JP2005286539A - テレビドアホン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】その組成成分としてカドミウムや硫黄等の有害な成分を含んでいる照度センサを必要とせずに被写体の照度を測定し、環境問題への対応およびコストの低減化を図る。
【解決手段】カメラ子機1のCCD素子11からの出力信号であり当該CCD素子にて撮像された映像信号レベルに対応して信号処理回路101にて得られる制御電圧、例えば、AGC制御電圧により被写体の照度を測定し、測定された照度レベルに対応して補助照明灯12を点灯制御およびAGCアンプ102の利得量を変化させてCCD素子の自動露光制御を行う。
【選択図】図2
【解決手段】カメラ子機1のCCD素子11からの出力信号であり当該CCD素子にて撮像された映像信号レベルに対応して信号処理回路101にて得られる制御電圧、例えば、AGC制御電圧により被写体の照度を測定し、測定された照度レベルに対応して補助照明灯12を点灯制御およびAGCアンプ102の利得量を変化させてCCD素子の自動露光制御を行う。
【選択図】図2
Description
本発明はテレビドアホン装置に係り、特に、照度センサを必要とせずに被写体の照度を検出することができるテレビドアホン装置に関する。
従来から、この種のテレビドアホン装置として、図3のシステム説明図に示す構成のテレビドアホン装置が提案されている。
図3のシステム説明図に示すテレビドアホン装置において、住戸外、例えば、住戸玄関に設置されるカメラ子機501には、呼出ボタン510、CCD(Charge Coupled Devices)素子511、補助照明灯512、照度センサ513、子機マイク514、子機スピーカ515が備えられている。また、住戸内に設置されるインターホン親機502には、親機スピーカ520、親機マイク521、通話ボタン522、テレビモニタ523が備えられており、このインターホン親機502は、伝送線路L501を介してカメラ子機501に接続されている。
また、カメラ子機501は、図4のブロック図に示すように、呼出ボタン510、子機マイク514、子機スピーカ515等(図示せず)を有する呼出・通話部501aと、CCD素子511、ドライバ回路600、信号処理回路601、AGC(Automatic Gain Control)アンプ602、フィルタ回路603、ビデオアンプ604を有するカメラ部501bと、補助照明灯512、照度センサ513、照明駆動回路610、コンパレータ回路611を有する補助照明部501cと、インターフェース部(以下、子機I/Fという。)501dとから構成されている。
このように構成された従来例のテレビドアホン装置の動作を説明するにあたり、住戸玄関の周囲環境の照度が低いとされる夜間帯等において、住戸玄関に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出すために、図3のシステム説明図に示すカメラ子機501の呼出ボタン510を操作すると、伝送線路L501を介してインターホン親機502へと呼出信号が伝送され、この呼出信号を検出したインターホン親機502の制御により親機スピーカ520から呼出音(音声メッセージを含む)が出力されるとともに、図4のブロック図に示すカメラ子機501を構成するカメラ部501bのCCD素子511、補助照明部501cの照度センサ513の駆動がそれぞれ開始される。
図4のブロック図に示すカメラ子機501において、補助照明部501cの照度センサ513は、被写体である来訪者や住戸玄関の周囲環境の照度を検出し、検出した照度レベルの情報を付加させた照度レベル信号をコンパレータ回路611へと出力する。
また、図4のブロック図に示すカメラ子機501において、補助照明部501cのコンパレータ回路611は、照度センサ513からの照度レベル信号に付加されている情報と予め設定されている閾値レベルとを比較し、検出された照度レベルが閾値レベルよりも低いと判断して補助照明灯512を点灯させるように照明駆動回路610を制御する。
前述のように、図4のブロック図に示すカメラ子機501を構成する補助照明部501cの補助照明灯512の点灯により被写体である来訪者や住戸玄関の周囲環境の照度が確保された状態において、カメラ部501bのCCD素子511は、被写体である照度が確保された来訪者の映像をフレーム毎に撮像し、生成した映像信号をAGCアンプ602へと順次出力する。
図4のブロック図に示すカメラ子機501において、カメラ部501bの信号処理回路601は、AGCアンプ602を介して増幅された映像信号を信号処理して得られる制御電圧、例えば、AGC制御電圧の電圧レベルに対応してAGCアンプ602の利得量(増幅利得量)を変化させCCD素子511の自動露光制御を行うとともに、AGCアンプ602を介して増幅された映像信号をNTSC(National Television System Committee)方式の信号に信号処理してフィルタ回路603へとフレーム毎に順次出力する。
また、図4のブロック図にカメラ子機501において、カメラ部501bのフィルタ回路603は、信号処理回路601からのNTSC方式の信号の高周波成分を遮断する。
さらに、図4のブロック図にカメラ子機501において、カメラ部501bのビデオアンプ604は、フィルタ回路603を通過したNTSC方式の信号を増幅し、子機I/F501d、伝送線路L501を介してインターホン親機502へとフレーム毎に順次出力することにより、カメラ部501bのCCD素子511にて撮像された映像であり、補助照明部501cの補助照明灯512の点灯により照度が確保された被写体である来訪者の映像が図3のシステム説明図に示すインターホン親機502のテレビモニタ523へとフレーム毎に出画される。
なお、従来例のテレビドアホン装置について開示すべき先行技術の情報はない。
しかしながら、従来例のテレビドアホン装置において、図4のブロック図に示すカメラ子機501を構成する補助照明部501cの照度センサ513は、その組成成分としてカドミウムや硫黄等の有害な成分を含んでおり、近年の環境問題の側面から鑑み使用できなくなる虞があり、また、代替品を検討するにしても別途のセンサが必要となりコストが増大する難点があった。
本発明は、前述の難点を解消するためになされたもので、その組成成分としてカドミウムや硫黄等の有害な成分を含んでいる照度センサを必要とせずに被写体の照度を測定し、測定された照度レベルをもとに補助照明灯の点灯制御およびCCD素子の自動露光制御を行うことにより、環境問題への対応およびコストの低減化を図ることができるテレビドアホン装置を提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明のテレビドアホン装置は、インターホン親機を呼び出して通話を行うためのカメラ子機を設けている。カメラ子機は、補助照明灯から被写体を照射して被写体の映像を撮像することにより映像信号を生成するとともに被写体の照度検出を行うためのCCD素子を使用し、CCD素子からの出力信号にて得られる被写体の照度により補助照明灯を点灯制御するものである。
また、本発明のテレビドアホン装置は、CCD素子からの出力信号を信号処理して得られる制御電圧により被写体の照度を測定し、補助照明灯を点灯制御するための信号処理回路を備えている。
また、本発明のテレビドアホン装置において、信号処理回路は、CCD素子からの映像信号レベルに対応して得られるAGC制御電圧により自動露光制御を行うように利得量が変化されるAGCアンプを接続している。
また、本発明のテレビドアホン装置において、信号処理回路は、CCD素子からの映像信号をNTSC方式の信号に信号処理してインターホン親機のテレビモニタへ出力するものである。
本発明のテレビドアホン装置によれば、カメラ子機のCCD素子からの出力信号であり当該CCD素子にて撮像された映像信号レベルに対応して信号処理回路にて得られる制御電圧、例えば、AGC制御電圧により被写体の照度を測定し、測定された照度レベルに対応して補助照明灯を点灯制御およびAGCアンプの利得量を変化させてCCD素子の自動露光制御を行うことができることから、その組成成分がカドミウムや硫黄等の有害な成分を含んでいる照度センサが不要となり環境問題への対応およびコストの低減化が図られる。
以下、本発明のテレビドアホン装置を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるテレビドアホン装置の構成を示すシステム説明図である。
図1のシステム説明図に示すテレビドアホン装置は、住戸外、例えば、住戸玄関に設置されており、来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出して通話を行うとともに、撮像した被写体である来訪者の映像信号レベルに対応した照度を測定し、測定された照度レベルが予め設定されている閾値レベルよりも低い場合、例えば、夜間帯等の場合に照度を確保するためのカメラ子機1と、住戸内に設置され、伝送線路L1を介してカメラ子機1が接続されており、カメラ子機1にて呼出操作を行った来訪者からの呼び出しが映像の出画とともに報知され、この呼出報知を確認した居住者が通話を行うためのインターホン親機2とから構成されている。
図1のシステム説明図において、カメラ子機1は、住戸玄関に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出すために操作する呼出ボタン10と、被写体である来訪者の映像を撮像して映像信号を生成するとともに、被写体の照度を検出するためのCCD素子11と、被写体である来訪者や住戸玄関の周囲環境の照度レベルが予め設定されている閾値レベルよりも低い場合、例えば、夜間帯等の場合に点灯し、被写体を照射して照度を確保するためのLED(Light Emitting Diode)等の補助照明灯12と、来訪者が呼び出した居住者との間で通話を行うための音声(音声信号)を送受信する子機マイク13および子機スピーカ14とを有している。
また、図1のシステム説明図において、インターホン親機2は、カメラ子機1の呼出ボタン10を操作した来訪者からの呼び出しがある旨の呼出音(音声メッセージを含む)が出力されるとともに、この呼出報知を確認した居住者が来訪者との間で通話を行うにあたり当該来訪者の音声(音声信号)を受信するための親機スピーカ20と、親機スピーカ20とともに居住者が来訪者との間で通話を行うために使用し、音声(音声信号)を送信する親機マイク21と、前述の呼出報知を確認した居住者が応答操作として使用する通話ボタン22と、カメラ子機1のCCD素子11にて撮像された映像を出画するためのLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)等のテレビモニタ23とを有している。
なお、図1のシステム説明図において、インターホン親機2には、前述の構成各部の他に、カメラ子機1のCCD素子11を任意に駆動させるためのカメラボタンおよび当該CCD素子をパン・チルト動作させるためのパン・チルトボタンや補助照明灯12を任意に点灯させるための照明ボタンを備えることもできる。
図2は、本発明の実施例によるテレビドアホン装置の具体的な構成を示すブロック図である。
図2のブロック図において、カメラ子機1は、呼出ボタン10、子機マイク13、子機スピーカ14等(図示せず)を有する呼出・通話部1aと、CCD素子11を有するカメラ部1bと、補助照明灯12を有しており通信ラインL10を介してカメラ部1bが接続された補助照明部1cと、呼出・通話部1a、カメラ部1bの各構成部および伝送線路L1の間の信号伝送ラインをそれぞれ形成するためのインターフェース部(以下、子機I/Fという。)1dとから構成されている。
また、図2のブロック図において、カメラ子機1を構成するカメラ部1bには、CCD素子11と、CCD素子11を制御する、例えば、駆動開始制御やパン・チルト制御するためのドライバ回路100と、CCD素子11からの出力信号である映像信号レベルに対応して得られる制御電圧、例えば、AGC制御電圧により被写体である来訪者や住戸玄関の周囲環境の照度を測定し、測定された照度レベルをもとに補助照明部1cの補助照明灯12を点灯制御するとともに、CCD素子11からの出力信号である映像信号を図1のシステム説明図に示すインターホン親機2のテレビモニタ23に出画させるにあたり、NTSC方式の信号に信号処理するための信号処理回路101と、前述のAGC制御電圧により被写体である来訪者や住戸玄関の周囲環境の照度を測定した信号処理回路101の制御によって、CCD素子11の自動露光制御を行うように利得量が変化されるAGCアンプ102と、信号処理回路101にて信号処理されたNTSC方式の信号の高周波成分を遮断するためのフィルタ回路103と、フィルタ回路103を通過したNTSC方式の信号を増幅して子機I/F1dに出力するためのビデオアンプ104とが備えられている。
さらに、図2のブロック図において、カメラ子機1を構成する補助照明部1cには、補助照明灯12と、補助照明灯12を点灯させるための照明駆動回路110と、被写体である来訪者や住戸玄関の周囲環境の照度を測定したカメラ部1bの信号処理回路101からの制御によって、前述のAGC制御電圧と予め設定されている閾値レベルとを比較して照明駆動回路110を制御するためのコンパレータ回路111とが備えられている。
なお、図2のブロック図において、インターホン親機2の具体的な構成の説明については省略する。
このように構成された本発明の実施例によるテレビドアホン装置において、以下、具体的な動作について説明する。
住戸玄関に居る来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出すために、図1のシステム説明図に示すカメラ子機1の呼出ボタン10を操作すると、伝送線路L1を介してインターホン親機2へと呼出信号が伝送され、この呼出信号を検出したインターホン親機2の制御により親機スピーカ20から呼出音(音声メッセージを含む)が出力されるとともに、図2のブロック図に示すカメラ子機1を構成するカメラ部1bのCCD素子11の駆動が開始される。
図2のブロック図に示すカメラ子機1において、カメラ部1bのCCD素子11は、被写体である来訪者の映像をフレーム毎に撮像し、生成した映像信号をAGCアンプ102へと順次出力する。
また、図2のブロック図に示すカメラ子機1において、カメラ部1bの信号処理回路101は、AGCアンプ102を介して増幅された映像信号を信号処理して得られる制御電圧、例えば、AGC制御電圧の電圧レベルに対応して被写体である来訪者や住戸玄関の周囲近傍の照度をフレーム毎に測定する。ここで、前述の呼出操作が住戸玄関の周囲環境の照度が低いとされる夜間帯等に行われ、測定されたAGC制御電圧の電圧レベルが予め設定されている閾値レベルと比較して低いと判断した信号処理回路101は、AGCアンプ102の利得量が大きくなるように次フレーム以降におけるCCD素子11の自動露光制御を行うとともに、測定されたAGC制御電圧の情報を付加させた制御信号を通信ラインL10を介して補助照明部1cのコンパレータ回路111へと出力する。
さらに、図2のブロック図に示すカメラ子機1において、補助照明部1cのコンパレータ回路111は、カメラ部1bの信号処理回路101からの制御信号に付加されている情報であるAGC制御電圧の電圧レベルと予め設定されている閾値レベルとを比較して、AGC制御電圧の電圧レベルが閾値レベルよりも低いと判断すると、照明駆動回路110を制御して補助照明灯12を点灯させる。
前述のように、図2のブロック図に示すカメラ子機1を構成する補助照明部1cの補助照明灯12の点灯により被写体である来訪者や住戸玄関の周囲環境の照度が確保された状態であり、カメラ部1bのCCD素子11の自動露光制御を行われている状態において、AGCアンプ102は、CCD素子11にて撮像された次フレーム以降の映像であり、生成された映像信号を大きな利得量で増幅し、信号処理回路101へと順次出力する。
図2のブロック図に示すカメラ子機1において、カメラ部1bの信号処理回路101は、AGCアンプ102を介して増幅された映像信号をNTSC方式の信号に信号処理してフィルタ回路103へとフレーム毎に順次出力する。
また、図2のブロック図に示すカメラ子機1において、フィルタ回路103は、信号処理回路101からフレーム毎に順次出力されてくるNTSC方式の信号の高周波成分を遮断する。
さらに、図2のブロック図に示すカメラ子機1において、カメラ部1bのビデオアンプ104は、フィルタ回路103を通過したNTSC方式の信号を増幅し、子機I/F1d、伝送線路L1を介してインターホン親機2へとフレーム毎に順次出力することにより、カメラ子機1を構成するカメラ部1bの自動露光制御が行われているCCD素子11にて撮像された映像であり、補助照明部1cの補助照明灯12の点灯により照度が確保された被写体である来訪者の映像が図1のシステム説明図に示すインターホン親機2のテレビモニタ23へとフレーム毎に出画され、この映像は照度が確保された視認性の高い映像として出画させることができる。
一方、図2のブロック図に示すカメラ子機1において、前述の呼出操作が住戸玄関の周囲環境の照度が高いとされる昼間帯等に行われ、測定されたAGC制御電圧の電圧レベルが予め設定されている閾値レベルと比較して高いと判断したカメラ部1bの信号処理回路101は、AGCアンプ102の利得量が小さくなるように次フレーム以降におけるCCD素子11の自動露光制御を行うとともに、測定されたAGC制御電圧の情報を付加させた制御信号を通信ラインL10を介して補助照明部1cのコンパレータ回路111へと出力する。
また、図2のブロック図に示すカメラ子機1において、補助照明部1cのコンパレータ回路111は、カメラ部1bの信号処理回路101からの制御信号に付加されている情報であるAGC制御電圧の電圧レベルと予め設定されている閾値レベルとを比較して、AGC制御電圧の電圧レベルが閾値レベルよりもい高いと判断すると、照明駆動回路110を制御しないことから補助照明灯12が点灯されることはない。
前述のように、図2のブロック図に示すカメラ子機1を構成する補助照明部1cの補助照明灯12を点灯させずとも被写体である来訪者や住戸玄関の周囲環境の照度が確保された状態であり、カメラ部1bのCCD素子11の自動露光制御を行われている状態において、AGCアンプ102は、CCD素子11にて撮像された次フレーム以降の映像であり生成された映像信号を小さな利得量で増幅し、信号処理回路101へと順次出力する。
図2のブロック図に示すカメラ子機1において、カメラ部1bの信号処理回路101は、AGCアンプ102を介して増幅された映像信号をNTSC方式の信号に信号処理してフィルタ回路103へとフレーム毎に順次出力する。
また、図2のブロック図に示すカメラ子機1において、フィルタ回路103は、信号処理回路101からフレーム毎に順次出力されてくるNTSC方式の信号の高周波成分を遮断する。
さらに、図2のブロック図に示すカメラ子機1において、カメラ部1bのビデオアンプ104は、フィルタ回路103を通過したNTSC方式の信号を増幅し、子機I/F1d、伝送線路L1を介してインターホン親機2へとフレーム毎に順次出力することにより、カメラ子機1を構成するカメラ部1bの自動露光制御が行われているCCD素子11にて撮像された被写体である来訪者の映像が図1のシステム説明図に示すインターホン親機2のテレビモニタ23へとフレーム毎に出画され、この映像は照度が確保された視認性の高い映像として出画させることができる。
前述のように、被写体である来訪者や住戸玄関の周囲環境の照度が低いとされる夜間帯等、または被写体である来訪者や住戸玄関の周囲環境の照度が高いとされる昼間帯等を問わずして、前述の呼出操作を行った来訪者からの呼び出しを、図1のシステム説明図に示すインターホン親機2の親機スピーカ20からの呼出音(音声メッセージを含む)の出力およびテレビモニタ23に出画された視認性の高い映像とともに確認した居住者が通話ボタン22を操作すると、居住者が使用するインターホン親機2の親機スピーカ20および親機スピーカ21と伝送線路L1を介して来訪者が使用するカメラ子機1の子機マイク13および子機スピーカ14との間の通話ラインが形成され、形成された通話ラインを介して音声信号を送受信させることにより通話を行うことができ、特に、居住者にとっては来訪者の映像を確認しながら通話を行うことができる。
なお、本発明の実施例によれば、住戸内に在室中の居住者が住戸玄関に居る来訪者との間で通話を行うための通話機能として、図1のシステム説明図に示すように、インターホン親機2の親機スピーカ20、親機マイク21、通話ボタン22を使用した拡声通話機能(ハンズフリー通話機能)を適用させたが、これに限定されず、ハンドセットを別途に設け、このハンドセットを使用したハンドセット通話機能を適用させる、または双方設けた拡声通話機能(ハンズフリー通話機能)、ハンドセット通話機能のうち何れか一方の通話機能を居住者が選択する通話機能も好適とされる。
1……カメラ子機
11……CCD素子
12……補助照明灯
101……信号処理回路
102……AGCアンプ
2……インターホン親機
23……テレビモニタ
11……CCD素子
12……補助照明灯
101……信号処理回路
102……AGCアンプ
2……インターホン親機
23……テレビモニタ
Claims (4)
- インターホン親機(2)を呼び出して通話を行うためのカメラ子機(1)を設け、
前記カメラ子機は、補助照明灯(12)から被写体を照射して前記被写体の映像を撮像することにより映像信号を生成するとともに前記被写体の照度検出を行うためのCCD素子(11)を使用し、前記CCD素子からの出力信号にて得られる前記被写体の照度により前記補助照明灯を点灯制御することを特徴とするテレビドアホン装置。 - 前記CCD素子からの出力信号を信号処理して得られる制御電圧により前記被写体の照度を測定し、前記補助照明灯を点灯制御するための信号処理回路(101)を備えたことを特徴とする請求項1記載のテレビドアホン装置。
- 前記信号処理回路は、前記CCD素子からの映像信号レベルに対応して得られるAGC制御電圧により自動露光制御を行うように利得量が変化されるAGCアンプ(102)を接続することを特徴とする請求項2記載のテレビドアホン装置。
- 前記信号処理回路は、前記CCD素子からの映像信号をNTSC方式の信号に信号処理して前記インターホン親機のテレビモニタ(23)へ出力することを特徴とする請求項2または請求項3記載のテレビドアホン装置。
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JP2009055532A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Aiphone Co Ltd | インターホン装置 |
JP2012175609A (ja) * | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Aiphone Co Ltd | テレビドアホン装置 |
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