JP2005289975A - 固形粉末化粧料の製造方法及び該製造方法により得られる固形粉末化粧料 - Google Patents
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Abstract
が固くなり、塗布具に化粧料が移行しなくなる現象)を生じず、塗布具へのとれが良好で
、塗布時の伸び広がりに優れ、しかも成形性の向上により耐衝撃性(誤って、化粧料を床
に落とした場合や、ハンドバッグ等に入れて持ち歩いた場合の耐衝撃性)に優れる固形粉
末化粧料を得るための新規な製造方法を提供するものである。
【解決手段】 化粧料基材と薄片状シリカ分散液とを混合し、容器に充填した後、前記薄片状シリカ分散液中の分散媒を乾燥除去して成形することを特徴とする固形粉末化粧料の製造
方法及び当該製造方法により得られることを特徴とする固形粉末化粧料。
【選択図】 なし
Description
る化粧料であり、携帯性が良いため、ファンデーションやアイシャドウ等のメーキャップ
化粧料に汎用されている剤型である。このような固形粉末化粧料は、通常、着色顔料、体
質顔料、光輝性顔料等からなる粉体系に油剤を加えて分散した化粧料基材をアルミニウム
等の金属製や樹脂製の皿状容器に充填し、成形することにより得られらるものである。
性が悪いと、成形物が割れたり、崩れたりするので、耐衝撃性が保証された水準になけれ
ばならない。また、固形粉末化粧料は、成形物表面を小道具で擦り取り、肌に塗布して使
用されるので、小道具への取れ具合、肌への塗布感等の使用感が商品の重要な品質となっ
ている。
されるだけでなく、充填成形方法に由来するものも多く、特に耐衝撃性の保証水準を確保
するためには、どのような充填成形方法を選択するかが重要である。
充填し、これを圧縮成形する方法(いわゆる、プレス成形法)が一般的に用いられてきた
。しかしながら、このプレス成形法では、化粧料基材の組成によって、成形品内部に空気
が残存し、これが原因となって耐衝撃性の低下、剥離、欠けといった成形不良の問題を生
じる場合があり、この問題が発生しないように、処方構成を検討したり、圧縮成形条件を
検討する必要があった。
流動イソパラフィン等の溶剤と混合し、皿状容器に充填した後、該溶剤を乾燥除去するこ
とにより固形粉末化粧料を得る方法(いわゆる、湿式成形法、例えば、特許文献1参照。
)、石膏を配合した化粧料基材を水と混合し、皿状容器に充填した後、該水を乾燥除去す
ることにより固形粉末化粧料を得る方法(例えば、特許文献2参照。)等が開発され、応
用されてきた。
粉末化粧料を得ることが難しかった。このため、化粧料基材中に油剤を多く配合すること
により、耐衝撃性を向上させることもなされているが、油剤を多く配合することにより、
ケーキング、塗布具へのとれの悪化、伸び広がりの悪さ等を引き起こす場合があった。ま
た、前記特許文献2記載の方法では、耐衝撃性を十分に満足させるためには、石膏を多く
配合する必要があり、塗布具へのとれの悪化、伸び広がりの悪さ等を引き起こす場合があ
った。
、しかも耐衝撃性に優れる固形粉末化粧料の開発が望まれていた。
05〜1μmであることを特徴する前記固形粉末化粧料の製造方法を提供するものである
。
μmol/m2であることを特徴する前記固形粉末化粧料の製造方法を提供するものであ
る。
固形粉末化粧料の製造方法を提供するものである。
る前記固形粉末化粧料の製造方法を提供するものである。
するものである。
キングを生じず、塗布具へのとれが良好で、塗布時の伸び広がりに優れ、しかも成形性の
向上により耐衝撃性に優れる固形粉末化粧料を得ることができる。
法を提供するものである。
じて、油剤、水性成分、界面活性剤、水溶性高分子、紫外線吸収剤、保湿剤、酸化防止剤
、美容成分、防腐剤、香料等を本発明の効果を損なわない範囲にて配合することができる
。
剤、賦形剤、紫外線遮蔽剤等の目的で用いられるものであり、通常化粧料に使用される粉
体であればよく、不定形、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子
径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、有機粉体類、光
輝性粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的に例示すれば
、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カー
ボンブラック、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲
母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、カオ
リン、炭化珪素、ベントナイト、スメクタイト、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、
酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミ
ニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、二
酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処
理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等の光輝性粉体、
ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フ
ッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合体等の
コポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子
樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、澱粉、シルク粉
末、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤
色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号
等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、
黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の
有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン
被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チ
タン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、ポリエチレンテレフタレー
ト・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層
フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末の
ラメ剤等が挙げられ、これらより一種又は二種以上用いることができる。尚、これら粉体
は、フッ素化合物、シリコーン化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラー
ゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤
等により、表面処理を施して用いても良い。
%(以下、単に「%」と略す。)が好ましい。粉体の配合量がこの範囲内であれば、塗布
時の伸び広がり、成形性が特に良好な固形粉末化粧料を得ることができる。
シリカの結合効果が特に優れるので好ましい。尚、本発明において、親水性粉体とは、水
中に粉体を添加、攪拌した時に、水中に分散するものであり、水表面に浮くものは疎水性
粉体と定義する。
、ペースト状、液体状の何れのものでもよく、動物油、植物油、合成油等の起源を問わず
、炭化水素類、油脂類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、
フッ素系油類、ラノリン誘導体類等が挙げられる。具体的には、流動パラフィン、重質流
動イソパラフィン、α−オレフィンオリゴマー、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレ
ン、ポリブテン、固形パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャ
ートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、エチレンプロピレンコポリマー、セレシ
ンワックス等の炭化水素類、ミツロウ、モクロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワ
ックス等のロウ類、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、パーム油、マカデミアンナッツ油
等の油脂類、ホホバ油、リンゴ酸ジイソステアリル、セチルイソオクタネート、ミリスチ
ン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジイソ
ステアリン酸ポリグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、ジオクタン酸ネオペ
ンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸
ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、ロジン酸ペンタエリトリットエステ
ル、ジステアリン酸プロピレングリコール、ゲイロウ等のエステル類、ステアリン酸、ラ
ウリン酸、ミリステチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、
セチルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ベヘニルアルコール、
オレイルアルコール、イソステアリルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチ
ルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、
ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、アルキル変性オルガノポリシロキサン、ポリ
オキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、アルコキシ変性オルガノポ
リシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカ
ン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、
酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体等
が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
い。油剤の配合量がこの範囲であると、ケーキング生じず、塗布具へのとれがより良好で
、塗布時の伸び広がりが特に良好な固形粉末化粧料を得ることができる。
例えば、低級アルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセ
リン、ポリグリセリン等のグリセロール類、アロエベラ、ウィッチヘーゼル、ハマメリス
、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液が挙げられ、これらを一種又は
二種以上用いることができる。
剤であればよく、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤
、両性界面活性剤等が挙げられる。具体的には、ノニオン性界面活性剤としては、例えば
、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪
酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸エステル
及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレング
リコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、
ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン
アルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール付加物、
ポリオキシアルキレン変性シリコーン、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコーン
等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。また、アニオン性界面活
性剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸及びそれらの無機及び
有機塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩
、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N
−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−ア
シルアミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リンゴ酸塩、
アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる
。そして、カチオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、ポリアミン及び
アルカノールアミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウム
塩等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いることができる。更に、両性界面活性剤
としては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エステル型、スルホン
酸型、リン酸エステル型のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用できる。例
えば、大豆リン脂質、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシルメチルアンモ
ニウムベタイン、N,N−ジアルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−トリア
ルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−
ビス(ポリオキシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシ
エチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン等が挙げられ、これらを一種又
は二種以上用いることができる。
ことにより製造されるものである。具体的には、ヘンシェルミキサー(三井三池社製)中
で粉体を均一分散し、これに油剤等を添加し、均一分散する方法等が挙げられる。
ある。
表面シラノール基含有量(μmol/m2)=(W×1111.1)/SA
※W:120℃における加熱したとき平衡質量と1200℃に加熱したときの
平衡質量の差
※SA:BET法よる比表面積
シリカ濃度 :14%
シリカ純度 :99.0%以上
平均厚み :0.01〜0.5μm
平均粒径 :0.1〜3μm
アスペクト比:20〜50
細孔容積 :0.10〜0.15mL/g
比表面積 :60m2/g
細孔分布 :3.5〜4nm
表面シラノール基:50〜70μmol/m2
ション、白粉、頬紅、口紅、アイシャドウ、アイライナー、アイブロウ、コンシーラー等
のメーキャップ化粧料等が挙げられる。また、本発明の固形粉末化粧料の形態は、ケーキ
状の他に、ドーム状、球状、半球状、円錐状、角錐状、ダイヤモンドカット状、スティッ
ク状等の多種多様な立体形状に成形することができる。
定するものではない。
表1及び表2に示す組成の固形粉末アイシャドウを調製し、「塗布具(チップ)へのと
れ具合」、「塗布時の伸び広がり」、「耐衝撃性」の各項目について、以下に示す評価方
法及び判定基準により、評価、判定し、結果を合わせて表1及び表2に示した。
A.成分1〜10をヘンシェルミキサー(三井三池社製)で均一分散する。
B.成分11〜16を加熱し、均一分散する。
C.Aをヘンシェルミキサーで攪拌しながら、Bを添加し、均一分散する。
D.Cの100質量部に対して、成分17〜20を所定量添加し、均一分散する。
E.Dをパルベライザーで粉砕する。(但し、実施例3は、粉砕せず。)
F.Eを金皿に充填し、圧縮成形し、室温で12時間乾燥させ、四角錐形状固形粉末ア
イシャドウを得た。
化粧品評価専門パネル20名に前記実施例及び比較例のアイシャドウを使用してもらい
、「塗布具(チップ)へのとれ具合」、「塗布時の伸び広がり」、について、各自が以下
の基準に従って5段階評価し、各アイシャドウ毎に評点を付し、更に全パネルの評点の平
均点を以下の判定基準に従って判定した。
評価基準:
[評価結果] :[評 点]
非常に良好 : 5点
良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
判定基準:
[評点の平均点] :[判 定]
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満 : ○
1.5以上〜3.5未満 : △
1.5未満 : ×
前記実施例及び比較例のアイシャドウをそれぞれ5個用意し、金皿に充填した状態のま
ま、50cmの高さからアクリル板上に正立方向で自由落下させ、落下後の表面状態を観
察し、各アイシャドウ毎に以下の評価基準により評点を付し、そしてn=5の評点の平均
点を算出し、以下の4段階の判定基準により判定した。
評価基準
[内 容] :[評 点]
変化無し : 4
僅かにヒビ割れがあるが、
使用性に問題無し : 3
ヒビ割れ、スキマ有り : 2
大きなヒビ割れやスキマ有り : 1
判定基準
[n=5の評点の平均点] :[判 定]
3.5以上 : ◎
3.0以上〜3.5未満 : ○
2.0以上〜3.0未満 : △
2.0未満 : ×
(成分) (%)
1.タルク 30
2.ジメチルポリシロキサン5%処理合成雲母 残量
3.窒化硼素 5
4.球状多孔質シリカ(平均粒径6μm) 5
5.炭化水素ワックス粉末(注1) 3
6.赤色226号 0.8
7.ジメチルポリシロキサン5%処理雲母チタン 20
8.酸化鉄被覆雲母チタン 5
9.ポリエチレンテレフタレート・アルミニウムエポキシ積層末 3
10.酸化チタン被覆ガラス末 3
11.ビタミンE 0.1
12.オキシベンゾン 0.1
13.イソノナン酸イソノニル 3
14.ポリグリセリン脂肪酸エステル 1
15.ジメチルポリシロキサン 3
A.成分1〜10をヘンシェルミキサー(三井三池社製)で均一分散する。
B.成分11〜15を加熱し、均一分散する。
C.Aをヘンシェルミキサーで攪拌しながら、Bを添加し、均一分散する。
D.Cの100質量部に対して、薄片状シリカ分散液(注7)を5質量部及び精製水30質量部を添加し、混合する。
E.Dを金皿に充填し、室温で24時間乾燥させ頬紅を得た。
※注7:表面シラノール基含有量が50μmol/m2である薄片状シリカ(二次粒子の
平均面径2μm、平均厚み0.3μm)の10%水分散液
耐衝撃性」の全ての項目に優れた固形粉末化粧料であった。
以 上
Claims (7)
- 化粧料基材と薄片状シリカ分散液とを混合し、容器に充填した後、前記薄片状シリカ分散液中の分散媒を乾燥除去して成形することを特徴とする固形粉末化粧料の製造方法。
- 前記薄片状シリカの二次粒子の平均面径が0.1〜10μm、平均厚みが0.005〜
1μmであることを特徴する請求項1記載の固形粉末化粧料の製造方法。 - 前記薄片状シリカの表面シラノール基(−SiOH)の含有量が30〜100μmol
/m2であることを特徴する請求項1又は2記載の固形粉末化粧料の製造方法。 - 前記化粧料基材100質量部に対して、前記薄片状シリカ分散液をシリカ換算で0.3〜3質量部用いることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の固形粉末化粧料の製造方法。
- 前記化粧料基材中に親水性粉体を20質量%以上配合することを特徴とする請求項1〜
4の何れかの項記載の固形粉末化粧料の製造方法。 - 前記化粧料基材中の油剤の配合量が15質量%以下であることを特徴とする請求項1〜
5の何れかの項記載の固形粉末化粧料の製造方法。 - 前記請求項1〜6の何れかの製造方法により得られることを特徴とする固形粉末化粧料
。
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