンズ側への画角を略ゼロにするためにはその厚さを厚くする必要がある。そのため、装置の全体が重厚長大化するため、車両などに搭載する際に搭載性が悪化していた。
また、複数の凹レンズと一つの凸レンズの組み合わせではレンズユニットの配列の自由度が低い。加えて、取得できる多視点映像は単眼カメラの視野方向のみとなる。これらも装置の搭載性が悪化する原因となっている。
特開2001−174220号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その課題は、一つの単眼カメラで多視点映像を取得する装置の複数のレンズから構成されるレンズユニットの搭載性を向上する多視点映像取得装置、及びその多視点映像取得装置を備えることで他の物体との距離を精度良く測定できる車両を提供することである。
上記の課題を解決するための本発明の多視点映像取得装置は、一つの単眼カメラと複数のレンズから構成される一つのレンズユニットとを備え、該レンズユニットが複数のレンズで構成された多視点映像取得装置において、前記レンズユニットが被写体側の画角を広げる画角拡大部と前記単眼カメラと前記画角拡大部との間の光軸を屈折する屈折部とを備え、前記単眼カメラから被写体に向かう光路上に前記屈折部と前記画角拡大部が順に配置され、前記画角拡大部が前記単眼カメラの視野方向に交差する少なくとも一つの第一配列方向に配列された複数の画角拡大面を有し、前記屈折部が前記単眼カメラの視野方向に直交する方向に配列された複数の屈折面を有し、前記単眼カメラから被写体に向かう光軸のそれぞれが前記屈折部の各前記屈折面と前記画角拡大部の各前記画角拡大面とを通過して同一方向にされて、前記単眼カメラに取得された多視点映像の各映像が前記屈折面の配列方向と同一方向に配列されて、前記映像同士の境界が前記屈折面同士の境界となる構成にしたことを特徴とする。
そして、上記の課題を解決するための本発明の車両は、上記に記載の多視点映像取得装置を備えることを特徴とする。
なお、ここでいうレンズユニットを構成する複数のレンズの組合せは画角拡大部としての複数の凹レンズ、又は一つの凹フレネルレンズと、屈折部としての複数の凸レンズ、複
数のプリズムレンズ、又は一つの凸フレネルレンズとの組合せ、画角拡大部と屈折部との両方としての凹レンズとプリズムとを貼り合わせた複数の複合レンズの組合せ、及び画角拡大部と屈折部との両方としてのメニスカスレンズなどの複数の単レンズの組合せである。
上記の多視点映像取得装置によれば、複数の画角拡大部のそれぞれと対となる複数の屈折部を用いることで、従来技術の一枚の凸レンズを用いる構成と比較して、レンズユニットを小型化でき、且つ軽量化できる。これにより、装置の重厚長大化を回避でき、装置の搭載性を向上できる。
また、複数の画角拡大面と複数の屈折面とを組み合わせることで、レンズユニットの配列の自由度が増して装置の搭載性を向上できる。
そして、上記の多視点映像取得装置を備える車両によれば、車両と車両の前後左右にある他の物体との距離を精度良く測定できる。
ここで、複数の前記画角拡大面が、前記第一配列方向と、前記視野方向に直交し、且つ前記第一配列方向に直交する第二配列方向との二方向に配列され、複数の前記屈折面が前記単眼カメラの視野方向に直交する方向とその方向に直交する方向との二方向に配列される構成にすることもできる。
この構成によれば、画角拡大部と屈折部とが二方向に配列されるので、多視点映像のアスペクト比を調節することができる。従来技術の単眼カメラで取得可能な映像はアスペクト比が4:3や16:9など横長の映像である。ここで、第一配列方向を単眼カメラの視野方向に直交する方向とし、第二配列方向を第一方向に直交し、且つ単眼カメラの視野方向に直交する方向とした場合に、画角拡大部と屈折部とが第一配列方向のみに配列された場合には多視点映像のアスペクト比が縦長になる。一方、画角拡大部と屈折部とが第一配列方向と第二配列方向との二方向に配列された場合には第一配列方向のみに配列された場合と比較して横長になる。従って、水平方向に広い視野角が必要な場合には、画角拡大部と屈折部とが鉛直方向にも配列されることが好ましい。特に、多視点映像取得装置を車両に搭載する場合には、多視点映像の各映像を横長の映像にすると広範囲の状況を確認できるので安全性が向上する。
また、前記屈折部が前記画角拡大部と前記屈折部との間の視野角を略ゼロにする複数のテレセントリックレンズで構成されると、画角拡大部と屈折部との間を自在に調節することができ、画角拡大部と屈折部との配置の自由度が向上する。
また、前記屈折部が前記画角拡大面と前記屈折面との間の光路上に配置される少なくとも一枚の反射鏡を有し、前記屈折部と前記反射鏡とが前記単眼カメラの視野方向に順に配置され、前記画角拡大部が前記反射鏡から視野方向の反対側に離間配置され、前記反射鏡が前記屈折部と前記画角拡大部との間の光線を反射して、前記単眼カメラに取得された多視点映像の各映像の視野方向が前記単眼カメラの視野方向に対して傾く構成にすることもできる。
この構成によれば、反射鏡を光路上に配置することで、より画角拡大部と屈折部との配置の自由度が向上する。また、多視点映像の各映像の視野方向を単眼カメラの視野方向に対して傾けることができる。これらにより、装置の搭載性を向上できる。
また、前記画角拡大部と前記屈折部とが前記第一配列方向に配列された複数の複合レン
ズ又は単レンズで構成され、各前記複合レンズ又は各前記単レンズのそれぞれが前記画角拡大面と前記屈折面とを有する構成にすることもできる。この構成によれば、画角拡大部と屈折部とが一体的になり、両者の間に空間がなくなるので、よりレンズユニットを小型化することができる。
また、前記屈折部が複数の平凸レンズで構成され、該平凸レンズの凸球面が前記画角拡大部側に配置され、平面が前記単眼カメラ側に配置され、複数の前記平凸レンズの平面が一平面に形成される構成にすることもできる。この構成によれば、複数の平凸レンズの平面が一平面に形成されるので、単眼カメラとレンズユニットとの位置合わせを容易に行うことができる。
また、前記画角拡大部が複数の凹レンズで構成され、前記屈折部が複数の第一プリズムレンズと複数の凸レンズと複数の第二プリズムレンズとで構成され、前記凹レンズの被写体側の反対側の面と前記第一プリズムレンズとが貼り合わされて形成された複数の凹複合レンズが所定の間隔を空けて離間配列され、前記凸レンズの前記単眼カメラ側の面と前記第二プリズムレンズとが貼り合わされて形成された複数の凸複合レンズが隣接配列され、前記凸複合レンズが前記凸複合レンズと前記凹複合レンズとの間の光線の前記視野方向に対する傾きを前記凸複合レンズの配列の中心から配列の外側に向って大きくする構成にすることもできる。
この構成によれば、画角拡大部を有する凹複合レンズ同士の間隔を空けることで、多視点映像の各映像の視点の間隔を長くすることができる。これにより、凹レンズの個数を増やすこと無くより広範囲の多視点映像を取得することができる。
本発明の多視点映像取得装置の第一実施形態を例示する構成図である。 図1の単眼カメラで取得した多視点映像の構成を例示する説明図である。 本発明の多視点映像取得装置の第二実施形態を例示する構成図である。 本発明の多視点映像取得装置の第三実施形態を例示する構成図である。 本発明の多視点映像取得装置の第四実施形態を例示する構成図である。 本発明の多視点映像取得装置の第五実施形態を例示する構成図である。 本発明の多視点映像取得装置の第六実施形態を例示する構成図である。 図7の単眼カメラで取得した多視点映像の構成を例示する説明図である。 本発明の多視点映像取得装置の第七実施形態を例示する構成図である。 図9の単眼カメラで取得した多視点映像の構成を例示する説明図である。 本発明の車両の実施形態を例示する斜視図である。
以下、本発明の多視点映像取得装置及び車両の実施形態について説明する。なお、図1では単眼カメラの視野方向をx方向とし、単眼カメラの視野方向に直交する水平方向をy方向とし、図示しない単眼カメラの視野方向に直交する鉛直方向をz方向とする。また、図中では一点鎖線を光軸とし、点線を光線とする。加えて、被写体P、Qを球体とする。
図1に示すように、第一実施形態の多視点映像取得装置1Aは一つの単眼カメラ10と一つのレンズユニット20とを備え、そのレンズユニット20が単眼カメラ10と被写体P、Qとの間に配置される。単眼カメラ10はカメラレンズ11と映像処理部12とを有する。この映像処理部12はカメラレンズ11を経由して取得した多視点映像M1を記録したり、その多視点映像M1を解析したりする。
この単眼カメラ10の光軸である第一光軸L1のそれぞれの光軸方向はカメラレンズ1
1からレンズユニット20の各レンズに向う放射方向になる。
レンズユニット20は複数の複合レンズ21を有する。このレンズユニット20は、複合レンズ21が単眼カメラ10の視野方向であるx方向に直交する第一配列方向であるy方向と、x方向に直交し且つy方向に直交する第二配列方向であるz方向との二方向に隣接配列され、複合レンズ21が五行五列に配列されたレンズアレイである。また、このレンズユニット20は複合レンズ21同士の境界B1を有する。
複合レンズ21は被写体P、Q側の画角を拡大する画角拡大部である凹レンズ22と単眼カメラ10と凹レンズ22との間の光軸を屈折する屈折部であるプリズムレンズ23とが貼り合わされて構成される。また、この複合レンズ21は凹レンズ22が被写体P、Q側に配置され、プリズムレンズ23が単眼カメラ10側に配置される。
凹レンズ22は画角拡大面である凹曲面24と平面25とを有する平凹レンズであり、凹曲面24が被写体P、Q側に配置され、平面25がプリズムレンズ23側に配置される。この凹レンズ22の光軸である第二光軸L2の光軸方向は各凹レンズ22で同一方向となり、且つ単眼カメラ10の視野方向であるx方向になる。
プリズムレンズ23は屈折面である二つのプリズム面26、27を有するプリズムレンズであり、プリズム面26が凹レンズ22側に配置され、プリズム面27が単眼カメラ10側に配置される。
プリズム面27の面法線がx方向に対してレンズユニット20の外側に傾いており、その傾きはレンズユニット20の中央側に配列されたプリズムレンズ23から外側に配列されたプリズムレンズ23に向かって大きくなる。これにより各プリズム面27は単眼カメラ10から放射方向に照射される光線を屈折してその光線のx方向に対する傾きを小さくする。
つまり、このプリズムレンズ23の光軸である第三光軸L3はレンズユニット20の中心に配置されたプリズムレンズ23(第三光軸L3が第一光軸L1及び第二光軸L2と同一方向になるプリズムレンズ23)を除いて、第一光軸L1と第二光軸L2とを繋ぐように屈折している。この第三光軸L3の光軸方向は複合レンズ21の配列の中心から外側に向ってx方向に対する傾きが大きくなっている。
この多視点映像取得装置1Aは、第一光軸L1と第二光軸L2とが第三光軸L3を経由して連続的に繋がっている。つまり、プリズムレンズ23によって屈折光学系の光軸が調節されている。
仮に単眼カメラ10から光線を照射すると、まず、その光線はプリズムレンズ23のプリズム面27に入射し、プリズム面26から出射する。このとき、プリズム面27とプリズム面26とへの入射角がゼロより大きければ、プリズムレンズ23に設定された屈折率に応じて光線が屈折する。
次いで、プリズムレンズ23で屈折された光線は凹レンズ22の平面25から入射して凹曲面24から出射する。このとき、平面25と凹曲面24とへの入射角がゼロより大きければ、凹レンズ22に設定された屈折率に応じて光線が第二光軸L2に対して外側へ屈折する。つまり、この凹レンズ22は被写体P、Q側の画角を広げる。
図2に示すように、一つの凹レンズ22と一つのプリズムレンズ23とを経由して単眼カメラ10が取得する多視点映像M1の映像M2のそれぞれは、プリズムレンズ23の配
列方向と同一の二方向に配列される。また、この映像M2同士の境界B2はプリズムレンズ23同士の境界B1となる。加えて、この映像M2のアスペクト比はH1:H2で、且つH1>H2となり、この映像M2のそれぞれは横長の映像となる。
この多視点映像M1を映像処理部12が解析することで、被写体Pや被写体Qまでの距離を測定したり、被写体Pの後ろに存在する被写体Qを検知したりする。
この多視点映像取得装置1Aによれば、一つの単眼カメラ10で多視点映像M1を取得するため、複数の単眼カメラを有する装置と比較して、第一に装置の重厚長大化を回避して搭載性を向上でき、第二にコストが削減でき、第三に撮影タイミングを同期する必要がないことでシステムを簡素化できる。
特に、上記の構成は凹レンズ22とプリズムレンズ23とが一体的になり、両者の間に空間がなくなるので、レンズユニット20をより小型化でき、且つ軽量化できる。これにより、レンズユニット20の重厚長大化を回避でき、多視点映像取得装置1Aの搭載性をより向上できる。
また、複合レンズ21がy方向とz方向との二方向に配列されるので、多視点映像M1の各映像M2のアスペクト比を横長になるように調節することができる。これにより、各映像M2が広範囲の映像となる。
加えて、複合レンズ21を用いることで、凹レンズ22とプリズムレンズ23とのそれぞれに屈折率の異なる素材を用いることができ、光の波長(色)による屈折率の違いをキャンセルし、収差を最小限に抑えることができる。
図3に示すように、第二実施形態の多視点映像取得装置1Bは、第一実施形態の複合レンズ21を有するレンズユニット20に代えて、単レンズ31を有するレンズユニット30を備えて構成される。このレンズユニット30は単レンズ31同士の境界B3を有する。
この単レンズ31は被写体P、Q側に画角拡大部の画角拡大面としての凹曲面32が配置され、単眼カメラ10側に屈折部の屈折面としてのプリズム面33が配置される。この凹曲面32とプリズム面33とを有する単レンズ31は第一実施形態の複合レンズ21と略同様に、第一光軸L1と凹曲面32の光軸である第二光軸L2とがプリズム面33の光軸である第三光軸L3を介して連続的に繋がれている。
この多視点映像取得装置1Bの単眼カメラ10が取得する多視点映像は、図2に示す第一実施形態と同様の多視点映像M1となり、その各映像M2同士の境界は単レンズ31同士の境界B3となる。
第二実施形態の多視点映像取得装置1Bによれば、第一実施形態の複合レンズ21を等価の単レンズ31に置き換えて、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。
図4に示すように、第三実施形態の多視点映像取得装置1Cは、単眼カメラ10と被写体P、Qとの間に配置されるレンズユニット40を備えて構成される。このレンズユニット40は画角拡大部として複数の凹レンズ41を有し、屈折部として複数の凸レンズ42とを有する。
また、このレンズユニット40は凹レンズ41と凸レンズ42とがx方向に離間配置される。
凹レンズ41は画角拡大面としての二つの凹曲面43、44を有する両凹レンズであり、凹曲面43が被写体P、Q側に配置され、凹曲面44が凸レンズ42側に配置される。この凹レンズ41の光軸である第二光軸L2の光軸方向は各凹レンズ41で同一方向となり、且つ単眼カメラ10の視野方向であるx方向になる。
凸レンズ42は凸曲面45と屈折面としての平面46とを有する平凸のテレセントリックレンズであり、凸曲面45が凹レンズ41側に配置され、平面46が単眼カメラ10側に配置される。また、各平面46は一平面に形成されている。
この凸レンズ42の光軸である第三光軸L3は第一実施形態のプリズムレンズ23の光軸と同様に第一光軸L1と第二光軸L2とを繋ぐように屈折している。また、この第三光軸L3の光軸方向は配列の中心から外側に向ってx方向に対する傾きが大きくなっている。加えて、この凸レンズ42は凸曲面45によって凸曲面45から照射される光線を第二光軸L2に対して平行にする。つまり、この凸レンズ42は凸レンズ42と凹レンズ41との間の視野を略ゼロにする。
この多視点映像取得装置1Cの単眼カメラ10が取得する多視点映像は、図2に示す第一実施形態と同様の多視点映像M1となり、その各映像M2同士の境界は凸レンズ42同士の境界B4となる。
この多視点映像取得装置1Cによれば、第一実施形態よりも大型化するが、略同様の効果を得ることができる。特に、従来技術の一枚の凸レンズを用いる構成と比較して、レンズユニット40を小型化でき、且つ軽量化できる。これにより、多視点映像取得装置1Cの重厚長大化を回避でき、搭載性を向上できる。
また、この多視点映像取得装置1Cによれば、凸レンズ42が視野を略ゼロにするので、凹レンズ41と凸レンズ42との間の距離を自在に調節することができる。これにより、凹レンズ41と凸レンズ42との配置の自由度が向上する。
加えて、各凸レンズ42の各平面46が一平面に形成される。これにより、単眼カメラ10とレンズユニットとの位置合わせを容易に行うことができる。
図5に示すように、第四実施形態の多視点映像取得装置1Dは、単眼カメラ10と被写体P、Qとの間に配置されるレンズユニット50とを備えて構成される。このレンズユニット50は画角拡大部として複数の凹レンズ51を有し、屈折部として複数の複合レンズ52と一枚の反射鏡57とを有する。
複数の複合レンズ52、反射鏡57、及び複数の凹レンズ51は単眼カメラ10から被写体P、Qまでの光路上に順に配置される。この複数の凹レンズ52の第一配列方向はx方向に対して傾いている。反射鏡57の反射面はy方向に対して傾いている。例えば、複数の凹レンズ51の配列方向のx方向に対する傾きθ1は30度であり、反射鏡57の反射面のy方向に対する傾きθ2は60度である。
凹レンズ51は第三実施形態の凹レンズ41と同様に二つの凹曲面53、54を有する両凹レンズである。凹曲面53が被写体P、Q側に配置され、凹曲面54が反射鏡57側に配置される。この凹レンズ51の光軸である第二光軸L2の光軸方向は各凹レンズ51で同一方向となり、且つ単眼カメラ10の視野方向であるx方向に対して傾いている。例えば、この第二光軸L2の傾きθ3は120度である。
複合レンズ52は凸曲面55と屈折面としてのプリズム面56とを有する複合のテレセントリックレンズであり、凸曲面55が反射鏡57側に配置され、プリズム面56が単眼カメラ10側に配置される。
この複合レンズ52と反射鏡57との光軸である第三光軸L3は第一光軸L1と第二光軸L2とを繋ぐように屈折している。つまり、複数の複合レンズ52で第一光軸L1の全てをx方向に屈折し、反射鏡57でx方向の第二光軸L2を第三光軸L3の方向に屈折している。
この多視点映像取得装置1Dの単眼カメラ10が取得する多視点映像の視野方向は、単眼カメラ10の視野方向に対して傾いた方向になる。この多視点映像は、図2に示す第一実施形態と同様の多視点映像M1となり、その各映像M2同士の境界は複合レンズ52同士の境界B5となる。
図6に示すように、第5実施形態の多視点映像取得装置1Eは、単眼カメラ10と被写体P、Qとの間に配置されるレンズユニット60とを備えて構成される。このレンズユニット60は画角拡大部として複数の凹レンズ61を有し、屈折部として複数の複合レンズ62と二枚の反射鏡67、68とを有する。
複数の複合レンズ62、反射鏡67、反射鏡68、及び複数の凹レンズ61は単眼カメラ10から被写体P、Qまでの光路上に順に配置される。この複数の凹レンズ62の第一配列方向はy方向である。反射鏡67の反射面はy方向に対して傾いており、反射鏡68の反射面は反射鏡67の反射面に対して直角に傾いている。例えば、反射鏡67のy方向に対する傾きθ4は45度であり、反射鏡68のy方向に対する傾きθ5は−45度である。
凹レンズ61は第四実施形態の凹レンズ51と同様に二つの凹曲面63、64を有する両凹レンズである。凹曲面63が被写体P、Q側に配置され、凹曲面64が反射鏡68側に配置される。この凹レンズ61の光軸である第二光軸L2の光軸方向は各凹レンズ61で同一方向となり、且つ単眼カメラ10の視野方向であるx方向の反対側を向いている。
複合レンズ62は第四実施形態の複合レンズ52と同様に凸曲面65とプリズム面66とを有する複合のテレセントリックレンズであり、凸曲面65が反射鏡67側に配置され、プリズム面66が単眼カメラ10側に配置される。
この複合レンズ62と反射鏡67と反射鏡68との光軸である第三光軸L3は第一光軸L1と第二光軸L2とを繋ぐように屈折している。つまり、複数の複合レンズ62で第一光軸L1の全てをx方向に屈折し、反射鏡67でx方向の第二光軸L2をy方向に屈折し、反射鏡68で第三光軸L3の方向であるx方向の反対方向に屈折している。
この多視点映像取得装置1Eの単眼カメラ10が取得する多視点映像の視野方向は、単眼カメラ10の視野方向に対して反対方向(180度傾いた方向)となる。この多視点映像は、図2に示す第一実施形態と同様の多視点映像M1となり、その各映像M2同士の境界は複合レンズ62同士の境界B6となる。
上記の多視点映像取得装置1D、1Eによれば、複合レンズ52、62で光軸L3をx方向にして、且つ視野角を略ゼロにして、反射鏡57、67、68で光軸L3を屈折させることで、取得する多視点映像M1の向きを単眼カメラ10の視野方向に対して傾いた方向にしたり、反対の方向にしたりできる。これにより、レンズユニット50、60の配置
に自由度が増して、より搭載性を向上できる。
図7に示すように、第六実施形態の多視点映像取得装置1Fは単眼カメラ10と被写体P、Qとの間に配置されるレンズユニット70を備えて構成される。このレンズユニット70は、画角拡大部として複数の凹レンズ71を有し、屈折部として複数の第一プリズムレンズ72と複数の凸レンズ73と複数の第二プリズムレンズ74とを有する。
凹レンズ71と第一プリズムレンズ72とが貼り合わされて形成された凹複合レンズ75はy方向とz方向との二方向に離間配列され、凹複合レンズ75が五行五列に配列されたアレイを構成している。また、y方向に配列された凹複合レンズ75は、y方向に延設されて、y方向に所定の長さを有する接合部材76によって互いに接合されている。一方、z方向に配列された凹複合レンズ75は、z方向に延設されて、z方向に所定の長さを有する接合部材によって互いに接合されている。
凸レンズ73と第二プリズムレンズ74とが貼り合わされて形成された凸複合レンズ77は、y方向とz方向との二方向に隣接配列され、凸複合レンズ77が五行五列に配列されたアレイを構成している。従って、レンズユニット70はこの凸複合レンズ77同士の境界B7を有する。
凹レンズ71は両方の面に画角拡大面としての凹曲面78、79を有する両凹レンズである。この凹レンズ71の第二光軸L2の光軸方向は各凹レンズ71で同一方向となり、且つ単眼カメラ10の視野方向であるx方向になる。つまり、この凹レンズ71は被写体P、Q側の画角を拡大している。
第一プリズムレンズ72は屈折面としての二つのプリズム面80、81を有するプリズムレンズであり、プリズム面80が凹レンズ71側に配置され、プリズム面81が凸レンズ73側に配置される。
凸レンズ73は凸球面82と屈折面としてのプリズム面83とを有する凸レンズであり、凸球面82が第一プリズムレンズ72側に配置され、プリズム面83が第二プリズムレンズ74側に配置される。この凸レンズ73は第三実施形態の凸レンズ42と同様に凹複合レンズ75側の視野を略ゼロにする。
第二プリズムレンズ74は屈折面としての二つのプリズム面84、85を有するプリズムレンズであり、プリズム面84が凸レンズ73側に配置され、プリズム面85が単眼カメラ10側に配置される。
これらの屈折部として設けられた第一プリズムレンズ72と凸レンズ73と第二プリズムレンズ74との光軸である第三光軸L3は複数回に渡って屈折し、第一光軸L1と第二光軸L2とを繋げている。
特に、凹複合レンズ75と凸複合レンズ77との間の第三光軸L3の光軸方向は配列の中心から外側に向ってx方向に対する傾きが大きくなっている。また凹複合レンズ75と凸複合レンズ77との間の距離も配列の中心から外側に向って長くなる。
図8に示すように、一つの凹複合レンズ75と一つの凸複合レンズ77とを経由して単眼カメラ10が取得する多視点映像M3の映像M4は、凸複合レンズ77の配列方向と同一の二方向に配列される。また、この映像M4同士の境界B8は凸複合レンズ57同士の境界B7となる。加えて、この映像M4のそれぞれは横長の映像となる。
この多視点映像取得装置1Fによれば、レンズユニット70の重厚長大化を回避して搭載性を向上できる。また、その効果に加えて、凹複合レンズ75同士の間隔を空けることで、多視点映像M3の各映像M4の視点の間隔である基線長を、装置を大型化することなく長くすることができる。
図9に示すように、第七実施形態の多視点映像取得装置1Gは単眼カメラ10と被写体P、Qとの間の光路上に配置されたレンズユニット90を備えて構成される。このレンズユニット90は、画角拡大部として複数の凹レンズ91を有し、屈折部として複数の第一プリズムレンズ92と複数の凸レンズ93と複数の第二プリズムレンズ94と一枚の反射鏡95とを有する。
凹レンズ91と第一プリズムレンズ92とが貼り合わされて形成された凹複合レンズ96はy方向とz方向との二方向に離間配列され、凹複合レンズ96が二行二列に配列されたアレイを構成している。また、y方向に配列された凹複合レンズ96は、y方向に延設されて、y方向に所定の長さを有する接合部材97によって単眼カメラ10に接合されている。一方、z方向に配列された凹複合レンズ96は、z方向に延設されて、z方向に所定の長さを有する接合部材によって単眼カメラ10に接合されている。
凸レンズ93と第二プリズムレンズ94とが貼り合わされて形成された凸複合レンズ98は、y方向とz方向との二方向に隣接配列され、凸複合レンズ98が二行二列に配列されたアレイを構成している。従って、レンズユニット90はこの凸複合レンズ98同士の境界B9を有する。
このレンズユニット90は凸複合レンズ98と反射鏡95とがx方向に順に配置され、凹複合レンズ96がx方向の反対方向に反射鏡95に対して離間配置される。
この反射鏡95は凹複合レンズ96と凸複合レンズ98との間の第三光軸L3を反射している。
凹レンズ91は両方の面に画角拡大面としての凹曲面99、100を有する両凹レンズである。この凹レンズ91の第二光軸L2の光軸方向は各凹レンズ91で同一方向となり、且つ単眼カメラ10の視野方向であるx方向の反対方向になる。つまり、この凹レンズ91は被写体P、Q側の画角を拡大している。
第一プリズムレンズ92は屈折面としての二つのプリズム面101、102を有するプリズムレンズであり、プリズム面101が凹レンズ91側に配置され、プリズム面102が反射鏡95側に配置される。
凸レンズ93は凸球面103と屈折面としてのプリズム面104とを有する凸レンズであり、凸球面103が反射鏡95側に配置され、プリズム面104が第二プリズムレンズ94側に配置される。この凸レンズ93は第三実施形態の凸レンズ42と同様に反射鏡95側の視野を略ゼロにする。
第二プリズムレンズ94は屈折面としての二つのプリズム面105、106を有するプリズムレンズであり、プリズム面105が凸レンズ93側に配置され、プリズム面106が単眼カメラ10側に配置される。
これらの屈折部として設けられた第一プリズムレンズ92、凸レンズ93、第二プリズムレンズ94、及び反射鏡95との光軸である第三光軸L3は各レンズによって複数回に渡って屈折し、反射鏡95によって反射し、第一光軸L1と第二光軸L2とを繋げている
図10に示すように、一つの凹複合レンズ96と一つの凸複合レンズ98と反射鏡95とを経由して単眼カメラ10が取得する多視点映像M5の映像M6は、凸複合レンズ98の配列方向と同一の二方向に配列される。また、この映像M6同士の境界B10は凸複合レンズ78同士の境界B9となる。加えて、この映像M6のそれぞれは横長の映像となる。
この多視点映像取得装置1Gによれば、レンズユニット90の重厚長大化を回避して搭載性を向上できる。また、その効果に加えて、反射鏡95を用いることで、単眼カメラ10が視野方向の反対方向(180度傾いた方向)の映像M6を取得することができる。これにより、多視点映像取得装置1Eの視野方向の長さをよりコンパクトにすることができる。加えて、多視点映像M5の各映像M6の視点の間隔である基線長を、装置を大型化することなく長くすることができる。
図11に示すように、実施形態の車両110は前方側に配置されたキャブ111と、図示しないエンジンなどを支持するシャーシ112と、後方側に配置されたボディ113と、キャブ111の上部に配置されたルーフ114と、キャブ111の側部に配置されたサイドミラー115とを備えている。
また、この車両110はルーフ114の内部に第一実施形態の多視点映像取得装置1Aと、ルーフ114の前面側に形成された小窓116とキャブ111内に配置された警報装置117とを備えて構成される。なお、多視点映像取得装置1Aの代わりに多視点映像取得装置1B〜1Gのいずれかを搭載してもよい。
多視点映像取得装置1Aは小窓116を介して車両110の前方の多視点映像M1を取得する。次いで、映像処理部12が取得された多視点映像M1を解析し、車両110の前方を走行している前方車両との車間距離や車両110の前方に存在している障害物との距離などを算出する。次いで、警報装置117が算出された距離と速度に応じて所定のタイミングで警報を提示する。
この車両110によれば、前方車両との車間距離や障害物との距離などを多視点映像取得装置1Aによって正確に把握することができる。
上記の多視点映像取得装置1Aは小型且つ軽量のため、車両110の様々な場所に取り付けることができる。例えば、サイドミラー115の位置やボディ113の後方の位置に設けて後方の障害物までの距離を正確に把握したりできる。この場合には、バックモニタやアラウンドビューモニタに多視点映像M1の一部、例えば、図2のAcの画像を表示するとよい。また、キャブ111内の図示しないバックミラーの位置にも取り付け、ルーフ114に設けた場合と同様に車両110の前方の多視点映像M1を取得することもできる。また、バックミラーの位置に取り付けた場合には、多視点映像取得装置1Aを運転手に向けて運転手の挙動を取得していねむり運転や緩慢運転を防止することもできる。
なお、本発明の多視点映像取得装置1A〜1Gの各レンズの構成は単レンズのものを複合レンズにしたり、複合レンズを単レンズにしたりすることができる。特に複合レンズにすると収差を最小限に抑える上で有利となる。また、各レンズの種類についても画角拡大部を構成するレンズが被写体側の画角を拡大する役割を有し、屈折部を構成するレンズが単眼カメラと画角拡大部との間の光軸を屈折する役割を有するのであれば、上記の種類に限定されない。例えば、第一実施形態の凹レンズ22を両凹レンズとし、プリズムレンズ23を凹レンズ22側に配置された凸曲面と、単眼カメラ10側に配置されたプリズム面
とを有する単レンズとすることができる。
また、画角拡大部を構成するレンズと屈折部を構成するレンズとの少なくとも一方をフレネルレンズで構成することもできる。但し、フレネルレンズを用いる場合には画角拡大部又は屈折部をy方向とz方向の二方向に配列しようとすると、取得した多視点映像の各映像に同心円のエッジが映り込む場合がある。
1A〜1G 多視点映像取得装置
10 単眼カメラ
20 レンズユニット
21 複合レンズ
22 凹レンズ
23 プリズムレンズ
30 レンズユニット
31 単レンズ
32 凹曲面
33 プリズム面
40 レンズユニット
41 凹レンズ
42 凸レンズ
50 レンズユニット
51 凹レンズ
52 複合レンズ
57 反射鏡
60 レンズユニット
61 凹レンズ
62 複合レンズ
67、68 反射鏡
70 レンズユニット
75 凹複合レンズ
76 接合部材
77 凸複合レンズ
90 レンズユニット
95 反射鏡
96 凹複合レンズ
97 接合部材
98 凸複合レンズ
110 車両
111 キャブ
114 ルーフ
115 サイドミラー
B1〜B10 境界
L1 第一光軸
L2 第二光軸
L3 第三光軸
M1、M3、M5 多視点映像
M2、M4、M6 映像
P、Q 被写体

Claims (8)

  1. 一つの単眼カメラと複数のレンズから構成される一つのレンズユニットとを備えた多視点映像取得装置において、
    前記レンズユニットが被写体側の画角を広げる画角拡大部と前記単眼カメラと前記画角拡大部との間の光軸を屈折する屈折部とを備え、前記単眼カメラから被写体に向かう光路上に前記屈折部と前記画角拡大部が順に配置され、前記画角拡大部が前記単眼カメラの視野方向に交差する少なくとも一つの第一配列方向に配列された複数の画角拡大面を有し、前記屈折部が前記単眼カメラの視野方向に直交する方向に配列された複数の屈折面を有し、
    前記単眼カメラから被写体に向かう光軸のそれぞれが前記屈折部の各前記屈折面と前記画角拡大部の各前記画角拡大面とを通過して同一方向にされて、前記単眼カメラに取得された多視点映像の各映像が前記屈折面の配列方向と同一方向に配列されて、前記映像同士の境界が前記屈折面同士の境界となる構成にしたことを特徴とする多視点映像取得装置。
  2. 複数の前記画角拡大面が、前記第一配列方向と、前記視野方向に直交し、且つ前記第一配列方向に直交する第二配列方向との二方向に配列され、複数の前記屈折面が前記単眼カメラの視野方向に直交する方向とその方向に直交する方向との二方向に配列される請求項1に記載の多視点映像取得装置。
  3. 前記屈折部が前記画角拡大部と前記屈折部との間の視野角を略ゼロにする複数のテレセントリックレンズで構成される請求項1又は2に記載の多視点映像取得装置。
  4. 前記屈折部が前記画角拡大面と前記屈折面との間の光路上に配置される少なくとも一枚の反射鏡を有し、前記屈折部と前記反射鏡とが前記単眼カメラの視野方向に順に配置され、前記画角拡大部が前記反射鏡から視野方向の反対側に離間配置され、前記反射鏡が前記屈折部と前記画角拡大部との間の光線を反射して、前記単眼カメラに取得された多視点映像の各映像の視野方向が前記単眼カメラの視野方向に対して傾く構成にした請求項1〜3のいずれか1項に記載の多視点映像取得装置。
  5. 前記画角拡大部と前記屈折部とが前記第一配列方向に配列された複数の複合レンズ又は単レンズで構成され、各前記複合レンズ又は各前記単レンズのそれぞれが前記画角拡大面と前記屈折面とを有する請求項1又は2に記載の多視点映像取得装置。
  6. 前記屈折部が複数の平凸レンズで構成され、該平凸レンズの凸球面が前記画角拡大部側に配置され、前記屈折面である平面が前記単眼カメラ側に配置され、複数の前記平凸レンズの平面が一平面に形成される請求項1〜4のいずれか1項に記載の多視点映像取得装置。
  7. 前記画角拡大部が複数の凹レンズで構成され、前記屈折部が複数の第一プリズムレンズと複数の凸レンズと複数の第二プリズムレンズとで構成され、
    前記凹レンズの被写体側の反対側の面と前記第一プリズムレンズとが貼り合わされて形成された凹複合レンズが所定の間隔を空けて離間配列され、前記凸レンズの前記単眼カメラ側の面と前記第二プリズムレンズとが貼り合わされて形成された凸複合レンズが隣接配列され、
    前記凸複合レンズが前記凸複合レンズと前記凹複合レンズとの間の光線の前記視野方向に対する傾きを前記凸複合レンズの配列の中心から配列の外側に向って大きくする構成にした請求項1〜4のいずれか1項に記載の多視点映像取得装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の多視点映像取得装置を備える車両。
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