JP2005273681A - 低温液化ガス貯留システム - Google Patents

低温液化ガス貯留システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005273681A
JP2005273681A JP2004083585A JP2004083585A JP2005273681A JP 2005273681 A JP2005273681 A JP 2005273681A JP 2004083585 A JP2004083585 A JP 2004083585A JP 2004083585 A JP2004083585 A JP 2004083585A JP 2005273681 A JP2005273681 A JP 2005273681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
boil
temperature
liquefied
liquefied gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004083585A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Irie
毅一 入江
Osayuki Inoue
修行 井上
Hiroyuki Kato
弘之 加藤
Masao Matsumura
正夫 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2004083585A priority Critical patent/JP2005273681A/ja
Publication of JP2005273681A publication Critical patent/JP2005273681A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/32Hydrogen storage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/45Hydrogen technologies in production processes

Abstract

【課題】本発明は、ボイルオフガスを再液化することによりボイルオフガスの発生を抑制した低温液化ガスの貯留システムを提供する。
【解決手段】低温液化ガスL1を貯留する液化ガス貯留部10と、液化ガス貯留部で低温液化ガスから蒸発したボイルオフガスG1の流れを分ける分岐部80と、分岐部で分けられた内の一部のボイルオフガスG2を圧縮する圧縮機20と、圧縮されたボイルオフガスG3と、分岐部で分けられた内圧縮機20で圧縮されるものG2とは別の冷却用ボイルオフガスG6との熱交換を行い、圧縮されたボイルオフガスG3を冷却する第1の冷却用熱交換器30と、冷却されたボイルオフガスG4を膨張させ、液化させる膨張弁40と、液化されたボイルオフガスL2を液化ガス貯留部に戻す還流手段50、83とを備えた低温液化ガス貯留システムとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、低温液化ガスの貯留システムに関し、特に、ボイルオフガスを再液化することによりボイルオフガスの発生を抑制した低温液化ガスの貯留システムに関する。
液体水素等の低温液化ガスを貯留する際には、低温液化ガス貯留部への入熱により、低温液化ガスの一部が蒸発してガスを発生する。この発生したガスをボイルオフガス(BOG)という。特に、大気圧に近い圧力で貯留する際に、入熱により、ボイルオフガスが発生していた。そこで、低温液化ガス貯留部に、真空断熱法や各種高性能断熱材による断熱を施し、外部からの熱の侵入を防ぎ、温度上昇の防止やボイルオフガスの低減を図ってきた。
しかし、完全にボイルオフガスの発生を抑えることはできない。そこで、発生したボイルオフガスは、大気中に廃棄されていることもあった。水素などを大気中に廃棄することは、有用な資源の無駄を生ずるので、ボイルオフガスの発生を抑えた低温液化ガスの貯留システムが望まれていた。
そこで、本発明は、ボイルオフガスを再液化することによりボイルオフガスの発生を抑制した低温液化ガスの貯留システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明に係る低温液化ガス貯留システムは、例えば図1に示すように、低温液化ガスL1を貯留する液化ガス貯留部10と;液化ガス貯留部10で低温液化ガスL1から蒸発したボイルオフガスG1の流れを分ける分岐部80と;分岐部80で分けられた内の一部のボイルオフガスG2を圧縮する圧縮機20と;圧縮されたボイルオフガスG3と、分岐部80で分けられた内の圧縮機20で圧縮されるものG2とは別のボイルオフガスである冷却用ボイルオフガスG6との熱交換を行い、圧縮されたボイルオフガスG3を冷却する第1の冷却用熱交換器30と;冷却されたボイルオフガスG4を膨張させ、液化させる膨張弁40と;液化されたボイルオフガスL2を液化ガス貯留部10に戻す還流手段50、83とを備える。
このように構成すると、液化ガス貯留部で低温液化ガスから蒸発したボイルオフガスは圧縮され、温度上昇するが、液化ガス貯留部で低温液化ガスから蒸発した低温のままのボイルオフガスで冷却される。圧縮されたボイルオフガスは、冷却された後に膨張することにより、再液化する。そして、再液化されたボイルオフガスが液化ガス貯留部に戻されるので、全体として見れば、ボイルオフガスの発生が抑制された低温液化ガス貯留システムとなる。
前記目的を達成するため、請求項2に記載の発明に係る低温液化ガス貯留システムは、例えば図2に示すように、低温液化ガスL1を貯留する液化ガス貯留部10と;液化ガス貯留部10で低温液化ガスL1から蒸発したボイルオフガスG1を受け入れる気液分離装置51と;気液分離装置51から導かれたボイルオフガスG11の流れを分ける分岐部80と;分岐部80で分けられた内の一部のボイルオフガスG12を圧縮する圧縮機20と;圧縮されたボイルオフガスG14と、分岐部80で分けられた内の圧縮機20で圧縮されるものG12とは別のボイルオフガスである冷却用ボイルオフガスG16との熱交換を行い、圧縮されたボイルオフガスG13を冷却する第1の冷却用熱交換器30と;冷却されたボイルオフガスG14を膨張させ、液化させる膨張弁40と;液化されたボイルオフガスL2を液化ガス貯留部10に戻す流路83とを備え;気液分離装置51において、液化したボイルオフガスL2を流路83に導き、冷却されたボイルオフガスG14を膨張させて液化しなかったボイルオフガスG18と液化ガス貯留部10から受け入れたボイルオフガスG1とが合流して分岐部80に導かれるように構成される。
このように構成すると、膨張弁で膨張し、液化しなかったボイルオフガスは再度圧縮・冷却・膨張する液化サイクルに戻されるので、低温液化ガス貯留システム外に排出されるボイルオフガスの量を減少させることができる。よって、更にボイルオフガスの発生が抑制された低温液化ガス貯留システムとなる。
また前記目的を達成するため、請求項3に記載の発明に係る低温液化ガス貯留システムは、例えば図3に示すように、低温液化ガスL1を貯留する液化ガス貯留部10と;液化ガス貯留部10で低温液化ガスL1から蒸発したボイルオフガスG1を圧縮する圧縮機20と;圧縮したボイルオフガスG3を膨張させ、液化させる膨張弁40と;膨張したボイルオフガスであって液化しなかったボイルオフガスG8と、圧縮したボイルオフガスであって膨張弁40で膨張する前のボイルオフガスG4との熱交換を行い、膨張する前のボイルオフガスG4を冷却する第2の冷却用熱交換器32と;液化されたボイルオフガスL2を液化ガス貯留部10に戻す還流手段50、83とを備える。
このように構成すると、液化ガス貯留部で低温液化ガスから蒸発したボイルオフガスは圧縮され、温度上昇するが、再液化しなかったボイルオフガスで冷却される。圧縮されたボイルオフガスは、冷却された後に膨張することにより、温度が下降し、再液化する。その際に、再液化しなかった低温のボイルオフガスが、圧縮されて温度上昇したボイルオフガスの冷却に用いられる。そして、再液化したボイルオフガスが液化ガス貯留部に戻されるので、全体として見れば、ボイルオフガスの発生が抑制された低温液化ガス貯留システムとなる。
また、請求項4に記載の発明に係る低温液化ガス貯留システムは、請求項1または請求項2に記載の低温液化ガス貯留システムにおいて、例えば図1に示すように、冷却されたボイルオフガスG4の温度を検出する冷却ボイルオフガス温度検出手段97または圧力を検出する冷却ボイルオフガス圧力検出手段と;冷却ボイルオフガス温度検出手段97により検出された温度または冷却ボイルオフガス圧力検出手段により検出された圧力に応じて、分岐部80から流れる冷却用ボイルオフガスG6の流量を調整する冷却用ボイルオフガス流量調整手段92を備える。
このように構成すると、液化ガス貯留部で低温液化ガスから蒸発したボイルオフガス量が増加し、圧縮機で圧縮するボイルオフガス量、すなわち圧縮機容量、が冷却用ボイルオフガスの量に対して増加した場合に、冷却されたボイルオフガスの温度が上昇するので、第1の冷却用熱交換器に導入される冷却用ボイルオフガス量を増加し、膨張機に送られるボイルオフガスの温度を所定の温度に維持することができる。ボイルオフガスの膨張機入口温度を所定の温度に維持することにより、液化に必要な冷却量を適切に保つことができる。
また、請求項5に記載の発明に係る低温液化ガス貯留システムは、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の低温液化ガス貯留システムにおいて、例えば図1に示すように、 液化ガス貯留部10の圧力を検出する液化ガス貯留部圧力検出手段96と;液化ガス貯留部圧力検出手段96で検出された圧力に応じて、圧縮機20の容量を調整する圧縮機容量調整手段91とを備える。
このように構成すると、液化ガス貯留部で低温液化ガスから蒸発したボイルオフガス量が増加して液化ガス貯留部の圧力が上昇したときに、圧縮機の容量を増やして再液化するボイルオフガス量を増加することができる。
また、請求項6に記載の発明に係る低温液化ガス貯留システムは、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の低温液化ガス貯留システムにおいて、例えば図1に示すように、膨張弁40で膨張したボイルオフガスJの温度を検出する膨張ガス温度検出手段98または圧力を検出する膨張ガス圧力検出手段と;膨張ガス温度検出手段98で検出された温度または膨張ガス圧力検出手段で検出された圧力に応じて、膨張弁40の開度を調整する開度調整手段93とを備える。
このように構成すると、膨張弁下流側の圧力を液化ガス貯留部の圧力と同等の圧力にすることができる。膨張弁下流側の圧力が液化ガス貯留部の圧力と同等であることにより、膨張弁で液化されたボイルオフガスが重力流れ(グラビティフロー)により液化ガス貯留部に戻り、また、液化ガス貯留部からの逆流がない。
また、請求項7に記載の発明に係る低温液化ガス貯留システムは、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の低温液化ガス貯留システムにおいて、低温液化ガスL1が液体水素である。
上記の低温液化ガス貯留システムは、常圧での飽和温度が20.4Kと極低温である液体水素の貯留にも適用できるシステムである。よって、極低温であるためボイルオフガスの発生を防ぐことが難しい液体水素の貯蔵においても、ボイルオフガスの発生を抑制した貯留システムが提供される。
また、請求項8に記載の発明に係る低温液化ガス貯留システムは、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の低温液化ガス貯留システムにおいて、例えば図5に示すように、 第1の冷却用熱交換器で熱交換した冷却用ボイルオフガスG7、あるいは、膨張弁40で膨張させたボイルオフガスであって液化しなかったボイルオフガスG8により発電する発電装置70とを備える。
このように構成すると、再液化されないボイルオフガスを発電に用いることができるので、ボイルオフガスを大気に放出することなく、有効に利用する低温液化ガス貯留システムとなる。
更に、請求項9に記載の発明に係る低温液化ガス貯留システムは、請求項8に記載の低温液化ガス貯留システムにおいて、例えば図5に示すように、発電装置70で発電された電力で、圧縮機20を駆動する。
このように構成すると、電力を多く消費する圧縮機が、低温液化ガス貯留システム内の発電機の電力で駆動されるので、外部電力の消費が少ない低温液化ガス貯留システムとなる。
本発明によれば、ボイルオフガスを圧縮し、ボイルオフガスで冷却した後に膨張させ、再液化し、液化ガス貯留部に戻すことにより、ボイルオフガスの発生を抑制した低温液化ガス貯留システムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、互いに同一または相当する装置等には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
先ず図1を参照して、本発明の第1の実施の形態である低温液化ガス貯留システム1について説明する。図1は、低温液化ガス貯留システム1の構成を示すブロック図である。低温液化ガス貯留システム1は、低温液化ガスL1を貯留する液化ガス貯留部としての液化ガスタンク10と、ボイルオフガスG2を圧縮する圧縮機20と、液化ガスタンク10から直接導入したボイルオフガスG6により圧縮機20で圧縮したボイルオフガスG3を冷却する第1の冷却用熱交換器30と、冷却したボイルオフガスG4を膨張させることにより圧力・温度を低下させて液化する膨張弁40と、膨張したボイルオフガスJから液化したものL2と液化しなかったものG8との分離を行う気液分離装置50とを備える。更に、第1の冷却用熱交換器30で圧縮したボイルオフガスG3を冷却するのに用いた冷却用ボイルオフガスG7および気液分離装置50で分離された気相のボイルオフガスG8とを過熱する加熱器60を備える。
ここで、低温液化ガスとしては、典型的には液体水素であり、他に液体窒素、液体酸素、LNG(液化天然ガス)、LPG(液化石油ガス)などにも用いることができる。
液化ガスタンク10の上部にはボイルオフガスを搬送する配管81が接続する。配管81は、ボイルオフガスの流れを分ける分岐部としての分岐管80により二手に分岐する。すなわち、圧縮機20を経て第1の冷却用熱交換器30に至る配管82と、圧縮機20を通らずに第1の冷却用熱交換器30に至る配管84である。なお、配管84には、流量を調整するための流量調整弁89が配設されている。配管82は、第1の冷却用熱交換器30から膨張弁40に至り、更に延びて気液分離装置50に接続する。なお、膨張弁40は気液分離装置50の直上あるいは直近に設置されるので、この間の配管長は極めて短くなる場合が多い。気液分離装置50の下部からは、液化したガスL2を戻す配管83が液化ガスタンク10へと敷設されている。気液分離装置50の上部には、配管82の他に配管85が接続している。配管85は気液分離装置50で分離された気相のボイルオフガスG8を排出する配管である。配管85には液化しなかったボイルオフガスG8を気液分離装置50から吸引するブロワ87が設置される。配管84は、第1の冷却用熱交換器30から更に延び、配管85と一緒になり、配管86として加熱器60に至る。すなわち、配管84と配管85と配管86とは、分岐管90で接合する。
液化ガスタンク10には、液化ガスタンク10内の圧力を検出する液化ガス貯留部圧力検出手段としての圧力検出器96が配設される。圧力検出器96からは信号ケーブルが圧縮機容量調整手段としての容量制御装置91と接続し、容量制御装置91からは信号ケーブルが圧縮機20に接続する。
第1の冷却用熱交換器30から膨張弁40に至る配管82上に、冷却されたボイルオフガスG4の温度を検出する冷却ボイルオフガス温度検出手段としての第1の温度検出器97が配設される。第1の温度検出器97からは信号ケーブルが流量調整手段としての流量制御装置92と接続し、流量制御装置92からは信号ケーブルが流量調整弁89に接続している。
気液分離装置50に、膨張し液化したボイルオフガスJの温度を検出する膨張ガス温度検出手段としての第2の温度検出器98が配設される。第2の温度検出器98からは信号ケーブルが開度調整手段としての開度制御装置93と接続し、開度制御装置93からは信号ケーブルが膨張弁40に接続している。
液化ガスタンク10は、球形のまたは円筒形のタンクであり、ステンレス鋼アルミニウムなどの低温用材料で製造される。なお、液化ガスタンク以外の低温液化ガスが流通する機器、配管等も、同質の材料で製造される。液化ガスタンク10の周囲には真空層16が形成され、外部からの入熱を低減している。真空層に代えて断熱材により断熱してもよい。真空層であれば、断熱効果が高く、真空層を含む液化ガスタンク10をコンパクトにすることができる。また、真空層16を1層ではなく、多層に形成すると、更に断熱効果が向上する。
圧縮機20は、モータあるいはエンジンなどの駆動機(不図示)で駆動され、ロータリ式の圧縮機が、多容量のガスを圧縮するので好適に用いられるが、レシプロ式の圧縮機であってもよい。レシプロ式圧縮機であると、圧縮比を高くすることができる。その他遠心式やスクリュー式などその圧縮方式の特性によって使い分ければよい。駆動機の回転速度が容量制御装置91からの信号により可変となっており、圧縮機20で圧縮するボイルオフガスG2の容量を変えることができる。容量の変更は、駆動機の回転速度ではなく、駆動機と圧縮機20との間に無段変速機を備えて、無段変速機により行ってもよい。
第1の冷却用熱交換器30は、気相であるボイルオフガスG2、G6同士の熱交換を行うので、プレート式熱交換器が好適に用いられるが、フィンチューブ式熱交換器であっても、シェルアンドチューブ式熱交換器であってもよい。図1では、第1の冷却用熱交換器30は、熱交換する2流体が同方向に流れるように記載されているが、対向流とする方が熱交換率が向上するので、好ましい。
膨張弁40は、圧縮機20で圧縮された高圧のボイルオフガスG4を断熱膨張させ、ボイルオフガスG4を液化ガスタンク10内の圧力値に低下させるもので、圧力降下により温度が低下する。膨張弁40の開度を大きくすると、圧力降下が小さくなり、開度を小さくすると、圧力降下が大きくなる。膨張弁40の開度は、開度制御装置93からの信号により可変となっている。
気液分離装置50は、膨張弁40で膨張し、温度低下したボイルオフガスJ中の液相部分と気相部分を分離する。すなわち、ボイルオフガスJは、膨張し低温になることで、液相と気相との2相となる。そこで、液相を気液分離装置50の下部に貯留し、気相は気液分離装置50の上部に接続した配管85から排出する。膨張弁40で断熱膨張するため、気液分離装置50は、配管82の内径に比べ、充分大きな断面積を有する。気液分離装置50の周囲には真空層56が形成され、外部からの入熱を低減している。真空層に代えて断熱材により断熱してもよい。真空層であれば、断熱効果が高く、真空層を含む気液分離装置50はをコンパクトにすることができる。また、気液分離装置50は、液化ガスタンク10よりも上方に設置されている。そのために、液相のボイルオフガスL2が重力流れ(グラビティフロー)により液化ガスタンク10に還流し、また、液化ガスタンク10からの逆流がない。なお、気液分離装置50を液化ガスタンク10と同じあるいは低い位置に設置し、配管83にボイルオフガスL2を搬送するポンプと逆流を防止するチェッキ弁を備えてもよい。このように、気液分離装置50と配管83により、膨張弁40で再液化したボイルオフガスL2を、液化ガスタンク10に戻す還流手段が構築される。
加熱器60は、低温のボイルオフガスG10を常温あるいは常温近くまで加温する装置で、ファンを備え、加熱器60の外面に形成されたフィンに送風し、フィンからの入熱でボイルオフガスG10を加熱する。ボイルオフガスG10の流量が多く、熱交換量が多いときには、フィンに海水などの液体を流し、液体からの熱が伝達されるようにすると効率がよい。
ブロワ87は、軸流タイプのブロワが、容量も多く、装置も小型であるので好適に用いられるが、レシプロタイプでもルーツブロワでもよい。
流量制御弁89は、アクチュエータを備え、流量制御装置92からの信号により、第1の冷却用熱交換器30に流れる冷却用ボイルオフガスG6の流量を調整する。
容量制御装置91は、圧力検出器96からの液化ガスタンク10内の圧力検出値に応じて、圧縮機20の容量を調整する制御装置である。圧力検出値が高くなると、圧縮機20で圧縮するボイルオフガスG2の量を増やし、圧力検出値が低くなると、圧縮機20で圧縮するボイルオフガスG2の量を減らし、液化ガスタンク10内の圧力を所定の圧力とすることで、ボイルオフガス量に応じた再液化処理が可能になる。
流量制御装置92は、第1の温度検出器97で検出された第1の冷却用熱交換器30で冷却されたボイルオフガスG4の温度検出値に応じて、流量調整弁89のアクチュエータを調整する制御装置である。流量調整弁89のアクチュエータを調整することにより、冷却用ボイルオフガスG6の流量を調整をする。冷却用ボイルオフガスG6の流量を調整をすることにより、第1の冷却用熱交換器30で冷却されたボイルオフガスG4の温度、すなわち、膨張弁40に入る前のボイルオフガスG4の温度を所定の値とする制御を行う。
開度制御装置93は、第2の温度検出器98で検出された膨張したボイルオフガスJの温度検出値に応じて、膨張弁40の開度を調整する制御装置である。膨張した2相のボイルオフガスJでは、圧力と飽和温度とが一義的に決まるので、温度を計測することにより圧力が分かる。そこで、液化ガスタンク10の圧力と同等の圧力に相当する温度に調整する。膨張弁40の開度を小さくすることにより、膨張したボイルオフガスJの温度は低下し、膨張弁40の開度を大きくすることにより、膨張したボイルオフガスJの温度は上昇する。そこで、温度が高いとき(圧力が高いとき)は、膨張弁40の開度を小さくし、温度が低いとき(圧力が低いとき)は、膨張弁40の開度を大きくする。
低温液化ガス貯留システム1では、容量制御装置91と流量制御装置92と開度制御装置93とは、それぞれ別の制御装置として説明したが、1つの制御装置にそれぞれの制御機能を持たせてもよい。
また、上述の説明では、液化ガスタンク10および気液分離装置50だけについて、断熱層あるいは断熱材を備えることを記載したが、他の機器、配管も断熱層あるいは断熱材を備える。断熱層あるいは断熱材により、低温液化ガス貯留システム1中の低温液化ガスへの入熱が抑えられると共に、作業員等が低温液化ガス貯留システム1の一部に接触したときに、低温やけどなどを起こす危険が回避される。
続いて、低温液化ガス貯留システム1の作用について説明する。液化ガスタンク10に液化ガスL1が貯留される。液化ガスタンク10の内部は、所定の圧力であり、液化ガスタンク10内の温度は液化ガスL1の飽和温度になる。ここで、所定の圧力とは、大気圧程度の圧力である。圧力を高くとすると、液化ガスL1の飽和温度が上昇し、液化した状態で貯留するには好ましいが、常圧程度とすることで、低温液化ガス貯留システム1総ての機器・配管についての圧力設計が容易となる。
低温の液化ガスタンク10には、真空層16を通じて、熱が浸入する。浸入した熱が液化ガスL1に伝えられることにより、液化ガスL1の一部が蒸発し、ボイルオフガスG1となる。
ボイルオフガスG1は、液化ガスタンク10から配管81へ流出し、分岐管80にてその一部のボイルオフガスG2が配管82に、その他のボイルオフガスが冷却用ボイルオフガスG6として配管84に流れる。流出するボイルオフガスG1の量が、発生するボイルオフガスに比べて少ないときには、液化ガスタンク10内の圧力が上昇することになる。そこで、圧力検出器96で液化ガスタンク10内の圧力を検出し、容量制御装置91で判断し、液化ガスタンク10内の圧力が上昇したときには圧縮機20の容量を増やす。すなわち、配管82に流れるボイルオフガスG2の量を増やす。
配管82に流れたボイルオフガスG2は、圧縮機20で圧縮され、高圧となると共に、温度が上昇する。圧縮機20で高圧高温となったボイルオフガスG3は、第1の冷却用熱交換器30にて、配管84に流れる冷却用ボイルオフガスG6と熱交換をする。冷却用ボイルオフガス84は、液化ガスタンク10で蒸発した圧力・温度をほぼ維持しているので、略液化ガスの飽和温度(液化水素では20.4K)を維持している。そのため、圧縮機20で温度上昇したボイルオフガスG3は冷却される。
第1の冷却用熱交換器30で冷却されたボイルオフガスG4は配管82を流れ、そこで、第1の温度検出器97により温度が検出される。すなわち、圧縮機20で圧縮され温度上昇したボイルオフガスG4の流量に対し、冷却用ボイルオフガスG6の流量が適切であり、ボイルオフガスG4の温度が所定の温度まで低下したかが確認される。あるいは、圧縮機20で圧縮されたボイルオフガスG3の温度と圧力が既知であれば、圧力から温度が一義的に定まるので、温度に代わり圧力を計測してもよい。
第1の温度検出器97で検出された温度は、信号ケーブルを伝わって流量制御装置92に伝達される。流量制御装置92では、第1の温度検出器97で検出された温度から、冷却用ボイルオフガスG6の流量を判断する。すなわち、第1の温度検出器97で検出された温度が高すぎれば、冷却用ボイルオフガスG6の流量を増やし、低すぎれば、流量を減らす。この流量の増減の判断は、流量制御装置92から信号ケーブルを伝わって流量調整弁89に伝達される。流量調整弁89では、モータあるいはソレノイドなどのアクチュエータで弁の開閉を調節し、ボイルオフガスG4の流量を調整する。図1に示す低温液化ガス貯留システム1では、流量調整弁89を配管84の第1の冷却用熱交換器30の上流側に配設しているが、下流側に配設してもよい。あるいは、ボイルオフガスG4の流量の調整を、流路に設けたブロワ(図3参照)により行ってもよい。
高圧で低温となったボイルオフガスG4は、膨張弁40で流路を絞られた後に、直下の気液分離装置50で膨張することにより、圧力が低下し、温度も低下する。飽和温度になると、ボイルオフガスJは一部が再液化する。再液化したボイルオフガスL2は、気液分離装置50の下部に貯留する。一方、再液化しなかったボイルオフガスG8は、ブロワ87に吸引されて、配管85へと流れる。
再液化したボイルオフガスL2は、配管83を通って、液化ガスタンク10に戻される。気液分離装置50が液化ガスタンク10より上方に設置されると、このように自動的になられる還流手段が構成される。なお、ボイルオフガスL2が配管83を通って気液分離装置50から液化ガスタンク10に流れるのは、気液分離装置50と液化ガスタンク10との内圧が同等であることが前提となる。そこで、第2の温度検出器98で気液分離装置50内の温度を検出する。前述のとおり、気液分離装置50内ではボイルオフガスJは液相と気相とが混合した湿り蒸気になっており、圧力と飽和温度(水素では、1atmのとき20.4K)は一意的に決まるため、温度を検出することにより、圧力も求まる。そこで、第2の温度検出器98で検出した温度が信号ケーブルを伝わって開度制御装置93に伝達される。開度制御装置93では、液化ガスタンク10内が所定の圧力における飽和温度と同等以下になるように膨張弁開度を制御する。第2の温度検出器98で検出された温度が飽和温度以上であれば、膨張弁の開度を絞るように、飽和温度以下であれば開くように、信号を膨張弁40に送信する。膨張弁40では、開度制御装置93からの信号に応じて、その開度を調節する。
第1の冷却用熱交換器30でボイルオフガスG3を冷却し、逆に温度上昇した冷却用ボイルオフガスG7と、気液分離装置50で液化せずブロワ87に吸引されたボイルオフガスG8とは、分岐管90で合流し、ボイルオフガスG10として配管86を流れ、加熱器60にて常温に加温され、低温液化ガス貯留システム1の系外へと送出される。
次に、図2のブロック図に示すように、低温液化ガス貯留システム1の変形例として、液化ガスタンク10で蒸発したボイルオフガスG1を、先ず気液分離装置51に導き、膨張弁40で膨張し液化しなかったボイルオフガスG18と一緒に、圧縮機20に導き、あるいは、冷却用ボイルオフガスG16として送り出すように構成してもよい。このように構成すると、図1に示す低温液化ガス貯留システム1では、システム外に送出されていた膨張弁40で膨張し液化しなかったボイルオフガスG18も、再度圧縮機20、第1の冷却用熱交換器30、膨張機40、気液分離装置51へ導かれ、液化される。すなわち、低温液化ガス貯留システム1’では、熱交換器などの機器を追加することなく、液化するボイルオフガスを増やすことができる。よって、システム外に送出されるボイルオフガスの量が低減し、全体的に見れば、ボイルオフガスの発生が抑制された低温液化ガス貯留システム1’となる。なお、図2では、制御系の図は省略してある。
次に、図3を参照して、本発明の第2の実施の形態である低温液化ガス貯留システム2について説明する。図3は、低温液化ガス貯留システム2の構成を示すブロック図である。低温液化ガス貯留システム1との比較において、冷却用ボイルオフガスG6、G7の流路である配管84に、流量調整弁89(図1参照)が配設されず、第1の冷却用熱交換器30の下流側にブロワ88が設置されていること、第1の冷却用熱交換器30で冷却されたボイルオフガスG4を冷却する第2の冷却用熱交換器32が設置され、第2の冷却用熱交換器32では、気液分離装置50で分離され再液化されなかったボイルオフガスG8を冷媒として用いていること、第2の冷却用熱交換器32で冷却されたボイルオフガスG5の温度を検出する第1の温度検出器99を有し、第1の温度検出器99から流量制御装置94および流量制御装置94からブロワ88に信号ケーブルが敷設されていることが異なる。
ブロワ88は、冷却用ボイルオフガスG6を液化ガスタンク10から配管81、84を通って吸引し、加熱器60に導入して、加熱器60に送出すると共に、低温液化ガス貯留システム1の流量調整弁89(図1参照)に代わって、冷却用ボイルオフガスG6の流量を調整する。すなわち、第2の冷却用熱交換器32で冷却されたボイルオフガスG5の温度を第1の温度検出器99で検出し、温度が所定の温度以上であれば、冷却用ボイルオフガスG6の流量を増やし、温度が所定の温度以下であれば、冷却用ボイルオフガスG6の流量を減らす。流量の調整は、モータやエンジンなどの駆動機(不図示)の回転速度で調節してもよいし、駆動機とブロワ88との間に無段変速機を備えて、無段変速機により行ってもよい。あるいは、ブロワ88の回転羽根のピッチを代えてもよい。
第2の冷却用熱交換器32では、第1の冷却用熱交換器30で冷却されたボイルオフガスG4を更に冷却する。気液分離装置50で液化されなかったボイルオフガスG8の温度は、低温液化ガスL2の飽和温度であるので、第2の冷却用熱交換器32で冷却されることにより、ボイルオフガスG5は、ほぼ飽和温度まで冷却される。また、ボイルオフガスG8の温度は上昇し、第1の冷却用熱交換器30で冷媒として使われた冷却用ボイルオフガスG7との温度差が縮小する。
低温液化ガス貯留システム2では、ブロワ88を備えるので、冷却用ボイルオフガスG6の流量の調整が容易となり、特に、流量を容易に増大することができる。また、第2の冷却用熱交換器32を備えているので、膨張機40に送られる高圧のボイルオフガスG5の温度を更に低下することができ、液化して液化ガスタンク10に還流するボイルオフガスL2の量を増やすことができる。すなわち、全体として見れば、ボイルオフガスの発生を更に抑制した低温液化ガス貯留システム2となる。
更に、図4のブロック図に示すように、低温液化ガス貯留システム2の変形例として、第1の冷却用熱交換器30を備えなくてもよい。すなわち、液化ガスタンク10で蒸発したボイルオフガスG1総てを圧縮し、第2の冷却用熱交換器32だけで冷却し、膨張弁40に送り込むように構成する。このように構成しても、圧縮機20で圧縮され温度上昇したボイルオフガスG3が第2の冷却用熱交換器32で冷却され、その後膨張機40で膨張し、液化するので、ボイルオフガスの発生が抑制された低温液化ガス貯留システム2’となる。なお、図4では、制御系の図は省略してある。
このように、第1の冷却用熱交換器30を備えていなくても、圧縮機20で圧縮された高温・高圧のボイルオフガスG3は、第2の冷却用熱交換器32で冷却され、冷却された高圧のボイルオフガスG5となる。その後、膨張機40で膨張し、圧力が下がると共に温度も下がり、液化する。
次に、図5を参照して、本発明の第3の実施の形態である低温液化ガス貯留システム3について説明する。図5は、低温液化ガス貯留システム3を示すブロック図である。図5においても、制御系の図を省略している。低温液化ガス貯留システム3は、低温液化ガス貯留システム1の加熱器60に配管86を介して燃料電池70を接続している。また、燃料電池70から圧縮機20へ、電気ケーブルを敷設している。
燃料電池70では、加熱器60から送出される常温のボイルオフガスG20を原料燃料とした改質反応にて水素を製造し、空気などの酸化剤ガスとの電気化学的反応により発電を行う。低温液化ガスL1が水素であると、ボイルオフガスG20は水素ガスとなるので、改質を行うことなく、そのまま燃料電池での発電に用いることができる。
なお、燃料電池70ではなく、ボイルオフガスG20を燃焼して、その燃焼ガスにより直接、あるいは燃焼熱により蒸気を発生して、タービンを回転させて発電する構成としてもよい。この場合にも、低温液化ガスL1が水素であると、燃焼により二酸化炭素や一酸化炭素などを排出することがなく、クリーンに発電を行うことができて、環境の観点から好適である。
燃料電池70で発電した電力は、低温液化ガス貯留システム3において電力消費の大きな圧縮機20の駆動用モータに用いるのが好ましい。制御装置の電力、その他、低温液化ガス貯留システム3の電源として、商用電源と連系して用いると、ボイルオフガスG20を有効に活用できるので、好ましい。ただし、ボイルオフガスG20の量は、液化ガスタンク10における低温液化ガスL1の貯流量、気温等の影響を受け、一定ではなく、そのために燃料電池70での発電量も変動するので、不足を補うために、商用電源と連系するのが好ましい。あるいは、低温液化ガス貯留システム3以外の電力需要の電源として用いてもよく、その際にも、商用電源と連系するのが好ましいが、連系していなくてもよい。
なお、上述の低温液化ガス貯留システム3では、本発明の第1の実施の形態である低温液化ガス貯留システム1に発電装置としての燃料電池を備えたシステムについて説明したが、低温液化ガス貯留システム1の変形例である低温液化ガス貯留システム1’、低温液化ガス貯留システム2、低温液化ガス貯留システム2の変形例である低温液化ガス貯留システム2’等に発電装置を備えてもよい。更に、例示した各低温液化ガス貯留システム1、1’、2、2’が備える各機器、各検出器および各制御装置を適宜組み合わせたものを備える低温液化ガス貯留システムとしてもよいし、それらの低温液化ガス貯留システムに発電装置を組み合わせてもよい。
ここで、一例として、低温液化ガス貯留システム3に液体水素を貯留する場合について具体的に説明する。断熱性能として低温ガス貯留タンクの一般的な断熱性能(熱流束30W/m)を、例えば直径2.5m×長さ5m(容積24.5m、表面積39m)の液化ガスタンク10に適用すると、約1.2kWの外部からの熱侵入があることになる。低温液化ガスL1が水素(飽和温度20.4K、蒸発潜熱451.5kJ/kg)であるので、2.7g/sec(2lit/sec at 20.4K)がボイルオフガスとして発生することになる。
液化ガスタンク10内において大気圧(飽和温度20.4K)でボイルオフした水素ガスG1(2.7g/sec)の一部G2(0.7g/secとする)を圧縮機20(断熱効率60%とする)で4atm(吐出ガス温度44K)に圧縮する。このときの圧縮機20における圧縮仕事は200W程度である。圧縮された水素ガスG3は第1の冷却用熱交換器30に入り飽和液状態(4atm、26.1K)まで冷却される。続いて、膨張弁40で1atmまで断熱膨張すると、ボイルオフガスG1(2.7g/sec)の内、約20%にあたる0.6g/secの水素が再液化される。したがって0.1g/secの水素ガスG8が気液分離装置50で分離される。圧縮機20に廻されなかったボイルオフガス、すなわち冷却用ボイルオフガスG6(2.0g/sec)は、第1の冷却用熱交換器30に冷却源として導入され、冷却用ボイルオフガスG7として42Kまで昇温される。また、水素ガスG8は、冷却用ボイルオフガスG7と一緒に、加熱器60に送られる。
冷却用ボイルオフガスG7(2.0g/sec)と、気液分離装置50で分離された水素ガスG8(0.1g/sec)とは、加熱器70でほぼ常温に加湿され、燃料ガスG20(2.1g/sec)として燃料電池70に供給される。燃料電池70の発電効率を35%とし、水素と酸素の反応熱を141MJ/kg(H)とすると、141 [MJ/kg(H)] × 2.1 [g/sec] × 0.35 = 103kW
の電力を得ることが可能である。すなわち、圧縮機20の電力(200W)を賄った上で、その他の機器の動力として使用することや、外部電力系統へ供給することも可能である。
本発明の第1の実施の形態である低温液化ガス貯留システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態である低温液化ガス貯留システムの変形である、低温液化ガス貯留システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態である低温液化ガス貯留システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態である低温液化ガス貯留システムの変形である、低温液化ガス貯留システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態である低温液化ガス貯留システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 液化ガスタンク(低温液化ガス貯留部)
16、56 真空層
20 圧縮機
30 第1の冷却用熱交換器
32 第2の冷却用熱交換器
40 膨張機
50、51 気液分離装置
60 加熱器
70 燃料電池発電機
80、90 分岐管
81〜86 配管
87、88 ブロワ
89 流量調整弁
91 容量制御装置(圧縮機容量調整手段)
92、94 流量制御装置(冷却用ボイルオフガス流量調整手段)
93 開度制御装置
96 圧力検出器(液化ガス貯留部圧力検出手段)
97 温度検出器(冷却ガス温度検出手段)
98 温度検出器(膨張ガス温度検出手段)
99 温度検出器(冷却ガス温度検出手段)
180、181、186 配管
E 電力
G1〜G20ボイルオフガス
J 低温液化ガスと凝縮しなかったガスとの混合物
L1〜L2 低温液化ガス

Claims (9)

  1. 低温液化ガスを貯留する液化ガス貯留部と;
    前記液化ガス貯留部で低温液化ガスから蒸発したボイルオフガスの流れを分ける分岐部と;
    前記分岐部で分けられた内の一部のボイルオフガスを圧縮する圧縮機と;
    前記圧縮されたボイルオフガスと、前記分岐部で分けられた内の前記圧縮機で圧縮されるものとは別のボイルオフガスである冷却用ボイルオフガスとの熱交換を行い、前記圧縮されたボイルオフガスを冷却する第1の冷却用熱交換器と;
    前記冷却されたボイルオフガスを膨張させ、液化させる膨張弁と;
    前記液化されたボイルオフガスを前記液化ガス貯留部に戻す還流手段とを備える;
    低温液化ガス貯留システム。
  2. 低温液化ガスを貯留する液化ガス貯留部と;
    前記液化ガス貯留部で低温液化ガスから蒸発したボイルオフガスを受け入れる気液分離装置と;
    前記気液分離装置から導かれたボイルオフガスの流れを分ける分岐部と;
    前記分岐部で分けられた内の一部のボイルオフガスを圧縮する圧縮機と;
    前記圧縮されたボイルオフガスと、前記分岐部で分けられた内の前記圧縮機で圧縮されるものとは別のボイルオフガスである冷却用ボイルオフガスとの熱交換を行い、前記圧縮されたボイルオフガスを冷却する第1の冷却用熱交換器と;
    前記冷却されたボイルオフガスを膨張させ、液化させる膨張弁と;
    前記液化されたボイルオフガスを前記液化ガス貯留部に戻す流路とを備え;
    前記気液分離装置において、前記液化したボイルオフガスを前記流路に導き、前記冷却されたボイルオフガスを膨張させて液化しなかったボイルオフガスと前記液化ガス貯留部から受け入れたボイルオフガスとが合流して前記分岐部に導かれるように構成される;
    低温液化ガス貯留システム。
  3. 低温液化ガスを貯留する液化ガス貯留部と;
    前記液化ガス貯留部で低温液化ガスから蒸発したボイルオフガスを圧縮する圧縮機と;
    前記圧縮したボイルオフガスを膨張させ、液化させる膨張弁と;
    前記膨張したボイルオフガスであって液化しなかったボイルオフガスと、前記圧縮したボイルオフガスであって前記膨張弁で膨張する前のボイルオフガスとの熱交換を行い、前記膨張する前のボイルオフガスを冷却する第2の冷却用熱交換器と;
    前記液化されたボイルオフガスを前記液化ガス貯留部に戻す還流手段とを備える;
    低温液化ガス貯留システム。
  4. 前記冷却されたボイルオフガスの温度を検出する冷却ボイルオフガス温度検出手段または圧力を検出する冷却ボイルオフガス圧力検出手段と;
    前記冷却ボイルオフガス温度検出手段により検出された温度または冷却ボイルオフガス圧力検出手段により検出された圧力に応じて、前記分岐部から流れる前記冷却用ボイルオフガスの流量を調整する冷却用ボイルオフガス流量調整手段を備える;
    請求項1または請求項2に記載の低温液化ガス貯留システム。
  5. 前記液化ガス貯留部の圧力を検出する液化ガス貯留部圧力検出手段と;
    前記液化ガス貯留部圧力検出手段で検出された圧力に応じて、前記圧縮機の容量を調整する圧縮機容量調整手段とを備える;
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の低温液化ガス貯留システム。
  6. 前記膨張弁で膨張したボイルオフガスの温度を検出する膨張ガス温度検出手段または圧力を検出する膨張ガス圧力検出手段と;
    前記膨張ガス温度検出手段で検出された温度または膨張ガス圧力検出手段で検出された圧力に応じて、前記膨張弁の開度を調整する開度調整手段とを備える;
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の低温液化ガス貯留システム。
  7. 前記低温液化ガスが液体水素である;
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の低温液化ガス貯留システム。
  8. 前記第1の冷却用熱交換器で熱交換した冷却用ボイルオフガス、あるいは、前記膨張弁で膨張させたボイルオフガスであって液化しなかったボイルオフガスにより発電する発電装置とを備える;
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の低温液化ガス貯留システム。
  9. 前記発電装置で発電された電力で、前記圧縮機を駆動する;
    請求項8に記載の低温液化ガス貯留システム。
JP2004083585A 2004-03-22 2004-03-22 低温液化ガス貯留システム Pending JP2005273681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004083585A JP2005273681A (ja) 2004-03-22 2004-03-22 低温液化ガス貯留システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004083585A JP2005273681A (ja) 2004-03-22 2004-03-22 低温液化ガス貯留システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005273681A true JP2005273681A (ja) 2005-10-06

Family

ID=35173598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004083585A Pending JP2005273681A (ja) 2004-03-22 2004-03-22 低温液化ガス貯留システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005273681A (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100777560B1 (ko) 2007-02-13 2007-11-20 대우조선해양 주식회사 예비 성능 시험이 가능한 증발가스 재액화 장치 및 방법
JP2008064213A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The Bog加温器付圧縮機及びこれを有する発電システム
WO2009006694A1 (en) * 2007-07-09 2009-01-15 Lng Technology Pty Ltd Boil-off gas treatment process and system
KR20140044090A (ko) * 2012-10-04 2014-04-14 대우조선해양 주식회사 외기독립추진 시스템이 탑재된 잠수함
KR20150004574A (ko) * 2013-07-03 2015-01-13 대우조선해양 주식회사 초전도 모터 사이클을 이용한 액체산소 냉각시스템
US9003828B2 (en) 2007-07-09 2015-04-14 Lng Technology Pty Ltd Method and system for production of liquid natural gas
KR101521572B1 (ko) * 2012-10-24 2015-05-19 대우조선해양 주식회사 선박의 액화가스 처리 시스템
KR20150080084A (ko) * 2013-12-30 2015-07-09 현대중공업 주식회사 액화가스 처리 시스템
CN106247649A (zh) * 2016-07-28 2016-12-21 西安交通大学 一种液氢过冷度获取装置
JP2017509845A (ja) * 2014-02-28 2017-04-06 デウ シップビルディング アンド マリン エンジニアリング カンパニー リミテッド 蒸発ガス処理システム
KR101742285B1 (ko) * 2015-04-29 2017-06-15 대우조선해양 주식회사 선박용 증발가스 재액화 장치 및 방법
WO2017195657A1 (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 国立研究開発法人産業技術総合研究所 低温冷却システム
JP2018017133A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 三井造船株式会社 液化石油ガス運搬船用ボイルオフガス処理システム
KR20180021787A (ko) * 2015-06-29 2018-03-05 쉘 인터내셔날 리써취 마트샤피지 비.브이. 재기화 터미널 및 이러한 재기화 터미널을 작동시키는 방법
JP6366870B1 (ja) * 2018-01-17 2018-08-01 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード ボイルオフガス再液化装置およびそれを備えるlng供給システム
JP2019505749A (ja) * 2016-01-18 2019-02-28 クライオスター・ソシエテ・パール・アクシオンス・サンプリフィエ ガスを液化するためのシステム
JP2019056381A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 三井E&S造船株式会社 ボイルオフガス処理システム
US10518859B2 (en) 2013-06-26 2019-12-31 Daewoo Shipbuilding & Marine Engineering Co., Ltd. System and method for treating boil-off gas in ship
KR20200011306A (ko) * 2018-07-24 2020-02-03 한국조선해양 주식회사 액화가스 처리 시스템 및 이를 구비하는 액화가스 운반선
WO2023095604A1 (ja) * 2021-11-24 2023-06-01 川崎重工業株式会社 水素用再液化システム
WO2023233953A1 (ja) * 2022-06-02 2023-12-07 株式会社神戸製鋼所 圧縮機ユニット

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064213A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The Bog加温器付圧縮機及びこれを有する発電システム
KR100777560B1 (ko) 2007-02-13 2007-11-20 대우조선해양 주식회사 예비 성능 시험이 가능한 증발가스 재액화 장치 및 방법
AP2796A (en) * 2007-07-09 2013-11-30 Lng Technology Pty Ltd Boil-off gas treatment process and system
JP2010532856A (ja) * 2007-07-09 2010-10-14 エルエヌジー テクノロジー ピーティーワイ リミテッド ボイルオフガス処理プロセスおよびシステム
CN101743430B (zh) * 2007-07-09 2011-07-27 液化天然气技术有限公司 蒸发气体处理方法及处理系统
EA015984B1 (ru) * 2007-07-09 2012-01-30 ЭлЭнДжи ТЕКНОЛОДЖИ ПТИ ЛТД. Способ и система для обработки газа, образующегося в результате испарения
AU2008274901B2 (en) * 2007-07-09 2013-06-13 LNG Technology, LLC Boil-off gas treatment process and system
WO2009006694A1 (en) * 2007-07-09 2009-01-15 Lng Technology Pty Ltd Boil-off gas treatment process and system
KR101426934B1 (ko) * 2007-07-09 2014-08-07 엘엔지 테크놀로지 피티와이 리미티드 보일-오프 기체의 처리 방법 및 시스템
US20100212329A1 (en) * 2007-07-09 2010-08-26 Lng Technology Pty Ltd Boil-off gas treatment process and system
US9003828B2 (en) 2007-07-09 2015-04-14 Lng Technology Pty Ltd Method and system for production of liquid natural gas
KR102018745B1 (ko) * 2012-10-04 2019-11-04 대우조선해양 주식회사 외기독립추진 시스템이 탑재된 잠수함
KR20140044090A (ko) * 2012-10-04 2014-04-14 대우조선해양 주식회사 외기독립추진 시스템이 탑재된 잠수함
JP2015535913A (ja) * 2012-10-24 2015-12-17 デウ シップビルディング アンド マリーン エンジニアリング カンパニー リミテッド 船舶の液化ガス処理システム
KR101521572B1 (ko) * 2012-10-24 2015-05-19 대우조선해양 주식회사 선박의 액화가스 처리 시스템
US9739420B2 (en) 2012-10-24 2017-08-22 Daewoo Shipbuilding & Marine Engineering Co., Ltd. Liquefied gas treatment system for vessel
US10518859B2 (en) 2013-06-26 2019-12-31 Daewoo Shipbuilding & Marine Engineering Co., Ltd. System and method for treating boil-off gas in ship
KR20150004574A (ko) * 2013-07-03 2015-01-13 대우조선해양 주식회사 초전도 모터 사이클을 이용한 액체산소 냉각시스템
KR102087172B1 (ko) * 2013-07-03 2020-03-10 대우조선해양 주식회사 초전도 모터 사이클을 이용한 액체산소 냉각시스템
KR20150080084A (ko) * 2013-12-30 2015-07-09 현대중공업 주식회사 액화가스 처리 시스템
KR102016030B1 (ko) * 2013-12-30 2019-08-30 한국조선해양 주식회사 액화가스 처리 시스템
CN107539428A (zh) * 2014-02-28 2018-01-05 大宇造船海洋株式会社 蒸发气体处理系统
JP2017509845A (ja) * 2014-02-28 2017-04-06 デウ シップビルディング アンド マリン エンジニアリング カンパニー リミテッド 蒸発ガス処理システム
KR101742285B1 (ko) * 2015-04-29 2017-06-15 대우조선해양 주식회사 선박용 증발가스 재액화 장치 및 방법
KR102541670B1 (ko) * 2015-06-29 2023-06-08 쉘 인터내셔날 리써취 마트샤피지 비.브이. 재기화 터미널 및 이러한 재기화 터미널을 작동시키는 방법
KR20180021787A (ko) * 2015-06-29 2018-03-05 쉘 인터내셔날 리써취 마트샤피지 비.브이. 재기화 터미널 및 이러한 재기화 터미널을 작동시키는 방법
JP2018520318A (ja) * 2015-06-29 2018-07-26 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイShell Internationale Research Maatschappij Besloten Vennootshap 再ガス化ターミナル及びそのような再ガス化ターミナルを動作させる方法
JP2019505749A (ja) * 2016-01-18 2019-02-28 クライオスター・ソシエテ・パール・アクシオンス・サンプリフィエ ガスを液化するためのシステム
WO2017195657A1 (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 国立研究開発法人産業技術総合研究所 低温冷却システム
WO2018021095A1 (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 三井造船株式会社 液化石油ガス運搬船用ボイルオフガス処理システム
JP2018017133A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 三井造船株式会社 液化石油ガス運搬船用ボイルオフガス処理システム
CN106247649A (zh) * 2016-07-28 2016-12-21 西安交通大学 一种液氢过冷度获取装置
JP2019056381A (ja) * 2017-09-19 2019-04-11 三井E&S造船株式会社 ボイルオフガス処理システム
CN110044130A (zh) * 2018-01-17 2019-07-23 乔治洛德方法研究和开发液化空气有限公司 蒸发气体再液化装置以及具备该装置的lng供给系统
JP2019124293A (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード ボイルオフガス再液化装置およびそれを備えるlng供給システム
JP6366870B1 (ja) * 2018-01-17 2018-08-01 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード ボイルオフガス再液化装置およびそれを備えるlng供給システム
KR20200011306A (ko) * 2018-07-24 2020-02-03 한국조선해양 주식회사 액화가스 처리 시스템 및 이를 구비하는 액화가스 운반선
KR102075259B1 (ko) * 2018-07-24 2020-02-07 한국조선해양 주식회사 액화가스 처리 시스템 및 이를 구비하는 액화가스 운반선
WO2023095604A1 (ja) * 2021-11-24 2023-06-01 川崎重工業株式会社 水素用再液化システム
WO2023233953A1 (ja) * 2022-06-02 2023-12-07 株式会社神戸製鋼所 圧縮機ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005273681A (ja) 低温液化ガス貯留システム
JP5647299B2 (ja) 液化方法及び液化装置
JP5241707B2 (ja) 蒸気を再液化するための方法と装置
JP5890748B2 (ja) 液体水素製造装置
WO2007011155A1 (en) Lng bog reliquefaction apparatus
US20050217281A1 (en) Method for the reliquefaction of gas
JP4544885B2 (ja) ガス再液化装置およびガス再液化方法
WO1999010686A1 (fr) Cycle de refroidissement
JP6204609B2 (ja) 船舶
JPWO2008139528A1 (ja) 冷却サイクル系統、天然ガス液化設備、冷却サイクル系統の運転方法及び改造方法
KR100761976B1 (ko) 시동용 쿨러를 구비한 lng bog 재액화 장치 및 방법
JP6501527B2 (ja) ボイルオフガスの再液化設備
JP4044353B2 (ja) 低元冷凍サイクルの冷媒ガスの回収方法とその装置
JP6656801B2 (ja) 二段圧縮式冷凍サイクル装置及びその制御装置並びに制御方法
JP2002013699A (ja) 液化ガスの送液設備及び送液方法
KR20080081436A (ko) Lng bog 재액화 장치 및 방법
JP2008082601A (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP5783945B2 (ja) 液化装置及びその起動方法
JP4429552B2 (ja) 液体水素の製造システム
JP4142559B2 (ja) ガスの液化装置およびガスの液化方法
JP6492546B2 (ja) 低温液化ガス設備
JP7179155B2 (ja) 高圧エキスパンダプロセスのための一次ループ始動方法
KR101714677B1 (ko) 저장탱크를 포함하는 선박
KR101670880B1 (ko) 선박용 증발가스 재액화 장치 및 방법
JP6733814B2 (ja) 冷却システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091104