JP2005282805A - 建設機械の作動油タンク - Google Patents

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響 本間
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Abstract

【課題】 作業性の向上、部品点数の削減、構造の簡素化を図った建設機械の作動油タンクを提供することにある。
【解決手段】 フィルター2を収納したリターン室3を内部に備えた建設機械の作動油タンク1において、リターン室3の側壁を側板3aと作動油タンク外壁1bとから構成した。側板3aは、その側部の一部が上下方向に開放した開放部を有する筒体として形成されており、側板3aの開放部の両開放端3a1は、それぞれ、その全長にわたって、側板3aの開放部をタンク外板1bで覆うようにタンク外板1bに溶接されている。作動油タンク外板1bには、リターン室3内に連通する開孔1b1,1b2が形成され、開孔1b1には、パイプ5が挿通され、開孔1b2には、ホース7が接続されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械の作動油タンクに関するものであり、特に作動油タンクのリターン室に関するものである。
従来の建設機械の作動油タンクを図3、4に示す。図3は従来の作動油タンクの平断面図であり、図4は主要部の縦断面図である。図3、4において、符号101は、天板101aと側板101b,101c,101d,101e(以下、「作動油タンク外板」という)と底板(図示せず)からなる作動油タンクであり、作動油タンク101内には、建設機械の油圧機器(図示せず)から戻ってくる作動油を濾過する筒状のリターンフィルタ102が収納されたリターン室103が設けられている。
リターン室103は、略円筒状の側壁103aと、蓋側壁103aの下端開口を閉蓋する底壁103bとから構成されている。リターン室103は、リターン室の側壁103aの上端を作動油タンク101の天板101aに適宜の手段によって結合することによって作動油タンク101に支持されている。
リターン室103の側壁103aの上方には、油圧機器から戻ってくる作動油をリターン室103に受け入れる大径のパイプ105が接続され、リターン室103の側壁103aの中間部下方には、同じく油圧機器から戻ってくる作動油をリターン室103に受け入れる小径のパイプ106が接続されている。大径のパイプ105は、作動油タンク外板101bに形成した開孔101b1を挿通して作動油タンク101の外部に延在し、小径のパイプ106は、作動油タンク外板101bに形成した開孔(図示せず)を挿通して作動油タンク101の外部に延在している。パイプ105,106は、それぞれ、リターン室103の外方から溶接W1によってリターン室103に固着されるとともに、作動油タンク101の外方から溶接W2によって作動油タンク外板101bに固着されている。
パイプ105,106の端部には、それぞれ、油圧機器に接続されたホース107,108が接続されている。リターン室103の底壁103bには、作動油タンク101内に連通するリターンパイプ104が接続されており、リターンフィルタ102で濾過された作動油を作動油タンク101内に戻すようにしてある。
油圧機器から戻される作動油は、ホース107とパイプ105を介してリターン室103に受け入れられ、他の油圧機器から戻される作動油は、ホース108とパイプ106を介してリターン室103に受け入れられ、リターン室103に受け入れられた作動油は、リターンフィルタ102によって濾過されたのち、リターンパイプ104を介して作動油タンク101内に戻される。
図3,4に示す従来の作動油タンクに関連する先行技術文献としては、次の特許文献1、2がある。
特許第2981439号公報 特開2000−309945号公報
図3,4に示す従来の構造の作動油タンクでは、作動油タンクとリターン室が別体に構成されており、油圧機器から戻ってくる作動油をリターン室に受け入れるパイプの取り付けは、リターン室にパイプを溶接してから、パイプを作動油タンク外板に組み付けて溶接しなければならないため、作動油タンクの外板とリターン室の両方において溶接が必要となり、組付け、溶接作業が煩雑となり、その作業に手間がかかるという問題があった。
さらに、従来の作動油タンクでは、油圧機器に接続されたホースをリターン室に接続するために、リターン室には必ずパイプを溶接して作動油の戻る経路としなければならず、部品点数が増え、構造が複雑になるという問題があった。
本発明の課題は、作業性の向上、部品点数の削減、構造の簡素化が図れる建設機械の作動油タンクを提供することにある。
本発明は、前記課題を達成するために、フィルターを収納したリターン室を内部に備えた建設機械の作動油タンクにおいて、リターン室の側壁を構成する部材の一部を作動油タンクの外板から構成したことにある。
本発明によれば、リターン室の側壁を構成する部材の一部を作動油タンクの外板から構成したので、パイプは作動油タンクの外方から作動油タンクの外板に溶接するだけでよく、リターン室とパイプを各々独立して組み付け、溶接作業をすることができ、作動油タンクにリターン室を組み付ける作業が容易になり、作動油タンクの製作性を向上させることができる。
さらに、本発明によれば、リターン室に連通するパイプを設けることなく、リターン室を構成する作動油タンク外板に、油圧機器に接続されたホースを直接つなぐことができるため、部品点数を削減し、作動油タンクの構造を簡素化することができる。
以下、本発明の建設機械の作動油タンクの実施の形態を、図1、2に基づいて説明する。図1は作動油タンクの平断面図であり、図2は、作動油タンクの主要部の縦断面図である。
図1、2において、符号1は、天板1aと側板1b,1c,1d,1e(以下、「作動油タンク外板」という)と底板(図示せず)からなる略矩形の作動油タンクであり、作動油タンク1内には、建設機械の油圧機器(図示せず。以下、単に「油圧機器」という)から戻ってくる作動油を濾過する筒状のリターンフィルタ2が収納されたリターン室3が設けられている。
リターンフィルタ2を収納するリターン室3は、側板3aと作動油タンク外板1bと底壁3bとから構成されている。側板3aは、その側部の一部が上下方向に開放した開放部を有する断面形状略U字状の筒体として形成されている。側板3aの開放部の両開放端3a1は、それぞれ、その全長にわたって、側板3aの側部に形成された開放部をタンク外板1bで覆うようにタンク外板1bに溶接されており、側板3aとタンク外板1bは、リターン室3の側壁を形成している。底壁3bは、リターン室3の側壁の下端に形成された開口を閉蓋するようにリターン室3の側壁下端に溶接されている。
リターン室の側板3aは、その上端が作動油タンク外板1bの上端と面一になるように配置されており、作動油タンク1を組み立てたとき、側板3aと作動油タンク外板1bとによって形成されるリターン室3の側壁の上端に形成される開口が、作動油タンク1の天板1aによって閉蓋されるようになっている。また、リターン室3の底壁3bには、作動油タンク1内に連通し、リターンフィルタ2で濾過された作動油を作動油タンク1内に戻すリターンパイプ4が接続されている。筒状のリターンフィルタ2は、リターンフィルタ2の底部がリターンパイプ4の通路開口を覆うようにリターン室3内に配置されている。
作動油タンク外板1bには、リターン室3に連通する大径の開孔1b1と開孔1b1より小径の開孔1b2がそれぞれ形成されている。本実施の形態では大径の開孔1b1は、リターン室3に収納されたリターンフィルタ2の上端よりやや高い位置に配置され、小径の開孔1b2は、リターンフィルタ2の略中間部より下方の高さの位置に配置されている。
作動油タンク外板1bに形成された大径の開孔1b1には、油圧機器から戻ってくる作動油をリターン室3に受け入れるパイプ5が開孔1b1を挿通してリターン室3内に突出するとともに、作動油タンク1の外部に延在するように取り付けられている。パイプ5は、作動油タンク1の外方からの溶接Wによって作動油タンク外板1bに液密に固着されている。作動油タンク1外部側のパイプ5端部には、油圧機器に接続されたホース6が適宜の接続金具によって接続されている。油圧機器から戻ってくる作動油は、ホース6、パイプ5を通ってリターン室3に受け入れられ、リターンフィルタ2で濾過された後、リターンパイプ4を介して作動油タンク1内に戻される。
作動油タンク外板1bに形成した小径の開孔1b2には、油圧機器に接続されたホース7が接続され、油圧機器から戻ってくる作動油をリターン室3に受け入れるようになっている。ホース7は、その端部に装着された適宜の接続金具7aによって、パイプを介することなく、直接、作動油タンク外板1bに接続されている。油圧機器から戻ってくる作動油は、ホース7を通ってリターン室3に受け入れられ、リターンフィルタ2で濾過された後、リターンパイプ4を介して作動油タンク1内に戻される。
このように構成された作動油タンク1によれば、リターン室3は、リターン室3を構成する部材の一部に相当するリターン室3側壁の一部を作動油タンク外板1bと兼用したので、リターン室3を構成する材料を削減できるとともに、リターン室3は、リターン室3の側板3aを作動油タンク外板1bに溶接することによって、作動油タンク外板1bに支持することができ、従来の作動油タンクのようにリターン室を支持部材によって別途作動油タンクに支持する必要がないので、作動油タンクの部品点数を削減し、構造を簡素化することができる。
また、リターン室3に連通するパイプ5は、作動油タンク1の外板1bに溶接するだけでよく、パイプ5とリターン室3とを、各々独立して作動油タンク外板1bに組み付け、かつ、溶接作業することができるので、従来の作動油タンクの組み立てのように作業の手間がかからず、作動油タンクの製作性を向上することができる。
さらに、油圧機器に接続されたホース6,7とリターン室3の接続は、ホース7のようにリターン室3を構成する作動油タンク外板1bに直接接続することが可能であり、リターン室3とホース6,7を必ずしもパイプを介して接続する必要がないので、部品点数を削減し、構造を簡素化することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、前述した実施の形態に限定されず種々の設計変更が可能であり、それらはいずれも本発明に含まれる。
例えば、油圧タンクの形状は矩形に限らず、円筒状等適宜の形状に構成してもよい。また、リターン室の側板の断面形状は、実施の形態のような略U字状に限らず、作動油タンク外板とともにリターン室側壁を構成することができるものであれば適宜の形状のものを採用できる。
さらに、油圧機器から作動油を戻すホースは、前述した実施の形態のように2本に限らず、1本でもよいし、3本以上であってもよい。また、各ホースは、直接リターン室に接続してもよいし、あるいは、パイプを介して接続するようにしてもよいが、作動油タンク外板に形成されたリターン室に連通する開孔が大径の場合は、パイプを介して接続するのが好ましい。
本発明の作動油タンクの平断面図。 本発明の作動油タンクの主要部の縦断面図。 従来技術の作動油タンクの平断面図。 従来技術の作動油タンクの主要部の縦断面図。
符号の説明
1 作動油タンク
1a 作動油タンク天板
1b 作動油タンク側板(外板)
2 リターンフィルタ
3 リターン室
3a リターン室側板
3b リターン室底壁
4 パイプ
5 パイプ
6 ホース

Claims (1)

  1. リターンフィルタを収納したリターン室を内部に備えた建設機械の作動油タンクにおいて、リターン室の側壁を構成する部材の一部が作動油タンクの外板であることを特徴とする建設機械の作動油タンク。
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