JP2005288674A - スリッター装置用カッター及びこのカッターを使用したスリッター装置 - Google Patents

スリッター装置用カッター及びこのカッターを使用したスリッター装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005288674A
JP2005288674A JP2004132224A JP2004132224A JP2005288674A JP 2005288674 A JP2005288674 A JP 2005288674A JP 2004132224 A JP2004132224 A JP 2004132224A JP 2004132224 A JP2004132224 A JP 2004132224A JP 2005288674 A JP2005288674 A JP 2005288674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
elastic spacer
spacer ring
block
mounting shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004132224A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yamano
修 山野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOTOBUKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KOTOBUKI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOTOBUKI SEISAKUSHO KK filed Critical KOTOBUKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP2004132224A priority Critical patent/JP2005288674A/ja
Publication of JP2005288674A publication Critical patent/JP2005288674A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Abstract

【課題】スリットされた薄帯状材料のバリの発生を減少し、スリット切断の精度を高める。
【解決手段】外径がほぼ同一の複数のブロック刃1と弾性スペーサーリング2が交互に装着軸5に同軸に配置され、弾性スペーサーリング2はライナー8を介して装着軸5に装着された第1のカッター25と、外径がほぼ同一の複数のブロック刃9と弾性スペーサーリング10が交互に装着軸15に同軸に配置され、弾性スペーサーリング10はライナー12を介して装着軸15に装着された第2のカッター26とからなり、第1のカッター25のブロック刃1に対向する位置に第2のカッター26の弾性スペーサーリング10が設けられ、第1のカッター25の弾性スペーサーリング2に対向する位置に第2のカッター26のブロック刃9が設けられ、第1のカッター25と第2のカッター26との間のギャップTがスリット切断する薄帯状材料の厚さの20から60%であることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、薄帯状材料を長手方向に沿って所定幅に連続的に切断するために使用されるためのスリッター装置用カッター及びこのカッターを使用したスリッター装置に関するものである。特に、金属箔等の薄帯状の金属材料を切断するために使用されるためのスリッター装置用カッター及びこのカッターを使用したスリッター装置に関するものである。
金属箔等の薄帯状材料は通常ロール状に巻かれており、使用に際してこのロール状の金属箔等を所定の幅にスリットし、そのスリットされたものをボビンやリールに巻き取り、それを逐次加工することになる。
前記した薄帯状材料を所定の幅にスリットするには、薄帯状材料を上下配置されたカッターの間を通すことにより行なわれる。
例えば、図8に示すように、上部のカッターとして、スペーサーリング37と、スペーサーリング37によって所定の間隔に設けられた複数枚の円板状カッター35とを装着軸36に同軸上に取りつけ、下部のカッターとして、スペーサーリング33と、スペーサーリング33によって所定の間隔に設けられた複数枚の円板状カッター32とを装着軸31に同軸に取り付け、上部のカッターと下部のカッターとを組み合わせ、上部カッターのスペーサーリング37と回転軸40に装着されたプーリー42との間にベルト38を掛け回し、下部カッターのスペーサーリング33と回転軸39に装着されたプーリー41との間にベルト34を掛け回して、上カッターと下カッターの間に搬送される薄帯状の金属材料を所定の幅にスリットするスリッター装置が知られている。
しかし、このスリッターは、スペーサーリングと駆動軸の間にベルトを掛け回す操作が必要であり、ベルトの張力を調整する手間がかかる。
また、このスリッターは上下カッターが交錯することで材料を直接切断し、上下一組のカッターで一つのカットをしている。
また、図9と図10に示すように、上部ブロック刃51と上部スペーサーリング52が交互に複数配列され、該複数の上部ブロック刃51が同軸で回転する上部ユニットと、下部ブロック刃54と下部スペーサーリング55が交互に複数配列され、該複数の下部のブロック刃54が同軸で回転する下部ユニットからなり、前記上部ブロック刃51に対向する位置に下部スペーサーリング55が設けられ、前記上部スペーサーリング52に対向する位置に下部ブロック刃54が設けられ、下部スペーサーリング55を上部ブロック刃51に定常的に押し付ける複数の支持ローラー56と該支持ローラー56を上部ユニット側に押し付けるスプリングを用いた支柱57が設けられたスリッター装置が知られている。L1は上部ユニットの回転軸を、L2は下部ユニットの回転軸を示す。
しかし、このスリッター装置は、スペーサーリングを複数の支持ローラーで上部ユニットに押し付けているために、押し付ける圧力の調整が難しく、また、シート材の駆動をスリットされたシート材を巻き取るボビンやリールにより行なうために、シート材が蛇行し易く、スリット幅のばらつきを生ずるという欠点を有している。
特開2003−266235号公報 特開2000−94385号公報
本発明の課題は、上記のようなカッターにベルトをかけるような手間を掛けることがなく、薄帯状材料の蛇行を防止し、バリの発生を減少し、スリット切断の精度を高めることである。
本発明の請求項1記載のスリッター装置用カッターは、所定幅を有するブロック刃と弾性スペーサーリングが交互に装着軸に同軸に配置され、弾性スペーサーリングはライナーを介して装着軸に装着され、ブロック刃と弾性スペーサーリングの外径がほぼ同一であり、ブロック刃の両端エッジ部で材料をカットすることを特徴としている。
本発明の請求項2記載のスリッター装置用カッターは、請求項1記載のカッターにおいて、弾性スペーサーリングの幅がライナーの幅に対して3から15%幅広い弾性スペーサーリングを装着し、締め付けによりライナー幅にあわせたことを特徴としている。
本発明の請求項3記載のスリッター装置は、ブロック刃と弾性スペーサーリングが交互に装着軸に同軸に配置され、弾性スペーサーリングはライナーを介して装着軸に装着され、ブロック刃と弾性スペーサーリングの外径がほぼ同一である第一のカッターと、ブロック刃と弾性スペーサーリングが交互に装着軸に同軸に配置され、弾性スペーサーリングはライナーを介して装着軸に装着され、ブロック刃と弾性スペーサーリングの外径がほぼ同一である第二のカッターからなり、前記第一のカッターのブロック刃に対向する位置に第二のカッターの弾性スペーサーリングが設けられ、前記第一のカッターの弾性スペーサーリングに対向する位置に第二のカッターのブロック刃が設けられ、第一カッターと第二カッターとの間のギャップTを維持しながらスリット切断することを特徴としている。
請求項4記載の発明は、第一のカッターと第二のカッターの間のギャップTがスリット切断する薄帯状材料の厚さの20から60%であることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項3又は4記載のスリッター装置において、第一のカッターの弾性スペーサーリングの幅がライナーの幅に対して3から15%広く、第二のカッターの弾性スペーサーリングの幅がライナーの幅に対して3から15%広く、それぞれ締め付けによりライナー幅にあわせて装着したことを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項3、4又は5記載のスリッター装置において、第一のカッターと第二のカッターのギャップTがスリット切断する薄帯状材料の厚さの3から20%であることを特徴としている。
請求項1記載のカッターは、スリッター装置に使用することにより、スリッター装置の薄帯状材料の蛇行を防止するとともに、所定幅を有するカッター刃により両端のエッジで同時に2つのスリット切断をすることができる。
請求項2記載のカッターは、幅広いスペーサーリングを両側から締め付けることで弾性スペーサーリングが硬くなるため、薄帯状材料の蛇行をさらに防止するとともに、バリの発生を減少し、スリット切断の精度をより高めることができる。
請求項3記載のスリッター装置は、第一のカッターと第二のカッターが噛み合わされない状態で薄帯状材料をスリット切断するので、バリの発生を減少し、スリット切断の精度を高めることができる。
請求項4記載のスリッター装置は、第一のカッターと第二のカッターのギャップTをスリット切断される薄帯状材料の厚さの20から60%とすることにより、バリの発生を減少し、スリット切断の精度をより高めることができる。
請求項5記載のスリッター装置は、薄帯状材料の蛇行を防止し、バリの発生を減少し、スリット切断の精度をよりさらに高めることができる。
請求項6記載のスリッター装置は、さらに薄帯状材料の蛇行を防止し、バリの発生を減少し、スリット切断の精度をよりさらに高めることができる。
以下、図1〜図7により、本発明のカッター及びスリッター装置を説明する。
図1は、本発明のカッターの正面図である。装着軸5には、ブロック刃1と弾性スペーサーリング2が交互に複数装着され、締付具3、4により装着軸5に固定されている。装着軸5の端部は駆動部と接続するために、軸芯と直角方向の断面が四角形、六角形等であってもよい。弾性スペーサーリング2の外径は、ブロック刃1ほぼ同一とするのが好ましい。ほぼ同一とは、約0.1%程度までの範囲で、弾性スペーサーリングの外径が、ブロック刃の直径より大きくても小さくてもよいことを意味する。より好ましくは0.01%以下の範囲である。この範囲内であれば、第一のカッターと第2のカッターがスリット切断する薄帯状材料を正確に保持して、薄帯状材料が搬送され、スリット切断の精度を高めることができる。この範囲外であると、第一のカッターと第2のカッターがスリット切断する薄帯状材料を正確に保持をすることが難しくなり、スリット切断によるバリが発生し、スリット幅の精度も低くなる。
両端の6と7は、ブロック刃でもよいし、内側のブロック刃に弾性スペーサーリング押し付けるためのフランジであってもよい。
ブロック刃とフランジの材質としては、通常スリッターのカッター刃の材料として使用されているものを使用することができるが、超硬合金、高速度鋼、ハイス材等の高硬度のものが好ましい。
弾性スペーサーリングの材質としては、天然ゴム、合成ゴム(例えば、シリコーン系、フッ素系、ウレタン樹脂等)等を挙げることができる。
図2は、図1の軸方向の断面図である。装着軸5には、複数のブロック刃1及びライナー8を介して弾性スペーサーリング2が装着され、締付具3、4により装着軸5に装着されている。ライナー8の外径は、弾性スペーサーリング2の外径の約3分の1〜約2分の1が好ましい。ライナー8の材料としては、ブロック刃と同様のものを使用することができる。ライナー8を介して弾性スペーサーリング2を装着することにより、スリット切断の第一のカッターと第2のカッターがスリット切断する薄帯状材料を、正確に保持して薄帯状材料が搬送し、スリット切断の精度を高めることができる。弾性スペーサーリングとライナーの幅は、弾性スペーサーリングの幅がライナーの幅よりもスリット切断する薄帯状材料の厚さの約3〜約15%の範囲で広い方が好ましい。この範囲であると、弾性スペーサーリングはブロック刃とブロック刃又はフランジにより圧縮されて見掛けの硬さが上昇する。そのため、カッター刃とスペーサーリングにより薄帯状材料に静水圧力場を形成し、カッター刃とカッター刃の微少クリアランス間で被加工材料の延性特性を活用して、薄帯状材料のせん断加工および搬送を正確に行うことができ、バリの発生をより減少することができ、スリット切断の精度が高くすることができる。
図3は本発明のスリッター装置の正面図、図4は本発明のスリッター装置のカッター25と26の軸方向の断面図である。第一のカッター25は、複数のブロック刃1と弾性スペーサーリング2が交互に組み合わされ、締付具3と4により装着軸5に固定されている。7はブロック刃でもよいし、フランジであってもよい。スペーサーリング2は、ライナー8を介して装着軸5に装着されている。第二のカッター26は、複数のブロック刃9と弾性スペーサーリング10が交互に組み合わされ、締付具13と14により装着軸15に固定されている。スペーサーリング10はライナー12を介して装着軸15に装着されている。第一のカッター25と第二のカッター26とは、第一のカッター25のブロック刃1に対向する位置に第二のカッター26の弾性スペーサーリング10が設けられ、第一のカッター25の弾性スペーサーリング2に対向する位置に第二のカッター26のブロック刃9が設けられるように、基台22に設けられた軸受け19、20により支持されている。第二のカッター26の装着軸15は、駆動軸18を介して駆動装置21と連結されており、駆動装置21を駆動することにより、第二のカッター26は薄帯状材料を搬送する方向に回転する。第二のカッター26が回転することにより、第一のカッター25も回転し、薄帯状材料23を搬送すると同時に、薄帯状材料23をスリット切断する。スペーサー16と17は、駆動装置により装着軸15が回転するときに、第2のカッター26が装着軸芯方向に振れて、薄帯状材料が蛇行することを防止し、スリット切断の精度を高めることができる。
図3と図4では、駆動装置21は駆動軸18を介して第二のカッター26の装着軸15に連結されているが、駆動装置21は第一のカッター25の装着軸5に連結されていてもよいし、第一のカッター25の装着軸5と第二のカッター26の装着軸15の双方に連結されていてもよい。
図5は本発明のスリッター装置のブロック刃による薄帯状材料23の切断時の概念図である。
薄帯状材料23は、駆動装置により回転されている第一のカッター25及び/又は第二のカッター26の回転により、第一のカッター25と第二のカッター26間を搬送されると同時に、第一のカッター25と第二のカッター26によりスリット切断される。この際、第一のカッター25と第二のカッター26の間にはギャップTがあり、通常のスリット切断のように、ブロック刃1とブロック刃9は噛み合っていない。ギャップTは、スリット切断される薄帯状材料の厚さの20から60%の範囲が好ましい。より好ましくは、スリット加工される薄帯状材料の厚さの40から60%である。この範囲であると、薄帯状材料23が蛇行することを防止し、バリの発生を抑えて、スリット切断の精度を高めることができる。ギャップTは、薄帯状材料の厚さの20%未満では、スリットはできるが、エッジ部が波打ち、材料の蛇行が発生する。薄帯状材料の厚さの60%より大きいと、せん断加工の他の材料破壊を引き起こし、バリが発生しやすくなる。
図6は本発明の第一のカッター25と第二のカッター26の組み合わせが、図3と異なる他の組み合わせを表したものである。図3では、第一のカッターと第二のカッターのブロック刃、弾性スペーサーリング及びフランジの数が同じであるが、図6では第二のカッターのブロック刃、弾性スペーサーリング及びフランジの数が第一のカッターよりも1個多くなっている。
第一のカッター25は、ブロック刃1の間に弾性スペーサーリング2が締付具3、4により装着軸5に装着されている。第二のカッター26は、第一のカッターに対応して、ブロック刃9と弾性スペーサーリング10が締付具13、14により装着軸15に装着されている。外側の11と24は、ブロック刃でもよいし、フランジであってもよい。
図7は、第一のカッター25のブロック刃1と第二のカッター26のブロック刃9との間のギャップTを表したものである。第一のカッター25のフロック刃1と第二のカッター26のブロック刃9との間のギャップTは、スリット切断される薄帯状材料の厚さの3から20%の範囲が好ましく、より好ましくは5から10%の範囲である。
第一のカッター25のブロック刃1と第二のカッター26のブロック刃9との間のギャップTが、スリット切断される薄帯状材料の3%より少なくてもスリットはできるが、クリアランスに余裕がないため、カッター刃エッジ部への応力が大きくなり、カッター刃の寿命を早めることになる。また、20%より大きいとせん断加工ができない。
薄帯状材料のスリット幅は、ブロック刃、弾性スペーサーリング及びライナーの幅により調整することができる。スリットすることができる幅としては、約1ミリメートルからスリット切断することができるが、実用的な面からスリット幅としては約1〜約50ミリメートルが好ましい。
薄帯状材料の厚さとしては、約0.01〜約1.0ミリメートルに好ましく使用することができる。
本発明のスリッター装置は、金属箔等の薄帯状材料のスリットに適しており、種々の薄帯状の金属材料、例えば、金、アルミニウム、希土類金属、合金、アモルファス等に適用することができる。
本発明のスリッター装置により、マイクロメーター単位の精度が要求されるスリット切断をすることができる。
本発明のスリッターによりスリット切断された薄帯状材料は、さらに耳擦り機等により切断面を研磨することにより、切断面をよりきれいに仕上げることができる。
ハイス鋼を焼き入れして外径150φ、幅15mmのカッター刃を複数枚作製し、第一カッターと第二カッターとした。ポリウレタンゴムを材料として、幅16mmの弾性スペーサーリングを作製し、幅15mmのライナーに装着した。第一及び第二カッター刃と弾性スペーサーリングの外径を同一にするために、装着軸に配置した後、研磨機で研磨加工した。図3のスリッター装置を使用して、薄帯状材料を幅15mmにスリット切断した。薄帯状材料は、ロール状の幅80mm、厚さ0.2mm、パーマロイ材(78%Ni−Fe合金)を使用した。ギャップTは、0.02mmとして、ギャップTを表1のように変えてスリット切断を行った。結果を表1に示す。なお、ギャップTとギャップTを調整するための調整機構がスリッター装置に具備されており、それぞれのギャップはノギスと隙間ゲージを使用し調整した。
Figure 2005288674
なお、スリット切断で、○は切断できたことを、△は完全に切断できなかったことを表わす。綜合評価は、◎は非常によい、○は実用上問題なし、△は実用上問題あり、×は実用上使用不能を表す。
表1より、比較の資料1は、切断部が波を打っており、カッター刃への負荷が大きく、カッター刃の磨耗が早くなる。比較の資料7は、完全に切断することができず、切断できなかった部分を生じ、バリは大きく、切断面はざらざらであった。本発明の資料2から6は、バリも小さく、切断部の外観も良好であり、実用上も問題の無いことがわかる。
実施例1において、ギャップTを0.1mmとし、ギャップTを表2に示すように飼えてスリット加工を行った。結果を表2に示す。評価は実施例1と同様に行った。
Figure 2005288674
表2より、比較の資料8は、カッター刃への負荷が大きく、カッター刃の磨耗が早くなる。比較の資料13は、完全に切断することができず、切断できなかった部分を生じ、バリは大きい。本発明の資料9から12は、バリの発生も小さく、切断部の外観も良好であり、実用上問題の無いことがわかる。
本発明のスリッター装置用カッター及び本発明のカッターを使用したスリッター装置は、カッターが薄帯状材料を搬送すると同時にスリット切断するので、種々の薄帯状材料、例えば、金属箔等の薄帯状材料を高い精度でスリット切断することができる。
本発明のカッターの正面図である。 図1のカッターの装着軸方向の断面図である。 本発明のスリッター装置の正面図である。 図3のスリッター装置の装着軸方向断面図である。 本発明のスリッター装置の薄帯状材料スリット切断の概念図である。 本発明の第一カッターと第二カッターの他の組み合わせを表した図である。 本発明の第一のカッターのブロック刃と第二のカッターのブロック刃のギャップを表した図である。 従来のスリッター装置の側面図である。 従来のスリッター装置の正面図である。 従来のスリッター装置の斜視図である。
符号の説明
1 ブロック刃
2 弾性スペーサーリング
3 締付具
4 締付具
5 装着軸
6 ブロック刃又はフランジ
7 ブロック刃又はフランジ
8 ライナー
9 ブロック刃
10 弾性スペーサーリング
11 ブロック刃又はフランジ
12 ライナー
13 締付具
14 締付具
15 装着軸
16 スペーサー
17 スペーサー
18 駆動軸
19 軸受け
20 軸受け
21 駆動部
22 基台
23 薄帯状材料
24 ブロック刃又はフランジ
25 第一のカッター
26 第二のカッター
31 装着軸
32 カッター
33 スペーサーリング
34 ベルト
35 カッター
36 装着軸
37 スペーサーリング
38 ベルト
39 回転軸
40 回転軸
41 プーリー
42 プーリー
51 上部ブロック刃
52 上部スペーサーリング
53 上部支持ローラー
54 下部ブロック刃
55 下部スペーサーリング
56 下部支持ローラー
57 スプリングを用いた支柱
58 基台

Claims (6)

  1. 所定幅を有するブロック刃と弾性スペーサーリングが交互に装着軸に同軸に配置され、弾性スペーサーリングはライナーを介して装着軸に装着され、ブロック刃と弾性スペーサーリングの外径がほぼ同一であり、ブロック刃の両端エッジ部で材料をカットすることを特徴とするスリッター装置用カッター。
  2. 弾性スペーサーリングの幅がライナーの幅に対して3から15%幅広い弾性スペーサーリングを装着し、締め付けによりライナー幅にあわせたことを特徴とする請求項1記載のスリッター装置用カッター。
  3. ブロック刃と弾性スペーサーリングが交互に装着軸に同軸に配置され、弾性スペーサーリングはライナーを介して装着軸に装着され、ブロック刃と弾性スペーサーリングの外径がほぼ同一である第一のカッターと、ブロック刃と弾性スペーサーリングが交互に装着軸に同軸に配置され、弾性スペーサーリングはライナーを介して装着軸に装着され、ブロック刃と弾性スペーサーリングの外径がほぼ同一である第二のカッターからなり、前記第一のカッターのブロック刃に対向する位置に第二のカッターの弾性スペーサーリングが設けられ、前記第一のカッターの弾性スペーサーリングに対向する位置に第二のカッターのブロック刃が設けられ、第一のカッターと第二のカッターとの間のギャップTを維持しながらスリット切断することを特徴とするスリッター装置。
  4. 第一のカッターと第二のカッターとの間のギャップTがスリット切断する薄帯状材料の厚さの20から60%であることを特徴とする請求項3記載のスリッター装置。
  5. 第一のカッターの弾性スペーサーリングの幅がライナー幅に対して3から15%広く、第二のカッターの弾性スペーサーリングの幅がライナー幅に対して3から15%広く、それぞれ締め付けによりライナー幅にあわせて装着したことを特徴とする請求項3又は4記載のスリッター装置。
  6. 第一のカッターと第二のカッターの間のギャップTがスリット切断する薄帯状材料の厚さの3から20%であることを特徴とする請求項3、4又は5記載のスリッター装置。
JP2004132224A 2004-03-31 2004-03-31 スリッター装置用カッター及びこのカッターを使用したスリッター装置 Pending JP2005288674A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004132224A JP2005288674A (ja) 2004-03-31 2004-03-31 スリッター装置用カッター及びこのカッターを使用したスリッター装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004132224A JP2005288674A (ja) 2004-03-31 2004-03-31 スリッター装置用カッター及びこのカッターを使用したスリッター装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005288674A true JP2005288674A (ja) 2005-10-20

Family

ID=35322194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004132224A Pending JP2005288674A (ja) 2004-03-31 2004-03-31 スリッター装置用カッター及びこのカッターを使用したスリッター装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005288674A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301667A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Jatco Ltd 金属製薄板ドラム切断装置及び金属製薄板ドラム切断方法
JP2015051477A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 株式会社 テクニカルサポート プリント基板切断装置
CN108115743A (zh) * 2017-12-07 2018-06-05 广西百色兴和铝业有限公司 用于铝箔分切的装置
CN114568734A (zh) * 2022-02-08 2022-06-03 昆明鼎承科技有限公司 一种带材定宽分切装置
KR102456716B1 (ko) * 2022-02-07 2022-10-20 주식회사 이디에스 슬리팅 나이프 유닛
KR102486193B1 (ko) * 2021-12-07 2023-01-09 방상연 슬리터
KR102522204B1 (ko) * 2021-12-07 2023-04-14 방상연 슬리터

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5695599A (en) * 1979-12-03 1981-08-03 Beloit Corp Slicer for paper web
JPH07266292A (ja) * 1994-03-24 1995-10-17 Toyo Hamono Kk スリッター装置および上下丸刃のクリアランス調整方法
JPH08243978A (ja) * 1995-03-06 1996-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 切断装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5695599A (en) * 1979-12-03 1981-08-03 Beloit Corp Slicer for paper web
JPH07266292A (ja) * 1994-03-24 1995-10-17 Toyo Hamono Kk スリッター装置および上下丸刃のクリアランス調整方法
JPH08243978A (ja) * 1995-03-06 1996-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 切断装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301667A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Jatco Ltd 金属製薄板ドラム切断装置及び金属製薄板ドラム切断方法
JP2015051477A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 株式会社 テクニカルサポート プリント基板切断装置
CN108115743A (zh) * 2017-12-07 2018-06-05 广西百色兴和铝业有限公司 用于铝箔分切的装置
KR102486193B1 (ko) * 2021-12-07 2023-01-09 방상연 슬리터
KR102522204B1 (ko) * 2021-12-07 2023-04-14 방상연 슬리터
KR102456716B1 (ko) * 2022-02-07 2022-10-20 주식회사 이디에스 슬리팅 나이프 유닛
CN114568734A (zh) * 2022-02-08 2022-06-03 昆明鼎承科技有限公司 一种带材定宽分切装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05192816A (ja) シームレス帯ループ及びワイヤループの製造方法及び装置、そして帯鋸及びワイヤ鋸内で切断工具として用いるその用途
JP2005288674A (ja) スリッター装置用カッター及びこのカッターを使用したスリッター装置
CN106255577B (zh) 用于具有直边缘的轮廓的高性能旋转切割设备
JPS6344514B2 (ja)
US10682783B2 (en) Light-weight spacer for a slitting machine
JP2000141279A (ja) スリッタ刃
JP2003200379A (ja) 金属箔スリット加工装置
JP6850418B2 (ja) 金属条の製造方法
JP2006021312A (ja) 薄帯状材料のスリット加工方法及び装置
JP2006021310A (ja) 薄帯状材料のバリ取り方法及びバリ取り装置
JPH11347999A (ja) ダイカット装置
JP2009023066A (ja) ソーワイヤ及びそのソーワイヤを用いたワイヤソーによる切断方法
JP4639852B2 (ja) ロータリーダイカッター
JP4737490B2 (ja) 連続繊維の切断装置
JP2007136620A (ja) 金属帯のサイドトリミング又はスリッティング方法
JP5050131B1 (ja) スリッタスタンド及びスリッタライン
CN2910436Y (zh) 开料机
JP4747555B2 (ja) トリマー刃及び鋼板のトリミング方法
CN210172670U (zh) 一种钢带纵剪切条机用圆盘剪
JP2004050307A (ja) フィルム裁断方法および装置
JP2022171349A (ja) 電極材料の製造方法
WO2018180378A1 (ja) 帯状金属材、スリット方法並びに帯状材の蛇行測定方法
JP2007075960A (ja) シャーカット装置及び帯状シートのスリット方法
JP2023008147A (ja) ロータリーダイカッター
JP5121262B2 (ja) ワイヤソー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091202

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20091208

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20101221

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02