JP6340328B2 - インターホンシステム - Google Patents

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本発明は、来訪者が居住者を呼び出すインターホンシステムに関し、詳しくは玄関子機に設けたカメラの撮像映像を居室親機のモニタに表示する際に、視認性を上げるためのノイズ除去技術に関する。
玄関子機にカメラを設けて来訪者映像を居室親機に表示させ、呼出時に或いは通話時に居住者が来訪者を映像で確認できるインターホンシステムが普及している。玄関子機カメラは、玄関等宅外に設置されるため、逆光状態や夜間での暗い状態の映像が発生し易く、そのような場合は人物の視認性を上げるために照度補正等が実施されるが、加えてノイズ削減処理を実施し、視認性の向上を図っている。
例えば特許文献1では、照度に応じて更にはシャッタースピードに応じて、現フィールドの映像信号に対して帰還させる1フィールド前の映像信号の帰還係数を変えてノイズ低減を図っている。
また、カメラ撮像映像のノイズ削減技術としては、上述したように隣接するフレームの相間に着目してノイズ低減処理を行う3次元ノイズリダクションに加えて、同一フレーム内でノイズ低減処理を行う2次元ノイズリダクションが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平06−38098号公報 特開2010−226646号公報
しかしながら、上述した特許文献1のカメラのノイズ低減技術は、低照度時に発生するノイズは低減できたが、夜間の映像や逆光時の映像に対して視認性を上げるために階調補正を行った場合、画面の暗部に対してかけられたゲインにより増加したノイズに関しては良好に削減することができなかった。また2次元ノイズリダクション技術においても、低照度映像に対しては、十分なノイズ削減を実施できなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、夜間の映像や逆光時の映像に対して階調補正を実施した場合に発生するノイズを良好に削減できるインターホンシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、居住者を呼び出すために玄関に設置された玄関子機と、玄関子機からの呼び出しに居住者が応答するために宅内に設置された居室親機とを有し、玄関子機には来訪者を撮像するためのカメラが設けられ、居室親機にはカメラの撮像映像を表示するモニタが設けられたインターホンシステムにおいて、カメラは、照度に応じ可変動作する電子シャッターと、撮像素子の出力信号を増幅するAGC回路と、電子シャッターとAGC回路を制御するカメラ制御部と、撮像映像の出力処理を行うカメラ信号処理部とを有し、カメラ信号処理部は、居室親機の階調補正オン操作を受けて、電子シャッターのシャッタ値及びAGC回路のゲイン値を基に低照度であると判断したら階調補正を実施すると共に、2次元ノイズリダクション処理、3次元ノイズリダクション処理の双方を実施することを特徴とする。
この構成によれば、低照度時に階調補正を実施した場合は、2次元ノイズリダクション処理及び3次元ノイズリダクション処理の双方を実施するため、逆光補正や夜間補正を実施することで増幅されたノイズを的確に削減することが可能となり、一方のノイズリダクション処理を強く掛けることで解像度が劣化したり、動く被写体にブレが生ずるような事態を削減できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、カメラ信号処理部は、低照度映像を補正するための補正用ヒストグラムデータを記憶し、階調補正を実施する際に補正用ヒストグラムデータを用いて補正することを特徴とする。
この構成によれば、予め設定されたヒストグラムデータに基づいて照度が補正されるため、低照度映像に対して確実に視認性を向上させることができるし、処理演算を削減でき演算部の負担を軽減できる。
本発明によれば、低照度時に階調補正を実施した場合は、2次元ノイズリダクション処理及び3次元ノイズリダクション処理の双方を実施するため、逆光補正や夜間補正を実施することで増幅されたノイズを的確に削減することが可能となり、一方のノイズリダクション処理を強く掛けることで輪郭がぼやけたり、ブレた映像が表示されるような事態を削減できる。
本発明に係るインターホンシステムの一例を示す構成図である。 図1のインターホンシステムの回路ブロック図である。 輝度分布ヒストグラムであり、(a)は高照度+逆光の状態、(b)は低照度の状態、(c)は階調補正用に使用する ノイズ削減処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るインターホンシステムの一例を示す構成図であり、1は玄関等宅外に設置されて来訪者が居住者を呼び出すための玄関子機、2は宅内に設置されて呼び出しに居住者が応答するための居室親機であり、両者は伝送線L1により接続されている。玄関子機1は、呼出ボタン11、マイク12及びスピーカ13、来訪者を撮像するためのカメラ14を有している。居室親機2は、応答するための通話ボタン21、マイク22及びスピーカ23、カメラ14の撮像映像に加えて各種情報を表示するモニタ24、各種設定操作を行うための操作部25を有している。
図2は玄関子機1及び居室親機2の主要部を回路ブロックで示している。カメラ14は、図示しない電子シャッタ、撮像素子、撮像映像の明度を一定にするためのAGC回路を有している。そして図2に示すように、玄関子機1は、撮像素子が撮像した映像信号を処理するカメラDSP14a、電子シャッターやAGC回路を制御するカメラCPU14b、映像を送信するために変調するFM変調部16、音声の変調/復調を実施する音声FM部17、玄関子機1全体を制御する子機CPU18、居室親機2と通信する子機IF19等を備えている。
カメラDSP14aは、低照度映像を補正するための輝度ヒストグラムデータを記憶し、居室親機2の所定の操作により階調補正オン操作が成されたら、照度変化に応じ可変動作する電子シャッター値及びAGCゲイン値を読み取り、映像が低照度であると判断したら、記憶している輝度ヒストグラムデータを用いて視認性を補正する階調補正を実施する。
また、必要に応じて2次元ノイズリダクション(2次元NR)処理、3次元ノイズリダクション(3次元NR)処理を使い分けて実施する。
ここで実施される階調補正を図3を参照して説明する。図3は輝度ヒストグラムの説明図であり、(a)は高照度で逆光時の分布、(b)は低照度時の分布、(c)は照度補正を行う際に適用される分布である。
高照度或いは逆光時は、図3(a)に示すように暗いピクセルと白飛び等で明るいピクセルが多く、中間調輝度のピクセルが少ない。また、低照度では暗いピクセルが増加するが、図3(c)に示すように中間調のピクセルが少ない。
階調補正は視認性を確保するために実施され、具体的に輝度ヒストグラム上の黒潰れ・白飛び部分をクリップし中間調レベルを持ち上げるよう図3(c)に示す特性を示すゲインをかける。この図3(c)に示すような輝度分布を示すよう照度補正することで、中間調のピクセルを増加させることができる。
一方居室親機2は、玄関子機1から居室親機2に伝送される上り音声信号と居室親機2から玄関子機1に伝送される下り音声信号とを切り替えるボイススイッチ26、音声の変調/復調を実施する音声FM部27、映像信号を復調するFM復調部28、居室親機2全体を制御する親機CPU29、玄関子機1と通信する親機IF30等を備えている。
操作部25には、カメラ14の撮像映像に対して階調補正を実施する/しないをオン/オフ設定する選択ボタン25aが設けられている。このオン操作を受けて玄関子機1は階調補正した映像を居室親機2に出力する。この映像は、例えば玄関子機1の呼出ボタン11が押された際に居室親機2に出画される映像、或いは居室親機2の操作部のモニタボタン(図示せず)の押下によって表示された映像に対して階調補正が実施される。
このように構成されたインターホンシステムの動作は以下の様である。但し、玄関子機1からの呼び出し、呼び出しに対する居室親機2での応答、カメラ14の起動及びモニタ24への表示動作は従来と同様であるため説明を省略し、ここではカメラ14の撮像映像の階調補正、ノイズリダクション処理動作を中心に説明する。図4はカメラDSP14aによる階調補正及びノイズリダクション処理の流れを示すフローチャートを示し、この図4に沿って説明する。
まずカメラ14が起動したら、カメラDSP14aはカメラ14の電子シャッター値及びAGCゲイン値を読み取り、撮像映像の照度レベルを算出する(S1)。照度レベルを算出したら、予め設定して記憶している照度レベル判断閾値を元に、算出した照度レベルが高照度か低照度か判断(S2)し、高照度であると判断したら階調補正設定がオフの場合(S3でYes)は、有害なノイズは微小なためノイズリダクション処理は行わず(S5)、映像を出力する。尚、この出力映像は、FM変調部16で変調されて子機IF19から居室親機2へ伝送され、FM復調部28で復調されてモニタ24に表示される。
一方、S2において低照度と判断した場合(S2でNo)は、明るさを確保するためにAGCゲインにより大きく増幅されるため、ノイズも増幅された状態にある。但し、階調補正設定オフの場合(S4でYes)は画像ノイズ量が中程度であるため、3次元NR処理にて賄えるノイズ量であるとし、解像度劣化を抑えるため3次元NR処理のみ実施(S7)した後、映像を出力する。この映像が居室親機2に伝送されてモニタ24に表示される。
照度レベルが高照度判断(S2でYes)で、階調補正設定がオン(主に逆光シーン視認性確保)の場合(S3でNo)は、中間調レベルが増幅されるためノイズも増幅される。この場合、3次元NRを強くかけると動きのある映像に対してはブレが生じてしまうため、2次元NR処理を実施する(S6)。但し、弱めのレベルで3次元NR処理を合わせて実施しても良い。
照度レベルが低照度判断(S2でNo)で、階調補正がオンの場合(S4でNo)は、AGCゲインにより大きく増幅されるし、階調補正により中間調領域のゲイン増幅が行われるため、ノイズ量が一番多くなる。そのため、2次元NR処理、3次元NR処理の両方を実施(S8)して出力される。尚、これは主に夜間シーン視認性を確保する場合となる。
このように、低照度時に階調補正を実施した場合は、2次元NR処理及び3次元NR処理の双方を実施するため、逆光補正や夜間補正を実施することで増幅されたノイズを的確に削減することが可能となり、2次元NR処理を強く掛けることで解像度が劣化したり、3次元NR処理を強く掛けることで動く被写体にブレが生ずるような事態を削減できる。
また、予め設定されたヒストグラムデータに基づいて照度が補正されるため、低照度映像に対して確実に視認性を向上させることができるし、処理演算を削減でき演算部の負担を軽減できる。
上記実施形態は、戸建住宅用インターホン装置に対して適用した構成を示したが、集合住宅インターホンに対しても適用できるし、防犯カメラ等にも適用できるものである。
1・・玄関子機、2・・居室親機、14・・カメラ、14a・・カメラDSP(カメラ信号処理部)、14b・・カメラCPU(カメラ制御部)、18・・子機CPU、24・・モニタ、25a・・選択ボタン、29・・親機CPU。

Claims (2)

  1. 居住者を呼び出すために玄関に設置された玄関子機と、前記玄関子機からの呼び出しに居住者が応答するために宅内に設置された居室親機とを有し、前記玄関子機には来訪者を撮像するためのカメラが設けられ、前記居室親機には前記カメラの撮像映像を表示するモニタが設けられたインターホンシステムにおいて、
    前記カメラは、照度に応じ可変動作する電子シャッターと、撮像素子の出力信号を増幅するAGC回路と、前記電子シャッターと前記AGC回路を制御するカメラ制御部と、前記撮像映像の出力処理を行うカメラ信号処理部とを有し、
    前記カメラ信号処理部は、前記居室親機の階調補正オン操作を受けて、前記電子シャッターのシャッタ値及び前記AGC回路のゲイン値を基に低照度であると判断したら階調補正を実施すると共に、2次元ノイズリダクション処理、3次元ノイズリダクション処理の双方を実施することを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記カメラ信号処理部は、低照度映像を補正するための補正用ヒストグラムデータを記憶し、
    階調補正を実施する際に前記補正用ヒストグラムデータを用いて補正することを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
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