JP2007178846A - ズームレンズ,カメラ装置および携帯情報端末装置 - Google Patents

ズームレンズ,カメラ装置および携帯情報端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】収差が良好に補正され,半画角38°以上の広画角,短焦点端のFナンバが2.5以下でありながら,十分に小型であるズームレンズ、カメラ装置および携帯情報端末装置を得る。
【解決手段】物体側より順に,正の焦点距離を持つ第1レンズ群G1と,負の焦点距離を持つ第2レンズ群G2と,正の焦点距離を持つ第3レンズG3群と,正の焦点距離を持つ第4レンズ群G4を有し,第3レンズ群G3の物体側に絞りを有しており,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増大し,第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し,第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増大するズームレンズにおいて,第3レンズ群G3は,物体側から順に正レンズ,負レンズ,正レンズからなる接合レンズと,これに加えて少なくとも1枚以上のレンズを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ,携帯情報端末装置,ビデオカメラ,銀塩カメラなどに用いることができるズームレンズ,このズームレンズを用いたカメラ装置および携帯情報端末装置に関するものである。
現在,カメラ装置に含まれるデジタルカメラは,高画質化,小型化,広画角化,大口径化等のニーズが強くなっている。また、そのズームレンズに用いられる撮影レンズ系の歪曲収差はできるだけ小さいことも期待されている。今後は,これらの要望に応えるための技術を開発していく必要がある。撮影レンズとしては、ズームレンズであることと,500万画素を超えるような受光素子に対応するための高画質化と小型化,広画角化,大口径化が求められる。
デジタルカメラ,その他各種カメラ装置に用いることができるズームレンズとして、上記の要求に応えるべく、技術開発が行なわれている。例えば、物体側より順に,正の焦点距離を持つ第1レンズ群と,負の焦点距離を持つ第2レンズ群と,正の焦点距離を持つ第3レンズ群と,正の焦点距離を持つ第4レンズ群を有し,前記第3レンズ群の物体側に絞りを有するズームレンズが知られている。このようなズームレンズにおいて,第3レンズ群に3枚の接合レンズを有するズームレンズが知られている。(例えば、特許文献1,特許文献2,特許文献3参照)。
しかし,特許文献1記載の発明においては,短焦点端のFナンバは2.5が限界であり,それよりも明るくすることはできていない。特許文献2および特許文献3記載の発明においては,半画角を38°以上にすることができていない。
また,物体側より順に,正の焦点距離を持つ第1レンズ群と,負の焦点距離を持つ第2レンズ群と,正の焦点距離を持つ第3レンズ群と,正の焦点距離を持つ第4レンズ群を有し,前記第3レンズ群の物体側に絞りを有するズームレンズにおいて,第3レンズ群に正レンズ,負レンズ,正レンズの3枚の接合レンズを有するズームレンズが知られている(例えば、特許文献4参照)。
しかし,特許文献4記載の発明においては,第3レンズ群が接合レンズのみで構成されているため,半画角を38°以上にすることはできていない。
特開2004−286811号公報 特開2001−305427号公報 特開平11−316340号公報 特開2005−308998号公報
本発明は,以上の従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり,高性能すなわち収差が良好に補正され,半画角38°以上の広画角,短焦点端のFナンバが2.5以下でありながら,十分に小型であるズームレンズを提供することを目的としている。
請求項2に記載の発明は,請求項1のズームレンズを,高性能化でありながら,より小型化することを目的としている。
請求項3に記載の発明は,請求項1のズームレンズを,より高性能化することを目的としている。
請求項4に記載の発明は,請求項3のズームレンズを,さらに高性能化することを目的としている。
請求項5に記載の発明は,請求項1のズームレンズを,高性能でありながら,小型化することを目的としている。
請求項6に記載の発明は,請求項1のズームレンズを,製造誤差等による影響を小さくすることを目的としている。
請求項7に記載の発明は,請求項1のズームレンズを,より高性能化することを目的としている。
請求項8に記載の発明は,請求項1のズームレンズを,より高性能化することを目的としている。
請求項9に記載の発明は,請求項1のズームレンズを,さらに小型化することを目的としている。
請求項10に記載の発明は,高性能で,半画角が38°以上の広画角,短焦点端のFナンバが2.5以下でありながら,十分小型であるズームレンズを撮影光学系として使用した,小型で高画質が得られるカメラ装置を提供することを目的としている。
請求項11に記載の発明は,撮影画像をデジタル情報とする機能を有することができるカメラ装置を提供することを目的とする。
請求項12に記載の発明は,高性能で,半画角が38°以上の広画角,短焦点端のFナンバが2.5以下でありながら,十分小型であるズームレンズを撮影光学系として使用した,小型で高画質な携帯情報端末装置を提供することを目的としている。
本発明は、請求項1に記載されているように、物体側より順に,正の焦点距離を持つ第1レンズ群と,負の焦点距離を持つ第2レンズ群と,正の焦点距離を持つ第3レンズ群と,正の焦点距離を持つ第4レンズ群を有し,前記第3レンズ群の物体側に絞りを有しており,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し,第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し,第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が増大するズームレンズを有するズームレンズにおいて,前記第3レンズ群は,物体側から順に正レンズ,負レンズ,正レンズからなる接合レンズと,これに加えて少なくとも1枚以上のレンズを有することを最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は,請求項1記載のズームレンズにおいて,第3レンズ群における接合レンズを構成する負レンズの,負のパワーが強い面の曲率半径をRn,最大像高をY´としたとき,
0.8<Rn/Y´<2.0
の条件式を満足することを特徴とする。
請求項3記載の発明は,請求項1または2記載のズームレンズにおいて,第3レンズ群における接合レンズを構成する負レンズが両凹レンズであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は,請求項3記載のズームレンズにおいて,第3レンズ群における接合レンズを構成する負レンズの、物体側面の曲率半径をR2,前記第3レンズ群における接合レンズの像側面の曲率半径をR3としたとき、
1.0<|R2/R3|<10.0
の条件式を満足することを特徴とする。
請求項5記載の発明は,請求項1〜4のいずれかに記載のズームレンズにおいて,第3レンズ群における接合レンズを構成する負レンズの肉厚をdn,前記第3レンズ群接合レンズの肉厚をdsとしたとき,
0.1<dn/ds<0.4
の条件式を満足することを特徴とする。
請求項6記載の発明は,請求項1〜5のいずれかに記載のズームレンズにおいて,第3レンズ群における接合レンズは,球面レンズのみからなることを特徴とする。
請求項7記載の発明は,請求項1〜6のいずれかに記載のズームレンズにおいて,第3レンズ群の最も物体側に,正の焦点距離を持つ非球面レンズを有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は,請求項1〜7のいずれかに記載のズームレンズにおいて,第3レンズ群の最も像側に,負の焦点距離を持つ非球面レンズを有することを特徴とする。
請求項9記載の発明は,請求項1〜8のいずれかに記載のズームレンズにおいて,第3レンズ群の肉厚をd3,前記第3レンズ群における接合レンズの肉厚をdsとしたとき、
0.3<ds/d3<0.9
の条件式を満足することを特徴とする。
請求項10記載の発明は,被写体像を撮影し撮影画像を記録するカメラ装置であって,請求項1〜9のいずれかに記載のズームレンズを有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は,請求項10記載のカメラ装置において,撮影画像をデジタル情報とする機能を有することを特徴とする。
請求項12記載の発明は,被写体像を撮影し撮影画像を記録することができる携帯情報端末装置であって、請求項1〜9のいずれかに記載のズームレンズを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば,高性能で,半画角が38°以上の広画角であり,短焦点端のFナンバが2.5以下でありながら,十分に小型であるズームレンズを提供することができる。このズームレンズをデジタルカメラに採用することによって,高画質で小型のデジタルカメラを実現することができる。
請求項2記載の発明によれば,高性能でありながら,小型のズームレンズを得ることができ,このズームレンズをカメラに採用することによって,高画質でありながら,小型のカメラを実現することができる。
請求項3,4,7および8記載の発明によれば,より高性能のズームレンズを提供することができ,このズームレンズをカメラに採用することによって,さらに高画質のカメラを実現することができる。
請求項5および9記載の発明によれば,高性能でありながら,小型のズームレンズを得ることができ,このズームレンズをカメラに採用することによって,さらに小型のカメラを実現することができる。
請求項6記載の発明によれば,製造誤差等による影響が小さいズームレンズを提供することができ,このズームレンズをカメラに採用することによって,さらに安定したカメラを実現することができる。
請求項10記載の発明によれば,高性能で,半画角が38°以上の広画角であり,短焦点端のFナンバが2.5以下でありながら,十分に小型であるズームレンズを使用した,小型で高画質のカメラを提供することができる。ユーザーは携帯性に優れたカメラで高画質の画像を撮影することができる。
請求項11の発明によれば,高性能で,半画角が38°以上の広画角であり,短焦点端のFナンバが2.5以下でありながら,十分小型であるズームレンズを使用した,小型で高画質のデジタルカメラを提供できるため,ユーザーは携帯性に優れたカメラで高画質の画像を撮影し,撮影した画像をデジタル情報として扱うことができる。
請求項12記載の発明によれば,高性能で,半画角が38°以上の広画角であり,短焦点端のFナンバが2.5以下でありながら,十分小型であるズームレンズを使用した,小型で高画質の携帯情報端末装置を提供することができる。ユーザーは、この携帯情報端末装置で高画質の画像を撮影することができる。
以下、本発明にかかるズームレンズ,カメラ装置および携帯情報端末装置の実施例について図面を参照しながら説明する。図1乃至図5は、それぞれ本発明にかかるズームレンズの第1実施例乃至第5実施例を示す光学配置図である。
本発明にかかるズームレンズは、図1乃至図5にそれぞれ示すように、物体側(図1乃至図5において左側)より順に,正の焦点距離を持つ第1レンズ群G1と,負の焦点距離を持つ第2レンズ群G2と,正の焦点距離を持つ第3レンズ群G3と,正の焦点距離を持つ第4レンズ群G4を有し,第3レンズ群G3の物体側に絞りを有してなる。図1乃至図5に示す各レンズ群の位置は短焦点端位置である。短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増大し,第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し,第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増大するようになっている。図1乃至図5の各下部に示す曲線は、変倍時の上記各レンズ群と絞りの移動軌跡を示している。
上記第1レンズ群G1は、第1レンズL1と第2レンズL2からなる。第2レンズ群G2は、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5からなる。第3レンズ群G3は、第5レンズL6、第7レンズL7、第8レンズL8、第9レンズL9、第10レンズL10からなる。第4レンズ群G4は、第11レンズL11からなる。第11レンズL11と像面の間には平行平板からなるフィルタが配置されている。
図1乃至図5に示す実施例はそれぞれ以下のような特徴を持っている。前記第3レンズ群G3は、正レンズ,負レンズおよび正レンズからなる接合レンズと、少なくとも1枚のレンズを有している。各実施例において、第3レンズ群G3を構成する第7レンズL7が正、第8レンズL8が負、第9レンズL9が正で、これら三つのレンズが接合されている。第3レンズ群G3を構成する最も物体側に位置する第6レンズL6は正、最も像側に位置する第10レンズL10は負である。
上記各実施例にかかるズームレンズは,以下の条件式を満足している。
0.8<Rn/Y´<2.0
ここで,Rnは前記第3レンズ群G3中の接合レンズを構成する負レンズ(第8レンズL8)における負のパワーが強い面の曲率半径,Y´は最大像高である。
また、上記第3レンズ群G3中の接合レンズを構成する負レンズ(第8レンズL8)は両凹レンズである。
上記各実施例にかかるズームレンズはまた,以下の条件式を満足している。
1.0<|R2/R3|<10.0
ここで,R2は前記第3レンズ群G3中の接合レンズを構成する負レンズ(第8レンズL8)における物体側面の曲率半径,R3は前記第3レンズ群G3中の接合レンズを構成する像側面(第9レンズL9の像側面)の曲率半径である。
さらに、上記各実施例にかかるズームレンズは,以下の条件式を満足している。
0.1<dn/ds<0.4
ここで,dnは前記第3レンズ群G3中の接合レンズを構成する負レンズ(第8レンズL8)の肉厚,dsは前記第3レンズ群G3中の接合レンズ(第7レンズL7,第8レンズL8,第9レンズL9)の肉厚である。
上記第3レンズ群G3中の接合レンズ(第7レンズL7,第8レンズL8,第9レンズL9)は,球面レンズのみからなる。
また、上記第3レンズ群G3の最も物体側に配置されているレンズ(第6レンズL6)は、非球面レンズである。
さらに、上記第3レンズ群G3の最も像側に配置されているレンズ(第10レンズL10)も、非球面レンズである。
上記各実施例にかかるズームレンズは,以下の条件式を満足している。
0.3<ds/d3<0.9
ここで,d3は前記第3レンズ群G3の肉厚,dsは前記接合レンズ(第7レンズL7,第8レンズL8,第9レンズL9)の肉厚である。
本発明にかかるズームレンズは,正のパワーを先行させた4つのレンズ群によってズームタイプを採用し,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が増大し,第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が減少し,第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が増大するように移動させることにより,各レンズ群の移動量に対して効率のよい変倍を実現している。このようなズームタイプの場合,全レンズ群を繰り出すことによってフォーカシングすることも可能であるが,図示の実施例では第4レンズ群G4でフォーカシングするようになっており、かかる構成は、フォーカシング時の移動機構が簡単になる点で望ましい。
短焦点端から長焦点端まで諸収差が少なく、解像力の高いズームレンズを実現するには,変倍による収差変動を小さく抑える必要がある。特に変倍作用,あるいは変倍と像面補正の2つの作用を担う第3レンズ群G3が変倍範囲全域に渡って良好に収差補正されている必要がある。そのため,第3レンズ群の構成が重要となってくる。
本発明に係るズームレンズにおいては,第3レンズ群G3は、物体側から順に正レンズ,負レンズ,正レンズ(第7レンズL7,第8レンズL8,第9レンズL9)からなる3枚のレンズを接合した接合レンズを有する構成とした。接合面であることから、組み付け時の偏心等を小さく抑えることができるため,曲率半径を小さくすることが可能となり,設計の自由度が増える。接合面を2面設けるためには,2組の接合レンズを使用することも考えられるが,組み付け時の偏心等により,接合レンズ同士の光軸がずれるという問題が発生しやすい。これに対し,上述したように3枚のレンズからなる接合レンズを使用すれば,2つの接合面に生じる組み付け偏心等を小さく抑えることができる。また,半画角が38°以上の広画角で,短焦点端のFナンバを2.5以下の明るいレンズにするには,接合レンズのみでは軸上収差,軸外収差を共に補正することが困難であるため,第3レンズ群G3を、接合レンズと少なくとも1枚以上のレンズで構成することが必要となる。第3レンズ群G3内において、接合レンズより物体側にレンズを配置することにより、球面収差やコマ収差等の補正をすることができ,接合レンズより像側にレンズを配置することにより、像面湾曲等の補正をすることができるため,接合レンズのみでは補正しきれない収差を補正することが可能となる。第3レンズ群G3は全体として正の焦点距離を持つため,第3レンズ群G3の接合レンズを構成する負レンズL8のアッベ数は、接合レンズを構成する正レンズのアッベ数より小さいことが望ましい。
高性能でありながら,小型化するには以下の条件式を満足することが望ましい。
0.8<Rn/Y´<2.0・・・(1)
ここで,Rnは前記第3レンズ群G3の接合レンズを構成する負レンズL8における負のパワーが強い面の曲率半径,Y´は最大像高である。式(1)の上限値を超えると,第3レンズ群の負レンズ(第8レンズL8)のパワーを強くすることができず,第3レンズ群G3の正レンズによる像面の倒れを補正することが困難となり,式(1)の下限値を超えると,前記第3レンズ群G3の接合レンズを構成する負レンズ(第8レンズL8)における負のパワーが強い面と接する正レンズの肉厚が厚くなり,小型化を妨げる。さらに望ましくは,以下の条件式を満足することが望ましい。
0.9<Rn/Y´<1.7・・・(1´)
より高性能化するには,第3レンズ群G3の接合レンズを構成する負レンズ(第8レンズL8)が両凹レンズであることが望ましい。この負レンズ(第8レンズL8)の両面が負のパワーを有することにより,正レンズによる像面の倒れを補正しつつ,コマ収差等をバランス良く補正することができる.
さらに高性能化するには,以下の条件式を満足することが望ましい。
1.0<|R2/R3|<10.0・・・(2)
ここで,R2は前記第3レンズ群G3の接合レンズを構成する負レンズ(第8レンズL8)における物体側面の曲率半径,R3は前記第3レンズ群G3の接合レンズを構成する負レンズ(第8レンズL8)像側面の曲率半径である。式(2)の上限値,下限値を超えると,コマ収差等をバランス良く補正することが困難となる。さらに望ましくは,以下の条件式を満足することが望ましい。
1.5<|R2/R3|<9.5・・・(2´)
また,さらに小型化するには,以下の条件式を満足することが望ましい。
0.1<dn/ds<0.4・・・(3)
ここで,dnは前記第3レンズ群G3の接合レンズを構成する負レンズ(第8レンズL8)の肉厚,dsは前記第3レンズ群G3の接合レンズの肉厚である。式(3)の上限値を超えると,正レンズの肉厚が薄くなり,接合面の曲率半径を小さくすることができなくなるため,正レンズによる像面の倒れを補正しつつ,コマ収差等を補正することが困難となる。式(3)の下限値を超えると,正レンズの肉厚が厚くなるため,小型化を妨げる。さらに望ましくは,以下の条件式を満足することが望ましい。
0.12<dn/ds<0.3・・・(3´)
レンズの製造誤差による悪影響を小さくするためには,第3レンズ群G3の接合レンズは球面レンズのみから構成することが望ましい。非球面レンズは製造誤差や組み立て誤差による影響が大きくなりがちであり,組み立ての際に調整する必要があるため接合レンズを構成する各レンズとして非球面レンズを使用しないことが望ましい。
より高性能化するためには,第3レンズ群G3の最も物体側に配置するレンズ(第6レンズL6)として正の焦点距離を持つ非球面レンズを用いることが望ましい。第3レンズ群G3の最も物体側にある正の焦点距離を持つレンズ(第6レンズL6)の位置において,光束が最も太くなるため,球面収差やコマ収差の補正に非球面の効果が得られる。さらに望ましくは、物体側面が凸である正レンズとし、この物体側面を非球面にすることが望ましい。
さらに高性能化するには,第3レンズ群G3の最も像側に配置するレンズ(第10レンズL10)を非球面レンズとすることが望ましい。第3レンズ群G3の最も像側に非球面レンズを配置することにより,軸上光線と軸外光線が離れているため,像面補正において非球面による効果が得られる。さらに望ましくは、像側を非球面にすることが望ましい。
さらに小型化を達成するには、以下の条件式を満足することが望ましい。
0.3<ds/d3<0.9・・・(4)
ここで,d3は前記第3レンズ群G3の肉厚,dsは前記第3レンズ群G3の接合レンズの肉厚である。式(4)の上限値を超えると,第3レンズ群G3の肉厚に対する接合レンズの肉厚の割合が大きくなり,接合レンズ以外のレンズの設計自由度がなくなり,収差補正が困難となる。式(4)の下限値を超えると,第3レンズ群G3の小型化を妨げる。さらに望ましくは,以下の条件式を満足することが望ましい。
0.4<ds/d3<0.8・・・(4´)
次に、本発明にかかるズームレンズの各実施例について、数値とともに説明する。各実施例における記号の意味は以下の通りである。
f:全レンズ系の焦点距離
F:Fナンバ
ω:半画角
R:曲率半径
D:面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
K:非球面の円錐定数
A4:4次の非球面係数
A6:6次の非球面係数
A8:8次の非球面係数
A10:10次の非球面係数
ただし,ここで用いられる非球面は,近軸曲率半径の逆数(近軸曲率)をC,光軸からの高さをHとするとき,以下の式1で定義される。
(式1)

Figure 2007178846
図1は本発明にかかるズームレンズの実施例1を示す光学配置図で、その数値実施例1を表1に示す。
Figure 2007178846
表1において、「*」を付した第5面、第11面、第18面、第19面は非球面であり、各非球面における前記式1にかかるパラメータは次のとおりである。
Figure 2007178846
また、表2に、上記数値実施例1の広角端(Wide)、中間焦点位置(Mean)、望遠端(Tele)における焦点距離f(mm)およびズーミング動作によって数値が変化する各面相互の間隔変化を示す。表2において、Aは第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔変化、Bは第2レンズ群G2と絞りの間隔変化、Cは絞りと第3レンズ群G3の間隔変化、Dは第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔変化を示す。
Figure 2007178846
この数値実施例1の、前記各条件式に対応する数値は以下のとおりである。いずれも各条件式の範囲内である。
条件式数値
Rn/Y´=1.064
|R2/R3|=1.914
dn/ds=0.155
ds/d3=0.573
図2は本発明にかかるズームレンズの実施例2を示す光学配置図で、その数値実施例2を表3に示す。
Figure 2007178846
表3において、「*」を付した第5面、第11面、第18面、第19面は非球面であり、各非球面における前記式1にかかるパラメータは次のとおりである。
Figure 2007178846
また、表4に、上記数値実施例1の広角端(Wide)、中間焦点位置(Mean)、望遠端(Tele)における焦点距離f(mm)およびズーミング動作によって数値が変化する各面相互の間隔変化を示す。表4において、Aは第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔変化、Bは第2レンズ群G2と絞りの間隔変化、Cは絞りと第3レンズ群G3の間隔変化、Dは第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔変化を示す。
Figure 2007178846
この数値実施例1の、前記各条件式に対応する数値は以下のとおりである。いずれも各条件式の範囲内である。
条件式数値
Rn/Y´=1.134
|R2/R3|=2.170
dn/ds=0.161
ds/d3=0.532
図3は本発明にかかるズームレンズの実施例3を示す光学配置図で、その数値実施例3を表5に示す。
Figure 2007178846
表5において、「*」を付した第5面、第11面、第18面、第19面は非球面であり、各非球面における前記式1にかかるパラメータは次のとおりである。
Figure 2007178846
また、表6に、上記数値実施例3の広角端(Wide)、中間焦点位置(Mean)、望遠端(Tele)における焦点距離f(mm)およびズーミング動作によって数値が変化する各面相互の間隔変化を示す。表6において、Aは第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔変化、Bは第2レンズ群G2と絞りの間隔変化、Cは絞りと第3レンズ群G3の間隔変化、Dは第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔変化を示す。
Figure 2007178846
この数値実施例3の、前記各条件式に対応する数値は以下のとおりである。いずれも各条件式の範囲内である。
条件式数値
Rn/Y´=1.516
|R2/R3|=1.826
dn/ds=0.177
ds/d3=0.668
図4は本発明にかかるズームレンズの実施例4を示す光学配置図で、その数値実施例4を表7に示す。
Figure 2007178846
表7において、「*」を付した第5面、第11面、第18面、第19面は非球面であり、各非球面における前記式1にかかるパラメータは次のとおりである。

Figure 2007178846
また、表8に、上記数値実施例4の広角端(Wide)、中間焦点位置(Mean)、望遠端(Tele)における焦点距離f(mm)およびズーミング動作によって数値が変化する各面相互の間隔変化を示す。表8において、Aは第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔変化、Bは第2レンズ群G2と絞りの間隔変化、Cは絞りと第3レンズ群G3の間隔変化、Dは第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔変化を示す。
Figure 2007178846
この数値実施例4の、前記各条件式に対応する数値は以下のとおりである。いずれも各条件式の範囲内である。
条件式数値
Rn/Y´=1.467
|R2/R3|=5.006
dn/ds=0.272
ds/d3=0.586
図5は本発明にかかるズームレンズの実施例5を示す光学配置図で、その数値実施例5を表9に示す。
Figure 2007178846
表9において、「*」を付した第5面、第11面、第18面、第19面は非球面であり、各非球面における前記式1にかかるパラメータは次のとおりである。
Figure 2007178846
また、表10に、上記数値実施例1の広角端(Wide)、中間焦点位置(Mean)、望遠端(Tele)における焦点距離f(mm)およびズーミング動作によって数値が変化する各面相互の間隔変化を示す。表10において、Aは第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔変化、Bは第2レンズ群G2と絞りの間隔変化、Cは絞りと第3レンズ群G3の間隔変化、Dは第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔変化を示す。
Figure 2007178846
この数値実施例5の、前記各条件式に対応する数値は以下のとおりである。いずれも各条件式の範囲内である。
条件式数値
Rn/Y´=1.568
|R2/R3|=9.311
dn/ds=0.134
ds/d3=0.776
数値実施例1にかかるズームレンズの、短焦点端における収差曲線図を図6に、中間焦点距離における収差曲線図を図7に、長焦点端における収差曲線図を図8に示す。
数値実施例2にかかるズームレンズの、短焦点端における収差曲線図を図9に、中間焦点距離における収差曲線図を図10に、長焦点端における収差曲線図を図11に示す。
数値実施例3にかかるズームレンズの、短焦点端における収差曲線図を図12に、中間焦点距離における収差曲線図を図13に、長焦点端における収差曲線図を図14に示す。
数値実施例4にかかるズームレンズの、短焦点端における収差曲線図を図15に、中間焦点距離における収差曲線図を図16に、長焦点端における収差曲線図を図17に示す。
数値実施例5にかかるズームレンズの、短焦点端における収差曲線図を図18に、中間焦点距離における収差曲線図を図19に、長焦点端における収差曲線図を図20に示す。
これらの収差曲線図において、球面収差の破線は正弦条件を,非点収差図中の実線はサジタルを,破線はメリディオナルを表している。
いずれの実施例においても、収差は十分に補正されている。歪曲収差は2%以下である。上記各実施例のようにズームレンズを構成することで,半画角が38°以上の広画角,短焦点端のFナンバが2.5以下で明るく、小型でありながら,非常に良好な像性能を確保し得ることは,各収差曲線より明らかである。また,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第4レンズ群G4は像面に対して固定でレンズ1枚の構成であっても,十分に収差補正されていることも示している。
次に、本発明にかかるズームレンズを組み込んだカメラ装置の実施例について、図21を参照しながら説明する。図21(A)はカメラ装置の正面側と上部が見えるように描いた斜視図、図21(B)は背面側上部が見えるように描いた斜視図である。カメラ装置の筐体5の正面側には、撮影レンズ1が組み込まれている。この撮影レンズ1が、上に説明したズームレンズと考えてよい。撮影レンズ1はズームレンズである。上記筐体5の正面側にはまた、光学ファインダ2の前端部とフラッシュ(例えば、ストロボ発光器)3が配置されている。上記筐体5の上面にはシャッタボタン4が配置されている。筐体5の背面側には、光学ファインダ2の後端部と、電源スイッチ6と、液晶モニタ7と、各種の操作を行なう操作ボタン8と、メモリーカードスロット9と、ズーム操作ボタン10が配置されている。
撮影レンズ1は被写体像を結像面に結像する。このカメラ装置はデジタルカメラであって、上記結像面には例えばCCDからなる撮像素子の受光面が位置し、結像された被写体像を電気信号に変換し、画像信号として出力する。この画像信号によって液晶モニタ7に被写体像を表示することができる。ズーム操作ボタン10を操作することによって、前述のように第1レンズ群G1乃至第4レンズ群G4および絞りを光軸方向に移動させ、短焦点端から長焦点端までの範囲で連続的に変倍することができる。シャッタボタン4を押すことによって、そのとき撮像素子に結像されている被写体像を撮影し、撮影画像を記録することができる。記録媒体として、例えばメモリーカードスロット9に装填されているメモリーカードなどを用いることができる。
図22は,上記カメラ装置のシステム構造例を示す。図22に示すように,カメラ装置は撮影レンズ1と受光素子13を有し,撮影レンズ1によって形成される撮影対象物の像を受光素子13によって読取るように構成されている。受光素子13は上記撮像素子に該当する。受光素子13からの出力は中央演算装置11の制御を受ける信号処理装置14によって処理され、デジタル情報に変換される。すなわち,カメラ装置は「撮影画像をデジタル情報とする機能」を有している。デジタル情報に変換された画像情報は、中央演算装置11で制御される画像処理装置12で適宜処理されたのち液晶モニタ7に表示される。また、シャッタボタン10の操作によって、半導体メモリー15に記録され、さらには通信カード16等を介してプリンタ、コンピュータ、その他の外部装置に転送することもできるようになっている。上記半導体メモリー15は、図21に示すカメラ装置のメモリーカードスロット9に装填されるメモリーカードである場合もあり、カメラ装置に内蔵されたメモリーである場合もあり得る。
被写体像を撮影し撮影画像を記録することができる装置として、携帯電話などの携帯情報端末装置があり、この携帯情報端末装置におけるズームレンズとして、前記ズームレンズを組み込むとよい。
本発明にかかるズームレンズの実施例1を示す光学配置図である。 本発明にかかるズームレンズの実施例2を示す光学配置図である。 本発明にかかるズームレンズの実施例3を示す光学配置図である。 本発明にかかるズームレンズの実施例4を示す光学配置図である。 本発明にかかるズームレンズの実施例5を示す光学配置図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例1の短焦点端における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例1の中間焦点距離における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例1の長焦点端における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例2の短焦点端における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例2の中間焦点距離における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例2の長焦点端における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例3の短焦点端における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例3の中間焦点距離における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例3の長焦点端における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例4の短焦点端における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例4の中間焦点距離における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例4の長焦点端における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例5の短焦点端における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例5の中間焦点距離における収差曲線図である。 本発明にかかるズームレンズの数値実施例5の長焦点端における収差曲線図である。 本発明にかかるカメラ装置または携帯情報端末装置の実施例を示す外観図で,(A)は正面側のから見た斜視図,(B)は裏面側から見た斜視図である。 カメラ装置のシステム構造例を示すブロック図である。
符号の説明
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ
L7 第7レンズ
L8 第8レンズ
L9 第9レンズ
L10 第10レンズ
L11 第11レンズ
1 撮影レンズ
2 ファインダ
3 フラッシュ
4 シャッタボタン
5 筐体
6 電源スイッチ
7 液晶モニタ
8 操作ボタン
9 メモリーカードスロット
10 ズーム操作ボタン

Claims (12)

  1. 物体側より順に,正の焦点距離を持つ第1レンズ群と,負の焦点距離を持つ第2レンズ群と,正の焦点距離を持つ第3レンズ群と,正の焦点距離を持つ第4レンズ群を有し,前記第3レンズ群の物体側に絞りを有しており,短焦点端から長焦点端への変倍に際して,第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が増大し,第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が減少し,第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が増大するズームレンズにおいて,
    前記第3レンズ群は、物体側から順に正レンズ,負レンズ,正レンズからなる接合レンズと,これに加えて少なくとも1枚以上のレンズを有することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第3レンズ群における接合レンズを構成する負レンズの,負のパワーが強い面の曲率半径をRn,最大像高をY´としたとき,
    0.8<Rn/Y´<2.0
    の条件式を満足することを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。
  3. 前記第3レンズ群における接合レンズを構成する負レンズが両凹レンズであることを特徴とする請求項1又は2記載のズームレンズ。
  4. 前記第3レンズ群における接合レンズを構成する負レンズの、物体側面の曲率半径をR2,像側面の曲率半径をR3としたとき、
    1.0<|R2/R3|<10.0
    の条件式を満足することを特徴とする請求項3記載のズームレンズ。
  5. 前記第3レンズ群における接合レンズを構成する負レンズの肉厚をdn,前記第3レンズ群接合レンズの肉厚をdsとしたとき,
    0.1<dn/ds<0.4
    の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のズームレンズ。
  6. 前記第3レンズ群における接合レンズは,球面レンズのみからなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のズームレンズ。
  7. 前記第3レンズ群の最も物体側に,正の焦点距離を持つ非球面レンズを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のズームレンズ。
  8. 前記第3レンズ群の最も像側に,負の焦点距離を持つ非球面レンズを有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のズームレンズ。
  9. 前記第3レンズ群の肉厚をd3,前記第3レンズ群における接合レンズの肉厚をdsとしたとき、
    0.3<ds/d3<0.9
    の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のズームレンズ。
  10. 被写体像を撮影し撮影画像を記録するカメラ装置であって,ズームレンズとして請求項1〜9のいずれかに記載のズームレンズを有することを特徴とするカメラ装置。
  11. 撮影画像をデジタル情報とする機能を有することを特徴とする請求項10記載のカメラ装置。
  12. 被写体像を撮影し撮影画像を記録することができる携帯情報端末装置であって、ズームレンズとして請求項1〜9のいずれかに記載のズームレンズを有することを特徴とする携帯情報端末装置。
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