JP2005288234A - 作業機械用清掃装置 - Google Patents

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智也 谷内
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Abstract

【課題】 清掃時にコンプレッサを別途用意する必要がなく、かつ、エンジンに塵埃が吸引されるのを回避しつつ使用でき、また不要時には取り外すことができる手軽な清掃装置を提供する。
【解決手段】 エンジンによって駆動する作業機械を清掃するための清掃装置30である。羽根車とこの羽根車に連結された回転子とを有する装置本体32を備える。装置本体32は、羽根車が収容される動力源部40と、回転子が収容されるエアポンプ部42とからなる。動力源部40は、エンジンへ外気を導入するための吸気管に取り付け可能に構成されて、この吸気管へ流れる外気によって羽根車を回転させる。エアポンプ部42は、羽根車の回転に連動した回転子の回転によって空気を吸引して吐出する。エアポンプ部42の吐出側に、エアポンプ部42から吐出された空気を噴射するための噴射ノズル36が設けられた噴射用ホース34を接続する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エンジンによって駆動する作業機械を清掃するための清掃装置に関するものである。
従来、油圧ショベル等の作業機械を清掃するための清掃装置として、下記特許文献1〜4に開示されているように、当該作業機械を駆動するためのエンジンの駆動力を利用したものが知られている。具体的に、特許文献1,2及び3に開示されたものでは、エンジンの吸気管に吸塵パイプを接続し、エンジンによる吸気動作を利用して塵埃が含まれる空気を吸引するようにしている。そして、この吸塵パイプで吸引した空気中の塵埃をエアクリーナ又はその手前に設けられたフィルターで除去することにより、エンジンに塵埃が吸入されないようにしながら、エンジンの吸引作用を利用して塵埃を吸引するようにしている。
一方、特許文献4に開示されたものでは、エンジンにコンプレッサを連結し、エンジンを駆動させることでコンプレッサを駆動し、このコンプレッサによって生成された圧縮空気を噴射ノズルを介して噴射させ、ラジエータやオイルクーラの清掃を行うようにしている。
実開平4−67132号公報 特開平9−250406号公報 実開平4−112159号公報 特開平7−238831号公報
前記特許文献1〜3に開示されたエンジンの吸気動作を利用したものは、作業機械にコンプレッサを搭載する必要がないという利点を有している。しかしながら、このものはエンジンの吸気をそのまま用いて塵埃を吸引するものなので、その塵埃がエンジン側に吸入されてしまう虞がある。また、この塵埃をエアクリーナで捕獲できるとしてもその負荷の増大は避けられない。
一方、前記特許文献4に開示されたものでは、コンプレッサをエンジンの出力軸に直接つなぐ構成であるので、作業機械に据え付けておく必要があり、しかも、このコンプレッサをエンジンと同じ機械室内に設置する必要が生ずる。このため、清掃装置を設置しようとすると機械室内部の配置構成が複雑化するばかりでなく、そのための新たな専用の設計が必要となり、この清掃装置を搭載するには実際上制約が多い。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、清掃時にコンプレッサを別途用意する必要がなく、かつ、エンジンに塵埃が吸引されるのを回避しつつ使用でき、また不要時には作業機械から取り外すことができる手軽な作業機械用清掃装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、エンジンによって駆動する作業機械を清掃するための清掃装置を前提として、羽根車とこの羽根車に連結された回転子とを備える装置本体が設けられ、前記装置本体は、前記羽根車が収容される動力源部と、前記回転子が収容されるエアポンプ部とからなり、前記動力源部は、前記エンジンへ外気を導入するための吸気管に取り付け可能に構成されて、この吸気管へ流れる外気によって前記羽根車を回転させる構成とされ、前記エアポンプ部は、前記羽根車の回転に連動した回転子の回転によって空気を吸引して吐出する構成とされ、前記エアポンプ部の吐出側には、このエアポンプ部から吐出された空気を噴射するための噴射ノズルが設けられた噴射用ホースが接続されている。
この清掃装置では、装置本体の動力源部を吸気管に接続してエンジンを駆動すると、エンジンの吸気動作によって羽根車が回転する。この羽根車を回転させた外気はそのまま吸気管へと吸入されてエンジンへ導入される。一方、羽根車の回転によってエアポンプ部の回転子が回転し、エアポンプ部から空気が吐出される。この吐出空気は噴射ノズルを通して噴射されるので、噴射ノズルをラジエータやフィルター等の塵埃が溜まっているところに向けることで、この塵埃等を吹き飛ばし、ラジエータやフィルター等の清掃を行うことができる。
このように本清掃装置は、エンジンへ吸引される外気を用いて直接塵埃を吸引するのではなく、この外気の流れを動力源として利用して羽根車を回転させ、この羽根車と連動する回転子によってエアの吐出圧を発生させるものなので、エンジンへの塵埃の吸入を回避しながら清掃を行うことができる。しかも、コンプレッサを別途用意する必要がないため、コンプレッサの無い作業現場においてもこの清掃装置を使用することができる。また、作業機械の例えばエンジン等が配設される機械室にコンプレッサを据え付けておく必要がないので、機械室内が複雑化するのを回避できるばかりでなく、機械室内の配置構成を改めて設計する必要は生じない。さらにまた、動力源部を吸気管に取り付け可能に構成しているので、ラジエータ等の清掃を行う時に本清掃装置を吸気管に接続するだけで使用できる。ただし、本発明の清掃装置は、使用の度ごとに着脱するのに限られるものではなく、吸気管に取り付けたままにしておいて使用することもできる。
ここで、前記噴射用ホースには、エアポンプ部から吐出された空気を圧縮状態で貯溜するタンクが設けられ、前記噴射ノズルが前記タンクに貯溜された圧縮空気を噴射するように構成されていれば、圧縮空気がタンクに貯溜されるため、エンジンを停止した後でも噴射ノズルから空気を噴射させることができ、さらに使い勝手のいいものにすることができる。
また、本発明は、エンジンによって駆動する作業機械を清掃するための清掃装置を前提として、羽根車とこの羽根車に連結された回転子とを備える装置本体が設けられ、
前記装置本体は、前記羽根車が収容される動力源部と、前記回転子が収容されるエアポンプ部とからなり、前記動力源部は、前記エンジンへ外気を導入するための吸気管に取り付け可能に構成されて、この吸気管へ流れる外気によって前記羽根車を回転させる構成とされ、前記エアポンプ部は、前記羽根車の回転に連動した回転子の回転によって空気を吸引して吐出する構成とされ、前記装置本体のエアポンプ部の吸引側には、清掃対象から空気を吸引するための吸引用ホースが設けられている構成にすることもできる。
この清掃装置では、装置本体を吸気管に接続してエンジンを駆動すると、エンジンの吸気動作によって動力源部の羽根車が回転する。そして、この羽根車の回転によってエアポンプ部の回転子が駆動し、エアポンプ部の吸引動作によって吸引ホースが空気を吸引する。そして、この吸引ホースをラジエータやフィルター等の塵埃が溜まっている清掃対象に向けることで、この塵埃等を含んだ空気を吸引し、ラジエータやフィルター等の清掃を行うことができる。
また、前記吸引用ホースに、吸引された空気に含まれる塵埃を除去するエアクリーナが設けられている構成とすれば、塵埃を貯溜するための手段を別途用意する手間が省け、楽に清掃作業を行うことができる。
前記エアポンプ部が、回転翼型ポンプ、スクロール型ポンプ、メカニカルブースターポンプ、揺動ピストン型ポンプ、ダイヤフラム型ポンプのうちの何れかのポンプによって構成されていれば、前記作用効果を有効に発揮させることができる。
以上説明したように、本発明に係る作業機械用清掃装置によれば、エンジンの吸気管へ取り付け可能に構成される動力源部を備え、この動力源部に吸気管への吸入外気によって回転する羽根車を配設し、この羽根車と回転子とを連結して、この回転子の回転によってエアの吐出圧及び吸入圧を発生させるようにしているので、清掃時に別途コンプレッサを用意する必要がなく、かつ、エンジンに塵埃が吸引されるのを回避しつつ使用でき、また、不要時にはこの清掃装置を取り外すことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る清掃装置を取り付ける対象となる作業機械の一例としての油圧ショベル1の主要部を示している。この油圧ショベル1の上部旋回体には、運転室用キャブ3が設けられていて、この運転室用キャブ3の後方にはエンジン5等が収納された機械室7が配設されている。この機械室7には、図示省略しているが開閉リッドが設けられており、この開閉リッドを開放することにより、エンジン5等が露出するようになっている。
機械室7の内部について説明する。エンジン5は横置きされており、その車幅方向の端部(図例では車体左側の端部)にはラジエータ9が配設されている。また、エンジン5の上方には吸気管11及び排気管13が配設されている。吸気管11はエンジン5へ外気を導入するためのものであり、エアクリーナ15が設けられている。具体的に、吸気管11は、エンジン5のおよそ中央部から車幅方向外側、より具体的にはラジエータ9の配設されている側へ向かって延びており、その外端部に前記エアクリーナ15が配置されている。エアクリーナ15は車幅方向に延びる円筒状に形成されており、このエアクリーナ15には、吸気管11へ外気を流入するための吸気口17が設けられている。
一方、排気管13はエンジン5から排出されたガスを外部へ排気するためのものであり、マフラ19が設けられている。この排気管13は、エンジン5のおよそ中央部から車幅方向外側、より具体的にはラジエータ9の配設されている側と反対側へ向かって延びており、その外端部に前記マフラ19が配置されている。
この油圧ショベル1のエンジン5の吸気管11に取り付けて使用する清掃装置30(図2参照)について説明する。この清掃装置30は、清掃時に吸気管11の吸気口17に取り付け、エンジン5を駆動させて作動させるものである。
清掃装置30は、図2に示すように装置本体32と、この装置本体32に接続される噴射用ホース34と、この噴射用ホース34の先端に取り付けられた噴射ノズル36とを備えている。
装置本体32は、図3にも示すように、駆動力を得るための動力源部40と、この動力源部40の駆動力を利用して外気を送出するためのエアポンプ部42とからなり、これら動力源部40及びエアポンプ部42は一体的に形成されている。
動力源部40は、タービン室45と、このタービン室45に取り付けられる管状の1次側空気取入部47と、タービン室45からの外気を排出するための管状の1次側空気排出部49とを備えている。
タービン室45には羽根車51が収容されており、このタービン室45は、1次側空気取入部47を通して羽根車51の軸方向に導入された外気を周回方向の流れに偏向して1次側空気排出部49へ導くように構成されている。具体的に説明すると、タービン室45は、羽根車51が回転自在に配設されている内周室45aと、この内周室45aの周囲に形成されている外周室45bとからなる。内周室45aはおよそ円錐台形に形成されていて、小径側の端部から軸方向に外気が流入する。羽根車51は、周方向に等間隔をおいて配置される多数のタービンブレードを備えている。これら各タービンブレードは、内周室45aの形状に対応した略三角形状に形成されるものであり、軸方向の空気の流れを周方向に偏向するように湾曲されている。
外周室45bは、内周室45aの大径側の端部に連通されていて、内周室45aから流入してきた外気が周方向に流れるようになっている。
1次側空気取入部47は、円筒状のもので、内周室45aの小径側の端部から軸方向に延びるように配置された状態で内周室45aの外壁に固定されている。そして、この1次側空気取入部47は、一端が外気を取り入れ可能に開放される一方、内周室45aと連通している。
1次側空気排出部49は、一端が外周室45bに連通するようにタービン室45の外壁に一体的に形成されている。この1次側空気排出部49の他端は、前記吸気管11の吸気口17に取り付け可能に構成されている。換言すれば、この1次側空気排出部49は吸気管11の吸気口17に着脱可能となっている。
エアポンプ部42は、いわゆる回転翼型のポンプとして構成されるものであり、ブラケット53によって動力源部40に固定されている。エアポンプ部42は、ポンプ部本体55と、このポンプ部本体55に設けられた2次側空気取入部57及び2次側空気排出部59とを備えている。
ポンプ部本体55は、図4に示すように、ケーシング61と、このケーシング61内に収容された回転子63とを備えている。ケーシング61は有底円筒状に形成されていて、このケーシング61内はポンプ室となっている。
回転子63は、前記羽根車51の回転軸65に連結されていて、羽根車51と一緒に回転するようになっている。回転子63には、径方向に摺動可能に配設された多数のベーン67が周方向に等間隔に設けられている。これらの各ベーン67は径方向外側に付勢されていて、その外端部がケーシング61の内周面に摺接している。そして、回転子63の回転に連動して、ケーシング61と回転子63とベーン67とによって画成された円弧状の部屋がケーシング61内を周方向に移動し、これにより空気が圧送される。
前記2次側空気取入部57は、外端部が外気を取り入れ可能に開放される一方、内端部がポンプ室に連通するようにケーシング61に設けられている。
2次側空気排出部59は、内端部がポンプ室に連通するようにケーシング61に設けられる一方、外端部に前記噴射用ホース34が接続されている。
噴射用ホース34にはタンク69が設けられている。タンク69は、エアポンプ部42から噴射用ホース34を通して送出されてきた空気を圧縮状態で貯溜するためのものである。
前記噴射ノズル36は、レバーを握ることにより、タンク69内の圧縮空気を噴射用ホース34を通して噴射させる。
続いて、本実施形態に係る清掃装置30の動作について説明する。この清掃装置30の装置本体32をエンジン5の吸気管11における吸気口17に取り付け、油圧ショベル1のエンジン5を駆動すると、吸気管11の吸引作用により、1次側空気取入部47を通して外気がタービン室45の内周室45aへ導入される。この外気は、羽根車51のタービンブレードに沿って流れた後、内周室45aから外周室45bへと吸引される。これにより、羽根車51が回転する。外周室45bへと吸引された外気は、1次側空気排出部49を通してそのままエンジン5の吸気管11へと吸入される。
羽根車51の回転に伴い、エアポンプ部42の回転子63が回転する。これにより、外気が2次側空気取入部57を通してポンプ部本体55内へと吸入され、この外気は、回転子63の回転とともにポンプ室内を移動した後、2次側空気取入部57を通して装置本体32から送出される。この外気は、噴射用ホース34を通してタンク69に貯溜される。そして、外気が順次貯溜されることでタンク69内の外気は圧縮状態となり、この状態で噴射ノズル36のレバーを握ると、圧縮空気が噴射ノズル36から噴出される。そして、噴射ノズル36を所望のところに向けることにより、塵埃を吹き飛ばすことができる。
このように本実施形態に係る清掃装置30は、エンジン5へ吸引される外気を用いて直接塵埃を吸引するのではなく、この外気の流れを動力源として利用して羽根車51を回転させ、この羽根車51と連動する回転子63によってエアの吐出圧を発生させるものなので、エンジン5への塵埃の吸入を回避しながら清掃を行うことができる。しかも、コンプレッサを別途用意する必要がないために、コンプレッサの無い作業現場においてもこの清掃装置30を使用することができる。また、油圧ショベル1の例えばエンジン5等が配設される機械室7にコンプレッサを据え付けておく必要がないので、機械室7内が複雑化するのを回避できるばかりでなく、機械室7内の配置構成を改めて設計する必要は生じない。さらにまた、ラジエータ9等の清掃を行う時に本清掃装置30を吸気管11の吸気口17に接続するだけで使用できる。換言すると、この吸気口17は吸気管11の先端部に設けられているので、簡単に清掃装置30を取り付けることが可能である。したがって、清掃時に別途コンプレッサを用意する必要がなく、かつ、エンジン5に塵埃が吸引されるのを回避しつつ使用でき、また、不要時にはこの清掃装置30を取り外すことができる。
なお、本実施形態に係る清掃装置30は、使用の度ごとに着脱するのに限られるものではなく、吸気管11に取り付けたままにしておいて使用することもできる。
また、本実施形態では、エアポンプ部42から吐出された空気を圧縮状態で貯溜するタンク69を設けているので、エンジン5を停止した後でも噴射ノズル36から空気を噴射させることができ、さらに使い勝手のいいものにすることができる。
次に、前記実施形態と異なる他の構成態様について説明する。この他の構成態様は、塵埃が含まれる空気を吸引するように構成された清掃装置30である。すなわち、この清掃装置30では、エアポンプ部42の2次側空気取入部57に吸引用ホース71(図5参照)を接続する一方、2次側空気排出部59には何も接続せず大気開放させる構成とする。その他の構成は前記実施形態と同じなので、ここではその同じ構成の部分の説明は省略する。
吸引用ホース71は、図5に仮想線で示すように第1吸引ホース73と第2吸引ホース74とからなり、この吸引用ホース71には空気中の塵埃等を除去するためのエアクリーナ76が設けられる。第1吸引ホース73は、所望の清掃対象から塵埃等が含まれた空気を吸引するためのものであり、上流端がノズル形状に構成される一方、下流端には前記エアクリーナ76が接続されている。第2吸引ホース74は、エアクリーナ76で塵埃等が除去された空気をエアポンプ部42に導くためのものであり、上流端にエアクリーナ76が接続される一方、下流端がエアポンプ部42に接続されている。
エアクリーナ76は、第1吸引ホース73が接続される流入路78と、第2吸引ホース74が接続される流出路80と、これら通路78,80に繋がるフィルター部82とを備えるものである。フィルター部82は、流入路78を通してエアクリーナ76内に吸入された空気から塵埃を分離するためのものである。
この構成では、エンジン5を駆動して吸気管11の吸引作用によって羽根車51及び回転子63が回転すると、エアポンプ部42による吸引作用によって第1吸引ホース73から空気を吸引する。この第1吸引ホース73を所望の清掃対象に向ければその清掃を行うことができる。この第1吸引ホース73を通して吸引された空気は、エアクリーナ76において塵埃等が分離され、きれいな空気となってエアポンプ部42に導入される。そして、この空気は、2次側空気排出部59を通して排出される。
この構成でも前記構成と同様に、清掃時に別途コンプレッサを用意する必要がなく、かつ、エンジン5に塵埃が吸引されるのを回避しつつ使用でき、また、不要時にはこの清掃装置30を取り外すことができる。さらにこの構成では、塵埃を除去するエアクリーナ76が設けられているので、塵埃を貯溜するための手段を別途用意する手間が省け、楽に清掃作業を行うことができる。
なお、前記各構成では、エアポンプ部42をいずれも回転翼型のポンプに構成したが、これに限られるものではなく、エアポンプ部42は、例えばスクロール型ポンプ、メカニカルブースターポンプ、揺動ピストン型ポンプ、ダイヤフラム型ポンプ等さまざまなポンプに構成することができる。スクロール型ポンプは、渦巻状の一対のスクロールを備え、これらを噛み合わせながら回転させることで、空気を圧送するものである。メカニカルブースターポンプは、互いに逆向きに回転する一対のまゆ形ロータを備え、このロータを噛み合わせながら回転させることで空気を圧送するものである。揺動ピストン型ポンプは、回転軸を回転させることでピストンを揺動させ、これによって空気を圧送するものである。ダイヤフラム型ポンプは、薄板からなるダイヤフラムを振動させて空気を圧送させるようにしたものである。
本発明の実施形態に係る清掃装置を取り付ける油圧ショベルの要部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る清掃装置の全体構成を示す斜視図である。 前記清掃装置の装置本体を示す断面図である。 前記装置本体のポンプ部本体を示す断面図である。 別の実施形態に係る清掃装置に設けられるエアクリーナの全体構成を示す断面図である。
符号の説明
5 エンジン
11 吸気管
32 装置本体
34 噴射用ホース
36 噴射ノズル
40 動力源部
42 エアポンプ部
51 羽根車
63 回転子
69 タンク
71 吸引用ホース
76 エアクリーナ

Claims (5)

  1. エンジンによって駆動される作業機械を清掃するための清掃装置であって、
    羽根車とこの羽根車に連結された回転子とを備える装置本体が設けられ、
    前記装置本体は、前記羽根車が収容される動力源部と、前記回転子が収容されるエアポンプ部とからなり、
    前記動力源部は、前記エンジンへ外気を導入するための吸気管に取り付け可能に構成されて、この吸気管へ流れる外気によって前記羽根車を回転させる構成とされ、
    前記エアポンプ部は、前記羽根車の回転に連動した回転子の回転によって空気を吸引して吐出する構成とされ、
    前記エアポンプ部の吐出側には、このエアポンプ部から吐出された空気を噴射するための噴射ノズルが設けられた噴射用ホースが接続されていることを特徴とする作業機械用清掃装置。
  2. 前記噴射用ホースには、エアポンプ部から吐出された空気を圧縮状態で貯溜するタンクが設けられ、
    前記噴射ノズルは、前記タンクに貯溜された圧縮空気を噴射するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の作業機械用清掃装置。
  3. エンジンによって駆動する作業機械を清掃するための清掃装置であって、
    羽根車とこの羽根車に連結された回転子とを備える装置本体が設けられ、
    前記装置本体は、前記羽根車が収容される動力源部と、前記回転子が収容されるエアポンプ部とからなり、
    前記動力源部は、前記エンジンへ外気を導入するための吸気管に取り付け可能に構成されて、この吸気管へ流れる外気によって前記羽根車を回転させる構成とされ、
    前記エアポンプ部は、前記羽根車の回転に連動した回転子の回転によって空気を吸引して吐出する構成とされ、
    前記装置本体のエアポンプ部の吸引側には、清掃対象から空気を吸引するための吸引用ホースが設けられていることを特徴とする作業機械用清掃装置。
  4. 前記吸引用ホースには、吸引された空気に含まれる塵埃を除去するエアクリーナが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の作業機械用清掃装置。
  5. 前記エアポンプ部は、回転翼型ポンプ、スクロール型ポンプ、メカニカルブースターポンプ、揺動ピストン型ポンプ、ダイヤフラム型ポンプのうちの何れかのポンプによって構成されている請求項1から4の何れか1項に記載の作業機械用清掃装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113787056A (zh) * 2021-10-01 2021-12-14 广西玉柴机器股份有限公司 利用外接气源处理发动机表面杂物的方法及装置
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