JP2007164884A - 携帯通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯通信端末に搭載されるハードディスクドライブ装置におけるデータ保護の信頼性を向上する。
【解決手段】緩衝材40は、たとえばスポンジ状のゴムなどのように弾性的に変形可能な部材であり、略コの字型の断面の内側でハードディスクドライブ装置23の外周の周縁部分を保持している。緩衝材40は、その外周面41が第2筐体2の内面2aに当接している。緩衝材40は、第2筐体22および第2基板22によって挟持されている。これにより、第2筐体2に対するハードディスクドライブ装置23の配設位置が決定される。バッテリ収納部28に取り付けられたバッテリ25とは第2筐体2の厚さ方向に重ならないように平面方向にずらしてハードディスクドライブ装置23が配設される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハードディスクドライブ装置を備える携帯通信端末に関する。
ハードディスクドライブ装置を備える携帯通信端末として、ハードディスクドライブ装置を搭載した携帯電話機が知られている(特許文献1参照)。
特開2005−284335号公報
しかし、この携帯電話機では、筐体に固定されたベース部に直接ハードディスクドライブ装置がネジで固定されているため、ハードディスクドライブ装置が外部からの衝撃の影響を受ける恐れがある。
(1) 請求項1の発明による携帯通信端末は、緩衝材を介して筐体内に取り付けられるハードディスクドライブ装置とバッテリ収納部とを備え、バッテリ収納部にバッテリが配置されている際に、該バッテリがハードディスクドライブ装置と筐体の厚さ方向に重ならないように平面方向にずらして配設されるようにバッテリ収納部が設けられることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明による携帯通信端末は、ハードディスクドライブ装置とバッテリ収納部とを備え、ハードディスクドライブ装置は、緩衝材を介して筐体内に取り付けられ、ハードディスクドライブ装置の最も面積の広い第1面と平行であり、かつ、ハードディスクドライブ装置と緩衝材との少なくとも一方と交わり、かつ、バッテリ収納部にバッテリが配置されている際に該バッテリと交わる仮想平面、が少なくとも1つ存在するようにバッテリ収納部を配設したことを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の携帯通信端末において、筐体と回路基板とによって緩衝材を挟持してハードディスクドライブ装置を固定することを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項1または請求項2に記載の携帯通信端末において、緩衝材を筐体に当接させてハードディスクドライブ装置を位置決めしたことを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、請求項1または請求項2に記載の携帯通信端末において、バッテリ収納部にバッテリが配置されている際に、ハードディスクドライブ装置が配設される領域と、バッテリとの間に熱伝達を妨げる仕切り部材をさらに備えることを特徴とする。
(6) 請求項6の発明は、請求項1または請求項2に記載の携帯通信端末において、バッテリ収納部にバッテリが配置されている際に、ハードディスクドライブ装置が配設された領域に面するバッテリの端面を含む平面よりもバッテリ側の筐体内に配設されたマイクをさらに備えることを特徴とする。
(7) 請求項7の発明は、請求項1に記載の携帯通信端末において、筐体に対して着脱可能な記録媒体の装着部をさらに備え、バッテリ収納部にバッテリが配置されている際に、ハードディスクドライブ装置およびバッテリと筐体の厚さ方向に重ならないように装着部を平面方向にずらして配設したことを特徴とする。
(8) 請求項8の発明は、請求項2に記載の携帯通信端末において、筐体に対して着脱可能な記録媒体の装着部をさらに備え、仮想平面は、さらに装着部と交わることを特徴とする。
(9) 請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の携帯通信端末において、被写体像を撮像する撮像素子をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、ハードディスクドライブ装置におけるデータ保護の信頼性を向上できる。
図1〜4を参照して、本発明による携帯通信端末の一実施の形態を説明する。図1,2は、携帯通信端末の一例としての携帯電話機について、側面から見たときの断面構造を模式的に示した図である。携帯電話機100は、ヒンジ部3を中心に互いに回動可能に軸支された第1筐体1と第2筐体2とを有する。すなわち、携帯電話機100は、図1に示すように第1筐体1と第2筐体2とを開いて伸ばすことができ、また、図2に示すように携帯電話機100の第1筐体1と第2筐体2とを閉じて折りたたむことができる。説明の便宜上、携帯電話機100を折りたたんだ際に第1筐体1と第2筐体2とが対向する面をそれぞれ正面と呼ぶ。また、携帯電話機100を折りたたんだ際に上述した正面とは反対側の面、すなわち、携帯電話機100を折りたたんだ際に外側を向く面をそれぞれ背面と呼ぶ。
第1筐体1には、第1基板11と、表示装置12と、撮像ユニット13とが設けられている。第1基板11は、携帯電話機100の各部を制御する基板であり、第1筐体1の背面側に配設されている。表示装置12は、各種の表示を行うためのものであり、たとえば液晶表示装置などが用いられる。表示装置12は、第1筐体1の正面に面するように配設されている。撮像ユニット13は、レンズと撮像素子と撮像回路とを備えたカメラモジュールであり、ヒンジ部3とは反対側の回動先端側の近傍に、レンズ側を背面に向けた状態で配設されている。
第2筐体2には、入力部材21と、第2基板22と、ハードディスクドライブ装置23と、マイク24と、バッテリ収納部28とが設けられている。また、後述するように、バッテリ収納部28にはバッテリ25が取り付けられる。入力部材21は、ダイヤルボタンや、開始ボタン、通話終了ボタン、コマンドボタンなど、携帯電話機100の各種操作を行うための操作ボタンであり、第2基板22に設けられて、第2筐体2の正面から操作可能に配設されている。第2基板22は、第1基板11とともに携帯電話機100の各部を制御する基板であり、第2筐体2の正面側に配設されている。第2基板22には、上述のように、入力部材21が配設されている。
ハードディスクドライブ装置23は、電話番号や着信/発信履歴等のデータや、音声通話の録音データ、撮像ユニット13で撮像した画像データ、ダウンロードした楽曲データなど、携帯電話機100で扱う様々なデータを格納可能な記録媒体であり、緩衝材40を介して、第2筐体2の内部に固定されている。第2筐体2に対するハードディスクドライブ装置23の固定方法については、後に詳述する。マイク24は、通話のための音声を集音するマイクであり、第2筐体2の正面側であって、ヒンジ部3とは反対側の回動先端側の近傍に設けられている。図3に示すように、第2筐体2の正面には、マイク24へ通じる開口部26が設けられている。
バッテリ25は、携帯電話機100に電力を供給する2次電池であり、第2筐体2の背面側であって、ヒンジ部3とは反対側の回動先端側に設けられたバッテリ収納部28に着脱可能に取り付けられている。なお、バッテリ収納部28にバッテリ25が取り付けられると、第2筐体2とバッテリ25とは、一体的に略直方体形状の外形を呈するように構成されている。すなわち、バッテリ収納部28に取り付けられた際に第2筐体2の背面側に面するバッテリ25の外表面25aは、第2筐体2の外装面と一体的に、携帯電話機100の外観の一部を構成している。なお、第2筐体2の形状は、略直方体の形状から、バッテリ25の形状に相当する領域を切り欠いた形状とされている。
このように構成される、携帯電話機100では、音声通話や電子メールの送受信の他にも、表示装置12を電子ビューファインダーとして、撮像ユニット13によって被写体像を撮像できる。被写体像の画像データは、携帯電話網を介して、または、赤外線通信やBluetoothなどの通信手段によって、他の携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの外部の機器に送信可能である。また、同様に外部の機器から画像データを受信可能である。
携帯電話機100では、楽曲データのダウンロードおよび聴取なども可能である。また、携帯電話機100は、図示はしていないが、テレビジョン放送やラジオ放送の受信回路を有しており、テレビジョン放送やラジオ放送を受信して再生できる。携帯電話機100では、上述のように、携帯電話機100で扱う様々なデータをハードディスクドライブ装置23に格納可能である。
たとえば、携帯電話機100では、通話内容をハードディスクドライブ装置23に記録(録音)して読み出す(再生する)ことができる。携帯電話機100では、撮像ユニット13で撮像した被写体像の画像データをハードディスクドライブ装置23に記録することができ、ハードディスクドライブ装置23に記録された画像データを読み出して表示装置12に表示させたり、電子メールに添付することなどによって上述のように外部に送信することができる。外部の機器から受信した画像データはハードディスクドライブ装置23に記録される。
携帯電話機100では、ダウンロードしたり、外部の機器から直接転送された楽曲データをハードディスクドライブ装置23に記録して、再生することができる。携帯電話機100では、受信したテレビジョン放送やラジオ放送の内容をハードディスクドライブ装置23に記録(録画/録音)して再生することができる。携帯電話機100では、たとえば会議の内容など、マイク24で集音した音をハードディスクドライブ装置23に記録して、再生したり、音声データファイルとして外部に送信することができる。
−−−ハードディスクドライブ装置23の固定方法−−−
上述のように、ハードディスクドライブ装置23は、緩衝材40を介して第2筐体2の内部に固定されている。緩衝材40は、たとえばスポンジ状のゴムなどのように弾性的に変形可能な部材であり、略コの字型の断面を有する(図1,2)。緩衝材40は、略コの字型の断面の内側でハードディスクドライブ装置23の外周の周縁部分を保持している。なお、図示はしないが、ハードディスクドライブ装置23には、データの送受信を行うためのフレキシブルケーブルが設けられており、第2基板22の不図示のコネクタに接続されている。緩衝材40には、このフレキシブルケーブルを通すための逃げが設けられている。
図4に示すように、ハードディスクドライブ装置23を保持する緩衝材40は、その外周面41が第2筐体2の内面2aに当接している。これにより、緩衝材40は、図4における紙面と平行な方向への移動が規制される。また、ハードディスクドライブ装置23は、緩衝材40を介して第2筐体2の内面2aに当接した状態となるため、緩衝材40と同様に、図4における紙面と平行な方向への移動が規制される。
また、ハードディスクドライブ装置23を保持する緩衝材40は、図1,2に示すように、背面側の面42が第2筐体2の背面側の内面2bに当接している。緩衝材40の正面側の面43は、第2基板22の背面側の面22aに当接している。すなわち、緩衝材40は、第2筐体22および第2基板22によって挟持され、図1,2における紙面左右方向への移動が規制される。ハードディスクドライブ装置23は、緩衝材40を介して第2筐体2および第2基板22によって挟持された状態となるため、緩衝材40と同様に、図1,2における紙面左右方向への移動が規制される。このように、ハードディスクドライブ装置23の図4における紙面と平行な方向、および、図1,2における紙面左右方向への移動が規制されるので、第2筐体2に対するハードディスクドライブ装置23の配設位置が決定される。
なお、ハードディスクドライブ装置23の表面のうち、第2筐体2の正面および背面と平行となる面、すなわち、ハードディスクドライブ装置23の最も広い面23a,23bは、その構造上、面の中央近傍に押圧されるような力が掛かることを避ける必要がある。本実施の形態の携帯電話機100では、図1,2に示すように、緩衝材40がハードディスクドライブ装置の面23a,23bの周縁部分を覆っているため、面23a,23bは、第2筐体2の内面2bおよび第2基板22の面22aから離間した状態となる。
これにより、入力部材21が押圧されて第2基板22が撓んでも、第2基板22の面22aがハードディスクドライブ装置23の面23aと接触することはない。したがって、面23a,23bに面した領域、すなわち、ハードディスクドライブ装置23が設けられる領域に対して、図1,2の紙面左右方向(以下、単に厚さ方向と呼ぶ)で重なる領域にも操作ボタン21を設けることができるので、携帯電話機100を小型化できる。また、第2筐体2の背面が外力を受けて撓んでも、第2筐体2の内面2bがハードディスクドライブ装置23の面23bと接触することはない。
なお、上述のように、ハードディスクドライブ装置23は、緩衝材40を介して第2筐体22に固定されている。そのため、携帯電話機100に加えられた衝撃によるハードディスクドライブ装置23への悪影響を抑制できる。また、第2筐体22の撓みを緩衝材40が吸収するので、ハードディスクドライブ装置23は第2筐体2の曲げやねじれの影響を受けにくい。
−−−ハードディスクドライブ装置23およびバッテリ25の位置関係−−−
上述のように、ハードディスクドライブ装置23は、ヒンジ部3の近傍の第2筐体2の内部に配設され、バッテリ25は、第2筐体2に対して、ヒンジ部3とは反対側の回動先端側のバッテリ収納部28に取り付けられている。すなわち、ハードディスクドライブ装置23は、バッテリ収納部28に取り付けられたバッテリ25とは第2筐体2の厚さ方向に重ならないように平面方向にずらして配設されており、携帯電話機100の正面または背面から見たときに、ハードディスクドライブ装置23とバッテリ25とは重ならない。これにより、携帯電話機100を大型化することなく、ハードディスクドライブ装置23を搭載できる。
また、図1に示すように、第1筐体1と第2筐体2とを開いて伸ばした状態(以下、単に開いた状態と呼ぶ)において、バッテリ収納部28に取り付けられたバッテリ25がハードディスクドライブ装置23の下部に位置するように構成されている。バッテリ25はハードディスクドライブ装置23よりも重いが、このように開いた状態の携帯電話機100の下方に重いバッテリ25が位置する。これにより、開いた状態の携帯電話機100の重心位置を下げることができ、開いた状態の携帯電話機100を使用者が把持した際の重量バランスを向上できる。
なお、ハードディスクドライブ装置23とバッテリ25との厚さ方向の配設位置が大きく異なると、携帯電話機100の厚みが増してしまうため、携帯電話機100の薄型化という要請に反する。そこで、緩衝材40を含めたハードディスクドライブ装置23の厚さ方向の配設範囲内に、バッテリ25の外表面25a、または外表面25aと平行な内側表面25bが位置するように、ハードディスクドライブ装置23およびバッテリ収納部28が配設されている。
換言すると、次の条件をすべて満たす仮想平面が、少なくとも1つ存在するようにハードディスクドライブ装置23と緩衝材40とバッテリ収納部28とが配設されている。
(1) ハードディスクドライブ装置23の面23a,23bと平行である。
(2) ハードディスクドライブ装置23と緩衝材40との少なくとも一方と交わる。
(3) バッテリ収納部28に取り付けられたバッテリ25と交わる。
なお、上述した仮想平面が存在するように、ハードディスクドライブ装置23とバッテリ収納部28と配設した場合、携帯電話機100の正面または背面から見たときに、ハードディスクドライブ装置23とバッテリ25とが重なることはない。このように、ハードディスクドライブ装置23とバッテリ収納部28とを配設することで、ハードディスクドライブ装置23で発生した熱によるバッテリ25への影響を抑制でき、バッテリ25で発生した熱によるハードディスクドライブ装置23への影響を抑制できる。また、ヒンジ部3とは反対側の回動先端側にバッテリ25を取り付けるようにしたことで、バッテリ25が第2筐体2に対して着脱し易くなる。
ハードディスクドライブ装置23とバッテリ収納部28に取り付けられたバッテリ25との間には、第2筐体2の壁部2cが存在する。壁部2cは、ハードディスクドライブ装置23とバッテリ25との間の熱伝達を妨げる仕切り部材としての機能を有するため、ハードディスクドライブ装置23およびバッテリ25のいずれか一方で発生した熱は、いずれか他方へ伝達され難い。なお、緩衝材40と当接する壁部2cの面は、上述した内面2aであり、緩衝材40およびハードディスクドライブ装置23の配設位置を規定している。
−−−ハードディスクドライブ装置23およびマイク24の位置関係−−−
上述のように、ハードディスクドライブ装置23は、ヒンジ部3の近傍の第2筐体2の内部に配設され、マイク24は、第2筐体2に対して、ヒンジ部3とは反対側の回動先端側の近傍に設けられている。すなわち、マイク24は、ハードディスクドライブ装置23が設けられた領域から離れた位置に配設されている。
このようにマイク24をハードディスクドライブ装置23から離して配設することで、ハードディスクドライブ装置23のアクセス音など、ハードディスクドライブ装置23で発生する音が、マイク24で集音されることを防止している。なお、マイク24の配設位置は、必ずしもヒンジ部3とは反対側の回動先端側の近傍でなくてもよく、ハードディスクドライブ装置23の配設領域に面した平面であってバッテリ収納部28に取り付けられたバッテリ25の端面を含む平面、よりもバッテリ25側の第2筐体2内に配設さていればよい。
上述した携帯電話機100では、次の作用効果を奏する。
(1) バッテリ収納部28に取り付けられたバッテリ25とは第2筐体2の厚さ方向に重ならないように平面方向にずらして、緩衝材40を介してハードディスクドライブ装置23を配設するように構成した。これにより、携帯電話機100を大型化することなく、ボタン操作や外部からの衝撃による、ハードディスクドライブ装置23への影響を抑制できるので、ハードディスクドライブ装置23におけるデータ保護の信頼性を向上できる。
(2) 緩衝材40を介して第2筐体2および第2基板22によってハードディスクドライブ装置23を挟持するように構成した。これにより、簡単な構成で、ハードディスクドライブ装置23を容易に固定できるので、携帯電話機100を薄型化できる。
(3) 緩衝材40が第2筐体2の内面2aに当接することでハードディスクドライブ装置23が位置決めされるように構成した。これにより、簡単な構成で、ハードディスクドライブ装置23を位置決めできるので、携帯電話機100を小型化できる。
(4) 略コの字型の断面を有する緩衝材40でハードディスクドライブ装置40の周縁部を支持するように構成した。これにより、ハードディスクドライブ装置23が第2筐体2に直接接触することなく、弾性的に支持されるので、ハードディスクドライブ装置23を外部の衝撃から保護してハードディスクドライブ装置の故障を防止できる。また、ハードディスクドライブ装置23が第2基板2と離間するので操作ボタン21の押圧操作の影響を受けず、操作ボタン21の直下にハードディスクドライブ装置23を配設できる。すなわち、ハードディスクドライブ装置23が設けられる領域と厚さ方向で重なる領域に、従来の携帯電話機のように操作ボタンを設ない領域を確保する必要がないので、携帯電話機100を小型化できる。
(5) ハードディスクドライブ装置23とバッテリ25との間に、ハードディスクドライブ装置23とバッテリ25との間の熱伝達を妨げる仕切り部材としての機能を有する壁部2cを設けるように構成した。これにより、ハードディスクドライブ装置23およびバッテリ25の一方で発生した熱は、他方へ伝達され難くなり、熱に起因する故障を防止して、動作の信頼性を向上できる。
(6) ハードディスクドライブ装置23が設けられた領域から離れた位置にマイク24が配設されるように構成した。これにより、マイク24がハードディスクドライブ装置23のアクセス音などを集音しないので、通話品質を向上できる。
(7) 撮像ユニット13とハードディスクドライブ装置23とを備えているので、多くの被写体像を撮像可能なカメラとしての機能を付与でき、携帯電話機100の用途を多様化できる。また、記憶容量の残容量を気にすることなく、多くの被写体像を撮像できる。
−−−変形例−−−
(1) 上述の説明では、バッテリ収納部28に取り付けられたバッテリ25とは第2筐体2の厚さ方向に重ならないように平面方向にずらして、ハードディスクドライブ装置23を配設しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、図5に示すように、バッテリ収納部28に取り付けられたバッテリ25とは第2筐体2の厚さ方向に重ならないように平面方向にずらして、ハードディスクドライブ装置23と、バッテリ収納部28と、メモリスロット27とを配設してもよい。メモリスロット27は、携帯電話機100に対して着脱可能な記録媒体の装着部である。
上述の説明と同様に、ハードディスクドライブ装置23を保持する緩衝材40は、その外周面41が第2筐体2の内面2aに当接している。また、ハードディスクドライブ装置23およびメモリスロット27と、バッテリ収納部28に取り付けられたバッテリ25との間には、第2筐体2の壁部2dが存在する。壁部2dは、ハードディスクドライブ装置23およびメモリスロット27と、バッテリ25との間の熱伝達を妨げる仕切り部材としての機能を有する。また、ハードディスクドライブ装置23とメモリスロット27との間には、壁部2eが存在する。壁部2eは、壁部2dと同様に、ハードディスクドライブ装置23とメモリスロット27との間の熱伝達を妨げる仕切り部材としての機能を有する。
このように、壁部2d,2eによって、ハードディスクドライブ装置23やバッテリ25からメモリスロット27への熱伝達を妨げるように構成されているので、メモリスロット27に装着された記録媒体への熱による悪影響を防止して記録媒体の信頼性を向上できる。なお、緩衝材40と当接する壁部2d,2eの面は、上述した内面2aであり、緩衝材40およびハードディスクドライブ装置23の配設位置を規定している。
(2) 上述の説明では、ハードディスクドライブ装置23を備えるように構成しているが、本発明はこれに限定されない。ハードディスクドライブ装置23以外の記憶装置として、たとえば、MOやCD−ROM、DVDなどのように光や磁気を利用して記憶する装置を小型化した記憶装置を備えるように構成してもよい。
(3) 上述の説明では、緩衝材40はハードディスクドライブ装置23の周縁部分を略全周にわたって保持しているが、本発明はこれに限定されない。ハードディスクドライブ装置23が緩衝材40を介して第2筐体2に固定されるのであれば、ハードディスクドライブ装置の周縁部分の一部を緩衝材40で保持するようにしてもよい。
(4) 上述の説明では、第2筐体2の形状は、略直方体の形状から、バッテリ25の形状に相当する領域を切り欠いた形状とされているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、第2筐体2の内部にバッテリ収納部を設けて、このバッテリ収納部にバッテリを取り付けるように構成してもよい。この場合、取り付けられたバッテリを覆うように、略直方体形状を呈する第2筐体2の一部である蓋を被せるように構成してもよい。
(5) 上述の説明では、緩衝材40は、たとえばスポンジ状のゴムなどのように弾性的に変形可能な部材であるとしているが、ハードディスクドライブ装置23に対する衝撃を吸収することができる材質であればよく、緩衝材40には様々な素材を用いることができる。たとえば、衝撃を吸収するゲル状の素材によって緩衝材40を構成することとしてもよい。
(6) 上述の説明では、携帯通信端末の一例としての携帯電話機について説明しているが、本発明はこれに限定されない。外部との通信機能を有する携帯通信端末であればよく、携帯電話機100に限らない。
(7) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
なお、本発明は、上述した実施の形態のものに何ら限定されず、バッテリとは筐体の厚さ方向に重ならないように平面方向にずらして、緩衝材を介してハードディスクドライブ装置を配設することができる各種構造のものを含むものである。
開いた状態の携帯電話機100を側面から見たときの断面構造を模式的に示した図である。 閉じた状態の携帯電話機100を側面から見たときの断面構造を模式的に示した図である。 正面から見た第2筐体2を模式的に示した図である。 正面から見た第2筐体2の断面を模式的に示した図である。 変形例を示す図である。
符号の説明
1 第1筐体 2 第2筐体
2a 内面 2c,2d,2e 壁部
11 第1基板 12 表示装置
13 撮像ユニット 21 入力部材
22 第2基板 23 ハードディスクドライブ装置
24 マイク 25 バッテリ
27 メモリスロット 28 バッテリ収納部
40 緩衝材 100 携帯電話機

Claims (9)

  1. 緩衝材を介して筐体内に取り付けられるハードディスクドライブ装置とバッテリ収納部とを備え、
    前記バッテリ収納部にバッテリが配置されている際に、該バッテリが前記ハードディスクドライブ装置と前記筐体の厚さ方向に重ならないように平面方向にずらして配設されるように前記バッテリ収納部が設けられることを特徴とする携帯通信端末。
  2. ハードディスクドライブ装置とバッテリ収納部とを備え、
    前記ハードディスクドライブ装置は、緩衝材を介して筐体内に取り付けられ、
    前記ハードディスクドライブ装置の最も面積の広い第1面と平行であり、かつ、前記ハードディスクドライブ装置と前記緩衝材との少なくとも一方と交わり、かつ、前記バッテリ収納部にバッテリが配置されている際に該バッテリと交わる仮想平面、が少なくとも1つ存在するように前記バッテリ収納部を配設したことを特徴とする携帯通信端末。
  3. 請求項1または請求項2に記載の携帯通信端末において、
    前記筐体と回路基板とによって前記緩衝材を挟持して前記ハードディスクドライブ装置を固定することを特徴とする携帯通信端末。
  4. 請求項1または請求項2に記載の携帯通信端末において、
    前記緩衝材を前記筐体に当接させて前記ハードディスクドライブ装置を位置決めしたことを特徴とする携帯通信端末。
  5. 請求項1または請求項2に記載の携帯通信端末において、
    前記バッテリ収納部にバッテリが配置されている際に、前記ハードディスクドライブ装置が配設される領域と、前記バッテリとの間に熱伝達を妨げる仕切り部材をさらに備えることを特徴とする携帯通信端末。
  6. 請求項1または請求項2に記載の携帯通信端末において、
    前記バッテリ収納部にバッテリが配置されている際に、前記ハードディスクドライブ装置が配設された領域に面する前記バッテリの端面を含む平面よりも前記バッテリ側の前記筐体内に配設されたマイクをさらに備えることを特徴とする携帯通信端末。
  7. 請求項1に記載の携帯通信端末において、
    前記筐体に対して着脱可能な記録媒体の装着部をさらに備え、
    前記バッテリ収納部にバッテリが配置されている際に、前記ハードディスクドライブ装置および前記バッテリと前記筐体の厚さ方向に重ならないように前記装着部を平面方向にずらして配設したことを特徴とする携帯通信端末。
  8. 請求項2に記載の携帯通信端末において、
    前記筐体に対して着脱可能な記録媒体の装着部をさらに備え、
    前記仮想平面は、さらに前記装着部と交わることを特徴とする携帯通信端末。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の携帯通信端末において、
    被写体像を撮像する撮像素子をさらに備えることを特徴とする携帯通信端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7609515B2 (en) 2007-09-03 2009-10-27 Panasonic Corporation Information processing apparatus

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