JP2005282090A - リサイクル可能なカウンタウエイト及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 セメントを使用することなく、従来よりもリサイクルを容易にすることができるリサイクル可能なカウンタウエイト及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 カウンタウエイト10は、スラブから作製された複数枚の重量物11〜14を積層し結合したウエイト材15とその外側表面を覆った被覆板16との間に形成される空間部17に充填された多数の粒状の充填材18の間に、水ガラス19を充填し固化させた。その製造方法は、空間部17に充填材18を充填する充填工程と、充填材18の上部に溶融状態の水ガラス19を流し込み、空間部17の下側を減圧状態にして水ガラス19を充填材18の間に入れた後、これを固化させる水ガラス固化工程を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械に装着されるリサイクル可能なカウンタウエイト及びその製造方法に関する。
従来、建設機械には、作業機側との重量バランスを考慮して、作業機側と反対側の後端部にカウンタウエイトが装着されている。このカウンタウエイトとしては、スラブから作製された複数枚の重量物を積層し結合したウエイト材を使用するものがある。なお、ウエイト材の外側表面の少なくとも一部、即ち建設機械の取付け側を除く部分は、その外観性等を考慮して鉄製プレートで覆われており、ウエイト材と鉄製プレートとの間に形成される空間部内に、鉄屑等の充填材を詰め、これをセメントで固めて製造している(例えば、特許文献1参照)。
このカウンタウエイトは、使用済みとなれば廃棄処分されるが、近年、産業廃棄物による環境破壊が大きな問題になっているため、産業廃棄物からリサイクル可能な物質を分離、選別して再利用することが強く要求されている。
特開2000−302376号公報
しかしながら、カウンタウエイトをリサイクルするに際しては、鉄製プレートと内容物の分離、及び内容物である充填材とセメントの分離を行う必要がある。特に、充填材とセメントの分離には多くの処理装置(例えば、破砕機、粉砕機、選別機等)が必要となるため、設備費用がかかり経済的でない。
また、充填材とセメントとの完全分離は難しく、分離後の充填材の表面には、セメントが付着して残存する恐れもある。このため、分離後の充填材をカウンタウエイトの充填材としてリサイクルする場合は、その比重調整が難しく、また、分離後の充填材をカウンタウエイトの充填材以外の他の用途に使用することも難しい。なお、充填材とセメントとを確実に分離しようとすれば、作業効率が悪くなり経済的でなく、しかも作業性も良好でない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、セメントを使用することなく、従来よりもリサイクルを容易にすることができるリサイクル可能なカウンタウエイト及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う請求項1記載のリサイクル可能なカウンタウエイトは、スラブから作製された複数枚の重量物を積層し結合したウエイト材の外側表面を被覆板で覆ったカウンタウエイトにおいて、
前記ウエイト材と前記被覆板との間に形成される空間部に充填された多数の粒状の充填材の間に、水ガラスを充填し固化させている。
請求項1記載のリサイクル可能なカウンタウエイトにおいて、スラブとは、例えば、連続鋳造によって製造されるものであり、鋼板及び鋼帯の圧延素材として使用される中間製品を意味する。
また、水ガラスとは、例えば、水にケイ酸ナトリウムを溶かして製造したものであり、その組成が、Na2 O・nSiO2 ・xH2 O(n=2〜4)となったもの等を使用できる。
そして、ウエイト材の外側表面とは、例えば、カウンタウエイトの外観性を考慮して設定され、建設機械への取付け側を除く部分等を意味する。
更に、被覆板とは、例えば、底部と、これに連接する側壁部と、側壁部に取付け可能な上蓋部とを有するものである。
請求項2記載のリサイクル可能なカウンタウエイトは、請求項1記載のリサイクル可能なカウンタウエイトにおいて、前記充填材の平均粒径が前記空間部の最小隙間の1/2以下である。
請求項2記載のリサイクル可能なカウンタウエイトにおいて、充填材の平均粒径が空間部の最小隙間の1/2を超える場合、充填材の粒径が大きくなり過ぎ、空間部内の充填材の充填率が小さく(空隙率が大きく)水ガラスによって結合できない恐れがある。これにより、製造するカウンタウエイトの重量を、目的とする重量に調整できなかったり、また被覆板の補強を十分にできないため、カウンタウエイトの品質低下を招く恐れがある。
なお、充填材を空間部に詰め込むことができれば問題ないため、充填材の平均粒径の下限値については規定していない。
従って、水ガラスによって確実に結合するためには、充填材の平均粒径を空間部の最小隙間の1/2以下、好ましくは1/3以下にする。
請求項3記載のリサイクル可能なカウンタウエイトは、請求項1及び2記載のリサイクル可能なカウンタウエイトにおいて、前記充填材は電気炉原料に適した成分を有する鉄材である。
請求項3記載のリサイクル可能なカウンタウエイトにおいて、充填材として使用する電気炉原料に適した成分を有する鉄材とは、例えば、鉄分を主成分(例えば、80質量%以上、好ましくは90質量%以上)とし、電気炉の溶解原料として不要な不純物元素(例えば、銅、ニッケル等)を含まないもの等である。
前記目的に沿う請求項4記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、スラブから複数枚の重量物を作製し、これを積層し結合してウエイト材を製造するウエイト材製造工程と、
前記ウエイト材の外側表面を、上部が開口した状態の被覆板で覆って、前記ウエイト材と前記被覆板との間に形成される空間部に多数の粒状の充填材を充填する充填工程と、
多数の前記充填材の上部に溶融状態の水ガラスを流し込み、前記充填材が充填された前記空間部の下側を減圧状態にして前記水ガラスを前記充填材の間に入れた後、この水ガラスを固化させる水ガラス固化工程とを有する。
請求項4記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、充填材が充填された空間部の下側を減圧状態にすることで、多数の充填材の上部に流し込まれた溶融状態の水ガラスを、例えば、充填材の間へ略満遍なく充填することができる。
請求項5記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、請求項4記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、前記充填工程で、前記空間部の下側に外部と連通可能な状態となった管状部材の先部を設け、前記空間部に前記充填材を充填し、前記水ガラス固化工程では、前記管状部材を介して前記空間部内の空気を外部へ排気し、該空間部の下側を減圧状態にする。
請求項5記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、管状部材は、例えば、上方から空間部内に装入し、その先部を空間部の下側に配置したり、また、被覆板の下側の側壁部又は底部に直接接続したりして、被覆板に設置することができる。
前記目的に沿う請求項6記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、スラブから複数枚の重量物を作製し、これを積層し結合してウエイト材を製造するウエイト材製造工程と、
前記ウエイト材の外側表面を、上部が開口した状態の被覆板で覆って、前記ウエイト材と前記被覆板との間に形成される空間部に、溶融状態の水ガラスが添加され混練された多数の粒状の充填材を充填する充填工程と、
前記水ガラスを固化させる水ガラス固化工程とを有する。
請求項6記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、水ガラスの固化は、例えば、混練時に水ガラスとこの水ガラスの固化を促進させる固化促進材とを、予め配合し混合することで実施できる。
請求項7記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、請求項4〜6記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、溶融状態となった前記水ガラスの粘性は15℃で200〜6000cPである。
請求項7記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、溶融状態となった水ガラスの粘性が15℃で200cP(センチポアズ)未満の場合、水ガラスの粘性が低過ぎるため、例えば、水ガラスを多数の充填材の上に流すと同時に下方へ流れ出し、充填材の間に水ガラスを満遍なく充填できない恐れがある。
一方、水ガラスの粘性が15℃で6000cPを超える場合、水ガラスの粘性が高過ぎるため、例えば、充填材が充填された空間部の下側を減圧状態にしても、水ガラスが下方へ流れにくく、充填材の間に水ガラスを満遍なく充填できない恐れがある。
このように、充填材の間を水ガラスで充填できない場合、空間部内で充填材が動くため、良好な品質を備えたカウンタウエイトを製造できない恐れがある。
このため、良好な品質を備えたカウンタウエイトを製造するために、溶融状態となった水ガラスの粘性が、15℃で200〜6000cPに設定されたものを使用する。
請求項8記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、請求項4〜7記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、溶融状態の前記水ガラスに、該水ガラスの固化を促進させる固化促進材が混合されている。
請求項8記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、固化促進材としては、例えば、高炉微粉末、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、ベントナイト、無機酸、炭酸塩、アルミン酸塩、有機酸、多価アルコール、エステル等を使用できる。
請求項9記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、請求項4〜8記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、前記充填材として電気炉原料に適した成分を有する鉄材を使用し、使用後の前記充填材を電気炉に投入して再利用する。
請求項9記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、充填材として電気炉原料に適した成分を有する鉄材を使用するので、充填材の用途を従来よりも広げることができる。
請求項10記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、請求項4〜9記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、前記水ガラス固化工程の後、前記充填材の上部に発泡性樹脂又は詰め物を装入して上蓋部を取付ける。
請求項10記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、発泡性樹脂としては、例えば、ビニール袋等の袋内に液状態で注入することができ、その後体積が次第に膨張するもの等を使用できる。また詰め物としては、例えば、弾力性のある発砲ウレタン(ポリウレタン)等を使用できる。
請求項1〜3記載のリサイクル可能なカウンタウエイト、及び請求項4〜10記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、多数の粒状の充填材の間に水ガラスを充填して固化させるので、従来のようにセメントを使用することなく、多数の充填材の流動性を抑制、更には防止できる。
これにより、使用済みとなったカウンタウエイトの充填材を例えば溶解してリサイクルする場合、充填材から予め水ガラスを除去することなく、充填材と水ガラスとの分離を行うことができる。従って、従来使用されていた被覆板内の内容物を処理する処理設備が不要となり、カウンタウエイトの被覆板の解体、即ちウエイト材から被覆板を剥がすことのみで充填材をリサイクルできるので、リサイクルが容易になりリサイクルコストを低減できる。
特に、請求項2記載のリサイクル可能なカウンタウエイトは、充填材の平均粒度が空間部の最小隙間の1/2以下であるので、充填材充填後の空間部の空隙率を低減できる。
請求項3記載のリサイクル可能なカウンタウエイトは、充填材が電気炉原料に適した成分を有する鉄材であるので、カウンタウエイトの充填材としてのみならず、他の用途へのリサイクルも可能になり、充填材の利用用途を従来よりも広げることができる。なお、水ガラスは電気炉に投入しても問題無い成分で構成されているため、例えば、固化した水ガラスで結合された多数の粒状の充填材を、電気炉に直接投入可能な程度の大きさに破砕することで、充填材と水ガラスとの分離作業を行うことなくリサイクルができるため、作業性が良好である。
請求項4及びこれに従属する請求項5、7〜10記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、水ガラス固化工程で、空間部の下側を減圧状態にするので、多数の粒状の充填材の上部に流し込まれた水ガラスを、例えば、隣り合う充填材の間に略満遍なく充填することができる。
これにより、充填された水ガラスを固化させることによって、充填材の流動性を無くすことができるので、良好な品質を備えたカウンタウエイトを製造できる。
特に、請求項5記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、充填工程で、外部と連通可能な状態となった管状部材の先部を被覆板に設け、水ガラス固化工程で、この管状部材を介して空間部内の空気を外部へ排気するので、簡単な構成で空間部の下側を減圧状態にできる。
請求項6及びこれに従属する請求項7〜10記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、多数の粒状の充填材に水ガラスを添加し混練したものを空間部に充填するので、空間部への充填材及び水ガラスの充填作業を一度に行うことができ、作業性が良好である。
請求項7記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、使用する水ガラスとして粘性が高いものを使用するので、例えば、多数の充填材の上部に流し込まれた水ガラスが、流し込みと同時に多数の充填材の間に入っていくことを抑制でき、その後に行う減圧によって、各隙間に略満遍なく入れることができる。
従って、この水ガラスを固化させることにより、多数の充填材の流動性を確実に防止できる。
請求項8記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、固化促進材を溶融状態の水ガラスに予め混合しているので、水ガラスの固化作業を効率的に実施でき、作業性が良好である。
請求項10記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法は、充填材の上部に発泡性樹脂又は詰め物を装入して上蓋部を取付けるので、被覆板内部の空隙率を減少させることができ、被覆板内での充填材の動きを抑制、更には防止でき、安定した品質のカウンタウエイトを製造できる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の第1の実施の形態に係るリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法の説明図、図2は同リサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法のフローチャート、図3は本発明の第2の実施の形態に係るリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法のフローチャートである。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るリサイクル可能なカウンタウエイト(以下、単にカウンタウエイトともいう)10は、スラブから作製された複数枚(例えば2〜7枚程度、この実施の形態においては4枚)の重量物11〜14を積層し結合したウエイト材15の外側表面を被覆板16で覆ったものであり、ウエイト材15と被覆板16との間に形成される空間部17に充填された多数の粒状の充填材18の間に、水ガラス19を充填し固化させたものである。なお、このカウンタウエイト10は、建設機械(図示しない)の作業機側との重量バランスを考慮して、作業機側と反対側の後端部に装着されるものである。以下、詳しく説明する。
ウエイト材15は、鋼板及び鋼帯の圧延素材として使用される中間製品であるスラブ(例えば、厚みが150〜250mm程度)から所定形状に切り出し作製した複数枚の重量物11〜14を積層したものである。この切り出される各重量物11〜14の形状は、建設機械の種類や形状によって異なるが、一般的に、建設機械の取付け側の側壁が平坦となって、他側の側壁が平断面視して部分円形となったものである。なお、この積層された各重量物11〜14は、例えば、溶接、ボルト等を使用して結合され、一体化されている。
このウエイト材15の外側表面、即ち、建設機械の取付け部を除く部分は、例えば3〜6mm程度の鉄製プレートを板金加工した被覆板16で覆われている。この被覆板16は、底部20と、これに連接する側壁部21と、側壁部21に例えば溶接等によって取付けられる上蓋部22とを有している。このため、ウエイト材15と被覆板16との間に空間部(ウエイト材15の両側、後ろ側及び上側)17が形成されている。なお、ウエイト材15への被覆板16の取付けは、例えば、溶接、ボルト等を使用して行うことができる。
形成される空間部17(ウエイト材15の上方も含む)内には、多数の粒状の充填材18が充填されている。この充填材18は、電気炉原料に適した成分を有する鉄材、即ち鉄分を主成分(例えば、80質量%以上、好ましくは90質量%以上)とし、電気炉原料に不要な不純物元素(例えば、銅、ニッケル等)を含まないものである。また、充填材18は、その形状が球形となっていることが好ましいが、例えば、卵形等になっていても、また歪な球形となっていても構わない。
この充填材18は、空間部17への充填率を上げるため、その平均粒径が、空間部17の最小隙間D、即ちウエイト材15と被覆板16との最短距離(例えば、5〜20mm程度)の1/2以下(好ましくは1/3以下)となったものが使用されている。なお、充填材18の粒度分布は、広範囲に渡るものを使用することが好ましい。
空間部17内に充填された多数の充填材18の間(隣り合う充填材18の隙間)には、水ガラス19が充填され固化されている。この水ガラス19としては、例えば、水にケイ酸ナトリウムを溶かして製造したものを使用でき、その組成が、Na2 O・nSiO2 ・xH2 O(n=2〜4)となったものである。なお、この溶融状態となった水ガラス19の粘性は15℃で200〜6000cPである。
この水ガラス19は、全充填材18の間に充填することが好ましい。しかし、空間部17内で充填材18が動く(流動)ことを抑制、更には防止できればよいので、空間部17内に充填された充填材18の中央部を除く部分、即ちウエイト材15及び被覆板16に接触する部分の近傍(例えば、5mm程度の範囲)に配置された充填材18の間にのみ充填し固化することも可能である。
水ガラス19で固定された多数の充填材18の上には、発泡性樹脂23が充填されている。この発泡性樹脂23としては、例えば、ビニール袋等の袋内に液状態で注入することができ、その後体積が次第に膨張するもの等を使用できる。
なお、発泡性樹脂23の代わりに詰め物を使用することもできる。この詰め物としては、例えば、弾力性のある発砲ウレタン(ポリウレタン)等を使用できる。
このように、多数の充填材18の上部と被覆板16との間に形成される隙間部24に、発泡性樹脂23を充填することで、被覆板16の内側上部の隙間を無くすことができ、被覆板16内での充填材18の動きを抑制、更には防止できる。
続いて、本発明の一実施の形態に係るリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法について、図1、図2を参照しながら説明する。
まず、スラブから前記した所定形状に切り出し作製した複数枚の重量物11〜14を積層し、これを、例えば、溶接、ボルト等を使用して結合して一体化し、ウエイト材15を製造する(以上、ウエイト材製造工程)。
次に、このウエイト材15の建設機械への取付け部を除く部分に、上部を開口させた状態の被覆板16を取付け、例えば、溶接、ボルト等を使用して固定する。
このように、ウエイト材15に被覆板16を取付けることで形成される空間部17内で、ウエイト材15の両側に位置する部分に、上方からパイプ(管状部材の一例)25、26を装入する。このとき、各パイプ25、26の先部27、28が、被覆板16の内側底面から例えば5〜20cm程度の範囲内に配置されるように、また各パイプ25、26の基部が被覆板16の上方へ突出するように、各パイプ25、26を空間部17内に装入する。
ここで、パイプ25、26の代わりに、図1に二点鎖線で示すように、パイプ29、30を被覆板16の側壁部21の下側(被覆板16の内側底面から例えば5〜20cm程度の範囲内)に直接接続したり、また、パイプ31、32を被覆板16の底部20に直接接続したりすることもできる。このとき、被覆板16内の充填材18が、接続されたパイプ29〜32を介して外部へ漏れ出さないように、充填材18の粒径よりも細かい目で構成された網材を、被覆板16に対するパイプ29〜32の接続部に予め設けておくことが好ましい。
また、上記した各パイプ25、26、29〜32を組み合わせて使用することも可能である。なお、各パイプ25、26、29〜32を空間部17の下部に複数本を設ける場合は、被覆板16内部から排気される空気の流れ等を考慮して、その配置位置が略均等な間隔になるように設けることが好ましい。
これにより、空間部17は、パイプ25、26を介して外部(外気)と連通可能な状態となる。
次に、空間部17内に電気炉原料に適した成分を有する鉄材で構成された多数の粒状の充填材18を充填する。
この充填材18は、充填時における流動性を確保するため、例えば、予め乾燥させたもの、残留磁気が無いように脱磁処理を行ったもの等を使用できる。ここで、脱磁処理として、交流脱磁や直流脱磁を行うことで、磁化された充填材18の残留磁気を、流動性に影響を及ぼさない程度まで減少させる。
空間部17内に充填材18を充填した後、目標の嵩比重が出るまで、例えば振動機等を使用して、充填材18に振動を加える(以上、充填工程)。
振動を加えて押し固まった充填材18の上部に、溶融状態の水ガラス19を流し込む。
この水ガラス19には、水ガラス19の固化を促進させる固化促進材が、例えば、水ガラス19の総量に対し5〜100質量%程度、予め混合されている。なお、固化促進材としては、例えば、高炉微粉末、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、ベントナイト、無機酸、炭酸塩、アルミン酸塩、有機酸、多価アルコール、エステル等を使用できる。
この充填材18の上部に流し込まれる水ガラス19の量は、固結させる充填材18の量に応じて決定することが好ましく、例えば、充填材18の総量に対して1〜6質量%程度としている。なお、水ガラス19は、15℃で200〜6000cPの粘性を有しているものであり、流し込んでも直ぐに多数の充填材18の間に浸入しない程度の粘性を持つものである。
そして、水ガラス19が充填材18の上部全体に行き渡った後、基部側に例えば真空ポンプ等が接続された各パイプ25、26を介して、空間部17内の空気を外部へ排気する(充填材内脱気)。このとき、充填材18の上部が水ガラス19で略覆われ、外気と遮断された状態となるので、空間部17の下側が減圧状態になり、水ガラス19を多数の充填材18の間に充填させることができる。そして、隣り合う充填材18の間に充填させた水ガラス19を、固化促進材の影響によって固化させ、多数の充填材18の流動性を無くす。
なお、固化促進材が混合されていない水ガラスを空間部17に流し込み、この水ガラスを多数の充填材18の間に充填した後、水ガラスの固化を促す例えば炭酸ガス等を、各パイプ25、26を介して被覆板16内部へ吹き込むことで、水ガラスを固化させることも可能である。
ここで、多数の充填材18の間に水ガラス19を充填させた後は、空間部17に設けたパイプ25、26の処理を行う。
各パイプ25、26を空間部17内に配置した場合、パイプ25、26を抜いた後、その穴に充填材18を充填することができる。また、各パイプ25、26を抜くことなく、被覆板16の上方へ突出した部分を切断し、この切断された各パイプ25、26内に充填材18を充填することも可能である。
なお、被覆板16に各パイプ29〜32を接続した場合、各パイプ29〜32の接続部分を取り外し又は切断した後、被覆板16に生じる開口部を塞ぐ(以上、水ガラス固化工程)。
充填材18の上部に形成された隙間部24に、必要に応じて、発泡性樹脂23を装入する。
この発泡性樹脂23は、充填材18の上部にビニール袋を敷いて、このビニール袋内に注入可能なものであり、発泡性樹脂23を注入した後、直ちに上蓋部22を被せて接合し、開口した部分を塞ぐ。これにより、発泡性樹脂23の体積が次第に膨張し、充填材18を上方から押し付けながら固まる。
また、発泡性樹脂23の代わりに弾力性のある発砲ウレタンを使用する場合、充填材18の上部に、被覆板16の開口した部分から突出した状態になるように発砲ウレタンを装入し、この発砲ウレタンを充填材18に対して押し付けながら、上蓋部22を被せて接合し、開口した部分を塞ぐ。
これにより、空間部17内での充填材18の動きを抑制、更には防止できる。
以上の方法で製造したカウンタウエイト10を、建設機械に装着して使用する。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法について、図1、図3を参照しながら説明するが、前記した本発明の第1の実施の形態に係るリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法で使用した部材と同一部材には同一番号を付し、詳しい説明を省略する。
まず、スラブから前記した所定形状に切り出し作製した複数枚の重量物11〜14を積層し、これを、例えば、溶接、ボルト等を使用して結合して一体化し、ウエイト材15を製造する(以上、ウエイト材製造工程)。
次に、このウエイト材15の建設機械への取付け部を除く部分に、上部を開口させた状態の被覆板16を取付け、例えば、溶接、ボルト等を使用して固定する。
一方、電気炉原料に適した成分を有する鉄材で構成された多数の粒状の充填材18に、溶融状態の水ガラス19を添加し、例えばミキサー等の混練機を用いて混練する。この充填材18は、充填時における流動性を確保するため、残留磁気が無いように予め脱磁処理を行ったもの等を使用できる。
充填材18への水ガラス19の添加時においては、水ガラス19の固化を促進させる固化促進材も、例えば、水ガラス19の総量に対し5〜100質量%程度、混合されている。ここで使用する水ガラス19の量は、固結する充填材18の量に応じて決定することが好ましく、例えば、充填材12の総量に対して1〜6質量%程度としている。なお、水ガラス19は、15℃で200〜6000cPの粘性を有しているものであり、空間部17の内部に充填された後も、直ぐに空間部17の底部に流れ出しにくい程度の粘性を持つものである。
これを、上蓋部22がなく、上部を開口させた状態の被覆板16の内部、即ち空間部17内に充填した後、例えば振動機等を使用して、目標の嵩比重を達成するまで振動を加えて押し固める。このように、ここでは図1に示した各パイプ25、26を使用しない(以上、充填工程)。
そして、隣り合う充填材18の間に充填させた水ガラス19を、固化促進材の影響によって固化させ、多数の充填材18の流動性を無くす。
なお、固化促進材が混合されていない水ガラスを充填材18と共に混練し空間部17に流し込んだ後、水ガラスの固化を促す例えば炭酸ガス等を、空間部17内へ吹き込むことで、水ガラスを固化させることも可能である(以上、水ガラス固化工程)。
前記した実施の形態と同様、充填材12の上部に、必要に応じて発泡性樹脂23を装入し上蓋部22を被せて、空間部17内での充填材18の動きを抑制、更には防止する。
以上の方法で製造したカウンタウエイト10を、建設機械に装着して使用する。
なお、前記第1、第2の実施の形態において使用済みとなったカウンタウエイト10は、例えば重機等を使用して、ウエイト材15、被覆板16、及び内容物(充填材18、水ガラス19、発泡性樹脂23)に分離される。
そして、分離された内容物から発泡性樹脂23を除去した後、例えば破砕機等を使用して電気炉に投入可能な大きさに破砕し、これを電気炉に投入する。
この内容物に含まれる充填材18は、もともと電気炉の溶解原料にすることを考慮したものであり、その成分に不純物等が含まれていない。また、水ガラス19は、電気炉に投入しても問題のない成分で構成されている。
このため、内容物を更に細かく粉砕して、充填材18と水ガラス19に分離したり、また選別作業を行って充填材18の純度を高めることなく、電気炉に投入して再利用することができ、従来よりもリサイクルを容易にすることができる。また、分離後の充填材18をカウンタウエイトの充填材として再利用する場合は、分離された内容物から発泡性樹脂23を除去した後、例えば破砕機等を使用して破砕し、これを磨鉱又は加熱処理して水ガラス19を除去することで再利用できる。
以上、本発明を、第1、第2の実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて本発明のリサイクル可能なカウンタウエイト及びその製造方法を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
また、前記第1の実施の形態においては、ウエイト材の両側にパイプを設けた場合について説明したが、他の部分、例えば、建設機械の取付け側と反対側に位置するウエイト材の背部に、1又は2本以上のパイプを設けることも可能である。
そして、前記第1の実施の形態においては、ウエイト材の建設機械への取付け部を除く部分に被覆板を設けた場合について説明したが、例えば、ウエイト材の両側のみ、又はウエイト材の後方側のみを、被覆板で覆うことも可能である。この場合も、上部が開口した状態で、底部と、底部に連接する側壁部とを有する被覆板を、ウエイト材に取付けた後、前記した方法で、形成された空間内に充填材を充填し、これを水ガラスで固化させ、上蓋部を取付ける。
本発明の第1の実施の形態に係るリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法の説明図である。 同リサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法のフローチャートである。
符号の説明
10:リサイクル可能なカウンタウエイト、11〜14:重量物、15:ウエイト材、16:被覆板、17:空間部、18:充填材、19:水ガラス、20:底部、21:側壁部、22:上蓋部、23:発泡性樹脂、24:隙間部、25、26:パイプ(管状部材)、27、28:先部、29〜32:パイプ(管状部材)

Claims (10)

  1. スラブから作製された複数枚の重量物を積層し結合したウエイト材の外側表面を被覆板で覆ったカウンタウエイトにおいて、
    前記ウエイト材と前記被覆板との間に形成される空間部に充填された多数の粒状の充填材の間に、水ガラスを充填し固化させたことを特徴とするリサイクル可能なカウンタウエイト。
  2. 請求項1記載のリサイクル可能なカウンタウエイトにおいて、前記充填材の平均粒径が前記空間部の最小隙間の1/2以下であることを特徴とするリサイクル可能なカウンタウエイト。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載のリサイクル可能なカウンタウエイトにおいて、前記充填材は電気炉原料に適した成分を有する鉄材であることを特徴とするリサイクル可能なカウンタウエイト。
  4. スラブから複数枚の重量物を作製し、これを積層し結合してウエイト材を製造するウエイト材製造工程と、
    前記ウエイト材の外側表面を、上部が開口した状態の被覆板で覆って、前記ウエイト材と前記被覆板との間に形成される空間部に多数の粒状の充填材を充填する充填工程と、
    多数の前記充填材の上部に溶融状態の水ガラスを流し込み、前記充填材が充填された前記空間部の下側を減圧状態にして前記水ガラスを前記充填材の間に入れた後、この水ガラスを固化させる水ガラス固化工程とを有することを特徴とするリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法。
  5. 請求項4記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、前記充填工程で、前記空間部の下側に外部と連通可能な状態となった管状部材の先部を設け、前記空間部に前記充填材を充填し、前記水ガラス固化工程では、前記管状部材を介して前記空間部内の空気を外部へ排気し、該空間部の下側を減圧状態にすることを特徴とするリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法。
  6. スラブから複数枚の重量物を作製し、これを積層し結合してウエイト材を製造するウエイト材製造工程と、
    前記ウエイト材の外側表面を、上部が開口した状態の被覆板で覆って、前記ウエイト材と前記被覆板との間に形成される空間部に、溶融状態の水ガラスが添加され混練された多数の粒状の充填材を充填する充填工程と、
    前記水ガラスを固化させる水ガラス固化工程とを有することを特徴とするリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項に記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、溶融状態となった前記水ガラスの粘性は15℃で200〜6000cPであることを特徴とするリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法。
  8. 請求項4〜7のいずれか1項に記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、溶融状態の前記水ガラスに、該水ガラスの固化を促進させる固化促進材が混合されていることを特徴とするリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法。
  9. 請求項4〜8のいずれか1項に記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、前記充填材として電気炉原料に適した成分を有する鉄材を使用し、使用後の前記充填材を電気炉に投入して再利用することを特徴とするリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法。
  10. 請求項4〜9のいずれか1項に記載のリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法において、前記水ガラス固化工程の後、前記充填材の上部に発泡性樹脂又は詰め物を装入して上蓋部を取付けることを特徴とするリサイクル可能なカウンタウエイトの製造方法。
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