JP2005278133A - 固体撮像装置および光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 望遠モード時および広角モード時の何れの場合においても画像の歪みが殆ど無い光学機器および前記光学機器に使用される固体撮像装置の提供。
【解決手段】光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子2と、固体撮像素子2の曲率を変更する曲率変更手段4とを備える固体撮像装置、およびレンズユニット102と、レンズユニット102で結像された像を撮像し、レンズユニット102に向かって湾曲した固体撮像素子2と、固体撮像素子102の曲率を変更する曲率変更手段4とを備え、固体撮像素子2が、望遠モード時には第1の曲率で湾曲し、広角モード時には前記第1の曲率よりも大きな第2の曲率で湾曲するように、曲率変更手段4が固体撮像素子2の曲率半径を変化させる光学機器。
【選択図】 図8

Description

本発明は、固体撮像装置および光学機器に関し、特に、広角モード、望遠モード、および近接モードの何れのモードにおいても、画像周辺部分が暗くなるシェーディングや収差による画像の歪みが生じることのない光学機器および前記光学機器に使用される固体撮像装置に関する。
近年、画像を形成するのにCCD(電荷結合素子)を用いた電子内視鏡やデジタルカメラが広く使用されている。
CCDの表面には通常マイクロレンズが形成され、このマイクロレンズによって光学系から入射した光を効率よくCCD表面に集光させることにより、感度の向上を図っている。
電子内視鏡においては、レンズなどの光学系の焦点距離を2〜3mmと極端に短くすることにより、機器の小型化を図っている。
したがって、CCDが平面状であると、光学系から入射した光線は、CCDの受光面の縁部においてはマイクロレンズに斜めに入射する。ここで、マイクロレンズは左右対象な球面状に形成されているので、マイクロレンズに斜めに入射した光は、CCDの受光面に届かなくなる。これにより、画面の縁部が暗くなるシェーディングが生じる。
また、デジタルカメラにおいては、光学系からの光学距離がCCDの受光面の中央部と縁部とで異なることにより、映像に歪の出る収差が問題になっているので、レンズの枚数を増やして収差(像面湾曲)を軽減していた。また、CCDの縁部において、マイクロレンズの中心とCCDの受光部の中心とをずらす所謂レンズずらしによって周辺光量の低下を小さくしていた。
しかしながら、レンズ枚数を減らす需要があり、また、前記レンズずらしには、撮像レンズが異なるとマイクロレンズのずれ量も異なるからCCDを新たに作り直す必要があること、およびレンズずらしによる撮像レンズ収差の補正は不完全であることなどの問題点があった。
そこで、前記電子内視鏡やデジタルカメラにおいてCCDを光学系に向かって湾曲させることが検討された(例えば、特許文献1、2参照)。
あるいは固体撮像チップの表面を湾曲させる曲率を調整する曲率調整手段を設けた構成が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平6 −133229号公報 特開2001−156278号公報 特開平10 −108078号公報
しかしながら、デジタルカメラにおいてCCDの湾曲率を一定に固定した場合には、光学系に多数のレンズを使用しないと、たとえば前記CCDの曲率を望遠モードに合わせて設定したときに広角撮影をすると、画像に歪みが生じやすくなるという問題がある。
また、曲率を可変とした場合であっても、像面湾曲の度合に応じてCCDの曲率をリアルタイムに調整できる機構は開示されていないので、例えば撮影者はファインダを見ながらCCDの曲率を手動で変更する必要があった。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、望遠モード時および広角モード時の何れの場合においても画像の歪みやシェーディングが殆ど無い光学機器および前記光学機器に使用される固体撮像装置の提供を目的とする。
また、望遠モードおよび広角モードのほかに近接モードに設定できる光学機器において、近接モードに設定したときにも画像の歪みやシェーディングが殆どない光学機器、および前記光学機器に使用される固体撮像装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、複数枚のレンズを有するレンズユニットと、前記レンズユニットで結像された像を撮像するとともに、前記レンズユニットに向かって凹状に湾曲してなる固体撮像素子と、前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段とを備えるとともに、遠方を撮影する望遠モードと広範囲を撮影する広角モードとの何れかに切替可能であり、前記望遠モードのときは、前記固体撮像素子が第1の曲率で湾曲し、前記広角モードのときは、前記固体撮像素子が前記第1の曲率よりも大きな第2の曲率で湾曲するように、前記曲率変更手段によって前記固体撮像素子の曲率を変化させることを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、固体撮像素子が湾曲している故に、光学系からの光は、固体撮像素子の中央部だけでなく周縁部においても固体撮像素子の表面に対して直角に近い角度で光が入射するので、画像の縁部にシェーディングが生じたり、収差による歪が生じたりすることがない。
通常の光学機器においては、遠くを観察したり撮影したりする望遠モードに比較して、広い範囲を観察したり撮影したりする広角モードの方が収差による画像の歪みが大きくなる傾向にあり、これは、画像の縁部において著しいが、前記光学機器においては、前記固体撮像素子の曲率を変化させることによって広角モード時における収差による画像の歪みを補正しているから、前記レンズユニットにおいて、広角モード時の収差を補正するために多数枚のレンズを使用しなくても、広角モードおよび望遠モードの何れのモードにおいても歪みのない画像が得られるので、安価なレンズユニットで良質な画像が得られる。
請求項2に記載の発明は、近接した被写体を撮影する近接モードのときは、前記固体撮像素子が前記第2の曲率よりも大きな第3の曲率で湾曲するように前記固体撮像素子の曲率を変化させることを特徴とする光学機器に関する。
通常の光学機器においては、近くのものを観察したり撮影したりする近接モード時には、広角モード時に比較して収差による画像の歪みが更に大きくなる傾向にあるが、前記光学機器においては、前記固体撮像素子を、広角モード時の曲率半径である第2の曲率半径よりも更に小さな第3の曲率半径で湾曲させることにより、近接モード時における収差による画像の歪みを補正しているから、前記レンズユニットにおいて、広角モード時および近接モード時の収差を補正するために多数枚のレンズを使用しなくても、広角モード、望遠モード、および近接モードの何れにおいても歪みのない画像が得られる。
請求項3の発明は、前記曲率変更手段が、電界の変化によって前記固体撮像素子を屈曲、伸展する電界屈曲アクチュエータを備えることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置に関する。
前記電界屈曲アクチュエータを固体撮像素子の裏面に貼付するなどの手段により、前記電界屈曲アクチュエータの動きを固体撮像素子に伝達して固体撮像素子を屈曲、伸展させることにより、固体撮像素子の曲率を変化させることができる。
請求項4に記載の発明は、前記曲率変更手段が、機械的な動作によって前記固体撮像素子を湾曲、伸展させる機械式アクチュエータを備えることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置に関する。
前記機械式アクチュエータは、前記光学機器において広角撮影と望遠撮影とを切り替えるレバーやボタンと容易に連動し、また複雑な電気回路は不要であるから、安価に構成できる。
請求項5に記載の発明は、前記曲率変更手段が、圧電効果によって前記固体撮像素子を湾曲、伸展させる圧電式アクチュエータを備えることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置に関する。
前記機械式アクチュエータは、前記光学機器において広角撮影と望遠撮影とを切り替えるレバーやボタンと容易に連動し、また複雑な電気回路は不要であるから、安価に構成できる。
請求項6に記載の発明は、少なくとも2つのレンズ群からなるレンズユニットと、前記レンズユニットで結像された像を撮像するとともに、前記レンズユニットに向かって凹状に湾曲してなる固体撮像素子と、前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、前記レンズ群のうちの少なくとも2つのレンズ群間距離を変化させることによりズームさせるズーム手段とを備えてなり、前記ズーム手段において前記レンズ群間の距離を変化させるのに伴い、前記曲率変更手段によって前記固体撮像素子の曲率を変化させることを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、たとえば、前記ズーム手段によってレンズ群の距離を変化させて望遠モードから広角モードに切り替えたときは、前記曲率変更手段によって前記固体撮像素子の曲率を増大させる。一方、前記ズーム手段によってレンズ群の間隔を変化させて広角モードから望遠モードに切り替えたときは、前記曲率変更手段によって前記固体撮像素子の曲率を減少させる。
このように、前記光学機器においては、前記ズーム手段におけるズーム動作と前記曲率変更手段において前記固体撮像素子の曲率を変化させる動作とが連動しているから、前記ズーム手段においてズーム動作を行うだけで、前記固体撮像素子は最適な曲率に湾曲される。
請求項7の発明は、前記レンズ群が、1枚または複数枚のレンズによって構成されていることを特徴とする光学機器に関する。
請求項8の発明は、撮影用レンズユニットと、前記レンズユニットで結像された像を撮像する固体撮像素子と、前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、を備え、
前記曲率変更手段は、前記固体撮像素子と一体となり前記固体撮像素子を光軸方向に移動させる複数の位置調整ネジと、前記固体撮像素子の受光面である表面あるいは裏面または両面の一部を押え前記固体撮像素子の曲率を変化させる凸部からなることを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、例えば出荷時の調整段階で撮像素子の結像面に傾きがある、あるいは像面湾曲が大きいため撮像素子側で補正したい場合等に、撮像素子と筐体の間にスペーサを噛ませるといった従来の方法では不可能な、結像面の傾きや像面湾曲の微調整が可能となり、また調整に要する工数も大幅に削減できる。
請求項9の発明は、少なくとも2つのレンズ群からなるレンズユニットと、前記レンズユニットで結像された像を撮像する固体撮像素子と、前記固体撮像素子と一体となり前記固体撮像素子を光軸方向に移動させる複数の位置調整ネジと、前記固体撮像素子の受光面である表面または裏面または両面の一部を押え前記固体撮像素子の曲率を変化させる凸部と、前記レンズ群のうちの少なくとも2つのレンズ群間距離を変化させることにより前記レンズユニットをズームさせるズーム手段と、前記ズーム手段において前記レンズ群間の距離を変化させるのに伴い、前記位置調整ネジによって前記固体撮像素子の曲率を変化させるズーム連動手段と、を備えたことを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、レンズのズーム動作によって変動する焦点面に追随するように、凸部と位置調整ネジによって固体撮像素子の曲率を変動させ、シェーディングや歪の発生を抑えることができる。
請求項10に記載の発明は、少なくとも2つのレンズ群からなるレンズユニットと、前記レンズユニットで結像された像を撮像するとともに、前記レンズユニットに向かって凸状又は凹状に湾曲してなる固体撮像素子と、前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、前記レンズ群のうちの少なくとも2つのレンズ群間距離を変化させることによりズームさせるズーム手段とを備えてなり、前記ズーム手段において前記レンズ群間の距離を変化させるのに伴い、前記曲率変更手段によって前記固体撮像素子の曲率を変化させることを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、たとえば前記ズーム手段によってレンズ群の距離を変化させて望遠モードから広角モードに切り替えたときは、前記曲率変更手段によって前記固体撮像素子の曲率を増大させる。一方、前記ズーム手段によってレンズ群の間隔を変化させて広角モードから望遠モードに切り替えたときは、前記曲率変更手段によって前記固体撮像素子の曲率を減少させる。
このように、前記光学機器においては、前記ズーム手段におけるズーム動作と前記曲率変更手段において前記固体撮像素子の曲率を変化させる動作とが連動しているから、前記ズーム手段においてズーム動作を行うだけで、前記固体撮像素子は最適な曲率に湾曲される。
請求項11に記載の発明は、撮影用レンズユニットと、前記レンズユニットで結像された像を撮像する固体撮像素子と、前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、を備え、電源切断時または非撮影時には前記曲率変更手段による前記固体撮像素子の湾曲を解除する曲率変更解除手段を設けたことを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、たとえば光学機器の電源を落とした際にはアクチュエータや位置調整ネジが自動的に初期位置に戻り、固体撮像素子を曲率変更する前の状態、すなわち平面の状態に戻すことで、応力による負荷が長時間掛かることによる固体撮像素子の変形などの弊害を防ぐことができる。
請求項12に記載の発明は、焦点距離を変更できる撮影用レンズユニットと、前記レンズユニットで結像された像を撮像する固体撮像素子と、を備え、前記レンズユニットの焦点距離変化に連動して前記固体撮像素子を前記レンズユニット側から見て凹3次曲面に湾曲させることを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、固体撮像素子の表面を円柱面などの2次曲面でなく凹球面などの3次曲面とすることで、固体撮像素子の表面形状をより撮影レンズの焦点面形状に近い形状とすることができる。
請求項13に記載の発明は、撮影用レンズユニットと、光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子を備え、前記固体撮像素子の受光面が前記撮影用レンズユニットの結像面と一致しないことを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、固体撮像素子の表面を敢えて撮影用レンズユニットの結像面と一致させないことで、画面中心を除く範囲の収差を意図的に増やして画面中心を強調する、あるいは画面全体にソフトフォーカスをかけるなどの操作が可能となる。
請求項14に記載の発明は、形状を変化させることで焦点距離を変更できる撮影用レンズユニットと、前記レンズユニットで結像された像を撮像する固体撮像素子と、を備え、前記レンズユニットの焦点距離変化に連動して前記固体撮像素子を湾曲させることを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、形状を変化させることで焦点距離を変更できる撮影用レンズの焦点距離変化に連動してCCDを湾曲させることでCCDの面形状を撮影用レンズの焦点距離変化に合わせることができる。
請求項15に記載の発明は、複数のレンズ群で構成され前記レンズ群の一部を光路中に出し入れ可能であって、焦点距離を変更できる撮影用レンズユニットと、撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子と、を備えることを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、レンズ群の一部を光路中に出し入れすることにより焦点距離を変更できるレンズユニットを用いて、CCDの面形状を撮影用レンズの焦点距離変化に合わせることができる。
請求項16に記載の発明は、レンズユニットの焦点距離変化に連動して前記固体撮像素子を湾曲させることを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、撮影用レンズの焦点距離変化に連動してCCDを湾曲させることで、CCDの面形状を撮影用レンズの焦点距離変化に連動させることができる。
請求項17に記載の発明は、焦点距離を変更できる変倍レンズ群と、合焦できる焦点調節レンズ群と、を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子とを備え、前記レンズユニットの焦点距離変化に連動して前記固体撮像素子を湾曲させる調整手段を備えたことを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、撮影用レンズの焦点距離変化に連動してCCDを湾曲させることで、CCDの面形状を撮影用レンズの焦点距離変化に連動させることができる。
請求項18に記載の発明は、焦点距離を変更できる変倍レンズ群と、合焦できる焦点調節レンズ群と、を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子とを備え、前記レンズユニットの合焦動作に連動して前記固体撮像素子を湾曲させる調整手段を備えたことを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、撮影用レンズの合焦動作に連動してCCDを湾曲させることで、CCDの面形状を撮影用レンズの合焦動作に連動させることができる。
請求項19に記載の発明は、焦点距離を変更できる変倍レンズ群と、合焦できる焦点調節レンズ群と、を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子とを備え、前記レンズユニットの焦点距離変化に連動して前記固体撮像素子を湾曲させる第1の調整手段と、前記レンズユニットの合焦動作に連動して前記固体撮像素子を湾曲させる第2の調整手段と、を備えたことを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、撮影用レンズの焦点距離変化と合焦動作に連動してCCDを湾曲させることで、CCDの面形状を撮影用レンズの焦点距離変化と合焦動作に連動させることができる。
請求項20に記載の発明は、合焦できる焦点調節レンズ群を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子とを備え、前記レンズユニットの合焦動作に連動して前記固体撮像素子を湾曲させる調整手段を備えたことを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、撮影用レンズの合焦動作に連動してCCDを湾曲させることで、CCDの面形状を撮影用レンズの合焦動作に連動させることができる。
請求項21に記載の発明は、撮影距離を検出する測距手段と、撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子とを備え、前記撮影距離に連動して前記固体撮像素子を湾曲させる調整手段を備えたことを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、撮影距離に連動してCCDを湾曲させることで、CCDの面形状を撮影距離の変化に連動させることができる。
請求項22に記載の発明は、前記撮影距離が短くなれば前記固体撮像素子の湾曲率を上げ、前記撮影距離が長くなれば前記固体撮像素子の湾曲率を下げることを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、像面湾曲の強くなる近距離では強く、像面湾曲の弱くなる遠距離では弱くCCDを湾曲させることで、CCDの面形状を撮影用レンズの焦点距離変化に連動させることができる。
請求項23に記載の発明は、焦点距離を変更できる変倍レンズ群と、合焦できる焦点調節レンズ群と、を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子と、前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、を備えたことを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、曲率変更手段でCCDを湾曲させることで、CCDの面形状を撮影用レンズの焦点距離変化あるいは合焦動作またはその両方によって変動する像面湾曲に合わせることができる。
請求項24に記載の発明は、合焦できる焦点調節レンズ群を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子と、前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、を備えたことを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、曲率変更手段でCCDを湾曲させることで、CCDの面形状を撮影用レンズの合焦動作によって変動する像面湾曲に合わせることができる。
請求項25に記載の発明は、焦点距離を変更できる変倍レンズ群を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子と、前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、を備えたことを特徴とする光学機器に関する。
前記光学機器においては、曲率変更手段でCCDを湾曲させることで、CCDの面形状を撮影用レンズの焦点距離変化によって変動する像面湾曲に合わせることができる。
以上説明したように、本発明によれば、望遠モード時および広角モード時の何れの場合においても画像の歪みが殆ど無い光学機器および前記光学機器に使用される固体撮像装置が提供される。
1.実施形態1
1−1 光学機器
本発明の光学機器の一例であるデジタルカメラ100の外観を図1〜図4に、内部構成の概略を図5および図6に示す。
デジタルカメラ100は、図1〜図6に示すように、撮影レンズ102、シャッター104、絞り105、CCD撮像部106、およびストロボ108を有する。
CCD撮像部106は、本発明に係る固体撮像装置の一例であり、撮影レンズ102は、本発明に係る光学機器の備えるレンズユニットに相当する。
デジタルカメラ100の背面には、図2に示すように、ファインダ120、ファインダLED122、撮影/再生モード選択スイッチ124、撮影モード選択ダイヤル126、マルチファンクションの十字キー128、デジタルカメラ100の動作モードや十字キー128の機能等を文字やアイコンで表示する液晶表示部130、バックスイッチ132、メニュー/OKスイッチ134、画像を表示する液晶表示モニタ136、およびスピーカ138などが設けられている。
一方、デジタルカメラ100の上面には、図1および図3に示すように電源スイッチ140、シャッターボタン142、およびリチウム電池110を収納する電池室117をカバーする電池室カバー145が設けられている。
更に、デジタルカメラ100の正面から見て右側の側面には、図1および図4に示すように音声/映像出力端子146、USB端子148、およびDC入力端子150が設けられている。
デジタルカメラ100においては、撮影/再生モード選択スイッチ124によって撮影モードと再生モードとの何れかが選択される。撮影モード時には、撮影モード選択ダイヤル126によってマニュアル撮影、オート撮影、望遠モード、広角モード、近接モード、動画、ボイスレコーダなどの各モードが選択される。なお、望遠モード、広角モード、および近接モードは、それぞれ望遠撮影、広角撮影、および近接撮影を行うモードである。
液晶モニタ136は、電子ビューファインダとして使用されるとともに、撮影した画像やカメラに装填したメディアから読み出した再生画像などが表示される。また、液晶モニタ136には、メニュー/OKスイッチ134や十字キー128の操作に応じて撮影可能コマ数表示、再生コマ番号表示、ストロボ発光有無表示、撮影モード表示、記録画質表示、および画素数表示など、各種の表示が行われる。
デジタルカメラ100には、図5および図6に示すように、CCD撮像部106からの画像データを処理して液晶モニタ136に表示したり、内臓メモリ(または記録メディア)180に記録したりする画像処理部160と、撮影/再生モード選択スイッチ124、撮影モード選択ダイヤル126、マルチファンクションの十字キー128、バックスイッチ132、およびメニュー/OKスイッチ134からなる操作スイッチ群、並びにシャッターボタン142からの入力に基いてデジタルカメラ100を制御するコントロール部170とを有する。
画像処理部160は、図6に示すように、アナログ信号処理部161とA/D変換部162とデジタル信号処理部163とテンポラリメモリ164と圧縮伸長部165とを有する。
コントロール部170は、図6に示すように、前記操作スイッチ群の操作に基いて撮影レンズ102、シャッター104、CCD撮像部106、およびストロボ108を条件設定したり駆動したりする駆動回路172および駆動回路172および画像処理部160を制御するCPU171を備えている。
CCD撮像部106から出力されたアナログ画像信号は、画像処理部160におけるアナログ信号処理部161でアナログ信号処理された後、A/D変換部162でA/D変換された後、デジタル信号処理部163でデジタル信号処理される。デジタル信号処理部163でデジタル信号処理された画像データは、テンポラリメモリ164に一時的に格納されて圧縮伸長部165で圧縮処理されて内蔵メモリ(または記録メディア)180に記録される。なお、テンポラリメモリ164に一時的に格納された画像データは、画像モニタ136で画像として表示することができる。また、内蔵メモリ(または記録メディア)180に格納された画像データもまた、圧縮伸長部165で読み出して伸長処理後、テンポラリメモリ164に格納し、画像モニタ136で画像として表示してもよい。
デジタルカメラ100において、画像処理部160、コントロール部170、撮影レンズ102、シャッター104、CCD撮像部106、およびストロボ108、液晶表示部130、および画像モニタ136などの電源は、図5に示すように電源ユニット111から供給される。電源ユニットは、リチウム電池110が装着されるとともに、コントロール部170に接続されたソケット112とを備えている。
ソケット112には、図5に示すように、リチウム電池110の正極110Aが接続される正極112Aと、リチウム電池110の負極110Bが接続される負極112Bが設けられている。
本発明に係る光学機器の別の例であるカメラ付携帯電話200の外観を図7に示す。
図7において、図1〜図6と同一の符合は、前記符合が前記図面において示す構成要件と同一の構成用件を示す。
カメラ付携帯電話200は、図7に示すように2つに折畳み可能に形成され、キーボードが設けられた操作部202と、表示画面206が設けられた画像表示部204と、操作部202と画像表示部204とを連結するヒンジ部208とを備えている。ヒンジ部208には撮像するためのレンズ部210が設けられている。
操作部202の図7における手前側、即ちヒンジ部208が設けられた側とは反対側の端部には、リチウム電池110を収容する電池収容室217が設けられている。電池収容室217は、蓋218によって開閉される。電池収容室217の底部には、リチウム電池110の正極110Aおよび負極110Bが接続される正極217Aおよび負極217Bが設けられている。
なお、カメラ付携帯電話200においても、デジタルカメラ100と同様に、レンズ部210の内側にシャッター部104、絞り105、およびCCD撮像部106が設けられている(シャッター部104、絞り105、およびCCD撮像部106については図示せず。)。カメラ付携帯電話200の備えるレンズ部210およびCCD撮像部106は、本発明に係る光学機器におけるレンズユニットおよび本発明に係る固体撮像装置に相当する。
デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200における撮影レンズ102またはレンズ部210と、シャッター部104、絞り105、およびCCD撮像部106との相対的な位置関係を図8に示す。
図8に示すように、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200の筐体の内部において、撮影レンズ102またはレンズ部210によって形成された像が結像する位置にCCD撮像部106が設けられている。撮影レンズ102またはレンズ部210におけるCCD結像部106に面する側の近傍には、シャッター部104と絞り105とが配設されている。
撮影レンズ102またはレンズ部210は、図22に示すように凹レンズ状の第1レンズ102Aと、第1レンズ102Aの内側に、同一の光軸上に配設された凸レンズ状の第2レンズ102Bとからなる。第1レンズ102Aおよび第2レンズ102Bは、本発明におけるレンズ群に相当する。なお、第1レンズ102Aおよび第2レンズ102Bに代えて、それぞれ複数のレンズから構成された第1レンズ群および第2レンズ群を配設してもよい。
CCD結像部106は、撮影レンズ102またはレンズ部210に向かって湾曲したCCD2と、CCD2の四隅部を押圧して湾曲させるとともに、CCD撮像素子部2の湾曲率を増減させるアクチュエータ部4とを有する。
CCD2は、図8に示すように、可撓性基板であるフレキシブル基板2Cと、フレキシブル基板2Cの表面に形成されたCCD素子の群であるCCD素子群2Aと、CCD素子群2Aを形成する各CCD素子に対応するようにCCD素子群2Aに積層されたマイクロレンズ2Bとを有する。
フレキシブル基板2Cは、プラスチック基板、薄膜ガラス基板、および金属基板の何れであってもよいが、プラスチック製のフレキシブル基板2Cが可撓性の点で好ましい。
CCD2は、たとえば、以下の手段により製造できる。
先ず、ガラス基板の表面にエッチ・ストッパ層を形成し、その上に多結晶Si層を積層する。そして、前記多結晶Si層に固体レーザ光を照射して結晶化し、CCD素子群2Aを形成する。
次に、形成されたCCD素子群2Aの表面に剥離可能な接着剤を塗布して仮基板を接着する。仮基板が接着されたら、弗化水素酸などによってガラス基板をエッチングして除去し、CCD素子群2Aを露出させる。
そして、露出したCCD素子群2Aに、フレキシブル基板2Cとなるプラスチック基板を接着し、次いで仮基板を剥離してフレキシブル基板2Cに積層されたCCD素子群2Aを得る。
最後に、CCD素子群2Aの表面に、それぞれのCCD素子に対応するようにマイクロレンズ2Bを形成する。
CCD2は、図8に示すように、マイクロレンズ2Bを積層した側の面が光の入射方向を向くように配設されているとともに、前記面が凹陥するように湾曲されている。
なお、CCD結像部106に使用されるCCD2は、1枚の基板上に、前記CCDに加えて前記CCDからの画像データを記憶するメモリ、および前記CCDと前記メモリとを接続するインターフェース部などを一体に形成したTFT回路装置であってもよい。
また、CCD結像部106においては、CCD2に代えてCMOSを使用してもよい。
CMOSとしては、たとえば、CCD2と同様に、フレキシブル基板と、フレキシブル基板に積層されたCMOS素子の群であるCMOS素子群と、前記CMOS素子群の表面に、それぞれのCMOS素子に対応するように積層されたマイクロレンズとからなるものが挙げられる。なお、CMOSは、マイクロレンズを備えていなくてもよい。
CMOSもまた、前記ガラス基板上にCCD素子群に代えてCMOS素子群を形成する以外は、CCD2と同様の手段により作製できる。なお、マイクロレンズを備えていないCMOSを形成するときは、マイクロレンズ形成工程を省略できる。
アクチュエータ部4は、CCD2と、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200の筐体との間に装入されている。
1−2 アクチュエータ部
以下、アクチュエータ部4の構成について説明する。
アクチュエータ部4の構成を図9に示す。
アクチュエータ部4は、図9に示すように、CCD2の中央部を筐体101内部に固定するCCD固定部材42と、CCD2の縁部を撮影レンズ102またはレンズ部210に向かって押圧して湾曲させるアクチュエータ40と、アクチュエータ40の動きをCCD2の縁部に伝達する伝達部材44とを備える。なお、図9において(A)は、アクチュエータ部4の動作を説明する側面図であり、(B)は、アクチュエータ部4を斜め上から見たところを示す斜視図である。
アクチュエータ40は、伝達部材44と筐体101との間に挿入されている。
アクチュエータ40としては、螺子による螺子アクチュエータのほか、電圧を印加すると寸法が増大したり減少したりする電歪素子を用いた電歪素子アクチュエータ、正電圧を印加すると負イオンを取り込んで伸長し、負電圧を印加すると負イオンを放出して収縮する導電性高分子アクチュエータ、形状記憶合金の温度による伸縮を利用した形状記憶合金アクチュエータなどがある。また、撮影モード選択ダイヤル126によって指定された広角、望遠、近接の各モードに応じて第1レンズ102Aおよび第2レンズ102Bの相対位置を変更するズーム機構を備えている場合において、前記ズーム機構の動きをCCD2を湾曲する動きに変換しつつCCD2に伝達するCCD湾曲機構もアクチュエータ40に包含される。アクチュエータ40のうち、螺子アクチュエータおよびCCD湾曲機構は、本発明における機械式アクチュエータの例であり、電歪素子アクチュエータおよび導電性高分子アクチュエータは電界屈曲アクチュエータの例であり、形状記憶合金アクチュエータは感温型アクチュエータの例である。
アクチュエータ40として形状記憶合金アクチュエータを設けた例を図10に示す。図10において(A)はアクチュエータ部4の動作を説明する側面図であり、(B)は、アクチュエータ部4を斜め上から見たところを示す斜視図である。
図10に示すアクチュエータ部4においては、形状記憶合金アクチュエータとして、形状記憶合金の長尺状板材をZ字型に形成した形態を有するZ型アクチュエータ41が用いられている。なお、図10において(A)においては、Z型アクチュエータ41の動作が判り易いように、Z型アクチュエータ41が枠体44Aに対して直交するように配設されているように示されているが、実際には(B)に示すように枠体44Aに沿って配設されている。
Z型アクチュエータ41は、加熱時には図10の(A)において実線で示すように収縮した状態にあり、常温以下に冷却することにより、二点鎖線で示すように伸長する。
アクチュエータ部4に使用される形状記憶合金アクチュエータとしては、Z型アクチュエータ41のほか、ダイアフラム型アクチュエータ43も挙げられる。
ダイアフラム型アクチュエータ43は、図10および図11に示すように、表面に向かって縮小する円錐状の空洞部43Bを設けた基板43Aの表面にSiO2膜43Cを形成し、更にその上に形状記録合金膜43Dを積層している。形状記録合金膜43DおよびSiO2膜43Cは、加熱すると平坦になるが、冷却すると空洞部43Aの上方の部分がドーム状に隆起する。
伝達部材44は、図9および図10に示すように、アクチュエータ40の先端に固定された長方形枠状の枠体44Aと、枠体44Aの四隅部とCCD2の四隅部とを結合する連結棒44Bとを備える。なお、アクチュエータ部4においては、CCD固定部材42を別に設ける代わりに、枠体44Aの中央部をデジタルカメラ100などの筐体101に固定してもよい。
1−3 作用および効果
以下、アクチュエータ部4の作用について説明する。
デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200において、撮影/再生モード選択スイッチ124または撮影モード選択ダイヤル126によって望遠モード、広角モード、近接モードの何れかのモードを選択すると、前記モード選択に関するモード選択指示は駆動回路172に入力される。
駆動回路172においては、望遠モードが入力されたら最小の曲率でCCD2を湾曲させ、広角モードが入力されたら2番目に小さい曲率でCCD2を湾曲させ、近接モードが入力されたら最大の曲率でCCD2を湾曲させるようにアクチュエータ部4に指示を入力する。駆動回路172は、アクチュエータ部4の備えるアクチュエータ40が螺子アクチュエータやCCD湾曲機構のときは、螺子アクチュエータやCCD湾曲機構を駆動するパルスモータへのパルス信号の個数を制御する。一方、アクチュエータ40が、電歪素子アクチュエータや導電性高分子アクチュエータのときは、駆動回路172は、前記アクチュエータ40に印加する電圧を制御する。更に、アクチュエータ40がZ型アクチュエータ41やダイアフラム型アクチュエータ43のような感温型アクチュエータの場合は、駆動回路172は、前記感温型アクチュエータを加熱する電熱回路に流す電流の大きさを制御する。
アクチュエータ部4においては、前記指示が入力されると、CCD2が所定の曲率で湾曲するようにアクチュエータ部40を作動させる。
駆動回路172から入力された指示によってアクチュエータ40が伸長すると、図9において二点鎖線で示すように、枠体44Aおよび連結棒44Bを介してCCD2の四隅部が撮影レンズ102またはレンズ部210側に押圧されてCCD2が湾曲する。したがって、CCD2の曲率が大きくなり、言い替えれば曲率半径が小さくなるから、より強く湾曲する。
反対に、前記指示によってアクチュエータ40が収縮すると、図9において実線で示すように、枠体44Aおよび連結棒44Bは後退するから、CCD2は、自身の弾力によって伸展してより平面に近付き、換言すれば曲率が小さくなり、曲率半径が大きくなる。
このように、アクチュエータ40を伸縮させ、またはZ型アクチュエータ41やダイアフラム型アクチュエータ43を冷却、加熱することにより、CCD2の曲率を変化させることができる。
デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200において、広角モード、近接モード、および望遠モードをとったときの撮影レンズ102における第1レンズ102Aと第2レンズ102Bとの相対的な位置関係を、それぞれ図22の(A)、(B)、および(C)に示す。なお、広角モードはズームモードとも言い替えられる。
広角モードにおいては、図22の(A)に示すように第2レンズ102Bは第1レンズ102Aから遠ざかるとともにCCD2に近接する。そして、望遠モードにおいては、同図の(C)に示すように、第2レンズ102BはCCD2から遠ざかると同時に第1レンズ102AはCCD2に近接し、第1レンズ102Aと第2レンズ102Bとは互いに近接する。一方、近接モードにおいては、同図の(B)に示すように、第1レンズ102Aは広角モードと同一の位置を保持し、第2レンズ102Bが前進して第1レンズ102Aに向かって移動する。
ここで、CCD2の曲率を変えず平面の状態とした場合、図24に示すように広角モードでは画像の周縁部で大きな像面湾曲を示し、近接モードでは更に大きな像面湾曲を示して周縁部における画像の歪みが更に大きくなる。
デジタルカメラ100においては、CCDが1/4型、即ち差し渡し寸法が1/4インチのとき、第1レンズ102Aと第2レンズ102Bとが広角モードの位置関係にあるときは、図22において(A)に示すように曲率半径rが14mmになり、CCD2が平面状に伸展したときの平面である基準平面からの端縁の移動量dが0.12mmになるようにCCD2を湾曲させるべく、駆動回路172によってアクチュエータ部4が制御される。
一方、近接モードのときは、図22において(B)に示すように、曲率半径rが5mmになり、前記基準平面からの端縁の移動量dが0.34mmになるようにCCD2を湾曲させるべく、アクチュエータ部4が制御される。
そして、望遠モードのときは、図22において(C)に示すように、曲率半径rが34mmになり、基準面からの端縁の移動量dが0.05mmになるようにCCD2を湾曲させるべく、アクチュエータ部4が制御される。
したがって、曲率半径rは、近接モードのときが最も小さく、広角モード、望遠モードの順で大きくなる。一方、移動量dは、近接モードのときが最も大きく、広角モード、望遠モードの順で小さくなる。換言すれば、CCD2は、望遠モード、広角モード、近接モードの順で湾曲が大きくなる。
このように、広角モード、近接モード、および望遠モードのそれぞれのモードに応じた曲率半径でCCD2を湾曲させることにより、図23(A)〜(C)に示すように、何れのモードにおいても、像面湾曲を大幅に減少させることができ、言い替えれば歪みの少ない画像が得られる。
つまりデジタルカメラ100やカメラ付携帯電話200に上記のようなCCD2を使用すれば、レンズ枚数を増やすことなく、収差による画像の歪みを抑え、画像の縁部においてシェーディングの発生を防止させることができるが、更に、CCD2は、アクチュエータ40によってCCD2の曲率を変更できるから、たとえば、電子内視鏡やデジタルカメラ100、カメラ付携帯電話200において通常の撮影モードから近接モードに切り替えた場合に、CCD2の曲率をモードに合わせて変化させることにより、CCD2の収差が補正され、画像に歪が生じることが防止される。同様に、デジタルカメラ100、カメラ付携帯電話200などにおいて広角モードから望遠モードにモードを切り替えた場合にも、CCD2の曲率を変化させることにより、広角撮影するときも望遠撮影するときも歪の無い画像が得られる。
なぜなら通常の光学機器においては、遠くを観察したり撮影したりする望遠モードに比較して、広い範囲を観察したり撮影したりする広角モードの方が収差による画像の歪みが大きくなる傾向にあり、これは、画像の縁部において著しいが、前述のようなCCD2を使用したデジタルカメラ100やカメラ付携帯電話200においては、CCD2の曲率を変化させることによって広角モード時における収差による画像の歪みを補正しているから、前記レンズユニットにおいて、広角モード時の収差を補正するために多数枚のレンズを使用しなくても、広角モードおよび望遠モードの何れのモードにおいても歪みのない画像が得られるので、あまり厳密に収差の補正を行なっていない安価な撮影レンズ102でも良質な画像が得られる。
また、近くのものを観察したり撮影したりする近接モード(マクロ)時には、広角モード時に比較して収差による画像の歪みが更に大きくなる傾向にあるが、デジタルカメラ100やカメラ付携帯電話200においては、CCD2を、広角モード時の曲率半径である第2の曲率半径よりも更に小さな第3の曲率半径で湾曲させることにより、近接モード(マクロ)時における収差による画像の歪みを補正しているから、撮影レンズ102において、広角モード時および近接モード(マクロ)時の収差を補正するために多数枚のレンズを使用しなくても、広角モード、望遠モード、および近接モード(マクロ)の何れにおいても歪みのない画像が得られる。
このときCCD2は、円筒面のような2次曲面状に湾曲していてもよいし、球面のような3次曲面状に湾曲していてもよいが、3次曲面状に湾曲し、しかも3次曲面の曲率を変更できるように形成されていれば、収差による画像の歪みを2次曲面の場合よりも更に高精度で補正できるから好ましい。
但し、極端に歪みのない画像が要求されないのであれば、2次曲面状に湾曲したCCD2を用いることにより、デジタルカメラ100、カメラ付携帯電話200などの構成およびアクチュエータ40の構成を大幅に簡略化でき、前記デジタルカメラ100、カメラ付携帯電話200などを安価に構成できるから、CCD2を2次曲面状に湾曲させることが好ましい。
またCCD2は、光学画像を電気信号に変換する機能を有する素子であって、アクチュエータ40によって屈曲、伸展できるように、板状、シート状、フィルム状、乃至薄膜状の形態を有する基板を使用することが好ましい。具体的には、CCDやCMOSなどの光センサー、および前記光センサーにメモリやインターフェースを組み合わせたTFT回路装置などが挙げられる。前記固体撮像素子のうち、シリコン基板、金属基板、プラスチック基板、またはガラス薄膜上に各種素子を形成したものは、可撓性が高いからフレキシブル基板2Cとして好ましい。
アクチュエータ40としては、後述するように電界屈曲アクチュエータ、機械式アクチュエータ、内圧型アクチュエータ、感温型アクチュエータなどが挙げられるが、CCD2の曲率を変え、言い替えればCCD2を湾曲、伸展できるのであれば、これらのアクチュエータには限定されない。
以上、デジタルカメラおよびカメラ付携帯電話について説明してきたが、本発明の固体撮像装置は、電子内視鏡や天体望遠鏡など、固体撮像素子によって光学画像を一旦電子化して必要に応じてコンピュータで処理して表示する光学機器であればどのようなものにも使用できる。具体的には、先に挙げた電子内視鏡やデジタルカメラ、カメラ付携帯電話のほか、デジタルビデオカメラおよび天体望遠鏡などが挙げられる。
また、上記実施例では1個の固体撮像素子(CCD2)を備えたデジタルカメラおよびカメラ付携帯電話を例に挙げて説明したが、1個に限らず複数のCCD2を備えていても当然、差支えない。
さらに、固体撮像素子としてCCD以外にもC−MOS等を使用してもよいことは言うまでもない。
1−4 その他のアクチュエータの例
以下、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に用いられるアクチュエータ部のほかの例について説明する。
(1)例1
デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に装着できるアクチュエータ部4の別の例を図12および図13に示す。このアクチュエータもまた、本発明における機械式アクチュエータの一例である。
機械式アクチュエータは、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200において広角撮影と望遠撮影とを切り替えるレバーやボタンと連動させることが極めて容易であり、また、複雑な電気回路は不要であるから、安価に構成できる。
したがって、CCD2を有するデジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200も、CCD2の曲率を変化させるための高価な電気回路が不要になるから、安価に構成できる。また、電気回路を作動させる電力も不要になるから電力の節減もできるので、電力の電源として1次電池や2次電池を用いている場合には、電池の寿命をその分延長させることができるという利点もある。
図12および図13に示す例は、CCD2が、光が入射する側に向かって球面状に緩く湾曲しているとともに、黒丸で示す中央部で筐体101に固定され、アクチュエータ部4が、CCD2の中央部に向かう方向に沿ってCCD2と筐体101との間に挿入された4枚の板状部材45と、板状部材45をCCD2の中央部に向かう方向または中央部から遠ざかる方向に移動させるアクチュエータ(図示せず。)とから構成されている例である。
図12において(B)に示すように、板状部材45をCCD2の中央部に向かって移動させると、CCD2はより大きな曲率で湾曲し、言い換えれば曲率半径が小さくなる。一方、図12において(A)に示すように、板状部材45をCCD2の中央部から遠ざかる方向に移動させると、CCD2は、それ自身の弾力によって伸展しようとするから、曲率が小さくなり、言い換えれば曲率半径が大きくなる。
図12に示すアクチュエータ4を装着したデジタルカメラ100またはカメラ付携帯電話200においては、撮影/再生モード選択スイッチ124や撮影モード選択ダイヤル126によって設定した広角、望遠、および近接の何れかのモード、または前記モードに対応した第1レンズ102Aと第2レンズ102Bとの相対的な位置関係に応じて板状部材45を移動させ、CCD2の曲率を増減させる。
(2)アクチュエータ部その2
デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に装着できる機械式アクチュエータのさらに別の例を図14に示す。
図14に示すアクチュエータ部の例は、CCD2が平面状に形成され、中央部においてCCD固定部材42を介して筐体101に固定されているとともに、アクチュエータ部4が、前記CCD固定部材42と、CCD2の中央部に向かう方向に沿ってCCD2と筐体101との間に挿入された1対または2対の楔状部材46と、楔状部材46をCCD2の中央部に向かう方向または中央部から遠ざかる方向に移動させるアクチュエータ(図示せず。)とから構成されている例である。
なお、CCD2は、筐体101との間に隙間ができるように配設されている。
図14の例においては、二点鎖線で示すように、楔状部材46がCCD2の中央部に向かって移動すると、楔状部材46によってCCD2の周縁部が押し上げられ、CCD2の周縁部における筐体101との距離が大きくなるから、CCD2の曲率も大きくなる。そして、楔状部材46がCCD2の中央部から遠ざかる方向に移動すると、実線で示すように、CCD2と筐体101との間に位置する楔状部材46の厚みが小さくなるから、CCD2は自身の弾力で平面に戻ろうとし、CCD2の周縁部における筐体101との距離が小さくなる。したがって、CCD2の曲率も小さくなる。
図14に示すアクチュエータ4においては、デジタルカメラ100またはカメラ付携帯電話200の備える撮影/再生モード選択スイッチ124や撮影モード選択ダイヤル126によって設定した広角モード、望遠モード、および近接モードの何れのモード、または前記撮影モードに対応した第1レンズ102Aと第2レンズ102Bとの相対的な位置関係に応じて楔状部材46を移動させ、CCD2の曲率を増減させる。
(3)アクチュエータ部その3
デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に装着できる機械式アクチュエータのさらに別の例を図15に示す。
図15に示すアクチュエータは、本発明における感温型アクチュエータの例であるが、図14に示すアクチュエータにおける楔状部材46を形状記憶合金の板から形成されたV字型アクチュエータ47に置き換えた以外は、図14に示す例と同一である。V字型アクチュエータ47はV字型に開いた側が外側を向くように配設されている。V字型アクチュエータ47は、加熱すると閉じ、冷却すると開くアクチュエータであり、電流を直接導通させることにより加熱を行う。
図15に示すアクチュエータ4においては、V字型アクチュエータ47に電流を通じて加熱すると、実線で示すように閉じるから、CCD2は自身の弾力で平面に戻ろうとする。したがって、CCD2の曲率も小さくなる。電流を断にしてV字型アクチュエータ47を冷却すると、V字型アクチュエータ47が二点鎖線で示すように開くから、CCD2の周縁部が筐体101から持ち上げられるから、CCD2の曲率は大きくなる。
図15に示すアクチュエータ4においては、デジタルカメラ100またはカメラ付携帯電話200の備える撮影/再生モード選択スイッチ124や撮影モード選択ダイヤル126によって設定した望遠、広角、近接の何れかのモード、または前記モードに対応した第1レンズ102Aと第2レンズ102Bとの相対的な位置関係に応じてV字型アクチュエータ47に導通させる電流の大きさを制御して温度を上下させることにより開度を変化させ、CCD2の曲率を増減させる。
(4)アクチュエータ部その4
デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に装着できる機械式アクチュエータの別の例を図16に示す。
図16に示す例は、CCD2が、光が入射する方向に向かって予め円筒面状または球面状に湾曲され、中央部においてCCD固定部材42によって筐体101に固定されているとともに、CCD2の四隅部を押圧する螺子48を設けた例である。
図16において二点鎖線で示すように、螺子48を、光が入射する方向から見て時計回り方向に回転させてCCD2に向かって繰り出すことにより、CCD2の周縁部は、それ自身の弾力に抗して筐体101に向かって押圧されてCCD2の曲率が小さくなる。
一方、CCD2の曲率を大きくするときは、図16において実線で示すように、螺子48を、光が入射する方向から見て反時計回り方向に回転させて引き込めることにより、CCD2は、自身の弾力によって曲率が増大する。
(5)アクチュエータ部その5
デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に装着できる電界屈曲アクチュエータの例を図17に示す。
電界屈曲アクチュエータは、印加する電圧の大きさを変化させるだけで屈曲させたり伸展させたり、言い替えれば屈曲の度合いを強くしたり弱くしたりすることができ、また、伸長、収縮させることもできる。したがって、電界屈曲アクチュエータをCCD2の裏面に貼付するなどの手段により、電界屈曲アクチュエータの動きをCCD2に伝達してCCD2を屈曲、伸展させることにより、CCD2の曲率を変化させることができる。
したがって、CCD2の曲率を変化させるのに機械的な機構を用いていないから、CCD2および付近の機構はコンパクトに構成でき、また、機械的な機構を用いていないから機械的な故障はほとんど皆無である。
電界屈曲アクチュエータとしては、たとえばイオン伝導アクチュエータや導電性高分子アクチュエータなどが挙げられる。
図17に示す例においては、アクチュエータ部4は、一方の面においてCCD2のフレキシブル基板2Cに接着され、他方の面の中央部において筐体101に接着されたイオン伝導アクチュエータ5から構成される。
イオン伝導アクチュエータ5は、図18に示すように、イオン伝導ポリマーシート50と、イオン伝導ポリマーシート50の一方の面に積層された正極52Aと、イオン伝導ポリマーシート50の他方の面に積層された負極52Bとから構成されている。
イオン伝導ポリマーシート50はアニオン型の含水高分子電解質のシートであり、負イオンは、前記高分子電解質の分子の側鎖に位置し、前記負イオンの対イオンとして正イオンを含有している。
図18において(A)に示すように正極52Aおよび負極52Bの何れにも電圧を印加しないときは、イオン伝導ポリマーシート50は平面状である。しかし、同図において(B)に示すように、正極52Aおよび負極52Bに電圧を印加すると、イオン伝導ポリマーシート50中の負イオンは正極52Aに引かれ、正イオンは負極52Bに引かれるが、負イオンは高分子電解質の側鎖に位置しているからイオン伝導ポリマーシート50中を移動できない。したがって、正イオンが負極52Bに向かって移動する。正イオンは、それ自身が負極に移動するとともに、周囲の水分子も引き付けて負極52Bに向かって移動させる。そして移動してきた正イオンと水分子とによってイオン伝導ポリマーシート50の負極52B側の体積が増大し、同図において(B)に示すように、正極52A側の面が内側になるようにイオン伝導ポリマーシート50が湾曲する。
したがって、イオン伝導アクチュエータ5における正極52Aを設けた側の面にCCD2を貼り合わせ、負極52Bを設けた側の面を筐体101に貼り合わせれば、正極52Aと負極52Bとに電圧を印加するだけで、図17に示すようにCCD2を光の入射方向に向かって湾曲させることができる。
なお、イオン伝導アクチュエータ5においては、イオン伝導ポリマーシート50に替え、導電性高分子シート54を用いてもよい。導電性高分子シート54を用いたイオン伝導アクチュエータ5の構成を図19に示す。前記導電性高分子シート54を用いたイオン伝導アクチュエータ5は、導電性高分子アクチュエータとも言い替えられる。
図19に示すイオン伝導アクチュエータ5は、導電性高分子シート54と、導電性高分子シート54の一方の面に積層された正極52Aと、導電性高分子シート54の他方の面に積層された負極52Bとを備える。
導電性高分子シート54は、カチオン型高分子電解質からなる高分子電解質のシートを含水させ、負イオンをドーピングしたものである。
図18において(A)に示すように正極52Aおよび負極52Bの何れにも電圧を印加しないときは、導電性高分子シート54は平面状である。しかし、同図において(B)に示すように、正極52Aおよび負極52Bに電圧を印加すると、導電性高分子シート54中の負イオンは正極52Aに引かれ、正イオンは負極52Bに引かれるが、正イオンはカチオン型高分子電解質の側鎖に固定されているから導電性高分子シート54中を移動できない。したがって、ドーピングされた負イオンと水分子のみが導電性高分子シート54中を正極52A側に移送するから、導電性高分子シート54の正極側は、導電性高分子シート54の負極側から移動してきた負イオンと水分子とで体積が増大する。反対に、導電性高分子シート54の負極側は、負イオンおよび水分子が脱離して体積が減少する。これにより、導電性高分子シート54は、負極52B側に向かって屈曲する。
したがって、イオン伝導アクチュエータ5における負極52Bを設けた側の面にCCD2を貼り合わせ、正極52Bを設けた側の面を筐体101に貼り合わせれば、正極52Aと負極52Bとに電圧を印加するだけで、図17に示すようにCCD2を光の入射方向に向かって湾曲させることができる。
(6)アクチュエータ部その6
デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に装着できる内圧型アクチュエータの例を図20に示す。
ここに示すような内圧型アクチュエータの屈曲、伸展する部分にCCD2を固定すれば、内圧型アクチュエータの動きをCCD2に伝達する機構は不要になる。また、内圧型アクチュエータに空気や水などの流体を圧入、排出する注射器などの部材を設け、広角モードと望遠モードとを切り替えるレバーやボタンと前記注射器とを連動させることにより、複雑な電子回路無しにCCD2の曲率を制御できる。したがって、このようなCCD2を用いれば、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200をより安価に構成できる。また、内圧型アクチュエータは、内部の流体の圧力を変化させることにより、屈曲度合いを無段階で制御できるから、CCD2も、撮影条件に最も適合した曲率半径で屈曲させることができる。
図20に示す例においては、アクチュエータ部4は、両端が筐体101に固定された管状アクチュエータ6と、管状アクチュエータ6に空気を供給する空気管路7とを備える。
管状アクチュエータ6は、強化繊維を柔軟なチューブの略円周方向に沿って巻回した周強化繊維62と、前記チューブの両端部において、前記チューブの軸方向に沿って配置した強化繊維である軸強化繊維64Aおよび軸強化繊維64Bとによって強化されている。軸強化繊維64Bは、軸強化繊維64Aの延長上に設けられている。管状アクチュエータ6は、軸強化繊維64Aおよび軸強化繊維64Bが、光が入射する側とは反対側を向くように配設されている。そして、CCD2のフレキシブル基板が、管状アクチュエータ6の中央部における軸強化繊維64Aおよび軸強化繊維64Bが配設された側とは反対側に接着されている。
空気を供給していない状態では、管状アクチュエータ6は、図20において(A)に示すように直線状である。一方、空気管路7から空気を供給すると、管状アクチュエータ6は外側に膨張しようとするが、周強化繊維62によって規制される。従って、管状アクチュエータ6は、供給された空気の圧力で伸長しようとする。しかしながら、両端部における光入射側とは反対側は、軸強化繊維64Aおよび軸強化繊維64Bによって軸方向に伸長しようとする変形も規制される。したがって、図20において(B)に示すように、管状アクチュエータ6の両端部は、軸強化繊維64Aおよび軸強化繊維64Bが設けられた側に向かって屈曲する。一方、管状アクチュエータ6の中央部は、軸方向に伸長しようとする変形は規制されないから、両端部と滑らかに繋がるように、両端部とは反対方向である光が入射する方向に向かって湾曲する。したがって、管状アクチュエータ6全体としては、逆Ω型に屈曲し、CCD2も光が入射する方向に向かって湾曲する。なお、管状アクチュエータ6には、空気管路7に替えて注射器を接続し、注射器で空気や水、シリコーン油、グリセリンなどの流体を供給して加圧し、湾曲させてもよい。
(7)アクチュエータ部その7
デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に装着できる感温型アクチュエータの例を図21に示す。
図21に示す例は、アクチュエータ部4として、ダイアフラム型アクチュエータ8を用いた例である。
ダイアフラムアクチュエータ8は、形状記憶合金からなり、球面状の凹陥部82が形成されている。そして、凹陥部82が、光が入射する側を向くように筐体101に固定されている。
凹陥部82の内側には、CCD2のフレキシブル基板2Cの側が貼付されている。
また、凹陥部82は、電流を導通して加熱できるように構成されている。
ダイアフラムアクチュエータ8においては、凹陥部82は、電流を導通して加熱した状態においては、図21において(A)に示すように平面状であるが、電流を止めて常温近傍まで冷却すると(B)に示すように球面状に凹陥する。したがって、CCD2も球面状に湾曲する。
したがって、前記デジタルカメラが広角モード、望遠モード、および近接モードの何れのモードにあるか、または前記各モードに対応した第1レンズ102Aと第2レンズ102Bとの相対的な位置関係に応じて凹陥部82に導通する電流を制御し、凹陥部82の温度を制御することにより、凹陥部82が凹陥する度合いも制御できるから、CCD2の曲率も制御できる。
1−5 その他の例
以下、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に用いられる他の例について説明する。
デジタルカメラ100(あるいはカメラ付携帯電話200)は、図25に示すように、撮影レンズ102A、102B、CCD撮像部106を有する。
可撓性のフレキシブル基板2C上にCCD撮像部106を設け、曲率変更手段によってCCD撮像部106の曲率を変化させて良好な撮影画像を得る点はアクチュエータを使用した上記の実施例と同様だが、本実施例ではアクチュエータに替えて位置調整ネジ306を使用し、より単純で安価な構成とした。
筐体101に位置調整ネジ306で保持されるフレキシブル基板2Cは、位置調整ネジ306の回動によって光軸方向に移動可能であり、また撮影レンズ102A、102Bのズーム位置すなわち望遠、広角、近接の何れかの状態であるかをズーム連動手段320によって位置調整ネジ306を介して伝達される。
ズーム連動手段320は撮影レンズ102A、102Bの動きを図25のようにギアやベルト等を用いて機械式に位置調整ネジ306に伝達する方式でもよいし、あるいはマイクロSWとステッピングモータ等を組み合わせて電気的に連動させてもよい。
ここで、図26に示すように位置調整ネジ306は自由孔310によってフレキシブル基板2Cに対して回動方向には回動自在に保持されているが、軸方向(スラスト方向、この場合は光軸方向)に対しては、小径部306AをEリング308によって固定されているので、筐体101に設けられたネジ孔312に螺合している位置調整ネジ306の回動によってフレキシブル基板2Cを光軸方向に移動させることができる。
このとき、位置調整ネジ306を締め込むことでフレキシブル基板2Cを撮影レンズ102側に近付けると、図26に示すように筐体101に設けられた突起304にフレキシブル基板2Cが突き当たり、それ以上の移動は規制される。この時点で更に位置調整ネジ306を締め込むと、自由孔310に近いCCD撮像部106の角部のみが位置調整ネジ306に引張られて撮影レンズ102側へ曲げられる。すなわち、CCD撮像部106が略球面状の凹面になり、撮影レンズ102の実際の焦点面に近い形状となるので撮影画質を向上させることができる。
この時の曲げ量の限界、つまり曲率の限界は、フレキシブル基板2Cの破断限界以内であれば、突起304の高さすなわちフレキシブル基板2Cの逃げ量によって決定されるので、突起304の高さをフレキシブル基板2Cの厚みに対して充分に大きく取る必要がある。
また、反対に位置調整ネジ306を緩めてフレキシブル基板2Cを筐体101から離間させると、CCD撮像部106の裏面に当たる箇所が図25に示した押え板300に接近する。
押え板300は筐体101に固定されており、CCD撮像部106の中心裏側に突起302が設けられているので、位置調整ネジ306の回動によってフレキシブル基板2Cが押え板300に接近すると、フレキシブル基板2Cの裏側が突起302に突き当たり、それ以上の移動は規制される。この時点で更に位置調整ネジ306を緩めると、自由孔310に近いCCD撮像部106の角部のみが位置調整ネジ306に引張られて押え板300側へ曲げられる。すなわち、CCD撮像部106が略球面状の凸面になり、必要に応じて焦点面の補正が可能となる。この時の曲げ量の限界、つまり曲率の限界もまた、フレキシブル基板2Cの破断限界以内であれば、突起302の高さすなわちフレキシブル基板2Cの逃げ量によって決定される。
また、上記のようにCCD撮像部106の表面を湾曲させる以外にも、例えば撮影レンズ102の光軸がCCD撮像部106の表面に対して垂直でない場合には、フレキシブル基板2Cを傾けて(アオリ)CCD撮像部106を光軸に対して垂直に補正することができる。
上記のような構成のデジタルカメラ100においては、例えば出荷時の調整段階でCCD2の結像面に傾きがある、あるいは像面湾曲が大きいためCCD2側で補正したい場合等に、CCD2と筐体101の間にスペーサを噛ませるといった従来の方法では不可能な、結像面の傾きや像面湾曲の微調整が可能となり、また調整に要する工数も大幅に削減できる。
また、たとえば撮影レンズ群の距離を変化させて望遠モードから広角モードに切り替えたときは、ズーム連動手段320から位置調整ネジ306に伝達されたズーム情報に応じてCCD2の曲率を増大させる。一方、撮影レンズ群の間隔を変化させて広角モードから望遠モードに切り替えたときは、ズーム連動手段320から位置調整ネジ306に伝達されたズーム情報に応じてCCD2の曲率を減少させる。
あるいは撮影レンズ群の距離を変化させて近接モード(マクロ)に切り替えたときは、ズーム連動手段320から位置調整ネジ306に伝達されたズーム情報に応じてCCD2の曲率を広角モードよりもさらに増大させ、画質を向上させる。
このように、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200においては、ズーム動作と位置調整ネジ306においてCCD2の曲率を変化させる動作とがズーム連動手段320によって連動しているから、ズーム動作を行うだけでCCD2は最適な曲率に湾曲され、良好な撮影画質を得ることができる。
さらに、上記実施例では1個の固体撮像素子(CCD2)を備えたデジタルカメラおよびカメラ付携帯電話を例に挙げて説明したが、1個に限らず複数のCCD2を備えていても当然、差支えない。
また、固体撮像素子としてCCD以外にもC−MOS等を使用してもよいことは言うまでもない。
1−6 その他の例
以下、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に用いられる他の例について説明する。
デジタルカメラ100(あるいはカメラ付携帯電話200)は、図27に示すように、撮影レンズ102A、102B、CCD撮像部106を有する。
可撓性のフレキシブル基板2C上にCCD撮像部106を設け、曲率変更手段によってCCD撮像部106の曲率を変化させて良好な撮影画像を得る点は位置調整ネジ306等の曲率変更手段を使用した1−5の実施例と同様だが、本実施例では特にCCD2を撮影レンズ102に向かって凸形状に湾曲させる場合について説明する。
図27は負の屈折力をもつ前群102Aと正の屈折力をもつ後群102Bからなり、それぞれの間隔を変化させることによりズーミングを行なう2群ズームレンズである撮影レンズ102を備えた光学系の該略図である。
光学系の結像面にはCCD2が設けられ、例えば1―5の実施例に示した位置調整ネジ306のような曲率変更手段によって曲率を変更可能に支持されている。
図27の(A),(B),(C)はそれぞれWide(広角)、Middle(中間焦点距離)、Tele(望遠)における前群102A、後群102Bの位置を表し、ズームにあわせてCCD2の曲率を変化させている。
図28はCCD2が平面の状態において、2群ズームレンズである撮影レンズ102の、Wide(広角)、Middle(中間焦点距離)、Tele(望遠)におけるそれぞれのTVディストーション(歪曲)、および周辺光量の低下を示した表である。
この表から明らかなように、負→正の屈折力をもつ2群のズームレンズにおいてはWide(広角)側が最も大きい負の歪曲をもち、Middle(中間焦点距離)、Tele(望遠)と焦点距離が伸びるに従って負の歪曲は小さくなる。光学系によってはTele(望遠)側で正の歪曲をもつに至る。
図28のWide(広角)で発生している−2.0%のTVディストーションは、写真画像としては無視出来ない程に目立つ数値であり、この状態では画像がいわゆる樽型に変形してしまう。そのためソフトウェア上で歪曲を補正する必要があるが、その際の補正量が大きいと、補正した箇所の解像度が劣化してしまうという新たな問題が発生する。
このため、本実施例ではCCD2を湾曲させてTVディストーション(歪曲)の改善を行ない、解像度を劣化させずに樽型歪曲の補正をする。
図29にはCCD2の曲率半径(mm)およびCCD2に1/2.7型CCDを用いた場合の、CCD端縁を移動させる量(=湾曲量、mm)の関係が示されている。
Wide(広角)で負の歪曲(TVディストーション)が−2.0%と最も大きいので、CCD2の湾曲も0.8mmと最も大きくし、Middle(中間焦点距離)、Tele(望遠)と焦点距離が伸びるに従ってCCD2の湾曲も小さくなるように設定されている。
また本実施例ではTele(望遠)側の歪曲(TVディストーション)は0%なので、Tele(望遠)側ではCCD2の湾曲も0mm、すなわち平面となっている。
図30にはCCD2を図29に示した量だけ湾曲させた場合の、Wide(広角)、Middle(中間焦点距離)、Tele(望遠)におけるTVディストーション(歪曲)および周辺光量の低下量が示されている。
図27(A)に示すように、CCD2を被写体側(撮影レンズ102側)に凸の形状に曲率半径7.0mmで湾曲させることで、Wide(広角)側のTVディストーションは−2.0%から−0.5%にまで改善される。
ただし、CCD2をこのように被写体側(撮影レンズ102側)に凸の形状に湾曲させることによって周辺光量が51.6%に低下するといった問題も発生する。ここで、CCD2の曲率半径を5.5mmとすることでTVディストーション(歪曲)を0%とすることも可能だが、その場合は更に周辺光量が低下してしまう。
本実施例では周辺光量の低下とTVディストーション(歪曲)補正のバランスを考慮してWide(広角)側の曲率半径を7.0mmとした。
周辺光量の低下に対してはソフトウェア上で補正するほかに、中央部分に光学濃度をもち、周辺に向けて濃度が低下する、いわゆるセンターフィルターを光路中に挿入するなどの方法を用いて補正してもよい。
Middle(中間焦点距離)ではTVディストーション(歪曲)は−0.4%と小さく、周辺光量の低下も少ないのでTVディストーション(歪曲)を0%まで補正することが可能である。
Tele(望遠)ではもともとTVディストーション(歪曲)は0%なので、CCD2を湾曲させて補正する必要はない。ただし光学系によってはTele(望遠)側において正の歪曲が発生する場合も考えられるが、このような場合は1−5に示した実施例のようにCCD2を被写体側(撮影レンズ102側)に凹の形状に湾曲させることによって、TVディストーション(歪曲)を補正することができる。
上記の通り、CCD2を湾曲させることでTVディストーション(歪曲)を補正することは可能である。しかしCCD2を湾曲させることで像面湾曲、すなわち画像中央部と画像周辺部のピントの差もまた変化する。このため、TVディストーション(歪曲)を補正するためにCCD2を湾曲させる場合は、CCD2を湾曲させた後に像面湾曲が適正になるように撮影レンズ102の設計を予め行なっておく必要がある。
また、上記のCCD2の曲率半径その他の数値はあくまでも1例であって、撮影レンズ102のタイプによって数値は異なる。
1−7 その他の例
以下、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に用いられる他の例について説明する。
アクチュエータ40や位置調整ネジ306を用いてCCD2の湾曲率を変えたまま撮影し、撮影終了後もそのまま放置した場合、長時間にわたってCCD2に応力が加わり続けるためにCCD2が変形し、湾曲したまま初期状態すなわち平面に戻らなくなる可能性がある。
このため、撮影が終了した時点でなるべく速やかにCCD2の湾曲状態を解除し、CCD2に応力が長時間加えられるような状況は避けるのが望ましい。
そこで本実施例では撮影終了時、あるいは一定時間操作を行なわない場合に消費電力節約のために移行するスタンバイモードなどの、撮影を行なわない状況に移行する際に、CCD2の曲率を初期状態に戻すための解除手段を備える。
具体的には、電源SWをOFFにした際、またはスタンバイモードに移行した際、アクチュエータ40や位置調整ネジ306等を自動的に初期状態に戻すようソフトウェア上で制御するか、あるいは電源SWの操作に連動して曲率変更手段を強制的に初期状態に戻す機構を備えていてもよい。
すなわち、CCD2の曲率を変える(湾曲させる)アクチュエータ40や位置調整ネジ306によるCCD2の湾曲が長時間にわたることのないように、アクチュエータ40や位置調整ネジ306を自動的に初期状態つまりCCD2を湾曲させない状態に戻すことで、CCD2の変形を防ぐことができる。
これにより、CCD2の曲率半径を小さく、強く湾曲させても短時間に限定されるためクラックの発生などの恐れはないので、必要に応じてCCD2を強く湾曲させることができる。
また、曲率半径の大きい、弱めの湾曲であっても長時間負荷を加え続ければクリープ現象によってCCD2が変形を起こす可能性があるが、本実施例では負荷は短時間に限定されるのでクリープによる変形は起こらず、正確な曲率の調整を行なうことができる。
1−8 その他の例
以下、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に用いられる他の例について説明する。
図8に示したように、CCD2は円柱面の一部を切り取った形状をなしている。しかし、厳密には図31に示すように、CCD2はレンズ102の焦点面に沿った3次曲面、例えば凹球面とする方が望ましい。例として天体撮影用のシュミットカメラに写真フィルムの代用としてCCDを使用する際などには、焦点面を凹球面とすることで画像の周辺部まで高い画質を保つことができる。レンズ102の焦点面にあわせてアクチュエータ40でCCD2を変形させ、レンズ102の焦点面に沿った3次曲面とすることで画質改善などの効果を得ることができる。
また、場合によっては凹球面以外にも、凹双曲面などで近似させてもよい。
1−9 その他の例
以下、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に用いられる他の例について説明する。
図32(a)に示すように、CCD2をレンズ102によって結像される結像面に沿った形状とすることでシェーディングや歪の発生を抑えられるのは前述の通りである。
ここで、図32(b)のようにCCD2の形状をレンズ102の結像面Fに沿わせず、別個の形状とするように湾曲させてもよい。
図32(b)ではCCD2の画面中心と画面周辺のみが焦点面Fと交わるので、画面中心の周囲にリング状のボケを発生し、画面中心の被写体を強調する、いわゆるセンターフォーカス撮影効果が得られる。あるいは画面中心も焦点面Fから外すことでソフトフォーカス効果が得られるなど、様々な応用例が考えられる。
1−10 その他の例
以下、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に用いられる他の例について説明する。
図33に示すように、光学的に透明で柔軟な素材からなるレンズ膜330によって形成されたレンズ102に、空気と異なる屈折率をもつ液体または気体を封入し、レンズ102内部はシリンダ332と連結する。CCD2はアクチュエータ40によって曲率可変とされている。
シリンダ332を矢印のように動かすことでレンズ102内部から出入りする液体または気体がレンズ膜330を膨張/収縮させ、レンズ102の焦点距離を変化させる。そして焦点距離の変化に伴い、図22のようにCCD2の曲率を変化させることで画質改善などの効果を得ることができる。
レンズ102の焦点距離変化とCCD2の曲率変化を連動させる方法としては、例えばシリンダ332とアクチュエータ40を機械的あるいは電気的にリンクさせて同時に作動させるなどの手段が考えられる。
1−11 その他の例
以下、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に用いられる他の例について説明する。
図34に示すようにエレメント102A、102Bからなるレンズ102の近傍にエレメント102Cを配置し、ターレット式あるいはスライド式などの機構でレンズ102の光路中に出し入れ可能な構造のレンズ構成とする。CCD2はアクチュエータ40によって曲率可変とされている。
これにより、レンズ102の焦点距離を2段階に切替える、いわゆる2焦点式のカメラとすることができる。この焦点の切り替えに伴い、図22のようにCCD2の曲率を変化させることで画質改善などの効果を得ることができる。
この実施例でも、 レンズ102の焦点距離変化とCCD2の曲率変化を連動させる方法としては、例えばエレメント102Cとアクチュエータ40を機械的あるいは電気的にリンクさせて同時に作動させるなどの手段が考えられる。
また、レンズ102の焦点の切り替えに伴い、図22のようにCCD2の曲率を変化させる際には、焦点の切り替えと同時進行でCCD2の曲率を変化させてもよく、あるいは焦点の切り替え後にCCD2の曲率を変化させてもよい。
1−12 その他の例
以下、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に用いられる他の例について説明する。
図35に示すように、AFセンサ340によって被写体との距離を測定し、得られた距離情報に従ってフォーカシングを行うデジタルカメラ100において、AFセンサ340で得られた距離情報に従ってCCD2の曲率を調整するようにしてもよい。
すなわち、例えば位相差検出方式や超音波、または赤外線方式など、撮影光学系の外に設置したAFセンサ340にて測距を行い、得られた距離情報を制御部342に送る。制御部342では受け取った距離情報から被写体までの距離を判断し、画質を優先させる場合、距離が近ければ像面湾曲が大きくなるのでCCD2の湾曲もこれに合わせて大きくする方が望ましいため、アクチュエータ40を制御してCCD2の曲率を大きくする。距離が遠ければ像面湾曲が小さくなるのでCCD2の湾曲もこれに合わせて小さくする方が望ましいため、アクチュエータ40を制御してCCD2の曲率を小さくする。
また画質を向上させるよりもソフトフォーカス効果を狙うなどの目的で意識的に像面形状とCCD2の湾曲を変えるなどの制御を行うようにしても良い。
さらに、AFセンサ340で測距を行う以外にCCD2においてコントラスト検出を行って測距してもよい。この場合、距離情報は撮影レンズ102やフォーカスレンズ102Dの位置情報などから算出される。あるいはAFセンサ340とCCD2におけるコントラスト検出を併用し、より高速なAF制御を行ってもよい。
1−13 その他の例
以下、デジタルカメラ100およびカメラ付携帯電話200に用いられる他の例について説明する。
図36に示すように、ズームレンズ(前群102A、後群102B)とフォーカスレンズ102Dを用いて撮影を行うデジタルカメラ100においては、前群102Aと後群102Bの位置関係で撮影レンズ102の焦点距離を変化させ、この焦点距離の変化と、フォーカスレンズ102Dの移動によって合焦を行い、得られた被写体までの距離情報との両方に応じてCCD2湾曲率を変化させる。
すなわち、ズームレンズを構成する前群102Aと後群102Bの位置を駆動モータのパルスカウントや鏡筒内部に設けられた図示しない位置センサによって検出し、焦点距離情報として第1制御部344に伝達する。
次にフォーカスレンズ102Dの移動によってCCD2上でコントラスト検出を行ってピントを合わせ、フォーカスレンズ102Dの位置を上記のズーム位置と同様、駆動モータのパルスカウントや鏡筒内部に設けられた図示しない位置センサによって検出し、被写体までの距離情報として第2制御部346に伝達する。
第1制御部344、第2制御部346の順にアクチュエータ40へ信号を送り、CCD2の湾曲率を制御する。これにより撮影レンズ102の焦点距離とピント位置の両方において最適なCCD2の湾曲率とすることができる。
またピント位置の検出に関しては1−12のように外部AFセンサ340からの距離情報をもとにしてもよいし、CCD2の湾曲率に関してもソフトフォーカス効果を狙うなどの目的で意識的に像面形状とCCD2の湾曲を変えるなどの制御を行うようにしても良い。この場合でも、焦点距離が短ければ被写界深度が深いので、より大きく像面形状とCCD2の形状を外すなどの制御を行ってもよい。
ところで、上記複数の実施例では1個の固体撮像素子(CCD2)を備えたデジタルカメラおよびカメラ付携帯電話等を例に挙げて説明したが、1個に限らず複数のCCD2を備えていても当然、差支えない。
また、撮像素子としてCCD(荷電結合素子)以外にもC−MOS等を使用してもよいことは言うまでもない。
図1は、実施形態1に係るデジタルカメラの外観を示す斜視図である。 図2は、図1に示すデジタルカメラの背面図である。 図3は、図1に示すデジタルカメラを上方から見たところを示す平面図である。 図4は、図1に示すデジタルカメラの左側面図である。 図5は、図1に示すデジタルカメラの内部構成の概略を示すブロック図である。 図6は、図1に示すデジタルカメラの内部構成の概略を示すブロック図である。 図7は、実施形態1に係るカメラ付携帯電話の外観を示す斜視図である。 図8は、図1に示すデジタルカメラおよび図7に示すカメラ付携帯電話における撮影レンズまたはレンズ部と、シャッター部、絞り、およびCCD撮像部との相対的な位置関係を示す概略図である。 図9は、前記デジタルカメラおよびカメラ付携帯電話におけるアクチュエータ部であって、機械式アクチュエータを備えるものの一例を示す斜視図および側面図である。 図10は、前記アクチュエータ部においてアクチュエータとして形状記憶合金アクチュエータを用いたものの例を示す側面図および斜視図である。 図11は、図10に示すアクチュエータ部の備える形状記憶合金アクチュエータの一例であるダイアフラム型アクチュエータの構成を示す断面図である。 図12は、前記デジタルカメラおよびカメラ付携帯電話におけるアクチュエータ部の別の例である例1のアクチュエータ部の構成を示す側面図である。 図13は、図12に示す例1のアクチュエータ部の平面図である。 図14は、例2のアクチュエータ部の構成を示す側面図である。 図15は、感温型アクチュエータを備える例3のアクチュエータ部の構成を示す側面図である。 図16は、機械式アクチュエータを備える例4のアクチュエータ部の構成を示す側面図である。 図17は、電界屈曲アクチュエータを備える例5のアクチュエータの例を示す側面図である。 図18は、図17に示す例5のアクチュエータ部で使用される電界屈曲アクチュエータの構成の一例を示す該略図である。 図19は、図17に示す例5のアクチュエータ部で使用される電界屈曲アクチュエータの別の例を示す該略図である。 図20は、内圧型アクチュエータを備える例6のアクチュエータ部の構成を示す側面図である。 図21は、感温型アクチュエータを備える例7のアクチュエータ部の構成を示す側面図である。 図22は、デジタルカメラのモードとCCDの湾曲率との関係を示す概略図である。 図23は、CCDを図22に示す湾曲率で湾曲させたときの各モードにおける像面湾曲を示すグラフである。 図24は、CCDを湾曲させないときの各モードにおける像面湾曲を示すグラフである。 図25は、位置調整ネジを備える構成を示す断面図である。 図26は、位置調整ネジを備える構成を示す斜視図である。 図27は、デジタルカメラのモードとCCDの湾曲率との関係を示す概略図である。 図28は、CCD湾曲前の焦点距離とレンズ特性の関係を示す表である。 図29は、レンズの焦点距離とCCDの湾曲半径、移動量の関係を示す表である。 図30は、CCD湾曲後の焦点距離とレンズ特性の関係を示す表である。 図31は、凹球面に湾曲させたCCDとレンズの関係を示す斜視図である。 図32は、レンズの焦点面とCCDの湾曲を示す側面図である。 図33は、レンズの構造を示す断面図である。 図34は、レンズの構成とエレメントの移動を示す側面図である。 図35は、レンズの構成と撮影距離の検出を示すブロック図である。 図36は、レンズの構成とズーム位置および撮影距離の検出を示すブロック図である。
符号の説明
2 CCD
4 アクチュエータ部
40 アクチュエータ
41 Z型アクチュエータ
43 ダイアフラム型アクチュエータ
100 デジタルカメラ
102 撮影レンズ
106 CCD撮像部
200 カメラ付携帯電話
210 レンズ部
302 突起
304 突起
306 位置調整ネジ

Claims (25)

  1. 複数枚のレンズを有するレンズユニットと、
    前記レンズユニットで結像された像を撮像するとともに、前記レンズユニットに向かって凹状に湾曲してなる固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段とを
    備えるとともに、少なくとも遠方を撮影する望遠モードと広範囲を撮影する広角モードとの何れかに切替可能であり、
    前記望遠モードのときは、前記固体撮像素子が第1の曲率で湾曲し、前記広角モードのときは、前記固体撮像素子が前記第1の曲率よりも大きな第2の曲率で湾曲するように、前記曲率変更手段によって前記固体撮像素子の曲率を変化させることを特徴とする光学機器。
  2. 近接した被写体を撮影する近接モードのときは、前記固体撮像素子が前記第2の曲率よりも大きな第3の曲率で湾曲するように前記固体撮像素子の曲率を変化させることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記曲率変更手段は、電界の変化によって前記固体撮像素子を屈曲、伸展する電界屈曲アクチュエータを備えることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記曲率変更手段は、機械的な動作によって前記固体撮像素子を湾曲、伸展させる機械式アクチュエータを備えることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  5. 前記曲率変更手段は、圧電効果によって前記固体撮像素子を湾曲、伸展させる圧電式アクチュエータを備えることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  6. 少なくとも2つのレンズ群からなるレンズユニットと、
    前記レンズユニットで結像された像を撮像するとともに、前記レンズユニットに向かって凹状に湾曲してなる固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、
    前記レンズ群のうちの少なくとも2つのレンズ群間距離を変化させることによりズームさせるズーム手段とを
    備えてなり、
    前記ズーム手段において前記レンズ群間の距離を変化させるのに伴い、前記曲率変更手段によって前記固体撮像素子の曲率を変化させることを特徴とする光学機器。
  7. 前記レンズ群は、1枚または複数枚のレンズによって構成されていることを特徴とする請求項6に記載の光学機器。
  8. 撮影用レンズユニットと、
    前記レンズユニットで結像された像を撮像する固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、を備え、
    前記曲率変更手段は、前記固体撮像素子と一体となり前記固体撮像素子を光軸方向に移動させる複数の位置調整ネジと、
    前記固体撮像素子の受光面である表面あるいは裏面または両面の一部を押え前記固体撮像素子の曲率を変化させる凸部からなることを特徴とする光学機器。
  9. 少なくとも2つのレンズ群からなるレンズユニットと、
    前記レンズユニットで結像された像を撮像する固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子と一体となり前記固体撮像素子を光軸方向に移動させる複数の位置調整ネジと、
    前記固体撮像素子の受光面である表面または裏面または両面の一部を押え前記固体撮像素子の曲率を変化させる凸部と、
    前記レンズ群のうちの少なくとも2つのレンズ群間距離を変化させることにより前記レンズユニットをズームさせるズーム手段と、
    前記ズーム手段において前記レンズ群間の距離を変化させるのに伴い、前記位置調整ネジによって前記固体撮像素子の曲率を変化させるズーム連動手段と、
    を備えたことを特徴とする光学機器。
  10. 少なくとも2つのレンズ群からなるレンズユニットと、
    前記レンズユニットで結像された像を撮像するとともに、前記レンズユニットに向かって凸状又は凹状に湾曲してなる固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、
    前記レンズ群のうちの少なくとも2つのレンズ群間距離を変化させることによりズームさせるズーム手段とを
    備えてなり、
    前記ズーム手段において前記レンズ群間の距離を変化させるのに伴い、前記曲率変更手段によって前記固体撮像素子の曲率を変化させることを特徴とする光学機器。
  11. 撮影用レンズユニットと、
    前記レンズユニットで結像された像を撮像する固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、を備え、
    電源切断時または非撮影時には前記曲率変更手段による前記固体撮像素子の湾曲を解除する曲率変更解除手段を設けたことを特徴とする光学機器。
  12. 焦点距離を変更できる撮影用レンズユニットと、
    前記レンズユニットで結像された像を撮像する固体撮像素子と、を備え、
    前記レンズユニットの焦点距離変化に連動して前記固体撮像素子を前記レンズユニット側から見て凹3次曲面に湾曲させることを特徴とする光学機器。
  13. 撮影用レンズユニットと、
    光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子を備え、
    前記固体撮像素子の受光面が前記撮影用レンズユニットの結像面と一致しないことを特徴とする光学機器。
  14. 形状を変化させることで焦点距離を変更できる撮影用レンズユニットと、
    前記レンズユニットで結像された像を撮像する固体撮像素子と、を備え、
    前記レンズユニットの焦点距離変化に連動して前記固体撮像素子を湾曲させることを特徴とする光学機器。
  15. 複数のレンズ群で構成され前記レンズ群の一部を光路中に出し入れ可能であって、焦点距離を変更できる撮影用レンズユニットと、
    撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子と、を備えることを特徴とする光学機器。
  16. 前記レンズユニットの焦点距離変化に連動して前記固体撮像素子を湾曲させることを特徴とする請求項15に記載の光学機器。
  17. 焦点距離を変更できる変倍レンズ群と、合焦できる焦点調節レンズ群と、を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、
    撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子とを備え、
    前記レンズユニットの焦点距離変化に連動して前記固体撮像素子を湾曲させる調整手段を備えたことを特徴とする光学機器。
  18. 焦点距離を変更できる変倍レンズ群と、合焦できる焦点調節レンズ群と、を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、
    撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子とを備え、
    前記レンズユニットの合焦動作に連動して前記固体撮像素子を湾曲させる調整手段を備えたことを特徴とする光学機器。
  19. 焦点距離を変更できる変倍レンズ群と、合焦できる焦点調節レンズ群と、を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、
    撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子とを備え、
    前記レンズユニットの焦点距離変化に連動して前記固体撮像素子を湾曲させる第1の調整手段と、
    前記レンズユニットの合焦動作に連動して前記固体撮像素子を湾曲させる第2の調整手段と、
    を備えたことを特徴とする光学機器。
  20. 合焦できる焦点調節レンズ群を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、
    撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子とを備え、
    前記レンズユニットの合焦動作に連動して前記固体撮像素子を湾曲させる調整手段を備えたことを特徴とする光学機器。
  21. 撮影距離を検出する測距手段と、
    撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子とを備え、
    前記撮影距離に連動して前記固体撮像素子を湾曲させる調整手段を備えたことを特徴とする光学機器。
  22. 前記撮影距離が短くなれば前記固体撮像素子の湾曲率を上げ、
    前記撮影距離が長くなれば前記固体撮像素子の湾曲率を下げることを特徴とする請求項21に記載の光学機器。
  23. 焦点距離を変更できる変倍レンズ群と、合焦できる焦点調節レンズ群と、を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、
    撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、を備えたことを特徴とする光学機器。
  24. 合焦できる焦点調節レンズ群を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、
    撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、を備えたことを特徴とする光学機器。
  25. 焦点距離を変更できる変倍レンズ群を含む複数のレンズ群からなる撮影用レンズユニットと、
    撮影光の入射方向に湾曲してなる固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子の曲率を変化させる曲率変更手段と、を備えたことを特徴とする光学機器。
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