JP2005286304A - 基板処理装置、基板処理方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

基板処理装置、基板処理方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract


【課題】 基板の払い出しが遅れた場合であっても、モジュールへの基板の入れ替え動作を行うことにより、スループットの低下を抑えること。
【解決手段】 搬送の順番が同じであって、基板に対して同一の処理を行なう複数のモジュールからなるマルチモジュールの各モジュールに対して、搬送手段により前記マルチモジュールの前のモジュールから基板が一定の順序で分配されるときに、前記前のモジュールにおいて、n番目の基板の払い出しがm回の搬送サイクル分遅れるときには、マルチモジュールの搬送スケジュールの中でn番目以降(n番目を含む)の基板を含む搬送スケジュールについて、各基板を、その基板よりもm番目後の基板が割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更する。
【選択図】 図1





Description

本発明は、例えば半導体ウエハやLCD基板(液晶ディスプレイ用ガラス基板)等の基板の表面に処理液を供給して所定の基板処理、例えばレジスト液の塗布や露光後の現像処理等を行う基板処理装置及び基板処理方法の分野に関する。
半導体デバイスやLCD基板の製造プロセスにおいては、フォトリソグラフィと呼ばれる技術により基板のレジスト処理が行なわれている。この技術は、例えば半導体ウエハ(以下ウエハという)などの基板にレジスト液を塗布して、当該ウエハの表面に液膜を形成し、フォトマスクを用いて当該レジスト膜を露光した後、現像処理を行なうことにより所望のパターンを得る、一連の工程により行われている。
このような処理は、一般にレジスト液の塗布・現像を行う塗布・現像装置に、露光装置を接続した基板処理装置を用いて行われる。前記基板処理装置は、高いスループットを確保しつつ装置占有面積の小容量化を図るために、塗布処理、現像処理、加熱・冷却処理など基板に対して複数の異なる処理を行う処理装置を各々ユニット化し、これらの各処理毎に必要な数のユニットが組み込まれて構成されており、さらに各処理ユニットに基板を搬入出するための搬送手段が設けられている。
このような基板処理装置の一例について説明すると、図22中1Aは例えばウエハWを25枚収納したキャリアCが搬出入されるキャリアステージであり、このキャリアステージ1Aには、処理ブロック1B、インターフェイスブロック1C、露光装置1Dがこの順序で接続されている。前記処理ブロック1Bは、中央に例えば2本以上のアームを備えた搬送手段12を備えると共に、この周りにウエハに塗布液を塗布するための塗布ユニットや、露光後のウエハに現像処理を行うための現像ユニット等を多段に配置した液処理ユニット群、塗布ユニットや現像ユニットの処理の前後にウエハに対して所定の加熱処理を行なうための加熱ユニットや温調処理を行うための温調ユニット、受け渡しユニット等を備えた棚ユニット13(13a〜13c)が設けられている。
この装置では、キャリアステージ1AのキャリアC内のウエハは受け渡しアーム11により取り出されて、棚ユニット13aの受け渡しユニットを介して処理ブロック1Bに搬送され、所定の処理ユニットに所定の順序で搬送されてレジスト液の塗布処理が行われた後、インターフェイスブロック1Cを介して露光装置1Dに搬送され、ここで所定の露光処理が行われる。この後、再び処理ブロック1Bの所定の処理ユニットに所定の順序で搬送されて現像処理が行われる。なお塗布処理や現像処理の前後には、空いている処理ユニットにて加熱処理や温調処理が行われる。
ところでウエハWは上記の処理を施されるにあたり、所定の経路で搬送されるように予めプログラムされており、全てのウエハWを連続処理する場合におけるロットの全てのウエハWにおいて、予め各々がどのタイミングでどのモジュールに搬送されるかを定めた搬送スケジュールがメモリ内に記憶されていて、ウエハWは前記搬送スケジュールに従って搬送されている。ここで塗布、現像装置において、ウエハをキャリア(カセット)から取り出して順次処理ユニットに搬送することについては例えば特許文献1に記載されている。
特開2001−351848(段落0003、段落0093〜0099)
ここで前記基板処理装置において、ウエハが置かれる個所をモジュールと呼び、搬送の順番が同じであってウエハに対して同一の処理を行なう複数のモジュールをマルチモジュール、当該マルチモジュールの前工程のユニットを前モジュールと呼ぶことにした場合の搬送スケジュールを図23(a)に示す。
この搬送スケジュールは、前記搬送手段により、ウエハW1からウエハW7を、前モジュール(MOD)、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD3)に搬送するタイミングを時系列で示すものであり、ウエハW1は当該ロットの1番目のウエハW、ウエハW2は当該ロットの2番目のウエハWを夫々示している。
この搬送スケジュールの読み方について簡単に説明すると、フェーズ1では、前モジュールMODにウエハW1が搬送され、フェーズ2では、ウエハW1がマルチモジュールMOD1に、ウエハW2が前モジュールMODに夫々搬送される状態を示している。ここで搬送手段は2本以上のアームを備えているので、1つのモジュールに対して一方の空のアームでウエハWを受け取り、次いで他方のウエハWを保持したアームでウエハWの受け渡しを行うように動作する。
従ってフェーズ5では、搬送手段は一方の空のアームで前モジュールMODのウエハW4を受け取って、他方のアームで保持したウエハW5を当該前モジュールMODに搬送し、前記一方のアームで保持したウエハW4をマルチモジュールMOD1に搬送する。この際、マルチモジュールMOD1では、先ず搬送手段の空の他方のアームが当該マルチモジュールMOD1のウエハW1を受け取り、一方のアームに保持されたウエハW4を当該モジュールMOD1に受け渡す。このようにマルチモジュールMOD1ではウエハW1とウエハW4の入れ替え動作が行われ、マルチモジュールMOD1から搬出されたウエハW1は搬送手段により当該マルチモジュールの次工程のモジュールに搬送される。
ここで従来より、スループットを高めるために、搬送スケジュールでは、同じロット内の先のウエハが処理されたマルチモジュールに後続のウエハを搬送するときには、常に入れ替え動作を行うようにスケジューリングを行っている。
ところで露光装置1Dでは、ロットの切り替わり時においてレチクルの交換や露光処理におけるパラメータを変更するのに時間を要するとき、或いはアラームが発生されたとき等において、予定していたタイミングで露光装置からウエハが搬出されない場合があり、この露光装置1Dの処理時間については処理ブロック1B側に設けられたモジュールでは認識できないので、当初の搬送スケジュール通りにウエハWを搬送できない場合がある。このとき、現状では搬送スケジュールを図23(b)のように変更し、調整している。
この搬送スケジュールは、フェーズ2でのウエハW2の払い出しが遅れ、フェーズ3でウエハW2が前モジュールMODに搬送される場合を例にしているが、このようにウエハW2の払い出しが遅れると、ウエハW2はフェーズ4でマルチモジュールMOD2に搬送されることになり、こうして後続のウエハW3がマルチモジュールMOD1〜MOD3に搬送されるタイミングが1段後ろ側のフェーズにずれてしまう。これによりフェーズ5ではマルチモジュールMOD1の箇所にブランク(空欄)が発生してしまい、ウエハW4をマルチモジュールMOD1に搬送するときに、ウエハW1とウエハW4との入れ替え動作を行うことができないことになる。
つまり、フェーズ5では、搬送手段は、一方の空のアームで前モジュールMODのウエハW3を受け取り、他方のアームで保持しているウエハW4を前モジュールMODに受け渡し、前記一方のアームで保持しているウエハW3をマルチモジュールMOD3に搬送してから、マルチモジュールMOD1から処理済のウエハW1を受け取り、当該ウエハW1を次工程のモジュールに搬送する。そしてフェーズ6では、搬送手段は、前モジュールMODのウエハW4を受け取り、ウエハW5を前モジュールMODに受け渡し、前記ウエハW4をマルチモジュールMOD1に搬送する。この際マルチモジュールMOD1では、既にウエハW1はフェーズ5で搬出されて存在しないが、搬送手段は、必ずモジュールに対して、先ずモジュール内のウエハを受け取ってから、当該モジュールにウエハを受け渡すように動作するので、搬送手段の一方の空のアームにてウエハの空取り動作を行ない、当該マルチモジュールMOD1に前記一方のアームのウエハW4を受け渡す。
このようにマルチモジュールMOD1では、ウエハW1とウエハW4とを入れ替えることができず、マルチモジュールMOD1のウエハW1を受け取る工程と、マルチモジュールMOD1での空取り工程とが増えてしまう。このため、既述のように前モジュールMODへの払い出しが遅れる場合が発生すると、入れ替え動作を行うことができなくなるので、スループットの低下のおそれが発生する。
本発明は、このような事情の下になされたものであり、その目的は、搬送の順番が同じであって、基板に対して同一の処理を行なう複数のモジュールからなるマルチモジュールが含まれ、通常時には、前記マルチモジュールの各モジュールに対してはその前のモジュールから基板が一定の順序で分配される基板処理装置において、前記マルチモジュールよりも順番が一つ前のモジュールにおいて、基板の払い出しが遅れた場合であっても、マルチモジュール内の基板の空取りを防止するように、基板の搬送先のマルチモジュールを変更することにより、スループットの低下を抑えることができる基板処理装置及び基板処理方法を提供することにある。
このため本発明の基板処理装置は、各々基板が載置されると共に搬送の順番が決められているモジュール群を備え、モジュール群の中には、搬送の順番が同じであって、基板に対して同一の処理を行なう複数のモジュールからなるマルチモジュールが含まれ、
搬送手段により、一のモジュールから基板を取り出し、次のモジュールの基板を受け取ってから当該次のモジュールに先の基板を受け渡し、こうして各モジュールに置かれた基板を一つ順番が後のモジュールに移すことにより一の搬送サイクルを実行し、当該一の搬送サイクルを実行した後、次の搬送サイクルに移行し、各搬送サイクルを順次実行することにより前記モジュール群のうち順番の小さいモジュールから順番の大きいモジュールに基板が順次搬送されて所定の処理が行われ、
通常時には、前記マルチモジュールの各モジュールに対してはその前のモジュールから基板が一定の順序で分配される基板処理装置において、
基板に順番を割り当て、基板の順番と各モジュールとを対応づけて搬送サイクルを指定した搬送サイクルデータを時系列に並べて作成された搬送スケジュールを記憶する記憶部と、
前記搬送スケジュールを参照し、搬送サイクルデータに書き込まれている基板をその基板に対応するモジュールに搬送するように前記搬送手段を制御し、これにより搬送サイクルを実行する制御部と、
前記マルチモジュールよりも順番が一つ前のモジュールにおいて、n番目の基板の払い出しがm回の搬送サイクル分遅れるときには、マルチモジュールの搬送スケジュールの中でn番目以降(n番目を含む)の基板を含む搬送スケジュールについて、各基板を、その基板よりもm番目後の基板が割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更する手段と、を備えたことを特徴とする。
ここで前記基板処理装置は、例えば基板に対してレジスト液を塗布し、その基板が露光装置で露光された後、現像処理を行なう塗布、現像装置である。
そして前記基板処理装置では、基板に順番を割り当て、基板の順番と各モジュールとを対応づけて搬送サイクルを指定した搬送サイクルデータを時系列に並べて作成された搬送スケジュールを参照し、前記搬送手段により搬送サイクルデータに書き込まれている基板をその基板に対応するモジュールに搬送する工程と、
前記マルチモジュールよりも順番が一つ前のモジュールにおいて、n番目の基板の払い出しがm回の搬送サイクル分遅れるときには、マルチモジュールの搬送スケジュールの中でn番目以降(n番目を含む)の基板を含む搬送スケジュールについて、各基板を、その基板よりもm番目後の基板が割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更する工程と、
次いで前記変更された搬送スケジュールを参照し、搬送手段により搬送サイクルデータに書き込まれている基板をその基板に対応するモジュールに搬送する工程と、を含むことを特徴とする基板処理方法が実施される。
また他の発明は、この基板処理方法を実施するためのステップ群を含むコンピュータプログラムであり、更にまた他の発明は前記コンピュータプロラムを格納した記憶媒体である。本発明のコンピュータプログラムは、
各々基板が載置されると共に搬送の順番が決められているモジュール群を備え、モジュール群の中には、搬送の順番が同じであって、基板に対して同一の処理を行なう複数のモジュールからなるマルチモジュールが含まれ、
搬送手段により、一のモジュールから基板を取り出し、次のモジュールの基板を受け取ってから当該次のモジュールに先の基板を受け渡し、こうして各モジュールに置かれた基板を一つ順番が後のモジュールに移すことにより一の搬送サイクルを実行し、当該一の搬送サイクルを実行した後、次の搬送サイクルに移行し、各搬送サイクルを順次実行することにより前記モジュール群のうち順番の小さいモジュールから順番の大きいモジュールに基板が順次搬送されて所定の処理が行われ、
通常時には、前記マルチモジュールの各モジュールに対してはその前のモジュールから基板が一定の順序で分配される基板処理方法を実行するものであって、
基板に順番を割り当て、基板の順番と各モジュールとを対応づけて搬送サイクルを指定した搬送サイクルデータを時系列に並べて作成された搬送スケジュールを参照し、前記搬送手段により搬送サイクルデータに書き込まれている基板をその基板に対応するモジュールに搬送するステップと、
前記マルチモジュールよりも順番が一つ前のモジュールにおいて、n番目の基板の払い出しがm回の搬送サイクル分遅れるときには、マルチモジュールの搬送スケジュールの中でn番目以降(n番目を含む)の基板を含む搬送スケジュールについて、各基板を、その基板よりもm番目後の基板が割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更するステップと、
次いで前記変更された搬送スケジュールを参照し、搬送手段により搬送サイクルデータに書き込まれている基板をその基板に対応するモジュールに搬送するステップと、を含むステップ群を実行するように作成される。
本発明によれば、搬送の順番が同じであって、基板に対して同一の処理を行なう複数のモジュールからなるマルチモジュールが含まれ、通常時には、前記マルチモジュールの各モジュールに対してはその前のモジュールから基板が一定の順序で分配される基板処理装置において、前記マルチモジュールよりも順番が一つ前のモジュールにおいて、基板の払い出しが遅れた場合であっても、マルチモジュール内の基板の空取りを防止するように、基板の搬送先のマルチモジュールを変更しているので、当該マルチモジュールでは搬送手段により処理済みの基板を受け取ってから新たな基板を受け渡す動作が行われ、スループットの低下を抑えることができる。
以下、本発明に係る基板処理装置の実施の形態について説明するが、本発明は、前記基板処理装置において、基板であるウエハWが載置されると共に搬送の順番が決められている個所をモジュール群とし、このモジュール群の中で、搬送の順番が同じであって、ウエハWに対して同一の処理を行なう複数のモジュールをマルチモジュールと呼ぶとすると、前記マルチモジュールに対して、このマルチモジュールの前段に設けられた前モジュールから、2本以上のアームを備えた搬送手段によりウエハWを搬送するときの搬送手法に特徴があるので、この点について、図1の搬送スケジュールを例にして説明する。
ここで前記基板処理装置では、搬送手段により、一のモジュールからウエハWを取り出し、次のモジュールのウエハWを受け取ってから当該次のモジュールに先のウエハWを受け渡し、こうして各モジュールに置かれたウエハWを一つ順番が後のモジュールに移すことにより一の搬送サイクルを実行し、当該一の搬送サイクルを実行した後、次の搬送サイクルに移行し、各搬送サイクルを順次実行することにより前記モジュール群のうち順番の小さいモジュールから順番の大きいモジュールにウエハWが順次搬送されて所定の処理が行われ、通常時には、前記マルチモジュールの各モジュールに対してはその前の前モジュールから基板が一定の順序で分配されるようになっている。
図1(a)は、前モジュールMODから例えば3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD3)にウエハW1〜W7を搬送するときの通常時の搬送スケジュールを示す。ここで搬送スケジュールとは、ウエハWに順番を割り当て、ウエハWの順番と各モジュールとを対応づけて搬送サイクル(フェーズ)を指定した搬送サイクルデータを時系列に並べて作成されたものである。この例では、フェーズ1では、先頭のウエハW1が前モジュールMODに搬送され、フェーズ2では、先頭のウエハW1がマルチモジュールMOD1に搬送され、次の2番目のウエハW2が前モジュールMODに搬送されることを示している。
図1(b)に示す搬送スケジュールは、所定の理由により、前モジュールMODへのウエハWの払い出しが遅れた場合の搬送スケジュールの変更の手法を示すものである。ここで前記基板処理装置では、常時ウエハWの処理状態を監視しており、前モジュールMODへのウエハWの払い出しが遅れたことを認識し、その時点で搬送スケジュールの変更が行われるようになっている。
この場合、前記前モジュールMODにおいて、n番目のウエハWの払い出しがm回の搬送サイクル分遅れるときには、マルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD3)の搬送スケジュールの中でn番目以降(n番目を含む)のウエハWを含む搬送スケジュールについて、各ウエハWを、そのウエハWよりもm番目後のウエハWが割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールが変更される。
この例では、ウエハW2〜W7の払い出しが1回の搬送サイクル分遅れた場合を示しているので、1番目のウエハW1は通常時の搬送スケジュール(以下「基本の搬送スケジュール」という)通りに搬送され、2番目から6番目のウエハW2〜ウエハW6では、夫々基本の搬送スケジュールにおいて、当該2番目から6番目のウエハW2〜ウエハW6よりも夫々m番目(1番目)後のウエハに相当する3番目から7番目のウエハW3〜ウエハW7が搬送されるモジュールに搬送するように、搬送先のモジュールをシフトさせる。
また7番目のウエハW7についても払い出しが1回遅れるが、基本の搬送スケジュールには、当該ウエハW7よりもm番目(1番目)後のウエハに相当する8番目のウエハがないので、変更後の搬送スケジュールにおいて1つ前のウエハW6がモジュールに搬送されるフェーズであるフェーズ8よりも1段後段のフェーズ9に搬送できるモジュールに搬送先をシフトする。こうしてスケジュールが変更された後の搬送スケジュールが図1(c)に示す搬送スケジュールである。
続いて前記基板処理装置について説明するが、この装置は、塗布、現像装置と露光装置とからなるものである。図2は本実施の形態の基板処理装置を示す平面図であり、図3は同斜視図である。図中B1は基板であるウエハWが例えば13枚密閉収納されたキャリアCを搬入出するためのキャリア載置部であり、キャリアCを複数個載置可能な載置台21と、この載置台21から見て前方の壁面に設けられる開閉部22と、開閉部22を介してキャリアCからウエハWを取り出すためのトランスファーアーム23とが設けられている。
キャリア載置部B1の奥側には筐体24にて周囲を囲まれる処理ブロックB2が接続されており、この処理ブロックB2には手前側から順に加熱・冷却系のユニットを多段化した3個の棚ユニットU1,U2,U3と、後述するその他の各種ユニットを含む各ユニット間のウエハWの受け渡しを行う進退及び昇降自在かつ鉛直軸回りに回転自在な搬送手段であるメイン搬送機構25(25A,25B)とが交互に配列して設けられている。即ち、棚ユニットU1,U2,U3及びメイン搬送機構25(25A,25B)はキャリア載置部B1側から見て前後一列に配列されており、各々の接続部位には図示しないウエハ搬送用の開口部が形成されていて、ウエハWは処理ブロックB2内を一端側の棚ユニットU1から他端側の棚ユニットU3まで自由に移動できるようになっている。なおメイン搬送機構25(25A,25B)は、後述する制御部からの指令に基づいてコントローラにより駆動が制御される。
またメイン搬送機構25(25A,25B)は、キャリア載置部B1から見て前後方向に配置される棚ユニットU1,U2,U3側の一面部と、右側の液処理ユニットU4,U5側の一面部と、左側の一面をなす背面部とで構成される区間壁26により囲まれる空間内に置かれており、進退自在、昇降自在及び水平方向に回転自在な複数のアーム例えば3本のアームを備えていて、これら複数のアームは独立して進退できるように構成されている。またメイン搬送機構25Aの左側(メイン搬送機構25Aを挟んで液処理ユニットU4と対向する位置)には複数段の疎水化処理ユニット(ADH)が配置されており、上記の各ユニット同様に図示しない開口部を介してメイン搬送機構25Aがその内部にアクセスできるようになっている。図中27,28は各ユニットで用いられる処理液の温度調節装置や温湿度調節用のダクト等を備えた温湿度調節ユニットである。
液処理ユニットU4,U5は、例えば図3に示すように塗布液(レジスト液)や現像液といった薬液供給用のスペースをなす収納部29の上に、例えば塗布ユニット(COT)及び現像ユニット(DEV)を複数段例えば5段に積層した構成とされている。また既述の棚ユニットU1,U2,U3は、液処理ユニットU4,U5にて行なわれる処理の前処理及び後処理を行なうための各種ユニットを複数段例えば10段に積層した構成とされている。なお作図の便宜上図3では疎水化処理ユニット(ADH)の図示を省略している。
上述の前処理及び後処理を行うための各種ユニットの中には、例えば図4に示すように、疎水化処理ユニット(ADH)で処理されたウエハWをレジスト液の塗布前に所定温度に調整するための温調ユニットである温調ユニット(CPL1)、レジスト液の塗布後にウエハWの加熱処理を行うためのプリベーキングユニットなどと呼ばれている加熱ユニット(PAB)、露光後のウエハWを加熱処理するポストエクスポージャーベーキングユニットなどと呼ばれている加熱ユニット(PEB)、この加熱ユニット(PEB)で加熱されたウエハWを現像処理前に所定温度に調整するための温調ユニットである温調ユニット(CPL3)、現像処理後のウエハWを加熱処理するポストベーキングユニットなどと呼ばれている加熱ユニット(POST)、この加熱ユニット(POST)で加熱されたウエハWを冷却する温調ユニット(CPL4)が含まれている。図4はこれらユニットのレイアウトの一例を示すものであって、このレイアウトは便宜上のものであり、実際の装置では各ユニットの処理時間などを考慮してユニットの設置数が決められる。また棚ユニットU1及びU3は例えば図4に示すようにウエハWの受け渡しを行うための受け渡し台を有する受け渡しユニット(TRS1、TRS2)を夫々備えている。加熱ユニット(PAB、POST)はいずれも加熱プレートを備え、メイン搬送機構25A,25Bの双方からアクセスできるように構成されている。
処理ブロックB2における棚ユニットU3の奥側には、インターフェイス部B3を介して露光装置B4が接続されている。インターフェイス部B3は処理ブロックB2と露光装置B4との間に前後に設けられる第1の搬送室3A,第2の搬送室3Bにて構成されており、夫々に第2の搬送手段をなす主搬送部31A及び補助搬送部31Bが設けられている。第1の搬送室の棚ユニットU6は、例えばウエハWのエッジ部のみを選択的に露光するための周縁露光装置(WEE)と、複数例えば25枚のウエハWを一時的に収容する2つのバッファカセット(SBU)とを備えており、棚ユニットU7は受け渡しユニット(TRS3)と、各々例えば冷却プレートを有する2つの高精度温調ユニット(CPL2)とを備えている。これら第2の搬送手段31(31A,31B)は後述する制御部からの指令に基づき、駆動制御される。
ここで上記基板処理装置では、塗布ユニット(COT)、現像ユニット(DEV)、疎水化処理ユニット(ADH)、加熱ユニット(PAB,PEB,POST)、温調ユニット(CPL1,CPL2,CPL3,CPL4)、受け渡しユニット(TRS1,TRS2,TRS3)、周縁露光装置(WEE)等が、各々ウエハWが載置されると共に搬送の順番が決められているモジュール群に相当し、前記モジュール群の内、搬送の順番が同じであって、ウエハWに対して同一の処理を行なう複数のモジュール例えば塗布ユニット(COT)、現像ユニット(DEV)、疎水化処理ユニット(ADH)、加熱ユニット(PAB,PEB,POST)、温調ユニット(CPL1,CPL2,CPL3,CPL4)等がマルチモジュールに相当する。
そして前記モジュール群に対して、トランスファーアーム23及びメイン搬送機構25(25A,25B)、第2の搬送手段31は、搬入されたキャリアC内からウエハWを1枚取り出し、一つ順番が後のモジュールのウエハWを受け取ってから当該に後のモジュールに先のウエハWを受け渡し、こうして例えばキャリアCからスタートして順次ウエハWを一つ順番が後のモジュールに移すことにより一の搬送サイクルを実行し、当該一の搬送サイクルを実行した後、次の搬送サイクルに移行し、各搬送サイクルを順次実行することにより前記モジュール群のうち順番の小さいモジュールから順番の大きいモジュールに基板が順次搬送されるようになっている。
そのウエハWの搬送経路について、図5を用いて説明すると、キャリア載置部B1に載置されたキャリアC内の処理前のウエハWはトランスファーアーム23により受け渡しユニットTRS1に搬送され、続いて受け渡しユニット(TRS1)上のウエハWはメイン搬送機構25A,25Bにより、疎水化処理ユニット(ADH)→温調ユニット(CPL1)→塗布ユニット(COT)→加熱ユニット(PAB)→受け渡しユニット(TRS2)の順で搬送される。こうして塗布ユニット(COT)にて塗布液例えばレジスト液が塗布された受け渡しユニット(TRS2)上のウエハWは、インターフェイス部B3の第2の搬送手段31(31A,31B)により周縁露光装置(WEE)→バッファカセット(SBU)→温調ユニット(CPL2)の順で搬送された後、露光装置B4に送られて所定の露光処理が行われる。
露光処理後のウエハWは第2の搬送手段31(31A,31B)により、インターフェイス部3の受け渡しユニット(TRS3)を介して処理ブロックB2の加熱ユニット(PEB)に搬送され、続いて当該ユニット(PEB)内に載置されたウエハWはメイン搬送機構25A,25Bにより温調ユニット(CPL3)→現像ユニット(DEV)→加熱ユニット(POST)→温調ユニット(CPL4)の順で搬送される。そして温調ユニット(CPL4)のウエハWはトランスファーアーム23によりキャリア載置部B1のキャリアCに戻される。
このようにウエハが搬送されるので、仮にマルチモジュールが塗布ユニット(COT)とすると、前工程のモジュールである前モジュールは温調ユニット(CPL1)となり、マルチモジュールが現像ユニット(DEV)とすると、前モジュールは温調ユニット(CPL3)となる。
さらに前記基板処理装置は、既述のようにメイン搬送機構25(25A,25B)及び第2の搬送手段31(31A,31B)の駆動制御やその他各処理ユニットの制御を行う制御部4を備えている。図6はこの制御部4の構成を示すものであり、実際にはCPU(中央処理ユニット)、プログラム及びメモリなどにより構成されるが、ここでは構成要素の一部をブロック化して説明するものとする。
図6中40はバスであり、このバス40にレシピ格納部41、レシピ選択部42、搬送スケジュール変更部43、第1の搬送制御部44、第2の搬送制御部45、第3の搬送制御部46、処理情報部47が接続されている。レシピ格納部41は記憶部に相当する部位であり、例えばウエハWの搬送経路が記録されている搬送レシピや、この搬送レシピに基づき、ロット内の全てのウエハWについてどのタイミングでどのユニットに搬送するかといった内容のスケジュール、例えばウエハWに順番を割り当て、ウエハWの順番と各モジュールとを対応づけて搬送サイクル(フェーズ)を指定した搬送サイクルデータを時系列に並べて作成された搬送スケジュールや、ウエハWに対して行う処理条件などが記録された複数のレシピが格納されている。レシピ選択部42はレシピ格納部41に格納されたレシピから適当なものを選択する部位であり、例えばウエハの処理枚数やレジストの種類などの入力もできるようになっている。
搬送スケジュール変更部43は、前記マルチモジュールよりも順番が一つ前のモジュールにおいて、n番目のウエハWの払い出しがm回の搬送サイクル分遅れるときには、マルチモジュールの搬送スケジュールの中でn番目以降(n番目を含む)のウエハWを含む搬送スケジュールについて、各ウエハWを、そのウエハWよりもm番目後のウエハWが割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更する手段である。
第1の搬送制御部44は、第2の搬送制御部45、第3の搬送制御部46は、搬送スケジュールを参照し、搬送サイクルデータに書き込まれている基板をその基板に対応するモジュールに搬送するように、夫々トランスファーアーム23、メイン搬送機構25(25A,25B)、第2の搬送手段31を制御し、これにより搬送サイクルを実行する部位である。
さらに処理情報部47は、キャリア載置部B1、処理ブロックB2、インターフェイス部B3内におけるウエハの処理状態を把握して、制御部4に知らせる機能を備えている。従って制御部4では、キャリア載置部B1、処理ブロックB2、インターフェイス部B3内におけるウエハの処理状態をリアルタイムに認識しており、ウエハWがどの処理ユニットにて処理されているかの位置情報を把握できることになる。
以上において、搬送スケジュール変更部43、第1の搬送制御部44、第2の搬送制御部45、第3の搬送制御部46及び情報処理部47は、プログラム(コンピュータプログラム)からなるものである。そしてこれらプログラムは、後述の作用説明に記載した動作が実行されるようにステップ群が組まれており、記憶媒体例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク(MO)などに格納されていて、記憶媒体から制御部4であるコンピュータにインストールされる。なおこのプログラムが記憶された記憶媒体は、本発明であるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体に相当する。
本実施の形態の作用説明を行うと、先ず基板であるウエハWに対する処理を開始するのに先立ち、オペレータがレシピの選択を行う。レシピを選択すると、ロット内の全てのウエハについて、基本の搬送スケジュールが選択される。そして制御部4はこの基本の搬送スケジュールを参照しながら各部に指示を出力し、ウエハWに対する処理が開始される。ここで前モジュールMODから例えば3個のマルチモジュールMOD1〜MOD3へウエハWを搬送するときの基本の搬送スケジュールの一例は、例えば既述の図1(a)に示すものである。
ところで通常、露光装置B4からは搬送スケジュールの1サイクルの間に1枚のウエハWが搬出されるが、場合によっては搬出が遅れることがあり、この場合には、基本の搬送スケジュール通りに前モジュールMODにウエハWの払い出しが行われなくなる。この場合には、処理情報部47がウエハの位置を監視しているので、この情報が制御部4に出力され、制御部4ではこの情報に基づいて、搬送スケジュール変更部43に搬送スケジュールを調整するように指示を出力する。そして搬送スケジュール変更部43では、既述のように図1(b)に示す手法にて搬送スケジュールの変更が行われ、以降はこの変更後の搬送スケジュール(図1(c)参照)に基づいてウエハWが所定のモジュールに搬送される。
このようなウエハの一連の搬送動作は、処理情報部47、搬送スケジュール変更部43及び第1から第3の搬送制御部44〜46の動作によって、つまり制御部4に格納されたプログラムにより実行されることになる。
このように搬送スケジュールを変更すると、ウエハW2の払い出しが遅れたフェーズ2の前モジュールMODの部位では、搬送スケジュールにブランク(空欄)が生じるが、その他の部位ではブランクは生じない。従ってブランクがない部位では、必ずメイン搬送機構(25A,25B)の2本のアームによりウエハWの入れ替えが行われるので、各処理ユニットでは常に入れ替え動作が行われる。従って背景技術の欄で記載したような、ウエハWを入れ替えることができない場合の、マルチモジュールMOD1のウエハW1を受け取る工程と、マルチモジュールMOD1での空取り工程とが増えることがないので、前モジュールMODへの払い出しが遅れる場合が発生しても、各モジュールMOD1〜MOD3では常にウエハWの入れ替え動作を行うことができ、スループットの低下を抑えることができる。
続いてさらに他の搬送スケジュールを例にして説明する。図7は、ロットAのウエハA1〜ウエハA7に引き続いてロットBのウエハB1〜ウエハB5を、同じフローで連続して処理する場合のものである。前記同じフローとは、ロットAのウエハA1〜A7に対しても、ロットBのウエハB1〜B5に対しても、同じ3個のマルチモジュールモジュール(MOD1,MOD2,MOD3)で処理を行なうことを意味している。
図7(a)が基本の搬送スケジュールと共に、ウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しが1回遅れた場合の搬送先のモジュールのシフトの様子、図7(b)がモジュールのシフト変更後の搬送スケジュールを夫々示している。この例では、ウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5について払い出しが遅れるので、搬送先のモジュールが基本の搬送スケジュールのモジュールからシフトするが、ウエハA1については払い出しが正常に行われるので、基本の搬送スケジュール通りに搬送される。
そしてウエハA2〜A7、ウエハB1〜B4については、各ウエハを、基本の搬送スケジュールにてそのウエハよりもm番目(1番目)後のウエハが割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更し、またウエハB5については、基本の搬送スケジュールに相当するウエハが存在しないので、変更後の搬送スケジュールにおいて1つ前のウエハB4がモジュール(MOD3)に搬送されるフェーズ13よりも1段後段のフェーズ14に搬送できるモジュール(MOD1)に搬送先をシフトするように、スケジュールを変更する。
この場合もウエハW2の払い出しが遅れたフェーズ2の受け渡しユニットTRSの部位では、搬送スケジュールにブランクが生じるが、その他の部位ではブランクは生じず、各処理ユニットでは常に入れ替え動作が行われるので、受け渡しユニットTRSへの払い出しが遅れる場合が発生しても、スループットの低下を抑えることができる。
また図8は、図2と同様の場合において、ロットB1〜B5の払い出しが1回遅れた場合の搬送スケジュールであり、図8(a)が基本の搬送スケジュールと共に、ウエハB1〜B5の払い出しが1回遅れた場合の搬送先のモジュールのシフトの様子を示し、図8(b)がモジュールのシフト後の搬送スケジュールを示している。この例では、ウエハB1〜B5について払い出しが遅れるので、搬送先のモジュールが基本の搬送スケジュールのモジュールからシフトするが、ウエハA1〜A7については払い出しが正常に行われるので、基本の搬送スケジュール通りに搬送される。
そしてウエハB1〜B4については、各ウエハを、基本の搬送スケジュールにてそのウエハよりもm番目(1番目)後のウエハが割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更し、ウエハB5については、基本の搬送スケジュールに相当するウエハが存在しないので、変更後の搬送スケジュールにおいて1つ前のウエハB4がモジュール(MOD3)に搬送されるフェーズ13よりも1段後段のフェーズ14に搬送できるモジュール(MOD1)に搬送先をシフトするように、スケジュールを変更する。この場合においても、モジュールMOD1、MOD3では、常にウエハWの入れ替えが行われるので、入れ替え作業をスムーズに行うことができ、スループットの低下を抑えられる。
また図9は、ロットAのウエハA1〜ウエハA7に引き続いてロットBのウエハB1〜ウエハB5を、異なるフローで連続して処理する場合のものである。前記異なるフローとは、ロットAのウエハA1〜A7に対しては、4個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD3,MOD4)で処理を行ない、ロットBのウエハB1〜B5に対しては、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD3)で処理を行なうことを意味している。
図9(a)が基本の搬送スケジュールと共に、ウエハA2〜A7の払い出しが1回遅れた場合の搬送先のモジュールのシフトの様子、図9(b)がモジュールのシフト後の搬送スケジュールを夫々示している。この例では、ウエハA2〜A7について払い出しが遅れるので、搬送先のモジュールが基本の搬送スケジュールのモジュールからシフトするが、ウエハA1,B1〜B5については払い出しが正常に行われるので、基本の搬送スケジュール通りに搬送される。
そしてウエハA2〜A6については、各ウエハを、基本の搬送スケジュールにてそのウエハよりもm番目(1番目)後のウエハが割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更し、またウエハA7については、変更後の搬送スケジュールにおいて1つ前のウエハA6がモジュール(MOD3)に搬送されるフェーズ8よりも1段後段のフェーズ9に搬送できるモジュール(MOD4)に搬送先をシフトするように、スケジュールを変更する。この場合においても、各モジュールでは、常にウエハWの入れ替えが行われるので、入れ替え作業をスムーズに行うことができ、スループットの低下を抑えられる。
また図10は、ロットAのウエハA1〜ウエハA7に引き続いてロットBのウエハB1〜ウエハB5を、異なるフローで連続して処理する場合のものである。ここでの異なるフローとは、ロットAのウエハA1〜A7に対しては、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD3)で処理を行ない、ロットBのウエハB1〜B5に対しては、4個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD3,MOD4)で処理を行なうことを意味している。
図10(a)が基本の搬送スケジュールと共に、ウエハA2〜A7の払い出しが1回遅れた場合の搬送先のモジュールのシフトの様子、図10(b)がモジュールのシフト調整後の搬送スケジュールを夫々示している。この例では、ウエハA2〜A7について払い出しが遅れるので、搬送先のモジュールが基本の搬送スケジュールのモジュールからシフトするが、ウエハA1,B1〜B5については払い出しが正常に行われるので、基本の搬送スケジュール通りに搬送される。
そしてウエハA2〜A6については、各ウエハを、基本の搬送スケジュールにてそのウエハよりもm番目(1番目)後のウエハが割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更し、ウエハA7については、基本の搬送スケジュールに相当するウエハが存在しないので、変更後の搬送スケジュールにおいて1つ前のウエハA6がモジュール(MOD1)に搬送されるフェーズ8よりも1段後段のフェーズ9に搬送できるモジュール(MOD2)に搬送先をシフトするように、スケジュールを変更する。この場合においても、モジュールMOD1,MOD2では、常にウエハWの入れ替えが行われるので、入れ替え作業をスムーズに行うことができ、スループットの低下を抑えられる。
また図11は、ロットAのウエハA1〜ウエハA7に引き続いてロットBのウエハB1〜ウエハB5を、異なるフローで連続して処理する場合のものである。ここでの異なるフローとは、ロットAのウエハA1〜A7に対しては、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD3)で処理を行ない、ロットBのウエハB1〜B5に対しては、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD4)で処理を行なうことを意味している。
図11(a)が基本の搬送スケジュールと共に、ウエハA2〜A7の払い出しが1回遅れた場合の搬送するモジュールのシフトの様子、図11(b)がモジュールのシフト後の搬送スケジュールを夫々示している。この例では、ウエハA2〜A7について払い出しが1回遅れるので、搬送されるモジュールが基本の搬送スケジュールのモジュールからシフトするが、ウエハA1,ウエハB1〜B5については払い出しが正常に行われるので、基本の搬送スケジュール通りに搬送される。
そしてウエハA2〜A6については、各ウエハを、基本の搬送スケジュールにてそのウエハよりもm番目(1番目)後のウエハが割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更し、またウエハA7については、調整後の搬送スケジュールにおいて1つ前のウエハA6がモジュール(MOD1)に搬送されるフェーズ8よりも1段後段のフェーズ9に搬送できるモジュール(MOD2)に搬送先をシフトするように搬送スケジュールを書き換える。この場合においても、モジュールMOD1,MOD2,MOD3では、常にウエハWの入れ替えが行われるので、入れ替え作業をスムーズに行うことができ、スループットの低下を抑えられる。
さらに図12は、図11の例において、ウエハA3〜A7の払い出しが1回遅れた場合の搬送スケジュールを示しており、図12(a)が基本の搬送スケジュールと共に、搬送するモジュールのシフトの様子、図12(b)がモジュールのシフト後の搬送スケジュールを夫々示している。この例では、ウエハA3〜A7について払い出しが1回遅れるので、搬送されるモジュールが基本の搬送スケジュールのモジュールからシフトするが、ウエハA1,A2,ウエハB1〜B5については払い出しが正常に行われるので、基本の搬送スケジュール通りに搬送される。
そしてウエハA3〜A6については、各ウエハを、基本の搬送スケジュールにてそのウエハよりもm番目(1番目)後のウエハが割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更し、またウエハA7については、調整後の搬送スケジュールにおいて1つ前のウエハA6がモジュール(MOD1)に搬送されるフェーズ8よりも1段後段のフェーズ9に搬送できるモジュール(MOD2)に搬送先をシフトするように搬送スケジュールを書き換える。この場合においても、モジュールMOD1,MOD2では、常にウエハWの入れ替えが行われるので、入れ替え作業をスムーズに行うことができ、スループットの低下を抑えられる。
また図13,図14は、ロットAのウエハA1〜ウエハA7に引き続いてロットBのウエハB1〜ウエハB5を、異なるフローで連続して処理する場合のものである。ここでの異なるフローとは、ロットAのウエハA1〜A7に対しては、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD3)で処理を行ない、ロットBのウエハB1〜B5に対しては、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD4)で処理を行なうことを意味している。
図13(a)が基本の搬送スケジュールと共に、ウエハA5〜A7の払い出しが1回遅れた場合の搬送するモジュールのシフトの様子を示し、図13(b)がウエハA5〜A7の払い出しが1回遅れた場合のモジュールのシフト後の搬送スケジュールを示すと共に、ウエハA5〜B5の払い出しがさらに1回遅れた場合、つまりウエハA5がフェーズ8に前モジュールMODに払い出される場合の搬送先のモジュールのシフトの様子を示している。そして図14にウエハA5が前モジュールMODにフェーズ8に払い出される場合のモジュールのシフト調整後の搬送スケジュールを示している。
さらに図15,図16は、ロットAのウエハA1〜ウエハA7に引き続いてロットBのウエハB1〜ウエハB5を、同じフローで連続して処理する場合であって、ロットAとロットBとの間に搬入間隔(この場合には、搬送サイクル3回分に相当する搬入間隔)がある場合のものである。
図15(a)が基本の搬送スケジュールと共に、ウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しが1回遅れた場合の搬送先のモジュールのシフトの様子を示し、図15(b)がウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しが1回遅れた場合のモジュールのシフト後の搬送スケジュールを示すと共に、ウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しがさらに1回遅れた場合、つまりウエハA2がフェーズ4に前モジュールMODに払い出される場合の搬送先のモジュールのシフトの様子を示している。
そして図16(a)にウエハA2がフェーズ4に前モジュールに払い出される場合のモジュールのシフト後の搬送スケジュールを示すと共に、ウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しがさらに1回遅れた場合、つまりウエハA2がフェーズ5に前モジュールMODに払い出される場合の搬送先のモジュールのシフトの様子を示し、図16(b)にウエハA2がフェーズ5に前モジュールに払い出される場合のモジュールのシフト調整後の搬送スケジュールを示している。
さらに図17,図18は、ロットAのウエハA1〜ウエハA7に引き続いてロットBのウエハB1〜ウエハB5を、異なるフローで連続して処理する場合であって、ロットAとロットBとの間に搬入間隔(この場合には、搬送サイクル3回分に相当する搬入間隔)がある場合のものである。ここでの異なるフローとは、ロットAのウエハA1〜A7に対しては、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD3)で処理を行ない、ロットBのウエハB1〜B5に対しては、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD4)で処理を行なうことを意味している。
図17(a)が基本の搬送スケジュールと共に、ウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しが1回遅れた場合の搬送先のモジュールのシフトの様子を示し、図17(b)がウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しが1回遅れた場合のモジュールのシフト後の搬送スケジュールを示すと共に、ウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しがさらに1回遅れた場合、つまりウエハA2がフェーズ4に前モジュールMODに払い出される場合の搬送先のモジュールのシフトの様子を示している。
そして図18(a)にウエハA2がフェーズ4に前モジュールに払い出される場合のモジュールのシフト後の搬送スケジュールを示すと共に、ウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しがさらに1回遅れた場合、つまりウエハA2がフェーズ5に前モジュールMODに払い出される場合の搬送先のモジュールのシフトの様子を示し、図18(a)にウエハA2がフェーズ5に前モジュールに払い出される場合のモジュールのシフト後の搬送スケジュールを示している。
さらに図19は、ロットAのウエハA1〜ウエハA7に引き続いてロットBのウエハB1〜ウエハB5を、異なるフローで連続して処理する場合のものである。ここでの異なるフローとは、ロットAのウエハA1〜A7に対しては、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD3)で処理を行ない、ロットBのウエハB1〜B5に対しては、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD4)で処理を行なうことを意味している。
図19(a)が基本の搬送スケジュールと共に、ウエハA2〜A7の払い出しが2回遅れた場合の搬送先のモジュールのシフトの様子を示し、図19(b)がウエハA2〜A7の払い出しが2回遅れた場合のモジュールのシフト調整後の搬送スケジュールを夫々示している。
この場合、基本の搬送スケジュールでは、ロットAとロットBとの間に搬入間隔が搬送サイクル4回分に相当する分あり、ウエハの払い出しが2回遅れるとしても、元々の搬入間隔が払い出し分よりも多いので、変更後は搬入間隔を搬送サイクル2回分とした例であり、このように搬送スケジュールを調整してもよい。
さらに図20,図21は、ロットAのウエハA1〜ウエハA7に引き続いてロットBのウエハB1〜ウエハB5を、異なるフローで連続して処理する場合であって、ロットAとロットBとの間に搬入間隔(この場合には搬送サイクル5回分に相当する搬入間隔)がある場合のものである。ここでの異なるフローとは、ロットAのウエハA1〜A7に対しては、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD3)で処理を行ない、ロットBのウエハB1〜B5に対しては、3個のマルチモジュール(MOD1,MOD2,MOD4)で処理を行なうことを意味している。
図20(a)が基本の搬送スケジュールと共に、ウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しが1回遅れた場合の搬送するモジュールのシフトの様子を示し、図20(b)がウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しが1回遅れた場合のモジュールのシフト後の搬送スケジュールを示すと共に、ウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しがさらに1回遅れた場合、つまりウエハA2がフェーズ4に前モジュールMODに払い出される場合の搬送先のモジュールのシフトの様子を示している。
そして図21(a)にウエハA2がフェーズ4に前モジュールに払い出される場合のモジュールのシフト後の搬送スケジュールを示すと共に、ウエハA2〜A7、ウエハB1〜B5の払い出しがさらに1回遅れた場合、つまりウエハA2がフェーズ5に前モジュールMODに払い出される場合の搬送先のモジュールのシフトの様子を示し、図21(b)にウエハA2がフェーズ5に前モジュールに払い出される場合のモジュールのシフト後の搬送スケジュールを示している。
以上において、本発明は、第2の搬送手段によるウエハWの搬送にも適用でき、また半導体ウエハのみならず液晶ディスプレイ用のガラス基板(LCD基板)といった基板を処理する基板処理装置にも適用できる。さらにまた本発明は塗布、現像装置に限定されるものではなく、例えば処理装置で絶縁膜の材料を基板に塗布した後、受け渡し用処理ユニットにて例えばゲル化処理し、その後第1の搬送手段により取り出してベーク処理ユニット、キュア処理ユニット、基板搬出部に順次搬送するシステムなどにも適用できる。
本発明に係る搬送スケジュールの一例を示す構成図である。 本発明に係る基板処理装置の実施の形態を示す平面図である。 前記基板処理装置を示す斜視図である。 前記基板処理装置における棚ユニットの構造を示す側面図である。 前記基板処理装置におけるウエハの搬送経路を示す平面図である。 前記基板処理装置の制御部の一例を示す構成図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 前記制御部にて作成される搬送スケジュールの一例を示す説明図である。 従来の基板処理装置を示す平面図である。 従来の基板処理装置における搬送スケジュールの一例を示す説明図である。
符号の説明
W 半導体ウエハ
C キャリア
B1 キャリア載置部
B2 処理ブロック
B3 インターフェイス部
B4 露光装置
23 トランファーアーム
25(25A、25B) メイン搬送機構
31(31A、31B) 第2の搬送手段(主搬送部、補助搬送部)
PEB 加熱ユニット
52 冷却プレート
6 加熱プレート
7 制御部
73 搬送スケジュール作成部


Claims (5)

  1. 各々基板が載置されると共に搬送の順番が決められているモジュール群を備え、モジュール群の中には、搬送の順番が同じであって、基板に対して同一の処理を行なう複数のモジュールからなるマルチモジュールが含まれ、
    搬送手段により、一のモジュールから基板を取り出し、次のモジュールの基板を受け取ってから当該次のモジュールに先の基板を受け渡し、こうして各モジュールに置かれた基板を一つ順番が後のモジュールに移すことにより一の搬送サイクルを実行し、当該一の搬送サイクルを実行した後、次の搬送サイクルに移行し、各搬送サイクルを順次実行することにより前記モジュール群のうち順番の小さいモジュールから順番の大きいモジュールに基板が順次搬送されて所定の処理が行われ、
    通常時には、前記マルチモジュールの各モジュールに対してはその前のモジュールから基板が一定の順序で分配される基板処理装置において、
    基板に順番を割り当て、基板の順番と各モジュールとを対応づけて搬送サイクルを指定した搬送サイクルデータを時系列に並べて作成された搬送スケジュールを記憶する記憶部と、
    前記搬送スケジュールを参照し、搬送サイクルデータに書き込まれている基板をその基板に対応するモジュールに搬送するように前記搬送手段を制御し、これにより搬送サイクルを実行する制御部と、
    前記マルチモジュールよりも順番が一つ前のモジュールにおいて、n番目の基板の払い出しがm回の搬送サイクル分遅れるときには、マルチモジュールの搬送スケジュールの中でn番目以降(n番目を含む)の基板を含む搬送スケジュールについて、各基板を、その基板よりもm番目後の基板が割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更する手段と、を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記基板処理装置は、基板に対してレジスト液を塗布し、その基板が露光装置で露光された後、現像処理を行なう塗布、現像装置であることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 各々基板が載置されると共に搬送の順番が決められているモジュール群を備え、モジュール群の中には、搬送の順番が同じであって、基板に対して同一の処理を行なう複数のモジュールからなるマルチモジュールが含まれ、
    搬送手段により、一のモジュールから基板を取り出し、次のモジュールの基板を受け取ってから当該次のモジュールに先の基板を受け渡し、こうして各モジュールに置かれた基板を一つ順番が後のモジュールに移すことにより一の搬送サイクルを実行し、当該一の搬送サイクルを実行した後、次の搬送サイクルに移行し、各搬送サイクルを順次実行することにより前記モジュール群のうち順番の小さいモジュールから順番の大きいモジュールに基板が順次搬送されて所定の処理が行われ、
    通常時には、前記マルチモジュールの各モジュールに対してはその前のモジュールから基板が一定の順序で分配される基板処理方法において、
    基板に順番を割り当て、基板の順番と各モジュールとを対応づけて搬送サイクルを指定した搬送サイクルデータを時系列に並べて作成された搬送スケジュールを参照し、前記搬送手段により搬送サイクルデータに書き込まれている基板をその基板に対応するモジュールに搬送する工程と、
    前記マルチモジュールよりも順番が一つ前のモジュールにおいて、n番目の基板の払い出しがm回の搬送サイクル分遅れるときには、マルチモジュールの搬送スケジュールの中でn番目以降(n番目を含む)の基板を含む搬送スケジュールについて、各基板を、その基板よりもm番目後の基板が割り当てられていたモジュールに移動させるようにスケジュールを変更する工程と、
    次いで前記変更された搬送スケジュールを参照し、搬送手段により搬送サイクルデータに書き込まれている基板をその基板に対応するモジュールに搬送する工程と、を含むことを特徴とする基板処理方法。
  4. 請求項3に記載された基板処理方法を実行するためのステップ群を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  5. 請求項4に記載されたコンピュータプログラムが格納されたことを特徴とする記憶媒体。
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