JP2006118712A - 結合インジケータ付カップリングアセンブリ - Google Patents

結合インジケータ付カップリングアセンブリ Download PDF

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Abstract

【課題】カップリングアセンブにおいて、結合されたことを表示できるようにする。
【解決手段】 カップリングアセンブリは、軸線に沿って前端部21から後端部22へ延び、第1ロック表面30及び第1ロック表面30と後端部22との間に配置された第1結合インジケータ62を含む第1カップリング部材18を備える。第2カップリング部材20は、第1カップリング部材18の前端部21を受入れる受口と、第2ロック表面55を有する内側表面と、第2結合インジケータ65を含む外側表面52とを備える。ロック部材60は、第1及び第2ロック表面30、55間に配置して第1及び第2カップリング部材18、20を結合する。解放部材33は、ロック部材60が第1及び第2ロック表面30、55間に配置されたとき、第1及び第2結合インジケータ62、65を覆い、第1及び第2カップリング部材18、20が離脱されたとき、第1及び第2結合インジケータ62、65の少なくとも一方を露出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プッシュ結合式流体コネクタに関し、より具体的には、雄カップリング部材が雌カップリング部材に結合されたことを表示する結合インジケータを含むプッシュ結合式カップリングアセンブリに関するものである。
比較的高圧のシステムがホースアセンブリとポンプ、モータ又はバルブ等のコンポーネントとの間に種々の接続を必要とする多くの工業用装置が存在する。従来、高圧下で満足使用することができるプッシュ結合(ネジなし)の結合システムは存在しなかった。したがって、従来技術の油圧システムは、通常、それを結合するためにネジ付の継手が使用されていた。近年、プッシュ結合式カップリングアセンブリは、比較的高圧で使用することができるようになってきた。そのようなカップリングアセンブリの一つは、雄カップリング部材を雌カップリング部材の中に締結するために、弾性的に拡張可能なロックリングが使用されている。雄カップリング部材が雌カップリング部材の中に挿入されたとき、ロックリングが雄ロック表面と雌ロック表面との間を拘束して雌カップリング部材から雄カップリング部材が抜けるのを防止する。
ロックリング式カップリングアセンブリは、満足に使用されることが証明されているが、雄カップリング部材を雌部材に結合しようとしたとき、雄ロック表面と雌ロック表面との間にロックリングを配置するのに充分な距離だけ雄カップリング部材を雌カップリング部材に押込めなかったことによって結合されないという実例がある。これらの及び他の理由から、雄カップリング部材が雌カップリング部材に結合されたことを表示する改良されたカップリングアセンブリが望まれている。
第1カップリング部材及び第2カップリング部材を含むカップリングアセンブリが設けられている。第1カップリング部材は、軸方向に沿って前端部から後端部へ向って延びており、第1ロック表面及び第1ロック表面と後端部との間に配置された第1結合インジケータを含んでいる。第2カップリング部材は、第1カップリング部材の前端部を受入れるための受口を含んでいる。第2カップリング部材は、更に、第2ロック表面を有する内側表面及び第2結合インジケータを有する外側表面を含んでいる。ロック部材は、第1カップリング部材を第2カップリング部材に結合するために、第1ロック表面と第2ロック表面との間に配置することができる。解放部材は、ロック部材が第1ロック表面と第2ロック表面との間に配置されたとき、第1及び第2ロック表面を覆い、第1カップリング部材と第2カップリング部材とが切離されたとき、第1及び第2結合インジケータの少なくとも一方を露出するようになっている。
前述の説明において特定の用語が使用されるが、参照の便宜のみのためであり、限定するものではない。「前方」及び「後方」という用語は、それぞれ、図面に示されるカップリングの前後方向を示している。「内側」及び「外側」という用語は、それぞれ、その装置の幾何学的中心へ向う方向及び中心から離れる方向を示している。上述の全ての用語は、通常の派生語及びその均等物を含んでいる。
図1を参照すると、第1カップリング部材18すなわち雄カップリング部材及び第2カップリング部材20すなわち雌カップリング部材を含む本発明の一実施形態に従ったカップリングアセンブリが示されている。第1カップリング部材18及び第2カップリング部材20のそれぞれは、これらのアセンブリが図1に示される結合位置にあるとき、軸線A−Aに沿って延びている。第1カップリング部材18は、第2カップリング部材20に挿入される前端部21から後端部22へ延びており、これを貫通する通路23を有している。必要ならば、後端部22には、ネジ付カップリング(図示せず)への取付のための外側ネジ24及びレンチによる結合のために非円形(例えば六角)断面を形成する一連の平坦部25が設けられてもよい。
また、第1カップリング部材18は、後部外側表面26及び前部外側表面27を含み、これらは、前部外側表面27から後方外側へテーパが付けられた傾斜29を含むリブ28によって分離されている。図示の実施形態では、傾斜29は、軸線A−Aに対して約10°から25°の範囲の角度でテーパが付けられた直線状の輪郭を呈している。しかしながら、傾斜29は、図1〜9に示される輪郭又は上述の特徴に限定されず、本発明の範囲から逸脱することなく、限定されない凹面又は他の非直線状を含む他の輪郭を含むことができる。
また、リブ28は、頂部31から後方及び内側へ延びるロック表面30を含んでいる。頂部31は、図示の実施形態では、傾斜29とロック表面30との間に延びるほぼ平坦な表面として示されているが、頂部31は、丸みを帯びた又は他の非直線形状等の他の輪郭を含み、あるいは、全く輪郭がなくてもよい(すなわち、傾斜29とロック表面30との交点によって形成される一点でもよい)。図示の実施形態では、第1ロック表面30は、例えば約45°の角度のように軸線A−Aに対して約35°から55°の範囲の角度でテーパが付けられた直線状の輪郭を呈している。しかしながら、このロック表面は、図1〜7に示される輪郭に限定されず、本発明の範囲から逸脱することなく、限定されない凸面又は他の非直線状の輪郭を含むことができる。
本発明の一実施形態では、第1カップリング部材18は、また、剛性部分34及び例えば弾性高分子材料でできた柔軟なシール部分35を有する解放部材33を含んでいる。剛性部分34は、拡縮可能にする少なくとも1つのスロットを有する分割円筒壁36を含んでいる。シール部分35は、前端部37の反対側に配置された剛性部分34のフランジ42の少なくとも一部を取囲んでいる。シール部分35は、剛性部分34の分割円筒壁36に間隔をもって略平行な円筒壁部45を含んでいる。本発明の一実施形態では、円筒壁部45は、以下に説明するように、第2カップリング部材20の形状に係合するビード46を含んでいる。シール部分35は、また、フランジ42から径方向内側へ延びるシールフィン47を含んでいる。シールフィン47は、後部外表面26に係合して、解放部材33と後部外表面26との間で結合されたカップリングアセンブリにダスト及び他の破片等の異物が侵入するのを防止するダストシールとして機能する。
再度図1を参照して、第2カップリング部材20は、受入端部50から他端部51へ延びており、この他端部51は、これに隣接して、マニホールド又はハウジング(図示せず)等の分離したコンポーネントに締結するための外側ネジ52又は他の適当なコネクタを有してもよい。第2カップリング部材20の受入端部50に隣接する部分には、解放部材33の円筒壁45内に受入れられる寸法とされた部分を含む外側円筒面52及び解放部材33の分割円筒壁部分36をその内部に受入れる寸法とされた内側円筒表面53を有する受口が設けられている。第2カップリング部材20の受口は、また、内側に面した環状溝54を含んでいる。
内側円筒表面53から、その内側に面した環状溝54との間に、第2ロック表面55がほぼ外側へ延びている。第2ロック表面55が面取りされた表面である場合、図1及び2Aに示されるように、第2ロック表面55と内側円筒表面53との間の角度は、約18°から40°の範囲(例えば30°)であり、第1ロック表面30と第2ロック表面55の角度は、第1及び第2ロック表面30、55が軸線A−Aから離れて外側へ延びたとき、一点で交差するようになっている。しかしながら、第1ロック表面30のように、第2ロック表面55は、図1及び図2に示される輪郭に限定されず、本発明の範囲から逸脱することなく、限定されない図3及び図4に示される輪郭を含む他の他の輪郭を備えてもよい。
第1の内側円筒表面53よりも小径の第2の内側円筒表面56は、他端部51へ向って配置されており、傾斜29を収容するように配置された面取り57によって内側円筒表面53から分離されている。第2の内側円筒表面56は、第1カップリング部材18の前部外側表面27を受入れる寸法とされ、その内側に形成された追加の内側に面した環状溝58を有している。ネオプレン又は他の適当なシール材等の環状シール59及び剛性プラスチックリング61が環状溝58に受入れられている。環状シール59及びプラスチックリング61は、第1カップリング部材18の前部外側表面27にぴったり嵌合する寸法とされた外径を有している。剛性プラスチックリング61の存在は、前部外側表面27の第2カップリング部材20への挿入時に、環状シール59を切断又は他の損傷から保護するように機能する。剛性プラスチックリング61は、また、高圧の衝撃的な流体の流れを有するシステムに使用されたとき、環状シール59を損傷から保護するように機能する。
環状溝54内には、例えば分割金属製ロックリングのようなロック部材60が配置されている。カップリング部材18,20が切離されたとき、ロック部材60は、溝54の最も外側の部分によって形成される直径よりも小さいが、第1の内側円筒表面53の直径よりも大きい外側直径を有している。ロック部材60は、第1カップリング部材18の前部外側表面26の直径と略等しいか僅かに小さい内径を有しており、第1カップリング部材18が第2カップリング部材20に結合されたとき、後部外側表面26にぴったり嵌合する。これにより、ロック部材60の内径は、頂部31の直径よりもかなり小さいことがわかるであろう。ロック部材60は、第1カップリング部材18が第2カップリング部材20から切離されたとき、その寸法によって、溝54内に保持される。しかしながら、ロック部材60の直径の大きさは、第1カップリング部材18の第2カップリング部材20への挿入時に、ロック部材60が傾斜29及び頂部31を超えて移動することによって増大する。
図1〜4を参照して、第1カップリング部材18は、第1ロック表面30と後端部22との間に配置された第1結合インジケータ62を含んでいる。一実施形態では、第1結合インジケータ62は、第1カップリング部材18に配置され、第1カップリング部材18と第2カップリング部材20とが結合され、ロック部材60及び/又は第1及び第2ロック表面30、55に摩耗がないとき(例えば図3参照)、解放部材33によって覆われている。これに対して、第1結合インジケータ62は、第1カップリング部材18と第2カップリング部材20とが結合され、ロック部材60及び/又は第1及び第2ロック表面30、55が少なくとも僅かに摩耗しているとき(例えば図7参照)、少なくとも一部が露出される。
一実施形態では、第1結合インジケータ62は、後部外側表面26に環状に連続又は不連続に配置された切れ目(不連続部)として形成されている。したがって、第1結合インジケータ62の少なくとも一部は、第1カップリング部材18の隣接する表面(例えば後部外側表面26)に対して視覚的に強調すなわち区別できるようになっている。例えば、第1結合インジケータ62の少なくとも一部は、第1の色で表し、後部外側表面26は、第2の色で表してもよい。第1結合インジケータ62を隣接する後部外側表面26から更に区別するため、第1結合インジケータ62は、第1ロック表面30と後端部22との間のほぼ平坦な後部外側表面26に追加されたギザギザ又は溝64を含んでもよい。溝64の部分もまた、隣接する溝26の色とは異なる色で表して、その溝を視覚的に強調すなわち区別するようにしてもよい。
図1〜4にも示されるように、第2カップリング部材20の外側円筒表面52は、第2結合インジケータ65を含んでいる。一実施形態では、外側円筒表面52にラッチ溝66を備えており、このラッチ溝66は、ロック部材60が第1ロック表面30と第2ロック表面55との間に配置されたとき、解放部材33のビード46の少なくとも一部を受入れる寸法とされている。第1結合インジケータ62と同様、第2結合インジケータ65の少なくとも一部は、第2カップリング部材20の隣接する表面(例えば外側円筒表面52)に対して、視覚的に強調すなわち区別できるようになっている。例えば、第2結合インジケータ65の少なくとも一部は、第1の色を表し、第2結合インジケータ65に隣接する第2カップリング部材20の表面は、第2の色を表している。あるいは、第2結合インジケータ65は、ラッチ溝66なしで形成することもでき、この場合、第2結合インジケータ65は、外側表面52自体の色とは異なる色の連続又は不連続の環状のバンド等の他のあらゆる外側表面52との視覚的な切れ目(不連続部)を含むことができる。
図5を参照して、第1カップリング部材18を第2カップリング部材20に挿入したとき、第1カップリング部材18の前部外表面27がロック部材60を貫通する。第1カップリング部材18が更に第2カップリング部材20の中へ移動すると、ロック部材60は、傾斜29に係合して、リブ28を乗り越えるとき、溝54の中へ拡張する。第1カップリング18が引続き前進してロック部材60が頂部31を通過したとき、ロック部材60は、その弾性によって、第1ロック表面30を下って、その元の寸法に近い寸法になり、後部外側表面26に係合する。これにより、ロック部材60は、第1カップリング部材18の第1ロック表面30と第2カップリング部材20の第2ロック表面55との間に配置されることによって(図2参照)、第1カップリング部材18が第2カップリング部材20から抜けるのを防止する。
図2から分るように、第1ロック表面30と第2ロック表面55とは、第1カップリング部材18が第2カップリング部材20に結合されたとき、前端部へ向う方向で交差する角度に配置されている。この交差は、上述のように、軸線A−Aに対して第1ロック表面30の角度が第2ロック表面55の角度以上であることによってもたらされる。しかしながら、第1ロック表面30及び第2ロック表面55によって形成される角度の交差は、必須ではなく、特に、第1ロック表面30及び第2ロック表面55が図1及び2に示される直線状の輪郭を呈していないとき(図3及び図4参照)、必須ではない。
引続き図2を参照して、第1カップリング部材18が第2カップリング部材20に結合されたとき、第1結合インジケータ62及び第2結合インジケータ65が解放部材33に覆われて、カップリングアセンブリが結合されたことを視覚的に表示する。しかしながら、アセンブリ中に、第1結合インジケータ62が露出され、第2結合インジケータ65が覆われた場合(例えば図6参照)、露出された第1結合インジケータ62は、カップリングアセンブリがまだ結合されておらず、第1カップリング部材18を第2カップリング部材20の中へ更に前進させる必要があることを視覚的に表示する。この特徴は、第1カップリング部材18が図2に示される結合位置へ移動する前に、解放部材33が第1カップリング部材18上を前進して第2結合インジケータ65を覆うことに関する問題を解消する。
あるいは、アセンブリ中に、第1結合インジケータ62が覆われ、第2結合インジケータ65が露出された場合(例えば図5参照)、露出された第2結合インジケータ65は、カップリングアセンブリがまだ結合されておらず、第1カップリング部材18を第2カップリング部材20の中へ更に前進させる必要があることを視覚的に表示する。この特徴は、第1カップリング部材18が結合位置に移動する前に、第1カップリング部材18が解放部材33の中を移動して第1結合インジケータ62を覆うことに関する問題を解消する。カップリングアセンブリに第1結合インジケータ62のみを使用することもでき、第2結合インジケータ65を含むことは必須ではないが、この場合、カップリングアセンブリが図5に示されるように結合していることを視覚的に決定することができなくなることが分る。
第1結合インジケータ62は、カップリングアセンブリが結合されたことを視覚的に表示することに加えて、ロック部材60及び/又は第1及び第2ロック表面30、55が摩耗したことを表示する摩耗インジケータとして機能する。図7に示されるように、ロック部材60(及び/又はロック表面30、55)がカップリングアセンブリの操作中に摩耗又は損傷すると、カップリングアセンブリ内の流体の圧力によって第2カップリング部材20が後方へ移動される。ロック部材60(及び又はロック表面30、55)の摩耗量及び後部外表面26における第1結合インジケータ62の配置に対して、第1カップリング部材18が充分に後方へ移動すると、第1結合インジケータ62が露出されてカップリングアセンブリが摩耗していることを視覚的に表示する。
カップリングアセンブリが結合されたとき、第1カップリング部材18の前部外側表面27は、環状シール59に気密的に係合し、これにより、流体の漏れを防止する。追加的に、受入端部50及びこれに隣接する第2カップリング部材20の部分は、シール部分35の円筒壁部45と剛性部分34の分割円筒壁部36との間に配置される。外側円筒表面52は、カップリング部材18、20が図1〜4に示される結合位置にあるとき、円筒壁部45の内側に接触して、ダスト又は他の異物がロック部材60の周囲の領域に侵入するのを防止する。
図1に示すように、第1カップリング部材18が第2カップリング部材20との完全結合すなわち結合位置にあるとき、解放部材33と一連の平坦部25すなわち平坦部25によって形成される非円形断面の前部との間に隙間がある。追加的に、解放部材33の分割円筒壁部36の前端部37は、ロック部材60に対して僅かに接触又は僅かに隙間を有している。第1カップリング部材18を第2カップリング部材20から切離したいとき、解放部材33が前端部21へ向って移動され、分割円筒壁部36の前端部37がロック部材60をリブ28へ向って軸方向に押圧するようにし、これにより、解放部材33によってロック部材60が押圧される第1ロック表面30によってロック部材60が外側へ押し広げられる(図8参照)。ロック部材60がリブ28の頂部31に整合する位置に押圧されたとき、第1カップリング部材18が第2カップリング部材20から解放されて、そこから分離されることが分る(図9参照)。
本発明は、以上の実施形態を参照して具体的に示され説明されているが、これらは、本発明を実施するための最良の形態を示したものに過ぎない。特許請求の範囲に定義された本発明の技術的範囲から逸脱することなく、ここで説明された本発明の実施形態の様々な変形例に本発明を用いることができることは、当業者には理解されるはずである。特許請求の範囲は、本発明の範囲を定義し、これにより、特許請求の範囲の技術的範囲内の方法及び装置、並びに、これらの均等物がカバーされることを意図する。この本発明の説明は、全ての新規及び自明でないここに説明された要素の組合せ、並びに、本出願及び後の出願の特許請求の範囲に表された新規で自明でないこれらの要素の組合せを含むことが理解されるべきである。さらに、上述の実施形態は、例示であって、本出願又は後の出願の特許請求の範囲に表すことができる全ての可能な組合せの単一の特徴すなわち要素ではない。
本発明の一実施形態に係るカップリングアセンブリの一部縦断面図である。 図1に示す実施形態に係るカップリングアセンブリの結合境界部を示す一部縦断面図である。 本発明の他の実施形態に係るカップリングアセンブリの結合境界部を拡大して示す図である。 本発明の更に他の実施形態に係るカップリングアセンブリの結合境界部を拡大して示す図である。 第1カップリング部材が第2カップリング部材に結合される前の図2Aに示される境界部分を示す一部縦断面図である。 第1カップリング部材が第2カップリング部材に結合される前であるが、解放部材のビードが第2カップリング部材の第2結合インジケータに受入れられた後の図2Aに示される境界部分を示す一部縦断面図である。 第1カップリング部材が第2カップリング部材結合された後でロック部材が摩耗した状態の図2Aに示される境界部分を示す一部縦断面図である。 切離し中の図1に示されるカップリングアセンブリを示す一部縦断面図である。 切離し後の図1に示されるカップリングアセンブリを示す一部縦断面図である。
符号の説明
18 第1カップリング部材、20 第2カップリング部材、30 第1ロック表面、33 解放部材、55 第2ロック表面、60 ロック部材、62 第1結合インジケータ、65 第2結合インジケータ

Claims (30)

  1. 軸線(A−A)に沿って前端部(21)から後端(22)へ延び、第1ロック表面(30)、及び、該第1ロック表面(30)と前記後端部(22)との間に配置された第1結合インジケータ(62)を含む第1カップリング部材(18)と、
    前記第1カップリング部材(18)の前記前端部(21)を受入れる受口と、外側表面(52)とを含み、前記受口が第2ロック表面(55)を含み、前記外側表面が第2結合インジケータ(65)を含む第2カップリング部材(20)と、
    前記第1ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置可能なロック部材(60)と、
    前記ロック部材(60)が前記第1ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置されたとき、前記第1及び第2結合インジケータ(62、65)を覆い、前記第1カップリング部材(18)と前記第2カップリング部材(20)とが離脱されたとき、前記第1及び第2結合インジケータ(62、65)の少なくとも一方を露出する解放部材(33)とを備えていることを特徴とするカップリングアセンブリ。
  2. 前記第1ロック表面(30)は、前記第1カップリング(18)上にリブ(28)の部分を形成し、前記ロック部材(60)は、前記第1カップリング部材(18)を前記第2カップリング部材(20)の前記受口に挿入したとき、当該ロック部材(60)が前記リブ(28)を通過することによって拡張され、その後、収縮されて前記第1ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置されるような寸法とされていることを特徴とする請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  3. 前記第1結合インジケータ(62)は、前記第1カップリング部材(18)と前記第2カップリング部材(20)とが結合され、かつ、カップリングアセンブリに摩耗が無いとき、前記解放部材(33)によって覆われ、前記第1カップリング部材(18)と前記第2カップリング部材(20)とが結合され、かつ、カップリングアセンブリが摩耗しているとき、少なくとも一部が露出されるように前記第1カップリング部材(18)上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  4. 前記第1結合インジケータ(62)の少なくとも一部は、隣接する前記第1カップリング部材(18)の表面(26)に対して視覚的に強調すなわち区別されていることを特徴とする請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  5. 前記第1結合インジケータ(62)は、前記第1カップリング部材(18)の外側表面(26)の不連続部を含むことを特徴とする請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  6. 前記第1結合インジケータ(62)の少なくとも一部は、第1の色を表し、前記第1カップリング部材(18)の前記第1結合インジケータ(62)に隣接する表面(26)は、第2の色を表していることを特徴とする請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  7. 前記第1結合インジケータ(62)は、前記第1ロック表面(30)と前記後端部(22)との間の前記第1カップリング部材(18)のほぼ平坦な外側表面(26)に配置された溝(64)を含むことを特徴とする請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  8. 前記第2結合インジケータ(65)は、前記第2カップリング部材(20)の外側表面(52)に対して視覚的に強調すなわち区別されていることを特徴とする請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  9. 前記第2結合インジケータ(65)の少なくとも一部は、第1の色を表し、前記第2カップリング部材(20)の前記第2結合インジケータ(65)に隣接する外側表面(52)は、第2の色を表していることを特徴とする請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  10. 前記第2結合インジケータ(65)は、前記第2カップリング(20)の外側表面(52)に配置された溝(66)を含み、前記解放部材(33)は、前記ロック部材(60)が前記第1ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置されたとき、前記溝(66)の中に受入れられるビード(46)を有する柔軟性のシール部分(35)を含むことを特徴とする請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  11. 軸線(A−A)に沿って前端部(21)から後端(22)へ延び、第1ロック表面(30)、及び、該第1ロック表面(30)と前記後端部(22)との間に配置された第1結合インジケータ(62)を含む第1カップリング部材(18)であって、前記第1結合インジケータ(62)が当該第1カップリング部材(18)の外側表面(26)の不連続部を含む第1カップリング部材(18)と、
    前記第1カップリング部材(18)の前記前端部(21)を受入れる受口と、外側表面(52)とを含み、前記受口が第2ロック表面(55)を含み、前記外側表面(52)が第2結合インジケータ(65)を含み、該第2結合インジケータ(65)がラッチ溝(66)を含む第2カップリング部材(20)と、
    前記第1カップリング部材(18)を前記第2カップリング部材(20)に結合するために、前記第1ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置可能なロック部材(60)と、
    前記ロック部材(60)が前記第1ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置されたとき、前記ラッチ溝(66)内に受入れられるビード(46)を含む解放部材(33)とを備えたカップリングアセンブリであって、
    更に、前記第1カップリング部材(18)上に配置されており、前記第1カップリング部材(18)と前記第2カップリング部材(20)とが結合され、かつ、カップリングアセンブリに摩耗が無いとき、前記解放部材(33)によって覆われ、カップリングアセンブリが離脱又は摩耗されているとき、少なくとも一部が露出される不連続部を備えていることを特徴とするカップリングアセンブリ。
  12. 前記第1ロック表面(30)は、前記第1カップリング(18)上にリブ(28)の部分を形成し、前記ロック部材(60)は、前記第1カップリング部材(18)を第2カップリング部材(20)の前記受口に挿入したとき、当該ロック部材(60)が前記リブ(28)を通過することによって拡張され、その後、収縮されて前記第1ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置されるような寸法とされていることを特徴とする請求項11に記載のカップリングアセンブリ。
  13. 前記解放部材(33)は、前記第1カップリング部材(18)と前記第2カップリング部材(20)とが離脱されたとき、前記第1及び第2結合インジケータ(62、65)の少なくとも一方が露出されるようになっていることを特徴とする請求項11に記載のカップリングアセンブリ。
  14. 前記不連続部の少なくとも一部は、第1の色を表し、前記第1カップリング部材(18)の前記不連続部に隣接する表面(26)は、第2の色を表していることを特徴とする請求項11に記載のカップリングアセンブリ。
  15. 前記不連続部は、前記第1カップリング部材(18)の外側表面(26)の溝(64)を含むことを特徴とする請求項11に記載のカップリングアセンブリ。
  16. 前記溝(64)の少なくとも一部は、第1の色を表し、前記第1カップリング部材(18)の前記溝(64)に隣接する外側表面(26)は、第2の色を表していることを特徴とする請求項15に記載のカップリングアセンブリ。
  17. 前記ラッチ溝(66)の少なくとも一部は、第1の色を表し、前記第2カップリング部材(20)の前記ラッチ溝(66)に隣接する外側表面(52)は、第2の色を表していることを特徴とする請求項11に記載のカップリングアセンブリ。
  18. 軸線(A−A)に沿って前端部(21)から後端(22)へ延び、第1ロック表面(30)と、カップリングアセンブリの結合状態を決定するための第1手段(62)とを含む第1カップリング部材(18)と、
    前記第1カップリング部材(18)の前記前端部を受入れる受口と、外側表面(52)とを含み、前記受口が第2ロック表面(55)を有する内側表面を含み、前記外側表面がカップリングアセンブリの結合状態を決定するための第2手段を含む第2カップリング部材(20)と、
    前記第1カップリング(18)を前記第2カップリング(20)に結合するために前記第1ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置可能なロック部材(60)とを備えたカップリングアセンブリであって、
    更に、前記ロック部材(60)が前記第ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置されたとき、前記第1及び第2手段(62、65)を覆ってカップリングアセンブリの結合状態を決定し、前記第1及び第2カップリング部材(18、20)が離脱されたとき、前記第1及び第2手段(62、65)の少なくとも一方を露出してカップリングアセンブリの結合状態を決定する解放部材(33)を備えていることを特徴とするカップリングアセンブリ。
  19. 前記第1ロック表面(30)は、前記第1カップリング(18)上にリブ(28)の部分を形成し、前記ロック部材(60)は、前記第1カップリング部材(18)を第2カップリング部材(20)の前記受口に挿入したとき、当該ロック部材(60)が前記リブ(28)を通過することによって拡張され、その後、収縮されて前記第1ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置されるような寸法とされていることを特徴とする請求項18に記載のカップリングアセンブリ。
  20. カップリングアセンブリの結合状態を決定するための前記第1手段(62)は、前記第1カップリング部材(18)と前記第2カップリング部材(20)とが結合され、かつ、カップリングアセンブリに摩耗が無いとき、前記解放部材(33)によって覆われ、前記第1カップリング部材(18)と前記第2カップリング部材(20)とが結合され、かつ、カップリングアセンブリが摩耗しているとき、少なくとも一部が露出されるように前記第1カップリング部材(18)上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  21. カップリングアセンブリの結合状態を決定するための前記第1手段(62)の少なくとも一部は、隣接する前記第1カップリング部材(18)の表面(26)に対して視覚的に強調すなわち区別できるようにされていることを特徴とする請求項18に記載のカップリングアセンブリ。
  22. カップリングアセンブリの結合状態を決定するための前記第1手段(62)の少なくとも一部は、第1の色を表し、カップリングアセンブリの結合状態を決定するための前記第1手段(62)に隣接する前記第1カップリング部材(18)の表面(26)は、第2の色を表していることを特徴とする請求項18に記載のカップリングアセンブリ。
  23. カップリングアセンブリの結合状態を決定するための前記第2手段(65)の少なくとも一部は、前記第2カップリング部材(20)の外側表面(52)に対して視覚的に強調すなわち区別できるようにされていることを特徴とする請求項18に記載のカップリングアセンブリ。
  24. カップリングアセンブリの結合状態を決定するための前記第2手段(65)の少なくとも一部は、第1の色を表し、カップリングアセンブリの結合状態を決定するための前記第2手段(65)に隣接する前記第2カップリング部材(20)の表面(52)は、第2の色を表していることを特徴とする請求項18に記載のカップリングアセンブリ。
  25. 軸線(A−A)に沿って前端部(21)から後端(22)へ向って延び、第1ロック表面(30)及び結合インジケータ(62)を含む第1カップリング部材(18)と、
    前記第1カップリング部材(18)の前記前端部を受入れる受口を含み、該受口が第2ロック表面(55)を有する内側表面を含む第2カップリング部材(20)と、
    前記第1カップリング部材(18)を前記第2カップリング部材(20)に結合するために前記第1ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置可能なロック部材(60)とを備えたカップリングアセンブリであって、
    更に、前記ロック部材(60)が前記第1ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置されたとき、前記結合インジケータ(62)を覆い、カップリングアセンブリが離脱又は磨耗されたとき、前記結合インジケータ(62)を露出する解放部材(33)を備えていることを特徴とするカップリングアセンブリ。
  26. 前記第1ロック表面(30)は、前記第1カップリング(18)上にリブ(28)の部分を形成し、前記ロック部材(60)は、前記第1カップリング部材(18)を第2カップリング部材(20)の前記受口に挿入したとき、当該ロック部材(60)が前記リブ(28)を通過することによって拡張され、その後、収縮されて前記第1ロック表面(30)と前記第2ロック表面(55)との間に配置されるような寸法とされていることを特徴とする請求項25に記載のカップリングアセンブリ。
  27. 前記結合インジケータ(62)は、前記第1カップリング部材(18)と前記第2カップリング部材(20)とが結合され、かつ、カップリングアセンブリに摩耗が無いとき、前記解放部材(33)によって覆われ、前記第1カップリング部材(18)と前記第2カップリング部材(20)とが結合され、かつ、カップリングアセンブリが摩耗しているとき、少なくとも一部が露出されるように前記第1カップリング部材(18)上に配置されていることを特徴とする請求項25に記載のカップリングアセンブリ。
  28. 前記結合インジケータ(62)の少なくとも一部は、隣接する前記第1カップリング部材(18)の表面(26)に対して視覚的に強調すなわち区別されていることを特徴とする請求項25に記載のカップリングアセンブリ。
  29. 前記結合インジケータ(62)の少なくとも一部は、第1の色を表し、前記第1カップリング部材(18)の前記結合インジケータ(62)に隣接する表面(26)は、第2の色を表していることを特徴とする請求項25に記載のカップリングアセンブリ。
  30. 前記結合インジケータ(62)は、前記第1ロック表面(30)と前記後端部(22)との間の前記第1カップリング部材(18)のほぼ平坦な外側表面(26)に配置された溝(64)を含むことを特徴とする請求項25に記載のカップリングアセンブリ。
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