JP2005277286A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005277286A
JP2005277286A JP2004091647A JP2004091647A JP2005277286A JP 2005277286 A JP2005277286 A JP 2005277286A JP 2004091647 A JP2004091647 A JP 2004091647A JP 2004091647 A JP2004091647 A JP 2004091647A JP 2005277286 A JP2005277286 A JP 2005277286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
reaction tube
gas supply
gettering
supply line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004091647A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Sasaki
和人 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2004091647A priority Critical patent/JP2005277286A/ja
Publication of JP2005277286A publication Critical patent/JP2005277286A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】基板間での膜厚均一性に優れる基板処理装置を提供する。
【解決手段】ウエハ200を処理する反応管203と、反応管203内に酸化用ガスを供給する酸化用ガス供給ライン331と、反応管203内にゲッタリング用ガスを供給するゲッタリング用ガス供給ライン332とを有し、酸化用ガス供給ライン331とゲッタリング用ガス供給ライン332はそれぞれ別個に設けられ、各ガスはそれぞれ別々に反応管203内に供給される。
【選択図】図1

Description

本発明は基板処理装置に関し、特に、反応管内に酸化用ガスとゲッタリング用ガスとを供給して半導体ウエハを酸化する低温酸化炉に関する。
従来の低温酸化炉では、ゲッタリング用ガスは酸化用ガスと混合した状態で反応管上部よりシャワーヘッドにて反応管内に導入し、反応管内に設けられたボートに垂直方向に積層して搭載された複数の半導体ウエハを酸化処理していた。
しかしながら、この場合、ボート上部のウエハとガスが反応することにより、ボート下部ではガスの濃度が薄くなり、このことが、ウエハ間の膜厚均一性を悪化させる原因の一つとなっていた。
従って、本発明の主な目的は、基板間での膜厚均一性に優れる基板処理装置を提供することにある。
本発明によれば、
基板を処理する反応管と、
前記反応管内に酸化用ガスを供給する酸化用ガス供給ラインと、
前記反応管内にゲッタリング用ガスを供給するゲッタリング用ガス供給ラインとを有し、
前記酸化用ガス供給ラインと前記ゲッタリング用ガス供給ラインはそれぞれ別個に設けられ、各ガスはそれぞれ別々に反応管内に供給されることを特徴とする基板処理装置が提供される。
なお、ここで、ゲッタリング用ガスとは、酸化膜形成時に基板表面上での欠陥の要因となるNa等の可動イオンを表面上から除去するためのガスのことである。
好ましくは、ゲッタリング用ガスは多孔ノズルにて反応管内に供給される。
また、好ましくは、ゲッタリング用ガスはリターンノズルにて反応管内に供給される。
また、好ましくは、酸化用ガスとは酸素と水素を含むガスである。
また、好ましくは、酸化用ガスとは酸素と水素を燃焼させて得たガスである。
また、好ましくは、ゲッタリング用ガスとはHCl、またはDCE(ジクロロエチレン)を含むガスである。
本発明によれば、基板間の膜厚均一性に優れる基板処理装置が提供される。
次に、本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の好ましい実施例の低温酸化炉を説明するための概略縦断面図である。
本実施例では、低温拡散炉における酸化プロセスで、酸化用ガス(H,O等)と同時に流すゲッタリング用ガス(HCl、DCE(ジクロロエチレン、CCl)等)について、酸化用ガスラインとゲッタリング用ガスラインとを分離し、ゲッタリング用ガスを多孔ノズルで直接炉内に導入することで、酸化用ガスと混合して炉内上部より導入した場合と比較して、ボート下部でゲッタリング用ガスの濃度が薄くなるのを防止でき、炉内のガス濃度をより均一化でき、ウエハ間の膜厚均一性を改善できる。さらにゲッタリング用ガス導入ノズルをリターンノズルとし、反応管内導入までの時間を延長することで、反応管内にガスを導入する前にガスの温度を十分上げておくことができるようになり、ガス導入時において反応管内温度が変化することを防ぐことができ、ウエハ間の膜厚均一性をさらに改善できる。
次に、図1を参照して本実施例の低温酸化炉を説明する。
均熱管206は例えばSiC等の耐熱性材料からなり、上端が閉塞され、下端に開口を有する円筒状の形態である。例えば石英(SiO2)等の耐熱性材料からなる反応容器(以下反応管203)は、下端に開口を有する円筒状の形態を有し、均熱管206内に同心円状に配置されている。
反応管203内に酸化用ガスを供給する酸化用ガス供給ライン331と、反応管203内にゲッタリング用ガスを供給するゲッタリング用ガス供給ライン332とをそれぞれ別個に設けている。
反応管203の下部には例えば石英からなるガス供給管232、235と排気管231が連結されている。排気管231は反応管203の排気口235に接続されている。
酸化用ガス供給ライン331は、酸素源312、マスフローコントローラー302、水素源311、マスフローコントローラー301、外部燃焼装置320、ガス供給管232、導入口234、細管271、天井部272を備えている。ガス供給管232と連結する導入口234は反応管203下部から、反応管203側部に添って例えば細管271状に立ち上がり、天井部272で反応管203内部に至っている。反応管203の導入口234にはガス供給管232により、酸化用ガスが反応管203内に供給されるようになっている。マスフローコントローラー301、302はガス流量制御部103に接続されており、ガス流量制御部103により、水素源311、酸素源312からそれぞれ供給する水素ガスおよび酸素ガスの流量をそれぞれ所定の量に制御する。ガス供給管232の途中には、外部燃焼装置320が接続されており、水素ガスと酸素ガスを燃焼して水蒸気(HO)を発生させる。
ゲッタリング用ガス供給ライン332は、マスフローコントローラー303、ジクロロエチレン源313、ガス供給管235、ガス供給ノズル273を備えている。マスフローコントローラー303はガス流量制御部103に接続されており、ガス流量制御部103により、ジクロロエチレン源313から供給するジクロロエチレンの流量を所定の量に制御する。所定の流量に制御されたジクロロエチレンは、ガス供給管235およびそれに接続されたガス供給ノズル273をとおり、反応管203内に供給される。ガス供給ノズル273は、往側ガス導入ノズル274と復側ガス導入ノズル275とを備えており、復側ガス導入ノズル275には、ボート217に搭載された最上部のウエハ200よりも上側から最下部のウエハ200の下側までに至って、複数のガス供給孔276が設けられており、多孔ノズルとなっている。ガス供給ノズル273は、往側ガス導入ノズル274と復側ガス導入ノズル275とを備えたリターンノズルとなっている。
酸化用ガスは酸化用ガス供給ライン331から、ゲッタリング用ガスはゲッタリング用ガス供給ライン332から別個にそれぞれ反応管203内に供給され、反応管203下部に接続された排気管231から排気されるようになっている。
反応管203の排気口235には、圧力調節器(例えばAPC242)に連結されたガスの排気管231が接続されており、反応管203内を流れるガスを排出し、反応管203内をAPC242により圧力を制御することにより、所定の圧力にするよう圧力検出手段(以下圧力センサ245)により検出し、圧力制御部104により制御する。
反応管203の下端開口部には、例えば石英からなる円盤状の保持体(以下ベース257)が、Oリング220を介して気密シール可能に着脱自在にあり、ベース257は円盤状の蓋体(以下シールキャップ219)の上に取付けられている。又、シールキャップ219には、回転手段(以下回転軸254)が連結されており、回転軸254により、保持体(以下石英キャップ218)及び基板保持手段(以下ボート217)、ボート217に保持されている基板(以下ウエハ200)を回転させる。また、シールキャップ219は昇降手段(以下ボートエレベータ115)に連結されていて、ボート217を昇降させる。回転軸254、及びボートエレベータ115を所定のスピードにするように、駆動制御部105により制御する。
均熱管206の外周には加熱手段(以下ヒータ207)が同心円状に配置されている。ヒータ207は、反応管203内の温度を所定の処理温度にするよう温度検出手段(以下熱電対263)により温度を検出し、温度制御部102により温度制御する。
図1に示した処理炉による酸化処理方法の一例を説明すると、まず、ボートエレベータ115によりボート217を下降させる。ボート217に複数枚のウエハ200を保持する。ウエハ200を保持したボート217は、ボートエレベータ115により、シールキャップ219に保持された状態で反応管203内に導入され、反応管203はシールキャップ219によって気密に閉じられる。反応管203内部が排気管231によって排気され、ヒータ207によって所定の温度(約750℃)に加熱されると、酸素ガスおよび水素ガスが外部燃焼装置320の燃焼室にそれぞれ所定の流量供給される。
外部燃焼装置320の燃焼室の温度が水素ガスの燃焼温度以上に加熱されると、酸素ガスと水素ガスとが燃焼反応するため、水蒸気(H2O)が生成される。外部燃焼装置32で生成された水蒸気は水素ガスと共に酸化用ガスとして酸化用ガス供給ライン331から反応管203内に供給される。また、ジクロロエチレンは、ゲッタリング用ガス供給ライン332から反応管203内に別個に供給され、ウエハ200が酸化される。酸化用ガスとジクロロエチレンの供給時間すなわち酸化処理時間は30分〜120分である。また、反応管203内の圧力は常圧(大気圧)である。反応管203内に供給された酸化用ガスとジクロロエチレンは排気管231から排気される。なお、反応管203内の圧力が所定の圧力になるようAPC242により圧力制御することもできる。
酸化膜が所望の膜厚だけ形成される予め設定された処理時間が経過すると、外部燃焼装置320の燃焼室への酸素ガスおよび水素ガスの供給が停止され、また、ゲッタリング用ガス供給ライン332からのジクロロエチレンの供給も停止され酸化処理が終了する。
このようにして酸化処理が終了すると、次のウエハ200の酸化処理に移るべく、反応管203内のガスを不活性ガスで置換するとともに、その後、ボートエレベータ115によりボート217を下降させて、ボート217及び処理済のウエハ200を反応管203から取り出す。反応管203から取り出されたボート217上の処理済のウエハ200は、未処理のウエハ200と交換され、再度同様にして反応管203内に挿入され、酸化処理が成される。
本発明の好ましい実施例の低温酸化炉を説明するための概略縦断面図である。
符号の説明
101…主制御部
102…温度制御部
103…ガス流量制御部
104…圧力制御部
105…駆動制御部
115…ボートエレベータ
200…ウエハ
203…反応管
206…均熱管
207…ヒータ
217…ボート
218…石英キャップ
219…シールキャップ
220…Oリング
231…排気管
232、235…ガス供給管
235…排気口
241…MFC
242…圧力調整器(APC)
245…圧力センサ
254…回転軸
257…ベース
263…熱電対
271…細管
272…天井部
273…ガス導入ノズル
274…往側ガス導入ノズル
275…復側ガス導入ノズル
276…ガス供給孔
301、302、303…マスフローコントローラー(MFC)
311…水素源
312…酸素源
313…ジクロロエチレン源
320…外部燃焼装置
331…酸化用ガス供給ライン
332…ゲッタリング用ガス供給ライン

Claims (1)

  1. 基板を処理する反応管と、
    前記反応管内に酸化用ガスを供給する酸化用ガス供給ラインと、
    前記反応管内にゲッタリング用ガスを供給するゲッタリング用ガス供給ラインとを有し、
    前記酸化用ガス供給ラインと前記ゲッタリング用ガス供給ラインはそれぞれ別個に設けられ、各ガスはそれぞれ別々に反応管内に供給されることを特徴とする基板処理装置。
JP2004091647A 2004-03-26 2004-03-26 基板処理装置 Withdrawn JP2005277286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004091647A JP2005277286A (ja) 2004-03-26 2004-03-26 基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004091647A JP2005277286A (ja) 2004-03-26 2004-03-26 基板処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005277286A true JP2005277286A (ja) 2005-10-06

Family

ID=35176581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004091647A Withdrawn JP2005277286A (ja) 2004-03-26 2004-03-26 基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005277286A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100814594B1 (ko) 반도체 처리용 열처리 장치 및 방법
US6540509B2 (en) Heat treatment system and method
JP2009044023A (ja) 半導体装置の製造方法および基板処理装置
JP4640800B2 (ja) 被処理体の処理方法、処理装置、薄膜形成方法、薄膜形成装置及びプログラム
JP2005123275A (ja) 成膜方法及び成膜装置
KR20120075379A (ko) 박막 형성 방법, 박막 형성 장치 및 프로그램이 기록된 기록 매체
JP2007243014A (ja) 半導体装置の製造方法及び基板処理装置
JP4238812B2 (ja) 被処理体の酸化装置
JP2006203033A (ja) 熱処理装置
JP2006041482A (ja) 被処理体の酸化方法、酸化装置及び記憶媒体
JP2005277286A (ja) 基板処理装置
JP2007027426A (ja) 基板処理装置
JP2010073978A (ja) 基板処理方法
JP2010021378A (ja) シリコン酸窒化膜の形成方法および形成装置
JP2010021385A (ja) 基板処理装置及び半導体装置の製造方法
JP2010086985A (ja) 基板処理装置
CN112740373A (zh) 基板处理装置
JP2020145244A (ja) 半導体装置の製造方法、基板処理装置およびプログラム
JP2008010688A (ja) 基板処理装置
JP2007081147A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2007080939A (ja) 基板処理装置
JP5546994B2 (ja) 被処理体の処理方法、処理装置、薄膜形成方法、薄膜形成装置及びプログラム
JP2004363499A (ja) 基板保持手段
JP2007324478A (ja) 基板処理装置
JP2005136370A (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070605