JP2005287967A - 前枕部の揺動可能なヘッドレスト - Google Patents

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【課題】クッションパッドを発泡樹脂で枠組と一体に発泡成形すると共に、クッションパッドと別体のトリムカバーを備え、トリムカバーを体裁よくクッションパッドに被着することから、前後の枕部から略逆V字状の断面形状を有するヘッドレスト本体として風合いの良好なものに形成する。
【解決手段】クッションパッド5を後パッド部5aより内部に組付け可能な大きさの開口部60を背抜き袋状の前カバー部6bと、前カバー部6bの開口部60を開き口とする袋状の後カバー部6aとから形成したトリムカバー6を備え、後パッド部5aを後カバー部6aの内部に組み付けると共に、前パッド部6bを前カバー部5bの内部に組み付けてクッションパッド5をトリムカバー6の内部に収容し、前カバー部6bの開口部60をベースフレーム3の後板面に取付け固定するカバープレート7で閉鎖する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートのシートバックに備え付けられる前枕部の揺動可能なヘッドレストに関するものである。
車両用シートのヘッドレストとしては、前後の枕部から略逆V字状の断面形状を有するヘッドレスト本体を備え、このヘッドレスト本体をスティでシートバックの上部に立付け装備し、前枕部を下部側より前方に揺動させて相対的にズレ噛合するラチェットで姿勢保持することから、座者の後頭部から頚部付近の支持位置を前枕部の姿勢変えで調整可能に構成するものが提案されている(特許文献1)。
そのヘッドレストは、ヘッドレスト本体の内部に挿置される横軸部より外部に引き出される縦軸部を有するスティと、スティの横軸部で揺動可能に軸支するベースフレームとから枠組し、片側のラチェットをスプリングで引張支持させて相噛合する一対のラチェットをベースフレームに取り付け、縦軸部の上部側を取り込む後パッド部と、ベースフレームの前板面に被る前パッド部とを発泡樹脂でトリムカバーと一体に発泡成形することから、クッションパッドの前,後パッド部をトリムカバーの前,後カバー部で個別に収容するよう構成されている。
そのヘッドレストにおいては、クッションパッドを発泡樹脂でトリムカバーと一体に成形するものであるため、発泡樹脂がトリムカバーに含浸し、体裁や風合いが損なわれる虞れがある。このトリムカバーに対する発泡樹脂の含浸を防ぐには、発泡樹脂の非浸透層を設けたトリムカバーを用いる必要があるから、感触の異なるものになりしかもコスト高なものになってしまう。
特表2001−500396号公報
本発明の解決しようとする課題は、クッションパッドを発泡樹脂で枠組と一体に発泡成形すると共に、クッションパッドと別体のトリムカバーを備え、そのトリムカバーを体裁よくクッションパッドに被着することから、前後の枕部から略逆V字状の断面形状を有するヘッドレスト本体として風合いの良好なものに形成し、また、前枕部をスティの横軸部で円滑に揺動可能に軸支するよう構成するところにある。
本発明の請求項1は、クッションパッドを後パッド部より内部に組付け可能な大きさの開口部を後カバー部の前面と相対する後面に設けた背抜き袋状の前カバー部と、スティの縦軸部を挿通する通し穴を底面に設けて前カバー部の開口部を開き口とする袋状の後カバー部とから形成したトリムカバーを備え、スティの縦軸部を底面の通し穴より外部に突出させて後パッド部を後カバー部の内部に組み付けると共に、前パッド部を前カバー部の内部に組み付けてクッションパッドをトリムカバーの内部に収容し、更に、前カバー部の開口部をベースフレームの後板面に取付け固定するカバープレートで閉鎖し、ヘッドレスト本体を略逆V字状の断面形状に形成したことを特徴とする。
本発明の請求項2は、スティの横軸部をU字内に嵌め合せると共に、軟質なフォーム片をスティの横軸部にあてがってU字内に挟み込み、ベースフレームを片脚部にあてがって脚部の相対する相互と締付けボルトで共締め固定したバネクリップを備え、そのバネクリップを取り付けたスティの横軸部を介して前,後パッド部を発泡樹脂により枠組と一体に発泡成形したクッションパッドを備え付けてなることを特徴とする。
本発明の請求項3は、L字状の切曲げ爪をベースフレームの後板面に設けると共に、補強コードを開口部の口縁に取り付け、開口部の口回りを補強コードでベースフレームの切曲げ爪に掛け止めてなることを特徴とする。
本発明の請求項4は、カバープレートを嵌着クリップであてがい固定する受け台をベースフレームの後板面に設けると共に、開口部の上角縁間に亘る吊り環を設け、開口部の口上縁を吊り環でベースフレームの受け台に掛け止めてなることを特徴とする。
本発明の請求項5は、開口部の上寄り左右縁より内方に伸びる吊込み帯を設けると共に、J字状のフックを吊込み帯の各先端に取り付け、フック相互を嵌め合せて開口部の上寄り左右を吊込み帯で引張止着してなる特徴とする。
本発明の請求項1に係る前枕部の揺動可能なヘッドレストでは、スティの縦軸部を底面の通し穴より外部に突出させて後パッド部を後カバー部の内部に組み付けると共に、前パッド部を前カバー部の内部に組み付けてクッションパッドをトリムカバーの内部に収容し、前カバー部の開口部をベースフレームの後板面に取付け固定するカバープレートで閉鎖することから、カバープレートを前枕部の後側で外部から容易にみえない部位に配置し、別体のトリムカバーをクッションパッドに被せてヘッドレスト本体を形成するため、ヘッドレスト本体を風合いのよく体裁の良好な略逆V字状の断面形状に形成できる。
本発明の請求項2に係る前枕部の揺動可能なヘッドレストでは、軟質なフォーム片をU字内に挟み込んだクリップを備え、そのバネクリップを取り付けたスティの横軸部を介して前,後パッド部を発泡樹脂により枠組と一体に発泡成形することから、発泡樹脂がフォーム片でスティの横軸部と嵌め合わさるバネクリップの摺動部位に浸入するのを阻止できるため、前枕部をスティの横軸部で円滑に揺動可能に軸支するよう構成できる。
本発明の請求項3に係る前枕部の揺動可能なヘッドレストでは、開口部の口回りを補強コードでベースフレームの切曲げ爪に掛け止めることから、開口部の口縁がカバープレートより捲れ出すような事態が発生するのを確実に防止できる。
本発明の請求項4に係る前枕部の揺動可能なヘッドレストでは、開口部の口上縁を吊り環でベースフレームの受け台に掛け止めることから、開口部を設けた前カバー部の上部形状を体裁よく所定形状に保形できる。
本発明の請求項5に係る前枕部の揺動可能なヘッドレストでは、開口部の上寄り左右を吊込み帯で引張止着することから、開口部を設けた前カバー部の側部形状を体裁よく所定形状に保形できる。
図1は、車両用シートのシートバックに備え付けられる前枕部の揺動可能なヘッドレストを断面で示す。このヘッドレストの枠組は、ヘッドレスト本体をシートバックの上部に立付け保持するスティ1と、スティ1の横軸部1aと軸線上で摩擦摺動可能に嵌め合わさるバネクリップ2と、スティ1の横軸部1aを頂点としてバネクリップ2で揺動可能に保持されたベースフレーム3とから組み立てられている。
スティ1としては、金属パイプから上部の横軸部1aと左右の縦軸部1b(1c)とのコの字状に折曲げ形成した二脚のものが備えられている。このスティ2は、図2で示すように縦軸部1b,1cの略中腹付近より上部側が斜め前方に傾斜するよう側面くの字状に折り曲げられている。また、横梁バー1dを縦軸部1b,1cのくの字に折れ曲がる上部付近に溶接で掛渡し固定し、縦軸部1b,1cを脚部として間隔を横梁バー1dで保持するよう構成されている。
バネクリップ2としては、弾性を有する金属薄板から側面略U字状に湾曲形成したものが備えられている。そのバネクリップ2は、図3で示すようにカラー20を介して両脚部2a,2bの板面に挿通するボルト21をナット22で締め付けることから、スティ1の横軸部1aと軸線上で摩擦摺動可能に嵌め合わさるよう取り付けられている。また、横軸部1aの軸線下に回り込む座屈部2cを片脚部2bに設けてU字の奥側でスティ1の横軸部1aと嵌り合うよう形成されている。
そのバネクリップ2には、発泡ウレタンのフォーム片4を横軸部1aの軸線にあてがうようU字内に挟み込んでボルト21,ナット22で共締め固定されている。また、ベースフレーム3がバネクリップ2の片脚部2bにあてがってボルト21,ナット22で共締め固定されている。なお、バネクリップ2の片脚部2aと内側で当接することから、バネクリップ2の揺動範囲を制限するストッパピン1eがスティ1の横軸部1aに溶接固定されている。
ベースフレーム3としては、図4で示すようにバネクリップ2の片脚部2bとボルト21,ナット22で共締め固定される中央の張出し鍔部30を含んで略四辺形のプレート状に形成したものが備え付けられている。そのベースフレーム3の板面には、後述する前カバー部に設ける開口部の左右並びに下側の口縁を端末止着するL字状の切曲げ爪31a,31b、32a,32b、33a〜33cが後面側に突出するよう設けられている。また、後述するカバープレートをクリップ止めするコの字状の受け台34が後面側に溶接固定されている。この受け台34には、クリップ嵌着用の長穴35a,35bが板面に設けられている。
スティ1,バネクリップ2,ベースフレーム3から組み立てられた枠組を基体とし、クッションパッド5が発泡樹脂により一体に発泡成形されている。そのクッションパッド5は、スティ1の横軸部1aを介して縦軸部1b,1cの上部側を取り込む後パッド部5aと、ベースフレーム3の前板面に被る前パッド部5bとから形成されている。前パッド部5bは、ベースフレーム3の前板面に被るよう形成されているため、ベースフレーム3の後板面は前パッド部5bより露出している。
そのクッションパッド5の形成にあたり、フォーム片4をバネクリップ2のU字内に挟込み装着しているため、発泡樹脂が成形フォーム片4でスティ1の横軸部1aと嵌め合さるバネクリップ2の摩擦摺動部位に浸入するのを阻止できる。このため、後述する前枕部をスティ1の横軸部1aで円滑に揺動可能に軸支するよう構成できる。なお、前パッド部5bは軟質なフォーム層5cを前面側に埋め込んで一体に発泡成形するようにできる。
そのクッションパッド5には、別体に形成されたトリムカバー6が被されている。このトリムカバー6(図1参照)は、クッションパッド5の後パッド部5a,前パッド部5bを後カバー部6a,前カバー部6bで個別に収容するよう形成されている。
前カバー部6bは、図5で示すように開口部60を後カバー部の前面と相対する後面に設けた背抜き袋状に形成されている。開口部60は、クッションパッドを多少圧縮することから後パッド部より内部に組付け可能な大きさを有する。後カバー部6aは、図6で示すようにスティの縦軸部を挿通する通し穴61a,61bを底面に設けて前カバー部の開口部を開き口とする袋状に形成されている。
具体的には、図7で示すように前カバー部6bの前面側から後カバー部6aの後面側に至って後カバー部6aの底面側から前面側の下部面までを形成する有幅な中央の帯部62と、後カバー部6a,前カバー部6bの左右面を形成する側面マチ部63a,63b、64a,64bと、後カバー部6aの前面側を形成する接ぎ当部65とから形成されている。このうち、帯部62,各マチ部63a,63b、64a,64bは本皮,合皮,ファブリックで形成するようにできる。接ぎ当部65は、力布等の布地から形成するとよい。
前面カバー部6bを形成する帯部62の端末、側面マチ部64a,64bの内端縁には硬質樹脂製の補強コード66a〜66cを備えた吊込み布67a〜67cが縫い付けられている。側面マチ部64a,64bの吊込み布67b,67cには、左右の吊込み帯68a,68bが前カバー部6bの上部寄りで内方に伸びるよう設けられ、各先端には相嵌合せ可能なJ字状のフック68c,68dが取り付けられている。接ぎ当部65には、吊り環69aが開口部の上角縁間に亘るよう設けられている。これにも、硬質樹脂製の補強コード69bが取り付けられている。
図8で示す(片側のみ図示)ように、帯部62と側面マチ部63a,64aとが相互の外端縁で縫い合わされている(表に現われるものと、現われないものを含み、縫い目は点線で示す。以下、同じ)。前,後の側面マチ部63a,64aは、上部側がスティの横軸部を介して上側に亘るパッド厚みに相当する長さ分だけ縫い合わされている。
図9で示すように、接ぎ当部65は後面カバー部6aを形成する帯部62の端末と側面マチ部63a,63bの内端縁とに縫い合わされている。吊込み布67b,67cの吊込み帯68a,68bを設けた部分と、吊り環69aの基部に相当する部分も互いに縫い合わされている。
そのトリムカバー6には、クッションパッド5を前カバー部6bの開口部60から内部に組み付けられる。後パッド部5aは、スティ1の縦軸部1b,1cを後カバー部6aの底面に設けた通し穴61a,61bに挿通させて外部に突出させることから後カバー部6aの内部に完全に収められる。この際、前カバー部6bを裏返しに捲って置けば、後パッド部5aを後カバー部6aの内部に容易に収められる。前パッド部5bは、後パッド部5aの組付け後に、前カバー部6bを表返しに戻すことから前カバー部6bの内部に収容できる。
前カバー部6bは、図10で示すように吊込み布67a〜67cを内方に引っ張って補強コード66a〜66cをベースフレーム3の切曲げ爪31a,31b、32a,32b、33a〜33cに掛け止める。これにより、開口部60の口縁が捲れ出すような事態の発生を確実に防げる。
次に、開口部60の口上縁を吊り環69aでベースフレーム3の受け台34に掛け止めることにより、前カバー部6aの上部形状を体裁よく所定形状に保形できる。更に、吊込み帯68a,68bのフック68c,68dを互いに嵌め合せて開口部60の上寄り左右を吊込み帯68a,68bで引張止着する。これにより、前カバー部6bの側部形状を体裁よく所定形状に保形できる。
前カバー部6bの開口部60は、合成樹脂製のカバープレート7(図1参照)をベースフレーム3の受け台34にクリップ止めすることからカバープレート7で閉鎖する。そのカバープレート7としては、略四辺形のプレート状に形成したものが備えられている。このカバープレート7には、図11で示すように受け台34の長穴35a(35b)に圧入するアンカークリップ7a(7b)が前面側に備え付けられている。また、張出し縁7cがクリップ締付け用のナット22を受け入れるよう上部側に設けられている。
このように構成する前枕部の揺動可能なヘッドレストでは、図12で示すようにカバープレート7を前枕部の後側で外部から容易にみえない部位に配置し、別体に形成したトリムカバー6をクッションパッド5に被せてヘッドレスト本体を形成するため、ヘッドレスト本体を風合いのよく体裁の良好な略逆V字状の断面形状に形成できる。
本発明に係る前枕部の揺動可能な車両用シートのヘッドレストを示す側断面図である。 図1のヘッドレストを構成する枠組を示す側面図である。 図2の枠組におけるバネクリップの装着部位を示す側面図である。 図2の枠組におけるベースフレームの装着部位を示す背面図である。 図1のヘッドレストを構成するトリムカバーの前カバー部を後面側から示す断面図である。 図1のヘッドレストを構成するトリムカバーの後カバー部を前面側から示す断面図である。 図1のヘッドレストを構成するトリムカバーの各カバー部を示す展開図である。 図1のヘッドレストを構成するトリムカバーの縫着構造を示す側面図である。 図1のヘッドレストを構成するトリムカバーの縫着構造を示す平面図である。 図1のヘッドレストを構成するトリムカバーの端末処理構造を前カバー部の後面側から示す断面図である。 図1のヘッドレストに備え付けられるカバープレートを示す断面図である。 図1のヘッドレストを示す横断面図である。
符号の説明
1 スティ
1a スティの横軸部
1b,1c スティの縦軸部
2 バネクリップ
2a,2b バネクリップの脚部
3 ベースフレーム
31a,31b、32a,32b、33a〜33c
切曲げ爪
34 受け台
4 フォーム片
5 クッションパッド
5a 後パッド部
5b 前パッド部
6 トリムカバー
6a 後カバー部
6b 前カバー部
60 開口部
61a,61b スティの通し穴
66a〜66c 補強コード
68a,68b 吊込み帯
68c,68d Jフック
7 カバープレート

Claims (5)

  1. ヘッドレスト本体の内部に挿置される横軸部より外部に引き出される縦軸部を有するスティと、スティの横軸部と軸線上で摩擦摺動可能に嵌め合わさるバネクリップと、スティの横軸部を頂点としてバネクリップで揺動可能に保持されたベースフレームとから枠組し、スティの横軸部を介して縦軸部の上軸部を取り込む後パッド部と、ベースフレームの前板面に被る前パッド部とを発泡樹脂により一体に発泡成形したクッションパッドを備え、クッションパッドの前,後パッド部をトリムカバーの前,後カバー部で個別に収容させてヘッドレスト本体を略逆V字状の断面形状に形成する前枕部の揺動可能なヘッドレストにおいて、
    クッションパッドを後パッド部より内部に組付け可能な大きさの開口部を後カバー部の前面と相対する後面に設けた背抜き袋状の前カバー部と、スティの縦軸部を挿通する通し穴を底面に設けて前カバー部の開口部を開き口とする袋状の後カバー部とから形成したトリムカバーを備え、スティの縦軸部を底面の通し穴より外部に突出させて後パッド部を後カバー部の内部に組み付けると共に、前パッド部を前カバー部の内部に組み付けてクッションパッドをトリムカバーの内部に収容し、更に、前カバー部の開口部をベースフレームの後板面に取付け固定するカバープレートで閉鎖し、ヘッドレスト本体を略逆V字状の断面形状に形成したことを特徴とする前枕部の揺動可能なヘッドレスト。
  2. スティの横軸部をU字内に嵌め合せると共に、軟質なフォーム片をU字内に挟み込み、ベースフレームを片脚部にあてがって脚部の相対する相互と締付けボルトで共締め固定したバネクリップを備え、そのバネクリップを取り付けたスティの横軸部を介して前,後パッド部を発泡樹脂により枠組と一体に発泡成形したクッションパッドを備え付けてなることを特徴とする請求項1に記載のヘッドレスト。
  3. L字状の切曲げ爪をベースフレームの後板面に設けると共に、補強コードを開口部の口縁に取り付け、開口部の口回りを補強コードでベースフレームの切曲げ爪に掛け止めてなることを特徴とする請求項1に記載のヘッドレスト。
  4. カバープレートを嵌着クリップであてがい固定する受け台をベースフレームの後板面に設けると共に、開口部の上角縁間に亘る吊り環を設け、開口部の口上縁を吊り環でベースフレームの受け台に掛け止めてなることを特徴とする請求項3に記載のヘッドレスト。
  5. 開口部の上寄り左右縁より内方に伸びる吊込み帯を設けると共に、J字状のフックを吊込み帯の各先端に取り付け、フック相互を嵌め合せて開口部の上寄り左右を吊込み帯で引張止着してなる特徴とする請求項3または4に記載のヘッドレスト。
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