JP6492546B2 - 低温液化ガス設備 - Google Patents

低温液化ガス設備 Download PDF

Info

Publication number
JP6492546B2
JP6492546B2 JP2014224669A JP2014224669A JP6492546B2 JP 6492546 B2 JP6492546 B2 JP 6492546B2 JP 2014224669 A JP2014224669 A JP 2014224669A JP 2014224669 A JP2014224669 A JP 2014224669A JP 6492546 B2 JP6492546 B2 JP 6492546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low
temperature liquefied
liquefied gas
hydrogen
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014224669A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016089942A (ja
Inventor
伊藤 浩史
浩史 伊藤
北野 誠
誠 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2014224669A priority Critical patent/JP6492546B2/ja
Publication of JP2016089942A publication Critical patent/JP2016089942A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6492546B2 publication Critical patent/JP6492546B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/32Hydrogen storage

Landscapes

  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

本発明は、低温液化ガス設備に関するものである。
LNG(Liquefied Natural Gas)等の低温液化ガスを貯蔵する低温液化ガス設備では、必要に応じて極低温の低温液化ガスを昇温して気化する気化器を有している(例えば、特許文献1参照)。このような気化器は、一般的には、海水を汲み上げ、この海水と低温液化ガスとを熱交換することによって低温液化ガスを昇温している。
特開2003−240194号公報 特開2007−269522号公報
上述のような気化器における熱交換によって冷却された海水は、放流温度が規制値を満足するように必要に応じて希釈されて海洋に放流される。このため、低温液化ガスの冷熱は、海洋に放流されるのみとなっている。近年は、環境意識の高まり等から、このような低温液化ガスの冷熱を有効利用することが望まれている。
一方、近年、水素の輸送及び貯蔵方法として、メチルシクロヘキサンを用いることが提案されている(例えば、特許文献2参照)。メチルシクロヘキサンは、トルエンと水素が結合した物質で、常温及び常圧において液体であることから、安全かつ大量に水素の輸送及び貯蔵を行うことができる。このようなメチルシクロヘキサンから水素を取り出す場合には、吸熱反応である脱水素反応によりメチルシクロヘキサンを水素とトルエンとに分離し、水素ガスとトルエンガスとが混合した混合ガスをトルエンのみが凝縮される温度まで冷却することで、水素を水素ガスとして取り出す。
しかしながら、脱水素反応によって生成される混合ガスの温度は、300℃以上となる。このため、混合ガスをトルエンが凝縮される温度まで冷却するために、高い冷却性能を有する冷却器を設置する必要がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、低温液化ガス設備における低温液化ガスの冷熱を有効利用して、メチルシクロヘキサンの脱水素反応により生成される混合ガスから水素ガスを取り出すことでエネルギ効率を高めることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、低温液化ガスを気化させる低温液化ガス設備であって、メチルシクロヘキサンから水素を脱離する脱水素設備を有し、該脱水素設備が、上記メチルシクロヘキサンをトルエンと水素とに分離する脱水素反応器と、該脱水素反応器で生成された上記トルエンを上記低温液化ガスとの熱交換により凝縮させて上記水素と分離する分離器とを備えるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記低温液化ガスを貯蔵する低温液化ガスタンクと、上記低温液化ガスを気化する気化器と、上記低温液化ガスタンクと上記気化器とを接続するメイン配管とを備え、上記メイン配管と接続されると共に上記メイン配管を流れる上記低温液化ガスの一部を上記分離器に通す分離器用バイパス部を備えるという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記脱水素設備が、上記脱水素反応器で生成された上記水素を上記低温液化ガスとの熱交換により冷却する水素液化部を備えるという構成を採用する。
第4の発明は、上記第3の発明において、上記低温液化ガスを貯蔵する低温液化ガスタンクと、上記低温液化ガスを気化する気化器と、上記低温液化ガスタンクと上記気化器とを接続するメイン配管とを備え、上記メイン配管と接続されると共に上記メイン配管を流れる上記低温液化ガスの一部を上記水素液化部に通す水素液化部用バイパス部を備えるという構成を採用する。
本発明によれば、メチルシクロヘキサンの脱水素反応で生成された混合ガスに含まれるトルエンを低温液化ガスとの熱交換により凝縮させる。このため、低温液化ガスの冷熱をトルエンの凝縮に有効利用することができ、かつ、脱水素設備において外部エネルギによって冷熱を生成する冷却器が必要なくなる。このように、本発明によれば、低温液化ガス設備における低温液化ガスの冷熱を有効利用して、メチルシクロヘキサンの脱水素反応により生成される混合ガスから水素ガスを取り出すことができ、これによってエネルギ効率を高めることが可能となる。
本発明の第1実施形態におけるLNG設備の概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第2実施形態におけるLNG設備の概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第3実施形態におけるLNG設備の概略構成を示す機能ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る低温液化ガス設備の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
本実施形態においては、本発明の低温液化ガス設備をLNG設備1(低温液化設備)に適用した例について説明する。ただし、本発明の低温液化ガス設備は、LNG設備1に限られず、LNG以外の他の低温液化ガスを気化する設備に適用することも可能である。
図1は、本実施形態のLNG設備1の概略構成を示す機能ブロック図である。本実施形態のLNG設備1は、発電プラントPで使用される燃焼性ガスを送り出すと共に外部において使用される水素ガスを生成して送り出すものである。このような本実施形態のLNG設備1は、図1に示すように、LNGタンク2(低温液化ガスタンク)と、気化器3と、メイン配管4と、分離器用バイパス部5と、天然ガス配管6と、脱水素設備7と、水素ガス配管8と、水素ガス混合部9とを備えている。なお、LNG設備1は、当該構成に加え、図1には図示していないが、適所に設けられる開閉弁及びセンサや、全体を制御する制御部等を備えている。
LNGタンク2は、天然ガスが−162℃程度まで冷却されることで液化されたLNGを貯蔵するタンクである。気化器3は、LNGと海洋から取り込んだ海水とを熱交換することによってLNGを気化させて天然ガスとするものである。メイン配管4は、これらのLNGタンク2と気化器3とを接続する配管であり、LNGタンク2から気化器3へLNGを案内する。
分離器用バイパス部5は、バイパス配管5aと、流量調整弁5bとを備えている。バイパス配管5aは、入口端と出口端とがメイン配管4と接続された配管であり、入口端が出口端よりもメイン配管4の上流側において当該メイン配管4に接続されている。このバイパス配管5aは、後述する脱水素設備7の分離器7cと接続されている。流量調整弁5bは、分離器7cの上流側においてバイパス配管5aに設置されており、バイパス配管5aに取り込まれるLNGの流量、すなわち分離器7cに供給されるLNGの流量を調整する。このような分離器用バイパス部5は、上述のようにメイン配管4に対して接続されており、メイン配管4を流れるLNGの一部を取り込んで分離器7cに案内する。
天然ガス配管6は、気化器3と発電プラントPとを接続する配管であり、気化器3によって生成された天然ガスを発電プラントPに案内する。この天然ガス配管6の途中部位には、後述する水素ガス混合部9の連結管9aが接続されており、天然ガス配管6は、LNGと共に水素ガス混合部9から供給される水素ガスも発電プラントPに案内可能とされている。
脱水素設備7は、メチルシクロヘキサンタンク7aと、脱水素反応器7bと、分離器7cと、トルエンタンク7dとを備えており、メチルシクロヘキサンから水素を脱離する。メチルシクロヘキサンタンク7aは、常温及び常圧にて水素を含むメチルシクロヘキサンを貯蔵するタンクである。脱水素反応器7bは、メチルシクロヘキサンタンク7aと接続されており、メチルシクロヘキサンタンク7aから供給されるメチルシクロヘキサンを脱水素反応により、水素ガスとトルエンガスとが含まれる混合ガスを生成する。なお、ここでの混合ガスの温度は、300℃〜400℃程度となる。
分離器7cは、分離器用バイパス部5と、脱水素反応器7bと、トルエンタンク7dと、水素ガス配管8と接続されている。この分離器7cは、分離器用バイパス部5のバイパス配管5aの途中部位に設置されており、脱水素反応器7bから供給される混合ガスとバイパス配管5aを流れるLNGとを熱交換することによって、LNGの冷熱によって混合ガスをトルエンが凝縮する温度以下に冷却する。これによって、分離器7cは、混合ガスを、液体のトルエンと、気体の水素ガスとに分離する。つまり、分離器7cは、脱水素反応器7bで生成されたトルエンをLNGとの熱交換により凝縮させて水素と分離する。さらに分離器7cは、液体のトルエンをトルエンタンク7dに送り、水素ガスを水素ガス配管8に送り出す。
水素ガス配管8は、脱水素設備7の分離器7cと接続されており、分離器7cで生成された水素ガスを供給先に向けて出荷するための配管である。この水素ガス配管8の途中部位には、後述する水素ガス混合部9の連結管9aが接続されており、水素ガス配管8を流れる水素ガスの一部を水素ガス混合部9に供給可能とされている。
水素ガス混合部9は、連結管9aと、流量調整弁9bとを備えている。連結管9aは、水素ガス配管8と天然ガス配管6とを接続する配管であり、水素ガス配管8を流れる水素ガスの一部を天然ガス配管6まで案内する。流量調整弁5bは、連結管9aの途中部位に設置されており、連結管9aに取り込まれる水素ガスの流量、すなわち天然ガス配管6を流れる天然ガスに混合される水素ガスの流量を調整する。このような水素ガス混合部9は、脱水素設備7で生成された水素ガスの一部を天然ガスに混合することによって、発電プラントPに対して水素ガスを供給する。なお、発電プラントPにおいて、天然ガスのみを燃焼させる場合と比較して、水素ガスを天然ガスと混焼させた場合には、二酸化炭素の排出量を低減させることができる。
発電プラントPでは、本実施形態のLNG設備1から供給される天然ガスを燃焼、あるいは天然ガスと水素ガスとを混焼することによって得られる熱エネルギによって発電を行う。
このような本実施形態のLNG設備1においては、LNGタンク2からメイン配管4を通じて気化器3に供給されたLNGが、気化器3において気化されて天然ガスとされる。この天然ガスは、気化器3から天然ガス配管6を通じて発電プラントPに送られる。
一方、脱水素設備7では、メチルシクロヘキサンタンク7aに貯蔵されたメチルシクロヘキサンが脱水素反応器7bにおいてトルエンガスと水素ガスとを含む混合ガスとされ、この混合ガスが分離器7cに供給される。分離器7cでは、混合ガスがLNGと熱交換されることによって、トルエンのみが凝縮されて液体のトルエンと、水素ガスとが生成される。液体のトルエンは、トルエンタンク7dに送られて貯蔵される。また、水素ガスは、水素ガス配管8を通じて出荷される。このとき、必要に応じて水素ガスの一部は、水素ガス混合部9を通じて天然ガス配管6に送られ、天然ガスに混合されて発電プラントPに送られる。
以上のような本実施形態のLNG設備1においては、メチルシクロヘキサンの脱水素反応で生成された混合ガスに含まれるトルエンをLNGとの熱交換により凝縮させる。このため、LNGの冷熱をトルエンの凝縮に有効利用することができ、かつ、脱水素設備7において外部エネルギによって冷熱を生成する冷却器が必要なくなる。このように、本実施形態のLNG設備1によれば、LNGの冷熱を有効利用して、メチルシクロヘキサンの脱水素反応により生成される混合ガスから水素ガスを取り出すことができ、これによってエネルギ効率を高めることが可能となる。
また、本実施形態においては、メイン配管4と接続されると共にメイン配管4を流れるLNGの一部を分離器7cに通す分離器用バイパス部5を備える。このため、分離器7cを通すLNGの流量を調節することが可能となり、流量に応じた冷熱を混合ガスに対して供給することが可能となる。
なお、脱水素設備7にて生成される混合ガスの流量が非常に多い場合には、例えば、メイン配管4に分離器7cを設置し、分離器用バイパス部5を用いて分離器7cを通過するメイン配管4のLNGの流量を調整することも可能である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図2は、本実施形態のLNG設備1Aの概略構成を示す機能ブロック図である。この図に示すように、本実施形態のLNG設備1Aにおいては、脱水素設備7が液化装置7e(水素液化部)を備えている。また、本実施形態のLNG設備1Aは、液化装置用バイパス部10(水素液化部用バイパス部)を備えている。
液化装置7eは、水素ガス配管8の途中部位に設置されており、水素ガスを圧縮等することによって液化すると共に、圧縮により高温化された液化水素をLNGと熱交換することによって冷却する。つまり、液化装置7eは、脱水素反応器7bで生成された水素ガスをLNGとの熱交換により冷却する。
液化装置用バイパス部10は、バイパス配管10aと、流量調整弁10bとを備えている。バイパス配管10aは、入口端と出口端とがメイン配管4と接続された配管であり、入口端が出口端よりもメイン配管4の上流側において当該メイン配管4に接続されている。このバイパス配管10aは、液化装置7eと接続されている。流量調整弁10bは、液化装置7eの上流側においてバイパス配管10aに設置されており、バイパス配管10aに取り込まれるLNGの流量、すなわち液化装置7eに供給されるLNGの流量を調整する。このような液化装置用バイパス部10は、上述のようにメイン配管4に対して接続されており、メイン配管4を流れるLNGの一部を取り込んで液化装置7eに案内する。
このような本実施形態のLNG設備1Aにおいては、液化装置7eを備えているため、液化した水素を出荷することが可能となる。さらに、メイン配管4と接続されると共にメイン配管4を流れるLNGの一部を液化装置7eに通す液化装置用バイパス部10を備える。このため、液化装置7eを通すLNGの流量を調節することが可能となり、流量に応じた冷熱を混合ガスに対して供給することが可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、本実施形態の説明において、上記第1実施形態あるいは上記第2実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図3は、本実施形態のLNG設備1Bの概略構成を示す機能ブロック図である。この図に示すように、本実施形態のLNG設備1Bにおいては、分離器用バイパス部5が液化装置7eの下流側においてバイパス配管10aと接続されている。
つまり、本実施形態のLNG設備1Bにおいては、分離器用バイパス部5のバイパス配管5aが、液化装置7eの下流側においてバイパス配管10aと接続されている。このため、分離器用バイパス部5に供給されるLNGすなわち分離器7cに供給されるLNGは、液化装置7eにおいて加温されたものとなる。
このような本実施形態のLNG設備1Bによれば、分離器7cに供給されるLNGの温度が、上記第1実施形態と比較して上昇することから、分離器7cにおいてトルエン等が冷却され過ぎることを防止することができる。
なお、例えば、上記第1実施形態において、バイパス配管5aの分離器7cの上流側に予熱器を別途設置することによっても同様に、分離器7cにおいてトルエン等が冷却され過ぎることを防止することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態において、分離器7cあるいは液化装置7eによって全てのLNGが気化できる場合には、気化器3を省略する構成を採用することも可能である。
1……LNG設備(低温液化ガス設備)、1A……LNG設備(低温液化ガス設備)、1B……LNG設備(低温液化ガス設備)、2……LNGタンク(低温液化ガスタンク)、3……気化器、4……メイン配管、5……分離器用バイパス部、5a……バイパス配管、5b……流量調整弁、6……天然ガス配管、7……脱水素設備、7a……メチルシクロヘキサンタンク、7b……脱水素反応器、7c……分離器、7d……トルエンタンク、7e……液化装置(水素液化部)、8……水素ガス配管、9……水素ガス混合部、9a……連結管、10……液化装置用バイパス部(水素液化部バイパス部)、10a……バイパス配管、10b……流量調整弁、P……発電プラント

Claims (4)

  1. 低温液化ガスを気化させる低温液化ガス設備であって、
    メチルシクロヘキサンから水素を脱離する脱水素設備を有し、
    該脱水素設備は、
    前記メチルシクロヘキサンをトルエンと水素とに分離する脱水素反応器と、
    該脱水素反応器で生成された前記トルエンを前記低温液化ガスとの熱交換により凝縮させて前記水素と分離する分離器と
    前記分離器で生成された水素ガスを前記低温液化ガスが気化されて発生した天然ガスに混合する水素ガス混合部と
    を備えることを特徴とする低温液化ガス設備。
  2. 前記低温液化ガスを貯蔵する低温液化ガスタンクと、前記低温液化ガスを気化する気化器と、前記低温液化ガスタンクと前記気化器とを接続するメイン配管とを備え、
    前記メイン配管と接続されると共に前記メイン配管を流れる前記低温液化ガスの一部を前記分離器に通す分離器用バイパス部を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の低温液化ガス設備。
  3. 前記脱水素設備は、前記脱水素反応器で生成された前記水素を前記低温液化ガスとの熱交換により冷却する水素液化部を備えることを特徴とする請求項1または2記載の低温液化ガス設備。
  4. 前記低温液化ガスを貯蔵する低温液化ガスタンクと、前記低温液化ガスを気化する気化器と、前記低温液化ガスタンクと前記気化器とを接続するメイン配管とを備え、
    前記メイン配管と接続されると共に前記メイン配管を流れる前記低温液化ガスの一部を前記水素液化部に通す水素液化部用バイパス部を備える
    ことを特徴とする請求項3記載の低温液化ガス設備。
JP2014224669A 2014-11-04 2014-11-04 低温液化ガス設備 Active JP6492546B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014224669A JP6492546B2 (ja) 2014-11-04 2014-11-04 低温液化ガス設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014224669A JP6492546B2 (ja) 2014-11-04 2014-11-04 低温液化ガス設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016089942A JP2016089942A (ja) 2016-05-23
JP6492546B2 true JP6492546B2 (ja) 2019-04-03

Family

ID=56018107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014224669A Active JP6492546B2 (ja) 2014-11-04 2014-11-04 低温液化ガス設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6492546B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019210976A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 株式会社神戸製鋼所 ガス供給ユニット及び混焼発電装置
US20230392753A1 (en) * 2022-06-07 2023-12-07 Plug Power Inc Systems and methods for dispensing cryogenic liquid fuel as a gas at controlled temperature using cryogenic fluid
WO2024190642A1 (ja) * 2023-03-16 2024-09-19 千代田化工建設株式会社 水素供給システム及びその運転方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3670229B2 (ja) * 2001-09-05 2005-07-13 川崎重工業株式会社 液化co2回収を伴う水素製造方法及び装置
JP5102932B2 (ja) * 2004-01-29 2012-12-19 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 高純度水素製造方法
JP2006329359A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Iwatani Industrial Gases Corp ガス供給設備及びガス供給方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016089942A (ja) 2016-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5026588B2 (ja) Lng再ガス化および発電
DK2753861T3 (en) METHOD AND APPARATUS FOR ENERGY STORAGE
US20170291486A1 (en) Hydrogen fuel supply system
JP6087196B2 (ja) 低温圧縮ガスまたは液化ガスの製造装置および製造方法
US20170038008A1 (en) Cold utilization system, energy system comprising cold utilization system, and method for utilizing cold utilization system
US9766011B2 (en) Optimized heat exchange in a CO2 de-sublimation process
EP2889943B1 (en) Fuel cell system using natural gas
JP2019124130A (ja) 冷熱発電装置
JP6492546B2 (ja) 低温液化ガス設備
US20180245843A1 (en) System and method for treating gas resulting from the evaporation of a cryogenic liquid
JP2005273681A (ja) 低温液化ガス貯留システム
JP2016080279A (ja) ボイルオフガス回収システム
JP5647956B2 (ja) エネルギー供給システム
US20160195116A1 (en) Pressure management system for storage tank containing liquefied natural gas
CN107304974B (zh) 液化天然气冷能回收系统和方法
US11585597B2 (en) Hydrocarbon distillation
JP2018105507A (ja) 炭酸ガス発生装置
US20220307731A1 (en) System, method and apparatus for the regeneration of nitrogen energy within a closed loop cryogenic system
CN117628834A (zh) 电力产生装置
JP2017075594A (ja) 液化ガスによる超臨界圧冷熱発電システム
KR20150101824A (ko) 열전발전 장치
KR101080235B1 (ko) 액화천연가스 기화 시스템
JP2008224119A (ja) 回収冷熱の利用方法
JP2014224204A (ja) ガス製造方法及びガス製造設備
US20220196323A1 (en) Cryogenic Containment System

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180831

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190218

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6492546

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250