JP2005282141A - 断熱材を介した部材同士の結合構造 - Google Patents

断熱材を介した部材同士の結合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】部材同士を断熱材を介してしっかりと結合でき、しかも、それを容易に行うことができる、断熱材を介した部材同士の結合構造を提供する。
【解決手段】例えば、外壁パネル1において、パネルフレーム3と縦胴縁2との間に発泡樹脂系又は繊維系の断熱材4が介設され、縦胴縁2に間隔保持用のビス8,8がねじ込まれ、該ビス8,8の先端部がパネルフレーム3に当接することで、パネルフレーム3と縦胴縁2との間に所定の間隔が保持され、縦胴縁2に設けられたネジ通孔10に結合用のビス7が通され、該ビス7の先端側がパネルフレーム3にねじ込まれてパネルフレーム3と縦胴縁2とが結合されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、断熱材を介した部材同士の結合構造に関する。
例えば建物において、図4に示すように、窯業系などの外壁面材51とパネルフレームなどの下地52との間に、発泡樹脂系又は繊維系の断熱材54を介設し、外壁面材51を、ビス53で断熱材54を介して下地52に締結して取り付ける場合に、外壁面材51をそのままビス53で下地52に結合したのでは、断熱材54の柔軟性によってしっかりとした結合状態を得るのが困難であることから、図4(ロ)に示すような間隔保持用の軸孔付きスペーサー55を用い、図4(イ)に示すように、該スペーサー55を挟み込み、スペーサー55を貫通するようにしてビス53を打つことで、外壁面材51と下地52とを結合することとしている。
しかしながら、上記のような構造では、専用のスペーサー55を用意しなければならず、また、断熱材54にスペーサー設置用の立体的な孔56を明け、そこにスペーサー55を設置しなければならず、外壁面材51の取付けが厄介なものになるという問題があった。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、部材同士を断熱材を介してしっかりと結合することができ、しかも、それを容易に行うことができる、断熱材を介した部材同士の結合構造を提供することを課題とする。
上記の課題は、一方の部材ともう一方の部材との間に発泡樹脂系又は繊維系の断熱材が介設され、両部材が断熱材を介して結合された部材同士の結合構造であって、
一方の部材に間隔保持用のビスがねじ込まれ、該ビスの先端部がもう一方の部材に当接することで、断熱材の介設された部材間の間隔が保持されていることを特徴とする、断熱材を介した部材同士の結合構造によって解決される。
この構造では、部材間の間隔が間隔保持用ビスによって保持されているので、部材同士を断熱材を介してしっかりと結合することができる。しかも、この間隔保持をビスで行う構成としているので、専用のスペーサーや、断熱材への孔明け、孔へのスペーサーの設置等を行う必要がなく、ビスを打つだけでしっかりとした間隔保持状態を形成することができ、部材同士の結合を容易に行うことができる。
上記の構造において、両部材が、一方の部材に設けられたネジ通孔に結合用のビスが通され、該ビスの先端側がもう一方の部材にねじ込まれて結合され、
該結合用ビスと前記間隔保持用ビスは、互いに隣り合い、ビス頭部を同じ側に位置させて平行に備えられているとなおよい。この場合は、部材同士の結合も、部材間の間隔保持も同種のビスで行うことができるし、しかも、同じ側からのアクセスでそれぞれのビスを打っていくことができ、作業を能率良く行っていくことができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、部材同士を断熱材を介してしっかりと結合することができ、しかも、それを容易に行うことができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図3に示す実施形態の結合構造は、外壁パネル1において、鋼製縦胴縁2と鋼製パネルフレーム3との結合に適用した場合のもので、胴縁2とパネルフレーム3との間に発泡樹脂系又は繊維系の断熱材4が介設されている。なお、5は外壁面材、6は面材取付け金物である。
そして、図1(イ)に示すように、縦胴縁2には、結合用のビス7を通すビス通し孔10が設けられると共に、該ビス通し孔10の両サイドに、間隔保持用のビス8,8をねじ込む下孔11,11が設けられ、また、パネルフレーム3の側には、前記ネジ通し孔10と同軸状態に、結合用ビス7の先端側をねじ込む下孔12が設けられている。
縦胴縁2とパネルフレーム3の結合は、まず、図1(イ)(ロ)に示すように、縦胴縁2の側から間隔保持用のビス8,8を縦胴縁2の下孔11,11にねじ込んでいき、断熱材4を貫通し、その先端部をパネルフレーム3に当接させる。これにより、縦胴縁2とパネルフレーム3とが所定の間隔に保持される。
しかる後、図1(ロ)(ハ)に示すように、同じ胴縁2の側から、結合用ビス7を縦胴縁2のビス通し孔10に通し、断熱材4を貫通させ、パネルフレーム3側の下孔12にねじ込み、縦胴縁2とパネルフレーム3とを締結状態に結合する。この締結過程で、間隔保持用のビス8,8が、縦胴縁2とパネルフレーム3との間で突っ張り、縦胴縁2とパネルフレーム3とはしっかりと結合される。
なお、こうして、縦胴縁2の取付けを終えたのち、外壁面材5を、面材取付け金物6、支持金物9等で取り付ければ、外壁パネル1に製作される。
上記の構造では、縦胴縁2とパネルフレーム3との間の間隔が間隔保持用ビス8,8で保持されているので、縦胴縁2とパネルフレーム3とを、例えば上記のような結合用ビス7で、断熱材4を介してしっかりと結合することができる。しかも、縦胴縁2とパネルフレーム3との間隔保持をビス8,8で行う構成としているので、従来のような専用スペーサーや、断熱材への孔明け、孔へのスペーサーの設置等を行う必要がなく、ビス8,8を打つだけでしっかりとした間隔保持状態を形成することができ、縦胴縁2とパネルフレーム3との結合を容易に行うことができる。
また、上記の実施形態では、縦胴縁2とパネルフレーム3との結合も、縦胴縁2とパネルフレーム3との間の間隔保持も、いずれも同種のビス7,8,8で行う構成しており、しかも、同じ側からのアクセスでビス7,8,8の取付けを行うようにしているので、断熱材4を介した縦胴縁2とパネルフレーム3との結合作業を能率良く行っていくことができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、縦胴縁2とパネルフレーム3との結合をビス7で行った場合を示しているが、結合はビス以外の手段で行われてもよい。
また、上記の実施形態では、断熱材4を介した縦胴縁2とパネルフレーム3との結合に適用した場合を示しているが、本発明の結合構造は、外壁面材とパネルフレームとの結合に用いることもできるし、また、建物の外壁関係に限らず、建築分野をはじめとする各種産業分野において広く用いることができるものであることはいうまでもない。
図(イ)〜図(ハ)は、実施形態の結合構造の形成方法を順次に示すもので、図2(イ)のI−I線断面図である。 図(イ)は外壁パネルの平面断面図、図(ロ)は同分解平面断面図である。 同外壁パネルの分解斜視図である。 従来例を示すもので、図(イ)は結合構造の断面平面図、図(ロ)はスペーサーの斜視図である。
符号の説明
2…縦胴縁(一方の部材)
3…パネルフレーム(もう一方の)
4…断熱材
7…結合用ビス
8…間隔保持用ビス
10…ビス通孔

Claims (2)

  1. 一方の部材ともう一方の部材との間に発泡樹脂系又は繊維系の断熱材が介設され、両部材が断熱材を介して結合された部材同士の結合構造であって、
    一方の部材に間隔保持用のビスがねじ込まれ、該ビスの先端部がもう一方の部材に当接することで、断熱材の介設された部材間の間隔が保持されていることを特徴とする、断熱材を介した部材同士の結合構造。
  2. 前記両部材が、一方の部材に設けられたネジ通孔に結合用のビスが通され、該ビスの先端側がもう一方の部材にねじ込まれて結合され、
    該結合用ビスと前記間隔保持用ビスは、互いに隣り合い、ビス頭部を同じ側に位置させて平行に備えられている請求項1に記載の、断熱材を介した部材同士の結合構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108425436A (zh) * 2018-05-15 2018-08-21 保定微展科技股份有限公司 一种装配式保温板及其制作方法和安装方法

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