JP2005282034A - 自動開閉ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】 蓋材を電動で開閉中に手動による開閉が行われても、故障が発生しない自動開閉ユニットを提供すること。
【解決手段】 自動開閉ユニット10は、蓋材の中折れ部で蓋材の開閉を自動的に行うためのものであり、ユニットケース20内には、モータ40、このモータ40の動力を出力軸30に向けて伝達する動力伝達機構50、および出力軸30がこの順に配置され、動力伝達機構50では、モータ40の側から出力軸30の側に向けて第1の減速部60、第2の減速部70、およびトルクリミッタ80がこの順に構成されている。
【選択図】 図4
【解決手段】 自動開閉ユニット10は、蓋材の中折れ部で蓋材の開閉を自動的に行うためのものであり、ユニットケース20内には、モータ40、このモータ40の動力を出力軸30に向けて伝達する動力伝達機構50、および出力軸30がこの順に配置され、動力伝達機構50では、モータ40の側から出力軸30の側に向けて第1の減速部60、第2の減速部70、およびトルクリミッタ80がこの順に構成されている。
【選択図】 図4
Description
本発明は、洗濯機などの蓋材に対する自動開閉ユニットに関するものである。
洗濯機の蓋材に対する自動開閉ユニットとしては、モータからの出力をクランクアームやレバーなどを用いた動力伝達機構を介して伝達し、蓋材を回動させてその開閉を行うものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平07−116384号公報
家電製品などの場合、蓋材の取り扱いがマニュアル通りにされないことが多々ある。例えば、洗濯機の場合、蓋材に対する電動による駆動が休止中のみ手動での開閉が許容されているにもかかわらず、蓋材を電動で駆動中に手動で蓋材が開閉されてしまうことが多々ある。このような場合、従来の開閉装置では、動力伝達機構に過大な力が加わって故障してしまうという問題点がある。
また、従来のように、クランクアームやレバーなどを用いた動力伝達機構では、クランクアームやレバーを回動させるために大きなスペースを必要とするため、小型化できないという問題点がある。さらに、クランクアームやレバーなどを用いると、指を挟むなどの危険性があるため、家電製品には向かないという問題点もある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、蓋材を電動で開閉中に手動による開閉が行われても、故障が発生しない自動開閉ユニットを提供することにある。
また、本発明の課題は、さらに、小型化に適した自動開閉ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、蓋材を開方向あるいは閉方向の少なくとも一方に駆動するためのモータと、該モータの動力を当該モータから動力出力部に向けて伝達する動力伝達機構とを有する自動開閉ユニットにおいて、前記駆動力伝達機構は、前記モータから前記動力出力部への動力伝達経路の途中位置にトルクリミッタを備えていることを特徴とする。
本発明に係る開閉ユニットは、モータから出力部への動力伝達経路の途中位置にトルクリミッタが構成されているため、蓋材を電動で開閉中に利用者が手動で蓋材を開閉すると、トルクリミッタが空回りする。従って、過大な力が動力伝達機構などに加わらないので、部品の破損が発生しない。
本発明において、前記トルクリミッタは、前記モータの回転出力が入力される入力側部材と、前記モータの回転出力を出力する出力側部材とを備え、前記モータの回転軸の回転中心軸線、前記入力側部材の回転中心軸線、および前記出力側部材の回転中心軸線とが同一の軸線上にあることが好ましい。
例えば、前記トルクリミッタは、前記入力側部材の外周面で軸線方向に延びた溝と、該溝内に収納されたピンと、前記出力側部材に保持されて前記ピンを前記溝内に向けて付勢するバネとを備えている。このように構成すると、開閉ユニットにトルクリミッタを付加した場合でも、大きなスペースを必要とせず、かつ、動力の伝達を効率よく行うことができる。
本発明において、前記動力伝達機構は、さらに前記モータによる前記蓋材の駆動を補助するアシスト機構を備えていることが好ましい。このように構成すると、出力トルクが比較的小さなモータであっても、蓋材を余裕をもって駆動することができる。
本発明において、前記モータおよび前記動力伝達機構は、前記蓋材側に取り付けられていることが好ましい。
本発明において、前記蓋材は、例えば、先端側部材と基端側部材とがヒンジ結合された中折れ部を備えており、この場合、前記モータおよび前記動力伝達機構は、当該中折れ部に取り付けられて前記蓋材を前記折れ部で折れ曲がった状態および平伏した状態とに切り換えることが好ましい。
本発明において、前記蓋材は、洗濯機の蓋である。
本発明に係る開閉ユニットは、モータから出力部への動力伝達経路の途中位置にトルクリミッタが構成されているため、自動で蓋材を開閉中に利用者が手動で蓋材を開閉すると、トルクリミッタが空回りする。従って、過大な力が動力伝達機構などに加わらないので、部品の破損が発生しない。それ故、蓋材を電動で開閉中か否かにかかわらず、手動による開閉が可能であり、便利である。
図面を参照して、本発明を適用した蓋材の開閉ユニットを説明する。
(全体構成)
図1(A)、(B)は、本発明が適用された蓋材の開閉ユニットの使用形態の一例を示す説明図である。図2は、本発明に係る開閉ユニットの外観を示す側面図である。図3(A)、(B)、(C)は、図2に示す開閉ユニットを基端側カバーからみた説明図、図2のB−B線で切断したときの断面図、および先端側カバーからみた説明図である。図4は、本発明に係る開閉ユニットを図3(C)のA−A線で切断したときの断面図である。図5(A)、(B)は、本発明に係る開閉ユニットに構成したトルクリミッタの説明図であり、図5(A)は動力を伝達可能な通常状態を示し、図5(B)は、動力の伝達を遮断している状態を示している。
図1(A)、(B)は、本発明が適用された蓋材の開閉ユニットの使用形態の一例を示す説明図である。図2は、本発明に係る開閉ユニットの外観を示す側面図である。図3(A)、(B)、(C)は、図2に示す開閉ユニットを基端側カバーからみた説明図、図2のB−B線で切断したときの断面図、および先端側カバーからみた説明図である。図4は、本発明に係る開閉ユニットを図3(C)のA−A線で切断したときの断面図である。図5(A)、(B)は、本発明に係る開閉ユニットに構成したトルクリミッタの説明図であり、図5(A)は動力を伝達可能な通常状態を示し、図5(B)は、動力の伝達を遮断している状態を示している。
図1(A)に示す蓋材1は、洗濯機の開口(図示せず)を開閉する蓋材であり、基端側部材11と先端側部材12とがヒンジ結合された中折れ部13を備えている。従って、蓋材1が中折れ部13で延びて基端側部材11と先端側部材12が展開した状態で洗濯機の開口を塞ぐ一方、図1(B)に示すように、基端側部材11と先端側部材12が中折れ部13で折れ曲がった状態で洗濯機の開口を開放することができる。このような開動作の際、基端側部材11は、その端部に形成されている回転中心軸16周りに回転して起立するとともに、先端側部材12の端部に形成されているピン17が洗濯機の開口付近でガイドされる。
本形態の自動開閉ユニット10は、蓋材1の中折れ部13に配置されており、蓋材1を図1(A)に示す閉状態から図1(B)に示す開状態に駆動する。また、自動開閉ユニット10は、蓋材1を図1(B)に示す開状態から図1(A)に示す閉状態に駆動することもできる。
自動開閉ユニット10は、図2および図3(A)、(B)、(C)に示すように、基端側カバー21、ケース22、および先端側カバー22からなるユニットケース20を有しており、ユニットケース20からは、後述するモータおよびポテンショメータへの配線29が引き出されている。ユニットケース20は、基端側カバー21と先端側カバー23とがタップネジ24で連結されており、タップネジ24によって、図1(A)、(B)に示す基端側部材11の中折れ部13付近にユニットケース20を取り付けるようになっている。また、先端側カバー23からは出力軸30がユニットケース20と同軸状に突き出ており、この出力軸30は、図1(A)、(B)に示す先端側部材12の中折れ部13付近に機構的に連結される
図4に示すように、自動開閉ユニット10は、ユニットケース20内の基端側から先端側に向けて、モータ40、このモータ40の動力を出力軸30に向けて伝達する動力伝達機構50、および出力軸30がこの順に同軸状に配置されている。また、動力伝達機構50では、モータ40の側から出力軸30の側に向けて第1の減速部60、第2の減速部70、およびトルクリミッタ80がこの順に同軸状に構成されている。
図4に示すように、自動開閉ユニット10は、ユニットケース20内の基端側から先端側に向けて、モータ40、このモータ40の動力を出力軸30に向けて伝達する動力伝達機構50、および出力軸30がこの順に同軸状に配置されている。また、動力伝達機構50では、モータ40の側から出力軸30の側に向けて第1の減速部60、第2の減速部70、およびトルクリミッタ80がこの順に同軸状に構成されている。
まず、動力伝達機構50において、第1の減速部60は、モータ40の回転軸41に取り付けられた平歯車61と、この平歯車61の周りに配置された複数の遊星歯車62と、これらの遊星歯車62と噛み合う内歯を備えた平歯車64とを備えた遊星歯車機構から構成されており、第1の減速部60は、モータ40の回転軸41に対して同軸状に配置された第1のキャリア63に保持されている。従って、第1のキャリア63には、モータ40の回転軸41の回転出力が減速して伝達され、第1のキャリア63は、モータ40の回転軸41の軸線周りに回転することになる。
第1のキャリア63の先端側には、先端側軸部に外歯が形成された回転部材71が同軸状に連結されている。この回転部材71の外歯には、第2のキャリア72に支持された遊星歯車73が噛み合っているとともに、遊星歯車73の外周側には内歯が形成された環状のプレート74が配置されている。このようにして、遊星歯車機構からなる第2の減速部70が形成され、第2のキャリア72には、モータ40の回転軸41の回転出力が第1の減速部60および第2の減速部70を介して減速して伝達される結果、第2のキャリア72は、モータ40の回転軸41の軸線周りに回転することになる。
第2のキャリア72の先端側軸部には軸線方向に延びた複数の溝81が形成されており、これらの溝81の内部には複数本のローラピン82が保持されている。また、第2のキャリア72の先端側軸部を外周側で囲むように第1の中継シャフト83の円筒部が同軸状に配置され、この第1の中継シャフト83の円弧状隙間84内には、ローラピン82を外周側から溝81内に向けて付勢する断面円弧状の板バネ85が保持されている。このようにしてトルクリミッタ80が構成されており、このトルクリミッタ80では、第2のキャリア72が回転する際、第1の中継シャフト83に加わっている負荷が小さい場合には、図5(A)に示す状態のまま、第2のキャリア72の回転が第1の中継シャフト83に伝達される。その結果、第1の中継シャフト83は、モータ40の回転軸41の軸線周りに回転することになる。これに対して、第2のキャリア72が回転する際、第1の中継シャフト83に大きな負荷が加わっている場合には、図5(B)に示すように、第2のキャリア72が回転しても、ローラピン82が板バネ85の付勢力に抗して溝81内から外れるので、トルクリミッタ80で空回りが起こり、第2のキャリア72の回転は、第1の中継シャフト83に伝達されない。
第1の中継シャフト83には第2の中継シャフト31が同軸状に連結され、この第2の中継シャフト31は、スライドベアリング32を介してケース22に回転可能に支持されている。第2の中継シャフト31の先端側には、出力軸30が同軸状に配置されており、この出力軸30の基端側筒部の内側に第2の中継シャフト31の先端側軸部が嵌って、第2の中継シャフト31と出力軸30が連結されている。出力軸30は、スライドベアリング36を介して先端側カバー23に回転可能に支持されている。
第2の中継シャフト31の外周面には外歯が形成され、この外歯には平歯車35(ポテンショギア)が噛み合っている。この平歯車35には、その回転軸を利用してポテンショメータ37が構成されている。このため、ポテンショメータ37からの出力によって、出力軸30の位置を検出することができる。なお、平歯車35の回転軸は、ポテンショメータ37に用いた配線基板34に回転可能に支持されている。ここで、出力軸30の位置検出については、ポテンショメータ37に限らず、磁気センサや光学センサなどのセンサ、あるいはリーフスイッチ、リードスイッチ、マイクロスイッチなどのスイッチ類を用いてもよい。
出力軸30の周囲には、一端が先端側カバー23に連結され、他端が出力軸30に連結されたコイルバネ(ねじりバネ)からなるアシストバネ38が配置され、アシストバネ38は、蓋材1の開駆動および閉駆動のうち、大きなトルクを必要とする方向、本形態では、蓋材30の開方向に駆動する方向の付勢力を出力軸30に加えている。
(本形態の作用および効果)
このように構成した自動開閉ユニット10は、ユニットケース20を図1に示す基端側部材11の側に固定する一方、出力軸30を先端側部材12の側に機構的に連結する。そして、図1(A)に示すように、蓋材1が平伏して洗濯機の開口を閉鎖している状態において、モータ40に通電して回転軸41を正回転させると、この回転出力が第1の減速部60、第2の減速部70、およびトルクリミッタ80を介して出力軸30に伝達され、出力軸30は、モータ40の回転軸41の軸線周りに回転することになる。その結果、蓋材1には、基端側部材11と先端側部材12が中折れ部13で折れ曲がろうとする力が伝達される結果、図1(B)に示すように、基端側部材11と先端側部材12は中折れ部13で折れ曲がり、洗濯機の開口が開放される。また、図1(B)に示すように、基端側部材11と先端側部材12が中折れ部13で折れ曲がって洗濯機の開口が開放された状態でモータ40に通電して回転軸41を逆回転させると、この回転出力が第1の減速部60、第2の減速部70、およびトルクリミッタ80を介して出力軸30に伝達される。その結果、蓋材1には、基端側部材11と先端側部材12を中折れ部13で押し広げようとする力が伝達される結果、図1(A)に示すように、基端側部材11と先端側部材12とは中折れ部13で押し広げられて、洗濯機の開口が閉鎖される。
このように構成した自動開閉ユニット10は、ユニットケース20を図1に示す基端側部材11の側に固定する一方、出力軸30を先端側部材12の側に機構的に連結する。そして、図1(A)に示すように、蓋材1が平伏して洗濯機の開口を閉鎖している状態において、モータ40に通電して回転軸41を正回転させると、この回転出力が第1の減速部60、第2の減速部70、およびトルクリミッタ80を介して出力軸30に伝達され、出力軸30は、モータ40の回転軸41の軸線周りに回転することになる。その結果、蓋材1には、基端側部材11と先端側部材12が中折れ部13で折れ曲がろうとする力が伝達される結果、図1(B)に示すように、基端側部材11と先端側部材12は中折れ部13で折れ曲がり、洗濯機の開口が開放される。また、図1(B)に示すように、基端側部材11と先端側部材12が中折れ部13で折れ曲がって洗濯機の開口が開放された状態でモータ40に通電して回転軸41を逆回転させると、この回転出力が第1の減速部60、第2の減速部70、およびトルクリミッタ80を介して出力軸30に伝達される。その結果、蓋材1には、基端側部材11と先端側部材12を中折れ部13で押し広げようとする力が伝達される結果、図1(A)に示すように、基端側部材11と先端側部材12とは中折れ部13で押し広げられて、洗濯機の開口が閉鎖される。
ここで、自動開閉ユニット10では、モータ40から出力軸30への動力伝達経路の途中位置にトルクリミッタ80が構成されている。このため、電動で基端側部材11と先端側部材12を中折れ部13で折れ曲げている途中、利用者が手動で基端側部材11と先端側部材12を中折れ部13で折れ曲げようとした場合には、あるいは利用者が手動で基端側部材11と先端側部材12を中折れ部13で押し広げようとした場合には、トルクリミッタ80が空回りする。従って、このような外力は、動力伝達機構50に加わらないので、歯車列などで欠歯が発生しないなど、各部品の破損を防止できる。逆に、電動で基端側部材11と先端側部材12を中折れ部13で押し広げている途中、利用者が手動で基端側部材11と先端側部材12を中折れ部13で押し広げようとした場合には、あるいは利用者が手動で基端側部材11と先端側部材12を中折れ部13で折れ曲げようとした場合には、トルクリミッタ80が空回りする。従って、このような外力は、動力伝達機構50に加わらないので、各部品が破損しない。それ故、本形態の自動開閉ユニット10によれば、モータ40への通電時および非通電時のいずれにおいても、手動による蓋材1の開閉を行うことができる。
また、本形態の自動開閉ユニット10において、トルクリミッタ80においてモータ40の回転出力が入力される第1のキャリア72の回転中心軸線と、モータの回転出力を出力する第1の中継シャフト83の回転中心軸線が同一の軸線上にあり、かつ、これらの回転中心軸線と、モータ40の回転軸41の回転中心軸線が同一の軸線上にある。このため、自動開閉ユニット10にトルクリミッタ80を付加する場合でも、トルクリミッタ80に大きなスペースを必要とせず、かつ、簡単な構成でありながらトルクリミッタ80での動力の伝達を効率よく行うことができる。
また、本形態の自動開閉ユニット10は、上記の構成を採用するため、小型化が可能となり、軽量化が図れることから蓋材1へ取り付けることができる。特に、本形態の自動開閉ユニット10では、径方向に小型化することが可能となることから、中折れ部13に取り付けることができる。
さらに、本形態の自動開閉ユニット10には、モータ40による蓋材1の駆動を補助するアシストバネ38が配置されているので、出力トルクが比較的小さなモータ40であっても、蓋材1を余裕をもって駆動することができる。
[その他の実施の形態]
また、本発明を適用した自動開閉ユニット10は、洗濯機の開口に対する蓋材1の開閉に限らず、各種機器での蓋材の開閉に用いることができる。また、蓋材1として中折れタイプのものに限らず、一体の蓋材に対する開閉に本発明を適用した自動開閉ユニット10を用いることができる。その際、自動開閉ユニット10については、蓋材1の側、あるいは蓋材1で開閉される開口を有する機器の側のいずれに配置してもよい。
また、本発明を適用した自動開閉ユニット10は、洗濯機の開口に対する蓋材1の開閉に限らず、各種機器での蓋材の開閉に用いることができる。また、蓋材1として中折れタイプのものに限らず、一体の蓋材に対する開閉に本発明を適用した自動開閉ユニット10を用いることができる。その際、自動開閉ユニット10については、蓋材1の側、あるいは蓋材1で開閉される開口を有する機器の側のいずれに配置してもよい。
1 蓋材
10 自動開閉ユニット
11 先端側部材
12 基端側部材
13 中折れ部
20 ユニットケース
30 出力軸(動力出力部)
38 アシストバネ(アシスト機構)
40 モータ
50 動力伝達機構
60 第1の減速部
70 第2の減速部
72 第1のキャリア(入力側部材)
80 トルクリミッタ
83 第1の中継シャフト(出力側部材)
10 自動開閉ユニット
11 先端側部材
12 基端側部材
13 中折れ部
20 ユニットケース
30 出力軸(動力出力部)
38 アシストバネ(アシスト機構)
40 モータ
50 動力伝達機構
60 第1の減速部
70 第2の減速部
72 第1のキャリア(入力側部材)
80 トルクリミッタ
83 第1の中継シャフト(出力側部材)
Claims (7)
- 蓋材を開方向あるいは閉方向の少なくとも一方に駆動するためのモータと、該モータの動力を当該モータから動力出力部に向けて伝達する動力伝達機構とを有する自動開閉ユニットにおいて、
前記駆動力伝達機構は、前記モータから前記動力出力部への動力伝達経路の途中位置にトルクリミッタを備えていることを特徴とする自動開閉ユニット。 - 請求項1において、前記トルクリミッタは、前記モータの回転出力が入力される入力側部材と、前記モータの回転出力を前記動力出力部に向けて出力する出力側部材とを備え、
前記モータの回転軸の回転中心軸線、前記入力側部材の回転中心軸線、および前記出力側部材の回転中心軸線とが同一の軸線上にあることを特徴とする自動開閉ユニット。 - 請求項2において、前記トルクリミッタは、前記入力側部材の外周面で軸線方向に延びた溝と、該溝内に収納されたピンと、前記出力側部材に保持されて前記ピンを前記溝内に向けて付勢するバネとを備えていることを特徴とする自動開閉ユニット。
- 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記動力伝達機構は、さらに、前記モータによる前記蓋材の駆動を補助するアシスト機構を備えていることを特徴とする自動開閉ユニット。
- 請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記モータおよび前記動力伝達機構は、前記蓋材側に取り付けられていることを特徴とする自動開閉ユニット。
- 請求項5において、前記蓋材は、先端側部材と基端側部材とがヒンジ結合された中折れ部を備え、
前記モータおよび前記動力伝達機構は、当該中折れ部に取り付けられて前記蓋材を前記折れ部で折れ曲がった状態および平伏した状態とに切り換えることを特徴とする自動開閉ユニット。 - 請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記蓋材は、洗濯機の蓋であることを特徴とする自動開閉ユニット。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8863604B2 (en) | 2006-09-28 | 2014-10-21 | Gebr. Bode Gmbh & Co. Kg | Drive unit for entrance and exit systems |
JP2015203213A (ja) * | 2014-04-14 | 2015-11-16 | 三井金属アクト株式会社 | パワードア開閉装置 |
EP3130699A1 (en) * | 2015-08-10 | 2017-02-15 | Wuxi Little Swan Co. Ltd. | Driving motor assembly for door of washing machine |
-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004095063A patent/JP2005282034A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060725 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080823 |