JP6147287B2 - 枠部材、及び、枠部材の取付方法 - Google Patents
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Description
この場合、本体ブロックの挿入壁が裏当てブロックの開口枠内に挿入されると、挿入壁の四辺の支持面が開口枠の開口の各辺に対向し、開口枠の各辺の裏面側の縁部に少なくとも一つの係止爪が係合される。したがって、この構成を採用することにより、シート表皮の開口縁部が、開口枠の四辺にそれぞれ巻き付くかたちで本体ブロックと裏当てブロックに挟持固定されることになる。したがって、この構成を採用することにより、シート表皮に対する枠部材のより強固な固定が可能になる。
この場合、裏当てブロックの張り出し部が広い面積でクッション材の前面に安定的に支持されるとともに、本体ブロックの露出面積が小さく抑えられるようになる。したがって、この構成を採用することにより、クッション材による裏当てブロックの支持の安定性の向上と、それに伴う本体ブロックの取付作業性の向上を図ることができるとともに、取付後の見栄えの向上も図ることができる。
この場合、シートのサイズや仕様が異なるときには、裏当てブロックの張り出し部をスリット形成部で適宜破断することにより、張り出し部の張り出し長さを容易に調整することができる。
図1は、車両に設置されるシート1を右後部上方側から見た図である。シート1は、乗員の臀部を支持するシートクッション2と、シートクッション2の後部に傾動可能に連結されて着座した乗員の腰部及び背部を支持するシートバック3と、シートバック3の上部に取り付けられて着座した乗員の頚部及び頭部を支持するヘッドレスト4と、を備えている。シートバック3は、シートバックフレーム5に適宜クッション材が取り付けられ、それらの外側がシート表皮6によって覆われている。
枠部材10は、シート表皮6の表面側に配置される本体ブロック10Aと、シート表皮6の裏面側に配置される裏当てブロック10Bと、を備えている。本体ブロック10Aと裏当てブロック10Bは、それぞれ硬質樹脂によって一体に形成されている。なお、図2中の符号13は、カプラ14を介してUSBソケット11に接続されたUSBケーブルである。
裏当てブロック10Bは、略矩形状の開口17を有する開口枠18を備えている。開口17は、USBソケット11の内側挿入部の断面と略相似形状で、かつその断面よりも一回り大きく形成されている。この実施形態の場合、開口17は、上下方向に長い略矩形形状に形成されている。開口枠18は、シート表皮6の厚みよりも充分に厚い厚みを有している。開口枠18の外周縁部には、クッション材15の前面に沿って配置される張り出し部19が延設されている。
また、支持ベース部19Aの開口枠18の上部に隣接する2位置には、後述する支持孔21か形成されている。支持孔21は、支持ベース部19Aの左右に離間した2位置に配置されている。
本体ブロック10Aは、USBソケット11の頭部が嵌入される矩形枠状の保持枠部22と、保持枠部22の内周側の四辺から裏面側に向かって突出する4つの挿入壁23a,23b,23c,23dと、を備えている。なお、図中符号26は、保持枠部22の内側の開口である。
最初に、線ファスナー等によって閉じられたシート表皮6の開き口を開き、図10に示すように、シート表皮6の裏面側の所定位置に裏当てブロック10Bを配置する。このとき、裏当てブロック10Bはクッション材15とシート表皮6の間に挿入される。裏当てブロック10Bをクッション材15とシート表皮6の間に挿入するに際しては、例えば、シート表皮6の縫い目31に沿わせて挿入することにより、裏当てブロック10Bを容易にかつ正確にシート表皮6の背部の所定位置に配置することができる。
また、このとき本体ブロック10Aの支持壁22aに突設された係止突起30は、シート表皮6の縁部に喰い込んだまま裏当てブロック10B側の対応する支持孔21内に押し入れられる。
したがって、この枠部材10を採用することにより、シートバック3の内部に特別な支持構造を設けることなく、本体ブロック10Aを裏当てブロック10B方向に押し込むだけの極めて簡単な作業によって枠部材10を容易に、かつ強固にシート表皮6に取り付けることができる。
したがって、この構成を採用した場合には、シート表皮6の各延出片16aが、開口枠18の四辺にそれぞれ巻き付くかたちで本体ブロック10Aと裏当てブロック10Bに挟持固定されることになり、シート表皮6に対する枠部材10の固定がより強固なものとなる。
さらに、枠部材の利用形態は、USBソケットの取付座に限らず、他の給電システム用のソケットの取付座やソケット以外の部材の取付座、引き込みストラップ等のガイド等であっても良い。
10…枠部材
10A…本体ブロック
10B…裏当てブロック
15…クッション材
16…開口
16a…延出片
17…開口
18…開口枠
19…張り出し部
20…スリット形成部
23a,23b,23c,23d…挿入壁
24…支持面
25…係止爪
S1,S2…切り込み
Claims (5)
- シート表皮の開口の縁部に取り付けられる枠部材において、
前記シート表皮の表面側に配置される本体ブロックと、
前記シート表皮の裏面側に配置される裏当てブロックと、を備え、
前記裏当てブロックは、開口を有する開口枠を備え、
前記本体ブロックは、前記開口枠の開口内に挿入される挿入壁と、該挿入壁の突出端側に一体に形成されて前記開口枠の裏面側の縁部に係合される係止爪と、を備え、
前記挿入壁と前記係止爪とは、前記シート表皮の開口縁部を内側に巻き込んだ状態で前記開口枠の開口内に挿入され、巻き込んだ前記シート表皮を前記開口枠との間で挟持固定することを特徴とする枠部材。 - 前記開口枠の開口は、略矩形状に形成され、
前記挿入壁は、前記開口枠の開口の四辺に対応して四方向を向く支持面を有し、各該支持面に連続して前記係止爪が少なくとも一つ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の枠部材。 - 前記裏当てブロックは、前記シート表皮と、当該シート表皮の裏面側に配置されるクッション材との間に挿入して配置され、
前記裏当てブロックは、前記クッション材の前面に沿う張り出し部を有するとともに、前記張り出し部が前記本体ブロックの外縁部よりも外側まで延出していることを特徴とする請求項1または2に記載の枠部材。 - 前記裏当てブロックの前記張り出し部には、破断可能なスリット形成部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の枠部材。
- シート表皮に請求項1に記載の枠部材を取り付ける取付方法において、
前記裏当てブロックを、前記シート表皮の裏面側に配置した後、
前記シート表皮の前記裏当てブロックの前記開口内に対応する位置に当該開口の略中心部を中心とする複数の切り込みを入れることによって、隣接する切り込みの端部を結んで形成される開口と、その内側に連設される複数の延出片とを形成し、
その後に、前記本体ブロックの前記挿入壁と前記係止爪とを、前記シート表皮の前記延出片を巻き込んだ状態で、前記裏当てブロックの前記開口枠の開口内に挿入し、
前記本体ブロックの前記係止爪を前記裏当てブロックの前記開口枠の裏面側の縁部に係合して、前記挿入壁及び前記係止爪と、前記開口枠とで前記延出片を挟持固定することを特徴とする枠部材の取付方法。
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