JP2005276374A - 小型ディスクカートリッジ - Google Patents

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Kengo Oishi
健吾 大石
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Abstract

【課題】 ディスクを回転自在に収容するハウジングに、ドライブ装置の記録再生ヘッドをディスクの表面にアクセスさせるための開口と、この開口を開閉するロータリーシャッターと、一端がロータリーシャッターに固着されるとともに他端がハウジングに固着され、ロータリーシャッターを閉方向に付勢する引張バネとを備えてなる小型ディスクカートリッジにおいて、ロータリーシャッターの開閉動作の安定化を図る。
【解決手段】 第1バネ係止部Aの下シャッター部材7Dと下シェル4との界面からの高さを、第2バネ係止部Bの下シャッター部材7Dと下シェル4との界面からの高さよりも低くし、引張バネ14の両端のループ14aおよびループ14bを、第1バネ係止部Aおよび第2バネ係止部Bに各々係止させた際に、引張バネ14の伸縮方向の中心線Cがハウジング(下シェル4)と平行にならないように傾くように構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ハウジング内にディスクを回転自在に収容してなる小型ディスクカートリッジに関し、特にハウジングに形成された記録再生ヘッドアクセス用の開口を開閉するためのロータリーシャッターの開閉動作の安定化に関するものである。
従来、デジタルカメラ等のモバイル機器においては、記録媒体として例えば特許文献1に記載されているような超小型の磁気ディクカートリッジが使用されている。
この小型ディスクカートリッジ1は、図3(a)〜(c)にそのロータリーシャッター7が閉状態にある平面図、右側面図および底面図を、図4(a),(b)にロータリーシャッター7が開状態にある平面図および底面図を、図5にその分解斜視図をそれぞれ示すように、押込み部2aを含む樹脂製のフレーム2と、金属薄板からなる上下シェル3,4とによって構成された、幅50mm、奥行き55mm、厚さ1.95mmの扁平なハウジング内に、直径46.5mmの磁気ディスク5を回転自在に収容している。
この小型ディスクカートリッジ1は、図示しないドライブ装置に挿入態様で装填されるように構成され、そのハウジングには、ドライブ装置が備えている磁気ヘッド(記録再生ヘッド)を磁気ディスク5の表面にアクセスさせるためのV字状の開口部6と、この開口部6を開閉するためのロータリーシャッター7とが設けられている。
ハウジングの開口部6とほぼ同一形状の開口部7aを備えたロータリーシャッター7は、互いに係合された上下のシャッター部材7U、7D(図5参照)からなり、上シャッター部材7Uは上シェル3に、下シャッター部材7Dは下シェル4にそれぞれ回転可能に軸支されている。そして、磁気ディスク5と上下のシャッター部材7U、7Dとの間には、それぞれライナー18が介挿されている。
また、図3(a)におけるハウジングの左側面先端部には、ドライブ装置の係合部材に係合させて、ドライブ装置内での位置決めを確実にするためのノッチ8が形成され、右側面先端部には、ロータリーシャッター7を閉位置にロックするためのシャッターロック部材11を外部に臨ませる小窓9が図3(b)に示すように形成されている。
ハウジングの下シェル4には、磁気ディスク5のセンタコア10を外部に臨ませる円形の中心孔4aと、ロータリーシャッター7と同心的な円弧状溝4bとが形成され、下シャッター部材7Dには、上記円弧状溝4bから突出しかつこの円弧状溝4bに沿って移動してロータリーシャッター7を開閉するシャッターノブ7bが固設されている。
特許文献1では、金属線からなるガイドワイヤーを通した圧縮コイルバネを使って、上シャッター部材7Uと下シャッター部材7Dとからなるロータリーシャッター7を閉方向に付勢しているが、より部品点数の少ないものとして、ガイドワイヤーを使用しない引張バネを利用する方法が考えられている。図6はその態様を説明するものであり、図6(a)は小型ディスクカートリッジ1のロータリーシャッター7が閉位置にあるときの状態を、図6(b)はロータリーシャッター7が開位置にある状態を、それぞれシャッターロック部材11を残して上シェル3のみを取り除きかつ磁気ディスク5を省略して示す平面図である。
ロータリーシャッター7を閉位置にロックするシャッターロック部材11は、ロータリーシャッター7の外周に形成された係合凹部7cに係入し得る係合凸部11aを先端に備えて、上シェル3に設けられた軸12に回動自在に取り付けられているとともに、バネ板11bによって、上記係合凸部11aが上記係合凹部7cに係入し得る方向(図6の反時計方向)にバネ付勢されている。
そして、小型ディスクカートリッジ1がドライブ装置へ挿入される際に、ドライブ装置のロック解除部材が小窓9を通してシャッターロック部材11を押圧することにより、ロック部材11が時計方向に僅かに回動されて、係合凸部11aが係合凹部7cから脱出することによって、ロータリーシャッター7のロックが解除される。
ロータリーシャッター7は、引張バネ14によって閉方向(図6の反時計方向)にバネ付勢されている。引張バネ14は、フレーム2の右端におけるロータリーシャッター7の外周面に対向する部位2bに形成された第1バネ係止部Aにおいて一端を係止され、他端は、第1バネ係止部Aよりもロータリーシャッター7の開方向側においてロータリーシャッター7に形成された第2バネ係止部Bに係止されて、フレーム2とロータリーシャッター7の外周縁との間に形成された円弧状のバネガイド溝2c内に収容され、ロータリーシャッター7の開動作に伴って、図6(b)に示すように延伸される。
そして、小型ディスクカートリッジ1がドライブ装置に挿入されると、先ずロック解除部材がシャッターロック部材11を押圧してロータリーシャッター7のロック状態を解除し、その状態でシャッターノブ7bがドライブ装置のシャッターノブ係止壁に係合するから、小型ディスクカートリッジ1の押し込みに伴ってロータリーシャッター7が引張バネ14を延伸しながら回動されて、図4(a),(b)および図6(b)に示すように開状態となる。
米国特許第6256168号明細書
ところで、上述の小型ディスクカートリッジ1においては、ロータリーシャッター7とハウジングとの摺動摩擦を軽減させるために、ロータリーシャッター7の回転中心付近をハウジング方向に膨出させて、この部分のみハウジングと接触させるようにしているため、ロータリーシャッター7の縁周部ではハウジングとの間に隙間を生じており、さらにハウジング内の空間にはロータリーシャッターの回転を円滑に行わせるために寸法に余裕があるため、ロータリーシャッター7を付勢するバネに引張バネ14を用いると、ロータリーシャッター7が開位置にあるとき、すなわち引張バネ14が引っ張られている状態のときに、自身の復元力によって引張バネ14がロータリーシャッター7とハウジングとの隙間に入ろうとするため、ロータリーシャッター7の開閉動作が不安定となってしまうという問題のあることが新たに判明した。
この問題は、ハウジング内の寸法の余裕によりロータリーシャッター7が上下にぐらつくと発生しやすくなる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、記録媒体としてのディスクを回転自在に収容するハウジングに、ドライブ装置の記録再生ヘッドをディスクの表面にアクセスさせるための開口と、この開口を開閉するロータリーシャッターと、一端がロータリーシャッターに固着されるとともに他端がハウジングに固着され、ロータリーシャッターを閉方向に付勢する引張バネとを備えてなる小型ディスクカートリッジにおいて、ロータリーシャッターの開閉動作の安定化を図ることを目的とするものである。
本発明による小型ディスクカートリッジは、上シェルと下シェルとを、その少なくとも一部にフレームを介在させて蓋合わせして形成されるハウジング内に記録媒体としてのディスクを回転自在に収納してなり、ハウジングが、ドライブ装置の記録再生ヘッドをディスクの表面にアクセスさせるための開口と、開口を開閉するロータリーシャッターと、一端がフレームに係止されるとともに他端がロータリーシャッターに係止され、ロータリーシャッターを閉方向に付勢する引張バネとを備えてなる小型ディスクカートリッジにおいて、下シェルの底面の内壁面から引張バネの一端の係止位置までの距離と、前記内壁面から他端の係止位置までの距離とが異なることを特徴とするものである。
なお、「下シェルの底面の内壁面から引張バネの一端の係止位置までの距離と、前記内壁面から他端の係止位置までの距離とが異なる」とは、引張バネを水平方向から見た際に、引張バネの長手方向の中心線がハウジングと平行になっていない状態とすることでロータリーシャッターをハウジングの上シェルもしくは下シェル方向に向けて付勢することを意味する。
本発明によれば、上シェルと下シェルとを、その少なくとも一部にフレームを介在させて蓋合わせして形成されるハウジング内に記録媒体としてのディスクを回転自在に収納してなり、ハウジングが、ドライブ装置の記録再生ヘッドをディスクの表面にアクセスさせるための開口と、開口を開閉するロータリーシャッターと、一端がフレームに係止されるとともに他端がロータリーシャッターに係止され、ロータリーシャッターを閉方向に付勢する引張バネとを備えてなる小型ディスクカートリッジにおいて、下シェルの底面の内壁面から引張バネの一端の係止位置までの距離と、前記内壁面から他端の係止位置までの距離とを異なるものとして、引張バネを水平方向から見た際に、引張バネの長手方向の中心線がハウジングと平行になっていない状態としてロータリーシャッターをハウジングの上シェルもしくは下シェル方向に向けて付勢することにより、ハウジング内でロータリーシャッターにぐらつきが生じるのを防止することにより、ロータリーシャッターの開閉動作を安定化させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明によるディスクカートリッジの一実施の形態を示す要部の分解斜視図、図2はフレーム方向から見た要部の構成図である。
本実施の形態は、フレーム2および下シャッター部材7Dの構成を除き、図3〜図6を参照して説明した従来の小型ディスクカートリッジ1と同様の構成を有するから、同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1および図2には、フレーム2と、ロータリーシャッター7の下シャッター部材7Dと、ハウジングの下シェル4と、ロータリーシャッター7を閉方向に付勢する引張バネ14のみが示されている。なお、図2にはこれらの部品から構成されるバネ係止部を明示している。
引張バネ14の両端にはループ14aおよびループ14bが形成されている。また、フレーム2の下方には引張バネ14の一端のループ14aを嵌着係止する突起部2eが形成されて第1バネ係止部Aを構成しており、下シャッター部材7Dの外周には、下シャッター部材7Dの外周面の上縁から半径方向外方に突出する係止用ベース部13が一体に形成され、このベース部13のロータリーシャッター開方向側の縁部に、引張バネ14の他端のループ14bを嵌着係止する折曲げ片13aが形成されて第2バネ係止部Bを構成している。
第1バネ係止部Aの下シェル4の底面の内壁面からの距離は、第2バネ係止部Bの下シェル4の底面の内壁面からの距離よりも短くなっており、図2に示すように、引張バネ14の両端のループ14aおよびループ14bを、第1バネ係止部Aおよび第2バネ係止部Bに各々係止させた際に、引張バネ14の長手方向の中心線Cがハウジング(下シェル4の底面の内壁面)と平行にならないように傾くように構成されている。
これによりロータリーシャッター7が常にハウジングの下シェル4方向に付勢されるため、ハウジング内でロータリーシャッター7にぐらつきが生じることなく、引張バネ14がロータリーシャッター7と下シャッター部材7Dとの間に入り込みロータリーシャッター7の開閉動作に支障が生じるのが防止され、ロータリーシャッター7の開閉動作を安定化させることができる。
本発明の一実施の形態の小型ディスクカートリッジの要部の分解斜視図 図1の小型ディスクカートリッジのフレーム方向から見た要部の構成図 従来の小型ディスクカートリッジのロータリーシャッターの閉状態を示す平面図(a)、右側面図(b)および底面図(c) 図3の小型ディスクカートリッジのロータリーシャッターの開状態を示す平面図(a)および底面図(b) 図3の小型ディスクカートリッジの分解斜視図 図3の小型ディスクカートリッジの、ロータリーシャッターの閉状態を上シェルを取り除きかつ磁気ディスクを省略して示す平面図(a)、ロータリーシャッターの開状態を上シェルを取り除きかつ磁気ディスクを省略して示す平面図(b)
符号の説明
2 フレーム
3 上シェル
4 下シェル
5 磁気ディスク
7 ロータリーシャッター
7U 上シャッター部材
7D 下シャッター部材
13 係止用ベース部
13a 折曲げ片
14 引張バネ
A 第1バネ係止部
B 第2バネ係止部

Claims (1)

  1. 上シェルと下シェルとを、その少なくとも一部にフレームを介在させて蓋合わせして形成されるハウジング内に記録媒体としてのディスクを回転自在に収納してなり、前記ハウジングが、ドライブ装置の記録再生ヘッドを前記ディスクの表面にアクセスさせるための開口と、該開口を開閉するロータリーシャッターと、一端が前記フレームに係止されるとともに他端が前記ロータリーシャッターに係止され、前記ロータリーシャッターを閉方向に付勢する引張バネとを備えてなる小型ディスクカートリッジにおいて、
    前記下シェルの底面の内壁面から前記引張バネの前記一端の係止位置までの距離と、前記内壁面から前記他端の係止位置までの距離とが異なることを特徴とする小型ディスクカートリッジ。
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