JP2005285175A - 小型ディスクカートリッジ - Google Patents

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英昭 志賀
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Abstract

【課題】 記録媒体としてのディスクを収容するハウジングに、ヘッドアクセス用の開口と、この開口を開閉するロータリーシャッターと、ロータリーシャッターを閉方向に付勢する引張バネとを備えてなる小型ディスクカートリッジにおいて、ロータリーシャッターの開閉動作の安定化を図る。
【解決手段】 フレーム2の下方に引張バネ14の一部が挿通される挿通孔2eを形成し、この挿通孔2e内に引張バネ14の一端のループ14aを嵌着係止する突起部2fを形成して、引張バネ14の一端をフレーム2とロータリーシャッター7の外周縁との間に形成された円弧状のバネガイド溝2c、すなわちロータリーシャッター7の外周部から外れた位置に係止し、ロータリーシャッター7の開閉動作時に、バネ部材14がロータリーシャッターと接触する領域を少なくする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ハウジング内にディスクを回転自在に収容してなる小型ディスクカートリッジに関し、特にハウジングに形成された記録再生ヘッドアクセス用の開口を開閉するためのロータリーシャッターの開閉動作の安定化に関するものである。
従来、デジタルカメラ等のモバイル機器においては、記録媒体として例えば特許文献1に記載されているような超小型の磁気ディクカートリッジが使用されている。
この小型ディスクカートリッジ1は、図3(a)〜(c)にそのロータリーシャッター7が閉状態にある平面図、右側面図および底面図を、図4(a),(b)にロータリーシャッター7が開状態にある平面図および底面図を、図5にその分解斜視図をそれぞれ示すように、押込み部2aを含む樹脂製のフレーム2と、金属薄板からなる上下シェル3,4とによって構成された、幅50mm、奥行き55mm、厚さ1.95mmの扁平なハウジング内に、直径46.5mmの磁気ディスク5を回転自在に収容している。
この小型ディスクカートリッジ1は、図示しないドライブ装置に挿入態様で装填されるように構成され、そのハウジングには、ドライブ装置が備えている磁気ヘッド(記録再生ヘッド)を磁気ディスク5の表面にアクセスさせるためのV字状の開口部6と、この開口部6を開閉するためのロータリーシャッター7とが設けられている。
ハウジングの開口部6とほぼ同一形状の開口部7aを備えたロータリーシャッター7は、互いに係合された上下のシャッター部材7U、7D(図5参照)からなり、上シャッター部材7Uは上シェル3に、下シャッター部材7Dは下シェル4にそれぞれ回転可能に軸支されている。そして、磁気ディスク5と上下のシャッター部材7U、7Dとの間には、それぞれライナー18が介挿されている。
また、図3(a)におけるハウジングの左側面先端部には、ドライブ装置の係合部材に係合させて、ドライブ装置内での位置決めを確実にするためのノッチ8が形成され、右側面先端部には、ロータリーシャッター7を閉位置にロックするためのシャッターロック部材11を外部に臨ませる小窓9が図3(b)に示すように形成されている。
ハウジングの下シェル4には、磁気ディスク5のセンタコア10を外部に臨ませる円形の中心孔4aと、ロータリーシャッター7と同心的な円弧状溝4bとが形成され、下シャッター部材7Dには、上記円弧状溝4bから突出しかつこの円弧状溝4bに沿って移動してロータリーシャッター7を開閉するシャッターノブ7bが固設されている。
特許文献1では、金属線からなるガイドワイヤーを通した圧縮コイルバネを使って、上シャッター部材7Uと下シャッター部材7Dとからなるロータリーシャッター7を閉方向に付勢しているが、より部品点数の少ないものとして、ガイドワイヤーを使用しない引張バネを利用する方法が考えられている。図6はその態様を説明するものであり、図6(a)は小型ディスクカートリッジ1のロータリーシャッター7が閉位置にあるときの状態を、図6(b)はロータリーシャッター7が開位置にある状態を、それぞれシャッターロック部材11を残して上シェル3のみを取り除きかつ磁気ディスク5を省略して示す平面図である。
ロータリーシャッター7を閉位置にロックするシャッターロック部材11は、ロータリーシャッター7の外周に形成された係合凹部7cに係入し得る係合凸部11aを先端に備えて、上シェル3に設けられた軸12に回動自在に取り付けられているとともに、バネ板11bによって、上記係合凸部11aが上記係合凹部7cに係入し得る方向(図6の反時計方向)にバネ付勢されている。
そして、小型ディスクカートリッジ1がドライブ装置へ挿入される際に、ドライブ装置のロック解除部材が小窓9を通してシャッターロック部材11を押圧することにより、ロック部材11が時計方向に僅かに回動されて、係合凸部11aが係合凹部7cから脱出することによって、ロータリーシャッター7のロックが解除される。
ロータリーシャッター7は、引張バネ14によって閉方向(図6の反時計方向)にバネ付勢されている。引張バネ14は、フレーム2の右端におけるロータリーシャッター7の外周面に対向する部位2bに形成された第1バネ係止部Aにおいて一端を係止され、他端は、第1バネ係止部Aよりもロータリーシャッター7の開方向側においてロータリーシャッター7に形成された第2バネ係止部Bに係止されて、フレーム2とロータリーシャッター7の外周縁との間に形成された円弧状のバネガイド溝2c内に収容され、ロータリーシャッター7の開動作に伴って、図6(b)に示すように延伸される。
そして、小型ディスクカートリッジ1がドライブ装置に挿入されると、先ずロック解除部材がシャッターロック部材11を押圧してロータリーシャッター7のロック状態を解除し、その状態でシャッターノブ7bがドライブ装置のシャッターノブ係止壁に係合するから、小型ディスクカートリッジ1の押し込みに伴ってロータリーシャッター7が引張バネ14を延伸しながら回動されて、図4(a),(b)および図6(b)に示すように開状態となる。
米国特許第6256168号明細書
ところで、上述の小型ディスクカートリッジ1においては、ロータリーシャッター7を付勢するバネに引張バネ14を用いているため、ロータリーシャッター7の開閉動作時に、引張バネ14が自身の復元力によってロータリーシャッター7と接して摩擦が生じてしまい、ロータリーシャッター7の開閉動作が不安定となってしまうという問題のあることが新たに判明した。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、記録媒体としてのディスクを回転自在に収容するハウジングに、ドライブ装置の記録再生ヘッドをディスクの表面にアクセスさせるための開口と、この開口を開閉するロータリーシャッターと、一端がロータリーシャッターに係止されるとともに他端がハウジングに係止され、ロータリーシャッターを閉方向に付勢する引張バネとを備えてなる小型ディスクカートリッジにおいて、ロータリーシャッターの開閉動作の安定化を図ることを目的とするものである。
本発明による小型ディスクカートリッジは、記録媒体としてのディスクを回転自在に収容するハウジングに、ドライブ装置の記録再生ヘッドをディスクの表面にアクセスさせるための開口と、バネ部材により閉方向に付勢された態様で開口を開閉するロータリーシャッターとを備えてなる小型ディスクカートリッジにおいて、バネ部材が引張バネであり、引張バネの一端がロータリーシャッターに係止されるとともに、他端がハウジングのロータリーシャッターの外周部から外れた位置に係止され、引張バネの他端から所定の長さまでの区間が、ロータリーシャッターの外周と接しない非接触領域となっていることを特徴とするものである。
本発明において、ロータリーシャッターが閉位置にある際の非接触領域の長さは、ロータリーシャッターが閉位置にある際の引張バネの全長の1/4以上、より好ましくは1/2以上、さらに好ましくは2/3以上とすることが好ましい。
また、ロータリーシャッターが開位置にある際の非接触領域の長さは、ロータリーシャッターが開位置にある際の引張バネの全長の1/8以上、より好ましくは2/7以上、さらに好ましくは1/3以上とすることが好ましい。
本発明によれば、記録媒体としてのディスクを回転自在に収容するハウジングに、ドライブ装置の記録再生ヘッドをディスクの表面にアクセスさせるための開口と、バネ部材により閉方向に付勢された態様で開口を開閉するロータリーシャッターとを備えてなる小型ディスクカートリッジにおいて、バネ部材を引張バネとし、引張バネの一端をロータリーシャッターに係止するとともに、他端をハウジングのロータリーシャッターの外周部から外れた位置に係止し、引張バネの他端から所定の長さまでの区間を、ロータリーシャッターの外周と接しない非接触領域として、ロータリーシャッターの開閉動作時に、バネ部材がロータリーシャッターと接触する領域を少なくしたので、ロータリーシャッターの開閉動作を安定化させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明による小型ディスクカートリッジの一実施の形態を示す要部の分解斜視図、図2は図1の小型ディスクカートリッジの、ロータリーシャッターの閉状態を上シェルを取り除きかつ磁気ディスクを省略して示す平面図(a)、ロータリーシャッターの開状態を上シェルを取り除きかつ磁気ディスクを省略して示す平面図(b)である。
本実施の形態は、フレーム2のバネ係止部の構成を除き、図3〜図6を参照して説明した従来の小型ディスクカートリッジ1と同様の構成を有するから、同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
引張バネ14の両端にはループ14aおよびループ14bが形成されている。また、フレーム2の下方には引張バネ14の一部が挿通される挿通孔2eが形成され、この挿通孔2e内に引張バネ14の一端のループ14aを嵌着係止する突起部2fが形成されて第1バネ係止部Aを構成しており、下シャッター部材7Dの外周には、下シャッター部材7Dの外周面の上縁から半径方向外方に突出する係止用ベース部13が一体に形成され、このベース部13のロータリーシャッター開方向側の縁部に、引張バネ14の他端のループ14bを嵌着係止する折曲げ片13aが形成されて第2バネ係止部Bを構成している。
第1バネ係止部Aの突起部2fは、フレーム2とロータリーシャッター7の外周縁との間に形成された円弧状のバネガイド溝2c、すなわちロータリーシャッター7の外周部から外れた位置にあるため、ロータリーシャッター7が閉位置にあるときには、図2(a)に示すように、ロータリーシャッター7が閉位置にある際の引張バネ14の全長を、引張バネ14がロータリーシャッター7の外周と接しない非接触領域とすることができ、ロータリーシャッター7が開位置にあるときには、図2(b)に示すように、ロータリーシャッター7が開位置にある際の引張バネ14の全長の略1/2を上記非接触領域とすることができるため、ロータリーシャッター7の開閉動作時に、バネ部材14がロータリーシャッターと接触する領域が少なくなり、ロータリーシャッター7の開閉動作を安定化させることができる。
本発明の一実施の形態の小型ディスクカートリッジの要部の分解斜視図 図1の小型ディスクカートリッジのロータリーシャッターの閉状態を上シェルを取り除きかつ磁気ディスクを省略して示す平面図(a)、ロータリーシャッターの開状態を上シェルを取り除きかつ磁気ディスクを省略して示す平面図(b) 従来の小型ディスクカートリッジのロータリーシャッターの閉状態を示す平面図(a)、右側面図(b)および底面図(c) 図3の小型ディスクカートリッジのロータリーシャッターの開状態を示す平面図(a)および底面図(b) 図3の小型ディスクカートリッジの分解斜視図 図3の小型ディスクカートリッジの、ロータリーシャッターの閉状態を上シェルを取り除きかつ磁気ディスクを省略して示す平面図(a)、ロータリーシャッターの開状態を上シェルを取り除きかつ磁気ディスクを省略して示す平面図(b)
符号の説明
2 フレーム
3 上シェル
4 下シェル
5 磁気ディスク
7 ロータリーシャッター
7U 上シャッター部材
7D 下シャッター部材
13 係止用ベース部
13a 折曲げ片
14 引張バネ
15 ガイド部
A 第1バネ係止部
B 第2バネ係止部

Claims (3)

  1. 記録媒体としてのディスクを回転自在に収容するハウジングに、ドライブ装置の記録再生ヘッドを前記ディスクの表面にアクセスさせるための開口と、バネ部材により閉方向に付勢された態様で前記開口を開閉するロータリーシャッターとを備えてなる小型ディスクカートリッジにおいて、
    前記バネ部材が引張バネであり、
    該引張バネの一端が前記ロータリーシャッターに係止されるとともに、他端が前記ハウジングの前記ロータリーシャッターの外周部から外れた位置に係止され、
    前記引張バネの前記他端から所定の長さまでの区間が、前記ロータリーシャッターの外周と接しない非接触領域となっていることを特徴とする小型ディスクカートリッジ。
  2. 前記ロータリーシャッターが閉位置にある際の前記非接触領域の長さが、前記ロータリーシャッターが閉位置にある際の前記引張バネの全長の1/4以上であることを特徴とする請求項1記載の小型ディスクカートリッジ。
  3. 前記ロータリーシャッターが開位置にある際の前記非接触領域の長さが、前記ロータリーシャッターが開位置にある際の前記引張バネの全長の1/8以上であることを特徴とする請求項1記載の小型ディスクカートリッジ。
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