JP2002026788A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2002026788A
JP2002026788A JP2000212351A JP2000212351A JP2002026788A JP 2002026788 A JP2002026788 A JP 2002026788A JP 2000212351 A JP2000212351 A JP 2000212351A JP 2000212351 A JP2000212351 A JP 2000212351A JP 2002026788 A JP2002026788 A JP 2002026788A
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JP2000212351A
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Hisao Koga
Makoto Taroumaru
久雄 古賀
眞 太郎丸
Original Assignee
Matsushita Electric Ind Co Ltd
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LMSと演算量がほぼ同等な簡単なアルゴリ
ズムを用い、かつ、高速にウエイトが収束する適応アレ
ーダイバーシティの受信装置を提供すること。 【解決手段】 アンテナ1で信号を受信し、受信された
信号を高周波回路21、バンドパスフィルタ22、自動
利得制御(AGC)増幅器23、準同期検波器25と通
過させて、受信信号の同相および直交成分をそれぞれ実
部および虚部に対応させた複素ベースバンド信号を得
る。ウエイト計算部30では1シンボル遅延したウエイ
トと複素ベースバンド信号と複素共役誤差信号とステッ
プサイズ関数を用い、各ブランチの複素ウエイトを計算
する。可変ゲインLMS(VLMS)をウエイト更新ア
ルゴリズムに使用し、且つ適応的に可変ゲインパラメー
タおよびウエイト計算における初期値を変更することに
より、通常のLMSと同程度の演算量で収束速度を高速
化できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル変調され
た無線周波信号の受信に用いられ、複数のアンテナによ
って同信号を受信する受信装置に関するものである。

【0002】

【従来の技術】近年移動体通信分野において、秘話性の
向上、ISDN網やコンピュータ等との親和性、周波数
資源の有効利用等の観点から、無線通信のデジタル化が
進行している。周波数資源を有効利用するためには、同
一の周波数(チャネル)の電波をできるだけ近い繰り返
し距離で再利用することが望ましい。しかし周波数の繰
り返し利用距離を縮めると同一チャネルを使用している
近隣の移動局または基地局からの干渉(同一チャネル干
渉)が増加するため、伝送品質が低下する問題がある。

【0003】ところで、移動通信ではフェージングが発
生するため、伝送品質(デジタル通信においては誤り
率)が著しく悪化する。このため、通常は2本以上のア
ンテナおよび受信回路(ブランチ)で受信する空間ダイ
バーシティ受信により、フェージングによる伝送品質劣
化を補償している。ダイバーシティのブランチ合成法と
しては、受信信号強度(RSSI)が最も高いブランチ
の出力を受信出力とする検波後選択合成が最も一般的で
ある。さらに受信特性を改善する合成法としては検波後
最大比合成法が知られている。一般に最大比合成を行う
場合は、ブランチ毎に復調回路によって得られるベース
バンド信号を、直交・同相の2つの成分毎に等しいウエ
イトでそれぞれ重み付け加算して合成ベースバンド信号
を得る。

【0004】上記ダイバーシティ受信は単にフェージン
グだけでなく、同一チャネル干渉に対しても伝送品質劣
化を改善することが知られているが、さらに有効な同一
チャネル干渉特性を実現する方式として、「適応ダイバ
ーシティ」「最小自乗合成ダイバーシティ」「LMSア
ダプティブアレー」等と称する適応アレーダイバーシテ
ィ受信機が提案されている。具体的には、特開平7−1
54129公報や特開平9−820400公報に同受信
機の構成が開示されている。このような適応アレーダイ
バーシティ受信を行うことにより、同一チャネル干渉が
低減され、周波数の利用効率を高めることができる。

【0005】図8はこのような従来の受信装置の構成図
である。図8において、1はアンテナ、2は各ブランチ
毎にアンテナ1で得られた受信信号を同相および直交成
分をそれぞれ実部および虚部に対応させた複素ベースバ
ンド信号に変換する受信回路で、高周波回路21、バン
ドパスフィルタ22、自動利得制御(AGC)増幅器2
3、準同期検波器25から構成される。一般的なデジタ
ル変調信号の受信機と同様に、バンドパスフィルタ22
はできるだけ符号間干渉が生じない範囲で狭帯域なもの
を用いる。30は各ブランチの複素ウエイトを計算する
ウエイト計算部、100はブランチ毎に受信回路2から
得られた複素ベースバンド信号xk(k=1,
2,...K)に、ウエイト計算部30からの複素ウエ
イトWkを乗じて重み付けする複素乗算部、15は各ブ
ランチの複素乗算部100で重み付けされた複素ベース
バンド信号を合成する複素加算部、16は複素加算部1
5で合成された複素ベースバンド信号を適当なしきい値
と比較して送信されたデータを判定し、復調データとし
て出力する判定部である。

【0006】40は送信データの一部に定期的に挿入さ
れたパイロットシンボルと称する既知のデータを格納
し、発生させる既知信号発生部、19は判定部16で判
定された復調データに対応する、あるいは既知信号発生
部40から得られる既知のデータに対応する、理想的な
複素ベースバンド信号である参照信号dと、複素加算部
15で合成された複素ベースバンド信号との差を出力す
る複素判定誤差検出部である。以上は信号処理の構成を
説明したが、通常はこれらの処理をデジタル回路や上記
信号処理がプログラムされたデジタルシグナルプロセッ
サ(DSP)で実現される。

【0007】次に動作を説明する。図8に示すように、
上記各受信方式は最大比合成による空間ダイバーシティ
と同様に、2本以上のアンテナ1および受信回路(ブラ
ンチ)2で受信し、ブランチ毎に得られる直交・同相の
ベースバンド信号を、各々異なるウエイトで重み付け加
算して合成される。即ち、複素ベースバンド信号x1,
x2,...を複素数のウエイトW1,W2,...に
よって重み付けして合成する。ウエイトW1,W
2,...は、ウエイト計算部30によって参照信号d
と合成後の信号との誤差信号eが少なくなるよう、ある
いは合成後の複素信号の絶対値が一定になるよう、各ブ
ランチの信号x1,x2,...および誤差信号eを用
いて適応的に逐次更新される。ウエイト更新アルゴリズ
ムとしては、タップ付遅延線による線形等化器と同様の
LMSやRLSアルゴリズムが用いられており、具体的
には例えば文献(斉藤洋一著「ディジタル無線の変復調
技術」電子情報通信学会編)に示されている。中でも
(数1)によりウエイトが更新されるLMSアルゴリズ
ムが最も演算が簡単なため、しばしば用いられている。

【0008】

【数1】

【0009】ここでnはシンボル数、μはステップパラ
メータである。例えば国際公開特許W097/2040
0に上記LMSをスペクトル拡散通信に適用したダイバ
ーシティ受信機が開示されている。

【0010】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の受信装置では、ウエイト更新アルゴリズムとしてLM
Sを使用した場合、ウエイトの収束速度が遅いという問
題点があり、RLSアルゴリズムを用いれば収束は速い
ものの計算が極めて複雑となるため、高速な演算回路や
規模の大きな複雑な演算回路が必要となる問題点があっ
た。またTDMA通信に適用する場合、フェージングが
遅くてスロット間に高い相関があるような時に、各スロ
ットにおいてLMSアルゴリズムのウエイト初期値を零
として計算をスタートすると収束が遅いという問題点が
あった。

【0011】本発明は、LMSと演算量がほぼ同等な簡
単なアルゴリズムを用い、かつ、高速にウエイトが収束
する適応アレーダイバーシティの受信装置を提供するこ
とを目的とする。

【0012】

【課題を解決するための手段】本発明は、複数のアンテ
ナと、前記アンテナ毎に設けられ、前記アンテナで受信
された高周波信号もしくは前記高周波信号を周波数変換
した中間周波信号が供給され、前記高周波信号もしくは
前記中間周波信号の公称搬送波周波数と大略等しい周波
数のローカル信号により前記高周波信号もしくは前記中
間周波信号を直交検波し、同相および直交成分のベース
バンド信号を出力する準同期検波器と、前記ベースバン
ド信号の同相および直交成分をそれぞれ複素数の実数部
および虚数部として、前記ベースバンド信号に複素数の
ウエイトを乗じて加算合成する合成手段と、前記合成手
段により加算合成された合成ベースバンド信号から送信
シンボルを判定する判定手段と、受信信号に含まれる既
知の信号部分、および前記判定手段の判定結果に対応す
るベースバンド信号を、参照信号として発生させる参照
信号発生手段と、前記合成ベースバンド信号と前記参照
信号との誤差信号を出力する誤差検出手段と、前記誤差
信号と前記ベースバンド信号から前記ウエイトを算出す
るウエイト計算手段とを有し、前記ウエイト計算手段は
前記ウエイトを逐次的に更新し、前記各アンテナに対応
する前記各ウエイトの更新量を、前記誤差信号、ステッ
プサイズ関数、および前記各アンテナに対応する前記各
ベースバンド信号の積とし、前記ステップサイズ関数の
絶対値は時間と共に一定値に収束し、前記ステップサイ
ズ関数の初期値の絶対値は前記収束した一定値よりも大
であるとし、前記各アンテナに対応する受信信号強度値
の合計がしきい値よりも大きい場合は、前回受信したス
ロットの前記ウエイトの値を次回受信するスロットの前
記ウエイト計算手段における前記ウエイトの初期値とし
て使用し、前記受信信号強度値の合計値が前記しきい値
より小さい場合は、前記ウエイト計算手段における前記
ウエイトの初期値を零とすることを特徴とする受信装置
である。

【0013】本発明によれば、LMSと演算量がほぼ同
等な簡単なアルゴリズムを用い、かつ、高速にウエイト
が収束する適応アレーダイバーシティの受信装置を実現
できる。

【0014】

【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、複数の
アンテナと、アンテナ毎に設けられ、アンテナで受信さ
れた高周波信号もしくは高周波信号を周波数変換した中
間周波信号が供給され、高周波信号もしくは中間周波信
号の公称搬送波周波数と大略等しい周波数のローカル信
号により高周波信号もしくは中間周波信号を直交検波
し、同相および直交成分のベースバンド信号を出力する
準同期検波器と、ベースバンド信号の同相および直交成
分をそれぞれ複素数の実数部および虚数部として、ベー
スバンド信号に複素数のウエイトを乗じて加算合成する
合成手段と、合成手段により加算合成された合成ベース
バンド信号から送信シンボルを判定する判定手段と、受
信信号に含まれる既知の信号部分、および判定手段の判
定結果に対応するベースバンド信号を、参照信号として
発生させる参照信号発生手段と、合成ベースバンド信号
と参照信号との誤差信号を出力する誤差検出手段と、誤
差信号とベースバンド信号からウエイトを算出するウエ
イト計算手段とを有し、ウエイト計算手段はウエイトを
逐次的に更新し、各アンテナに対応する各ウエイトの更
新量を、誤差信号、ステップサイズ関数、および各アン
テナに対応する各ベースバンド信号の積とし、ステップ
サイズ関数の絶対値は時間と共に一定値に収束し、ステ
ップサイズ関数の初期値の絶対値は収束した一定値より
も大であるとし、各アンテナに対応する受信信号強度値
の合計がしきい値よりも大きい場合は、前回受信したス
ロットのウエイトの値を次回受信するスロットのウエイ
ト計算手段におけるウエイトの初期値として使用し、受
信信号強度値の合計値がしきい値よりも小さい場合は、
ウエイト計算手段におけるウエイトの初期値を零とする
ことにより、信号電力対雑音電力比(以下、S/Nと表
記する)が大きい場合について収束速度を高速化でき
る。

【0015】請求項2に記載の発明は、ウエイト計算手
段は、受信した過去のスロットのウエイトの同相成分お
よび直交成分に一次関数あるいは二次関数を適用して、
次回受信するスロットのウエイトの初期値を予測する請
求項1記載の受信装置であり、ウエイトをスロット間で
引き継ぐ時にフェージングが速い場合でも収束速度を高
速にできる。

【0016】請求項3に記載の発明は、ウエイト計算手
段は、受信信号強度値があるレベルを単位時間あたりに
交差するレベル交差回数を計数し、レベル交差回数がし
きい値よりも少ない場合は前回受信したスロットのウエ
イトを次回受信するスロットのウエイト計算手段におけ
るウエイトの初期値として使用し、しきい値よりも多い
場合はウエイト計算手段におけるウエイトの初期値を零
とする請求項1記載の受信装置であり、ウエイトをスロ
ット間で引き継ぐ時にフェージングが遅い場合について
収束速度を高速化できる。

【0017】請求項4に記載の発明は、ステップサイズ
関数は、レベル交差回数がしきい値よりも少ない場合は
ステップサイズ関数の初期値を小さくし、多い場合はス
テップサイズ関数の初期値を適応的に大きくする請求項
1記載の受信装置であり、ウエイトをスロット間で引き
継ぐ時にフェージングが遅い場合について収束速度を高
速化できる。

【0018】請求項5に記載の発明は、ステップサイズ
関数は、各アンテナに対応する受信信号強度値の合計に
比例してステップサイズ関数の初期値を数シンボル初期
値を続けて、その後ステップサイズを可変としてステッ
プサイズ関数を適応的に変化させる請求項1記載の受信
装置であり、さらに収束速度を高速化できる。

【0019】請求項6に記載の発明は、ステップサイズ
関数は、各アンテナに対応する受信信号強度値の合計が
しきい値よりも大きい場合はステップサイズ関数の終値
を小さくし、小さい場合はステップサイズ関数の終値を
大きくしてステップサイズ関数を適応的に変化させる請
求項1記載の受信装置であり、さらに収束速度を高速化
できる。

【0020】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態
における受信装置の構成図、図2は本発明の一実施の形
態におけるステップサイズ関数と動作例の説明図、図3
は本発明の一実施の形態におけるウエイト予測の説明
図、図4は本発明の一実施の形態における動作の説明
図、図5は本発明の一実施の形態におけるステップサイ
ズ関数の説明図、図6は本発明の一実施の形態における
ステップサイズ関数の説明図、図7は本発明の一実施の
形態におけるステップサイズ関数の説明図である。

【0021】図1において、1はアンテナ、2は各ブラ
ンチ毎にアンテナ1で得られた受信信号を同相および直
交成分をそれぞれ実部および虚部に対応させた複素ベー
スバンド信号に変換する受信回路、21は高周波回路で
ある。22はバンドパスフィルタ、23は自動利得制御
(AGC)増幅器、25は準同期検波器、30は各ブラ
ンチの複素ウエイトを計算するウエイト計算部である。
100は複素乗算部、15は複素加算部、16は判定
部、40は既知信号発生部、19は複素判定誤差検出部
である。

【0022】まずアンテナ1で信号を受信し、受信され
た信号を高周波回路21、バンドパスフィルタ22、自
動利得制御(AGC)増幅器23、準同期検波器25を
通過させて、受信信号の同相および直交成分をそれぞれ
実部および虚部に対応させた複素ベースバンド信号を得
る。ウエイト計算部30ではウエイト、複素ベースバン
ド信号、複素共役誤差信号およびステップサイズ関数を
用い、(数2)に代入することにより各ブランチの複素
ウエイトを計算する。

【0023】

【数2】

【0024】ステップサイズ関数G(n)を固定定数と
するとLMSと同じ式となる。ブランチ毎に受信回路2
から得られた複素ベースバンド信号xk(k=1,
2,...K)とウエイト計算部30からの複素ウエイ
トwkを用いて複素乗算部100で重み付けする。各ブ
ランチの複素乗算部100で重み付けされた複素ベース
バンド信号を複素加算部15で合成し、判定部16では
合成複素ベースバンド信号を適当なしきい値と比較して
送信されたデータを判定し、復調データとして出力す
る。既知信号発生部40は送信データの一部に定期的に
挿入されたパイロットシンボルと称する既知のデータを
格納し、発生させる。

【0025】複素判定誤差検出部19では判定部16で
判定された復調データに対応する、あるいは既知信号発
生部40から得られる既知のデータに対応する、理想的
な複素ベースバンド信号である参照信号dと、複素加算
部15で合成された複素ベースバンド信号との差を出力
する。

【0026】ここで図2を使用して(数2)で用いるス
テップサイズ関数G(n)の制御方法と動作例について
説明する。TDMA通信の場合多数のユーザが時分割に
よりチャネルを占有する。図2ではあるユーザがチャネ
ルaのスロットを使用して通信していると仮定する。受
信装置においてユーザが使用している(s−3)SLO
Tを受信した時、スロット先頭でステップサイズ関数G
(n)を初期化してG(0)からスタートする。TDM
A通信に適応する場合、通常同じユーザが連続してスロ
ットを占有しないため、各スロット間での伝搬環境が異
なる。そのため、フェージングが速い場合は、前回受信
したスロット(s−3)SLOTと次回受信するスロッ
ト(s−2)SLOT間での相関は小さいので、スロッ
ト毎にステップサイズ関数G(n)を初期化して使用す
る必要がある。しかしフェージングが遅い場合は、各ス
ロット間に高い相関があるため、フェージングにより受
信レベルが急激に深く落ち込む時以外ではスロット毎の
ステップサイズ関数の初期化は不要となる(異なるユー
ザ間ではステップサイズ関数の初期化は必要)。

【0027】このように可変ゲインLMS(VLMS)
をウエイト更新アルゴリズムに使用し、且つ各アンテナ
に対応するRSSI値の合計があるしきい値よりも大き
い場合は前回受信したスロットのウエイトの値を次回受
信するスロットのウエイト計算手段におけるウエイトの
初期値として使用し、あるしきい値よりも小さい場合は
ウエイト初期値を零とすることにより、通常のLMSと
同程度の演算量で収束速度を高速化できる。

【0028】なお、過去に受信したスロットのウエイト
の同相成分および直交成分に一次関数あるいは二次関数
を適用して、次回受信するスロットのウエイトの初期値
を予測することが可能である。この時の動作例を図3に
示す。図3に示すように過去のスロットで計算したウエ
イトの同相成分[Re{W(s−3)},Re{W(s
−2)},Re{W(s−1)}]および直交成分[I
m{W(s−3)},Im{W(s−2)},Im{W
(s−1)}]に各々一次関数あるいは二次関数を適用
して次スロットのウエイトの同相成分[Re{W
(s)}]および直交成分[Im{W(s)}]を予測
する。これにより、ウエイトをスロット間で引き継ぐ時
にフェージングが速い場合でも収束速度を高速化するこ
とができる。

【0029】また、RSSI値があるレベルを単位時間
(例えば、1秒ないし10秒間)あたりに交差する回数
(レベル交差回数)を計数し、レベル交差回数があるし
きい値よりも少ない場合は前回受信したスロットのウエ
イトの値を次回受信するスロットでのウエイト計算手段
におけるウエイトの初期値として使用し、多い場合はウ
エイト初期値を零とするよう制御してもよい。この時の
動作例を図4に示す。これにより、フェージングが遅
く、各スロット間に高い相関があるような場合にウエイ
トを引き継いで収束速度を高速化できる。

【0030】あるいは、レベル交差回数が上記しきい値
よりも少ない場合はステップサイズ関数の初期値を小さ
くし、多い場合はステップサイズ関数の初期値を大きく
するよう制御してもよい。この時のステップサイズ関数
を図5に示す。これにより、ウエイトを引き継ぐ時にお
いてフェージングが遅い場合について収束速度を高速化
できるという作用を有する。

【0031】さらに、各アンテナに対応するRSSI値
の合計に比例して数シンボル初期値を続けて、その後ス
テップサイズを可変とする。この時のステップサイズ関
数を図6に示す。これによりステップサイズ関数を適応
的に変化させることにより、さらに収束速度を高速化で
きる。

【0032】また、各アンテナに対応するRSSI値の
合計があるしきい値よりも大きい場合はステップサイズ
関数の終値を小さくし、小さい場合はステップサイズ関
数の終値を大きくする。この時のステップサイズ関数を
図7に示す。これによりステップサイズ関数を適応的に
変化させることにより、さらに収束速度を高速化でき
る。

【0033】

【発明の効果】本発明は適応アレーダイバーシティ受信
におけるLMSアルゴリズムに対し、適応的にウエイト
計算におけるウエイトの初期値およびステップサイズ関
数G(n)を変更して使用することにより、通常のLM
Sと同程度の演算量でRLS並みの高速な収束速度を実
現できる。従って簡単な構成で、あるいは高速の演算プ
ロセッサを用いることなく、周波数利用効率を向上でき
る。

【図面の簡単な説明】

【図1】本発明の一実施の形態における受信装置の構成

【図2】本発明の一実施の形態におけるステップサイズ
関数と動作例の説明図

【図3】本発明の一実施の形態におけるウエイト予測の
説明図

【図4】本発明の一実施の形態における動作の説明図

【図5】本発明の一実施の形態におけるステップサイズ
関数の説明図

【図6】本発明の一実施の形態におけるステップサイズ
関数の説明図

【図7】本発明の一実施の形態におけるステップサイズ
関数の説明図

【図8】従来の受信装置の構成図

【符号の説明】

1 アンテナ 2 受信回路 15 複素加算部 16 判定部 19 複素判定誤差検出部 21 高周波回路 22 バンドパスフィルタ 23 自動利得制御(AGC)増幅器 25 準同期検波器 30 ウエイト計算部 40 既知信号発生部 100 複素乗算部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA05 AA06 CA06 DB02 DB03 EA04 FA14 FA15 FA16 FA17 FA20 FA32 GA02 HA05 HA10 5K028 AA11 BB04 CC02 CC05 DD01 DD02 HH03 LL12 MM12 SS11 5K059 CC03 CC04 CC07 DD32 DD35 EE02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアンテナと、前記アンテナ毎に設け
    られ、前記アンテナで受信された高周波信号もしくは前
    記高周波信号を周波数変換した中間周波信号が供給さ
    れ、前記高周波信号もしくは前記中間周波信号の公称搬
    送波周波数と大略等しい周波数のローカル信号により前
    記高周波信号もしくは前記中間周波信号を直交検波し、
    同相および直交成分のベースバンド信号を出力する準同
    期検波器と、前記ベースバンド信号の同相および直交成
    分をそれぞれ複素数の実数部および虚数部として、前記
    ベースバンド信号に複素数のウエイトを乗じて加算合成
    する合成手段と、前記合成手段により加算合成された合
    成ベースバンド信号から送信シンボルを判定する判定手
    段と、受信信号に含まれる既知の信号部分、および前記
    判定手段の判定結果に対応するベースバンド信号を、参
    照信号として発生させる参照信号発生手段と、前記合成
    ベースバンド信号と前記参照信号との誤差信号を出力す
    る誤差検出手段と、前記誤差信号と前記ベースバンド信
    号から前記ウエイトを算出するウエイト計算手段とを有
    し、前記ウエイト計算手段は前記ウエイトを逐次的に更
    新し、前記各アンテナに対応する前記各ウエイトの更新
    量を、前記誤差信号、ステップサイズ関数、および前記
    各アンテナに対応する前記各ベースバンド信号の積と
    し、前記ステップサイズ関数の絶対値は時間と共に一定
    値に収束し、前記ステップサイズ関数の初期値の絶対値
    は前記収束した一定値よりも大であるとし、前記各アン
    テナに対応する受信信号強度値の合計がしきい値よりも
    大きい場合は、前回受信したスロットの前記ウエイトの
    値を次回受信するスロットの前記ウエイト計算手段にお
    ける前記ウエイトの初期値として使用し、前記受信信号
    強度値の合計値が前記しきい値より小さい場合は、前記
    ウエイト計算手段における前記ウエイトの初期値を零と
    することを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】前記ウエイト計算手段は、受信した前記過
    去のスロットの前記ウエイトの同相成分および直交成分
    に一次関数あるいは二次関数を適用して、前記次回受信
    するスロットの前記ウエイトの初期値を予測することを
    特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】前記ウエイト計算手段は、前記受信信号強
    度値があるレベルを単位時間あたりに交差するレベル交
    差回数を計数し、前記レベル交差回数が前記しきい値よ
    りも少ない場合は前記前回受信したスロットの前記ウエ
    イトを前記次回受信するスロットの前記ウエイト計算手
    段における前記ウエイトの初期値として使用し、前記し
    きい値よりも多い場合は前記ウエイト計算手段における
    前記ウエイトの初期値を零とすることを特徴とする請求
    項1記載の受信装置。
  4. 【請求項4】前記ステップサイズ関数は、前記レベル交
    差回数が前記しきい値よりも少ない場合は前記ステップ
    サイズ関数の初期値を小さくし、多い場合は前記ステッ
    プサイズ関数の初期値を適応的に大きくすることを特徴
    とする請求項1記載の受信装置。
  5. 【請求項5】前記ステップサイズ関数は、前記各アンテ
    ナに対応する受信信号強度値の合計に比例して前記ステ
    ップサイズ関数の初期値を数シンボル続けて、その後ス
    テップサイズを可変としてステップサイズ関数を適応的
    に変化させることを特徴とする請求項1記載の受信装
    置。
  6. 【請求項6】前記ステップサイズ関数は、前記各アンテ
    ナに対応する受信信号強度値の合計が前記しきい値より
    も大きい場合は前記ステップサイズ関数の終値を小さく
    し、小さい場合は前記ステップサイズ関数の終値を大き
    くしてステップサイズ関数を適応的に変化させることを
    特徴とする請求項1記載の受信装置。
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