JP5479800B2 - 椅子における背もたれの取付構造 - Google Patents
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Description
また、支基に貫通させた左右方向を向く枢軸の両端部に、左右の背凭れ支持杆の前端部を側方から嵌合し、その後に、両背凭れ支持杆同士を横杆をもって互いに連結しようとすると、その連結作業が面倒である。
(1)背凭れの下端部より上方の左右両側部を、背凭れ支持体の上部の両側部に取り付け、前記背凭れの下端部における左右方向の中間部と、それに対向する前記背凭れ支持体の中間部前面とのいずれか一方に、左右両側面にピンを突設した突部を設け、かついずれか他方に、前記両ピンに上下方向から係合し、前記背凭れの下端部を、前後方向に移動不能、かつ上下方向に摺動可能として係止する係止部材を設け、さらに、前記背凭れ支持体を、左右1対の背凭れ支持杆の中間部を互いに内方に向かって近接するように屈曲した屈曲部同士を、互いに突き合わせて、それらの前面に設けた連結部材をもって結合したものとし、前記両背凭れ支持杆の上端部に、背凭れの下端部より上方の左右両側部を取り付け、前記連結部材に、前記突部と係止部材とのいずれか一方を設ける。
また、左右の背凭れ支持杆の前端部で、支基を左右から挟むようにして、両背凭れ支持杆の屈曲部同士を、互いに突き合わせて結合することにより、両背凭れ支持杆の支基への装着と、相互の結合とを同時に簡単に行うことができ、組付作業性が向上するとともに、背凭れ支持杆における応力が集中する屈曲部同士を結合するので、その部分の剛性が高まり、背凭れを強力に支持することができる。
したがって、左右方向を向く枢軸を、その両端部が支基の外側面より突出するようにして支基に装着しておき、その両側方から、左右の背凭れ支持杆の前端部を、枢軸の両端部に装着することができ、従来のように、枢軸を、左右の背凭れ支持杆の前端部と、その間に配設した支基とを左右方向に貫通するように、側方から挿通させる必要がない。
また、係止部材を、左右のピンに上下方向から係合させた後、背凭れの下端部より上方の左右両側部を、背凭れ支持体の上部の両側部に取り付けるだけで、背凭れを背凭れ支持体に、簡単に、かつ安定よく組み付けることができるとともに、左右の背凭れ支持杆を結合する連結部材に、突部と係止部材とのいずれか一方を一体的に形成することができるので、部品点数を削減し、構造を簡素化することができ、安価に製造することができる。
さらに、背凭れの両側部が左右の連結軸に対して角度変更可能であるので、着座者が背凭れに凭れて、後方にリクライニングさせ、背凭れの左右方向の中間部が後方に凹入するように弾性撓曲したとき、背凭れの両側部がそれに追従して、左右の連結軸に対して平面視においてハ字状をなすように回動し、背凭れの左右方向の中間部の後方への弾性撓曲を許容したり助長したりすることができ、快適な着座感が得られる。
また、背凭れは、着座者が背凭れに凭れて、後方にリクライニングさせたとき、背凭れの上部が後方に弾性撓曲し易くなり、快適な着座感が得られる。
図1および図2に示すように、この椅子は、先端部にキャスタ1が設けられた放射状をなす5本の脚杆2を有する脚体3を備えている。脚体3の中央には、ガススプリング(図示略)を備える伸縮式の脚柱4が立設されており、脚柱4の上端には、支基5の後部が固着されている。
軸孔10は、枢軸8の端部と補形をなす非円形孔である。
各凸部13、14、18は、先端に向かって上下幅が漸次小となる横向台形状とし、各凹部16、17、15は、それに補形をなすように、先端に向かって上下に拡開する形状とするのが好ましい。
また、ピン20eの断面形状は、この例では上下方向に長い楕円形としてあるが、上下方向に長い長円形としたり、または真円としたりすることもできる。
また、構造が簡単で、安価に製造することができる。
また、連結部材20は、後方を背凭れ支持杆11、12における屈曲部11a、12aやカバー22によって覆われ、また前方を、後述するように背凭れ6の下部によって覆われ、前後方向に露呈することがなく、体裁がよい。
背凭れ6の両側部における背板6aの上下方向のほぼ中央部には、側面視および平面視において中央部が前方に円弧状に突出する球面状の屈曲部25が形成されている。
このカバー32を設けたことにより、板ナット29が前方に露呈することがなくなるので、体裁がよく、また背板6aの前面に設けたクッション体6bの後面が、板ナット29等の抜け止め手段に擦れてクッション体6bを傷めたり、抜け止め手段がクッション体6bおよび表皮材6cを介して着座者に当り、着座者に不快感を与えたりするのを防止することができる。
また、背板6aの両側部に設けた貫通孔28を、背凭れ支持杆11、12の両側部に突設した連結軸27に嵌合し、貫通孔28から前方に突出した各連結軸28の前端部に抜け止め手段を取り付けるだけで、背凭れ6を背凭れ支持体9に簡単に取り付けることができるとともに、背凭れ6の両側部の支持部の構造を簡素化することができる。
例えば、背凭れ支持体9を一体的に形成するとともに、両側面にピン20eを突設した突部(または係止部材)を、その背凭れ支持体9の前面適所に、一体的に、または別体として設けてもよい。
2 脚杆
3 脚体
4 脚柱
5 支基
5aカバー
6 背凭れ
6a背板
6bクッション体
6c表皮材
7 座
8 枢軸
9 背凭れ支持体
10 軸孔
11、12 背凭れ支持杆
11a、12a 屈曲部
11b、12b 前向部
11c、12c 上向部
13、14 凸部
15 凹部
16、17 凹部
18 凸部
19 前向き突片
19a 傾斜面
20 連結部材
20a基部
20b傾斜面
20c側片
20d後向突部
20eピン
21 小ねじ
22 カバー
23 係止部材
23a基片
23b前向き突片
23c係止片
23d側片
24 小ねじ
25 屈曲部
26 凸部
27 連結軸
27a雄ねじ部
28 貫通孔
29 板ナット
30 スペーサスリーブ
31 凹部
32 カバー
32a弾性舌片
Claims (4)
- 背凭れの下端部より上方の左右両側部を、背凭れ支持体の上部の両側部に取り付け、前記背凭れの下端部における左右方向の中間部と、それに対向する前記背凭れ支持体の中間部前面とのいずれか一方に、左右両側面にピンを突設した突部を設け、かついずれか他方に、前記両ピンに上下方向から係合し、前記背凭れの下端部を、前後方向に移動不能、かつ上下方向に摺動可能として係止する係止部材を設け、さらに、前記背凭れ支持体を、左右1対の背凭れ支持杆の中間部を互いに内方に向かって近接するように屈曲した屈曲部同士を、互いに突き合わせて、それらの前面に設けた連結部材をもって結合したものとし、前記両背凭れ支持杆の上端部に、背凭れの下端部より上方の左右両側部を取り付け、前記連結部材に、前記突部と係止部材とのいずれか一方を設けたことを特徴とする椅子における背凭れの取付構造。
- 互いに連結した左右の背凭れ支持杆の屈曲部の接合部分の後面を、カバーにより覆った請求項1記載の椅子における背凭れの取付構造。
- 背凭れ支持体の上部の両側部に前方を向く連結軸を突設し、この両連結軸を、背凭れの下端部より上方の左右両側部の後面に、背凭れに対する角度変更可能として取り付け、前記背凭れの下端部における左右方向の中間部後面と、それに対向する前記背凭れ支持体の中間部前面とのいずれか一方に、左右両側面にピンをそれぞれ外側方に向けて突設した突部を設け、かついずれか他方に、前記両ピンに上下方向から係合し、前記背凭れの下端部を、前後方向に移動不能、かつ上下方向に摺動可能として係止する係止部材を設けたことを特徴とする椅子における背凭れの取付構造。
- 係止部材が、各ピンに係合する側面視下向きまたは上向き鉤形の係止片と、ピンの外側面を覆う側片とを備えている請求項1〜3のいずれかに記載の椅子における背凭れの取付構造。
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