JP5348290B2 - 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体 Download PDF

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本発明は、キャリアから処理ブロックに基板を搬送する搬送手段を備えた基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体に関する。
半導体デバイスやLCD基板の製造プロセスにおいては、フォトリソグラフィと呼ばれる技術により、基板に対してレジストパターンの形成が行なわれている。この技術は、例えば半導体ウエハ(以下ウエハという)などの基板に、レジストを塗布して当該ウエハの表面にレジスト膜を形成し、フォトマスクを用いて当該レジスト膜を露光した後、現像処理を行なうことにより所望のパターンを得る、一連の工程により行われている。
このような処理は、一般にレジストの塗布や現像を行う塗布、現像装置に露光装置を接続したシステムを用いて行われる。前記塗布、現像装置は、複数枚のウエハを格納したFOUPと呼ばれるキャリアが搬入されるキャリアブロックと、塗布処理、現像処理を夫々行う手段を含んだ処理ブロックと、を備えており、前記キャリアブロックは前記キャリアを載置するためのキャリア載置部を備えたロードポートを備えている。
キャリアが前記ロードポートに搬送されると、キャリア内のウエハがキャリアブロックに設けられた例えば搬送アームなどの搬送手段を介して処理ブロックへウエハを搬入するための搬入用モジュールに搬送される。そして、前記搬入用モジュールに搬送されたウエハは処理ブロックに設けられた搬送手段により処理ブロック内を搬送され、レジストが塗布された後、露光装置に搬送されて露光処理を受ける。然る後前記ウエハは処理ブロックに戻されて、処理ブロックに設けられた搬送手段により、処理ブロック内を搬送されて現像処理を受ける。その後、ウエハは前記搬送手段により処理ブロックからキャリアブロックへ搬出するための搬出用モジュールに搬送され、その搬出用モジュールから例えば前記搬送アームを介して前記キャリアに戻される。ここではウエハが受け渡される場所をモジュールと記載する。
このように、ウエハがキャリアから搬出されて当該キャリアに戻されるまでの間、そのキャリアがロードポートのキャリア載置部で待機していると、次のキャリアをそのキャリア載置部に搬送できなくなってしまうので、処理ブロック及び露光装置では、本来であれば処理を行うことができる状態のモジュールにウエハが行き渡らず、結果としてスループットが低下してしまうおそれがある。
このため、前記ロードポートからキャリアを一時的に退避させる退避領域を備えたストッカを設けることが検討されている。この場合はロードポートのキャリア載置部に搬送された第1のキャリア(先発キャリア)からウエハを払い出した後、当該第1のキャリアを前記退避領域に退避させ、第2のキャリア(後発キャリア)を前記キャリア載置部に載置してウエハの払い出しを行う。そして、第2のキャリアからウエハを払い出した後、当該第2のキャリアを前記退避領域に退避させると共に第1のキャリアを再び前記キャリア載置部に載置する。そして、その第1のキャリアから搬送され、処理ブロックにて処理を受けたウエハを当該第1のキャリアに戻す。このようにキャリアをキャリア載置部と退避領域との間で搬送することによって、キャリアから処理ブロックへ払い出されるウエハの総数を多くし、処理ブロック及び露光装置におけるモジュールの稼働率を上げて、スループットの低下を抑えることが期待されている。
前記処理ブロックへの搬入用モジュールにキャリアから払い出されたウエハが滞留していると、前記搬送アームは後続のウエハをその搬入用モジュールに搬入できないので、上記のように退避領域へキャリアを搬送する場合、キャリアからウエハを早く払い出すために、搬入用モジュールに搬入される前のウエハを複数枚格納して滞留させる搬入用バッファモジュールを設けることが検討されている。
ところで、処理ブロックでは、例えばロット毎にモジュールにおけるウエハの処理時間、処理温度などの処理条件が変更されることがあるため、ウエハは処理ブロックでは、その処理ブロックへの搬入順に後段のモジュールへと受け渡されてゆき、順次処理を受けることになる。つまり、処理ブロックでは後から当該処理ブロックに搬送されたウエハが、先に処理ブロックに搬送されたウエハを追い越して処理を受けないように搬送が制御される。
このように処理ブロックに搬入順にウエハを処理していくために、キャリアブロックにおいても、前記搬送アームにより、キャリアから払い出したすべてのウエハについて、その払い出し順にバッファモジュールに搬送し、然る後前記搬入用モジュールへ搬送することが考えられる。しかし、このように搬送アームを動作させることは、キャリアから直接前記搬入用モジュールへ搬入する場合に比べて前記搬送アームの動作工程数が多くなる。そして、キャリアから搬入用モジュールへ直接搬送する場合に比べて搬入用バッファモジュールを経由する場合は、キャリアから搬入用モジュールへの搬送時間が長くなるので、上記のように搬送工程数が増加することで、キャリアからウエハの払い出しが終了する時間が遅くなり、スループットの向上が十分に図れないおそれがある。
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、キャリアから処理ブロックに基板を搬送する搬送手段を備えた基板処理装置において、前記搬送手段の搬送工程数の上昇を抑えてスループットを向上させることができる基板処理装置、基板処理方法及びその方法を実施するコンピュータプログラムを備えた記憶媒体を提供することである。
本発明の基板処理装置は、複数枚の基板を格納したキャリアが載置されるキャリア載置部を備えたキャリアブロックと、前記基板に1枚ずつ塗布膜の形成を行う塗布モジュールを備えた塗布ブロックと、基板を1枚ずつ現像する現像モジュールを備えた現像ブロックと、を備えた基板処理装置において、
前記キャリアから搬出された基板を、予め設定された第1の搬送順で前記塗布ブロックに搬送するために一旦載置させる塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、
前記キャリアから搬出された基板を、予め設定された第2の搬送順で前記現像ブロックに搬送するために一旦載置させる現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、
塗布ブロック及び現像ブロックにて処理済みの基板をキャリアへ戻すために一旦載置させる第2の受け渡しモジュールと、
前記塗布ブロック及び現像ブロックに共用され、前記キャリアから搬出し、前記塗布ブロック用及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入する前の基板を待機させるために複数枚の基板を格納できるように構成されたバッファモジュールと、
前記キャリア載置部に載置されたキャリアと、前記塗布ブロック用及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、前記バッファモジュールと、前記第2の受け渡しモジュールとの間で基板を搬送する第1の搬送手段と、
先に塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板、後から当該塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板追い越さないように、前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、前記第2の受け渡しモジュールと、前記塗布モジュールとの間で基板を搬送する塗布ブロック用の搬送手段と、
先に現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板を、後から現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板が追い越さないように、前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、前記第2の受け渡しモジュールと、前記現像モジュールとの間で、前記塗布ブロック用の搬送手段と並行して基板を搬送する現像ブロック用の搬送手段と、
前記基板処理装置の各部に制御信号を出力して、その動作を制御する制御手段と、を備え、
前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに基板を搬送できるときにはバッファモジュールを介さずにキャリアから塗布用の第1の受け渡しモジュールへ基板を前記第1の搬送順で搬送し、
前記キャリアから基板を前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送できないときに、前記第1の搬送順とは逆順でキャリアからバッファモジュールに基板を搬送し、
前記バッファモジュールに搬送された基板を、その基板に先行して前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定された基板が全て当該塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送された後に、前記第1の搬送順で前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送し、
前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに基板を搬送できるときにはバッファモジュールを介さずにキャリアから現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールへ基板を前記第2の搬送順で搬送し、
前記キャリアから基板を前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送できないときに、前記第2の搬送順とは逆順でキャリアからバッファモジュールに基板を搬送し、
前記バッファモジュールに搬送された基板を、その基板に先行して前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定された基板が全て当該現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送された後に、前記第2の搬送順で前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送するように制御信号が出力される。
例えば、前記キャリア内に複数枚の同種の基板により構成されるロットが複数格納され、
前記複数のロットは、塗布ブロック及び現像ブロックのうちいずれか一方に搬送されるように設定され、
前記第1の搬送順及び第2の搬送順のうち、前記ロットが搬送されるブロックに対応する一方の搬送順は、塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュール及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールのうちの前記ロットが搬送されるブロックに対応する一方の第1の受け渡しモジュールに、同じロット内の基板が連続して搬入されるように設定され、
前記キャリアから基板を前記一方の第1の受け渡しモジュールに搬送できず、さらにバッファモジュールにその基板のロットとは異なり且つ前記一方の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定されたロットが無いときに、その基板が含まれるロット内の基板について逆順でバッファモジュールに搬送する
例えば前記キャリアまたは他のキャリアには、塗布ブロック及び現像ブロックのうち他方に搬送されるように設定されたロットが複数格納され、
前記第1の搬送順及び第2の搬送順のうち、前記ロットが搬送されるブロックに対応する他方の搬送順は、塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュール及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールのうちの前記ロットが搬送されるブロックに対応する他方の第1の受け渡しモジュールに、同じロット内の基板が連続して搬入されるように設定され、
前記キャリアから基板を前記他方の第1の受け渡しモジュールに搬送できず、さらにバッファモジュールにその基板のロットとは異なり且つ前記他方の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定されたロットが無いときに、その基板が含まれるロット内の基板について逆順でバッファモジュールに搬送する。
本発明の基板処理方法は、複数枚の基板を格納したキャリアをキャリア載置部に載置する工程と、
前記キャリアから搬出された基板を、予め設定された第1の搬送順で前記塗布ブロックに搬送して塗布モジュールで1枚ずつ塗布膜の形成を行うために塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに一旦載置させる工程と、
前記キャリアから搬出された基板を、予め設定された第2の搬送順で前記現像ブロックに搬送して現像モジュールで1枚ずつ現像処理を行うために現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに一旦載置させる工程と、
前記塗布ブロック及び現像ブロックに共用され、複数枚の基板を格納できるように構成されたバッファモジュールに、前記キャリアから搬出し、前記塗布ブロック用及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入する前の基板を待機させる工程と、
第1の搬送手段により、前記キャリア載置部に載置されたキャリアと、前記塗布ブロック用及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、前記バッファモジュールと、前記塗布ブロック及び現像ブロックにて処理済みの基板をキャリアへ戻すために一旦載置させるための第2の受け渡しモジュールとの間で基板を搬送する工程と、
塗布ブロック用の搬送手段により、先に塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板を、後から当該塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板が追い越さないように、前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、前記第2の受け渡しモジュールと、前記塗布モジュールとの間で基板を搬送する工程と、
現像ブロック用の搬送手段により、先に現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板を、後から現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板が追い越さないように、前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、前記第2の受け渡しモジュールと、前記現像モジュールとの間で、前記塗布ブロック用の搬送手段と並行して基板を搬送する工程と、
前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに基板を搬送できるときにはバッファモジュールを介さずにキャリアから塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールへ基板を前記第1の搬送順で搬送し、前記キャリアから基板を前記塗布用の第1の受け渡しモジュールに搬送できないときに、前記第1の搬送順とは逆順でキャリアからバッファモジュールに基板を搬送する工程と、
前記バッファモジュールに搬送された基板を、その基板に先行して前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定された基板が全て当該塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送された後に、前記第1の搬送順で前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送する工程と、
前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに基板を搬送できるときにはバッファモジュールを介さずにキャリアから現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールへ基板を前記第2の搬送順で搬送し、前記キャリアから基板を前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送できないときに、前記第2の搬送順とは逆順でキャリアからバッファモジュールに基板を搬送する工程と、
前記バッファモジュールに搬送された基板を、その基板に先行して前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定された基板が全て当該現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送された後に、前記第2の搬送順で前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送する工程と、
を備えることを特徴とする。
前記キャリア内に複数枚の同種の基板により構成されるロットが複数格納され、
前記複数のロットは、塗布ブロック及び現像ブロックのうちいずれか一方に搬送されるように設定され、
前記第1の搬送順及び第2の搬送順のうち、前記ロットが搬送されるブロックに対応する一方の搬送順は、塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュール及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールのうちの前記ロットが搬送されるブロックに対応する一方の第1の受け渡しモジュールに、同じロット内の基板が連続して搬入されるように設定されており、
前記キャリアから基板を前記一方の第1の受け渡しモジュールに搬送できず、さらにバッファモジュールにその基板のロットとは異なり且つ前記一方の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定されたロットが無いときに、その基板が含まれるロット内の基板について逆順でバッファモジュールに搬送する工程を含んでいてもよい。
前記キャリアまたは他のキャリアには、塗布ブロック及び現像ブロックのうち他方に搬送されるように設定されたロットが複数格納され、
前記第1の搬送順及び第2の搬送順のうち、前記ロットが搬送されるブロックに対応する他方の搬送順は、塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュール及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールのうちの前記ロットが搬送されるブロックに対応する他方の第1の受け渡しモジュールに、同じロット内の基板が連続して搬入されるように設定されており、
前記キャリアから基板を前記他方の第1の受け渡しモジュールに搬送できず、さらにバッファモジュールにその基板のロットとは異なり且つ前記他方の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定されたロットが無いときに、その基板が含まれるロット内の基板について逆順でバッファモジュールに搬送する工程を含んでいてもよい。
記基板が搬出されたキャリアを、退避させるためのキャリア退避領域と、前記キャリア載置部との間で搬送する工程を含んでいてもよい。
本発明の記憶媒体は、前記基板に1枚ずつ塗布膜の形成を行う塗布モジュールを備えた塗布ブロックと、基板を1枚ずつ現像する現像モジュールを備えた現像ブロックと、前記塗布ブロック及び現像ブロックに基板をキャリアから搬送する第1の搬送手段とを備えた基板処理装置に用いられるコンピュータプログラムが記憶された記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムは、上記の基板処理方法を実施するためのものであることを特徴とする。
本発明は、キャリアからの基板を塗布ブロック及び現像ブロックに搬入するための第1の受け渡しモジュールに基板を搬送できるときにはバッファモジュールを介さずにキャリアから第1の受け渡しモジュールへ基板を前記搬送順で搬送し、前記キャリアから基板をその第1の受け渡しモジュールに搬送できないときに、前記搬送順とは逆順でキャリアからバッファモジュールに基板を搬送する。このように搬送を行うことによって全ての基板を前記バッファモジュールに搬送する必要がなくなるので搬送手段の動作工程数の上昇を抑えることができ、またキャリア内の基板の搬出を早く完了させることができる。そして、バッファモジュールにある基板を第1の受け渡しモジュールに搬送する時間を用いて、基板を払い出したキャリアをキャリア載置部から退避させ、基板が格納された後続のキャリアをそのキャリア載置部へ搬送することができる。従って、スループットの低下を抑えることができる。
本発明の実施の形態に塗布、現像装置の平面図である。 前記塗布、現像装置の斜視図である。 前記塗布、現像装置の縦断側面図である。 前記塗布、現像装置をキャリア搬送手段側から見た正面図である。 キャリアを示す正面図である。 前記塗布、現像装置における搬送経路図である。 前記塗布、現像装置における搬送経路図である。 前記塗布、現像装置のキャリアブロックにおける基板の搬送工程を示した工程図である。 前記塗布、現像装置のキャリアブロックにおける基板の搬送経路を示した説明図である。 前記塗布、現像装置のキャリアブロックにおける基板の搬送経路を示した説明図である。 前記塗布、現像装置のキャリアブロックにおける基板の搬送経路を示した説明図である。 前記塗布、現像装置のキャリアブロックにおける基板の搬送経路を示した説明図である。 前記塗布、現像装置のキャリアブロックにおける基板の搬送経路を示した説明図である。 前記塗布、現像装置のキャリアブロックにおける基板の搬送経路を示した説明図である。 前記塗布、現像装置のキャリアブロックにおける基板の搬送経路を示した説明図である。 前記塗布、現像装置のキャリアブロックにおける基板の搬送経路を示した説明図である。 前記塗布、現像装置のキャリアブロックにおける基板の搬送経路を示した説明図である。 前記塗布、現像装置のキャリアブロックにおける基板の搬送経路を示した説明図である。 前記塗布、現像装置のキャリアブロックにおける基板の搬送経路を示した説明図である。
本発明に係る基板処理装置の一例である塗布、現像装置1について説明する。図1は塗布、現像装置1に露光装置C4が接続されたレジストパターン形成システムの平面図を示しており、図2は同システムの斜視図である。また、図3は塗布、現像装置1の縦断面図である。図中E1は、ウエハWが複数枚密閉格納されたキャリアCを搬入出するためのキャリアブロックであり、E2は前記ウエハWに対して塗布、現像処理を行う処理ブロック、E3はインターフェイスブロックである。
キャリアブロックE1は、キャリアCが搬入されるキャリアステーション10と、キャリアステーション10に接続されるウエハWの搬送領域を構成する本体部11とを備えている。図中12は開閉部であり、キャリアステーション10に設けられたキャリア載置部16に載置されたキャリアCの蓋を開閉し、キャリアC内と本体部11内とを接続及び区画する役割を有する。
本体部11について説明すると、本体部11内には搬入用バッファモジュール14、搬出用バッファモジュール15が例えば積層されて設けられており、各バッファモジュール14,15は夫々6枚のウエハWを格納することができる。搬入用バッファモジュール14は、キャリアCから払い出されて処理ブロックE2へと搬入されるウエハWを待機させて、キャリアCからウエハWの払い出しを早く終了させる役割を有する。搬出用バッファモジュール15は、処理ブロックE2にて処理を終えてキャリアCに搬出されるウエハWを待機させ、処理ブロックE2においてウエハWの搬送が停止することを防ぐ役割を有する。
また、キャリアブロックE1にはキャリアCと、搬入用バッファモジュール14,15と、後述する棚ユニットU5に設けられる各モジュールとの間でウエハWを受け渡す第1の搬送手段である搬送アーム1Aが設けられている。搬送アーム1Aは、このようにウエハWの受け渡しを行うために各ブロックE1〜E3の配列方向(X方向)に直交するY方向に移動自在、昇降自在、鉛直軸周りに回転自在及び進退自在に構成されている。
キャリアステーション10は、搬送アーム1Aとの間でウエハWを受け渡すためにキャリアCが載置される例えば4つのキャリア載置部16を備えたロードポート21と、このロードポート21の上方側に設けられ、キャリアCを一時的に退避させるための上段側の棚部23及び下段側の棚部24により構成されるストッカ22とを備えている。棚部23,24にはキャリアCを一時的に退避させる退避領域をなす例えば8つの退避用載置部17が夫々設けられている。
図4に示すように棚部23の上方側には、図4に示すように図中Y方向に伸びるレールRが配設されている。レールRには、当該塗布、現像装置1と外部の他の処理装置との間でキャリアCを受け渡す外部キャリア搬送手段25が設けられており、当該レールRに沿って移動自在に構成されている。外部キャリア搬送手段25には、キャリアCの側方を左右方向から挟んで把持する把持部26が設けられている。把持部26は昇降自在に構成され、棚部23の退避用載置部17との間でキャリアCを受け渡すことができる。
さらにキャリアブロックE1は、図1〜図3に示すように、キャリアステーション10の各載置部16,17に対してキャリアCの受け渡しを行うためのキャリア搬送手段3を備えている。このキャリア搬送手段3は、昇降軸31に沿って昇降自在な基部32とその基部32に接続され、当該基部32に対して鉛直軸まわりに回転自在な多関節の搬送アーム33とを備えている。この昇降軸31は例えばキャリアブロックE1の天井部において、図1中Y方向に伸びるように設けられたガイドレール36に沿って移動自在に構成されている。
ここでキャリアCの形状について説明すると、図2〜図4に示すように、当該キャリアCの上部には支持部41を介して板状の保持板42が設けられている。そして前記アーム33は、例えば図5に示すように、前記キャリアCの保持板42の周囲を囲み、キャリアCを吊り下げた状態で支持し、キャリア載置部16及び退避用載置部17の各々に対してキャリアCの移載を行う。
続いて処理ブロックE2について説明する。処理ブロックE2は、図3に示すようにこの例では現像処理を行うための第1のブロック(DEV層)F1、レジストを塗布してレジスト膜の形成を行うための第2のブロック(COT層)F2を、下から順に積層して構成されている。
処理ブロックE2の各層は平面視同様に構成されているため、第2のブロック(COT層)F2を例に挙げて説明すると、COT層F2はレジスト膜形成部51を備えている。この例では、レジスト膜形成部51は、薬液としてレジストをウエハに供給して塗布するレジスト塗布モジュールCOT52A〜52Cを備えている。また、COT層F2はレジスト塗布モジュール52にて行われる処理の前処理及び後処理を行うための処理モジュール群を構成する棚ユニットU1〜U4と、前記レジスト膜形成部51と加熱・冷却系の処理モジュール群との間に設けられ、これらの間でウエハWの受け渡しを行う搬送アームG2と、を備えている。
棚ユニットU1〜U4は搬送アームG2が移動する搬送領域R1に沿って配列され、これらの棚ユニットU1〜U4はモジュールが積層されることにより構成されている。棚ユニットU1〜U4には載置されたウエハWを加熱するための加熱板を備えた加熱モジュールが含まれており、この加熱モジュールとしてはレジスト塗布前のウエハWに疎水化処理を行うガスを供給しながらウエハWを加熱する疎水化モジュールADH61A,61B及びレジスト塗布後にウエハWを加熱する塗布後加熱モジュール62A〜62Cがある。
第1のブロック(DEV層)F1については一つのDEV層F1内にレジスト膜形成部51に対応する現像処理部が2段に積層されて設けられている。現像処理部については薬液として現像液がウエハWに供給される他はレジスト膜形成部と同様の構成であり、現像モジュールDEV64A〜64Fが含まれている。そして当該DEV層F1内には、これら2段の現像処理部と、前記加熱・冷却系の処理モジュールとにウエハWを搬送するための搬送アームG1が設けられている。従って2段の現像処理部に対して搬送アームG1が共通化されている構成となっている。また、DEV層F1はCOT層F2と同様に棚ユニットU1〜U4を備えており、これら棚ユニットU1〜U4は加熱モジュール63A〜63Fを備えている。
処理ブロックE2の各加熱モジュール、レジスト塗布モジュールCOT52A〜52C、現像モジュールDEV64A〜64Fは搬入されたウエハWを一枚ずつ処理する。また、処理ブロックE2の第2の搬送手段をなす各搬送アームGはウエハWの支持体を2枚備えており、所定のモジュールから一方の支持体で先に処理ブロックE2に搬送されたウエハWを搬出し、そのモジュールに他方の支持体で後に処理ブロックE2に搬送されたウエハWを搬入する。そして、ブロックF1,F2毎に、予め設定した搬送スケジュールに基づいて各搬送アームGが、上流側のモジュールに置かれているウエハWを下流側のモジュールに順次1枚ずつ搬送して、各搬送路を1周する。これによって、キャリアCから先に処理ブロックE2に搬入されたウエハWがキャリアCから後に処理ブロックE2に搬入されたウエハWよりも下流側のモジュールに位置する状態を形成し、こうして各搬送アームGが周回することにより、ウエハWが各モジュールの間を移動する。
更に処理ブロックE2においてキャリアブロックE1側には、図1及び図3に示すように棚ユニットU5が設けられている。この棚ユニットU5は、受け渡しモジュールTRS1〜TRS3、受け渡しモジュールCPL1〜CPL4、及びバッファモジュール50を備えており、これら各モジュールは互いに積層されている。また、棚ユニットU5は、後述のシャトル54へウエハWを受け渡すための搬入部55を備えている。受け渡しモジュールはTRS及びCPLはウエハWを載置するステージを備え、CPLはさらに載置されたウエハWを温調する機能を備えている。受け渡しモジュールTRS1〜TRS3及びCPL1〜CPL2は搬送アーム1Aがアクセスできる位置に設けられており、また、CPL1〜CPL2は搬送アームG1がアクセスできる位置に設けられている。受け渡しモジュールCPL3〜CPL4及びバッファモジュール50は搬送アームG2がアクセスできる位置に設けられている。
棚ユニットU5の近傍には、これら棚ユニットU5を構成する各モジュール間でウエハWを受け渡すために昇降自在、進退自在に構成された受け渡しアームD1が設けられている。
また、更に処理ブロックE2においてインターフェイスブロックE3側には、図3に示すように棚ユニットU6が設けられている。この棚ユニットU6は、受け渡しモジュールTRS4〜TRS5を備えており、これら各モジュールは互いに積層されている。また、棚ユニットU6はシャトル54からウエハWを取り出すための搬出部56を備えている。DEV層F1内の上部には、前記棚ユニットU5の搬入部55から棚ユニットU6の搬出部56にウエハWを直接搬送するシャトル54が設けられている。
インターフェイスブロックE3は、棚ユニットU6のモジュールと露光装置C4との間でウエハWを搬送するインターフェイスアーム57を備えている。
この塗布、現像装置1には、例えばコンピュータからなる制御部100が設けられている。制御部100はプログラム、メモリ、CPUからなるデータ処理部を備えており、前記プログラムには制御部100から塗布、現像装置1の各部に制御信号を送り、後述の各処理工程を進行させるように命令(各ステップ)が組み込まれている。また、例えばメモリには処理温度、処理時間、各薬液の供給量または電力値などの処理パラメータの値が書き込まれる領域を備えており、CPUがプログラムの各命令を実行する際これらの処理パラメータが読み出され、そのパラメータ値に応じた制御信号がこの塗布、現像装置1の各部に送られることになる。
このプログラム(処理パラメータの入力操作や表示に関するプログラムも含む)は、コンピュータ記憶媒体例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、ハードディスク、MO(光磁気ディスク)またはメモリーカードなどの記憶媒体に格納されて制御部100にインストールされる。また、後述のようにウエハW及びキャリアCの搬送経路は実行されるモード1〜モード4によって異なるが、ユーザは制御部100が備える入力画面やキーボードなどにより構成される選択手段を介して、実行するモードを選択することができる。
また、各キャリアCでは、複数枚のウエハWが上下に積層されるように配列されて格納されており、この配列順に処理ブロックE2へ搬送され、且つこの配列順に処理ブロックE2内を搬送されるように前記プログラムが構成されている。各キャリアCは、処理ブロックE2において同じ処理条件で処理を受ける同一ロットのウエハWのみを含む場合と、互いに異なる処理条件で処理を受ける複数のロットのウエハWを含む場合とがあり、キャリアCが異なるロットのウエハWを含む場合は、そのキャリアC内において、同じロットのウエハW同士は連続して配列され、一のロットのウエハWが全て処理ブロックE2へと搬送された後に他のロットのウエハWが処理ブロックE2へと搬送されて処理を受ける。また、制御部100は、1つのキャリアC内のウエハWについて、ロット毎に処理ブロックE2への搬入順に従って1番から順に番号を設定しており、上記のように搬送が行われるので、処理ブロックE2内では大きい番号のウエハWが小さい番号のウエハWを追い越すことはない。キャリアブロックE1においては後述のようにこの番号順に搬送が行われない場合がある。
前記処理条件としてはウエハWに供給される薬液の温度や供給時間、ウエハWの加熱温度、冷却温度やそれらの処理時間などを含む。また、例えば各キャリアCが塗布、現像装置1に搬入されるまでに、工場内の塗布、現像装置1を含む装置間でキャリアの搬送を制御する上位コンピュータから制御部100に、各キャリアCに含まれるロットの数、ロット毎のウエハWの数についての情報が送信され、その情報に基づいて制御部100は後述の搬送制御を行う。
塗布、現像装置1により実施される各モードのキャリアC及びウエハWの搬送経路について説明する。初めに各モードの概略を説明しておくと、モード1ではキャリアCからウエハWの払い出し後、ウエハWが戻るまでにキャリア搬送手段3により載置部16、17間でキャリアCの搬送が行われ、且つ払い出されたロットは全て同様の経路で搬送されて処理を受ける。
モード2ではキャリア1と同様にウエハWの払い出し後、載置部16、17間でキャリアCの搬送が行われるが、キャリアCから払い出された2つの各ロットは互いに異なる経路で搬送される。モード3ではモード1と同様に全て同様の経路でウエハWが搬送されるが、上記のウエハW払い出し後、ウエハWが戻るまでのキャリアCの搬送は行われない。モード4ではモード2と同様に2つの経路で各ロットが搬送されるが、モード3と同様にウエハW払い出し後、ウエハWが戻るまでのキャリアCの搬送は行われない。
モード1が選択された場合には、外部キャリア搬送手段25により、棚部23の退避用載置部17に搬送された一のキャリアC(説明の便宜上先発キャリアと記載する)は、キャリア搬送手段3によりキャリア載置部16に載置され、先発キャリアCから全てのウエハWが払い出された後、その先発キャリアCはキャリア搬送手段3により棚部23または棚部24の退避用載置部17に搬送される。然る後、他のキャリアC(説明の便宜上後発キャリアと記載する)が、先発キャリアCと同様の経路で外部キャリア搬送手段25からキャリア載置部16に受け渡され、後発キャリアCからウエハWの払い出しが行われる。
ウエハWの払い出しが終わった後発キャリアCは先発キャリアCと同様の経路で退避用載置部17に搬送される。然る後、先発キャリアCはキャリア搬送手段3により再びキャリア載置部16に搬送され、当該先発キャリアCから搬出された処理済みのウエハWがそのキャリア載置部16に載置された先発キャリアCに搬入される。然る後、先発キャリアCは棚部23の退避用載置部17に載置され、外部キャリア搬送手段25により塗布、現像装置1から搬出される。その後、後発キャリアCが先発キャリアCと同様にキャリア載置部16に再び搬送され、当該後発キャリアCから搬出された処理済みのウエハWがそのキャリア載置部16に載置された後発キャリアCに搬入される。その後、後発キャリアCは先発キャリアCと同様の経路で塗布、現像装置1から搬出される。なお、キャリア載置部16は4つあるので、各キャリアはウエハWの払い出しを行ったキャリア載置部16と同じキャリア載置部16に戻されるとは限られない。
続いてモード1が選択された場合におけるウエハWの搬送経路について図6を参照しながら説明する。先ず、キャリアCが既述のようにキャリア載置部16に載置されると、開閉部12によりキャリアCの蓋が外され、ウエハWはキャリアCから搬送アーム1Aにより、直接受け渡しモジュールTRS1、2、3のいずれかへ搬送されるか、あるいは搬入用バッファモジュール14に一旦搬送され、そこで滞留された後、受け渡しモジュールTRS1〜TRS3のいずれかへ搬送される。どのような場合に搬入用バッファモジュール14に搬送され、どのような場合に直接受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に搬送されるかについては後述する。
ウエハWは受け渡しモジュールTRS1〜TRS3から受け渡しアームD1により受け渡しモジュールCPL3またはCPL4に搬送され、COT層F2の搬送アームG2により棚ユニットU1〜U4の疎水化モジュールADH61Aまたは61B→レジスト塗布モジュールCOT52A〜52Cのいずれかの順で搬送され、レジストが塗布された後に搬送アームG2により棚ユニットU1〜U4の加熱モジュール62A〜62Cに搬送されて加熱処理を受けてレジスト膜が形成される。
続いて、搬送アームG2によりウエハWはバッファモジュール50に搬送された後、受け渡しアームD1により搬入部55に搬送されてシャトル54に受け渡され、搬出部56へと搬送される。その後、ウエハWはインターフェイスアーム57に受け渡され、露光装置C4に搬送されて露光処理を受ける。
然る後、ウエハWは受け渡しモジュールTRS4またはTRS5に搬送され、搬送アームG1により棚ユニットU1〜U4の加熱モジュール63A〜63Cのいずれかに搬送され、加熱処理(PEB処理)を受ける。その後、ウエハWは搬送アームG1により現像モジュールDEVに搬送されて、現像処理を受けた後、棚ユニットU1〜U4の加熱モジュール63D〜63Fのいずれかに搬送されて加熱処理を受ける。加熱処理後、搬送アームG1により棚ユニットU5の受け渡しモジュールCPL1またはCPL2に搬送される。
然る後、ウエハWは搬送アーム1Aにより搬出用バッファモジュール15に一旦搬入されて滞留される。そして、キャリア搬送手段3によりそのウエハWが払い出されたキャリアCがキャリア載置部16に戻されると、搬送アーム1AによりウエハWは当該キャリアCに戻される。
モード1が選択されている場合のキャリアブロックE1におけるキャリアC1から払い出されるウエハWの搬送制御について説明する。モード1では受け渡しモジュールTRS1〜TRS3が、キャリアCから払い出されるウエハWを、処理ブロックE2へ搬入するために一旦載置する搬入用モジュール(第1の受け渡しモジュール)として設定されている。また、受け渡しモジュールCPL1〜CPL2が、処理ブロックE2から処理済みのウエハWを搬出してキャリアCに戻すために、当該ウエハWを一旦載置させる搬出用モジュール(第2の受け渡しモジュール)として設定されている。
そして、これら受け渡しモジュールTRS1〜TRS3が空いているときにはキャリアCから搬出されたウエハWは、搬入用バッファモジュール14に搬送されず、直接それら受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に搬送される。そして、これら受け渡しモジュールTRS1〜TRS3にウエハWが滞留しており、キャリアCからウエハWを搬送できない場合に払い出し予定の最終ウエハWから逆順で搬入用バッファモジュール14に搬送される。ただし、このように搬入用バッファモジュール14に搬送可能になるウエハWには2つの条件を共に満たす必要があり、1つは現在キャリアCから払い出し中のロットと同じロットのウエハWであること(条件1とする)、もう1つは現在ウエハWを払い出し中のキャリアCの中にあること(条件2とする)である。
そして、搬入用バッファモジュール14に搬送されたウエハWは、そのウエハWを格納していたキャリアCから、その搬入用バッファモジュール14に搬入されたウエハWと同じロットであり、前記キャリアCからウエハWが全て払い出され、さらにその受け渡しモジュールTRS1〜TRS3が空いたときに、処理ブロックE2への搬送順に従って、その空いた受け渡しモジュールTRSに搬送される。
続いて、モード2が選択された場合の搬送について説明する。モード2が選択されているときには、モード1と同様にキャリアCは塗布、現像装置1へ搬入され、ウエハWが払い出された後でキャリア載置部16と退避用載置部17との間で受け渡される。そして、処理済みのウエハWが格納されるとモード1と同様に塗布、現像装置1から搬出される。
モード2が選択された場合のウエハWの搬送経路について、図7を参照しながらモード1との差異点を中心に説明する。一のロットのウエハWは、前記キャリアCから受け渡しモジュールTRS2またはTRS3に直接搬送されるか、あるいは搬入用バッファモジュール14に搬送されて、そこに一旦滞留してから受け渡しモジュールTRS2またはTRS3に搬送される。その後はモード1と同様に受け渡しモジュールCPL3〜CPL4に搬入された後、COT層F2の各モジュールADH61A〜61C→COT52A〜52C→加熱モジュール62A〜62Cの順に搬送されて処理を受け、バッファモジュール50に搬送された後、受け渡しモジュールTRS1に搬入され、受け渡しアームA1により前記一のキャリアCに戻される。この搬送経路をCOTフロー71と呼ぶ。
また、その一方で他のロットのウエハWは、搬送アーム1Aにより直接受け渡しモジュールCPL1に搬送されるか、搬入用バッファモジュール14に搬送されてそこに一旦滞留してから受け渡しモジュールCPL1に搬送される。搬送アームA1により加熱モジュール63A〜63C→DEV64A〜64F→加熱モジュール63D〜63Fの順に搬送された後、受け渡しモジュールCPL2に搬送され、受け渡しアームA1により他のキャリアC2に戻される。この搬送経路をDEVフロー72と呼ぶ。
このように、モード2実行時には処理ブロックE2において一のロット、他のロットが、互いに異なる受け渡しモジュールTRS2〜TRS3、CPL1へ搬送される。そして、受け渡しモジュールTRS2〜TRS3、CPL1へ搬入された各ロットは互いに異なるモジュール間を順次搬送されて、受け渡しモジュールTRS1,CPL2を介してキャリアCに戻される。従ってこのモード2では受け渡しモジュールTRS2、TRS3及びCPL1が処理ブロックE2への搬入用モジュール、受け渡しモジュールTRS1,CPL2が処理ブロックE2からの搬出用モジュールとして設定されている。また、これらの一のロット及び他のロットの搬送は平行して行われる。図7では図示の便宜上各ロットが夫々別々のキャリアCから搬出されるように描いているが、同じキャリアCから搬出されてもよい。
続いて、モード2が選択されている場合においてキャリアブロックE1におけるキャリアCから払い出されたウエハWの搬送制御について説明する。前記キャリアCにおける各ロットのウエハWは、各ウエハWの搬送先の受け渡しモジュールTRS2、TRS3、CPL1が夫々空いているときには、直接それら受け渡しモジュールTRS2、TRS3、CPL1に搬送される。そして、受け渡しモジュールTRS2、TRS3、CPL1に夫々ウエハWが滞留しており、キャリアCからウエハWを搬送できない場合は、モード1と同様に払い出し予定の最終ウエハWから逆順で搬入用バッファモジュール14に搬送される。
ただし、上記のようにCOTフロー71、DEVフロー72で夫々搬送されるウエハW間において条件1及び条件2は適用されない。具体的に、キャリアCから払い出し中のロットがCOTフロー71で搬送されるロットであるときにDEVフロー72で搬送されるロットのウエハWが搬入用バッファモジュール14に搬送される場合があるし、逆にキャリアCから払い出し中のロットがDEVフロー72で搬送されるロットであるときにCOTフロー71で搬送されるロットのウエハWが搬入用バッファモジュール14に搬送されることがある。また、COTフロー71で搬送される一のロットと、DEVフロー72で搬送される他のロットが別々のキャリアCに格納され、各キャリアから夫々一のロット、他のロットが搬入用バッファモジュール14に搬送される場合がある。従って後に具体的な搬送状況を示すように、モード2ではモード1とは異なり、バッファモジュール14には異なるキャリアからのウエハWが混在する場合及び異なるロットのウエハWが混在する場合がある。また、同じCOTフロー71同士、DEVフロー72同士で搬送されるウエハWの間では、処理ブロックE2に搬送されるウエハWの追い越しを避けるために、条件1及び条件2が適用される。
そして、モード2においてもモード1と同様に搬入用バッファモジュール14に搬送されたウエハWは、そのウエハWを格納していたキャリアCからその搬入用バッファモジュール14に搬入されたウエハWと同じロットのウエハWが全て払い出され、さらにその受け渡しモジュールTRS1〜TRS3が空いたときに、その空いたTRSに順に搬送される。
このように各モードにおいてキャリアCから処理ブロックE2側にウエハWを搬送するにあたっては、各モジュールにおけるウエハの有無、各モジュール及びキャリアCに含まれているロットの種別について制御部100が判断し、その判断結果に応じて制御部100が搬送アーム1Aの動作を制御する。この制御部100の判断とその判断によるキャリアCから処理ブロックE2側へのウエハWの搬送は、処理ブロックE2の搬送アームG1、G2がその搬送経路を1周する1サイクルごとに行われる。
続いて、前記モード1が選択されている場合において、ウエハの搬送状況ごとにキャリアCから払い出されるウエハの搬送経路を図8〜図15を参照しながら具体的に説明する。これらの図ではキャリアブロックE1の各モジュール及び棚ユニットU5の各モジュールを展開して同一平面に示しており、また搬入用バッファモジュール14におけるウエハの滞留状態を示している。
以降の説明では便宜上、各ウエハWについて、処理ブロックE2に搬送されるロットの順番にA、B・・・というアルファベットを順に付して示し、そしてそのアルファベットの後にそのロット内において処理ブロックE2に搬送される順に数字の番号を付して示す。つまり、例えばあるロット内のウエハWで、そのロットで3番目に処理ブロックE2に搬送されるウエハWをウエハA3として示す。そして、前記ロットの次に処理ブロックE2に搬送される後続ロットにおいて、その後続ロット内で5番目に当該処理ブロックE2に搬送されるウエハWをウエハB5として示す。
図8においては、25枚のウエハAを格納したキャリアCからウエハが順次払い出され、受け渡しモジュールTRS1、TRS2に夫々ウエハA1、A2が滞留しているが、受け渡しモジュールTRS3にはウエハが搬入されていない。この場合、搬送アーム1AはキャリアCから後続のウエハA3を搬入用バッファモジュール14に搬入せず、前記受け渡しモジュールTRS3に直接搬入する。
図9では、図8の状態からウエハA3が受け渡しモジュールTRS3に搬送され、受け渡しモジュールTRS1〜TRS3の全てにウエハA1〜A3が存在している状態となっている。また、搬入用バッファモジュール14にはウエハが搬入されていない。このような状態では次にキャリアCから処理ブロックE2へ向けて搬送するウエハA4を受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に搬送できないので、既述のように現在ウエハを払い出し中のキャリアCの中にあり、現在払い出し中のウエハと同一ロットのウエハについて、処理ブロックE2に搬送される順とは逆順に搬入用バッファモジュール14に搬送する。従って、この図9の状態ではウエハA25が搬入用バッファモジュール14に搬送される。
図10では、図9の状態からウエハA25、A24、A23、A22、A21、A20がこの順に搬入用バッファモジュール14に搬送され、搬入用バッファモジュール14が満杯になった状態を示している。また、受け渡しモジュールTRS1〜TRS3にも引き続きウエハA1〜A3が滞留している。このようにキャリアCからウエハを払い出す場所が無いので、この場合キャリアCからウエハは払い出されない。
図11では、図10の状態から受け渡しモジュールTRS1のウエハA1が後段のモジュールに搬送されて、受け渡しモジュールTRS1が空いた状態となっている。このように受け渡しモジュールTRS1〜TRS3が空いているときには、その空いている受け渡しモジュールTRSへキャリアCからウエハが直接搬送されるので、この場合はキャリアCからウエハA4が空いた受け渡しモジュールTRS1に搬送される。
図12では、図11の状態からキャリアC内のウエハAが番号順に受け渡しモジュールTRS1〜TRS3を介して処理ブロックE2へと搬送され、ウエハA19、ウエハA18が受け渡しモジュールTRS2、TRS3に夫々滞留した状態を示している。このとき受け渡しモジュールTRS1は空いている。ここで、既述のように搬入用バッファモジュール14のウエハは、当該搬入用バッファモジュール14に搬入されているロットと同じロット、且つ同じキャリアに格納されていたウエハが全て払い出し完了してから搬送される。従って、この図12の場合は搬入用バッファモジュール14からウエハが払い出されることになり、搬入用バッファモジュール14に含まれている中で最も小さい番号のウエハA20が受け渡しモジュールTRS1に搬送される。そのウエハA20の搬送後は、受け渡しモジュールTRS1〜TRS3が空き次第、ウエハA21〜A25が番号順に搬送される。
続いて図13に示す搬送例について説明する。この図13では5枚組の互いに異なる処理を受ける5つのロットのウエハを格納したキャリアCが搬送され、このキャリアCから、先発のロットAのウエハA1〜A3が受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に、搬入用バッファモジュール14にウエハA5、A4がすでにこの順に搬送された状態を示している。既述のようにキャリアCから搬入用バッファモジュール14に搬送されるウエハとしては条件1及び条件2を満たす必要がある。従って、搬入用バッファモジュール14にあるウエハWと異なるロットのウエハWは払い出し元が同じキャリアCであっても、搬入用バッファモジュール14へ搬送することができないので、この場合、搬入用バッファモジュール14に空きがあるがロットAの後続のロットBのウエハは、ロットAのウエハA1〜A5が全て受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に搬送されるまでは搬送されず、キャリアC内で待機する。
そして、図13の状態から搬入用バッファモジュール14のウエハAが受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に搬送されたときに、受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に空きがあれば、その空いているモジュールにウエハB1から番号順に搬送される。ところで、図14は図13に示す状態からウエハが移動し、バッファモジュール14が空であり、先行ロットのウエハA3〜A5が受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に滞留しており、キャリアCには後続のロットBのウエハB1〜B5が待機している状態を示している。この場合、搬入用バッファモジュール14にウエハB5から逆順でウエハBが搬送される。既述のように搬入用バッファモジュール14へ搬入されるウエハWの条件としては払い出し中のロットと同じロットであることが必要であるが、ここでロットが払い出し中とは、あるロット(便宜上このロットを基準ロットと呼ぶ)から見て、先行するロットが全てキャリアから払い出されており、その基準ロットが払い出される態勢にあるという意味である。従って、この図14の例に示すように、基準ロットの先頭のウエハがキャリアから搬出されなくても、その基準ロットについてバッファモジュール14への搬送が行われる場合がある。
続いて図15に示す例について説明する。この例ではロットAのウエハA1〜A25がキャリアC(便宜上キャリアC1とする)から払い出された後、そのキャリアC1が退避用載置部17に退避し、続いてロットAのウエハA26〜A50を格納したキャリアC(便宜上キャリアC2とする)がキャリア載置部16に載置された状態を示している。そして図15に示すようにウエハA21〜A23が受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に、ウエハA24、A25が搬入用バッファモジュール14に夫々滞留している。
この図15の搬送状況において、搬入用バッファモジュール14に空きがあるが、既述のようにキャリアCから搬入用バッファモジュール14に搬送されるウエハWとしては既述の条件1及び条件2を満たす必要がある。従って、搬入用バッファモジュール14にあるウエハWと異なる払い出し元キャリアのウエハWは、互いに同じ処理を受けるロットであっても、搬送することができないので、キャリアC2のウエハA26〜A50は、キャリアC1のウエハAがすべて受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に搬送されるまではキャリアC2で待機する。
続いて、モード2が選択されている場合において、ウエハの搬送状況ごとにキャリアCから払い出されるウエハの搬送経路を図16〜図18を参照しながら具体的に説明する。図16の搬送状況としては、COTフロー71で搬送されるロットAのウエハA1〜A5を含んだキャリアC1、DEVフロー72で搬送されるロットBのウエハB1〜B4を含んだキャリアC2がキャリア載置部16に夫々載置され、キャリアC1からウエハA1及びA2が受け渡しモジュールTRS1及びTRS2に、キャリアC2からウエハB1が受け渡しモジュールCPL1に夫々搬送されている。このとき、搬入用バッファモジュール14は空である。キャリアC1,C2のウエハA、Bは既述のように別の経路で平行して搬送されるので、条件1及び条件2はこれらのロットA及びロットBに適用されず、ロットAのウエハA、ロットBのウエハBが逆順で夫々搬入用バッファモジュール14に搬送される。従って図に示すようにキャリアC1からウエハA5、キャリアC2からウエハB4が例えばこの順に夫々搬入用バッファモジュール14に搬入される。なお、各キャリアC1、C2からウエハは交互に搬送される。
そして、ウエハA5、B4搬送後も受け渡しモジュールTRS2、TRS3及びCPL1に、ウエハA1、A2及びB1が夫々滞留していると、ウエハA4、B3、ウエハA3、ウエハA2がこの順に搬入用バッファモジュール14に搬送される。
続いて、図17の例について説明する。この図17の例では各モジュールにウエハは図16と同様に搬送されているが、図16の例とは異なり、キャリアC2にはロットBの後に払い出される5枚組のロットCのウエハC1〜C5が含まれている。ロットCはロットBと同様にDEVフロー72によって搬送されるものとする。
ロットCはロットBと同じDEVフロー72で搬送されることから、ロットB及びロットCの間では上記の条件1及び条件2が適用される。従って、この場合も図16の例と同様にロットAの最後のウエハであるウエハA5、ロットBの最後のウエハであるウエハB4から逆順に夫々搬入用バッファモジュール14に搬入される。そして、ロットBのウエハWがすべて受け渡しモジュールCPL1に搬送されてからロットCのウエハがキャリアC2から搬送される。このように搬送経路が同じロットB、ロットCの間では条件1及び条件2を適用することでロットCがロットBを追い越して先に処理ブロックE2に入ることを防いでいる。
続いて図18の例について説明する。図18では、図17の状態からキャリアC2からのウエハの払い出しが終了し、その後、ウエハD1〜D5からなるロットDを含んだキャリアC3がキャリア載置部16に搬送された状態を示している。搬入用バッファモジュール14にはウエハA5、C5が滞留し、受け渡しモジュールCPL1にはウエハC4が滞留している。ロットDはロットCと同じDEVフロー72で搬送されるものとする。このとき、ロットCとロットDとは同じDEVフロー72で搬送されるので、このロットCとロットDとの間では上記の条件1及び条件2が適用される。従って、搬入用バッファモジュール14のウエハC5が受け渡しモジュールCPL1に搬送されるまで、キャリアC3からロットDの搬送が行われない
続いてモード3が選択されているときの搬送例について図19を参照しながら説明する。この図19の搬送状況としては、ウエハA1〜A25を含んだキャリアCがキャリア載置部16に載置され、そのキャリアCからウエハA1〜A3が受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に搬送されている。このとき搬入用バッファモジュール14には空きがあるが、後続の各ウエハAは当該搬入用バッファモジュール14には搬送されず、受け渡しモジュールTRS1〜TRS3が空いた後、その空いたモジュールに後続のウエハA4が搬送される。なお、既述のようにモード4が選択されている場合も、バッファモジュール14にウエハは搬送されず、キャリアC内のウエハWは搬送先のモジュールが空くまでキャリアC内で待機する。このようにモード3、モード4でバッファモジュール14にウエハWが搬送されないのは、既述のようにこれらのモードではウエハW払い出し後、ウエハWが戻るまでキャリアCは載置部16から移動しないので、バッファモジュール14を利用してウエハWの払い出しを早く終了させる必要がないためである。
上記の実施形態のモード1において、受け渡しモジュールTRS1〜TRS3が空いている場合にはこれらに直接ウエハWをキャリアC内での配列順に従って搬送し、これらのモジュールにウエハWが滞留して搬送できない場合には、これら受け渡しモジュールTRS1〜TRS3への搬送順とは逆順でキャリアCからウエハWを搬入用バッファモジュール14に搬入する。このように搬送を行うことによって全てのウエハWを搬入用バッファモジュール14に搬送する必要がないので搬送アームA1の動作工程数の上昇が抑えられ、またキャリアC内のウエハWの搬出を早く完了させることができる。そして、搬入用バッファモジュール14にあるウエハWを受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に搬送する時間を用いて、ウエハWを払い出したキャリアCをキャリア載置部16から退避させ、ウエハWが格納された後続のキャリアCをそのキャリア載置部16へ搬送することができる。従って、スループットの低下を抑えることができる。
また、モード1の実行時においては、搬入用バッファモジュール14へ搬送するウエハWを払い出し中のロットと同じロットであり、且つ払い出し中のキャリアの中にあるウエハWとすることで、搬入用バッファモジュール14内に異なるロットのウエハW及び異なるキャリアから払い出されるウエハWが混在しないようにしている。これは搬送アームA1が搬入用バッファモジュール14内のウエハWを取り違えたとしても、処理ブロックE2でウエハWに正常な処理が行われるようにするためである。
また、モード2においては、受け渡しモジュールTRS2、TRS3、CPL1が空いている場合にはこれらに直接ウエハWをキャリアC内での配列順に搬送し、これらのモジュールにウエハWが滞留して搬送できない場合には、搬入用バッファモジュール14にウエハWを各受け渡しモジュールへの搬送順とは逆順で搬送しているので、モード1の選択時と同様にスループットの低下を防ぐことができる。このモード2ではCOTフロー71、DEVフロー72で夫々搬送されるウエハWが共通の搬入用バッファモジュール14に搬入されることで、バッファモジュールの設置数を抑え、省スペース化を図ることができる。
上記の実施形態においては、一つの搬入用バッファモジュール14を用いてウエハWを退避させているが、このように用いるバッファモジュールの数、格納枚数としては上記の例に限られない。例えば上記のモード1が実行され、先にキャリア載置部16に搬送されるキャリアC1のウエハWの格納枚数が25枚、搬入用バッファモジュール14がウエハWを25枚格納できるとした場合でも、例えばキャリアC1から搬入用バッファモジュール14にすべてウエハWを払い出し、搬入用バッファモジュール14からウエハWを受け渡しモジュールTRS1〜TRS3に搬送している途中に後続のキャリアC2をキャリア載置部16に載置して待機させることができるので、上記の例と同様にスループットの向上を図ることができる。
また、モード2及びモード4において搬入用モジュール(受け渡しモジュールTRS2〜TRS3及びCPL1)に受け渡された後のウエハWの搬送経路としては既述の例に限られず、例えば受け渡しモジュールTRS1〜TRS2に受け渡されたウエハWが疎水化処理を受けた後レジスト塗布を受けずにキャリアCに戻されてもよい。また、これらモード2で、受け渡しモジュールTRS1及びCPL2に戻されたウエハWは、搬出用バッファモジュール15に一旦搬送された後にキャリアCに戻されてもよい。また、各モードで使用される処理ブロックE2への搬入を行うための搬入用モジュール(第1の受け渡しモジュール)、処理ブロックE2からの処理済みのウエハWを搬出するための搬出用モジュール(第2の受け渡しモジュール)の数としては上記の例に限られない。
W ウエハ
TRS 受け渡しモジュール
C キャリア
E1 キャリアブロック
E2 処理ブロック
1 塗布、現像装置
1A 受け渡しアーム
10 キャリアステーション
14 搬入用バッファモジュール
16 キャリア載置部
CPL 受け渡しモジュール
21 ロードポート
3 キャリア搬送手段
51 レジスト膜形成部
52 レジスト塗布モジュール
100 制御部

Claims (9)

  1. 複数枚の基板を格納したキャリアが載置されるキャリア載置部を備えたキャリアブロックと、前記基板に1枚ずつ塗布膜の形成を行う塗布モジュールを備えた塗布ブロックと、基板を1枚ずつ現像する現像モジュールを備えた現像ブロックと、を備えた基板処理装置において、
    前記キャリアから搬出された基板を、予め設定された第1の搬送順で前記塗布ブロックに搬送するために一旦載置させる塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、
    前記キャリアから搬出された基板を、予め設定された第2の搬送順で前記現像ブロックに搬送するために一旦載置させる現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、
    塗布ブロック及び現像ブロックにて処理済みの基板をキャリアへ戻すために一旦載置させる第2の受け渡しモジュールと、
    前記塗布ブロック及び現像ブロックに共用され、前記キャリアから搬出し、前記塗布ブロック用及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入する前の基板を待機させるために複数枚の基板を格納できるように構成されたバッファモジュールと、
    前記キャリア載置部に載置されたキャリアと、前記塗布ブロック用及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、前記バッファモジュールと、前記第2の受け渡しモジュールとの間で基板を搬送する第1の搬送手段と、
    先に塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板、後から当該塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板追い越さないように、前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、前記第2の受け渡しモジュールと、前記塗布モジュールとの間で基板を搬送する塗布ブロック用の搬送手段と、
    先に現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板を、後から現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板が追い越さないように、前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、前記第2の受け渡しモジュールと、前記現像モジュールとの間で、前記塗布ブロック用の搬送手段と並行して基板を搬送する現像ブロック用の搬送手段と、
    前記基板処理装置の各部に制御信号を出力して、その動作を制御する制御手段と、を備え、
    前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに基板を搬送できるときにはバッファモジュールを介さずにキャリアから塗布用の第1の受け渡しモジュールへ基板を前記第1の搬送順で搬送し、
    前記キャリアから基板を前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送できないときに、前記第1の搬送順とは逆順でキャリアからバッファモジュールに基板を搬送し、
    前記バッファモジュールに搬送された基板を、その基板に先行して前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定された基板が全て当該塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送された後に、前記第1の搬送順で前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送し、
    前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに基板を搬送できるときにはバッファモジュールを介さずにキャリアから現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールへ基板を前記第2の搬送順で搬送し、
    前記キャリアから基板を前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送できないときに、前記第2の搬送順とは逆順でキャリアからバッファモジュールに基板を搬送し、
    前記バッファモジュールに搬送された基板を、その基板に先行して前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定された基板が全て当該現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送された後に、前記第2の搬送順で前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送するように制御信号が出力されることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記キャリア内に複数枚の同種の基板により構成されるロットが複数格納され、
    前記複数のロットは、塗布ブロック及び現像ブロックのうちいずれか一方に搬送されるように設定され、
    前記第1の搬送順及び第2の搬送順のうち、前記ロットが搬送されるブロックに対応する一方の搬送順は、塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュール及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールのうちの前記ロットが搬送されるブロックに対応する一方の第1の受け渡しモジュールに、同じロット内の基板が連続して搬入されるように設定されており、
    前記キャリアから基板を前記一方の第1の受け渡しモジュールに搬送できず、さらにバッファモジュールにその基板のロットとは異なり且つ前記一方の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定されたロットが無いときに、その基板が含まれるロット内の基板について逆順でバッファモジュールに搬送することを特徴とする請求項1の基板処理装置。
  3. 前記キャリアまたは他のキャリアには、塗布ブロック及び現像ブロックのうち他方に搬送されるように設定されたロットが複数格納され、
    前記第1の搬送順及び第2の搬送順のうち、前記ロットが搬送されるブロックに対応する他方の搬送順は、塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュール及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールのうちの前記ロットが搬送されるブロックに対応する他方の第1の受け渡しモジュールに、同じロット内の基板が連続して搬入されるように設定され、
    前記キャリアから基板を前記他方の第1の受け渡しモジュールに搬送できず、さらにバッファモジュールにその基板のロットとは異なり且つ前記他方の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定されたロットが無いときに、その基板が含まれるロット内の基板について逆順でバッファモジュールに搬送することを特徴とする請求項2の基板処理装置。
  4. 前記基板が搬出されたキャリアを、前記キャリア載置部から退避させるためのキャリア退避領域と、前記キャリア載置部と前記キャリア退避領域との間でキャリアを搬送するキャリア搬送手段と、が設けられたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  5. 複数枚の基板を格納したキャリアをキャリア載置部に載置する工程と、
    前記キャリアから搬出された基板を、予め設定された第1の搬送順で前記塗布ブロックに搬送して塗布モジュールで1枚ずつ塗布膜の形成を行うために塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに一旦載置させる工程と、
    前記キャリアから搬出された基板を、予め設定された第2の搬送順で前記現像ブロックに搬送して現像モジュールで1枚ずつ現像処理を行うために現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに一旦載置させる工程と、
    前記塗布ブロック及び現像ブロックに共用され、複数枚の基板を格納できるように構成されたバッファモジュールに、前記キャリアから搬出し、前記塗布ブロック用及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入する前の基板を待機させる工程と、
    第1の搬送手段により、前記キャリア載置部に載置されたキャリアと、前記塗布ブロック用及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、前記バッファモジュールと、前記塗布ブロック及び現像ブロックにて処理済みの基板をキャリアへ戻すために一旦載置させるための第2の受け渡しモジュールとの間で基板を搬送する工程と、
    塗布ブロック用の搬送手段により、先に塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板を、後から当該塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板が追い越さないように、前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、前記第2の受け渡しモジュールと、前記塗布モジュールとの間で基板を搬送する工程と、
    現像ブロック用の搬送手段により、先に現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板を、後から現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬入された基板が追い越さないように、前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールと、前記第2の受け渡しモジュールと、前記現像モジュールとの間で、前記塗布ブロック用の搬送手段と並行して基板を搬送する工程と、
    前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに基板を搬送できるときにはバッファモジュールを介さずにキャリアから塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールへ基板を前記第1の搬送順で搬送し、前記キャリアから基板を前記塗布用の第1の受け渡しモジュールに搬送できないときに、前記第1の搬送順とは逆順でキャリアからバッファモジュールに基板を搬送する工程と、
    前記バッファモジュールに搬送された基板を、その基板に先行して前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定された基板が全て当該塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送された後に、前記第1の搬送順で前記塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送する工程と、
    前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに基板を搬送できるときにはバッファモジュールを介さずにキャリアから現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールへ基板を前記第2の搬送順で搬送し、前記キャリアから基板を前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送できないときに、前記第2の搬送順とは逆順でキャリアからバッファモジュールに基板を搬送する工程と、
    前記バッファモジュールに搬送された基板を、その基板に先行して前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定された基板が全て当該現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送された後に、前記第2の搬送順で前記現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールに搬送する工程と、
    を備えることを特徴とする基板処理方法。
  6. 前記キャリア内に複数枚の同種の基板により構成されるロットが複数格納され、
    前記複数のロットは、塗布ブロック及び現像ブロックのうちいずれか一方に搬送されるように設定され、
    前記第1の搬送順及び第2の搬送順のうち、前記ロットが搬送されるブロックに対応する一方の搬送順は、塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュール及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールのうちの前記ロットが搬送されるブロックに対応する一方の第1の受け渡しモジュールに、同じロット内の基板が連続して搬入されるように設定されており、
    前記キャリアから基板を前記一方の第1の受け渡しモジュールに搬送できず、さらにバッファモジュールにその基板のロットとは異なり且つ前記一方の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定されたロットが無いときに、その基板が含まれるロット内の基板について逆順でバッファモジュールに搬送する工程を含むこと特徴とする請求項5の基板処理方法。
  7. 前記キャリアまたは他のキャリアには、塗布ブロック及び現像ブロックのうち他方に搬送されるように設定されたロットが複数格納され、
    前記第1の搬送順及び第2の搬送順のうち、前記ロットが搬送されるブロックに対応する他方の搬送順は、塗布ブロック用の第1の受け渡しモジュール及び現像ブロック用の第1の受け渡しモジュールのうちの前記ロットが搬送されるブロックに対応する他方の第1の受け渡しモジュールに、同じロット内の基板が連続して搬入されるように設定され、
    前記キャリアから基板を前記他方の第1の受け渡しモジュールに搬送できず、さらにバッファモジュールにその基板のロットとは異なり且つ前記他方の第1の受け渡しモジュールに搬送されるように設定されたロットが無いときに、その基板が含まれるロット内の基板について逆順でバッファモジュールに搬送する工程を含むことを特徴とする請求項6の基板処理方法。
  8. 前記基板が搬出されたキャリアを、退避させるためのキャリア退避領域と、前記キャリア載置部との間で搬送する工程を含むことを特徴とする請求項5ないし7のいずれか一つに記載の基板処理方法。
  9. 前記基板に1枚ずつ塗布膜の形成を行う塗布モジュールを備えた塗布ブロックと、基板を1枚ずつ現像する現像モジュールを備えた現像ブロックと、前記塗布ブロック及び現像ブロックに基板をキャリアから搬送する第1の搬送手段とを備えた基板処理装置に用いられるコンピュータプログラムが記憶された記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項5ないし8のいずれか一つに記載の基板処理方法を実施するためのものであることを特徴とする記憶媒体。
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