JP2005284335A - 携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】常に磁気ディスク装置の動作に支障をきたすことなく、通話における騒音問題と使用時における外圧、熱の影響の問題を回避した携帯情報端末を提供する。
【解決手段】携帯電話機10は、ディスプレイ23が備えられた蓋部12と、この蓋部12を開閉自在あるいはスライド移動自在とし、蓋部12を閉じた状態で蓋部12と対向する表面にキースイッチ24とマイク25を備えた本体部11と、この本体部11の表面側にPCB面Bを向けかつキースイッチ24とマイク25のある表面領域を避けたレスト領域36下方の本体部11内に配置されたHDD30とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気ディスク装置を備える携帯情報端末に関する。
近年、携帯電話機は、端末のハードウェアの機能向上に加えて、高速な通信を可能とする通信インフラも整備され、通信速度が飛躍的に向上したことで、電話、メール以外のアプリケーション、例えば映像や音声をダウンロードして視聴する等の用途が考えられている。
映像、音声の視聴を可能とするためには、携帯電話機に大容量の記憶装置を備える必要があるため、携帯電話機に大容量フラッシュメモリや磁気ディスク装置等を搭載することが考えられる。例えばギガバイト単位の記憶容量となると、現時点では、大容量フラッシュメモリよりも記憶容量対価格という面で、磁気ディスク装置に軍配が上がるため磁気ディスク装置を搭載することが現実的である。
しかし、磁気ディスク装置を携帯電話機に搭載する場合、現行の2.5インチあるいは1インチクラスのものよりもさらなる軽量化、薄型化、小型化が必要になる。これらのことを実現すると、どうしても強度面の不足が生じ、特に筐体がきゃしゃな携帯電話機ではキー操作時の押圧の影響や、大画面化が進むディスプレイから生じる熱の影響を受けやすくなるという問題がある。
一方、磁気ディスク装置は、高速で回転する磁気ディスクに近接して磁気ヘッドを配置することで磁気ディスクからの情報の読み書きを行うものである。つまり、磁気ディスク装置は、精密に設計された機械的機構部品をアセンブリしたものであるため、通話の際に騒音の発生源となるという騒音問題も生じる。
このように携帯電話機に磁気ディスク装置を搭載する場合、大きく分けて、通話の際の騒音問題と、押圧や熱に弱いという外圧問題の2つの問題がクローズアップされる。
この種の先行技術としては、磁気ディスク装置を搭載した携帯電話機において、磁気ディスク装置の動作と通信とを排他的に実施するよう構成したことで、低消費電力化を図る技術が公開されている。
この先行技術の場合、通信の一部と考え得る通話中において電気的な制御で磁気ディスク装置を停止させ省力化を図るため、磁気ディスク装置の騒音がユーザに聞こなくなるというサブ的な効果が得られる。
特開2001−380061号公報
しかしながら、上記先行技術では、通話中に磁気ディスク装置が動作しないことになり、停止状態からの復帰でレスポンスが悪くなる点や磁気ディスク装置が動作中に不意に通話が発生した場合、磁気ディスク装置を停止させてしまうことになり、データ記憶装置としての磁気ディスク装置の用途を考慮すると、不都合が生じる。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、常に磁気ディスク装置の動作に支障を来たすことなく通話時における騒音問題と使用時における外圧、熱の影響の問題を回避できる携帯情報端末を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の携帯情報端末は、ディスプレイが備えられた蓋部と、この蓋部を開閉自在あるいはスライド自在とし、前記蓋部を閉じた状態で前記蓋部と対向する表面にキー操作部とマイク部を備えた本体部と、前記本体部の表面側に発熱面を向けかつ前記キー操作部とマイク部のある表面領域を避けた第1領域下方の本体部内に配置された磁気ディスク装置とを具備することを特徴とする。
本発明では、蓋部ではなく、本体部に磁気ディスク装置を配置することで、ディスプレイから発生する熱の影響を磁気ディスク装置が受け難くなる。また、本体部の中でも、キー操作部とマイク部のある表面領域を避けた第1領域下方に磁気ディスク装置を配置することで、キー操作時の押圧力が磁気ディスク装置に加わることを防ぐことができる。さらに、磁気ディスク装置の発熱面を本体部の表面側に向けて配置することで、キー操作時の押圧力が磁気ディスク装置の弱いカバー面に直接加わることがなくなる。
なお、上記携帯情報端末において、第1領域と磁気ディスク装置との間にメモリカードスロットを具備することで、キー操作部から磁気ディスク装置までの距離が離れ、互いの間にメモリカードが介在することで、キー操作時の押圧力が磁気ディスク装置に加わり難くなる。
上記携帯情報端末において、本体部に、本体部を開封することなく磁気ディスク装置を着脱可能なディスクスロットを設けることで、キー操作部からの押圧力が伝わり難くなると共に放熱性も向上する。
上記携帯情報端末において、本体部内に固定された磁気ディスク装置及びマイクの少なくとも一方のうち、少なくとも一部を覆うように配置された遮音部材を具備することで、磁気ディスク装置から発生された騒音がマイクに集音され難くなり、騒音対策を行うことができる。
本発明の携帯情報端末は、表面にキー操作部とマイク部を備えた本体部と、前記本体部の表面に対して開閉自在とされ、閉じた状態で前記本体部と対向する表示面にメインディスプレイを設けた蓋部と、前記表示面と対向する裏面の側に発熱面を向けて前記蓋部内部に配置された磁気ディスク装置とを具備することを特徴とする。
本発明では、本体部ではなく、蓋部の側に磁気ディスク装置を配置することで、キー操作時の押圧力が磁気ディスク装置に加わることがなくなる。
上記携帯情報端末において、磁気ディスク装置を、蓋部の裏面に設けられたサブディスプレイの領域を避けた第2の領域下部に配置することで、サブディスプレイから発生する熱の影響を磁気ディスク装置が受け難くなる。つまり、蓋部の中でも、サブディスプレイのある領域を避けた第2領域下方に磁気ディスク装置を配置することで、サブディスプレイから発生する熱の影響を磁気ディスク装置が受け難くなる。
以上説明したように、本発明によれば、常に磁気ディスク装置の動作に支障をきたすことなく、通話における騒音問題と使用時における外圧、熱の影響の問題を回避できる携帯情報端末を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1(A)、図1(B)は本発明の携帯情報端末に係る第1の実施形態の折り畳み式の携帯電話機10を示す斜視図であり、それぞれ開状態、閉じる状態を表す。図2は携帯電話機10の制御系の構成を示すブロック図、図3は携帯電話機10に内蔵されるHDD30の内部構成を示す断面図、図4は携帯電話機10の本体部11の内部構成を示す断面図である。
図1(A)、図1(B)に示すように、携帯電話機10は、本体部11と蓋部12との2つの筐体に区分される。なお、これらの筐体は、それぞれキースイッチ配置ブロック筐体、表示ブロック筐体といっても差し支えない。
これら本体部11と蓋部12は、ヒンジ部13によって互いに開閉自在に接続される。この結果、携帯電話機10は、蓋部12を開いた状態(開状態:図1(A))、蓋部12を閉じる途中の状態(閉状態:図1(B)と、蓋部12を閉じた閉状態(図示せず)の3つの状態をとる。開状態、閉状態はヒンジ部13に備えられたラチェット機構(図示せず)によってそのまま保持される。なお、この例の携帯電話機10は、本体部11と蓋部12とがヒンジ部13で回動自在に支持されており、貝のように開閉する構造となっているが、本体部11に対して蓋部12がスライド自在あるいは本体部11に設けた支点を中心に蓋部12が左右に回動自在とされた携帯電話機もあり、本発明はこれにも適用できる。
図1,2に示すように、携帯電話機10は、電話・メール機能部21,映像・音声再生部22、メインディスプレイ23,サブディスプレイ28等の表示部、キー操作部としてのキースイッチ24、音声入力部としてのマイクロホン25(以下マイク25と称す)、音声出力部としてのスピーカ26、カメラ部27、ハードディスクドライブ制御部31(以下HDD制御部31と称す),磁気ディスク装置としてのハードディスクドライブ30(以下HDD30と称す)、バッファメモリ33、保持メモリ34を有する。
電話・メール機能部21は、携帯電話機10と他の電話機との間での通話、メールのやり取りを可能とするものであり、図示しないアンテナを備える。
映像・音声再生部22は、HDD30に蓄積された映像、音声のコンテンツを表示部23,音声出力部26で視聴することを可能とする。
メインディスプレイ23,サブディスプレイ28等の表示部は、液晶表示装置、ELディスプレイ等であり、使用時に熱を持つため、HDD30を離したい部品の一つである。メインディスプレイ23は、蓋部12の本体部11の面と対向する面(表示面)に設けられている。サブディスプレイ28は、蓋部12のメインディスプレイ23の面(表示面)の反対側の面(以下裏面と称す。背面ともいう)のほぼ中央部に設けられている。サブディスプレイ28は、メインディスプレイ23が閉じられたときに補助的な表示を行うものである。例えばメインディスプレイ23が2×1.5インチ程度とすると、1×0.7インチ程度である。
キースイッチ24は、テンキー、電源ボタン、通話ボタン、メールボタン等の情報入力手段である。キースイッチ24は、本体部11に、蓋部12を閉じた状態で蓋部12と対向する表面(操作面)に設けられている。キースイッチ24は、ユーザにより押される、つまり押圧力が加えられるものであり、その直下は負荷が加わる可能性がある。マイク25は、コンデンサマイク等の音声入力装置である。マイク25は、音声を集音する装置であり、騒音発生源であるHDD30からは離したい部品の一つである。
スピーカ26は、通話時に相手の音声を出力およびメール受信音等の各種音声を発生する音声出力装置であり、磁石が備えられている。また、スピーカ26は、ユーザが耳を当てて受話する部分でもあり、騒音発生源であるHDD30から離したい部品の一つである。
カメラ部27は、蓋部12の裏面でかつヒンジ部13よりの位置に配設されている。カメラ部27は、画像や動画を撮像する撮像手段であり、撮像された画像データや動画データは保護メモリ34やHDD30に記憶される。
なお、これに加えて音声信号を出力する外部出力端子(イヤホンジャックや外部スピーカ端子)を備えていてもよい。ユーザが音声出力先をスピーカ、イヤホン、外部スピーカ等適宜に選択できる。
バッファメモリ33は、HDD30との間でデータをやり取りするためのメモリである。保持メモリ34は、電話・メール機能部21,映像・音声再生部22等で必要な情報を保持するためのメモリであり、フラッシュメモリ等を用いる。HDD制御部31は、HDD30からの情報の読み出し、書き込みを制御する。
HDD30は、本体部11の操作面側に発熱面であるPCB面Bを向けかつキースイッチ24とマイク25のある表面領域を避けたフィンガーレスト領域36(第1領域)の下方の本体部11内に配置されている。
図3に示すように、HDD30は、トップカバー51、ベース52、プリント配線基板53:printed circuit board(以下PCB53と称す)、ネジ54、支柱55、磁気ディスク56(以下HD56と称す)などを備えている。
トップカバー51は、例えばステンレス等の金属の薄板で形成された上部カバーであり、HDD30のケースの一部を担うものである。
ベース52は、トップカバー51がかぶせられる底部カバーであり、トップカバー51とでケース構造を構成する。
PCB53は、絶縁体の基板上に印刷技術を応用して配線を形成したものであり、基板上の銅の薄膜の配線以外(余分な)部分をエッチングで溶かして形成する。この上に回路部品が実装される。駆動時には、このPCB53の部分が発熱する。
ネジ54は、支柱55にトップカバー51を固定するものである。支柱55は、トップカバー51とベース52との間にHD56を回転動作させるためのスペースを一定に保持するための柱部材である。HD56は、ベース52にモータ(図示せず)で回動自在に固定されている。HD56には、磁気ヘッド(図示せず)によって情報が記憶され、また読み出される。
このHDD30において、トップカバー51側の面をカバー面Aと呼び、PCB53側の面をPCB面Bと呼ぶ。カバー面Aは上からの押圧に比較的弱い面であり、PCB面Bは、発熱する面(発熱面)である。
HDD30は、種々のコンテンツ(映像、音声(音楽、映画等)、プログラム(ゲーム等)を記憶するための磁気ディスク装置である。HDD30は、HD35、モータおよび磁気ヘッドを備え、磁気ヘッドとモータによってHD35上から情報の読み出し、書き込みを行う。
図4に示すように、本体部11は、筐体60内に、キースイッチ24、マイク25、HDD30、遮音壁61、遮音シート62、ネジ63、ベース部64、遮音シート65を備えている。
筐体60にはバッテリスペースが設けられている。バッテリスペースのために多くのスペースがとられており、バッテリスペースを避けた空きスペースにベース部64が固定されている。ベース部64は、筐体60の底部に固定されている。ベース部64には、ネジ63でHDD30が固定されている。
HDD30の面の向きについては、PCB面Bを上に向けて、つまり、PCB面Bを本体部11の操作面の側に向けて配置する。これは操作面からの押圧という点でPCB面Bを上にする方が好ましいからである。HDD30の縦横の配置方向については、本体部11の長手方向に対して直交する方向にHDD30の長手方向を向けるように配置する。これにより、本体部11の捩れに対して強度が上がる。
遮音シート62は、HDD30をその少なくとも一部を覆うようにベース部64にまで貼り付けられている。なお、この遮音シート62は、遮音効果のあるシートを用い、その材料は一般材料でよい。また、ゲル状の衝撃吸収シートを代替として用いてもよい。この場合は、耐防音と耐衝撃の双方に効果がある。
遮音壁61は、本体部11の筐体60内において、HDD30が実装されるスペースとマイク25が実装されるスペースとを区分するように配設されている。遮音シート62は、ネジ63は、遮音シート62を配設する部分は、HDD30の騒音源となる領域を集中的に保護するように配設してもよい。例えばHDD30の内部においてHD56を駆動するモータや磁気ヘッドを振動で動かないように押えるラッチ機構が存在する部分のみに重点的に遮音シート62を配設してもよい。
この携帯電話機10では、電話・メール機能部21による電話、メールに加えて、映像・音声再生部22による映像、音声(例えば、音楽、映画)の視聴が可能となっている。
携帯電話機10の電話、メールの機能を利用したり、また映像を視聴するときに、本体部11と蓋部12とを開放することで、携帯電話機10は、開状態にされる。また、携帯電話機10が使われないときには、本体部11と蓋部12とを閉じることで、携帯電話機10は閉状態にされる。一方、音声(例えば音楽等)の視聴は、開状態、閉状態のいずれの状態でも可能である。
以下、この第1実施形態の携帯電話機10における各種対策(騒音、外圧、熱等の対策)について説明する。
(騒音対策)
この第1実施形態の携帯電話機10の場合、筐体60内にHDD30を配置した場合に、HDD30の騒音の大きさ、あるいはマイク25の集音性能(指向特性等)によっては、マイク25よりHDD30の騒音を集音する可能性もある。そこで、この第1実施形態では、騒音対策として、通話時にスピーカ26からできるだけ離れた本体部11の側にHDD30を配置する一方で、HDD30を遮音効果のある遮音シート62で覆うと共にHDD30とマイク25との間に遮音壁61を配置する。図中マイク25が配置される部屋とHDD30が配設される部屋とを遮音壁61で完全に分離する場合が最も効果的であり、その変形例としてマイク25の形状に合わせて遮音壁61を形成配置してもよい。つまり、マイク25とHDD30を音響的に分離する構造体としたことで、HDD30からの漏洩騒音をマイク25が拾わないようにできる。
このように遮音壁61でマイク25とHDD30の配置スペースを分離した低騒音配置構造と遮音シート62,65を併用することで、低騒音なHDD30の配置構造をさらに強化することができる。
これにより、通話者の聴覚に影響を与えることがないばかりか、HDD30の騒音をマイク25が拾わなくなるので、効果的な騒音低減が可能になる。
(外圧、衝撃対策)
この第1実施形態の携帯電話機10では、本体部11の操作面のキースイッチ24とマイク25のある表面領域を避けたフィンガーレスト領域36の下方の筐体60内にHDD30を配置したことで、いずれかのキースイッチ24が押された場合にも、押圧力による筐体60の凹みがHDD30を押すことがなくなる。また、HDD30自体もPCB面Bを操作面側に向けることで、トップカバー51の一部がゆがんでHD56あるいは磁気ヘッドなどに悪影響を及ぼす等のこともなくなる。
また、この第1実施形態では、本来、通話者が手を必ず添える本体部11側にHDD30を配置するので、HDD30を蓋部12側に配置するのに比べて回転衝撃を受ける頻度が大幅に低減できるという併せ持った効果が得られる。
(熱対策)
本体部11と蓋部12のうち、熱源であるメインディスプレイ23を有する蓋部12側を避けて、本体部11側にHDD30を配置したことで、メインディスプレイ23から発せいられる熱の影響をHDD30が受けなくなる。
このようにこの第1実施形態の携帯電話機10によれば、本体部11と蓋部12とがヒンジ部13により回動自在に軸支された折りたたみ式の携帯電話機10において、最も適切な位置にHDD30を配置することで、外圧の影響、熱の問題等を解決して、軽量、薄型のHDD30を携帯電話機10に搭載することができる。
また、筐体60内に固定したHDD30とマイク25を遮音シート62,65で覆うことで、HDD30から発生する騒音を筐体60の外部及びマイク25へできだけ漏らさないようにして騒音の低減を図ることができる。
また、折りたたみ式携帯電話機10において、その開閉のために生じる回転衝撃等をHDD30に受け難くできるという効果も得られる。
この結果、HDD30の動作に支障を来たさず、かつ消費電力型のHDD30を搭載でき、HDD30を常時動作状態にしていてもHDD30から発生する騒音がユーザに聞こえ難くなる。
(第2の実施の形態)
図5を参照して本発明に係る第2の実施形態の携帯電話機10aを説明する。図5は携帯電話機10aを示す斜視図である。上記第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図5に示すように、この第2実施形態の携帯電話機10aは、本体部11の操作面の第1領域であるフィンガーレスト領域36と本体部11内のHDD30との間にカードスロット71を備えている。このカードスロット71は、例えばSDカード等のメモリカード70を本体部11の側面から挿抜自在とするものである。なお、SDカードは登録商標である。SDカードとHDD30は幅と長さがほぼ同じ大きさであり、その厚みについては若干異なる。具体的には、SDカードの厚みは、2.1mm程度であるのに対して、HDD30は、3.3mm程度であり、HDD30の方が若干厚い。
このように、カードスロット71をHDD30の上に配置することで、キー操作による押圧力がHDD30にさらに加わり難くなる。なお、HDD30の面の向きについては、第1実施形態と同様にPCB面Bを上にする方が操作面からの押圧力が加わり難くなり好ましい。ただし、この場合、HDD30のPCB面Bがカードスロット71に対向するため、カードスロット71にSDカード装着される状態でHDD30を駆動すると、HDD30のPCB面Bに搭載されるIC部品等の発熱により、熱がSDカードに伝わりSDカードの動作に何らかの影響を与えることが考えられる。
そこで、カードスロット71にHDD30のPCB面Bを対応するような配置構造の場合は、カードスロット71とHDD30のスロット間の熱伝達を抑制するような構造、すなわち、間に断熱材等の熱伝達緩衝部材を挟むか、熱が逃げやすい構造にすることが望ましい。また、このような構造が取れない場合、カードスロット71からHDD30のPCB面Bができるだけ離れる位置、即ちPCB面を下に設置するように配置することで、カードスロット71内に装着されるSDカードへのHDD30のPCBからの熱を伝えにくくする配置を取ることが有効である。この場合でも、HDD30上にカードスロット71が設けられているので、キー操作による押圧力のHDD30への伝達抑制に十分に効果を奏する。また、HDD30の縦横の配置方向についても第1実施形態と同様に本体部11の長手方向と直交する方向にHDD30の長手方向を向けることが好ましい。
(第3の実施の形態)
図6を参照して本発明に係る第3の実施形態の携帯電話機10bを説明する。図6は携帯電話機10bを示す斜視図である。上記第1、2実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図6に示すように、この第3実施形態の携帯電話機10bは、上記第2実施形態の変形例であり、本体部11の操作面の第1領域であるフィンガーレスト領域36の下方の本体部11内に、カードスロット71とハードディスクスロット72とを2段、つまりスロットを多段配置して構成している。カードスロット71は、第2実施形態と同じものである。ハードディスクスロット72は、上記第1実施形態のHDD30のPCB53(図3参照)をアンダーカバー(図示せず)で覆った外部カードタイプのもの(ここでは、ハードディスクカード72と称す)を、本体部11の側面から挿抜自在とするものである。つまり、このハードディスクスロット72は、本体部11のネジを外す等の筐体60の開封を行うことなくHDD30を着脱可能なスロットである。
このように、カードスロット71とハードディスクスロット73を本体部11内に重ねるように配置することで、キー操作による押圧力がハードディスクカード72に加わり難くなる。なお、ハードディスクスロット73に装着するハードディスクカード72の面の向きについては、第1実施形態と同様にPCB面Bを上にする方が好ましい。ただし、この場合、HDD30のPCB面Bがカードスロット71に対向するため、カードスロット71にSDカード装着される状態でHDD30を駆動すると、HDD30のPCB面Bに搭載されるIC部品等の発熱により、熱がSDカードに伝わりSDカードの動作に何らかの影響を与えることが考えられる。
そこで、カードスロット71にHDD30のPCB面Bを対応するような配置構造の場合は、カードスロット71とHDD30のスロット間の熱伝達を抑制するような構造、すなわち、間に断熱材等の熱伝達緩衝部材を挟むか、熱が逃げやすい構造にすることが望ましい。また、このような構造が取れない場合、カードスロット71からHDD30のPCB面Bができるだけ離れる位置、すなわちPCB面を下に設置するように配置することで、カードスロット71内に装着されるSDカードへのHDD30のPCBからの熱を伝えにくくする配置を取ることが有効である。この場合でも、HDD30上にカードスロット71が設けられているので、キー操作による押圧力のHDD30への伝達抑制に十分に効果を奏する。また、HDD30の縦横の配置方向についても第1実施形態と同様に本体部11の長手方向と直交する方向にハードディスクカード72の長手方向を向けることが好ましい。
(第4の実施の形態)
図7を参照して本発明に係る第4の実施形態の携帯電話機10cを説明する。図7は携帯電話機10cを示す斜視図である。上記第1乃至第3実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図7に示すように、この第4実施形態の携帯電話機10cは、本体部11の操作面に対して開閉自在とされた蓋部12のメインディスプレイ23が設けられている側と反対の面、つまり表示面と対向する裏面(背面)の側にPCB面Bを向けてHDD30が蓋部12内部に配置されている。HDD30は、蓋部12の裏面(背面)に設けられたサブディスプレイ28の領域とカメラ部27の領域とを避けたヒンジ部13に近い側の第2領域38(図示位置)の下方に配置されている。HDD30の縦横の配置方向については、上記各実施形態と同様に蓋部12の長手方向と直交する方向にHDD30の長手方向を向けることが好ましい。
このように、蓋部12の裏面(背面)のサブディスプレイ28を避けた位置の下方にHDD30を配置することで、サブディスプレイ28から発生する熱の影響をHDD30が受け難くできる。また、メインディスプレイ23とは表裏の関係で近接するため、HDD30のPCB面Bを蓋部12の裏面(背面)の側に向けて配置することで、HDD30自体の放熱効果が上がると共に、メインディスプレイ23からの熱の影響をHDD30が受け難くなる。
さらに、サブディスプレイ28の領域を避けた中でも、ヒンジ部13に近い側にHDD30を配置することで、スピーカ26の磁石の影響を受けなくなる。また、HDD30の位置がヒンジ部13に近いため蓋部12を閉じる際の衝撃も少なく済む。
なお、アンテナは、通常、受信回路のある本体部11の側に設けられるためHDD30を蓋部12の側に配置することで、高周波ノイズなどの影響も受け難くなる。
(その他の実施形態)
本発明の実施形態は上記の実施形態に限られず拡張、変更可能であり、拡張、変更した実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(A)本発明の第1実施形態に係る携帯電話機の開放状態を示す斜視図。(B)本発明の第1実施形態に係る携帯電話機の閉じる状態を示す斜視図。 図1の携帯電話機内部の制御系の構成を示すブロック図。 図1の携帯電話機に搭載されているHDDの内部構造を示す断面図。 図1の携帯電話機の内部構造を示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る携帯電話機を示す斜視図。 本発明の第3実施形態に係る携帯電話機を示す斜視図。 本発明の第4実施形態に係る携帯電話機を示す斜視図。
符号の説明
10,10a,10b,10c…携帯情報端末、11…本体部、12…蓋部、13…ヒンジ部、21…電話・メール機能部、22…映像・音声再生部、23…メインディスプレイ、24…キースイッチ、25…マイクロホン(マイク)、26…スピーカ、27…カメラ部、28…サブディスプレイ、30…ハードディスクドライブ(HDD)、31…ハードディスクドライブ制御部(HDD制御部)、33…バッファメモリ、34…保持メモリ、51…トップカバー、52…ベース、53…PCB、54…ネジ、55…支柱、56…ハードディスク(HD)。

Claims (7)

  1. ディスプレイが備えられた蓋部と、
    この蓋部を開閉自在あるいはスライド自在とし、前記蓋部を閉じた状態で前記蓋部と対向する表面にキー操作部とマイク部を備えた本体部と、
    前記本体部の表面側に発熱面を向けかつ前記キー操作部とマイク部のある表面領域を避けた第1領域下方の本体部内に配置された磁気ディスク装置と
    を具備することを特徴とする携帯情報端末。
  2. 請求項1記載の携帯情報端末において、
    前記第1領域と前記磁気ディスク装置との間にメモリカードスロットを具備したことを特徴とする携帯情報端末。
  3. 請求項1乃至2いずれか1項記載の携帯情報端末において、
    前記本体部に、前記本体部を開封することなく前記磁気ディスク装置を着脱可能なディスクスロットを設けたことを特徴とする携帯情報端末。
  4. 請求項1乃至3いずれか1項記載の携帯情報端末において、
    前記本体部内に固定された前記磁気ディスク装置及びマイクの少なくとも一方のうち、少なくとも一部を覆うように配置された遮音部材と
    を具備したことを特徴とする携帯情報端末。
  5. 請求項1乃至4いずれか1項記載の携帯情報端末において、
    前記本体部内において、前記磁気ディスク装置が実装されるスペースと前記マイクが実装されるスペースとを区分するように配設された遮音壁を具備したことを特徴とする携帯情報端末。
  6. 表面にキー操作部とマイク部を備えた本体部と、
    前記本体部の表面に対して開閉自在とされ、閉じた状態で前記本体部と対向する表示面にメインディスプレイを設けた蓋部と、
    前記表示面と対向する裏面の側に発熱面を向けて前記蓋部内部に配置された磁気ディスク装置と
    を具備することを特徴とする携帯情報端末。
  7. 請求項6記載の携帯情報端末において、
    前記磁気ディスク装置は、前記蓋部の裏面に設けられたサブディスプレイの領域を避けた第2の領域下部に配置されていることを特徴とする携帯情報端末。
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