JP2005291378A - 結合金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】結合時に嵌合突部と嵌合凹部のローテーションを合致させることなく、軸方向に押し込むだけで自動的に結合できる結合金具を提供することにある。
【解決手段】結合金具本体1a,1bの先端部にジョイント部6を設け、このジョイント部6に設けた嵌合突部8と嵌合凹部7は互いに相手側の結合金具本体の嵌合凹部7と嵌合突部8に軸方向に嵌合し、またこれら嵌合突部8には相手側の結合金具本体の嵌合突部8に周方向に係止して軸方向の移動を規制し、これら一対の結合金具本体を軸方向に係止する係止鉤部9を設ける一方、一対の結合金具本体の軸方向に突設した嵌合突部8の先端部は、結合金具本体の軸方向に同一な平面を有さず、かつ該結合金具本体の中心軸に向う稜線を有していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、消防ホース等のホースを相互に接続または液体輸送配管の配管相互の接続あるいは鋼管等のパイプ相互を結合するための雌雄の区別のない一対の結合金具に関する。
例えば、消防ホース等のホースを相互に接続または液体輸送配管の配管相互の接続を行う、雌雄の区別のない一対の同一構造の結合金具本体から構成された結合金具が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この結合金具は、同一の構造の一対の結合金具本体から構成されており、これら結合金具本体にはそれぞれ消防ホースが接続されている。これらの結合金具本体は、それぞれ筒本体を備えており、これら筒本体の前端部の内周面には、円筒状のシール面として形成され、これらの結合金具本体が互いに軸方向に嵌合して結合された場合には、これらの筒本体の内部を連通するとともにシール性を維持する構造である。
筒本体の前端部には結合金具本体相互を連結するジョイント部が設けられている。このジョイント部にはそれぞれ複数個の嵌合突部が一体に突設されている。これらの嵌合突部は、周方向に等間隔に配列され、シール面に対して軸方向に突出している。また、これらの嵌合突部の間は、嵌合凹部として形成されており、これらの結合金具本体が軸方向に衝合された場合には、一方の結合金具本体の嵌合突部が他方の結合金具本体の嵌合凹部内に嵌合し、また他方の結合金具本体の嵌合突部が一方の結合金具本体の嵌合凹部内に嵌合し、互いに相補形に嵌合する。嵌合凹部の幅は嵌合突部の幅よりやや広く形成されている。従って、これら嵌合突部はこれらの嵌合凹部内に軸方向に嵌合するとともに、周方向にも所定の量だけ回動自在である。
そして、嵌合突部の一方の側面には段形鉤状の係止鉤部がそれぞれ形成されており、これらは互いに相手側の嵌合突部の係止鉤部と周方向に係合するように構成されている。従って、これらの嵌合突部が相手側の嵌合凹部内に軸方向に嵌合した状態で、これら結合金具本体を互いに回動させてこれら嵌合突部の一方の側面が互いに近接すると、これらの係止鉤部が互いに係合して軸方向の係止をなし、これら結合金具本体が互いに結合される。
また、これらの係止鉤部の係止面は、周方向に対して所定の角度だけオーバーハング状に傾斜しており、これらが嵌合した状態で内部の水圧等によりこれら結合金具本体を互いに引き離す方向の荷重が作用した場合には、側面同士を押し付ける方向の回転力が発生するので、これらの係止鉤部はより強く嵌合し、この結合金具本体の抜け等を確実に防止するように構成されている。
また、嵌合突部の係止鉤部とは他方の側面には、それぞれ付勢機構が設けられている。これらの付勢機構は、嵌合突部内に突没自在に収容された鋼球と、この鋼球を突出方向に付勢するスプリングとから構成されており、これらの付勢機構はこれら嵌合突部の他方の側面に埋め込まれている。従って、これらの嵌合突部が相手側の嵌合凹部内に嵌合されると、鋼球が互いに当接して互いに押圧付勢し、これら嵌合突部の他方の側面を互いに離反するように付勢し、この結果これら嵌合突部の一方の側面は互いに近接するように付勢され、上述のようにこれらの一方の側面の係止鉤部が互いに係合するように付勢される。
また、これらの結合金具本体の外周面には、複数の工具溝が形成されている(図11参照。)。これらの工具溝は、たとえばレンチ等の工具と嵌合可能な形状に形成されている。万一これらの結合金具本体の結合が砂等の噛み込みにより結合解除できなくなった場合には、これらの工具溝にレンチ等の工具を嵌合してこれら結合金具本体を強制的に回動させることにより、結合を解除することができる。
このような結合金具は、嵌合突部及び嵌合凹部が軸方向に嵌合し、また係止鉤部が互いに周方向に係合するものである。この結合金具内に正圧の水圧等が作用している場合には、これら結合金具本体には互いに離反するような大きな軸方向の荷重が作用し、この荷重は係止鉤部の係合によって支持される。このため、内部に圧力が作用している場合には、この結合金具は不用意に結合が解除されることはない。
また、前述のように構成された結合金具は、消防ホースの着脱のみならず、食品機械でのパイプの接続や切替あるいは航空機の空中給油や船舶の海上給油等にも適用できる。例えば、有人空中給油機から無人機に空中給油を行う自動空中給油装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
この自動空中給油装置は、無人機から伸長する給油ホースの先端部にドローグを設ける一方、有人空中給油機に前記ドローグ内に挿入できるプローブを設け、ドローグとプローブとを結合し、空中で有人空中給油機から無人機に給油できるようになっている。
特許第3107507号公報 特開平5−193588号公報
しかしながら、特許文献1の結合金具は、結合金具本体相互を結合するジョイント部を構成する各嵌合突部の先端面は、結合金具本体の軸方向に対して直角な平坦面に形成されている。従って、結合金具本体相互を結合する際には、両結合金具本体同士の軸芯を略合致させ、なおかつ一方の結合金具本体の各嵌合突部が他方の結合金具本体の各嵌合凹部に向き合うようにローテーションを略合致させてから軸方向に押し込まなくてはならない。
両結合金具本体を結合する際に、人間が結合金具本体を手で把持して前述したように、両結合金具本体同士の軸芯を略合致させること、なおかつ両結合金具本体の各嵌合突部と各嵌合凹部とが向き合うようにローテーションを略合致させることは簡単である。
しかし、結合金具が大口径で、大型となると、重量が増すため、人間が手に持って結合金具本体同士を結合することが困難になる。従って、機械装置等で結合金具を把持して自動的に着脱することを想定した場合、前述のような軸芯を合致させる機構、ローテーションを合致させる機構が必要となる。
また、特許文献2に示すような有人空中給油機から無人機に空中給油を行う自動空中給油装置の給油ホースの結合に、特許文献1に示す結合金具を採用することを想定した場合、当然のことながら人間の操作によって結合金具本体同士を結合することはできない。従って、機械装置等で結合金具本体の軸芯を合致させる機構、ローテーションを合致させる機構が必要となる。
本発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、雌雄の区別がない一対の結合金具本体から構成される結合金具において、結合時に嵌合突部と嵌合凹部のローテーションを合致させることなく、軸方向に押し込むだけで自動的に結合できる結合金具を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、一対の結合金具本体と、これらの結合金具本体の前端面に形成され互いに軸方向に衝合されるライナーと、前記結合金具本体から前記ライナーを囲んで周方向に配列され軸方向に突設した複数の嵌合突部及びこれら嵌合突部の間に形成された嵌合凹部とからなるジョイント部と、前記一対の結合金具本体の嵌合突部と嵌合凹部は互いに相手側の結合金具本体の嵌合凹部と嵌合突部に軸方向に嵌合し、またこれら嵌合突部には相手側の結合金具本体の嵌合突部に周方向に係止して軸方向の移動を規制し、これら一対の結合金具本体を軸方向に係止する係止鉤部と、前記一対の結合金具本体の嵌合突部に設けられ、該一対の結合金具本体の嵌合突部と嵌合凹部が互いに相手側の結合金具本体の嵌合凹部と嵌合突部に嵌合して前記係止鉤部が係止したとき、一対の結合金具本体に対して周方向に回転力を付勢して前記係止鉤部の係止状態を保持する付勢手段とから構成された結合金具において、前記嵌合突部の先端部は、前記結合金具本体の軸方向に同一な平面を有さず、かつ該結合金具本体の中心軸に向う稜線を有していることを特徴とする。
請求項2は、請求項1の前記嵌合突部の先端部は、側面視で、凸曲面形状または三角形状であることを特徴とする。
請求項3は、請求項1または2の前記一対の結合金具本体の少なくとも一方に、前記係止鉤部の係止状態を保持する離脱防止機構及び離脱防止状態を解除する自動離脱機構を付加したことを特徴とする。
請求項4は、請求項1または2の前記一対の結合金具本体の少なくとも一方に、前記係止鉤部の係止状態を解除する離脱機構を付加したことを特徴とする。
請求項5は、請求項4の前記離脱防止機構と自動離脱機構と離脱機構とは連動部材によって連動していることを特徴とする。
請求項6は、請求項1または2の前記一対の結合金具本体の一方に、他方の結合金具本体との軸芯を合致させるためのラッパ状の芯出し装置を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、一対の結合金具本体の結合時に、嵌合突部と嵌合凹部のローテーションを合致させることなく、軸方向に押し込むだけで自動的に結合できる。
また、離脱防止機構及び離脱防止状態を解除する自動離脱機構を付加したものは、結合金具本体が不用意に離脱することはなく、信頼性を向上できる。
さらに、離脱機構を付加したものは、離脱が容易であり、また、ラッパ状の芯出し装置を設けたものは、軸方向に押し込むだけで自動的に軸芯が合致して結合できるという効果がある。
以下、本発明の各実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は第1の実施形態を示し、結合金具を消防ホースの接続に適用したものである。図1は結合金具の斜視図、図2(a)は結合金具の結合状態の外周面展開図、(b)は矢印A方向から見た正面図である。結合金具は、同一構造の一対の結合金具本体1a,1bから構成されており、これら結合金具本体1a,1bにはそれぞれ消防ホース2a,2bが接続されている。
これら結合金具本体1a,1bは、それぞれ筒本体3を備えており、これら筒本体3は略円筒形をなし、その内周面にはホース取り付け部が形成されている。ホース取り付け部に消防ホース2a,2bの端部が挿入され、これらホースの内周面からかしめリング(図示しない)によってこのホースの外周面をこのホース取り付け部に押圧してこの消防ホースを取り付けている。
また、この筒本体3の前端部の内周面には、円筒状のシール部材5が螺装され、このシール部材5の前端面にはパッキングが設けられ、シール面として形成されている。従って、これら結合金具本体1a,1bが互いに軸方向に嵌合して結合された場合には、これらのシール部材5が互いに衝合され、これらの筒本体3の内部を連通するとともにシール性を維持する。
筒本体3の前端部にはジョイント部6が設けられている。ジョイント部6には複数、例えば6個の嵌合突部8が一体に突設されている。これらの嵌合突部8は、周方向に等間隔に配列され、前記シール部材5のシール面に対して軸方向に突出している。また、これらの嵌合突部8の間は、嵌合凹部7として形成されており、これらの結合金具本体1a,1bが軸方向に衝合された場合には、一方の結合金具本体1aの嵌合突部8が他方の結合金具本体1bの嵌合凹部7内に嵌合し、また他方の結合金具本体1bの嵌合突部8が一方の結合金具本体1aの嵌合凹部7内に嵌合するようになっている。
嵌合凹部7の幅は嵌合突部8の幅よりやや広く形成されている。従って、これら嵌合突部8はこれら嵌合凹部7内に軸方向に嵌合するとともに、周方向にも所定の量だけ回動自在である。そして、嵌合突部8の一方の側面8aには段形鉤状の係止鉤部9がそれぞれ形成されており、これらは互いに相手側の嵌合突部8の係止鉤部9と周方向に係合するように構成されている。
従って、これら嵌合突部8が相手側の嵌合凹部7内に軸方向に嵌合した状態で、これら結合金具本体1a,1bを互いに回動させてこれら嵌合突部8の一方の側面8aが互いに近接すると、これら係止鉤部9が互いに係合して軸方向の係止をなし、これら結合金具本体1a,1bが互いに結合される。
係止鉤部9の係止面は、周方向に対して所定の角度だけオーバーハング状に傾斜しており、これらが嵌合した状態で内部の水圧等によりこれら結合金具本体1a,1bを互いに引き離す方向の荷重が作用した場合には、側面8a同士を押し付ける方向の回転力が発生するので、これら係止鉤部9はより強く嵌合し、この結合金具本体1a,1bの抜け等を確実に防止するように構成されている。
係止鉤部9が嵌合した状態において、嵌合突部8の先端面と嵌合凹部7の奥壁面との間に間隙が形成されるように各部の寸法が設定されている。従って、このものは、係止鉤部9が係合した状態から、これら嵌合突部8と嵌合凹部7とがさらに軸方向に互いに進入するように移動可能である。
また、これら嵌合突部8の他方の側面8bは、これらの結合金具本体1a,1bの軸方向に対して傾斜している。従って、この嵌合突部8は、その先端部にゆくに従って周方向の幅が狭くなるようなテーパ状に形成され、また嵌合凹部7も同様にその奥部にゆくに従ってその周方向の幅が狭くなるようなテーパ状に形成されている。これにより、これら嵌合突部8と嵌合凹部7の嵌合が容易となる。なお、係止鉤部9が形成されている一方の側面9aは、この結合金具本体1a,1bの軸方向と略平行に形成されている。
また、これら嵌合突部8の他方の側面8bには、それぞれ付勢機構10が設けられている。これらの付勢機構10は、図2に示すように、円筒形のケース部材14内に突没自在に収容された付勢部材たとえば鋼球15と、この鋼球15を突出方向に付勢するスプリング16とから構成されており、これらの付勢機構10はこれら嵌合突部8の他方の側面8bに埋め込まれている。従って、これら嵌合突部8が相手側の嵌合凹部7内に嵌合されると、鋼球15が互いに当接して互いに押圧付勢し、これら嵌合突部8の他方の側面を互いに離反するように付勢している。この結果、これら嵌合突部8の一方の側面8aは互いに近接するように付勢され、係止鉤部9が互いに係合するように付勢される。
さらに、各嵌合突部8の先端部には相手側の嵌合凹部7に向って突出する凸曲面11に形成されている。この凸曲面11の一方の裾部は係止鉤部9に向って連続する斜面11aに形成され、他方の裾部は付勢機構10を有する嵌合突部8の側面8bに向って連続する斜面11bに形成されている。つまり、結合金具本体1a,1bの軸方向に突設した嵌合突部8の先端部に、軸方向の位置が同一な平面を有さない構造である。さらに、嵌合突部8の凸曲面11における頂部、すなわち結合金具本体1aの軸方向に突出する部分を稜線11Aとすると、この稜線11Aは結合金具本体1aの中心軸に向っており、各嵌合突部8の稜線11Aは放射方向に向いている。
当然のことながら、嵌合突部8が嵌入される嵌合凹部7の凹部形状も嵌合突部8の凸曲面11に倣って凹曲面12に、嵌合突部8の斜面11a,11bに倣って斜面12a,12bを有している。
ところで、このような結合金具は、嵌合突部8及び嵌合凹部7が軸方向に嵌合し、また係止鉤部9が互いに周方向に係合するものである。この結合金具内に正圧の水圧等が作用している場合には、これら結合金具本体1a,1bには互いに離反するような大きな軸方向の荷重が作用し、この荷重は係止鉤部9の係合によって支持される。このため、内部に圧力が作用している場合には、この結合金具は不用意に結合が解除されることはない。
また、本実施形態においては、嵌合突部8の先端部には相手側の嵌合凹部7に向って突出する凸曲面11に形成され、凸曲面11の裾部は連続する斜面11a,11bに形成されている。従って、両結合金具本体1a,1bを結合する際に、両結合金具本体1a,1bを軸方向に押し込むと、互いの嵌合突部8の先端部同士が向き合って当接しても、先端部が凸曲面11に形成されているため、凸曲面11同士が摺動して両結合金具本体1a,1bが相対的に周方向に回転し、斜面11a,11a同士及び斜面11b,11b同士が摺動しあいながら嵌合突部8が相手側の嵌合凹部7に嵌合する。
従って、両結合金具本体1a,1bを結合する際に、互いの嵌合突部8と嵌合凹部7とを向き合わせるローテーションを行うことなく、両結合金具本体1a,1bが相対的に周方向に回転しながら嵌合される。そして、嵌合突部8が相手側の嵌合凹部7内に軸方向に嵌合した状態で、これら結合金具本体1a,1bが周方向に回動して嵌合突部8の一方の側面8aが互いに近接すると、係止鉤部9が互いに係合して軸方向の係止をなし、これら結合金具本体1a,1bが互いに結合される。
そして、鋼球15が互いに当接して互いに押圧付勢し、これら嵌合突部8の他方の側面を互いに離反するように付勢する。この結果、これら嵌合突部8の一方の側面8aは互いに近接するように付勢され、係止鉤部9が互いに係合するように付勢される。
本実施形態によれば、両結合金具本体1a,1bを結合する際に、互いの嵌合突部8と嵌合凹部7とを向き合わせるローテーションを行うことなく、両結合金具本体1a,1bが相対的に周方向に回転しながら自動的に嵌合されることから、両結合金具本体1a,1bを人間が手で把持してローテーションを合致させる必要がなく、軸方向に押し込むだけで結合できる。
従って、結合金具本体1a,1bを結合する操作を機械装置で自動的に結合することが可能となり、消防ホースの着脱のみならず、例えば、食品機械でのパイプの接続や切替あるいは航空機の空中給油や船舶の海上給油等にも適用できる。
ここで、両結合金具本体1a,1bの軸方向に突設した嵌合突部8の先端部に、軸方向の位置が同一な平面を有さない構造で、しかも結合金具本体1aの軸方向に突出する部分を稜線11Aが結合金具本体1aの中心軸に向っていることの必要性について図3〜図7に基づいて述べる。
図3(a)は結合金具の結合状態の外周面展開図、(b)は矢印B方向から見た正面図、図4(a)は結合金具の結合状態の側面図、(b)は矢印C方向から見た正面図である。
嵌合突部8の先端部には相手側の嵌合凹部7に向って突出する三角形状の凸部11cに形成されている。この凸部11cの一方の裾部は係止鉤部9に向って連続する斜面11aに形成され、他方の裾部は付勢機構10を有する嵌合突部8の側面8bに向って連続する斜面11bに形成されている。つまり、結合金具本体1a,1bの軸方向に突設した嵌合突部8の先端部に、軸方向の位置が同一な平面をなくして嵌合凹部7に向ってテーパ状に形成されている。さらに、嵌合突部8の凸部11cにおける稜線11Aは結合金具本体1aの中心軸に向っており、各嵌合突部8の稜線11Aは放射方向に向いている。
従って、両結合金具本体1a,1bを結合する際に、両結合金具本体1a,1bを軸方向に押し込むと、互いの嵌合突部8の先端部同士が向き合って当接しても、先端部が凸部11cに形成されているため、凸部11c同士が摺動して両結合金具本体1a,1bが相対的に周方向に回転し、斜面11a,11a同士及び斜面11b,11b同士が摺動し合いながら嵌合突部8が相手側の嵌合凹部7に嵌合する。つまり、両結合金具本体1a,1bを人間が手で把持してローテーションを合致させる必要がなく、軸方向に押し込むだけで結合できる。
図5(a)は結合金具の結合状態の外周面展開図、(b)は矢印D方向から見た正面図、図6(a)は結合金具の結合状態の側面図、(b)は矢印E方向から見た正面図である。
嵌合突部8の先端部には相手側の嵌合凹部7に向って突出する三角形状の凸部11cに形成されている。この凸部11cの一方の裾部は係止鉤部9に向って連続する斜面11aに形成され、他方の裾部は付勢機構10を有する嵌合突部8の側面8bに向って連続する斜面11bに形成されている。つまり、結合金具本体1a,1bの軸方向に突設した嵌合突部8の先端部に、軸方向の位置が同一な平面をなくして嵌合凹部7に向ってテーパ状に形成されている。ただし、図5及び図6は、嵌合突部8の凸部11cにおける稜線11Aは、係止鉤部9の側面と平行であって、結合金具本体1aの中心軸に向っていない構造である。
図5及び図6の構造であると、図7に示すように、両結合金具本体1a,1bを結合する際に、両結合金具本体1a,1bを軸方向に押し込むと、互いの嵌合突部8の先端部同士が向き合って当接したとき、互いの凸部11cの稜線11Aが交差してしまって凸部11c同士が摺動することができないので、両結合金具本体1a,1bの嵌合突部8が相手側の嵌合凹部7に嵌合することはできない。なお、図7において、実線は一方の結合金具本体1a、2点鎖線は相手側の結合金具本体1bを示す。
図8(a)は結合金具の結合状態の外周面展開図、(b)は矢印G方向から見た正面図、(c)はF−F線に沿う断面の端面図である。両結合金具本体1a,1bの嵌合突部8の先端部を側面から見たとき、周方向の位置が軸方向に対して同一な線(a−b−c)の角部Vに形成されている。しかも、嵌合突部8の端面は外周から内周に向って軸方向の突出量が漸次低くなるように傾斜面8xに形成されている。
このような両結合金具本体1a,1bは、結合する際に、両結合金具本体1a,1bを軸方向に押し込むと、互いの嵌合突部8の角部V同士が向き合って当接し、嵌合突部8同士が摺動することができないので、両結合金具本体1a,1bの嵌合突部8が相手側の嵌合凹部7に嵌合することはできない。
このように、両結合金具本体1a,1bの軸方向に突設した嵌合突部8の先端部に、軸方向の位置が同一な平面を有さない構造で、しかも結合金具本体1aの軸方向に突出する部分を稜線11Aが結合金具本体1aの中心軸に向っていることが要件である。
図9は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形態は、第1の実施形態に、離脱防止機構と離脱防止状態を解除する自動離脱機構を付加したものである。
図9に示すように、嵌合突部8の側面8bには結合金具本体1a,1bの軸芯Sと平行する直線面8cが設けられている。そして、この直線面8cにはそれぞれ付勢機構10が設けられている。さらに、嵌合凹部7には結合金具本体1a,1bの軸芯Sと平行し、かつ付勢機構10の鋼球15の側部に対向する第1の貫通孔17が設けられている。同様に、嵌合凹部7には結合金具本体1a,1bの軸芯Sと平行し、かつ係止鉤部9の係止面に対向する第2の貫通孔18が設けられている。
第1の貫通孔17にはストッパロッド19が軸方向に進退自在に挿入されている。このストッパロッド19の先端部19aは、両結合金具本体1a,1bが結合状態にあるときに、互いの嵌合突部8の側面8b相互間に形成されるギャップgより僅かに小径の軸径を有している。
ストッパロッド19が前進して先端部19aが互いの嵌合突部8の側面8b相互間のギャップgに挿入された状態では、結合金具本体1a,1bの相対的な周方向の回転を阻止して係止鉤部9の係止状態が解除できない離脱防止機構20を構成している。なお、ストッパロッド19は丸棒に限らず、角柱状でもよく、嵌合突部8の側面8b相互間のギャップgを保持できる構造であればよい。このストッパロッド19を後退させて第1の貫通孔17の中に戻すと、離脱防止状態を解除する「自動離脱防止機構」となる。
第2の貫通孔18にはプッシャロッド21が軸方向に進退自在に挿入されている。このプッシャロッド21の先端部は、係止鉤部9に向って連続する斜面11aに平行するようなテーパ部21aを有している。そして、プッシャロッド21が前進したときには、そのテーパ部21aが嵌合突部8の側面8bを押圧し、その分力が結合金具本体1a,1bの周方向に作用して係止鉤部9が互に離反して係止状態が解除される離脱機構22を構成している。なお、プッシャロッド21は丸棒に限らず、角柱状でもよく、嵌合突部8の斜面11aを押圧することにより、結合金具本体1a,1bの周方向に分力が作用する構造であればよい。
ストッパロッド19及びプッシャロッド21の基端部19b,21bは、枢支台23の枢支軸23aに回動自在に枢支された連動部材24に両端部に連結されている。また、プッシャロッド21はコイルスプリング25によって後退方向に付勢されており、この付勢力によって連動部材24を介してストッパロッド19は前進方向、すなわちストッパロッド19の先端部19aが互いの嵌合突部8の側面8b相互間に形成されるギャップgに挿入され、結合金具本体1a,1bの相対的な周方向の回転を阻止している。
さらに、連結部材24のストッパロッド19との連結部側に偏倚した位置には操作ワイヤ26が連結されている。この操作ワイヤ26はガイドチューブ27とこのガイドチューブ27の内部に進退自在に挿通された牽引ワイヤ28とから構成されている。ガイドチューブ27は枢支台23から突設された取付片29に連結され、牽引ワイヤ28は操作部(図示しない)に接続されている。
従って、操作ワイヤ26の牽引ワイヤ28を牽引してコイルスプリング25の付勢力に抗して連動部材24を回動変位すると、ストッパロッド19が後退して先端部19aが互いの嵌合突部8の側面8b相互間のギャップgから脱出して結合金具本体1a,1bの相対的な周方向の回転が可能となる。また、プッシャロッド21は前進してそのテーパ部21aが嵌合突部8の側面8bを押圧して係止鉤部9を互に離反して係止状態を解除できる。
本実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加え、離脱防止機構と離脱防止状態を解除する自動離脱機構20と離脱機構22によって結合金具本体1a,1bの係止状態の保持と離脱防止状態の解除と離脱が自動的に、しかも遠隔操作できるという効果がある。
図10は第3の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。本実施形態は、第1の実施形態に、離脱防止機構と離脱防止状態を解除する自動離脱機構を付加したものである。
図10は結合金具30の一方の結合金具本体31を示し、結合金具本体31には円筒状のシール部材32が設けられている。このシール部材32には第1の実施形態と同様に嵌合突部33と嵌合凹部34を周方向に交互に設けたジョイント部35が周方向に回転自在に嵌合されている。すなわち、結合金具本体31を持って離脱方向に周方向に回転しても、ジョイント部35が空回りして離脱を防止する離脱防止機構を構成している。
さらに、ジョイント部35の後端部の一部には、ジョイント部35の軸心に対して直角方向の面に対してマイナス方向の傾斜面36が形成され、この傾斜面36と対向する結合金具本体31の前端面には凹陥部37が設けられている。
凹陥部37の背面、すなわち傾斜面36に対向する面は垂直面37aに形成され、この凹陥部37の内部には結合金具本体31の径方向に移動可能な楔部材38が収納されている。この楔部材38は垂直面37aと対向する垂直面38aと傾斜面36に対向する傾斜面38bを有している。そして、楔部材38が凹陥部37の最も内径側に位置しているときには、傾斜面36と38bとの間に隙間があり、ジョイント部35は周方向に回転自在であるが、楔部材38が凹陥部37の最も外径側に位置しているときには、傾斜面36と38bとが圧接してジョイント部35は周方向に回転不能にロックされるようになっている。
この楔部材38には操作ワイヤ39が連結されている。この操作ワイヤ39はガイドチューブ40とこのガイドチューブ40の内部に進退自在に挿通された牽引ワイヤ41とから構成されている。ガイドチューブ40は結合金具本体31に固定され、牽引ワイヤ41は操作部(図示しない)に接続されている。
従って、操作ワイヤ39の牽引ワイヤ41を牽引して楔部材38を凹陥部37の内部において結合金具本体31の外径側に移動させると、傾斜面36と38bとが圧接してジョイント部33は周方向に回転不能にロックされる。従って、結合金具本体31とジョイント部35とが一体的になり、結合金具本体31の回転に伴ってジョイント部35が一体的に回転して離脱防止機構の離脱防止状態を解除する自動離脱機構42を構成している。
図11及び図12は第4の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。図11は結合金具を構成する第1の結合金具本体51を示し、(a)は一部切欠した側面図、(b)は(a)の一部の正面図である。図12は結合金具を構成する第2の結合金具本体52を示し、(a)は一部切欠した側面図、(b)は(a)の一部の正面図である。
第1及び第2の結合金具本体51,52は基本的には第1の実施形態の結合金具本体1a,1bと同一構造であるが、図面上は嵌合突部8の先端部の三角形状の凸部11cが省略されている。ジョイント部6には9個の嵌合突部8と9個の嵌合凹部7とが周方向に交互に配置され、各嵌合突部8には係止鉤部9が設けられている。そして、第1と第2の結合金具本体51,52は、嵌合突部8及び嵌合凹部7が軸方向に嵌合し、また係止鉤部9が互いに周方向に係合して結合されるようになっている。
第1及び第2の結合金具本体51,52の外周面には各嵌合凹部7の底面から第1及び第2の結合金具本体51,52の基端部に向って軸方向に係合溝53が設けられている。第1の結合金具本体51の基端部には環状溝54が設けられ、この環状溝54には合成ゴム等の保護リング55が嵌合されている。
第2の結合金具本体52には、そのジョイント部6より基端部側の外周面には段差56aを介して小径部56が設けられている。この小径部56には円筒状のスリーブ57が嵌合されている。このスリーブ57は段差56aと周方向にシール部材32に螺合されたフランジ58との間に介在され、軸方向は移動不能であるが、周方向には回転自在である。このスリーブ57の先端部は第2の結合金具本体52のジョイント部6より前方に突出しており、その突出部には周方向に3個の凸部59と凹部60が交互に等間隔に設けられている。従って、スリーブ57の先端部に設けられた各凸部59は、第1の結合金具本体51と第2の結合金具52とを結合した時に、第1の結合金具本体51のジョイント部6の外側に嵌合するようになっている。
さらに、スリーブ57の凸部59には前部側に位置する第1の係合ピン61と後部側に位置する第2の係合ピン62が内面側に突出して設けられている。第1の係合ピン61は相手側の第1の結合金具本体51の係合溝53と係合可能であり、第2の係合ピン62は自身側の第2の結合金具本体52の係合溝53に係合されている。第2の係合ピン62は係合溝53の幅より小径であり、係合状態で第2の結合金具本体52の周方向に隙間63が形成され、この隙間63の範囲内で第2の結合金具本体52に対してスリーブ57が周方向に回動可能である。さらに、第2の係合ピン62の近傍に位置するスリーブ57には外方へ突出する操作ピン64が固定されている。
第1の結合金具本体51と第2の結合金具本体52とのジョイント部6を第1の実施形態と同様に結合した状態において、操作ピン64を図12(a)(b)の下方へ押付けてスリーブ57を回動してロック状態とすると、第1と第2の結合金具本体51,52のジョイント部6における係止鉤部9相互が係止状態に保持されて離脱防止となる。また、逆に、操作ピン64を図12(a)(b)の上方へ押付けてスリーブ57を逆方向に回動すると、第1と第2の結合金具本体51,52のジョイント部6における係止鉤部9相互が離反可能となり、離脱防止状態が解除されるとともに離脱する。
図13は第5の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。図13は結合金具を構成する第1の結合金具本体71を示す半縦断側面図である。
結合金具本体71は基本的には第3の実施形態の結合金具本体31と同一構造であるが、ジョイント部35には芯出し装置72が複数本の固定ねじ73によって固定されている。芯出し装置72はジョイント部35の外周を囲繞するラッパ状で、その内周面には結合金具本体71に結合される相手側の結合金具本体(図示しない)が結合金具本体71の軸芯に案内されて芯出しされるようにガイド面74が設けられている。
本実施形態によれば、結合金具本体71を結合する際に、互いの結合金具本体71を芯出しすることなく、両結合金具本体71のジョイント部35を対向させ、軸方向に押し進めるだけで、結合金具本体71が芯出し装置72のガイド面74に案内されて自動的に芯出しされたのち、ジョイント部35が結合される。
なお、前述した結合金具は、土木治水用、船舶、石油プラントや荷揚げ設備、食品産業、その他のプラント等におけるホースの結合金具の他、鋼管等の構造物の結合金具として適用できることはもちろんである。
さらに、本発明の結合金具は、金属材料で形成されるものには限定されず、合成樹脂、各種の複合材料、その他の材料で形成されていてもよく、任意の一種類または複数種類の材料で形成してもよい。
本発明の第1の実施形態の結合金具を示す斜視図。 同実施形態のジョイント部が結合された状態を示し、(a)は外周面展開図、(b)は矢印A方向から見た正面図。 (a)は結合金具の結合状態の外周面展開図、(b)は矢印B方向から見た正面図。 (a)は結合金具の結合状態の側面図、(b)は矢印C方向から見た正面図。 (a)は結合金具の結合状態の外周面展開図、(b)は矢印D方向から見た正面図。 (a)は結合金具の結合状態の側面図、(b)は矢印E方向から見た正面図。 両結合金具本体の稜線が交差する状態の説明図。 (a)は結合金具の結合状態の外周面展開図、(b)は矢印G方向から見た正面図、(c)はF−F線に沿う断面の端面図。 本発明の第2の実施形態のジョイント部が結合された状態の嵌合突部と嵌合凹部を示す側面図。 本発明の第3の実施形態の一方の結合金具本体の半縦断側面図。 本発明の第4の実施形態を示し、(a)は第1の結合金具本体の一部切欠した側面図、(b)は(a)の一部の正面図。 同実施形態を示し、(a)は第2の結合金具本体の一部切欠した側面図、(b)は(a)の一部の正面図。 本発明の第5の実施形態を示し、一方の結合金具本体の半縦断側面図。
符号の説明
1a,1b…結合金具本体、6…ジョイント部、7…嵌合凹部、8…嵌合突部、9…係止鉤部、10…付勢機構

Claims (6)

  1. 一対の結合金具本体と、これらの結合金具本体の前端面に形成され互いに軸方向に衝合されるライナーと、前記結合金具本体から前記ライナーを囲んで周方向に配列され軸方向に突設した複数の嵌合突部及びこれら嵌合突部の間に形成された嵌合凹部とからなるジョイント部と、前記一対の結合金具本体の嵌合突部と嵌合凹部は互いに相手側の結合金具本体の嵌合凹部と嵌合突部に軸方向に嵌合し、またこれら嵌合突部には相手側の結合金具本体の嵌合突部に周方向に係止して軸方向の移動を規制し、これら一対の結合金具本体を軸方向に係止する係止鉤部と、前記一対の結合金具本体の嵌合突部に設けられ、該一対の結合金具本体の嵌合突部と嵌合凹部が互いに相手側の結合金具本体の嵌合凹部と嵌合突部に嵌合して前記係止鉤部が係止したとき、一対の結合金具本体に対して周方向に回転力を付勢して前記係止鉤部の係止状態を保持する付勢手段とから構成された結合金具において、
    前記嵌合突部の先端部は、前記結合金具本体の軸方向に同一な平面を有さず、かつ該結合金具本体の中心軸に向う稜線を有していることを特徴とする結合金具。
  2. 前記嵌合突部の先端部は、側面視で、凸曲面形状または三角形状であることを特徴とする請求項1記載の結合金具。
  3. 前記一対の結合金具本体の少なくとも一方に、前記係止鉤部の係止状態を保持する離脱防止機構及び離脱防止状態を解除する自動離脱機構を付加したことを特徴とする請求項1または2記載の結合金具。
  4. 前記一対の結合金具本体の少なくとも一方に、前記係止鉤部の係止状態を解除する離脱機構を付加したことを特徴とする請求項1または2記載の結合金具。
  5. 前記離脱防止機構と自動離脱機構と離脱機構とは連動部材によって連動していることを特徴とする請求項4記載の結合金具。
  6. 前記一対の結合金具本体の一方に、他方の結合金具本体との軸芯を合致させるためのラッパ状の芯出し装置を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の結合金具。
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