JP2005288607A - 携帯式ファスナー打ち込み工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス燃焼式等のコイルネイラーにおいて、釘の送りを円滑に行うと共に故障を抑制する。
【手段】ガス燃焼式の釘打ち機において、本体の前面に設けるヘッド部3は、ロッド17及び釘nが通るガイド筒35と、ガイド筒35を設けたメインガイド体36と、メインガイド体36と対を成して釘の送り空間を形成するサブガイド体37と、送りモータ48と、送りモータ47で駆動されるギアユニット46とを備えている。送りギア73によって釘連結体Nがガイド筒35に送られる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、釘やピンのようなファスナーをその軸方向に叩打してワークに打ち込む携帯式ファスナー打ち込み工具に関する。
携帯式のファスナー打ち込み工具は、ファスナーの種類から見ると、釘打ち機、ピン打ち機(或いは鋲打ち機)、ステープル打ち機等に分類できる。他方、駆動源から見ると、圧縮空気を利用したもの、ガスの燃焼圧を利用したもの、火薬の爆発力を利用したもの、電気を利用したもの等に分類できる。
いずれにしても、ファスナーは打ち込み用のロッドを備えており、ロッドの前方にファスナーを1本ずつ供給することにより、連続的な打ち込みが許容されている。
ファスナー打ち込み工具には使用するファスナーはその多数本が連結具で連結されており、このファスナー連結体をマジガンに収容し、マガジン内において1ピッチずつ繰り出すことにより、ファスナーをロッドの前方に1本ずつ供給している。
ファスナー連結体に、コイル状(ロール状)に巻くことができるタイプがある。これは、樹脂テープや細線材(針金)のように変形可能な素材からなる連結具で多数本のファスナーを平行に並べた状態に連結したもので、釘に多用されている。このコイル状に巻ける釘連結体はドラム状のマガジンに多数本を収納できる利点がある。そして、コイル状に巻いた釘連結体を装填できる打ち込み工具は「コイルネイラー」と呼ばれている。
コイルネイラーとして、殆ど例外なく駆動源に圧縮空気を使用した「エアーツール」が使用されている。これは、コイルネイラーでは、釘連結体をロッドの前方に送るために可動式の送り用部材を備えた送り装置を設ける必要があるが、送り装置付き動力源として圧縮空気を使用できるからである。そして、従来のコイルネイラーにおける釘送り装置は、釘送り用の小さなピストンを圧縮空気で駆動し、このピストンで往復動する送り爪によって釘を送る構造になっている(例えば特許文献1、2参照)。
実開平5−72380号公報 米国特許第3945551号明細書
従来のコイルネイラーにおける送り装置のように往復動式の送り爪で釘(ファスナー)を送る構造では、部材の動きが複雑であるため、送りがスムースでない場合があったり故障しやすいといった問題があった。
また、従来において送り爪をピストンで送っていたのは、送り装置の動力源として圧縮空気を使用していたからであるが、例えばガス燃焼式打ち込み工具や火薬爆発式打ち込み工具のように圧縮空気を使用できない打ち込み工具については、従来の送り装置は使用し難いという問題もある。
本願発明は、このような現状を改善することを主たる課題とするものである。
請求項1の発明は、ファスナーを打ち込むロッドが内蔵された本体と、ロッドをその軸方向に前進させるロッド打ち出し手段と、本体の先端に設けられると共にファスナーの案内部を有するヘッド部と、多数本のファスナーを並列状に並べた状態に連結具で連結して成るファスナー連結体を装填するファスナー保持手段と、前記ファスナー保持手段に装填されファスナー連結体をファスナーの並び方向に繰り出してファスナーをロッドの前方に1本ずつ供給する動力式のファスナー送り手段とを備えている打ち込み工具において、前記ファスナー送り手段は、ファスナー連結体に係合してこれを送るロータリー式送り部材を備えている。
請求項2の発明では、請求項1において、前記ロッド打ち出し手段は燃焼ガスの圧力を動力源としている一方、前記ファスナー送り手段は、ロータリー式送り部材としての送りギアと、この送りギアを駆動する電動モータとを備えている。
請求項3の発明では、請求項1又は2において、前記ファスナー連結体はコイル状又はロール状に巻くことが許容されている一方、前記ファスナー保持手段は開閉自在な蓋を有するマガジンであり、このマガジンは、釘連結体をコイル状又はロール状に巻いた状態で収納できるように断面略円形のドラム状に形成されている。
請求項4の発明は、請求項2又は3において、前記送り手段は、ロッドの動きを検知する第1センサーと、ファスナーの送りを検知する第2センサーと、モータの回転を停止させるブレーキとを備えており、ロッドが後退した状態を第1センサーで検知するとモータが駆動してファスナーの送りを開始し、ファスナーの送り終了を第2センサーで検知すると前記ブレーキに通電してモータの回転を停止させるように設定している。
本願発明によると、送り部材はロータリー式であるため、送り機構を単純化することができ、このため、ファスナーの送りをスムースに行えると共に、故障を抑制することも可能になる。
ところで、ガス燃焼式の打ち込み工具はエアコンプレッサのような付属装置が要らないため機動性に優れており、また、ホースも不要である操作性に優れると共に作業者の身体的負担も抑制できる利点がある。そこで、コイル状のファスナーを使用可能ならしめるべく、ガス燃焼圧の一部を利用してコイル式釘連結体を送ることが試みられている。しかし、コイル状のファスナーを安定して送ることができず、実用化には至っていない。
これに対して本願発明では、送り部材の駆動に、電気を動力源としてモータやロータリーソレノイドのような回転式アクチェータを使用することができるため、ガス燃焼式の打ち込み工具にも、例えば電池を電源として使用することにより、請求項3に記載したコイル状のファスナーを使用することが容易となり、その結果、ガス燃焼式打ち込み工具や火薬燃焼式打ち込み工具をコイルネイラーと成すことを実現できる。
ところで、ファスナー打ち込み工具では、ロッドが後退し切ってから当該ロッドの前方にファスナーを供給する必要がある。もし、ロッドが後退し切る前や前進途中においてファスナーの送りが行われると、事故や故障の原因になる。
他方、例えばガス燃焼式打ち込み工具では、トリガーの引き動作を電気的スイッチで検出し、このトリガースイッチのONで点火プラグに通電させてガスを燃焼(爆発)させるようになっている(但し、安全装置が作動しないとトリガースイッチを引けず、点火プラグに通電しないようになっている)。
そこで、ファスナーの送りを電気的アクチェータで行う場合、ロッドの後退動を検知する1つの方法として、トリガースイッチの信号を利用することが考えられる。すなわち、トリガースイッチの信号がONになってからロッドが前進して更に後退し切るまでの時間は予め分かっているので、トリガースイッチからの信号とタイマー又は遅延回路とを組合せることにより、ロッドの後退動を検知し、それからファスナーを送るための電気的アクチェータを作動させるという制御方法が考えられる。
しかし、この方法の場合、ロッドが後退途中において何らかのトラブルで停止するとファスナーを送れなくなり、電気的アクチェータの損傷(焼き付き)等の問題が発生する虞がある。また、従来はファスナーがロッドの前方に供給されていなくてもロッドの前進動は可能であり、このため、ロッドだけが前進する空打ちを防止できなかった。
これに対して請求項4のように構成すると、ロッドの後退動を確実に検知できるため送りミスを防止できると共に、ロッドだけが前進する空打ちを防止することができ、更に、モータが回転し過ぎることを防止できるため、特に好適である。なお、第1センサーと第2センサーとは接触式センサーと非接触式センサーとのいずれも使用可能であるが、誤作動防止の点からは接触式センサーが好ましいと言える。
次に、本願発明を釘打ち機に適用した実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図26は第1実施形態(主たる実施形態)である。
(1).概要
先ず、図1〜図4に基づいて全体の概要と基本的な動作構造とを説明する。図1(A)はガス燃焼式釘打ち機(コイルネイラー)の右側面図、図1(B)は釘打ち機に使用する釘連結体Nの部分斜視図、図2は打ち込み可能状態での釘打ち機の正面図、図3はマガジンを開いた状態の正面図、図4は釘打ち機の縦断側面図、図5はヘッド部の右側面図である。
釘打ち機は、例えば図1と図4とから理解できるように、シリンダ2を内蔵した本体(ボデー)1と、本体1の前面に設けたヘッド部3と、ヘッド部3に着脱可能に取り付けたマガジン4とを備えている。
釘連結体Nは、図1(B)に示すように、2条の樹脂製連結具(ストリップ)Sに多数本の釘nを並べて連結した形態になっており、この釘連結体Nをコイル状に巻いてマガジン4に収納している(なお、以下の説明では、単体の釘と連結体とを峻別する必要がない場合は、釘n」の用語を使用することもある)。
図3に示すように、マガジン4は、ヘッド部3に取付く固定部材5と、この固定部材5の下端にピン59で開閉自在に連結された可動部材(蓋)6とから成っている。
本体1は、その外形を構成する中空状のメインハウジング8と、メインハウジング8の後面にねじで固着したリアカバー9を備えており、メインハウジング8の下面部には、上端にトリガー10を有する中空状のグリップ(ハンドル)11と、その前方に位置した側面視前傾姿勢のフロント部12とが下向きに延びる状態で設けられている。
また、フロント部12には、キャップで塞がれた下向きに開口の燃料セル室が空いており、この燃料セル室にガスカートリッジ(ガスボンベ)15を収納している。キャップを開閉することにより、ガスカートリッジ15を出し入れすることができる。グリップ11の下方には空所が空いており、この空所に充電式の電池13を収納している。
なお、グリップ11も中空になっており、その内部には、打ち込みの制御を司る回路ユニット(図示せず)を配置している。フロント部12とグリップ11の下端とは一体に繋がっており、また、フロント部12の下端前方には、マガジンを落下不能に保持する支持ブラケット部16を突設している。
例えば図4から理解できるように、マガジン4に収納された釘連結体Nはヘッド部3に1ピッチずつ繰り出され、釘nがロッド17の打撃によって前進動し、ワークに打ち込まれる。
(2).動作の基本構造
次に、図4に基づいて釘打ち機の動作の基本構造を説明する。シリンダ2の内部にはピストン19が摺動自在に嵌まっており、このピストン19にロッド(ドライバブレード又はハンマーブレードと言うこともできる)17を取付けている。本実施形態では、ロッド17はねじ込みによってピストン19に取り付けられている。ロッド17はピストン19とを一体構造とすることも可能である。
なお、本明細書で上下・左右・前後といて文言で構造や指示方向を特定する場合、左右とは使用者と対向した方向(ロッドの前進方向と対向した方向)を基準にしており、前後とはロッド17の前進・後退方向を基準にしており、上下とは、ロッド17が水平になる姿勢で使用者が釘打ち機を持った状態を基準にしている。従って、ヘッド部3は本体1の前方に配置されており、マガジン4はヘッド部3の下方に配置されている。
シリンダ2の後方には、ファンモータ20で駆動されるファン21が配置されている。ファンモータ20はシリンダヘッド23に固定されており、シリンダ2の後端とシリンダヘッド23との間の空間部が燃焼室24となっている。
従って、ファン21は燃焼室24の内部に配置されており、主としてファン21により、燃料ガスと空気との攪拌、及び、燃焼ガスの掃気、並びに燃焼室24を囲む部材の冷却とが行われる。シリンダヘッド23には、燃焼室に望む点火プラグ25を設けている。なお、シリンダ2を燃焼室24と成すことも可能である。
シリンダ2の略後半部は、中空状でかつロッド17の軸方向に往復動し得るバルブスリーブ26で囲われている。バルブスリーブ26は安全装置の一環を成すもので、後部が大径になょている。そして、詳細は後述するノーズ部材27がワークに当たるとバルブスリーブ26が後退動し、すると、当該バルブスリーブ26の後部がシリンダヘッド23ときっちり嵌合すると共に、バルブスリーブ26の小径部がシリンダ2の外周にきっちり嵌合する。これにより、燃焼室24は密閉状態になると共に、トリガー10を引くと点火プラグ25に通電し得るロック解除状態になる。
ガスカートリッジ15に充填した燃料ガスは、定量ノズル(図示せず)と制御弁とを介して燃焼室に供給される。更に、燃料ガスに空気を混合するため、リアカバー9には吸気穴28が空いている。シリンダヘッド23の後部は案内部材29で囲われており、このため空気は流れ良く燃焼室24に流入する。また、案内部材29とスリーブ26との間には間隔が空いており、メインハウジング8とシリンダ2との間には前向きに開口した隙間が空いている。
バルブスリーブ26が前進した状態ではトリガー10を引くことができない。他方、バルブスリーブ26が後退してトリガー10を引くと、ファン21が回転して燃焼室24での燃料ガスと空気との攪拌が行われると共に、点火プラグ25に通電して混合ガスに着火し、ガスが燃焼(爆発)する。これによってピストン19及びロッド17が前進動し、釘の打ち出しが行われる。シリンダ2の前端部には、ピストン19の衝撃緩和のための緩衝材30を配置している。
シリンダ2の前端面(先端面)には、本体1の前面を構成する補強用の前面部材31をビス(図示せず)で固着している。前面部材31には、ロッド17を挟んで上下に配置された突起部32が形成されており、この突起部32にヘッド部3を固定している(ヘッド部3は、シリンダ2の前面やメインハウジング8の前面に直接に固定しても良い)。以下、ヘッド部3とマガジン4とについて、図6以下の図面も参照して説明する。
(3).ヘッド部とマガジンとの概要
図6はヘッド部3を左斜め前方から見た斜視図、図7(A)はマガジン4が取付けたヘッド部3を右斜め前方から見た一部分離斜視図、図7(B)は図7(A)のB−B視断面図、図8はヘッド部3と本体1との分離斜視図、図9はヘッド部3とマガジン4との分離斜視図、図10及び図11はヘッド部3を構成する主要部材の分離斜視図、図12はヘッド部3の左側面図である。
例えば図10から全体を把握できるように、ヘッド部3は、釘n及びロッド17の前進動をガイドするガイド筒35を有するメインガイド体36と、メインガイド体36の右側部に重なる略板状のサブガイド体(蓋部材といっても良い)37と、メインガイド体36の左側面部に重なるギアカバー38と、ギアカバー38にねじ39で固着されたモーターケース40とを備えている。
メインガイド体36の本体部はブロック板状に形成されており、その上端に前後長手のガイド筒35を一体に設けている。ガイド筒35の前端部はメインガイド体36の本体部から若干の寸法だけ突出した前向き突出部35aになっている。また、メインガイド体36の後端部には左右長手の取付け部41が形成されており、この取付け部41が本体1の前面部材31の突起部32,33にピン42で固定されている。
メインガイド体36とサブガイド体37との上端部にはヒンジ部36a,37aが突設されていて、これらヒンジ部36a,37aが前後長手のヒンジピン43で連結されている。このため、図3に示すように、サブガイド体37はヒンジ軸43を中心にしてはね上げ回動させることができる。
サブガイド体37を閉じた状態で、メインガイド体36とサブガイド体37との下端間にマガジン4の上部が挟み保持されていると共に、メインガイド体36とサブガイド体37との間のうちガイド筒35の下方の部分は釘nをガイド筒35に送るための釘ガイド空間44が形成されている。また、ガイド筒35は釘ガイド空間44に向けて下向きに開口している。従って、ガイド筒35はその前部と後部だけが筒状になっている。
他方、メインガイド体36の左側面の上部には断面略半円状のギア室45が前後方向に延びるように凹み形成されており、このギア室45とギアカバー38とでギアユニット46を回転自在でずれ不能に保持している。そして、モータケース40に内蔵した送りモータ47でギアユニット46を間欠的に回転駆動することにより、釘連結体Nが1ピッチずつ送られる。
送りモータ47には、例えば直流のパルスモータ(ステップモータ)が使用されている。送りモータ47には、例えば逆回転するような電流を印加することによってブレーキを掛けることができる。ブレーキ手段としては、電磁ブレーキのような機械的なブレーキを用いることも可能である。
例えば図7(A)や図8に示すように、ヘッド部3は、安全装置の一部を構成するノーズ部材27を備えている。ノーズ部材27は、メインガイド体36の上方において前後方向に延びるように形成されており、その前端部(先端部)は、ガイド筒35の前向き突出部35aに遊嵌する筒部27aになっている。また、ノーズ部材27の後部は板金製の中間連動部材49にボルト50で締結されている。
中間連動部材49は平面視で二股状に形成されており、その後ろ向き足部49aは本体1の前面部材31を貫通してメインハウジング8の内部に延びており、バルブスリーブ26にねじ止め等によって固定されている。中間連動部材49は図示しないばねで前進方向に押されている。
ノーズ部材27が前進した状態では安全装置のロックが掛かっていて、トリガー10を引くことはできない。従って、誤って釘nを空中に発射してしまう空打ちを防止できる。
そして、ノーズ部材27がワークWに当接すると、当該ノーズ部材27がヘッド部3及び本体1に対して相対的に後退動することによってバルブスリーブ26が後退して燃焼室24(図4参照)が密閉されると共に、トリガー10の引きによって点火プラグ25への通電が許容され、すなわち、安全装置のロックが解除され、その結果、ワークWへの釘の打ち込みを行える。
なお、実際の製品では、使用者がノーズ部材27を手で操作できないように、図1に一点鎖線で示すようにノーズ部材27を覆うフロントカバー51を設けるのが好ましい。また、フロントカバー51はサブガイド体37の開閉を損なわない形状で、かつ、本体1の前面にビス止めするのが好ましい。
図8に示すように、中間連動部材49のボルト挿通穴52は前後方向に長く延びる長穴になっており、このためノーズ部材27の前後位置を調節できる。ノーズ部材27の前後位置の調節により、釘nの打ち込み深さを調節することができる。
ヘッド部3を構成する各部材の構造は必要に応じて変更できることは言うまでもない。例えば、ガイド筒35をメインガイド体36とは別体に構成して、両者をビス等で締結するなどしても良いのである。
(4).サブガイド体の開閉構造及びマガジンの閉止構造
次に、図13及び図14も参照して、サブガイド体の開閉構造及びマガジンの閉止構造を説明する。図13は図5及び図7(A)のXIII−XIII視断面図、図14(A)は図13の状態からサブガイド体37をやや開いた状態の図、図14(B)は図14(A)のB−B視断面図である。
例えば図9に示すように、メインガイド体36の後部でかつ下部には、サブガイド体37の側に向けて突出する固定爪54を設けている。他方、サブガイド体37の後部でかつ下部には、固定爪54を上下から囲う形状の第1ブラケット部55が形成されており、この第1ブラケット部55に、前記固定爪54に係脱する可動爪56を上下長手のピン57で取り付けている。ピン57にはカラーが嵌まっている。
固定爪54の鉤部は前向きに突出しており、可動爪56の鉤部は後向きに突出している。可動爪56には操作片56aを設けている。図13は両爪54,56が噛み合った状態を示している。可動爪56は、カラーに巻いたねじりばね58により、固定爪54と噛み合う姿勢に押されている。可動爪56を固定爪54から離脱させるとサブガイド体37をはね上げ回動させて、釘連結体Nの交換やヘッド部3の内部の点検等を行うことができる。
マガジン4の全体は例えば図9に示されており、半割りドラム状の固定部材5と可動部材6とから成り、両者はその下端に設けた蝶番部5a,6aをピン59で連結している(他の連結構造でも良い)。また、固定部材5及び可動部材6には、蝶番部5a,6aと反対側に延びる突出部5b,6bが形成されており、両突出部5b,6bが互いに対向する面は、釘nのガイドを行う平坦面60になっている。
マガジン4の固体部材5と可動部材6とは、半径方向に延びる縁部5c,6cの箇所でぴったり重なるようになっており、縁部5c,6cが重なった状態で平坦面60の間に釘nが移動し得る釘ガイド空間44が形成されている。従って、平坦面60と縁部5c,6cとの間には段差がある。固定部材5及び可動部材6の縁部5c,6cとには、互いに嵌合する突条61と溝条62との対が形成されている。
また、固体部材5及び可動部材6における平坦部の相対向する面には、釘nの頭a1が通り第1ガイド溝63と、連結具Sが通る第2ガイド溝64を形成している。本実施形態における釘連結体Nは2本の連結具Sで連結されているが、両連結具Sが第2ガイド溝64に嵌まるようになっている。
図9〜図11から理解できるように、固体部材5及び可動部材6における突出部の端面がメインガイド体36及びサブガイド体37の下面に当たるようになっいる。また、固体部材5と可動部材6との突出部には、メインガイド体36とサブガイド体37との間に入り込む嵌合部66,67が形成されている。
固体部材5の嵌合部66は側面視略山形に形成されており、このため、メインガイド体36にも側面視山形の下向き開口溝68が形成されており、これにより、マガジン4は前後動不能に保持されている。
また、図7(B)に明示するように、固体部材5における突出部66の上端に、可動部材6に向けて開口した段部66aを形成する一方、メインガイド体36には、前記段部66aに嵌合する薄肉部68aを形成し、これにより、固体部材5が可動部材6の方向にずれることを阻止している。
マガジン5の嵌合部66がメインガイド体36とサブガイド体37との下端部間に介在することにより、メインガイド体36とサブガイド体37との間の間隔が保持されて、釘ガイド空間44が形成されている。換言すると、マガジン5は釘ガイド空間44を形成するためのスペーサの役割を果たしている。
更に、固体部材5の突出部66は、後述する制御回路用保護カバー69の延長部69aでメインガイド体36に押さえて固定している。このため、固体部材5は前後左右のいずれの方向にもずれ不能に保持される。また、例えば図9に示すように、固体部材5の後部で下端部には、本体1の支持ブラケット部16に落下不能に嵌まる係止部70を形成している。
(5).釘の送り機構
次に、図15〜図21も参照して釘の送り機構を詳述する。図15はギアユニット46を取付けた状態でのメインガイド体36の左側面図、図16はギアユニット46と釘連結体Nとの位置関係を示す左側面図、図17は図12のXVII−XVII視断面図、図18は図12及び図13の XVIII-XVIII視断面図、図19は図5及び図21の XIX-XIX視断面図、図20は図19の状態を説明するための分離斜視図、図21はヘッド部3の上部の右側面図、図22は図21の XXII-XXII視断面図である。
ギアユニット46は、手前から順に、従動ギア72と、ロータリー式送り部材の一例としての3個の送りギア73と、回転検知用ギア74とを備えており、これらは1本の中心軸75にビス等で固定されている。中心軸75の両端は軸受け76で回転自在に支持されている。各ギア72,73,74は軸方向にずれ不能に保持されている。3個の送りギア73は1本の軸に一体に形成されている(別々に形成しても良い)。
従動ギア72は、歯を軸線に傾斜させたねじれギア(はすば歯車)になっており、この従動ギア72に、送りモータ47の主軸77に取付けた駆動ギア78が噛合している。駆動ギア78も歯を軸線に傾斜させたねじれギアになっている。本実施形態のように従動ギア72と駆動ギア78との軸線が交叉している場合、平歯車とウォームギアとから成る連動機構や、傘歯車対からなる連動機構を採用しても良い。
送りギア73は釘nの釘ガイド空間44に露出しており、従って、図18や図11に示すようにメインガイド体36に送りギア73を釘ガイド空間に露出するための第1窓穴79が空いている。
送りギア73の歯形は図18及び図19に示しており、釘nの軸に係合することによって釘連結体Nを1ピッチずつ繰り出すものである。本実施形態では送りギア73に10個の歯73aを形成しているが、歯73aの個数は外径との関係で何個に設定しても良い。また、各歯73aは、回転方向に向けて後面が側面視円弧状で、回転方向に向けて前方部分が略直線状に延びるように形成している。これは、釘nの誘い込みを容易ならしめるためである。
図16から理解できるように、2つの送りギア73は、連結具Sを2本の挟んだ両側において釘nに噛み合うように配置されている。このため、恰かも2枚の連結具Sを送りギア73で同時に引き出すような状態になり、このため、釘がガイド筒35の軸線と平行になっている状態を保持して、釘連結体Nを正確に繰り出しできる利点がある。
(6).釘の送りの安定化手段
図19及び図20に示すように、釘連結体Nは、押さえ手段の一例としての上下2個の押さえローラ80でギアユニット46に向けて押されている。これは、釘連結体Nのふらつきを防止して、釘nをガイド筒35に正確に送るためである。
押さえローラ80は平面視コ字状の軸受け金具82に前後長手の軸で取付けられており、サブガイド体37に形成したホルダー部81に嵌め込まれ、かつ、ばね83で押さえている。ばね83はばねケース84に嵌まっている。ばねケース84はホルダー部81にねじ85で固定されている。
そして、ホルダー部81の穴を角穴と成すことにより、押さえローラ80を水平状の姿勢に保持し、更に、軸受け金具82の背面部82aに上下の張り出し部82bを形成する一方、ホルダー部81の角穴に、軸受け金具82の張り出し部82bがスライド自在に嵌まる段部(座繰り穴)86を形成することより、押さえローラ80がばね83に抗してある程度の寸法後退動することを許容している。
このように押さえローラ80がばね83に抗してギアユニット46に遠近移動することにより、釘連結体Nは、その送りを阻害されることなくふらつかない状態に保持される。また、釘nの群が送りギア73にしっかり噛み合った状態を確保できる。なお、釘連結体Nの押さえ手段としては、押さえローラには限らず、レバー状のものなど他の態様の部材を使用しても良い。板ばね製の押さえ部材を使用することも可能である。図18では押さえローラ80は省略している。
図21及び図22に示すように、サブガイド体37のうち前部寄りの部位には、釘nの姿勢を保持するための姿勢保持用レバー87が取付けられており、この姿勢保持用レバー87は、サブガイド体37に開口した第2窓穴88から釘ガイド空間に露出している。
この姿勢保持用レバー87は、ガイド筒35に移行する1つ手前の釘nを支持する支持部87aを備えてると共に、上端面は、正面視で釘nの頭a1の外径よりも僅かに大きい曲率半径のガイド面87bに形成されている。そして、姿勢保持用レバー87の下端は、サブガイド体37に外向き突設した第2ブラケット部89に前後長手のピン90で連結されている。
このため、姿勢保持用レバー87はその下端部を中心にして左右回動する。また、ねじりばね92により、メインガイド体36に向けて倒れ回動する方向に押されている。従って、姿勢保持用レバー87はばねに抗して回動することにより、釘連結体Nの送りが許容される。また、姿勢保持用レバー87は、回動中心よりもやや上方の部位をサブガイド体37の傾斜状ストッパー部91に当てることにより、メインガイド体36に向けて傾く姿勢を規制している。
敢えて説明するまでもないが、姿勢保持用レバー87がメインガイド体36に向けて傾き切った状態では、その上端のガイド面87bは正面視でガイド筒35と同心状になっている。従って、打ち出された釘の頭a1が通過するのをガイドして直進性を保持できる。また、支持部87aで後続の釘nを支持することにより、各送りギア73と共同して、長さの長い釘nであってもガイド筒35と平行な姿勢に保持できる。
長さが長い釘nも正確な姿勢に保持する方法としては、複数の送りギア73をその間隔を大きく空けた状態で配置することも可能であるが、本実施形態のように送りモータ47をヘッド部3の手前寄り部位に配置すると、送りギア73をヘッド部3の手前寄り部位に配置することができない。
これに対して本願実施形態のように、送りギア73の群はヘッド部3の後部寄りに配置する一方、ヘッド部3の手前側部位に姿勢保持用レバー87を設けると、送りモータ47の配置の自由性を確保しつつ、長さの長い釘を正しい姿勢に保持できる利点がある。
モータ47はヘッド部3の上面部に配置することも可能であるが、これではノーズ部材27の設計が困難になり、また、作業に際して作業者が施工面を見にくくなる。従って、本実施形態のようにヘッド部3の左右両側面部のうち片側に設けると、ノーズ部材27との干渉や施工面の見にくさといった弊害を防止できて好適である。また、モータ47やギアユニット46のような送り装置は、メインガイド体36のような固定部材に設けるのが好ましい。
(7).釘の送りの補充説明
例えば図22から容易に理解できるように、釘ガイド空間44のうちギアユニット46の半径外側の部分は、ギアユニット46の軸心(送りギア73の回転軸心)を中心にした緩い曲率の円弧溝44aに形成されており、この円弧溝44aの上端から釘ガイド筒35に向けて直線部44bが延びている。この構造の意味を説明しておく。
ところで、釘ガイド空間44がマガジン4から直線状に延びるように構成することは勿論可能である。他方、送りギア73はその軸心の真横の部分において釘との噛み合い(係合)が最も強くなり、真横から上下に離れるほど釘nとの噛み合い機能は小さくなる。
そして、釘ガイド空間44が上下に直線状に延びているだけの単純な形態であると、送りギア73の軸心を釘ガイド空間44から遠ざける必要があり、そのため、歯73aへの釘nの引っ掛かり機能が低くなり、その結果、送りギア73と釘群との十分な噛み合いを確保し難い虞がある。
これに対して本実施形態のように釘ガイド空間44が送りギア73の真横において円弧状に延びる姿勢に形成すると、釘群と送りギア73とが噛み合う長さを円周方向に長くすることができるため、釘群と送りギア73との深い噛み合いを確保して釘群を確実に送ることができるのである。
更に、押さえローラ80を設けると、送りギア73と釘群との噛み合いをより確実ならしめることができて好適である。
(8).釘の送りの制御
次に、釘nの送りの制御について、主として図23〜図26を参照して説明する。図23は図12及び図13のXXIII-XXIII 視断面図、図24は図12及び図13の XXIV-XXIV視断面図、図25は電気系統の関係を示すブロック図、図26は送りモータ47とブレーキ回路48とセンサーとの制御関係の説明図である。
本実施形態では、釘nの打ち出しの制御手段として、ロッド17の動きを検知する第1センサー93と、釘nの送りを検知する第2センサー94と、これらセンサー93,94の動きに基づいて送りモータ47の制御やブレーキ回路48の制御等を司る制御回路を備えている。
図15や図18に示すように、制御回路は回路基板95を備えており、回路基板95はメインガイド体36の左側面に取付けられている。また、回路基板95は保護カバー69で覆われており、保護カバー69はねじ96でメインガイド体36に固定されている。保護カバー69にはメインガイド体36の前端部まで延びる延長部69aが形成されており、既述のとおり、この延長部69aでマガジン4の固体部材5を押さえ保持している。
図23及び図24に示すように、第1センサー93はメインガイド体36及びギアカバー38の後部に互いに連通するように形成したポケット部97に配置されている。第1センサー93は可動式の接触子93aを有するリミットスイッチ(マイクロスイッチ)を使用しており、接触子93aは後退位置にあるロッド17の僅か前方に配置されている。
第1センサー93の本体はメインガイド体36とギアカバー38とのうち何れか一方に固定されており、端子98が穴を介してギアカバー38の外側に露出している。端子98と回路基板95とは、プラグ99を備えたケーブル100で接続されるが、図24では端子は省略して表示している。
図15及び図23に示すように、第2センサー94はメインガイド体36に固定されて、ギアカバー38の中空部97aで覆われている。この第2センサー94も接触子94aを有するリミットスイッチ(マイクロスイッチ)を使用しており、接触子94aを回転検知用ギア74の外周面に当接させている。
回転検知用ギア74の各歯のプロフィールはなだらかな山形に形成されている。これは第2センサー94の接触子94aの動きをスムースならしめるためである。言うまでもないが、回転検知用ギア74の歯数と送りギア73の歯数とは一致している。第2センサー94の信号ケーブル100も回路基板95に接続されている。
なお、本実施形態では釘の検知を回転検知用ギア74で代替しているが、ガイド筒35の手前の釘を直接に第2センサー74で検知する構成とすることも可能である。
図25に示すように、釘打ち機には、電気系統として、釘を打ち出しを司る駆動系統101と、釘nの送りを制御する送り系統101とが存在している。駆動系統102は、電池13、点火プラグ25、ファン用モータ20、トリガー10の引きでONになるトリガースイッチ104、図示しない制御回路を備えている。
他方、送り系統102は、送りモータ47、第1センサー93、第2センサー94、ブレーキ回路48を含む制御回路105を備えている。そして、送り系統102の電源として、駆動系統の電池13から電力が供給されている。制御回路105はマイクロコンピュータを備えている。ブレーキ回路48は制御回路の一環を成すものであるが、図25では、説明を分かり易くするため、制御回路105とは分離した状態に描いている。
図26は送り系統102において、送りモータ47とブレーキ回路48と両センサー93,94と時系列的にどのように関連しているかを示している。送りモータ47とブレーキ回路48とは通電状態がONである。
第1センサー93は、接触子93aがロッド17に当接していない状態(すなわちロッド17が後退し切っている状態)をONとして検知する。また、第2センサー94は、接触子94aが回転検知用ギア74の谷から谷に移行する状態(換言すると回転兼用ギア74が1ピッチ回転している状態)をONとして検知する。
なお、両センサー93,94におけるON・OFFは通電状態の有無とは関係はなく、電力消費の節約の点からは、第1センサー93については通電遮断状態をONの信号として処理し、通電状態をOFFの信号として処理するのが好ましい。
そして、第1センサー93がOFFからONになるのと同時に送りモータ47が駆動を開始する。すると、若干のタイムラグのあと、第2センサー94がONになる(送りモータ47の回転によって回転検知用ギア74が回転するが、接触子94aの動きが信号に変わるのに僅かのタイムラグがあるため、第2センサー94のON動作は送りモータ47の回転開始から若干遅れる)。
そして、各ギア72,73,74が釘連結体Nを1ピッチ送る角度だけ回転すると、第2センサー94はその接触子94aが回転検知用ギア74の谷から谷に移行することによってONからOFFに切り換わり、この第2センサー94におけるONからOFFへの信号変化によって送りモータ47の駆動が停止され、それから極く僅かの時間(例えば数百マイクロ秒)が経過してからブレーキ回路48がONになり、送りモータ47の惰性回転を阻止する。
第1センサー93のONが送りモータ47の回転の条件になっているため、ロッド17が後退し切ることなく送りモータ47が回転して送りモータ47に焼き付けが生じる等の弊害を防止できる。
ところで、送りモータ47への通電とブレーキ回路48への通電が重複すると、送りモータ47の焼き付けや電力の過剰消費を招来する。また、第2センサー94においては、接触子の回動始端及び回動終端と信号の発信とにはごく僅かのタイムラグがあり、第2センサー94の接触子94aが回転検知用ギア74の山を乗り越えて谷に完全に入り切るよりも先に(すなわち、各ギア72,73,74が所定角度を回転し切る前に)第2センサー94はOFFになる。
このため、仮に第2センサー94のOFF信号と同時に各ギア72,73,74の回転が停止すると、釘連結体Nの1ピッチ送るための必要角度よりも実際の回転角度が僅かながら小さい虞がある。
これに対して、本実施形態のように送りモータ47のOFFからブレーキ回路48のONまでの間に僅かの時間差を設けると、送りモータ47とブレーキ回路48への同時通電を防止できると共に、第2センサー94の接触子94aの回動と信号発信とのタイムラグを吸収して各ギア72,73,74を基準角度だけ正確に回転させることができる。
また、送りギア73の回転だけで送りの制御を行うとすると、釘打ちを繰り返しているうちに誤差が蓄積されて、釘nを正確に送ることができなくなる虞がある。
これに対して本実施形態では、第2センサー94のOFFによって送りモータ47の停止を確実化することが毎回行われるため、ギア72,73,74の回転の僅かの誤差を毎回修正(リセット)していることになり、このため、例えば送りモータ47の回転を正確に検知するエンコーダを設けるといった必要はなく、実用性において優れている。
釘の詰まりのような何らかの理由で送りモータ47に過大な負荷が掛かった場合の送りモータ47の損傷を防止するため、制御回路には、送りモータ47に許容値以上の負荷が掛かったら通電を停止する安全回路を設けている。
なお、釘nがガイド筒35に供給されていないのにロッド17が前進すると燃料の無駄になる。そこで、トリガースイッチ104のONによる点火プラグ25の点火の条件に、第2センサー94のONを条件にするとも可能である。この点を、図25では点線の結線態様として模式的に表示している。
本実施形態のように釘nの送りを送りギア73で行うと、送りギア73の回転トルクは一定であるため、送りモータ47への負荷も一定となり、このため送りギア73を安定して回転させ得る利点がある。
(10). 第2実施形態(図27〜図29)
図27〜図29では第2実施形態を示している。図27は釘連結体Nの部分的な側面図、図28は図27の XXVIII-XXVIII視断面図、図29のうち(A)は釘連結体Nの送り状態を示す概略図、(B)は(A)のB−B視図である。
この実施形態では、連結具Sは帯状に長く延びる基板S1を備えており、基板S1の長手両側縁には、釘nを保持する側片S2の群を多数対設けている。また、基板S1の外面と側片S2の先端とは釘nの頭の外周に揃うように設定しており、このため、釘連結体Nはコイル状にロスを生じることなく正確に巻くことができる。
そして、基板S1に一定ピッチで係合穴S3が空けられており、係合穴S3に送りギア(スプロケット)73を噛合させている。連結具Sは、例えば樹脂シートや紙のようなシート材で製造することができる。勿論、樹脂を使用した射出成形方で製造することも可能である。側片S2には、釘nの抜けを容易ならしめるためのスリット類を設けても良い。
(11).第3実施形態(図30)
図30では第3実施形態を原理的に示している。この実施形態では、ロータリー式送り部材として、一対のプーリ107に巻き掛けた無端帯108に所定間隔で係止突起109を突設して成るエンドレスフィーダ110を使用している。
無端帯としてはタイミングベルトやチェーンを使用できる。釘nを最上段に送り終えたら、最上段に位置した係止突起109がロッド17と干渉しないように後退する構造とするのが好ましい。
(12).その他
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えば各部材の構造や形状は発明が目的としている機能を損なわない範囲で自由に設定できる。より具体的には、例えばヘッド部を単一構造とすることも可能である。ヘッド部を構成する部材を本体に一体に形成すること(すなわち、本体の構成部材とヘッド部の構成部材とを共通化すること)も可能である。
また、ロータリー式送り部材を電気的アクチェータで駆動する場合、ヘッド部や本体の適宜部位に、ノーズ部材をワークに押圧することによって発電する圧電素子を設け、この圧電素子で発生した電力を電池に溜めて送り手段の電源に使用することも可能である。ロータリー式送り部材の駆動手段としてはロータリーソレノイドを使用することも可能である。また、往復動式電磁ソレノイドにおける可動体(可動鉄心)の往復動をクランク機構等の回動化機構を使用してロータリー式送り部材の回転に変換することも可能である。
マガジンのようなファスナー保持手段とヘッド部とを一体構造とすることも可能である。更に、本明細書及び図面では開示した各構成は、打ち込み工具に広く適用できる発明として独立した請求項たり得るものである。
(A)はガス燃焼式釘打ち機の右側面図、図1(B)は釘連結体の部分斜視図である。 釘打ち機の正面図である。 マガジンを開いた状態の正面図である。 釘打ち機の縦断側面図である。 ヘッド部の右側面図である。 ヘッド部を左斜め前方から見た斜視図である。 (A)はヘッド部の一部分離斜視図、(B)は(A)のB−B視断面図である。 ヘッド部と本体との分離斜視図である。 ヘッド部とマガジンとの分離斜視図である。 ヘッド部の分離斜視図である。 ヘッド部の分離斜視図である。 ヘッド部の左側面図である。 図5及び図7(A)のXIII−XIII視断面図である。 (A)は図13の状態からサブガイド体をやや開いた状態の図、(B)は(A)のB−B視断面図である。 ギアユニットを取付けた状態でのメインガイド体の左側面図である。 ギアユニットと釘連結体との位置関係を示す左側面図である。 図12のXVII−XVII視断面図である。 図12及び図13の XVIII-XVIII視断面図である。 図5及び図21の XIX-XIX視断面図である。 図19の状態を説明するための分離斜視図である。 ヘッド部の上部の右側面図である。 図21の XXII-XXII視断面図である。 図12及び図13のXXIII-XXIII 視断面図である。 図12及び図13の XXIV-XXIV視断面図である。 電気系統の関係を示すブロック図である。 モータとブレーキ回路とセンサーとの関係を示す制御説明図である。 第2実施形態に係る釘連結体の部分的な側面図である。 図27の XXVIII-XXVIII視断面図である。 (A)は釘連結体の送り状態を示す概略図、(B)は(A)のB−B視図である。 第3実施形態の概略図である。
符号の説明
1 本体
2 シリンダ
3 ヘッド部
4 マガジン
5 固定部材
6 可動部材
13 電池
15 ガスカートリッジ
19 ピストン
24 燃焼室
27 ノーズ部材
35 ガイド筒
36 メインガイド体
37 サブガイド体
38 ギアカバー
40 モータケース
44 釘ガイド空間
46 ギアユニット
48 ブレーキ回路
72 従動ギア
73 ロータリー式送り部材の一例としての送りギア
74 回転検知用ギア
80 押さえローラ
93 第1センサー
94 第2センサー
95 回路基板

Claims (4)

  1. ファスナーを打ち込むロッドが内蔵された本体と、ロッドをその軸方向に前進させるロッド打ち出し手段と、本体の先端に設けられると共にファスナーの案内部を有するヘッド部と、多数本のファスナーを並列状に並べた状態に連結具で連結して成るファスナー連結体を装填するファスナー保持手段と、前記ファスナー保持手段に装填されファスナー連結体をファスナーの並び方向に繰り出してファスナーをロッドの前方に1本ずつ供給する動力式のファスナー送り手段とを備えており、
    前記ファスナー送り手段は、ファスナー連結体に係合してこれを送るロータリー式送り部材を備えている、
    携帯式ファスナー打ち込み工具。
  2. 前記ロッド打ち出し手段は燃焼ガスの圧力を動力源としている一方、前記ファスナー送り手段は、ロータリー式送り部材としての送りギアと、この送りギアを駆動する電動モータとを備えている、
    請求項1に記載した携帯式ファスナー打ち込み工具。
  3. 前記ファスナー連結体はコイル状又はロール状に巻くことが許容されている一方、
    前記ファスナー保持手段は開閉自在な蓋を有するマガジンであり、このマガジンは、釘連結体をコイル状又はロール状に巻いた状態で収納できるように断面略円形のドラム状に形成されている、
    請求項1又は2に記載した携帯式ファスナー打ち込み工具。
  4. 前記送り手段は、ロッドの動きを検知する第1センサーと、ファスナーの送りを検知する第2センサーと、モータの回転を停止させるブレーキとを備えており、ロッドが後退した状態を第1センサーで検知するとモータが駆動してファスナーの送りを開始し、ファスナーの送り終了を第2センサーで検知すると前記ブレーキに通電してモータの回転を停止させるように設定している、
    請求項2又は3に記載した携帯式ファスナー打ち込み工具。
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