JP4473696B2 - 椅子のヘッドレスト取付構造 - Google Patents

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本発明は、椅子のヘッドレスト取付構造に関する。
椅子の背凭れにヘッドレストを取付ける構造としては、ヘッドレストと一体となったヘッドレスト支持板を背凭れの背板と重合させてねじ止めしたもの(例えば特許文献1参照)、背凭れの上端後部より起立する1対の縦杆に、ヘッドレストを高さ調節可能として装着したもの(例えば特許文献2参照)、背凭れの上端部に設けた左右方向を向く軸に、枕支持杆を枢着することにより、ヘッドレストを前後方向に傾動可能としたもの(例えば特許文献3参照)等が知られている。
実開平5−72249号公報 特開2001−314268号公報 特開2004−57397号公報
特許文献1のものは、ヘッドレスト支持板の板厚を大としなければ十分な強度が得られず、また、ねじの頭部が露呈し、体裁が悪い。
特許文献2および3のものは、構造が複雑で高価になるとともに、組付け作業が煩瑣である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、構造が簡単であるとともに、ヘッドレストを強固に安定して支持することができ、しかも、背凭れとヘッドレストとの位置合わせや、組付け作業が容易で、安価に製造できるようにした椅子のヘッドレスト取付構造を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 正面形が閉ループ状をなす基枠の前面に張材を張設し、この張材の下端より下方に延出する前記基枠の下端部の下面に左右方向を向く凹溝を設けることにより、前記基枠における前記張材の下端より下方の部分に前後方向に離間する二股部を形成し、この二股部を、椅子の背凭れにおける上端後部に設けた左右方向を向く横杆に上方より跨嵌して、ヘッドレストの下部を背凭れ枠体に取り付ける。
(2) 上記(1)項において、横杆を、前面に張材が張設された背凭れ枠体における前部上枠の後面に両端部が結合され、かつ中間部が前記前部上枠より後方に離間した左右方向を向く後部上枠により形成する。
(3) 上記(1)または(2)項において、横杆を、背凭れ枠体と一体に形成する。
(4) 上記(1)または(2)項において、ヘッドレストの基枠の前後方向の厚さを、上部より下部に向かって漸次厚くし、その厚くなった基枠の下部に二股部を形成する。
(5) 上記(1)または(2)項において、ヘッドレストの下端に左右方向を向く凹溝を設けることにより、ヘッドレストの下端部に形成された前垂下片と後垂下片とを横杆の前後面に密接し、前垂下片と後垂下片とを、それらの間に横杆を挟んで、互いにボルト締めする。
(6) 上記(1)または(2)項において、横杆の後面と後垂下片の後面との互いに対応する部分に、ボルト挿通孔が開口する浅い凹部を設け、ここに前記ボルト挿通孔またはボルトの頭部を覆うカバープレートを着脱自在に嵌合しうるようにする。
請求項1記載の発明によれば、下端部に設けた二股部を、背凭れの上端後部に設けた横杆に、上方より跨嵌するだけで、ヘッドレストを、簡単な構造で、安定して、強固に支持することができる。また、位置決めや組付け作業が容易で、安価に製造することができる。
請求項2記載の発明によれば、背凭れ枠体における前部上枠と後部上枠との間の間隔を利用して、ヘッドレストの下部の二股部を、横杆、すなわち後部上枠に容易に跨嵌することができるとともに、背凭れの表面材を傷めることなく、ヘッドレスト取付作業を行なうことができる。
請求項3記載の発明によれば、横枠を背凭れ枠体と一体に形成したので、ヘッドレストの装着時に、まず横杆を背凭れに取り付けるという作業が不要になり、部品点数を減らすことができる。また、横杆の取付手段が外部から見えないため、外観も良好なものにすることができる。
請求項4記載の発明によれば、着座者の頭部を安定して、強固に支持することができる。
請求項5記載の発明によれば、ヘッドレストを横杆に強固に固着することがでるとともに、ボルト締めに際して、背凭れの表面材を傷めることがない。
請求項6記載の発明によれば、ヘッドレスト装着後に、後垂下片の凹部にカバープレートを装着することにより、ボルトの頭部を隠すことができ、体裁がよい。
また、ヘッドレストを横杆から外したときは、上記カバープレートを、後垂下片の凹部から外して、横杆の後面の凹部に付け替えることにより、横杆のボルト挿通孔を隠すことができるので、この場合にも体裁がよい。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1〜図10は、本発明の一実施形態を備える椅子を示す。図1および図2に示すように、この椅子においては、放射状に延びる5本の脚(1)の付け根において支柱(2)が起立し、支柱(2)の上端部には、水平面内において回動可能に支基(3)が取り付けられている。また、各脚(1)の先端には、キャスタ(4)が付設されている。
支基(3)の前後方向の中間部には、左右方向を向く枢軸(5)が、その中心軸線の回りに回動可能として貫通されており、この枢軸(5)の両端部には、側面視ほぼL字状をなす左右1対の背凭れ支持杆(6)(6)における下部の前向部(6a)(6a)の前端部が固着されている。背凭れ支持杆(6)(6)は、この前向部(6a)(6a)の後端より起立する起立部(6b)(6b)によって、背凭れ(7)を支持している。
各背凭れ支持杆(6)は、その前向部(6a)の上方において、座部(8)の後下部と連結されており、背凭れ(7)が後傾するのに連動して、座部(8)は、後下方へ移動するようになっている。背凭れ(7)の後傾と座部(8)の移動は、図示していないリクライニング制御装置により制御される。
背凭れ支持杆(6)(6)の前向部(6a)のほぼ中央の外側面からは、正面視ほぼL字状の肘フレーム(9)が延出し、肘フレーム(9)の起立部(9a)の上端部には、肘掛け(10)が設けられている。
図1〜図3に示すように、背凭れ(7)の上端部には、ヘッドレスト(11)が設置されている。座部(8)、背凭れ(7)、およびヘッドレスト(11)は、いずれも枠体と、その着座者側に張設された、高張力プラスチックその他適宜の材料からなるネット状の張材(12)とからなっている。
背凭れ(7)の正面視ほぼロ字状に閉塞された背凭れ枠体(13)は、図4に示すように、その上枠部分は、中央部が後方に凹入するように湾曲する左右方向を向く前部上枠(13a)の後面両側部に、前部上枠(13a)より小さい曲率半径をもって中央部が後方に凹入するように湾曲する左右方向を向く後部上枠(13b)の両端部を結合することにより、平面視ほぼ三日月形をなすように一体成形されている。後部上枠(13b)は、ヘッドレストを支持するための横杆をなすものであるが、本実施形態においては、前部上枠(13a)と一体成形することにより、部品点数を減らし、取り付けの手間を省けるようにしてある。
図5に示すように、ヘッドレスト(11)は、正面形が閉ループ状をなす、この例ではほぼ台形とした基枠(14)、この前面に嵌めつけられる、基枠(14)とほぼ同形の張枠(15)、および張枠の前面側に張設されるネット状の張材(12)(図5においては省略)とからなつている。
図6に示すように、基枠(14)の下端部には、その下面中央に長手方向を向く凹溝(14a)を設けることにより、その前後に形成された前垂下片(14b)と後垂下片(14c)とからなる二股部(14d)が形成されている。この二股部(14d)を、後部上枠(13b)に上方より跨嵌することにより、基枠(14)は、後部上枠の中央部に安定するように取り付けられている。そのため、基枠(14)の下部は、後部上枠(13b)と同一曲率をもって平面視において湾曲している。また、凹溝(14a)の内面形状は、後部上枠(13b)の前後面に前垂下片(14b)および後垂下片(14c)が溶接するように、後部上枠(13b)の上部の断面形状と補形をなすように形成されており、これにより、着座者がヘッドレスト(11)に頭を載せたときに、ぐらつきを生じることはない。
ヘッドレスト(11)は、背凭れ枠体(13)の後部上枠(13b)に取付けられるため、背凭れに寄りかかった着座者の背中や首の後面側が、基枠(14)の下部に触れることはなく、違和感を覚えたりすることはない。また、ヘッドレスト(11)は、下部中央部が後方に凹入するように湾曲して、背凭れ枠体(13)の後部上枠(13b)に外嵌されるため、前後方向および左右方向の外力に対して強い構造となっている。さらに、後部上枠(13b)に対するヘッドレスト(11)の位置決めも容易である。
図3〜図6に示すように、基枠(14)における前垂下片(14b)および後垂下片(14c)、ならびに背凭れ枠体(13)の後部上枠(13b)の中央には、それぞれ前後方向を向く左右1対のボルト挿通孔(16)(16)が穿設されており、これらのボルト挿通孔(16)に、後方からそれぞれボルト(18)を挿通し、それを後部上枠(13b)の前面にあてがった受け板(18)に設けた左右1対のボス部(18a)(18a)内のねじ孔(19)(19)にそれぞれ螺合させることにより、ヘッドレスト(11)は、背凭れ(7)に強固に固着されている。
なお、ボルト(17)を螺着した後には、横長のカバープレート(20)を、左右のボルト挿通孔(16)(16)にまたがるように後垂下片(14c)の後面中央に設けた横長の浅い凹部(21)に嵌合し、かつカバープレート(20)の前面に、突設した左右1対の弾性係止爪(20a)(20a)を、後垂下片(14c)の中央に設けた段付係合孔(22)の段部(22a)に係止させることによって、カバープレート(20)により、各ボルト(17)の頭部を覆うようにすると、良好な外観を呈することができる。
ヘッドレスト(11)を使用しないときは、カバープレート(20)を後垂下片(14c)の後面から外し、それを、図7に示すように、ヘッドレスト(11)が外された後部上枠(13b)の後面中央に予め設けておいた、上記凹部(21)と同様の凹部(23)に嵌合し、かつ、両弾性係止爪(20a)(20a)を、後部上枠(13b)の中央に設けた、上記と同様の段付係合孔(22)の段部(22a)に係止させることにより、カバープレート(20)で左右のボルト挿通孔(16)(16)を覆って、良好な外観を呈することができる。
本実施形態のヘッドレスト(11)における張材(12)の張設態様は、以下の通りである。なお、背凭れ(7)における張材(12)の張設態様は、これとは相違するが、その張設態様は本発明には直接関係しないので、その説明を省略する。図1、図3および図4に示すように、張材(12)は、ヘッドレスト(11)の張枠(15)の前面(15a)から外周面(15b)にかけて一定の張力を保って張設され、その周縁部は、張枠(15)の後方周縁部(15c)をも覆っている。張材(12)は、張枠(15)と基枠(14)とを嵌めつける際に(図8〜図10参照)、両者の間に挟み込まれることによって把持されている。
図8に詳細に示すように、張材(12)の周縁部には、短寸部(24a)と長寸部(24b)とからなる断面L字形をなす可撓性の縁材(24)が溶着等により固着されている。張枠(15)の後方周縁部(15c)の内側には、前方を向く溝(25)が全周にわたって設けられており、縁材(24)の長寸部(24b)およびこれに固着された張材(12)の縁部が、この溝(25)に挿入されている。
図5にも示すように、基枠(14)の前面には、前方を向くボス(26)が、また張枠(15)には、これと対応して段付孔(27)が、それぞれ設けられている。ボス(26)には、ねじ孔(28)が設けられており、また弾性変形可能な材料から形成されている筒状ワッシャ(29)の中央には、ねじ挿通孔(30)が形成されている。筒状ワッシャ(29)は、ねじ挿通孔(30)に挿通され、かつボス(26)のねじ孔(28)に止着されるねじ(31)によって、ボス(26)の先端面に締着されている。また、筒状ワッシャ(29)の外周面には、後方に向かって拡開する複数の弾性係止爪(29a)が、円周方向に等間隔をもって設けられている。
張枠(15)の段付孔(27)における前方の大径孔(27a)と後方のが小径孔(27b)との間には、段部(27c)が形成されている。筒状ワッシャ(29)は大径孔(27a)に位置し、その弾性係止爪(29a)の後端が、段部(27c)に係止されることにより、張枠(15)は基枠(14)より前方へ外れるのが阻止されている。
ボス(26)より外側における基枠(14)の外周縁には、前方より凹入する段部(32)が形成されており、この段部(32)が、張材(12)を介して、縁材(24)の短寸部(24a)の後面に当接することにより、縁材(24)及び張材(12)の縁部が、溝(25)から抜け出すのを阻止している。
以下、図9と図10を参照して、基枠(14)と張枠(15)の組立て、および張材(12)の張設の手順を説明する。両図に示すように、張枠(15)および張材(12)の組み付け、ならびに基枠(14)、ねじ(26)、および筒状ワッシャ(27)の組立ては別個に行い、その後、それらを互いに合体させる。
まず、図9の矢印(A)で示すように、張枠(15)の前面(15a)から外周面(15b)および後方周縁部(15c)にかけて張材(12)の周縁部を巻き込んで、これに固着された挿入片(24)とともに、張枠(15)の溝(25)に差し入れる。このとき、矢印(B)で示すように、張材(12)は、張枠(15)の後方周縁部(15c)、外周面(15b)、および前面(15a)に密接する。
また、図9の矢印(C)で示すように、ねじ(31)を筒状ワッシャ(29)のボルト挿通孔(30)に通し、さらにボス(26)に設けられたねじ孔(28)に螺合させる。
この結果、図10に示すように、筒状ワッシャ(29)は、その弾性係止爪(29a)が、ボス(26)の外周面から外方にはみ出した状態で、ボス(26)に固定される。
ついで、図10に矢印(D)で示すように、張枠(15)と張材(12)を組み付けたアセンブリ(33)を、基枠(14)のボス(26)、筒状ワッシャ(29)、およびねじ(31)を合体したアセンブリ(34)に前方より押しつける。
すると、まず、小径孔(27b)に、筒状ワッシャ(29)が進入し、その弾性係止爪(29a)は、小径孔(27b)の内面との摺接によって、漸次縮径させられ、それによって、筒状ワッシャ(29)は小径孔(27b)を通過することができる。
筒状ワッシャ(29)が小径孔(27b)を通過し終えると、弾性係合爪(29a)は、弾性により元の状態に拡開し、その後端が図8に示すように、大径孔(27a)と小径孔(27b)との間の段部(27c)に係合し、筒状ワッシャ(29)を小径孔(27b)を通して引き抜くことはできなくなる。
本実施形態においては、基枠(14)と張枠(15)の取り付け作業を簡便にするため、図1と図5に示すように、段付孔(27)(したがって、筒状ワッシャ(29))は、上下方向に交互に設け、ねじ止めする筒状ワッシャ(29)の数を、必要最小限としている。
椅子の廃棄時に、材料の分別のため、張材(12)を分離する必要がある場合は、ネット状の張材(12)を通してねじ(31)の位置を確認し、ドライバ等の工具を張材(12)を破りつつ挿入し、ねじ(31)の頭部に当て回して、ねじ(31)とともに筒状ワッシャ(29)をボス(26)から取り外せば、基枠(14)と張枠(15)とを引き離すことができる。したがって、この後、張材(12)の縁部を、挿入片(24)とともに、張枠(15)の溝(25)から引き出すことができる。
本発明の一実施形態を備える椅子の正面図である。 同じく、側面図である。 同じく、椅子上部の背面図である。 図2のIV−IV線に沿う横断平面図である。 ヘッドレストの枠体の分解斜視図である。 図3のVI−VI線に沿う断面図である。 ヘッドレストを用いない場合の図4と同様の部分の断面図である。 図6におけるVIII部の拡大断面図である。 同じく、分解断面図である。 同じく、一部を組み立てた断面図である。
符号の説明
(1)脚
(2)支柱
(3)支基
(4)キャスタ
(5)枢軸
(6)背凭れ支持杆
(6a)前向部
(6b)起立部
(7)背凭れ
(8)座部
(9)肘フレーム
(9a)起立部
(10)肘掛け
(11)ヘッドレスト
(12)張材
(13)背凭れ枠体
(13a)前部上枠
(13b)後部上枠(横杆)
(14)基枠
(14a)凹溝
(14b)前垂下片
(14c)後垂下片
(14d)二股部
(15)張枠
(15a)前面
(15b)外周面
(15c)後方周縁部
(16)ボルト挿通孔
(17)ボルト
(18)受け板
(18a)ボス部
(19)ねじ孔
(20)カバープレート
(20a)弾性係止爪
(21)凹部
(22)段付係合孔
(22a)段部
(23)凹部
(24)縁材
(24a)短寸部
(24b)長寸部
(25)溝
(26)ボス
(27)段付孔
(27a)大径孔
(27b)小径孔
(27c)段部
(28)ねじ孔
(29)筒状ワッシャ
(29a)弾性係止爪
(30)ねじ挿通孔
(31)ねじ
(32)段部
(33)(34)アセンブリ

Claims (6)

  1. 正面形が閉ループ状をなす基枠の前面に張材を張設し、この張材の下端より下方に延出する前記基枠の下端部の下面に左右方向を向く凹溝を設けることにより、前記基枠における前記張材の下端より下方の部分に前後方向に離間する二股部を形成し、この二股部を、椅子の背凭れにおける上端後部に設けた左右方向を向く横杆に上方より跨嵌して、ヘッドレストの下部を背凭れ枠体に取り付けたことを特徴とする椅子のヘッドレスト取付構造。
  2. 横杆を、前面に張材が張設された背凭れ枠体における前部上枠の後面に両端部が結合され、かつ中間部が前記前部上枠より後方に離間した左右方向を向く後部上枠により形成した請求項1記載の椅子のヘッドレスト取付構造。
  3. 横杆を、背凭れ枠体と一体に形成したことを特徴とする請求項1または2記載の椅子のヘッドレスト取付構造。
  4. ヘッドレストの基枠の前後方向の厚さを、上部より下部に向かって漸次厚くし、その厚くなった基枠の下部に二股部を形成した請求項1〜3のいずれかに記載の椅子のヘッドレスト取付構造。
  5. ヘッドレストの下端に左右方向を向く凹溝を設けることにより、ヘッドレストの下端部に形成された前垂下片と後垂下片とを横杆の前後面に密接し、前垂下片と後垂下片とを、それらの間に横杆を挟んで、互いにボルト締めした請求項1〜3のいずれかに記載の椅子のヘッドレスト取付構造。
  6. 横杆の後面と後垂下片の後面との互いに対応する部分に、ボルト挿通孔が開口する浅い凹部を設け、ここに前記ボルト挿通孔またはボルトの頭部を覆うカバープレートを着脱自在に嵌合しうるようにした請求項5記載の椅子のヘッドレスト取付構造。
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