JP2015074947A - 留付金具及び外装材の施工方法 - Google Patents

留付金具及び外装材の施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015074947A
JP2015074947A JP2013213272A JP2013213272A JP2015074947A JP 2015074947 A JP2015074947 A JP 2015074947A JP 2013213272 A JP2013213272 A JP 2013213272A JP 2013213272 A JP2013213272 A JP 2013213272A JP 2015074947 A JP2015074947 A JP 2015074947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
exterior material
wall surface
clasp
edge support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013213272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6227367B2 (ja
Inventor
克俊 櫻井
Katsutoshi Sakurai
克俊 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiha Corp
Original Assignee
Nichiha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichiha Corp filed Critical Nichiha Corp
Priority to JP2013213272A priority Critical patent/JP6227367B2/ja
Publication of JP2015074947A publication Critical patent/JP2015074947A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6227367B2 publication Critical patent/JP6227367B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】安価に製造可能であり、優れた施工性を発揮可能な留付金具と、施工単価が安く、優れた施工性を発揮可能な外装材の施工方法を提供する。【解決手段】留付金具1は、板材が屈曲されて長手方向Dに延びて、躯体の壁面に固定される基板部1aと、基板部の幅方向一端側で壁面から設定長さ離間するように延びる第1側壁部1bと、基板部の幅方向他端側で壁面から設定長さ離間するように延びる第2側壁部1cと、第1側壁部の先端側で第2側壁部に近づくように延びる第1当接部1dと、第2側壁部の先端側で第1側壁部に近づくように延びる第2当接部1eと、第2当接部の先端側で第1側壁部に近づくように設けられ、外装材の下縁を支持可能な下縁支持部1fと、第2当接部の先端側で第1側壁部から離れるように設けられ、外装材の上縁を支持可能な上縁支持部1gとを有する。上縁支持部と下縁支持部とは、長手方向交互に設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、留付金具と、外装材の施工方法とに関する。
特許文献1に従来の留付金具及び外装材の施工方法が開示されている。この留付金具は、長手方向に延び、躯体の壁面に固定された縦方向に延びる単一の胴縁に固定される上下一対の基板部を有している。両基板部には複数の釘穴やビス穴が設けられている。また、両基板部の間には、壁面から離れる方向に支承部が設けられている。支承部には、上方へ屈曲した下縁支持部と、下方へ屈曲した上縁支持部とが設けられている。
この留付金具を用いて外装材を壁面に固定する場合、まず、躯体の壁面に縦方向に延びる複数の胴縁を固定する。次いで、各胴縁に留付金具を水平に固定する。この後、各留付金具に外装材を固定する。この際、外装材は、下縁が下縁支持部によって支持され、上縁が上縁支持部によって支持される。こうして、壁面に外装材が施工される。
また、特許文献2に他の留付金具が開示されている。この留付金具は、1枚のベース板と2個の側端金具と1個の留金具とからなる。
ベース板は、長手方向に延び、躯体の壁面に固定された縦方向に延びる複数の胴縁に固定される。
各側端金具は板材が屈曲されている。この側端金具は、長手方向に延び、各胴縁の位置においてベース板に固定される基板部と、壁面から離れるように基板部に設けられた板部と、板部の先端側で上方に屈曲された下縁支持部と、板部の先端側で下方に屈曲された上縁支持部とを有している。側端金具では、上縁支持部と下縁支持部とが長手方向で交互に設けられている。
留金具も板材が屈曲されている。この留金具も、長手方向に延び、各胴縁間の位置においてベース板に固定される基板部と、壁面から離れるように基板部に設けられた板部と、板部の先端側で上方に屈曲された下縁支持部と、板部の先端側で下方に屈曲された上縁支持部とを有している。留金具では、両端に上縁支持部が設けられ、中央に2個の下縁支持部が設けられている。
この留付金具を用いて外装材を壁面に固定する場合、まず、ベース板を水平にし、複数の胴縁に固定する。そして、ベース板上に2個の側端金具と1個の留金具とを固定する。この後、側端金具と留金具とに外装材を固定する。この際、外装材は、下縁が側端金具及び留金具の下縁支持部によって支持され、上縁が側端金具及び留金具の上縁支持部によって支持される。こうして、壁面に外装材が施工される。
特許第3405331号公報 特許第4516534号公報
しかし、特許文献1の留付金具は、押型成形又は板材の折り曲げ加工によって製造される。この点、押型成形によって特許文献1の留付金具を製造すると、その留付金具は製造コストが高くなってしまう。他方、板材を折り曲げ加工して特許文献1の留付金具を製造すると、その留付金具は、板材が屈曲されてなる1部品であるから、比較的安価に製造することが可能である。
しかしながら、特許文献1の留付金具は、支承部が上側に位置する上側支承部と、下側に位置する下側支承部とからなり、上側支承部と下側支承部とが厚さ方向で接触するように折り曲げ加工されている。このため、上側支承部と下側支承部とが弾性変形によって互いに離れやすく、形状を確保し難い。上側支承部と下側支承部とが確実に接触しているように加工しようとすれば、接着剤を両者間に設ける等、他の手段が必要になり、その分製造コストが高騰化してしまう。
一方、特許文献2の留付金具は、1枚のベース板と2個の側端金具と1個の留金具とからなるため、製造コストが高いとともに、施工に手間がかかる。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、安価に製造可能であるとともに、優れた施工性を発揮可能な留付金具を提供することを解決すべき課題としている。また、本発明は、施工単価が安く、優れた施工性を発揮可能な外装材の施工方法を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の留付金具は、板材が屈曲されてなり、
長手方向に延び、躯体の壁面に固定される基板部と、前記基板部の幅方向一端側で前記壁面から設定長さ離間するように延びる第1側壁部と、前記基板部の幅方向他端側で前記壁面から前記設定長さ離間するように延びる第2側壁部と、前記第1側壁部の先端側で前記第2側壁部に近づくように延びる第1当接部と、前記第2側壁部の先端側で前記第1側壁部に近づくように延びる第2当接部と、前記第2当接部の先端側で前記第1側壁部に近づくように設けられ、外装材の下縁を支持可能な下縁支持部と、前記第2当接部の先端側で前記第1側壁部から離れるように設けられ、前記外装材の上縁を支持可能な上縁支持部とを有し、
前記上縁支持部と前記下縁支持部とは、前記長手方向で交互に設けられていることを特徴とする。
本発明の留付金具では、板材が屈曲されてなる1部品であるから、製造コストが安いとともに、施工に手間もかからない。
また、この留付金具は、基板部、第1側壁部、第2側壁部、第1当接部、第2当接部、下縁支持部及び上縁支持部が厚さ方向で互いに接触していない。このため、この留付金具は、余分な加工手段を施さなくても、形状を確保し易い。
したがって、本発明の留付金具は、安価に製造可能であり、優れた施工性を発揮することが可能である。
この留付金具の基板部は、壁面に固定された縦方向に延びる複数の胴縁に固定され得る。この場合、第1、2側壁部が壁面から離間する設定長さが短くても、既存の壁面と外装材との間に胴縁により通気空間が十分に確保され、隣り合う胴縁間の隙間によって通気空間の換気を行うことが可能である。なお、この通気空間が存在すれば、雨漏り等を抑制できるとともに、室内の断熱性が向上する。また、通気空間の換気が行われれば、通気空間内で結露が生じることを抑制できるとともに、遮熱性が向上する。
また、この留付金具の基板部は、壁面に直接固定され得る。この場合、第1、2側壁部が壁面から離間する設定長さが短ければ、既存の壁面と外装材との間に通気空間が確保され難い。このため、この場合には、設定長さを長くし、第1側壁部及び第2側壁部に通気孔を設けることが好ましい。これにより、通気空間が十分に確保されるとともに、通気孔により通気空間の換気を行うことができる。
本発明の外装材の施工方法は、躯体の壁面に留付金具を水平に固定する第1工程と、
前記各留付金具に外装材を固定する第2工程とを備え、
前記各留付金具は、板材が屈曲されてなり、
前記各留付金具は、長手方向に延びる基板部と、前記基板部の幅方向一端側で前記壁面から設定長さ離間するように延びる第1側壁部と、前記基板部の幅方向他端側で前記壁面から前記設定長さ離間するように延びる第2側壁部と、前記第1側壁部の先端側で前記第2側壁部に近づくように延びる第1当接部と、前記第2側壁部の先端側で前記第1側壁部に近づくように延びる第2当接部と、前記第2当接部の先端側で前記第1側壁部に近づくように設けられ、前記外装材の下縁を支持可能な下縁支持部と、前記第2当接部の先端側で前記第1側壁部から離れるように設けられ、前記外装材の上縁を支持可能な上縁支持部とを有し、
前記上縁支持部と前記下縁支持部とは、前記長手方向で交互に設けられていることを特徴とする。
本発明の外装材の施工方法では、第1工程において、躯体の壁面に留付金具を水平に固定する。第2工程において、留付金具に外装材を固定する。ここで、留付金具は、上記の作用効果を奏する。
したがって、本発明の施工方法によれば、施工単価が安く、優れた施工性を発揮することが可能である。
この外装材の施工方法において、第1工程では、壁面に縦方向に延びる複数の胴縁を固定した後、各胴縁に留付金具を固定し得る。また、この外装材の施工方法において、第1工程では、壁面に留付金具を直接固定し得る。
本発明の留付金具は、安価に製造可能であるとともに、優れた施工性を発揮することが可能である。また、本発明の外装材の施工方法では、施工単価が安く、優れた施工性を発揮することが可能である。
実施例1の留付金具の斜視図である。 実施例1に係り、壁面に固定された複数の胴縁に留付金具を固定した状態を示す斜視図である。 実施例1に係り、壁面に固定した胴縁、留付金具及び外装材の要部拡大斜視図である。 実施例1に係り、壁面に固定した胴縁、留付金具及び外装材の要部断面図である。 実施例2の留付金具の斜視図である。 実施例2に係り、壁面に留付金具を固定した状態を示す斜視図である。 実施例2に係り、壁面に固定した留付金具及び外装材の要部拡大斜視図である。 実施例2に係り、壁面に固定した留付金具及び外装材の要部断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
図1に示すように、実施例1の留付金具1は、厚さ1.0mm、幅80mm、長さ3020mmの帯状をなす金属製の板材が屈曲されて形成されている。この板材は、溶融亜鉛を母材とし、この母材にアルミニウム及びマグネシウム合金からなるめっきを施したものである。この留付金具1はリフォームに用いられる。
この留付金具1は長手方向Dに延びている。この留付金具1は、幅45mmの帯状の基板部1aと、半径2mmの半円形状の第1、2側壁部1b、1cと、幅5mmの帯状の第1当接部1dと、幅10mmの第2当接部1eと、幅10mmの下縁支持部1fと、幅10mmの上縁支持部1gとからなる。
基板部1aには、図3に示すように、ビス3を挿通するための複数の貫通孔1hが設けられている。
図1に示すように、第1側壁部1bは、基板部1aの幅方向の一端側で半円形状に曲がっている。第2側壁部1cは、基板部1aの幅方向の他端側で半円形状に曲がっている。
第1当接部1dは、第1側壁部1bの先端から基板部1aと平行になるように延びている。第2当接部1eは、第2側壁部1cの先端から基板部1aと平行になるように延びている。第1、2当接部1d、1eは互いに平行に延びている。
下縁支持部1fは、第2当接部1eの先端において基板部1aから離れるように直角に屈曲した後、第1側壁部1bに近づくように上方に屈曲するように設けられている。一方、上縁支持部1gは、第2当接部1eの先端において基板部1aから離れるように直角に屈曲した後、第1側壁部1bから離れるように下方に屈曲するように設けられている。下縁支持部1fと上縁支持部1gとは、それぞれ45mmの長さを有し、長手方向Dで交互に設けられている。なお、下縁支持部1f及び上縁支持部1gの先端は面取りされている。また、下縁支持部1fと上縁支持部1gとの間には、5mmの隙間が設けられている。
この留付金具1を用い、以下のように外装材7の施工をする。この際、外装材7として、窯業製品を用いる。
図2及び図3に示すように、まず、第1工程として、躯体5の壁面5aに縦方向に延びる複数本の公知の金属胴縁9を複数のアンカーボルト11等によって固定する。この際、金属胴縁9は縦方向に垂直になるようにする。ここで、躯体5は、鉄筋コンクリート製の壁である。なお、躯体5には、モルタル及び断熱材が設けられている。また、躯体5に金属胴縁9を固定する場合、公知のベースディスク等を用いることも行われ得る。
次いで、図3及び図4に示すように、留付金具1の複数個の貫通孔1hにビス3を挿通し、ビス3を金属胴縁9にねじ込むことにより、金属胴縁9に留付金具1を固定する。この際、留付金具1は、図2に示すように、隣り合う複数の金属胴縁9上に長手方向Dが水平になるように固定する。
この後、図3及び図4に示すように、第2工程として、留付金具1の上縁支持部1gに外装材7の上縁を固定し、下縁支持部1fに外装材7の下縁を固定する。こうして、外装材7の施工方法が完了する。
この留付金具1は、板材が屈曲されてなる1部品であるから、製造コストが安い。このため、この施工方法では、施工に手間もかからず、施工単価も安い。
また、この留付金具1は、基板部1a、第1側壁部1b、第2側壁部1c、第1当接部1d、第2当接部1e、下縁支持部1f及び上縁支持部1gが厚さ方向で互いに接触していない。このため、この留付金具1は、余分な加工手段を施さなくても、形状を確保し易い。
また、この留付金具1の基板部1aは、壁面5aに固定された縦方向に延びる複数の金属胴縁9に固定されている。この場合、第1、2側壁部1b、1cが壁面5aから離間する設定長さが半径2mmの半円形状と短くても、既存の壁面5aと外装材7との間には金属胴縁9により通気空間が十分に確保される。このため、隣り合う金属胴縁9間の隙間によって通気空間の換気を行うことが可能である。こうして、通気空間の存在により、雨漏り等を抑制できるとともに、室内の断熱性が向上する。また、通気空間の換気が可能であることから、通気空間内で結露が生じることを抑制できるとともに、遮熱性が向上する。
また、この施工方法では、留付金具1が複数の金属胴縁9に跨って長手方向Dに延びている。これにより、留付金具1は、外装材7を上縁支持部1gや下縁支持部1fで支持する面積が大きくなっている。このため、外装材7と留付金具1との摩擦力が大きくなることから、この留付金具1は、強い風圧や振動等によって生じる外装材7の横ズレを防止することができる。また、この施工方法では、長期間の使用によって発生する外装材7の反りも抑制することができる。
つまり、この留付金具1は、高さ13mを超える位置に施工されたとしても、外装材7の表面からビスを打ち込むことなく、耐風圧性能や耐振動性能を発揮する。このため、この施工方法では、優れた外観も呈することができる。
したがって、この施工方法によれば、施工単価が安く、優れた施工性を発揮することが可能であり、換気を行うことが可能であり、さらに外装材7の横ズレや反りの発生を生じ難くすることも可能である。
(実施例2)
図5に示すように、実施例2の留付金具2は、厚さ1.0mm、幅100mm、長さ3020mmの帯状をなす金属製の板材が屈曲されて形成されている。この留付金具2は新築用に用いられる。
この留付金具2は、幅45mmの帯状の基板部2aと、幅15mmの帯状の第1、2側壁部2b、2cと、幅5mmの帯状の第1当接部2dと、幅10mmの第2当接部2eと、幅10mmの下縁支持部2fと、幅10mmの上縁支持部2gとからなる。
基板部2aには、図7に示すように、ビス3を挿通するための複数の貫通孔2hが設けられている。
図5に示すように、第1側壁部2bは、基板部2aの幅方向の一端側で直角に屈曲されている。第2側壁部2cは、基板部2aの幅方向の他端側で直角に屈曲されている。第1、2側壁部2b、2cは互いに平行に延びている。第1、2側壁部2b、2cには、複数の通気孔2iが各々設けられている。なお、図5では、第1側壁部2bの通気孔2iのみを示す。
第1当接部2dは、第1側壁部2bの先端から第2側壁部2cに向かって基板部2aと平行になるように直角に屈曲されている。第2当接部2eは、第2側壁部2cの先端から第1側壁部2bに向かって基板部2aと平行になるように直角に屈曲されている。第1、2当接部2d、2eは互いに平行に延びている。
下縁支持部2fは、第2当接部2eの先端から基板部2aから離れるように直角に屈曲した後、第1側壁部2bに近づくように上方に屈曲するように設けられている。一方、上縁支持部2gは、第2当接部2eの先端から基板部2aから離れるように直角に屈曲した後、第1側壁部2bから離れるように下方に屈曲するように設けられている。他の構成は実施例1と同様である。
この留付金具2を用い、以下のように外装材7の施工をする。
図6及び図7に示すように、まず、第1工程として、留付金具2の複数個の貫通孔2hにビス3を挿通し、ビス3を躯体5の壁面5aにねじ込むことにより、躯体5の壁面5aに留付金具2を固定する。この際、留付金具2は、上下の留付金具2と長手方向Dで水平になるように固定する。
この後、第2工程として、留付金具2の上縁支持部2gに外装材7の上縁を固定し、下縁支持部2fに外装材7の下縁を固定する。こうして、外装材7の施工方法が完了する。
この留付金具2の基板部2aは、壁面5aに直接固定される。この場合、第1、2側壁部2b、2cの幅が15mmあり、壁面5aから離間する設定長さを長くし、第1、2側壁部2b、2cに通気孔2iが設けられている。これにより、通気空間が十分に確保されるとともに、通気孔2iにより通気空間の換気を行うことができる。他の作用効果は実施例1と同様である。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、上記実施例1、2では、下縁支持部1f、2fや上縁支持部1g、2gが基板部1a、2aから離れる方向に延びた後、上方や下方に屈曲する断面L字状の形状をしているが、本発明の下縁支持部や上縁支持部はこの形状に限定されるものではない。下縁支持部や上縁支持部は、例えば、第2当接部1e、2eの先端から基板部1a、2aに対して傾斜しながら上方又は下方に屈曲していてもよく、第2当接部1e、2eの先端から湾曲しながら上方又は下方に屈曲していてもよい。
また、上記実施例1、2では、躯体5は鉄筋コンクリート製の壁を用いたが、本発明で用いられる躯体はこれに限定されるものではない。例えば、S造、木造、ALC等の壁に採用することもできる。
また、上記実施例1、2では、金属胴縁9を用いたが、本発明で用いられる胴縁はこれに限定されるものではない。例えば、木製の胴縁等を採用することができる。
本発明は、新築やリフォームの際に利用可能である。
1、2…留付金具
1a、2a…基板部
1b、2b…第1側壁部
1c、2c…第2側壁部
1d、2d…第1当接部
1e、2e…第2当接部
1f、2f…下縁支持部
1g、2g…上縁支持部
2i…通気孔
5…躯体
5a…壁面
7…外装材
9…金属胴縁

Claims (7)

  1. 板材が屈曲されてなり、
    長手方向に延び、躯体の壁面に固定される基板部と、前記基板部の幅方向一端側で前記壁面から設定長さ離間するように延びる第1側壁部と、前記基板部の幅方向他端側で前記壁面から前記設定長さ離間するように延びる第2側壁部と、前記第1側壁部の先端側で前記第2側壁部に近づくように延びる第1当接部と、前記第2側壁部の先端側で前記第1側壁部に近づくように延びる第2当接部と、前記第2当接部の先端側で前記第1側壁部に近づくように設けられ、外装材の下縁を支持可能な下縁支持部と、前記第2当接部の先端側で前記第1側壁部から離れるように設けられ、前記外装材の上縁を支持可能な上縁支持部とを有し、
    前記上縁支持部と前記下縁支持部とは、前記長手方向で交互に設けられていることを特徴とする留付金具。
  2. 前記基板部は、前記壁面に固定された縦方向に延びる複数の胴縁に固定される請求項1記載の留付金具。
  3. 前記基板部は、前記壁面に直接固定される請求項1記載の留付金具。
  4. 前記第1側壁部及び前記第2側壁部には通気孔が設けられている請求項3記載の留付金具。
  5. 躯体の壁面に留付金具を水平に固定する第1工程と、
    前記各留付金具に外装材を固定する第2工程とを備え、
    前記各留付金具は、板材が屈曲されてなり、
    前記各留付金具は、長手方向に延びる基板部と、前記基板部の幅方向一端側で前記壁面から設定長さ離間するように延びる第1側壁部と、前記基板部の幅方向他端側で前記壁面から前記設定長さ離間するように延びる第2側壁部と、前記第1側壁部の先端側で前記第2側壁部に近づくように延びる第1当接部と、前記第2側壁部の先端側で前記第1側壁部に近づくように延びる第2当接部と、前記第2当接部の先端側で前記第1側壁部に近づくように設けられ、前記外装材の下縁を支持可能な下縁支持部と、前記第2当接部の先端側で前記第1側壁部から離れるように設けられ、前記外装材の上縁を支持可能な上縁支持部とを有し、
    前記上縁支持部と前記下縁支持部とは、前記長手方向で交互に設けられていることを特徴とする外装材の施工方法。
  6. 前記第1工程では、前記壁面に縦方向に延びる複数の胴縁を固定した後、前記各胴縁に前記留付金具を固定する請求項5記載の外装材の施工方法。
  7. 前記第1工程では、前記壁面に前記留付金具を直接固定する請求項5記載の外装材の施工方法。
JP2013213272A 2013-10-11 2013-10-11 留付金具及び外装材の施工方法 Active JP6227367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013213272A JP6227367B2 (ja) 2013-10-11 2013-10-11 留付金具及び外装材の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013213272A JP6227367B2 (ja) 2013-10-11 2013-10-11 留付金具及び外装材の施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015074947A true JP2015074947A (ja) 2015-04-20
JP6227367B2 JP6227367B2 (ja) 2017-11-08

Family

ID=53000032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013213272A Active JP6227367B2 (ja) 2013-10-11 2013-10-11 留付金具及び外装材の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6227367B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019065238A1 (ja) 2017-09-29 2019-04-04 ニチハ株式会社 取付具及び建物の壁構造
CN110392760A (zh) * 2017-06-30 2019-10-29 日吉华株式会社 安装配件以及建筑物的壁结构
WO2021065906A1 (en) 2019-09-30 2021-04-08 Nichiha Corporation Securing member and wall structure
USD979383S1 (en) 2020-07-22 2023-02-28 Nichiha Corporation Wall board attachment lug
USD979384S1 (en) 2020-07-22 2023-02-28 Nichiha Corporation Wall board attachment lug

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236540U (ja) * 1988-08-30 1990-03-09
JPH0490624U (ja) * 1990-12-19 1992-08-07
JPH0988326A (ja) * 1995-09-21 1997-03-31 Nichiha Corp 外装材の土台部取付構造
JPH10110515A (ja) * 1996-10-07 1998-04-28 Harima Ceramic Co Ltd サイディング材の取付金具及び取付構造並びに施工方法
JPH1181615A (ja) * 1997-07-08 1999-03-26 Toto Ltd 建材の取付具及び建材施工体
JPH11303356A (ja) * 1998-04-23 1999-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 外壁材支持材
JP2000087529A (ja) * 1998-09-10 2000-03-28 Daiken Trade & Ind Co Ltd 外装材の取付け金具
JP2000087532A (ja) * 1998-09-11 2000-03-28 Nichiha Corp 接合金具および建築板の接合構造
JP2004278224A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Herikkusu:Kk 壁面施工アセンブリ,化粧板,化粧板固定部材,目地部材および壁面施工方法
JP2004339885A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Asahi Glass Co Ltd 外装板支持部材
JP2005220577A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Sekisui House Ltd 外壁固定具
JP2005232710A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Nichiha Corp 留め付け金具
JP2006097435A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Daiwa House Ind Co Ltd 外壁部材支持金物及び外壁部材立設方法

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236540U (ja) * 1988-08-30 1990-03-09
JPH0490624U (ja) * 1990-12-19 1992-08-07
JPH0988326A (ja) * 1995-09-21 1997-03-31 Nichiha Corp 外装材の土台部取付構造
JPH10110515A (ja) * 1996-10-07 1998-04-28 Harima Ceramic Co Ltd サイディング材の取付金具及び取付構造並びに施工方法
JPH1181615A (ja) * 1997-07-08 1999-03-26 Toto Ltd 建材の取付具及び建材施工体
JPH11303356A (ja) * 1998-04-23 1999-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 外壁材支持材
JP2000087529A (ja) * 1998-09-10 2000-03-28 Daiken Trade & Ind Co Ltd 外装材の取付け金具
JP2000087532A (ja) * 1998-09-11 2000-03-28 Nichiha Corp 接合金具および建築板の接合構造
JP2004278224A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Herikkusu:Kk 壁面施工アセンブリ,化粧板,化粧板固定部材,目地部材および壁面施工方法
JP2004339885A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Asahi Glass Co Ltd 外装板支持部材
JP2005220577A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Sekisui House Ltd 外壁固定具
JP2005232710A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Nichiha Corp 留め付け金具
JP2006097435A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Daiwa House Ind Co Ltd 外壁部材支持金物及び外壁部材立設方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10907361B2 (en) 2017-06-30 2021-02-02 Nichiha Corporation Fixture and wall structure for buildings
CN110392760A (zh) * 2017-06-30 2019-10-29 日吉华株式会社 安装配件以及建筑物的壁结构
AU2018294743B2 (en) * 2017-06-30 2022-02-24 Nichiha Corporation Fixture and wall structure for buildings
EP3578732A4 (en) * 2017-06-30 2020-12-16 Nichiha Corporation FIXING DEVICE AND WALL STRUCTURE FOR BUILDINGS
EP3690163A4 (en) * 2017-09-29 2021-06-23 Nichiha Corporation FASTENING AND BUILDING WALL STRUCTURE
WO2019065238A1 (ja) 2017-09-29 2019-04-04 ニチハ株式会社 取付具及び建物の壁構造
RU2763940C2 (ru) * 2017-09-29 2022-01-11 Нитиха Корпорейшн Установочный элемент и конструкция стены здания
CN111032978A (zh) * 2017-09-29 2020-04-17 日吉华株式会社 安装件及建筑物的壁结构
US11428013B2 (en) 2017-09-29 2022-08-30 Nichiha Corporation Mounting member and building wall structure
WO2021065906A1 (en) 2019-09-30 2021-04-08 Nichiha Corporation Securing member and wall structure
US11879254B2 (en) 2019-09-30 2024-01-23 Nichiha Corporation Securing member and wall structure
USD979383S1 (en) 2020-07-22 2023-02-28 Nichiha Corporation Wall board attachment lug
USD979384S1 (en) 2020-07-22 2023-02-28 Nichiha Corporation Wall board attachment lug

Also Published As

Publication number Publication date
JP6227367B2 (ja) 2017-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6227367B2 (ja) 留付金具及び外装材の施工方法
US7918065B2 (en) Fastening member and external wall construction structure using the same
JP2017538880A5 (ja)
US9617738B2 (en) Auxiliary securing support and method of installing the same
US10273681B2 (en) Support for fastening facade elements
RU2593280C1 (ru) Кронштейн навесной фасадной системы
RU2019124701A (ru) Консоль для крепления фасадных элементов
JP6185811B2 (ja) 外装材施工用下地材及び外装材の施工方法
KR20100011867U (ko) 천장의 경량틀 조립체
JP5038867B2 (ja) 戸体
JP2005179987A (ja) 外壁リフォーム構造
JP6457174B2 (ja) 壁材留具
JP6598212B2 (ja) パネル用ジョイント材、間仕切り構造および間仕切り施工方法
JP4552195B2 (ja) ガラス間仕切装置のコーナージョイント部材及びコーナージョイント構造
KR20160138876A (ko) 단열재모듈 및 이를 이용한 단열벽구조 및 이를 이용한 단열벽 시공방법
JP5919217B2 (ja) 金具付きタイルを用いた壁構造およびその構築方法
JP2006257850A (ja) 断熱材固定金物
JP2010150827A (ja) 戸袋パネル
JP2009287328A (ja) ガラリ
JP2001182280A (ja) 通気工法用取付金物
RU164366U1 (ru) Узел крепления наличника к фасаду
JP6047034B2 (ja) 野縁及びそれを用いた天井構造
RU160979U1 (ru) Узел соединения углов внутренних фасадных
JP2017000256A (ja) 引出箱および引出箱を備えたキャビネット
RU56917U1 (ru) Устройство для крепления облицовочных плит

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160511

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20161214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171010

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6227367

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150