JP2002013699A - 液化ガスの送液設備及び送液方法 - Google Patents

液化ガスの送液設備及び送液方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液化ガスの気化によるキャビーテーションを
防止し、効率的に液化ガスの圧縮・送液・流量制御が可
能な液化ガスの送液設備及び送液方法を提供する。 【解決手段】 液化ガスを圧縮する圧縮機12の二次側
配管19から一次側配管20へ圧縮ガスの一部を戻すガ
ス戻し配管21を設けるとともに、該ガス戻し配管21
に、圧縮ガスの戻り量を制御する保圧弁22と、圧縮ガ
スを冷却する熱交換器23とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化ガスの送液設
備及び送液方法に関し、詳しくは、ポンプ等の圧縮手段
を用いて液化ガスを昇圧又は送液する際に、液化ガスの
気化によるキャビーテーションを防止して効率よく液化
ガスを送液することができる液化ガスの送液設備及び送
液方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水や油等の液体を送液する場合、圧縮機
(ポンプ)における送液流量を調節するため、圧縮機二
次側から圧縮機一次側に液体を戻すための戻し配管(還
水配管)を設け、該戻し配管に設けた流量調整弁を調節
することにより、供給液量を調節することが一般的に行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、液化ガスのように容易に気化する液体を昇圧
・送液しようとする場合、圧縮機一次側配管からの熱侵
入や、圧縮機駆動部からの熱伝導及び流体自体の圧縮熱
等により、液化ガスの一部が気化し、更には、該気化ガ
スによって圧縮機がキャビテーションを起こし、送液不
能となったり、圧縮機自体が破損したりするおそれがあ
った。
【0004】そこで、本発明は、送液時の液化ガスの気
化によるキャビーテーションを防止し、効率的に液化ガ
スの圧縮・送液・流量制御が可能な液化ガスの送液設備
及び送液方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液化ガスの送液設備における第1の構成
は、液化ガスを圧縮する圧縮手段の二次側から一次側へ
圧縮ガス(圧縮後の液化ガス及び該液化ガス中に含まれ
る気化ガス)の一部を戻すガス戻し配管を設けるととも
に、該ガス戻し配管に、圧縮ガスの戻り量を制御する制
御手段と、圧縮ガスを冷却する冷却手段とを設けたこと
を特徴としている。
【0006】本発明の液化ガスの送液設備における第2
の構成は、液化ガスを圧縮する圧縮手段の二次側から一
次側へ圧縮ガスを戻すガス戻し配管を設け、該ガス戻し
配管に圧縮ガスの戻り量を制御する制御手段を設けると
ともに、圧縮機一次側配管における前記ガス戻し配管の
接続点と圧縮手段との間に、圧縮ガス合流後の液化ガス
を冷却する冷却手段を設けたことを特徴としている。
【0007】本発明の液化ガスの送液設備における第3
の構成は、液化ガス貯槽から導出した液化ガスを圧縮す
る圧縮手段の二次側から前記液化ガス貯槽に圧縮ガスの
一部を戻すガス戻し配管を設けるとともに、該配管に圧
縮ガスの戻り量を制御する制御手段を設けたことを特徴
としている。
【0008】本発明の液化ガスの送液設備における第4
の構成は、液化ガス貯槽から導出した液化ガスを圧縮す
る圧縮手段の二次側に気液分離手段を設けるとともに、
該気液分離手段で分離した気化ガスを前記液化ガス貯槽
に戻すガス戻し配管を設けたことを特徴としている。
【0009】また、本発明の液化ガスの送液方法は、液
化ガスを圧縮して送液するにあたり、圧縮後の液化ガス
の一部を冷却してから圧縮前の液化ガスに戻すことを特
徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の液化ガスの送液
設備の第1形態例を示す系統図である。この液化ガスの
送液設備は、低圧液化ガス貯槽11に貯留されている液
化ガス、例えば液化炭酸ガスを圧縮機(ポンプ)12で
昇圧して高圧液化ガス貯槽13に送込むための設備であ
る。圧縮機12の二次側には、圧力変動を吸収するため
のアキュムレーター14、圧力計(PT)15が設けら
れ、高圧液化ガス貯槽13には、貯槽内の液化炭酸ガス
量を検出するための差圧計(LG)16が設けられると
ともに、昇圧した液化炭酸ガスを使用する装置として、
例えば、ドライアイス生成装置、洗浄装置、精製装置、
あるいはこれらを適宜組合わせた液化炭酸ガス使用装置
17が設けられている。
【0011】さらに、本形態例では、前記圧力計15及
び差圧計16からの信号によって圧縮機12の運転状態
を、該圧縮機12の駆動源である電機モーターを介して
制御するためのインバータ18が設けられている。
【0012】そして、圧縮手段である圧縮機12には、
該圧縮機12の二次側配管19から一次側配管20へ圧
縮ガス(圧縮後の液化ガス及び気化ガス)の一部を戻す
ためのガス戻し配管21が設けられるとともに、該ガス
戻し配管21には、圧縮ガスの戻り量(還流量)を制御
する制御手段である保圧弁22と、圧縮ガスを冷却する
冷却手段である熱交換器23とが設けられている。
【0013】低圧液化ガス貯槽11に貯留されている液
化炭酸ガスは、一次側配管20を通って圧縮機12に送
液される。圧縮機12の運転が始まると、圧縮機12に
よる液化炭酸ガスの圧縮・送液が開始され、所定圧力の
液化炭酸ガスが高圧液化ガス貯槽13に貯液され始め
る。このとき、圧縮機12の二次側配管19内が所定の
圧力以上になると、すなわち、圧縮機12で圧縮された
液化ガスの圧力が、前記ガス戻し配管21に設けた保圧
弁22の設定圧力以上になると、保圧弁22が開き、気
化した炭酸ガスを含む液化炭酸ガスが、ガス戻し配管2
1を通って熱交換器23に導入され、該熱交換器23に
供給される冷却媒体により所定温度に冷却されるととも
に気化した炭酸ガスを再液化させて圧縮機12の一次側
配管20に再供給する。
【0014】高圧液化ガス貯槽13が満量になると、差
圧計16が満量状態を検知し、インバータ18により圧
縮機12の減量運転が開始される。このときも、圧縮機
12の二次側配管19の圧力が保圧弁22の設定圧力以
上になると、気化した炭酸ガスを含む液化炭酸ガスがガ
ス戻し配管21を通って熱交換器23に導入され、所定
温度に冷却されて気化した炭酸ガスを液化した状態で、
圧縮機12の一次側配管20に再供給される。
【0015】すなわち、圧縮機12の二次側から一次側
に圧縮ガスの一部を戻して流量調節や圧力調節を行う際
に、一次側に還流する圧縮ガスを熱交換器23に導入し
て冷却し、圧縮ガス中に含まれる炭酸ガス(気化ガス)
を凝縮させるとともに、所定温度に降温してから一次側
に戻すことにより、各部からの熱侵入、ポンプ駆動部か
らの熱伝導、液化炭酸ガス自体の圧縮熱等で液化炭酸ガ
スが気化した場合でも、気化ガスによって圧縮機12が
キャビテーションを起こすことを防止できる。
【0016】なお、前記圧縮機(圧縮手段)12には、
遠心式、軸流式、往復式のような任意の形式のポンプを
使用することができる。また、圧縮機12の制御手段と
して、インバータ18による電機モーターの回転制御を
用いたが、抵抗制御等の他の電気的な制御手段を使用す
ることもできる。また、ガス戻し配管21に設ける制御
手段として保圧弁22を用いたが、ニードル弁等の流量
調整可能な絞り部を用いてもよい。
【0017】さらに、送液する液化ガスは、通常は、液
化ガス貯槽から導出したものであるが、他の設備、例え
ば空気分離装置から導出したものであってもよい。液化
ガスの種類も任意であり、例えば、前記液化炭酸ガスの
他にも、液化酸素、液化窒素、液化アルゴン、液化天然
ガス、液化水素等にも適用が可能である。また、圧縮後
の液化ガスの送液先も任意である。また、ガス戻し配管
21に設ける冷却手段(熱交換器)は、気化ガスを凝縮
液化する凝縮器として作用するとともに、一次側に戻る
ガスを所定温度に冷却できるものならばよく、冷却源に
は、送液する液化ガスを凝縮できるものならば適当なも
のを使用可能であり、例えば、冷凍機で冷却したアンモ
ニアやフロン等の冷媒であってもよく、他の適宜な低温
冷媒、例えば、液化ガスが上記液化炭酸ガスの場合は、
液化窒素や極低温の窒素ガス等を使用することができ、
液化ガス貯槽11,13の液化ガスが有する寒冷を利用
することもできる。
【0018】図2は、本発明の第2形態例を示す系統図
である。この液化ガスの送液設備は、前記第1形態例に
おける高圧液化ガス貯槽13に代えて、螺旋状配管で構
成される整流部24を使用したものである。なお、前記
第1形態例の構成要素と同一の構成要素には同一の符号
を付して詳細な説明は省略する。
【0019】本形態例においても、第1形態例と同様
に、圧縮機12の二次側から一次側に還流する圧縮ガス
を熱交換器23で冷却することにより、気化ガスを凝縮
させるとともに所定温度に冷却するようにしているの
で、圧縮機12でのキャビテーションの発生を防止でき
る。
【0020】図3は、本発明の第3形態例を示す系統図
である。本形態例に示す液化ガス送液設備では、前記第
1形態例における圧縮機二次側と一次側とを接続するガ
ス戻し配管21に代えて、圧縮機12の二次側配管19
から低圧液化ガス貯槽11に、制御手段としての保圧弁
32を介して圧縮ガスを還流させるガス戻し配管31を
設けたものである。なお、前記第1形態例の構成要素と
同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0021】すなわち、圧縮機12の二次側配管19内
が、ガス戻し配管31に設けた保圧弁32の設定圧力以
上になると、気化した炭酸ガスを含む液化炭酸ガスの一
部が、二次側配管19からガス戻し配管31を通って低
圧液化ガス貯槽11に戻される。したがって、気化ガス
は、圧縮機12に吸入されることなく低圧液化ガス貯槽
11に戻され、低圧液化ガス貯槽11内の液化炭酸ガス
によって直接冷却されて再液化するので、圧縮機12に
気化ガスが流入することがなく、キャビテーションの発
生を防止できる。
【0022】図4は、本発明の第4形態例を示す系統図
である。本形態例に示す液化ガス送液設備では、圧縮機
12の駆動源に、電機モーターに代えてエア駆動のター
ビンを使用している。なお、前記第2形態例の構成要素
と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は
省略する。
【0023】すなわち、本形態例では、駆動用エア配管
33から所定圧力の駆動用エアを供給し、駆動用エア配
管33に設けた流量調節弁34の開度を、圧力計15及
び差圧計16からの信号によって作動する電動アクチュ
エーター(M)35で調節し、圧縮機駆動用タービンに
供給する駆動用エアの流量を調整することにより、圧縮
機12の送液流量を制御するようにしている。圧縮機駆
動用タービンの駆動ガスとしては、上記エア(圧縮空
気)の他、窒素ガス、二酸化炭素、アルゴンガス等の各
種ガスを駆動ガスとして使用することができる。
【0024】図5は、本発明の第5形態例を示す系統図
である。本形態例に示す液化ガス送液設備では、圧縮機
12の二次側配管19から一次側配管20へ圧縮ガスの
一部を戻すためのガス戻し配管36を設けるとともに、
該ガス戻し配管36に制御手段としての保圧弁37を設
け、さらに、該ガス戻し配管36の接続点38と圧縮機
12との間の一次側配管20に、気化ガスを凝縮させる
とともに、所定温度に冷却する熱交換器39を設けたも
のである。なお、前記第1形態例の構成要素と同一の構
成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0025】したがって、本形態例では、二次側配管1
9から圧縮機一次側に戻される圧縮ガスは、低圧液化ガ
ス貯槽11からの液化炭酸ガスと合流してから熱交換器
39に流入し、該ガス中に含まれる気化ガスが再液化さ
れる。このように圧縮ガス合流後の経路に熱交換器39
を設けることにより、圧縮機12に流入する液化炭酸ガ
スの過冷度を一定にすることが可能となるので、圧縮機
12の運転がより安定した状態となる。
【0026】図6は、本発明の第6形態例を示す系統図
である。本形態例に示す液化ガス送液設備では、前記第
3形態例における圧縮機12の二次側配管19に気液分
離手段40を設けて圧縮ガス中の気化ガスを積極的に分
離し、分離した気化ガスのみをガス戻し配管31から低
圧液化ガス貯槽11に戻すようにしたものである。これ
により、気化ガスをほとんど含まない状態の液化ガスを
高圧液化ガス貯槽13等に送ることができる。なお、前
記第3形態例の構成要素と同一の構成要素には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0027】このとき、還流させる気化ガスは、第1形
態例のように熱交換器23で冷却して一次側配管20に
戻してもよく、第5形態例のように熱交換器39を備え
た一次側配管20の熱交換器上流側に戻すようにしても
よい。また、気液分離手段40には、一般的な気液分離
器を用いることもできるが、高圧液化ガス貯槽13を気
液分離手段として利用し、該貯槽13の上部にガス戻し
配管を接続することもできる。
【0028】
【実施例】実施例1 図2に示す構成の送液設備を使用し、圧力2MPa、温
度約−20℃の液化炭酸ガスを、約1.3kg/min
の流量でドライアイス生成装置に送液した。なお、圧縮
機には多摩精機製往復式圧縮機を、熱交換器(凝縮器)
には三菱電機製冷凍機をそれぞれ使用した。ドライアイ
ス生成装置で連続的にドライアイスを生成する運転を継
続して行ったが、その間、圧縮機での異音の発生、異常
振動、温度上昇及び圧縮機の破損等はなく、流量制御を
含めて安定した運転を行うことができた。
【0029】実施例2 図2に示す構成の送液設備を使用し、圧力2MPa、温
度約−20℃の液化炭酸ガスを、約1.0kg/min
の流量で液化炭酸ガス精製装置に送液し、精製後の液化
炭酸ガスをドライアイススノー洗浄装置に供給した。な
お、圧縮機にはハスケル製ダイヤフラム式圧縮機を、熱
交換器(凝縮器)には三菱電機製冷凍機をそれぞれ使用
した。ドライアイススノー洗浄装置を連続的に運転した
が、圧縮機での異音の発生、異常振動、温度上昇及び圧
縮機の破損等はなく、流量制御を含めて安定した運転を
行うことができた。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
気化ガスによるキャビーテーションの発生を防止して安
定した状態で液化ガスを送液することができ、液化ガス
送液設備の運転効率向上や制御性向上等が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液化ガスの送液設備の第1形態例を
示す系統図である。
【図2】 本発明の液化ガスの送液設備の第2形態例を
示す系統図である。
【図3】 本発明の液化ガスの送液設備の第3形態例を
示す系統図である。
【図4】 本発明の液化ガスの送液設備の第4形態例を
示す系統図である。
【図5】 本発明の液化ガスの送液設備の第5形態例を
示す系統図である。
【図6】 本発明の液化ガスの送液設備の第6形態例を
示す系統図である。
【符号の説明】 11…低圧液化ガス貯槽、12…圧縮機、13…高圧液
化ガス貯槽、14…アキュムレーター、15…圧力計、
16…差圧計、17…液化炭酸ガス使用装置、18…イ
ンバータ、19…二次側配管、20…一次側配管、21
…ガス戻し配管、22…保圧弁、23…熱交換器、24
…整流部、31…ガス戻し配管、32…保圧弁、33…
駆動用エア配管、34…流量調節弁、35…電動アクチ
ュエーター、36…ガス戻し配管、37…保圧弁、38
…接続点、39…熱交換器、40…気液分離手段
フロントページの続き (72)発明者 福田 健治 東京都港区西新橋1−16−7 日本酸素株 式会社内 Fターム(参考) 3E073 BB00 DB03 3H071 AA15 CC01 CC06 CC11 CC17 CC19 DD11 DD15 DD31 DD72 DD73 DD89 3H075 AA15 AA18 AA19 CC01 CC14 CC25 CC30 CC36 DA06 DA13 DA14 DA30 EE09 EE12 EE16 3J071 AA23 BB03 BB11 BB14 CC03 CC11 EE01 EE24

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化ガスを圧縮する圧縮手段の二次側か
    ら一次側へ圧縮ガスの一部を戻すガス戻し配管を設ける
    とともに、該ガス戻し配管に、圧縮ガスの戻り量を制御
    する制御手段と、圧縮ガスを冷却する冷却手段とを設け
    たことを特徴とする液化ガスの送液設備。
  2. 【請求項2】 液化ガスを圧縮する圧縮手段の二次側か
    ら一次側へ圧縮ガスを戻すガス戻し配管を設け、該ガス
    戻し配管に圧縮ガスの戻り量を制御する制御手段を設け
    るとともに、圧縮機一次側配管における前記ガス戻し配
    管の接続点と前記圧縮手段との間に、圧縮ガス合流後の
    液化ガスを冷却する冷却手段を設けたことを特徴とする
    液化ガスの送液設備。
  3. 【請求項3】 前記圧縮される液化ガスが、液化ガス貯
    槽から導出したものであることを特徴とする請求項1又
    は2記載の液化ガスの送液設備。
  4. 【請求項4】 前記冷却手段は、前記液化ガス貯槽の液
    化ガスが有する寒冷を冷却源として用いることを特徴と
    する請求項3記載の液化ガスの送液設備。
  5. 【請求項5】 前記冷却手段は、冷凍機の冷媒を冷却源
    として用いることを特徴とする請求項1又は2記載の液
    化ガスの送液設備。
  6. 【請求項6】 液化ガス貯槽から導出した液化ガスを圧
    縮する圧縮手段の二次側から前記液化ガス貯槽に圧縮ガ
    スの一部を戻すガス戻し配管を設けるとともに、該ガス
    戻し配管に圧縮ガスの戻り量を制御する制御手段を設け
    たことを特徴とする液化ガスの送液設備。
  7. 【請求項7】 圧縮ガスの送出先に、液化ガス貯槽が設
    けられていることを特徴とする請求項1,2又は6記載
    の液化ガスの送液設備。
  8. 【請求項8】 前記制御手段が保圧弁であることを特徴
    とする請求項1,2又は6記載の液化ガスの送液設備。
  9. 【請求項9】 液化ガス貯槽から導出した液化ガスを圧
    縮する圧縮手段の二次側に気液分離手段を設けるととも
    に、該気液分離手段で分離した気化ガスを前記液化ガス
    貯槽に戻すガス戻し配管を設けたことを特徴とする液化
    ガスの送液設備。
  10. 【請求項10】 前記気液分離手段が、圧縮ガスを貯留
    する液化ガス貯槽であることを特徴とする請求項9記載
    の液化ガスの送液設備。
  11. 【請求項11】 前記圧縮手段がガス駆動式であること
    を特徴とする請求項1,2,6又は9記載の液化ガスの
    送液設備。
  12. 【請求項12】 液化ガスを圧縮して送液するにあた
    り、圧縮後の液化ガスの一部を冷却してから圧縮前の液
    化ガスに戻すことを特徴とする液化ガスの送液方法。
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