JP2005280531A - 車輌用空気通路システム - Google Patents

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JP2005280531A JP2004098665A JP2004098665A JP2005280531A JP 2005280531 A JP2005280531 A JP 2005280531A JP 2004098665 A JP2004098665 A JP 2004098665A JP 2004098665 A JP2004098665 A JP 2004098665A JP 2005280531 A JP2005280531 A JP 2005280531A
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Shigehisa Tanaka
慈久 田中
直樹 ▲広▼瀬
Naoki Hirose
Nobuyuki Ichinose
信之 一瀬
Atsushi Hiroshige
敦 広重
Koichi Ito
伊藤  公一
Tomohiro Kamiya
知宏 神谷
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Toyota Boshoku Corp
Denso Corp
Toyota Motor Corp
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Toyota Boshoku Corp
Denso Corp
Toyota Motor Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/24Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant
    • B60H1/241Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant characterised by the location of ventilation devices in the vehicle
    • B60H1/243Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant characterised by the location of ventilation devices in the vehicle located in the lateral area (e.g. doors, pillars)

Abstract


【課題】 開口部の見栄えがよく、異物等が入ることのない車輌用空気通路システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 車輌ドア2の前端部に形成され、ドア側空調ダクト24の端部が嵌合したドア側開口部23aに、蓋体25が回動可能に取り付けられている。一方、インストルメントパネル11の側端部に形成され、車輌ドア2が閉状態となった時に、ドア側開口部23aと対向するインパネ側開口部11aには、車輌ドア2側に突出した押圧部材13が設けられている。車輌ドア2を閉状態とすることにより、押圧部材13により蓋体25を押動して回動させ、ドア側開口部23aを開放して、空調機器によって調整された空気を、インパネ側空調ダクト12から、ドア側空調ダクト24を介して、車室内に吹き出させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車輌に設けられた空気通路システムに関する。
従来技術として、車輌ドア内とインパネ(インストルメントパネル)内にそれぞれ空調ダクトが配設され、車輌ドアの前端部と、これと対向するインパネの側端部に、空調ダクトが連通する開口部が形成され、車輌ドアが閉状態にある時に双方の開口部が対面することにより、インパネおよび車輌ドアに配設された空調ダクトが連通して、空調機器により調整された空気が、インパネから車輌ドア内に導入され、車輌ドアに形成されたレジスタから吹き出されるように構成された空気通路システムがあった(例えば、特許文献1参照)。この従来技術においては、常時、開口部が開放されているため、車輌ドアが開状態とされている時、車輌ドアおよびインパネに形成された開口部が見えるため見栄えが悪く、開口部に異物あるいは雨水等が入りやすいという問題があった。
実開昭63−139113号公報(第1図)
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、開口部の見栄えがよく、異物等が入ることのない車輌用空気通路システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、車輌ドアの内部に配設され、前記車輌ドアの前端部にドア側開口部を有するドア側空気通路と、前記車輌ドアを閉状態とした時に、前記車輌ドアの前端部と対向する周辺部材の内部に設けられ、前記ドア側開口部と対面する相手側開口部を有する相手側空気通路とを備えた車輌用空気通路システムにおいて、前記ドア側開口部および相手側開口部のうち、少なくともいずれかに取り付けられ、前記車輌ドアが開状態の時に前記ドア側開口部または相手側開口部を閉鎖し、前記車輌ドアが閉状態になった時に、前記ドア側開口部あるいは相手側開口部を開放して、前記ドア側空気通路と前記インパネ側空気通路とを連通させる開口部閉鎖部材を備えたことを特徴とする車輌用空気通路システムとした。
請求項2の発明は、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの一方に、蓋体が回動可能に取り付けられ、前記蓋体は前記ドア側開口部または相手側開口部を閉鎖するように付勢されており、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの他方には、前記車輌ドアが閉状態の時に、前記蓋体に当接することにより、前記蓋体を開放するように回動させる押圧部材が取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の車輌用空気通路システムとした。
請求項3の発明は、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの他方の周囲には、可撓性を有し、前記車輌ドアが閉状態にある時に、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの一方の近傍に当接することにより、前記双方の開口部間において、空気の漏れを防止する撓み部材が設けられ、前記押圧部材は前記撓み部材中に立設されたことを特徴とする請求項2記載の車輌用空気通路システムとした。
請求項4の発明は、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの他方の周囲には、可撓性を有し、前記車輌ドアが閉状態にある時に、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの一方の近傍に当接することにより、前記双方の開口部間において、空気の漏れを防止する撓み部材が設けられ、前記押圧部材は前記撓み部材の一部を、撓み不能なように硬化させて形成したことを特徴とする請求項2記載の車輌用空気通路システムとした。
請求項5の発明は、前記ドア側開口部および相手側開口部の双方に、一対の蓋体が回動可能に取り付けられ、前記一対の蓋体は、それぞれ前記ドア側開口部および相手側開口部を閉鎖するように付勢されており、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの一側には、前記車輌ドアが閉状態の時に、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの他側に取り付けられた前記蓋体に当接することにより、これを開放するように回動させる押圧部材が取り付けられ、更に、開放された前記蓋体が、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの一側に取り付けられた前記蓋体に当接することにより、これを開放するように回動させることを特徴とする請求項1記載の車輌用空気通路システムとした。
請求項6の発明は、前記車輌ドアが閉状態であることを検出して閉状態検出信号を発生するドア閉状態検出手段、前記開口部閉鎖部材を作動させて、前記ドア側開口部または相手側開口部を開閉する閉鎖部材作動手段、および前記ドア閉状態検出手段により発生された閉状態検出信号に基づいて、前記閉鎖部材作動手段を作動させる閉鎖部材制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車輌用空気通路システムとした。
<請求項1の発明>
ドア側開口部および相手側開口部のうち、少なくともいずれかに取り付けられ、車輌ドアが開状態の時にドア側開口部または相手側開口部を閉鎖する開口部閉鎖部材を備えた構成としたことにより、開口部の見栄えを向上でき、開口部内に異物、雨水等が浸入しないようにできる。
<請求項2の発明>
ドア側開口部および相手側開口部のうちの一方に、蓋体が回動可能に取り付けられ、蓋体はドア側開口部または相手側開口部を閉鎖するように付勢されており、ドア側開口部および相手側開口部のうちの他方には、車輌ドアが閉状態の時に、蓋体に当接することにより、蓋体を開放するように回動させる押圧部材が取り付けられた構成としたことにより、簡単な構成で開口部を開閉することが可能となる。
<請求項3の発明>
押圧部材が、双方の開口部間において、空気の漏れを防止する撓み部材中に立設された構成としたことにより、押圧部材を配置するスペースを特別に確保する必要がなく、空気通路システムを小型化することが可能となる。
<請求項4の発明>
押圧部材は、撓み部材の一部を、撓み不能なように硬化させて形成した構成としたことにより、部品点数を増やすことがなく、その取付手間も増大することがない。
<請求項5の発明>
ドア側開口部および相手側開口部の双方に、一対の蓋体が回動可能に取り付けられ、一対の蓋体は、それぞれドア側開口部および相手側開口部を閉鎖するように付勢されており、ドア側開口部および相手側開口部のうちの一側には、車輌ドアが閉状態の時に、ドア側開口部および相手側開口部のうちの他側に取り付けられた蓋体に当接することにより、これを開放するように回動させる押圧部材が取り付けられ、更に、開放された蓋体が、ドア側開口部および相手側開口部のうちの一側に取り付けられた蓋体に当接する構成としたことにより、ドア側開口部および相手側開口部の双方の見栄えを向上でき、双方の開口部内に異物、雨水等が浸入しないようにできる。
<請求項6の発明>
車輌ドアが閉状態であることを検出して閉状態検出信号を発生するドア閉状態検出手段、開口部閉鎖部材を作動させて、ドア側開口部または相手側開口部を開閉する閉鎖部材作動手段、およびドア閉状態検出手段により発生された閉状態検出信号に基づいて、閉鎖部材作動手段を作動させる閉鎖部材制御手段を備えた構成としたことにより、開口部閉鎖部材を作動させる押圧部材を開口部に形成する必要がなく、小型で取付手間の増大を防ぐ空気通路システムにできる。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態を図1乃至図4によって説明する。説明中、図3における上方を車輌前方、左方を車室内方とし、第2実施形態乃至第3実施形態においても、これに準ずる。車輌ボデー1には、車輌ドア2が上下に配置された一対のドアヒンジ21によって、開閉可能に取り付けられている。車輌ドア2は、金属材料等により形成され、車輌の外板となるドアフレーム22と、合成樹脂材料にて一体に形成され、ドアフレーム22の車室内側に取り付けられたドアトリム23を備えている。ドア側空調ダクト24は車輌ドア2の内部に設けられ、ドアトリム23あるいはドアフレーム22に取り付けられている。ドア側空調ダクト24は、合成樹脂材料にて一体に形成され、内部に空気が通過可能な孔を有した異形の筒状に成形されており、その上端部および前端部の車室内方に開口部を有している。
ドアトリム23の前端部には異形のドア側開口部23aが貫通しており、これに、上述したドア側空調ダクト24の前端部が嵌合することにより、ドア側空調ダクト24内部の空気通過孔がドア側開口部23aと連通している(ドア側開口部23aとドア側空調ダクト24とで、本発明のドア側空気通路を構成している)。ドア側開口部23aの前縁には、回動可能な蓋体25(本発明の開口部閉鎖部材に該当する)が取り付けられている。平板状の蓋体25は合成樹脂材料あるいは金属材料にて一体に形成され、ドア側開口部23aを閉鎖できるようにドア側開口部23aと同一の形状をしており、その前端部には回動軸25aが、上下端からそれぞれ突出するように立設されている(図2示)。
回動軸25aの上下端部は、それぞれドア側開口部23aに挿入されており、これにより蓋体25は、ドアトリム23に対し回動軸25aを中心に回転可能に取り付けられている。回動軸25aには、ローテーションスプリング26が巻回され、その両端部は、それぞれ蓋体25とドア側空調ダクト24の開口部に係止されており、蓋体25をドア側開口部23aを閉鎖する方向(図2において時計回り方向)に付勢している。ドア側空調ダクト24の前端部に形成された開口部からは、係止突起24aが突出しており、これが閉鎖状態の蓋体25の端部と係合することにより、蓋体25の閉鎖位置の位置決めを行っている。尚、図1に示すように、ドアトリム23の上端部には、車室内の空調のための空気吹出口であるレジスタ27が形成されており、これはドア側空調ダクト24の上端部の開口部と連通している。
一方、車輌ボデー1の運転席前方には、車輌ドア2を閉状態とした時に、車輌ドア2の前端部と対向し、本発明の周辺部材に該当するインストルメントパネル11が配設されており、この内部には、図示しない空調機器によって調整された空気が導入されるインパネ側空調ダクト12が設けられている。インパネ側空調ダクト12は、ドア側空調ダクト24と同様に、合成樹脂材料にて一体に形成され、内部に空気が通過可能な孔を有した筒状に成形されている。インストルメントパネル11の側端部には、本発明の相手側開口部に該当するインパネ側開口部11aが設けられ、これにはインパネ側空調ダクト12の端部が嵌合している(インパネ側開口部11aとインパネ側空調ダクト12とで、本発明の相手側空気通路を構成する)。図1に示すように、インパネ側開口部11aはドア側開口部23aに対し対称形状に設けられ、車輌ドア2を閉状態とした時に、ドア側開口部23aと対面するように形成されている。
図4に示すように、インパネ側空調ダクト12の端部には、段付部12aが形成されており、この段付部12aには、押圧部材13のフレーム部13aが嵌合している。押圧部材13は、硬質の合成樹脂材料あるいは金属材料にて形成され、段付部12aに取り付けられるフレーム部13aと、その内部に水平方向に掛渡されたリブ13bとにより構成される。フレーム部13aとリブ13bとは、一体に形成されていてもよく、また、嵌めあい、溶着、ビス止め等により互いに結合されていてもよい。当然のことながら、フレーム部13aは段付部12aと同一の外形を有しており、その水平方向両側を繋ぐようにリブ13bのブリッジ部13b1が設けられ、それと一体に押動部13b2が、車室外方に向けて水平に突出している。押動部13b2は平板状に形成され、蓋体25の回動時の外形状に対応して、その先端部が斜めに切り落とされている。押圧部材13は、段付部12aに対し、はめ込み、接着あるいは溶着にて固定される。
クッション材14は本発明の撓み部材に該当し、合成樹脂材料あるいはポリウレタンフォーム等にて、インパネ側開口部11aを取り囲んだ枠形状に形成されている。クッション材14は可撓性を有し、押圧部材13を段付部12aに装着した後、インパネ側開口部11aを囲むようにインストルメントパネル11の側端部に接着される。上述した、インパネ側空調ダクト12、インパネ側開口部11a、押圧部材13、クッション材14、ドア側空調ダクト24、ドア側開口部23a、蓋体25、ローテーションスプリング26により、車輌用空気通路システムAS1が構成されている。
車輌ドア2が開状態にある時、図2に示すように、蓋体25はローテーションスプリング26から付勢力を受け、係止突起24aに当接してドア側開口部23aを閉鎖した状態にある。車輌ドア2を車輌ボデー1に対して閉状態とすると、図3に示すように、押圧部材13の押動部13b2が、車室内方から蓋体25に当接して、ローテーションスプリング26の付勢力に抗して、蓋体25を図3において反時計回り方向に回動させ、ドア側開口部23aを開放する。
これにより、インパネ側空調ダクト12とドア側空調ダクト24とが連通し、空調機器により調整された空気が、インパネ側空調ダクト12を介して、ドア側空調ダクト24内へと進入した後、レジスタ27から車室内に吹き出す。この時、クッション材14は、撓みながらその先端部がドアトリム23のドア側開口部23aの周辺に当接して、インパネ側空調ダクト12とドア側空調ダクト24との間の空間を取り囲み、インパネ側開口部11aとドア側開口部23aとの間で、インパネ側空調ダクト12からドア側空調ダクト24へと送られる空気が、外部に漏れることを防止している。この状態から、再び、車輌ドア2が開状態とされた場合、押圧部材13と蓋体25との当接が解除されるため、蓋体25がローテションスプリング26からの付勢力により、図3において時計回り方向に回動し、ドア側開口部23aを閉鎖する。
本実施形態においては、ドア側開口部23aに、車輌ドア2が開状態の時にドア側開口部23aを閉鎖する回動可能な蓋体25を備えた構成としたことにより、ドア側開口部23aの見栄えを向上でき、開口部23a内に異物、雨水等が浸入しないようにできる。また、蓋体25はドア側開口部23aを閉鎖するように付勢されており、インパネ側開口部11aには、車輌ドア2が閉状態の時に蓋体25に当接することにより、これを開放するように回動させる押圧部材13が取り付けられた構成としたことにより、電気等による動力を必要とせずに、簡単な構成で開口部23aを開閉することが可能となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図5乃至図7によって説明する。図7に示すように、本実施形態による車輌用空気通路システムAS2を構成する押圧部材33は、上下方向に延びる長物状で、クッション材34の車輌前方に位置する枠内に立設されている。押圧部材33は、その中央部が車室外方に向けて、なだらかに突出しており、後述するように、この部位にて蓋体25を押圧する。押圧部材33は、第1実施形態と同様に、硬質の合成樹脂材料あるいは金属材料にて形成されており、可撓性を有したクッション材34(合成樹脂材料あるいはポリウレタンフォーム等にて形成されている)内に、インサート成形、あるいは二色成形にて配設されている。上述した、インパネ側空調ダクト12、インパネ側開口部11a、押圧部材33、クッション材34、ドア側空調ダクト24、ドア側開口部23a、蓋体25、ローテーションスプリング26により、車輌用空気通路システムAS2が構成されている。その他の構成は、第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図5に示すように、車輌ドア2が開状態にあり、蓋体25がドア側開口部23aを閉鎖した状態から、図6に示すように、車輌ドア2を車輌ボデー1に対して閉状態とすると、クッション材34の押圧部材33が設けられていない部位は、撓みながらその先端部がドアトリム23の表面に当接し、また、押圧部材33が内部に形成された部位は、ドア側開口部23aの近傍に位置する蓋体25の端部表面に当接する。この時、クッション材34内に配設されている押圧部材33の先端部が、車室内方から蓋体25に当接して、図6において反時計回り方向に回動させ、ドア側開口部23aを開放する。
これにより、インパネ側空調ダクト12とドア側空調ダクト24とが連通し、空調機器により調整された空気が、インパネ側空調ダクト12を介して、ドア側空調ダクト24内へと進入した後、レジスタ27から車室内に吹き出す。この時、クッション材34はインパネ側空調ダクト12とドア側空調ダクト24との間の空間を取り囲み、インパネ側開口部11aとドア側開口部23aとの間で、インパネ側空調ダクト12からドア側空調ダクト24へと送られる空気が、外部に漏れることを防止している。この状態から、再び、車輌ドア2が開状態とされた場合、押圧部材33と蓋体25との当接が解除されるため、蓋体25がローテションスプリング26からの付勢力により、図6において時計回り方向に回動し、ドア側開口部23aを閉鎖する。
本実施形態においては、押圧部材33が、クッション材34中に立設された構成としたことにより、押圧部材33を配置するスペースを特別に確保する必要がなく、空気通路システムAS2を小型化することが可能となる。
<第2実施形態の変形例>
図8は第2実施形態の変形例を示す。本実施形態においては、ウレタンまたは合成樹脂材料の二色成形にて、クッション材44の車輌の前方に位置する枠(図中、多数の点を付して表した部位)のみを、撓み不能なように硬質の中実状態に成形し、その他の部位を撓み可能な発泡体に形成している。クッション材44のうち、硬化された部位は、押圧部材43として蓋体25を回動させるために使用される。その他の構成および作動方法は第2実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態においては、押圧部材43を、クッション材44の一部を、撓み不能なように硬化させて形成した構成としたことにより、部品点数を増やすことがなく、その取付手間も増大することがない。
<第3実施形態>
図9および図10は第3実施形態を示す。本実施形態においては、車輌のインストルメントパネル41の側端部に形成されたインパネ側開口部41aに、インパネ側空調ダクト42の端部が嵌合しており、このインパネ側空調ダクト42の端部内周面に、蓋体43が回動可能に取り付けられている。蓋体43は、第1実施形態のドア側開口部23aに取り付けれた蓋体25と同様に、合成樹脂材料あるいは金属材料にて一体に形成され、その一端がインパネ側空調ダクト42と係合したローテーションスプリング44の他端と係止しており、図9において時計回り方向(インパネ側開口部41aを閉鎖する方向)に付勢されるとともに、インパネ側空調ダクト42に形成された図示しないストッパと係合して、インパネ側開口部41aを閉鎖した位置にて静止している。
一方、ドアトリム53に形成されたドア側開口部53aには、ドア側空調ダクト54の先端部が嵌合している。第1実施形態と同様に、ドア側開口部53aには、合成樹脂材料あるいは金属材料にて形成された蓋体55が回動可能に取り付けられ、蓋体55はローテーションスプリング56と係合して、図9において時計回り方向(ドア側開口部53aを閉鎖する方向)に付勢されるとともに、ドア側空調ダクト54に形成された係止突起54aと係合して、その閉鎖位置に静止している。更に、ドアトリム53には、ドア側開口部53aを取り囲むように、ポリウレタンフォームまたは合成樹脂材料等にて、枠形状に形成されたクッション材58が接着されている。
押圧部材57は、第2実施形態と同様に硬質の合成樹脂材料あるいは金属材料にて形成されており、クッション材58の車輌前方に位置する部位中に、インサート成形、あるいは二色成形にて配設されている。上述した、インパネ側空調ダクト42、インパネ側開口部41a、蓋体43、55、ローテーションスプリング44、56、押圧部材57、クッション材58、ドア側空調ダクト54、ドア側開口部53aにより、車輌用空気通路システムAS3が構成されている。
車輌ドア2が開状態にある時、図9に示すように、蓋体43、55はローテーションスプリング44、56から付勢力を受け、それぞれストッパ、および係止突起54aに当接してインパネ側開口部41a、ドア側開口部53aを閉鎖した状態にある。車輌ドア2を閉状態とすると、図10に示すように、クッション材58は撓みながら、その車輌前方に位置する部位の先端部が蓋体43の表面に当接する。この時、クッション材58内に配設されている押圧部材57が、蓋体43の端部(その回動中心よりも車輌前方より)に当接して、図9において反時計回り方向に回動させ、インパネ側開口部41aを開放する。次に、図10に示すように、蓋体43の回動により、蓋体43の車輌後方に位置する端部が、ドア側開口部53aに取り付けられた蓋体55に当接することにより、これを反時計回り方向に回動させ、ドア側開口部53aを開放する。
これにより、インパネ側空調ダクト42とドア側空調ダクト54とが連通し、空調機器により調整された空気が、インパネ側空調ダクト42を介して、ドア側空調ダクト54内へと進入した後、車室内に吹き出す。この時、クッション材58の押圧部材57が設けられていない部位は、撓みながらその先端部がインストルメントパネル41の表面に当接し、また、押圧部材57が内部に形成された部位は、インパネ側空調ダクト42の内周面に当接することにより、インパネ側空調ダクト42とドア側空調ダクト54との間の空間を取り囲み、インパネ側空調ダクト42からドア側空調ダクト54へと送られる空気が、外部に漏れることを防止している。
この状態から、再び、車輌ドア2が開状態とされた場合、押圧部材57と蓋体43との当接が解除されるため、蓋体43がローテションスプリング44からの付勢力により、図10において時計回り方向に回動し、インパネ側開口部41aを閉鎖する。従って、蓋体55も蓋体43から押動されることがなくなるため、ローテーションスプリング56の付勢力により時計回り方向に回動し、ドア側開口部53aを閉鎖する。
本実施形態においては、インパネ側開口部41aおよびドア側開口部53aの双方に、それぞれ蓋体43、55が回動可能に取り付けられ、これらの蓋体43、55は、それぞれインパネ側開口部41aおよびドア側開口部53aを閉鎖するように付勢されており、ドア側開口部53aには、車輌ドア2が閉状態の時に、インパネ側開口部41aに取り付けられた蓋体43に当接することにより、これを開放するように回動させる押圧部材57が取り付けられ、更に、開放された蓋体43が、ドア側開口部53aに取り付けられた蓋体55に当接する構成としたことにより、インパネ側開口部41aおよびドア側開口部53aの双方の見栄えを向上でき、双方の開口部41a、53a内に異物、雨水等が浸入しないようにできる。
<第4実施形態>
図11乃至図13は第4実施形態を示す。説明中、図11における左方を車輌6の前方とする。車輌6は、車輌ボデー61に開閉可能に取り付けられた前方運転席側ドア、前方助手席側ドア65FL、後方右側ドア、後方左側ドア65RL(前方運転席側ドア、後方右側ドアは図示せず)を備えている。車輌6は本発明の構成に関して、左右対称であるため、以下、車輌6の前方を見て左側の構成のみについて説明する。
車輌6のインストルメントパネル内の空調機器(いずれも図示せず)に接続されたインパネ側空調ダクト62が、上述したように、インストルメントパネルの側端部まで延び、そこにそれぞれ形成されたインパネ側開口部(以下、開口部は図示せず)に嵌合している。前方助手席側ドア65FLの前端部には、それぞれインパネ側開口部と対向する前方ドア側開口部が形成され、それらに嵌合するように、前方助手席側ドア65FL内に前方ドア側空調ダクト66FLが配設されている。前方ドア側空調ダクト66FLは、前方助手席側ドア65FLの後方部まで延在しており、その後端部において外部に開口している。
車輌ボデー61の、前方助手席側ドア65FLの後端部と対向する部位には、車輌のルーフとフロアパネル(いずれも符号なし)を上下方向に接続するセンターピラー63が設けられている。センターピラー63の、前方ドア側空調ダクト66FLの後端開口部と対向する部位には、前後方向に貫通したピラー空気通路64が形成されている。後方左側ドア65RLの前端部には、ピラー空気通路64と対向するように後方ドア側開口部が形成され、これに嵌合するように、後方左側ドア65RL内に後方ドア側空調ダクト66RLが配設されている。
インパネ側開口部、前方ドア側開口部、ピラー空気通路64の後端部、後方ドア側開口部には、第3実施形態と同様に、それぞれ図13に示す蓋体67が、その上下端から突出した回動軸67aを中心に回動可能に取り付けられている。各々の回動軸67aには、本発明の閉鎖部材作動手段に該当する蓋体駆動機構PDを構成する大径ギヤLGが一体回転可能に固着され、大径ギヤLGには小径ギヤSGが噛合しており、双方のギヤLG、SGで減速機構を構成している。
更に、小径ギヤSGは電動モータMT1〜MT8(両方向に回転可能)のアウトプットシャフトに連結され、電動モータMT1〜MT8が回転することにより、その回転を小径ギヤSGおよび大径ギヤLGを介して減速した上で蓋体67に伝達し、蓋体67を回動させることで、各々の開口部を開閉させる。尚、電動モータMT1〜MT8にはパルスエンコーダPEが取り付けられており、これが電動モータMT1〜MT8の回転位置を検出することにより、蓋体67の回動位置を検知できる。
図12において、ドアカーテシスイッチ71〜74(本発明のドア閉状態検出手段に該当する)は、通常の車輌に取り付けられているもので、それぞれ前方運転席側ドア、前方助手席側ドア65FL、後方右側ドア、後方左側ドア65RLが閉状態となっていることを検出して、閉状態検出信号を発信する。
本発明の閉鎖部材制御手段に該当するコントローラ76は、インターフェイス75を介してドアカーテシスイッチ71〜74に電気的に接続されている。また、コントローラ76は、蓋体ドライバ77を介して、上述した電動モータMT1〜MT8に電気的に接続されている。電動モータMT1〜MT4はこの順序に、前方運転席側ドア、前方助手席側ドア65FL、後方右側ドア、後方左側ドア65RLに形成されたドア側開口部に、それぞれ取り付けられた蓋体67を回動するもので、電動モータMT5〜MT8はこの順序に、インストルメントパネル11の右端に形成されたインパネ側開口部、インストルメントパネル11の左端に形成されたインパネ側開口部、右側のピラー空気通路64の後端部に形成された開口部、左側のピラー空気通路64の後端部に形成された開口部に、それぞれ取り付けられた蓋体67を回動するものである。尚、図12に示されていないが、上述したパルスエンコーダPEも、コントローラ76と電気的に接続されている。
車輌ドアの開状態が継続している時、ドアカーテシスイッチ71〜74から閉状態検出信号が発信されないため、コントローラ76は電動モータMT1〜MT8を作動させることなく、蓋体67は対応する開口部を閉鎖している。例えば、前方助手席側ドア65FLが閉状態となり、ドアカーテシスイッチ72により発信された閉状態検出信号が、インターフェイス75を介してコントローラ76に入力されると、コントローラ76から蓋体ドライバ77を介して、電動モータMT2、MT6に向けて開放方向への駆動信号が発信される。これにより、蓋体駆動機構PDの電動モータMT2、MT6が作動して、前方助手席側ドア65FLに形成された前方ドア側開口部、およびそれと対向したインパネ側開口部を開放するべく、それぞれの蓋体67を回動させる。パルスエンコーダPEが検知する電動モータMT2、MT6の回転位置により、蓋体67がそれぞれの開口部を開放したことを検出すると、コントローラ76は電動モータMT2、MT6の作動を停止する。上述した作動により、インパネ側空調ダクト62から、前方ドア側空調ダクト66FLに空気が導入され、前方助手席側ドア65FLに形成されたレジスタから車室内に吹き出される。
この状態から、再び、前方助手席側ドア65FLが開状態とされた場合、ドアカーテシスイッチ72から閉状態検出信号が発信されなくなるため、コントローラ76から蓋体ドライバ77を介して、電動モータMT2、MT6に向けて閉鎖方向への駆動信号が発信される。これにより、蓋体駆動機構PDの電動モータMT2、MT6が作動して、前方助手席側ドア65FLに形成された前方ドア側開口部、およびそれと対向したインパネ側開口部を閉鎖するべく、それぞれの蓋体67を回動させる。
例えば、前方助手席側ドア65FLおよび後方左側ドア65RLが開状態から閉状態となり、ドアカーテシスイッチ72、74により発信された閉状態検出信号が、コントローラ76に入力されると、コントローラ76から電動モータMT2、MT4、MT6、MT8に向けて開放方向への駆動信号が発信される。これにより、蓋体駆動機構PDの電動モータMT2、MT4、MT6、MT8が作動して、前方助手席側ドア65FLに形成された前方ドア側開口部、それと対向したインパネ側開口部、後方左側ドア65RLに形成された後方ドア側開口部、それと対向したピラー空気通路64を開放するべく、それぞれの蓋体67を回動させる。パルスエンコーダPEが検知する電動モータMT2、MT4、MT6、MT8の回転位置により、蓋体67が開口部を開放したことを検出すると、コントローラ76はMT2、MT4、MT6、MT8の作動を停止する。
上述した作動により、インパネ側空調ダクト62から、前方ドア側空調ダクト66FLに空気が導入され、前方助手席側ドア65FLに形成されたレジスタから車室内に吹き出されるとともに、ピラー空気通路64を介して、後方ドア側空調ダクト66RLに空気が導入され、後方左側ドア65RLに形成されたレジスタからも車室内に吹き出される。前方運転席側ドアおよび後方右側ドアが閉状態となった場合も同様の作動であるため、説明は省略する。
本実施形態によれば、車輌ドアが閉状態であることを検出して閉状態検出信号を発生するドアカーテシスイッチ71〜74、蓋体67を作動させて、開口部を開放する蓋体駆動機構PD、およびドアカーテシスイッチ71〜74により発生された開状態検出信号に基づいて、蓋体駆動機構PDを作動させるコントローラ67を備えた構成としたことにより、蓋体67を作動させる押圧部材を、開口部に形成する必要がなく、小型で取付手間を削減することが可能な空気通路システムにできる。
<他の実施形態>
本発明は上述の記載および図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、以下の記載のもの以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)第1実施形態において、蓋体をインストルメントパネル側に取り付け、押圧部材を車輌ドア側に取り付けてもよい。
(2)第1実施形態において、押圧部材をクッション材と一体に、二色成形あるいはインサート成形にて形成すれば、部品点数の削減が可能となる。
(3)第3実施形態において、押圧部材をインストルメントパネル側に取り付け、押圧部材により車輌ドア側の蓋体を押圧して回動させ、車輌ドア側の蓋体によりインストルメントパネル側の蓋体を押動して開放させるようにしてもよい。
(4)開口部を閉鎖する閉鎖部材は、必ずしも平板状の蓋体でなくてもよく、車輌ドアの開閉に伴って開口部を開閉できるものであればどのような構成でもよい。
第1実施形態による空気通路システムを車輌に搭載したところを示す図である。 図1の空気通路システムの要部を示すために、水平方向にカットした断面図である。 図2において、車輌ドアを閉状態にしたところを示す図である。 図1に示した空気通路システムの、インストルメントパネル、押圧部材、クッション材の分解斜視図である。 第2実施形態による空気通路システムの、図2と同様の断面図である。 図5において、車輌ドアを閉状態にしたところを示す図である。 図5に示した押圧部材とクッション材の斜視図である。 第2実施形態の変形例によるクッション材の斜視図である。 第3実施形態による空気通路システムの、図2と同様の断面図である。 図9において、車輌ドアを閉状態にしたところを示す図である。 第4実施形態による空気通路システムを搭載した車輌の側面図である。 第4実施形態による空気通路システムを作動させるための、機能的な構成を示す図である。 第4実施形態による空気通路システムの、蓋体および蓋体駆動機構を示す斜視図である。
符号の説明
2、65FL、65RL…車輌ドア
11、41…インストルメントパネル
11a、41a…インパネ側開口部
12、42、62…インパネ側空調ダクト
13、33、43、57…押圧部材
14、34、44、58…クッション材
23a、53a…ドア側開口部
24、54、66FL、66RL…ドア側空調ダクト
25、43、55、67…蓋体
26、44、56…ローテーションスプリング
71〜74…ドアカーテシスイッチ
76…コントローラ
PD…蓋体駆動機構
AS1〜AS3…車輌用空気通路システム

Claims (6)

  1. 車輌ドアの内部に配設され、前記車輌ドアの前端部にドア側開口部を有するドア側空気通路と、
    前記車輌ドアを閉状態とした時に、前記車輌ドアの前端部と対向する周辺部材の内部に設けられ、前記ドア側開口部と対面する相手側開口部を有する相手側空気通路とを備えた車輌用空気通路システムにおいて、
    前記ドア側開口部および相手側開口部のうち、少なくともいずれかに取り付けられ、前記車輌ドアが開状態の時に前記ドア側開口部または相手側開口部を閉鎖し、前記車輌ドアが閉状態になった時に、前記ドア側開口部あるいは相手側開口部を開放して、前記ドア側空気通路と前記インパネ側空気通路とを連通させる開口部閉鎖部材を備えたことを特徴とする車輌用空気通路システム。
  2. 前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの一方に、蓋体が回動可能に取り付けられ、前記蓋体は前記ドア側開口部または相手側開口部を閉鎖するように付勢されており、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの他方には、前記車輌ドアが閉状態の時に、前記蓋体に当接することにより、前記蓋体を開放するように回動させる押圧部材が取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の車輌用空気通路システム。
  3. 前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの他方の周囲には、可撓性を有し、前記車輌ドアが閉状態にある時に、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの一方の近傍に当接することにより、前記双方の開口部間において、空気の漏れを防止する撓み部材が設けられ、前記押圧部材は前記撓み部材中に立設されたことを特徴とする請求項2記載の車輌用空気通路システム。
  4. 前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの他方の周囲には、可撓性を有し、前記車輌ドアが閉状態にある時に、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの一方の近傍に当接することにより、前記双方の開口部間において、空気の漏れを防止する撓み部材が設けられ、前記押圧部材は前記撓み部材の一部を、撓み不能なように硬化させて形成したことを特徴とする請求項2記載の車輌用空気通路システム。
  5. 前記ドア側開口部および相手側開口部の双方に、一対の蓋体が回動可能に取り付けられ、前記一対の蓋体は、それぞれ前記ドア側開口部および相手側開口部を閉鎖するように付勢されており、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの一側には、前記車輌ドアが閉状態の時に、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの他側に取り付けられた前記蓋体に当接することにより、これを開放するように回動させる押圧部材が取り付けられ、更に、開放された前記蓋体が、前記ドア側開口部および相手側開口部のうちの一側に取り付けられた前記蓋体に当接することにより、これを開放するように回動させることを特徴とする請求項1記載の車輌用空気通路システム。
  6. 前記車輌ドアが閉状態であることを検出して閉状態検出信号を発生するドア閉状態検出手段、
    前記開口部閉鎖部材を作動させて、前記ドア側開口部または相手側開口部を開閉する閉鎖部材作動手段、および
    前記ドア閉状態検出手段により発生された閉状態検出信号に基づいて、前記閉鎖部材作動手段を作動させる閉鎖部材制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車輌用空気通路システム。
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