JP2005277767A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 RSSIの精度を高める。
【解決手段】 無線部12は、アンテナ14で受信した無線周波数のアナログ信号から、ベースバンドのアナログ信号へ周波数変換を行う。また、ベースバンドのアナログ信号の強度を検出し、RSSI302として出力する。生成部28は、複数のRSSI302からひとつの擬似RSSI316を生成する。AD部22は、アナログ受信信号310に対して、アナログ−デジタル変換を実行して、デジタル受信信号300を出力する。乗算部62は、デジタル受信信号300を受信ウエイトベクトル信号312で重み付けし、加算部64は乗算部62の出力を加算して、デジタル合成信号304を出力する。乗算部30は、デジタル合成信号304に対してAGCを行う。復調部20は、アナログ合成信号320をアナログ−デジタル変換して、逆拡散処理した後に、復調する。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信技術に関し、特にアダプティブアレイアンテナ技術を使用した受信装置に関する。
ワイヤレス通信において、一般的に限りある周波数資源の有効利用が望まれている。周波数資源を有効利用するための技術のひとつが、アダプティブアレイアンテナ技術である。アダプティブアレイアンテナ技術は、複数のアンテナでそれぞれ送受信される信号の振幅と位相を制御して、アンテナの指向性パターンを形成する。すなわち、アダプティブアレイアンテナを備えた装置は、複数のアンテナで受信した信号の振幅と位相をそれぞれ変化させ、変化した複数の受信信号をそれぞれ加算して、当該振幅と位相との変化量(以下、「ウエイト」という)に応じた指向性パターンのアンテナで受信される信号と同等の信号を受信する。また、ウエイトに応じたアンテナの指向性パターンによって信号が送信される。
アダプティブアレイアンテナ技術において、ウエイトを算出するための処理の一例には、最小二乗誤差(MMSE:Minimum Mean Square Error)法にもとづく方法がある。MMSE法において、ウエイトの最適値を与える条件としてウィナー解が知られており、さらにウィナー解を直接解くよりも計算量が少ない漸化式も知られている。漸化式としては、例えば、RLS(Recursive Least Squares)アルゴリズムやLMS(Least Mean Squares)アルゴリズムなどの適応アルゴリズムが使用される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−286777号公報
無線LAN(Local Area Network)などに対応した通信装置が、少なくともふたつ以上のチップから構成されている場合がある。例えば、受信機能に関して、受信した無線周波数のアナログ信号を入力して、周波数変換を施した後、ベースバンドのアナログ信号を出力するRFチップと、ベースバンドのアナログ信号を入力して、アナログ−デジタル変換を施した後、デジタル信号を復調するベースバンドチップによって、構成された通信装置である。このように構成された通信装置は、アダプティブアレイアンテナ技術に対応していない。また、ベースバンドチップは、処理の開始のトリガとして、一般的にRSSI(Received Signal Strength Indicator)の大きさを検出する。さらに、1系統のRSSIが外部から入力可能になっている。そのため、アダプティブアレイアンテナ技術のように、複数のアンテナでそれぞれ受信した複数の信号に対応した複数のRSSIをすべて入力できない。さらに、ベースバンドチップは、アナログ−デジタル変換を実行するので、その精度を向上させるために、前段でAGC(Automatic Gain Control)を動作させる必要がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のRSSIを処理してひとつのRSSIを出力する受信装置を提供することにある。
本発明のある態様は、受信装置である。この装置は、受信した複数のアナログ信号をベースバンドの複数のアナログ信号にそれぞれ周波数変換する周波数変換部と、周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号を合成する合成部と、合成したアナログ信号をデジタル信号に変換してから復調する復調部とを備える。この装置において、周波数変換部は、受信した複数のアナログ信号に対する受信強度を示した複数の信号をそれぞれ導出し、合成部は、受信強度を示した複数の信号を処理して、受信強度を示したひとつの信号を導出し、復調部に入力される合成したアナログ信号は、周波数変換部から出力される周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号のそれぞれと略同一の帯域を有しており、かつ復調部は、合成したアナログ信号をデジタル信号に変換すると共に、受信強度を示したひとつの信号を反映させて復調してもよい。
「合成」は、複数の信号を単に合成する場合だけでなく、複数の信号を重み付けしながら合成する場合も含む。さらに、重み付けを行う際の重み係数が、適応的に変動する場合も含み、複数の信号が最終的に合成されればよいものとする。
「受信強度を示したひとつの信号を反映させて」とは、受信強度を示したひとつの信号が直接的でなく、間接的に使用されている場合も含む。例えば、フィードバックループの初期値にのみ受信強度を示したひとつの信号を使用し、その後は使用しない場合であっても、フィードバックループに受信強度を示したひとつの信号の影響は残るため、「受信強度を示したひとつの信号を反映させて」に該当するものとする。
以上の装置により、合成部は、受信強度を示した複数の信号にもとづいて、受信強度を示したひとつの信号を導出し、復調部は、受信強度を示したひとつの信号にもとづいて動作するため、例えば受信強度を示した複数の信号の信号強度が小さくても、それらを補正した受信強度を示したひとつの信号によって、受信装置の動作の信頼性を向上できる。
合成部は、受信強度を示した複数の信号を平均して、受信強度を示したひとつの信号を導出してもよい。合成部は、受信強度を示した複数の信号を入力したタイミングにもとづいて、予め記憶した信号を出力し、出力した信号と平均した複数の信号を合成して、受信強度を示したひとつの信号を導出してもよい。合成部は、周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号にそれぞれ対応した受信強度の値に応じて、受信強度を示した複数の信号を重み付けながら合成して、受信強度を示したひとつの信号を導出してもよい。合成部は、受信強度を示した複数の信号のうちからひとつを選択して、受信強度を示したひとつの信号を導出してもよい。合成部は、受信強度を示した複数の信号を入力したタイミングにもとづいて、予め記憶した信号を受信強度を示したひとつの信号として出力してもよい。
合成部は、周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号を複数のデジタル信号にそれぞれ変換し、当該変換した複数のデジタル信号を合成してからアナログ信号に変換しており、かつ受信強度を示した信号を初期値として、周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号にもとづいて、周波数変換部が出力すべき周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号に対する増幅率をそれぞれ導出し、周波数変換部は、導出した増幅率にもとづいて、周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号をそれぞれ増幅してから出力してもよい。
復調部は、受信強度を示したひとつの信号を初期値として、合成したアナログ信号にもとづいて、合成部が出力すべき合成したアナログ信号に対する増幅率を導出し、合成部は、導出した増幅率にもとづいて、合成したアナログ信号を増幅してから出力してもよい。復調部は、受信強度を示したひとつの信号を初期値として、合成したアナログ信号にもとづいて、合成したアナログ信号に対する増幅率を導出し、導出した増幅率にもとづいて合成したアナログ信号を増幅してから、復調部に出力する増幅部をさらに備えてもよい。
本発明の別の態様も、受信装置である。この装置は、入力した複数のアナログ信号を合成する合成部と、合成したアナログ信号をデジタル信号に変換してから復調する復調部とを備える。この装置において、復調部は、合成したアナログ信号にもとづいて、合成部が出力すべき合成したアナログ信号に対する増幅率を導出し、合成部は、導出した増幅率にもとづいて、合成したアナログ信号を増幅してから復調部に出力してもよい。
以上の装置により、増幅部と復調部の間で、増幅率を設定する動作と信号を増幅する動作を明確に分離して実行するため、安定した動作を実現可能である。
本発明のさらに別の態様も、受信装置である。この装置は、入力した複数のアナログ信号を合成する合成部と、合成したアナログ信号を増幅する増幅部と、増幅したアナログ信号をデジタル信号に変換してから復調する復調部とを備える。この装置において、復調部は、増幅したアナログ信号にもとづいて、増幅部が出力すべき増幅したアナログ信号に対する増幅率を導出し、増幅部は、導出した増幅率にもとづいて、合成したアナログ信号を増幅してもよい。
本発明のさらに別の態様も、受信装置である。この装置は、受信した複数のアナログ信号をベースバンドの複数のアナログ信号にそれぞれ周波数変換し、複数の第1信号として出力する第1チップと、複数の第1信号を入力して、周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号を合成し、第2信号として出力する第2チップと、第2信号を入力し、合成したアナログ信号をデジタル信号に変換してから復調する第3チップとを備える。この装置において、第1チップは、受信した複数のアナログ信号に対する受信強度を示した複数の信号をそれぞれ導出し、第2チップは、受信強度を示した複数の信号を処理して、受信強度を示したひとつの信号を導出し、第3チップに入力される第2信号は、周波数変換部から出力される第1信号のそれぞれと略同一の帯域を有しており、かつ第3チップは、受信強度を示したひとつの信号を反映させて、合成したアナログ信号をデジタル信号に変換してもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、複数のRSSIを処理してひとつのRSSIを出力できる。
本発明を具体的に説明する前に、本発明が解決しようとする課題をより詳細に述べる。前述のRFチップとベースバンドチップで構成された通信装置を拡張して、アダプティブアレイアンテナ技術に対応させるためには、複数のアンテナに対応した複数のRFチップとベースバンドチップの間に、アダプティブアレイ信号処理を実行する処理チップを配置すればよい。なお、当該処理チップは、RFチップとベースバンドチップのインターフェースに対応するために、ベースバンドのアナログ信号を入力し、アナログ−デジタル変換を施した後、アダプティブアレイ処理を実行する。さらに、デジタル−アナログ変換を施した後、ベースバンドのアナログ信号を出力する。このような構成によれば、RFチップ、ベースバンドチップを変更する場合であっても、RFチップとベースバンドチップとのインターフェースを保てるので、通信装置の開発が容易になる。
また前述のごとく、ベースバンドチップは、ひとつのRSSIしか入力できないので、アダプティブアレイアンテナ技術に対応した構成の場合、複数のRFチップのうちのひとつから出力されたRSSIをベースバンドチップに入力する。その結果、アダプティブアレイ技術によって、信号の受信特性は向上するが、RFチップから出力されたRSSIが小さければ、ベースバンドチップが処理を開始せず、信号の受信を失敗してしまう。さらに、アダプティブアレイアンテナに対応した通信装置は、処理チップとベースバンドチップでアナログ−デジタル変換を実行するので、これらの精度を向上させるために、これらの前段でそれぞれAGCが、処理対象のアナログ信号の信号強度を調節したほうがよい。特に、処理チップとベースバンドチップ間のAGCは、これまで備えられていなかった。そのため、アダプティブアレイ処理を実行するチップと復調を実行するチップ間で信号の強度(振幅)を調節する必要がある。
(実施例1)
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例1は、IEEE802.11bの規格に準拠した無線LANシステムの基地局装置に関するが、ここでは、受信機能のみに着目するため、基地局装置を受信装置とよぶ。受信装置は、前述のごとく、RFチップ、処理チップ、ベースバンドチップによって構成されている。本実施例に係る受信装置は、複数のRFチップがそれぞれ出力した複数のRSSIを処理チップに入力する。処理チップは、複数のRSSIを平均し、新たなRSSI(以下、「擬似RSSI」という)を生成する。さらに、処理チップは、擬似RSSIをベースバンドチップに出力する。
また、複数のRSSIを初期値として、複数のRFチップと処理チップが、複数のベースバンドのアナログ信号に対して、AGC処理を行う。さらに、擬似RSSIを初期値として、処理チップとベースバンドチップが、アダプティブアレイアレイ信号処理によって合成された信号に対して、AGC処理を行う。
図1は、実施例1に係る受信装置10の構成を示す。受信装置10は、アンテナ14と総称される第1アンテナ14a、第2アンテナ14b、第Nアンテナ14n、無線部12と総称される第1無線部12a、第2無線部12b、第N無線部12n、処理部18、復調部20を含む。また、処理部18は、AD部22と総称される第1AD部22a、第2AD部22b、第NAD部22n、AGC検出部24と総称される第1AGC検出部24a、第2AGC検出部24b、第NAGC検出部24n、生成部28、立上がり検出部26、受信ウエイトベクトル計算部68、乗算部62と総称される第1乗算部62a、第2乗算部62b、第N乗算部62n、加算部64、参照信号生成部70、乗算部30、DA変換部32を含む。
さらに信号として、RSSI302と総称される第1RSSI302a、第2RSSI302b、第NRSSI302n、制御信号308と総称される第1制御信号308a、第2制御信号308b、第N制御信号308n、アナログ受信信号310と総称される第1アナログ受信信号310a、第2アナログ受信信号310b、第Nアナログ受信信号310n、デジタル受信信号300と総称される第1デジタル受信信号300a、第2デジタル受信信号300b、第Nデジタル受信信号300n、タイミング信号314、擬似RSSI316、受信ウエイトベクトル信号312と総称される第1受信ウエイトベクトル信号312a、第2受信ウエイトベクトル信号312b、第N受信ウエイトベクトル信号312n、参照信号306、デジタル合成信号304、制御信号318、アナログ合成信号320、初期値信号315を含む。なお、前述の複数のRFチップが無線部12に対応し、前述の処理チップが処理部18に対応し、前述のベースバンドチップが復調部20に対応する。そのため、処理部18が存在しない場合に、無線部12と復調部20を直接接続しても動作可能である。さらに、これらの入出力信号のうち、特にアナログ受信信号310、アナログ合成信号320はアナログ信号に相当する。
アンテナ14は、無線周波数のアナログ信号を受信する。ここで、受信されるべき無線周波数のアナログ信号は、バースト信号を構成しており、スペクトル拡散されているものとする。なお、アンテナの指向性は任意でよく、さらにアンテナ数はNとされる。
無線部12は、アンテナ14で受信した無線周波数のアナログ信号から、処理部18、復調部20で処理されるベースバンドのアナログ信号へ周波数変換を行う。ここで、ベースバンドのアナログ信号をアナログ受信信号310として出力する。また、ベースバンドのアナログ信号の強度を検出し、RSSI302として出力する。さらに、処理部18は、ベースバンドのアナログ信号に対してAGCを行い、その制御信号を制御信号308として無線部12に出力する。無線部12は、制御信号308にもとづいて、ベースバンドのアナログ信号に対して増幅部44でゲインコントロールを行う。当該AGCは、後述するAD部22でのアナログ−デジタル変換の際に、アナログ受信信号310を所定のダイナミックレンジ内にするために実行される。
立上がり検出部26は、RSSI302にもとづいて、アナログ受信信号310によって構成されるバースト信号の先頭を検出する。ここでは、複数のRSSI302の各々の電力値としきい値を比較し、複数のRSSI302の電力値がひとつでもしきい値より小さかった状態から、しきい値より大きい状態に遷移した場合に、バースト信号の先頭を検出したものとする。さらに、バースト信号の先頭を検出したタイミングでタイミング信号314を出力する。
生成部28は、複数のRSSI302からひとつの擬似RSSI316を生成する。ここで、擬似RSSI316に対する雑音成分の影響を小さくするために、タイミング信号314が入力されたタイミングから擬似RSSI316を出力する。また、前記複数のRSSI302の中でもっとも大きいRSSIにもとづいてAGCの初期値信号315をAGC検出部24へ出力する。
AD部22は、アナログ受信信号310に対して、アナログ−デジタル変換を実行して、デジタル受信信号300を出力する。AGC検出部24は、予め定めた振幅とデジタル受信信号300の振幅を比較して、その差に応じた信号の制御信号308を出力する。すなわち、デジタル受信信号300の振幅が予め定めた振幅に近くなるようにAGCの制御信号を生成する。
受信ウエイトベクトル計算部68は、デジタル受信信号300、デジタル合成信号304、参照信号306から、デジタル受信信号300の重み付けに必要な受信ウエイトベクトル信号312を、LMSアルゴリズムによって計算する。乗算部62は、デジタル受信信号300を受信ウエイトベクトル信号312で重み付けし、加算部64は乗算部62の出力を加算して、デジタル合成信号304を出力する。
参照信号生成部70は、LMSアルゴリズムのトレーニング期間中は予め記憶したトレーニング信号を参照信号306として出力する。またトレーニング期間後は合成信号304を予め規定しているしきい値で判定して、その結果を参照信号306として出力する。なお、判定は硬判定でなくても、軟判定であってもよい。
乗算部30は、デジタル合成信号304に対してAGCを行うが、その制御信号を制御信号318として入力する。当該AGCは、後述する復調部20でのアナログ−デジタル変換の際に、デジタル合成信号304に対応したアナログ信号のアナログ合成信号320を所定のダイナミックレンジ内にするために実行される。DA変換部32は、乗算部30から出力された信号をデジタル−アナログ変換して、アナログ合成信号320として出力する。
復調部20は、アナログ合成信号320をアナログ−デジタル変換して、逆拡散処理した後に、復調する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリのロードされた予約管理機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図2は、実施例1に係るバーストフォーマットの構成を示す。これはIEEE802.11b標準のバーストフォーマットである。バーストの先頭から144ビットの間にプリアンブルが、それに続く48ビットの間に、ヘッダが配置されている。プリアンブルは、端末装置10や基地局装置34にとって既知であるため、図1の受信ウエイトベクトル計算部68で実行されるLMSアルゴリズムのトレーニング信号としても使用できる。
図3は、第1無線部12aの構成を示す。第1無線部12aは、周波数変換部40、増幅部44、測定部42を含む。
周波数変換部40は、対象とする信号に対して、無線周波数からベースバンドへの周波数変換を行い、変換したベースバンドの信号をアナログ受信信号310として出力する。ここで、無線周波数からベースバンドへの周波数変換は、直接なされなくてもよく、ひとつあるいは複数の中間周波数を介してなされてもよい。また、周波数変換部40は、これらの処理を実行するために周波数発振器、ミキサ、直交検波器等を含む。
増幅部44は、前記アナログ受信信号310を図1のAD部22のダイナミックレンジ内の振幅にするために、制御信号308にもとづいた利得によって、無線周波数の信号を増幅する。
測定部42は、周波数変換部40で変換されたベースバンドの信号の強度を測定して、その結果をRSSI302として出力する。
図4は、生成部28の構成を示す。生成部28は、総和部50、除算部52、バッファ54を含む。
総和部50は、複数のRSSI302を入力して、それらの総和を計算する。さらに、除算部52は、総和部50で計算した、総和をNで除算して、複数のRSSI302の平均値を計算する。バッファ54は、タイミング信号314のタイミングから、除算部52で計算した平均値を有効にし、さらに図2の乗算部62からDA変換部32での処理遅延にタイミングを合わせるために、除算部52で計算した平均値の出力のタイミングを調節する。
図5は、受信ウエイトベクトル計算部68の構成を示す。受信ウエイトベクトル計算部68は、第1受信ウエイトベクトル計算部68a、第2受信ウエイトベクトル計算部68b、第N受信ウエイトベクトル計算部68nを総称する。受信ウエイトベクトル計算部68は、加算部140、複素共役部142、乗算部148、ステップサイズパラメータ記憶部150、乗算部152、加算部154、遅延部156を含む。
加算部140は、合成信号304とウエイト用参照信号306との間で差分を計算し、誤差信号、すなわち誤差ベクトルを出力する。この誤差信号は、複素共役部142で複素共役変換される。
乗算部148は、複素共役変換された誤差信号と、第1デジタル受信信号300aを乗算し、第1の乗算結果を生成する。
乗算部152は、第1の乗算結果にステップサイズパラメータ記憶部150で記憶されているステップサイズパラメータを乗算し、第2の乗算結果を生成する。第2の乗算結果は、遅延部156と加算部154によって、フィードバックされた後に、新たな第2の乗算結果と加算される。このような、LMSアルゴリズムによって、逐次更新された加算結果が、受信ウエイトベクトル信号312として出力される。
図6は、復調部20の構成を示す。復調部20は、AD変換部80、立ち上がり検出部81、AGC検出部82、第2復調部84、第1復調部86を含む。また信号として、立ち上がり検出信号317、AGC LOCK信号319を含む。
AD変換部80は、アナログ合成信号320に対して、アナログ−デジタル変換を実行して、デジタル信号を出力する。立ち上がり検出部81は擬似RSSI316の立ち上がりを検出して、立ち上がり検出信号317を出力する。AGC検出部82は、立ち上がり検出信号317にもとづいてAGCを開始し、予め定めた振幅とAD変換部80で変換したデジタル信号の振幅を比較して、その差に応じた信号の制御信号318を出力する。すなわち、AD変換部80で変換したデジタル信号の振幅が予め定めた振幅に近くなるようにAGCの制御信号を生成する。なお、制御信号318の初期値は、擬似RSSI316にもとづいて設定される。また、AGCがロックすると、AGC LOCK信号(復調開始信号)319を第2復調部84に出力する。
第2復調部84は、AD変換部80で変換したデジタル信号を逆拡散する。さらに、第1復調部86は、図示しない送信装置でなされた変調の変調方式、例えば、BPSK(Binary Phase Shift Keying)やQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)に応じて、逆拡散した信号を復調する。
以上の構成による受信装置10の動作を説明する。アンテナ14は、無線周波数の信号をそれぞれ受信し、無線部12は、無線周波数の信号を周波数変換した後に、制御信号308にもとづいて増幅して、アナログ受信信号310をそれぞれ出力する。また、無線部12は、無線周波数の信号を周波数変換した信号にもとづいてRSSI302を出力する。立上がり検出部26は、RSSI302からバースト信号の先頭を検出する。生成部28は、立上がり検出部26で検出したバースト信号の先頭のタイミングから、複数のRSSI302を平均して擬似RSSI316を生成する。一方、アナログ受信信号310は、AD部22でデジタル受信信号300に変換され、AGC検出部24は、デジタル受信信号300にもとづいて制御信号308を生成する。受信ウエイトベクトル計算部68は、デジタル受信信号300にもとづいて受信ウエイトベクトル信号312を生成し、乗算部62は、デジタル受信信号300と受信ウエイトベクトル信号312を乗算し、加算部64は、乗算結果を加算してデジタル合成信号304を出力する。
ここで、デジタル合成信号304を参照信号生成部70で判定した参照信号306と、デジタル合成信号304が受信ウエイトベクトル計算部68に入力される。乗算部30は、制御信号318にもとづいてデジタル合成信号304を増幅し、DA変換部32は、増幅したデジタル合成信号304をアナログ合成信号320に変換して出力する。AD変換部80は、アナログ合成信号320をデジタル信号に変換し、AGC検出部82は、変換されたデジタル信号と予め定めた振幅にもとづいて制御信号318を生成する。一方、変換されたデジタル信号は、第2復調部84で逆拡散され、第1復調部86は、逆拡散された信号を復調する。
本発明の実施例によれば、アダプティブアレイ信号処理を実行する処理部が、複数のRSSIを平均して擬似RSSIを生成し、当該擬似RSSIを復調部に出力するので、復調部に入力されるRSSIが1系統であっても、その信号強度が小さな値になる確率を小さくできる。また、復調部が正常に動作しない確率を減少できる。また、無線部と復調部の間に処理部を配置し、無線部と処理部の間と処理部と復調部の間でそれぞれAGCを動作させるので、正確にデジタル変換が可能になる。
(実施例2)
本発明の実施例2は、実施例1と同様に、複数のRFチップ、処理チップ、ベースバンドチップによって構成される受信装置に関する。しかしながら、実施例1とは、複数のRSSIから擬似RSSIを生成する方法が異なる。すなわち、本実施例では、複数のRSSIのうち、もっとも値の大きいRSSIを選択し、選択したRSSIを擬似RSSIとして出力する。なお、実施例2は図1に示されるタイプの受信装置10に係るため、受信装置10の説明を省略する。
図7は、実施例2に係る生成部28の構成を示す。生成部28は、選択部56、バッファ54を含む。
選択部56は、複数のRSSI302を入力し、それらの中から信号強度が最大のものに相当するひとつのRSSI302を選択して出力する。
本発明の実施例によれば、処理部は、複数のRSSIから信号強度が最大のものを選択し、選択したRSSIにもとづいて擬似RSSIを生成して復調部に出力するので、復調部に入力されるRSSIが1系統であっても、その信号強度が小さな値になる確率を小さくできる。また、復調部が正常に動作しない確率を減少できる。
(実施例3)
本発明の実施例3は、実施例1と同様に、複数のRFチップ、処理チップ、ベースバンドチップによって構成される受信装置に関する。しかしながら、本実施例は、実施例1とは異なって複数のRSSIを平均するだけでなく、それらの信号強度に応じた重み付けをしながら加算して、擬似RSSIを生成する。
図8は、実施例3に係る受信装置10の構成を示す。図1の受信装置10と異なって受信ウエイトベクトル計算部68で計算された受信ウエイトベクトル信号312が生成部28に入力されている。その他は、図1の受信装置10と同様のため説明を省略する。
図9は、生成部28の構成を示す。生成部28は、振幅検出部72と総称される第1振幅検出部72a、第2振幅検出部72b、第N振幅検出部72n、乗算部74と総称される第1乗算部74a、第2乗算部74b、第N乗算部74n、加算部76、バッファ54を含む。
乗算部74は、入力された受信ウエイトベクトル信号312の振幅をそれぞれ検出する。なお、振幅は厳密に検出されなくても、電力値であってもよく、また振幅の近似値、例えば、受信ウエイトベクトル信号312の同相成分の振幅の絶対値と直交成分の絶対値の和から導出した近似値であってもよいものとする。
乗算部74は、RSSI302と振幅検出部72で検出した振幅を乗算する。すなわち、RSSI302を振幅検出部72で検出した振幅で重み付けを行う。加算部76は、乗算部74から出力された信号を加算する。
本発明の実施例によれば、処理部は、複数のRSSIを信号強度に応じて重み付けをしながら加算し、信頼性の高いRSSIを重視した擬似RSSIを生成して復調部に出力できる。また、復調部に入力されるRSSIが1系統であっても、信号強度が小さな値になる確率を小さくできる。また、復調部が正常に動作しない確率を減少できる。
(実施例4)
本発明の実施例4は、実施例1と同様に、複数のRFチップ、処理チップ、ベースバンドチップによって構成される受信装置に関する。しかしながら、本実施例は、実施例1での平均した複数のRSSIに対して、さらに予めメモリに記憶した波形を付加して、擬似RSSIを生成する。
図10は、実施例4に係る受信装置10の構成を示す。図1の受信装置10と異なって入力検出部34、メモリ36を含む。また信号として、メモリアクセス信号322を含む。その他は、図1の受信装置10と同様のため説明を省略する。
入力検出部34は、図1の立上がり検出部26と同様に、RSSI302にもとづいて、アナログ受信信号310によって構成されるバースト信号の先頭を検出する。ここでは、複数のRSSI302を合計した電力値としきい値を比較し、複数のRSSI302を合計した電力値がしきい値より小さかった状態から、しきい値より大きい状態に遷移した場合に、バースト信号の先頭を検出したものとする。さらに、例えば、RSSI302にもとづいて、先頭を検出したバースト信号の終了を検出する。その結果、バースト信号の先頭と終了を検出したタイミングでタイミング信号314を出力する。
メモリ36は、予め定められた波形の信号を記憶し、生成部28からのメモリアクセス信号322による指示にもとづいて、記憶した波形の信号を生成部28に出力する。記憶した波形の一例は、バースト信号の先頭のタイミングで、振幅がゼロの値から所定の値に増加し、バースト信号の期間中において所定の値を維持し、バースト信号の終了のタイミングで、振幅が所定の値からゼロの値に減少する場合がある。すなわち、これは、横軸に時間を規定し縦軸に振幅を規定した場合に、台形のような形になる振幅の遷移を持った信号である。ここで、バースト信号の先頭のタイミングと終了のタイミングは、タイミング信号314にもとづいて制御される。
生成部28は、複数のRSSI302とメモリ36から出力された波形からひとつの擬似RSSI316を生成する。
図11は、生成部28の構成を示す。生成部28は、総和部50、除算部52、バッファ54、波形抽出部88、乗算部90を含む。
総和部50、除算部52、バッファ54は、図4と同様に、複数のRSSI302を入力して、それらの総和を計算し、総和をNで除算し、その結果は、タイミング信号314のタイミングから有効にされる。
波形抽出部88は、タイミング信号314にもとづいてバースト信号の先頭のタイミングから終了のタイミングまで、メモリアクセス信号322によって、図示しないメモリ36から所定の波形を読み出し、乗算部90に出力する。なお、タイミング信号314が入力されても直ちに波形を乗算部90に出力せず、バッファ54での遅延時間に合わせて波形を乗算部90に出力する。乗算部90は、バッファ54から出力された平均したRSSI302と、波形抽出部88から出力された波形を乗算して、擬似RSSI316を出力する。
本発明の実施例によれば、処理部は、複数のRSSIを平均し、さらに所定の波形を加えて擬似RSSIを生成し、当該擬似RSSIを復調部に出力するため、復調部に入力されるRSSIが1系統であっても、平均と所定の波形の加算によって、その信号強度が小さな値になる確率は小さくなり、その結果、復調部が正常に動作しない確率は減少する。
(実施例5)
本発明の実施例5は、実施例1と同様に、複数のRFチップ、処理チップ、ベースバンドチップによって構成される受信装置に関する。さらに、実施例4と同様に、予め波形をメモリに記憶しておき、所定のタイミングで出力する。しかしながら、実施例4と異なって、擬似RSSIの生成のために、複数のRSSIを直接使用しない。すなわち、受信した信号にもとづいたRSSIに関係なく、擬似RSSIを生成して出力する。
図12は、実施例5に係る受信装置10の構成を示す。図10の受信装置10と同様の構成をしているが、生成部28に複数のRSSI302が入力されていない。一方、加算部64から出力されたデジタル合成信号304が、生成部28に入力されている。
図13は、生成部28の構成を示す。生成部28は、図11の生成部28の一部に相当する波形抽出部88、乗算部90を含む。
波形抽出部88は、タイミング信号314にもとづいてバースト信号の先頭のタイミングから終了のタイミングまで、メモリアクセス信号322によって、図示しないメモリ36から所定の波形の信号を読み出し、乗算部90に出力する。ここで、所定の波形の信号とは、実施例4に示したものと同様である。なお、タイミング信号314が入力されても直ちに波形の信号を乗算部90に出力せず、図12の乗算部62からDA変換部32での処理遅延にタイミングを合わせるために、タイミングを調節してから乗算部90に出力する。乗算部90は、デジタル合成信号304と、波形抽出部88から出力された波形を乗算して、擬似RSSI316を出力する。
本発明の実施例によれば、処理部は、バースト信号の先頭を検出したタイミングで擬似RSSIを生成するため、RSSIの信号強度の大きさに関係なく、擬似RSSIが復調部に入力されるため、その信号強度が小さな値になる確率は小さくなり、その結果、復調部が正常に動作しない確率は減少する。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例1から5において、受信装置10が、無線LANの規格のひとつであるIEEE802.11bに準拠しているものとして説明した。しかしながらこれに限らず例えば、IEEE802.11b以外の無線LANの規格、例えば、IEEE802.11aやIEEE802.11gに準拠していてもよく、さらに無線LAN以外の無線通信システム、例えば、携帯電話システム、簡易型携帯電話システム、第3世代携帯電話システム、固定無線通信システムなどに適用されてもよい。本変形例によれば、本発明を様々な無線通信システムに適用可能である。つまり、受信装置10が、少なくとも無線部12、処理部18、復調部20の少なくとも3個のチップから構成されていればよい。
本発明の実施例1から5において、立上がり検出部26あるいは入力検出部34は、複数のRSSI302を合計した電力値としきい値を比較していた。しかしながらこれに限らず例えば、複数のRSSI302のうちのひとつをしきい値と比較してもよい。すなわち、複数のRSSI302のうち、信号強度が最大のRSSI302をしきい値と比較したり、最初にしきい値より大きくなったRSSI302を選択してもよい。本変形例によれば、加算処理を省略できる。すなわち、バースト信号の先頭が検出できればよい。
本発明の実施例1から5において、処理部18と復調部20でAGC処理を行っている。しかしながらこれに限らず、処理部18と復調部20の間に増幅装置を配置して、増幅装置と復調部20でAGC処理を行ってもよい。この構成では、処理部18の乗算部30が省力される。すなわち、受信装置10は、受信した複数のアナログ信号を合成する処理部18と、合成したアナログ信号を増幅する増幅装置と、増幅したアナログ信号を復調する復調部20とを備え、復調部20は、増幅したアナログ信号にもとづいて、増幅率を導出し、増幅装置は、導出した増幅率にもとづいて、合成したアナログ信号を増幅する。本変形例に拠れば、様々な構成が可能である。つまり、復調部20に入力される信号の振幅が、復調部20でのAD変換のダイナミックレンジ内であればよい。
本発明の実施例1から5において、RFチップにおいてRSSI信号を生成している。しかしながらこれに限らず例えば、RSSI信号を外部回路で生成する構成であってもよい。本変形例によれば、様々な回路構成が可能になる。
実施例1に係る受信装置の構成を示す図である。 実施例1に係るバーストフォーマットの構成を示す図である。 図1の第1無線部の構成を示す図である。 図1の生成部の構成を示す図である。 図1の受信ウエイトベクトル計算部の構成を示す図である。 図1の復調部の構成を示す図である。 実施例2に係る生成部の構成を示す図である。 実施例3に係る受信装置の構成を示す図である。 図8の生成部の構成を示す図である。 実施例4に係る受信装置の構成を示す図である。 図10の生成部の構成を示す図である。 実施例5に係る受信装置の構成を示す図である。 図12の生成部の構成を示す図である。
符号の説明
10 受信装置、 12 無線部、 14 アンテナ、 18 処理部、 20 復調部、 22 AD部、 24 AGC検出部、 26 立上がり検出部、 28 生成部、 30 乗算部、 32 DA変換部、 34 入力検出部、 36 メモリ、 40 周波数変換部、 42 測定部、 44 増幅部、 50 総和部、 52 除算部、 54 バッファ、 56 選択部、 62 乗算部、 64 加算部、 68 受信ウエイトベクトル計算部、 70 参照信号生成部、 74 振幅検出部、 74 乗算部、 76 加算部、 80 AD変換部、 81 立ち上がり検出回路、 82 AGC検出部、 84 第2復調部、 86 第1復調部、 88 波形抽出部、 90 乗算部、 140 加算部、 142 複素共役部、 148 乗算部、 150 ステップサイズパラメータ記憶部、 152 乗算部、 154 加算部、 156 遅延部、 300 デジタル受信信号、 302 RSSI、 304 デジタル合成信号、 306 参照信号、 308 制御信号、 310 アナログ受信信号、 312 受信ウエイトベクトル信号、 314 タイミング信号、 315 初期値信号、 316 擬似RSSI、 317 立ち上がり検出信号、 318 制御信号、 319 AGC LOCK信号、 320 アナログ合成信号、 322 メモリアクセス信号。

Claims (12)

  1. 受信した複数のアナログ信号をベースバンドの複数のアナログ信号にそれぞれ周波数変換する周波数変換部と、
    前記周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号を合成する合成部と、
    前記合成したアナログ信号をデジタル信号に変換してから復調する復調部とを備え、
    前記周波数変換部は、前記受信した複数のアナログ信号に対する受信強度を示した複数の信号をそれぞれ導出し、
    前記合成部は、前記受信強度を示した複数の信号を処理して、受信強度を示したひとつの信号を導出し、
    前記復調部に入力される前記合成したアナログ信号は、前記周波数変換部から出力される前記周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号のそれぞれと略同一の帯域を有しており、かつ前記復調部は、前記合成したアナログ信号をデジタル信号に変換すると共に、前記受信強度を示したひとつの信号を反映させて復調することを特徴とする受信装置。
  2. 前記合成部は、前記受信強度を示した複数の信号を平均して、前記受信強度を示したひとつの信号を導出することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記合成部は、前記受信強度を示した複数の信号を入力したタイミングにもとづいて、予め記憶した信号を出力し、前記出力した信号と前記平均した複数の信号を合成して、前記受信強度を示したひとつの信号を導出することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記合成部は、前記周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号にそれぞれ対応した受信強度の値に応じて、前記受信強度を示した複数の信号を重み付けながら合成して、前記受信強度を示したひとつの信号を導出することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  5. 前記合成部は、前記受信強度を示した複数の信号のうちからひとつを選択して、前記受信強度を示したひとつの信号を導出することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  6. 前記合成部は、前記受信強度を示した複数の信号を入力したタイミングにもとづいて、予め記憶した信号を前記受信強度を示したひとつの信号として出力することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  7. 前記合成部は、前記周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号を複数のデジタル信号にそれぞれ変換し、当該変換した複数のデジタル信号を合成してからアナログ信号に変換しており、かつ前記受信強度を示した信号を初期値として、前記周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号にもとづいて、前記周波数変換部が出力すべき周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号に対する増幅率をそれぞれ導出し、
    前記周波数変換部は、前記導出した増幅率にもとづいて、前記周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号をそれぞれ増幅してから出力することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の受信装置。
  8. 前記復調部は、前記受信強度を示したひとつの信号を初期値として、前記合成したアナログ信号にもとづいて、前記合成部が出力すべき合成したアナログ信号に対する増幅率を導出し、
    前記合成部は、前記導出した増幅率にもとづいて、前記合成したアナログ信号を増幅してから出力することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の受信装置。
  9. 前記復調部は、前記受信強度を示したひとつの信号を初期値として、前記合成したアナログ信号にもとづいて、前記合成したアナログ信号に対する増幅率を導出し、
    前記導出した増幅率にもとづいて前記合成したアナログ信号を増幅してから、前記復調部に出力する増幅部をさらに備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の受信装置。
  10. 入力した複数のアナログ信号を合成する合成部と、
    前記合成したアナログ信号をデジタル信号に変換してから復調する復調部とを備え、
    前記復調部は、前記合成したアナログ信号にもとづいて、前記合成部が出力すべき合成したアナログ信号に対する増幅率を導出し、
    前記合成部は、前記導出した増幅率にもとづいて、前記合成したアナログ信号を増幅してから前記復調部に出力することを特徴とする受信装置。
  11. 入力した複数のアナログ信号を合成する合成部と、
    前記合成したアナログ信号を増幅する増幅部と、
    前記増幅したアナログ信号をデジタル信号に変換してから復調する復調部とを備え、
    前記復調部は、前記増幅したアナログ信号にもとづいて、前記増幅部が出力すべき増幅したアナログ信号に対する増幅率を導出し、
    前記増幅部は、前記導出した増幅率にもとづいて、前記合成したアナログ信号を増幅することを特徴とする受信装置。
  12. 受信した複数のアナログ信号をベースバンドの複数のアナログ信号にそれぞれ周波数変換し、複数の第1信号として出力する第1チップと、
    前記複数の第1信号を入力して、前記周波数変換したベースバンドの複数のアナログ信号を合成し、第2信号として出力する第2チップと、
    前記第2信号を入力し、前記合成したアナログ信号をデジタル信号に変換してから復調する第3チップとを備え、
    前記第1チップは、前記受信した複数のアナログ信号に対する受信強度を示した複数の信号をそれぞれ導出し、
    前記第2チップは、前記受信強度を示した複数の信号を処理して、受信強度を示したひとつの信号を導出し、
    前記第3チップに入力される前記第2信号は、前記周波数変換部から出力される前記第1信号のそれぞれと略同一の帯域を有しており、かつ前記第3チップは、前記受信強度を示したひとつの信号を反映させて、前記合成したアナログ信号をデジタル信号に変換することを特徴とする受信装置。
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