JP2005271582A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光量測定センサの受光面へのごみやインクミストを始めとする汚れの付着や、紫外線による光量測定センサの劣化を防止するとともに、受光面をクリーニングし、常に受光面をきれいに保って光量測定センサが正確に光量を測定することができる状態を保持することで、高精細な記録画像を得ることができる画像記録装置を提供すること。
【解決手段】紫外線を照射することによって硬化するインクを吐出する記録ヘッド5と、記録媒体上の前記インクを硬化させるための光を照射する光源と、前記光源から照射される光の光量を測定する光量測定センサ15と、前記光量測定センサを保護し、かつ、紫外線の遮光性を有するカバー部材16とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像記録装置に係り、特に、紫外線を照射することで硬化するインクが使用される画像記録装置に関するものである。
従来、簡易かつ安価に画像を記録できる画像記録手段として、インクジェット方式を用いた画像記録装置が数多く用いられている。インクジェット方式を用いた画像記録装置(以下、「インクジェット記録装置」と言う。)は、例えばピエゾ素子等の圧電素子やヒータ等を用いて、記録ヘッドのノズルからインクを微小な液滴として紙等の記録媒体に向けて吐出し、記録媒体にインクを浸透若しくは定着させながら記録ヘッドを記録媒体上で移動させることにより記録媒体上に画像記録を行うものである。
さらに近年では、樹脂フィルム等のインク吸収性の乏しい記録媒体に対しても画像を形成することのできる手段として、紫外線硬化型のインクジェット記録装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。これは、紫外線に対して所定の感度を有する光開始剤が含有された紫外線硬化性インクを用い、記録媒体上に着弾したインクに紫外線を照射することで、インクを硬化させ記録媒体上に定着させるものであり、透明又は不透明の包装材に対しても簡易に印刷を行うことが可能である。
このようなインクジェット記録装置を始めとする画像記録装置においては、画質を大きく左右する因子として、光源が照射する光に対するインクの感度やインクが吐出されてから光が照射されるまでの時間や照射される光の波長・強度等があげられる。特に、記録媒体上に着弾してから紫外線によりインクが硬化・定着されるまでに時間が空いてしまうと、インクのドット径が拡大して滲みや色混じりが生じたり、記録媒体にインクが浸透してしまい、記録媒体に記録される画像の画質が低下してしまう。
このため、インクを吐出してから光を照射するまでの時間を極力短くすることが好ましく、従来では、記録ヘッドが移動する方向の下流側に記録ヘッドに隣接して光源を配設する方法が用いられている(特許文献1参照)。
しかしながら、個々の光源の消耗の程度が異なることや、連続して記録作業を行った場合に、画像記録装置周辺に舞っている塵やごみ、更には記録ヘッドがインクを吐出した際に発生する霧状のインクであるインクミストが光源へ付着してしまうことで生じる光源の照度低下により、インクを適切に硬化させることができず、画質の低下を招いてしまうことがあった。
そのため、従来から、光源から照射される光の光量を測定する光量測定センサを設け、光量測定センサが測定した光源の光量に応じて光源駆動値を変更したり、あるいはエラー処理が行われている。
あるいは、光量測定センサのセンサ受光面に交換可能な紫外線透過性を有したカバーを設けて、画像記録装置周辺に舞っている塵やごみ、並びにインクミストがセンサ受光面に付着して、光量測定精度の低下を防止している(特許文献2参照)。
特開昭60−132767号公報 特開2004−188929号公報
ところで、光量測定センサは紫外線が照射されることで劣化してしまう。
そのため、特許文献2では、光量測定センサにカバーを設けて塵やごみ、並びにインクミストの付着による光量測定精度の低下の防止を試みているが、光量測定センサの受光面に対して紫外線透過性を有したカバーが取り付けられており、光源点灯時には常に光量測定センサに紫外線が照射されてしまっていた。つまり、光量測定時以外であっても、光量測定センサに紫外線が照射されてしまい、その積み重ねにより光量測定センサの測定精度が低下してしまう問題があった。また、前記光量測定センサのカバーは常に記録面に配置されているので、インクミストが付着しやすいものであり、カバーを頻繁に交換しなければならず、ランニングコストが高くなってしまう問題があった。
そこで、本発明は上記した点を鑑みてなされたものであり、光量測定センサの受光面へのごみやインクミストを始めとする汚れの付着や、紫外線による光量測定センサの劣化を防止するとともに、受光面をクリーニングし、常に受光面をきれいに保って光量測定センサが正確に光量を測定することができる状態を保持することで、高精細な記録画像を得ることができる画像記録装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明に係る画像記録装置は、
紫外線を照射することによって硬化するインクを吐出する記録ヘッドと、記録媒体上の前記インクを硬化させるための光を照射する光源と、前記光源から照射される光の光量を測定する光量測定センサと、前記光量測定センサを保護し、かつ、紫外線の遮光性を有するカバー部材とを備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、紫外線を照射することによって硬化するインクを吐出する記録ヘッドと、記録媒体上の前記インクを硬化させるための光を照射する光源と、前記光源から照射される光の光量を測定する光量測定センサと、前記光量測定センサを保護し、かつ、紫外線の遮光性を有するカバー部材とを備えているので、カバー部材は光量測定センサを保護して、光量測定センサに紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができる。
請求項2に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項1において、前記光量測定センサと前記カバー部材とは、前記光量測定センサによる光量測定時にのみ前記光量測定センサを露出させるように相対的に移動可能であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記光量測定センサと前記カバー部材とは、前記光量測定センサによる光量測定時にのみ前記光量測定センサを露出させるように相対的に移動可能であるので、光量測定時にのみ光量測定センサを露出させて光量を測定し、光量測定時以外では光量測定センサを露出させず、光量測定センサに紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができる。
請求項3に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項2において、前記カバー部材は、前記光量測定時に前記光量測定センサを露出させるように移動されるものであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記カバー部材は、前記光量測定時に前記光量測定センサを露出させるように移動されるものであるので、光量測定センサは光量測定時にカバー部材から露出されて紫外線光源の光量を測定し、光量測定時以外ではカバー部材で覆われて紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができる。
請求項4に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項2において、前記光量測定センサは、前記光量測定時に前記カバー部材から露出されるように移動されるものであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記光量測定センサは、前記光量測定時に前記カバー部材から露出されるように移動されるものであるので、光量測定センサは、光量測定時にカバー部材から移動して紫外線光源の光量を測定し、光量を測定するとき以外ではカバー部材に覆われて紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができる。
請求項5に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項2において、前記カバー部材は、前記光量測定センサの受光面を清掃する拭き取り部材を備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記カバー部材は、前記光量測定センサの受光面を清掃する拭き取り部材を備えているので、光量測定センサの受光面を清掃することができる。
請求項6に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項1において、前記カバー部材と前記光量測定センサとを相対的に移動させる第一の移動手段と、制御部とを備え、前記制御部は所定の条件になった場合に、前記光量測定センサを前記光源に対向させるように前記第一の移動手段を制御するとともに、前記光量測定センサに前記光源の光量を測定させるように制御することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、前記カバー部材と前記光量測定センサとを相対的に移動させる第一の移動手段と、制御部とを備え、前記制御部は所定の条件になった場合に、前記光量測定センサを前記光源に対向させるように前記第一の移動手段を制御するとともに、前記光量測定センサに前記光源の光量を測定させるように制御するので、所定の条件になった場合に、制御部はカバー部材と光量測定センサとを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができる。
請求項7に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項6において、前記所定の条件とは、画像記録の回数が所定の回数に達することであることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、前記所定の条件とは、画像記録の回数が所定の回数に達することであるので、画像記録の回数が所定の回数に達したときに、制御部はカバー部材と光量測定センサとを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができる。
請求項8に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項6において、前記所定の条件とは、前記画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達することであることを特徴とする。
請求項8に記載の発明によれば、前記所定の条件とは、前記画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達することであるので、前記画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達したときに、制御部はカバー部材と光量測定センサとを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができる。
請求項9に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項6において、前記所定の条件とは、特定のモードが選択されることであることを特徴とする。
請求項9に記載の発明によれば、前記所定の条件とは、特定のモードが選択されることであるので、特定のモードが選択されたときに、制御部はカバー部材と光量測定センサとを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができる。
請求項10に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項9において、前記特定のモードとは、前記記録ヘッドをクリーニングするモードであることを特徴とする。
請求項10に記載の発明によれば、前記特定のモードとは、前記記録ヘッドをクリーニングするモードであるので、前記記録ヘッドをクリーニングするモードが選択されたときに、制御部はカバー部材と光量測定センサとを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができる。
請求項11に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項9において、前記特定のモードとは、前記光量測定センサにより前記光源から照射される光の光量を測定するモードであることを特徴とする。
請求項11に記載の発明によれば、前記特定のモードとは、前記光量測定センサにより前記光源から照射される光の光量を測定するモードであるので、光量測定センサにより光源から照射される光の光量を測定するモードが選択されたときに、制御部はカバー部材と光量測定センサとを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができる。
請求項12に記載の発明に係る画像記録装置は、
光を照射することによって硬化するインクを吐出する記録ヘッドと、記録媒体上の前記インクを硬化させるための光を照射する光源と、前記記録ヘッドの記録領域外に配置され、前記光源から照射される光の光量を測定する光量測定センサとを備えていることを特徴とする。
請求項12に記載の発明によれば、光を照射することによって硬化するインクを吐出する記録ヘッドと、記録媒体上の前記インクを硬化させるための光を照射する光源と、前記記録ヘッドの記録領域外に配置され、前記光源から照射される光の光量を測定する光量測定センサとを備えているので、光量測定センサを記録ヘッドの記録領域外に配置させることにより光量測定センサにカバー部材がない場合においても光量測定センサに紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができる。
請求項13に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項12において、前記光量測定センサと前記光源とを相対的に移動させる第二の移動手段と、制御部とを備え、前記制御部は所定の条件になった場合に、前記光量測定センサを前記光源に対向させるように前記第二の移動手段を制御するとともに、前記光量測定センサに前記光源の光量を測定させるように制御することを特徴とする。
請求項13に記載の発明によれば、前記光量測定センサと前記光源とを相対的に移動させる第二の移動手段と、制御部とを備え、前記制御部は所定の条件になった場合に、前記光量測定センサを前記光源に対向させるように前記第二の移動手段を制御するとともに、前記光量測定センサに前記光源の光量を測定させるように制御するので、所定の条件になった場合に、制御部は光量測定センサと光源とを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができる。
請求項14に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項13において、前記所定の条件とは、画像記録の回数が所定の回数に達することであることを特徴とする。
請求項14に記載の発明によれば、前記所定の条件とは、画像記録の回数が所定の回数に達することであるので、画像記録の回数が所定の回数に達したときに、制御部は光量測定センサと光源とを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができる。
請求項15に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項13において、前記所定の条件とは、前記画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達することであることを特徴とする。
請求項15に記載の発明によれば、前記所定の条件とは、前記画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達することであるので、前記画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達したときに、制御部は光量測定センサと光源とを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができる。
請求項16に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項13において、前記所定の条件とは、特定のモードが選択されることであることを特徴とする。
請求項16に記載の発明によれば、前記所定の条件とは、特定のモードが選択されることであるので、特定のモードが選択されたときに、制御部は光量測定センサと光源とを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができる。
請求項17に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項16において、前記特定のモードとは、前記記録ヘッドをクリーニングするモードであることを特徴とする。
請求項17に記載の発明によれば、前記特定のモードとは、前記記録ヘッドをクリーニングするモードであるので、前記特定のモードとは、前記記録ヘッドをクリーニングするモードであるので、前記記録ヘッドをクリーニングするモードが選択されたときに、制御部は光量測定センサと光源とを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができる。
請求項18に記載の発明に係る画像記録装置は、
請求項16において、前記特定のモードとは、前記光量測定センサにより前記光源から照射される光の光量を測定するモードであることを特徴とする。
請求項18に記載の発明によれば、前記特定のモードとは、前記光量測定センサにより前記光源から照射される光の光量を測定するモードであるので、光量測定センサにより光源から照射される光の光量を測定するモードが選択されたときに、制御部は光量測定センサと光源とを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができる。
請求項19に記載の発明に係るインクジェット記録装置は、
請求項1から18のいずれか一項において、前記光は紫外線であるとともに前記光源は紫外線光源であり、前記紫外線光源は、冷陰極殺菌ランプ、熱陰極殺菌ランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、無電極ランプ、エキシマランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、LEDのうちいずれか一つ、あるいはこれらを組み合わせたものにより構成されることを特徴とする。
請求項19に記載の発明によれば、前記光は紫外線であるとともに前記光源は紫外線光源であり、前記紫外線光源は、冷陰極殺菌ランプ、熱陰極殺菌ランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、無電極ランプ、エキシマランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、LEDのうちいずれか一つ、あるいはこれらを組み合わせたものにより構成されているので、これらの紫外線光源を選択して使用することにより効率よく紫外線硬化性インクを硬化させることができる。
請求項20に記載の発明に係るインクジェット記録装置は、
請求項1から19のいずれか一項において、前記インクは、カチオン硬化性インクであることを特徴とする。
請求項20に記載の発明によれば、前記インクは、カチオン硬化性インクであるので、比較的低照度の紫外線でインクを硬化させることができる。
請求項1に記載の発明によれば、カバー部材は光量測定センサを保護して、光量測定センサに紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができる
ので、光量測定センサが正確に光量を測定することができる状態を保持させて、高精細な記録画像を得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、光量測定時にのみ光量測定センサを露出させて光量を測定し、光量測定時以外では光量測定センサを露出させず、光量測定センサに紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができるので、光量測定センサが正確に光量を測定することができる状態を保持させて、高精細な記録画像を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、光量測定センサは光量測定時にカバー部材から露出されて紫外線光源の光量を測定し、光量測定時以外ではカバー部材で覆われて紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができるので、光量測定センサが正確に光量を測定することができる状態を保持させて、高精細な記録画像を得ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、光量測定センサは、光量測定時にカバー部材から移動して紫外線光源の光量を測定し、光量を測定するとき以外ではカバー部材に覆われて紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができるので、光量測定センサが正確に光量を測定することができる状態を保持させて、高精細な記録画像を得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、光量測定センサの受光面を清掃することができるので、光量測定センサの受光面に汚れが付着しても受光面を清掃してきれいに保つことができ、光量測定センサが正確に光量を測定することができる状態を保持させて、高精細な記録画像を得ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、所定の条件になった場合に、制御部はカバー部材と光量測定センサとを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができるので、所定の条件になった場合に、制御部は光量測定センサに光源の光量を測定させ、所定の条件になっていない場合においては、カバー部材は光量測定センサを保護して、光量測定センサに紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができる。
請求項7から9に記載の発明によれば、画像記録の回数が所定の回数に達したとき、又は画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達したとき、又は特定のモードが選択されたときに、制御部はカバー部材と光量測定センサとを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができるので、画像記録の回数が所定の回数に達したとき、又は画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達したとき、又は特定のモードが選択されたときに、制御部は光量測定センサに光源の光量を測定させるとともに、画像記録の回数が所定の回数に達したとき、又は画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達したとき、又は特定のモードが選択されたとき以外においては、カバー部材は光量測定センサを保護して、光量測定センサに紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができる。
請求項10又は11に記載の発明によれば、記録ヘッドをクリーニングするモードが選択されたとき、又は、光量測定センサにより光源から照射される光の光量を測定するモードが選択されたときに、制御部はカバー部材と光量測定センサとを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができるので、記録ヘッドをクリーニングするモードが選択されたとき、又は、光量測定センサにより光源から照射される光の光量を測定するモードが選択されたときに、制御部は光量測定センサに光源の光量を測定させるとともに、記録ヘッドをクリーニングするモードが選択されたとき、又は、光量測定センサにより光源から照射される光の光量を測定するモードが選択されたとき以外においては、カバー部材は光量測定センサを保護して、光量測定センサに紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができる。
請求項12に記載の発明によれば、光量測定センサを記録ヘッドの記録領域外に配置させることにより光量測定センサにカバー部材がない場合においても光量測定センサに紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができるので、光量測定センサにカバー部材がない場合においても光量測定センサが正確に光量を測定することができる状態を保持させて、高精細な記録画像を得ることができる。
請求項13に記載の発明によれば、所定の条件になった場合に、制御部は光量測定センサと光源とを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができるので、所定の条件になった場合に、制御部は光量測定センサに光源の光量を測定させ、所定の条件になっていない場合においては、光量測定センサを記録ヘッドの記録領域外に配置させることにより、光量測定センサに紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができる。
請求項14から16に記載の発明によれば、画像記録の回数が所定の回数に達したとき、又は画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達したとき、又は特定のモードが選択されたときに、制御部は光量測定センサと光源とを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができるので、画像記録の回数が所定の回数に達したとき、又は画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達したとき、又は特定のモードが選択されたときに、制御部は光量測定センサに光源の光量を測定させるとともに、画像記録の回数が所定の回数に達したとき、又は画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達したとき、又は特定のモードが選択されたとき以外においては、光量測定センサを記録ヘッドの記録領域外に配置させることにより、光量測定センサに紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができる。
請求項17又は18に記載の発明によれば、記録ヘッドをクリーニングするモードが選択されたとき、又は、光量測定センサにより光源から照射される光の光量を測定するモードが選択されたときに、制御部は光量測定センサと光源とを相対的に移動させて光量測定センサを光源に対向させ、光量測定センサに光源の光量を測定させるように制御することができるので、記録ヘッドをクリーニングするモードが選択されたとき、又は、光量測定センサにより光源から照射される光の光量を測定するモードが選択されたときに、制御部は光量測定センサに光源の光量を測定させるとともに、記録ヘッドをクリーニングするモードが選択されたとき、又は、光量測定センサにより光源から照射される光の光量を測定するモードが選択されたとき以外においては、光量測定センサを記録ヘッドの記録領域外に配置させることにより、光量測定センサに紫外線による劣化や、インクミストやごみの付着を未然に防止することができる。
請求項19に記載の発明によれば、必要に応じてこれらの紫外線光源を使用することにより効率よく紫外線硬化性インクを硬化させることができるので、効率よく高精細な画像を得ることができる。
請求項20に記載の発明によれば、比較的低照度の紫外線でインクを硬化させることができるので、消費電力を低下させることができ、機能性・汎用性に優れさせながらも高精細な画像を得ることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態を図1から図7を参照して説明する。ただし、発明の範囲を図示例に限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
図1は本発明に係る画像記録装置の第一実施形態を示したもので、本実施形態による画像記録装置は、シリアルヘッド方式のインクジェット記録装置であり、記録装置本体1と、記録装置本体1を支持する支持台2とを備えている。
記録装置本体1の内部には、棒状のガイドレール3が備えられており、このガイドレール3には、キャリッジ4が支持されている。キャリッジ4は、図示しないキャリッジ駆動装置によって記録媒体の幅方向である主走査方向Aをガイドレール3に沿って往復移動するようになっているとともに、記録媒体は副走査方向Bに搬送されるようになっている。
また、キャリッジ4には、記録媒体に対して、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインクを吐出する記録ヘッド5が搭載されており、記録ヘッド5は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の4つの記録ヘッド5によりそれぞれヘッドユニット6,7を構成し、本実施形態においては、2つのヘッドユニット6,7を副走査方向Bに位置をずらして配置するようになっている。
また、記録ヘッド5には、インクを吐出する複数のノズルが副走査方向Bに沿って配列されている。本実施形態において、記録ヘッド5はキャリッジ4に搭載され、記録媒体の幅方向である主走査方向Aに往復移動する例を示したが、この例に限らず、記録ヘッド5を記録媒体の幅方向にわたり延在するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、記録ヘッド5に対して記録媒体を副走査方向Bに搬送させたが、本発明はこれに限らず、記録媒体と記録ヘッド5とを相対的に移動させる相対移動手段を備えるとともに、記録媒体と記録ヘッド5とを相対的に移動させる相対移動手段を制御する制御部を備え、記録媒体と記録ヘッド5とを相対的に移動させてもよい。
さらに、本実施形態においては、記録ヘッド5から吐出されたインクを記録媒体に直接着弾させているが、本発明はこれに限られるものではなく、記録ヘッド5から吐出されたインクをいったん中間転写体等の担持体に保持させ、その後に担持体から記録媒体にインクを転写させることによりインクを記録媒体に着弾させるように構成させてもよい。
ここで、本実施形態に用いられるインクについて説明する。本実施形態に用いられるインクは紫外線を照射させることにより硬化する紫外線硬化性インクである。
紫外線硬化性インクには、重合性化合物として、ラジカル重合性化合物を含むラジカル硬化性インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン硬化性インクとに大別されるが、どちらのインクも本実施の形態に用いられるインクとして適用可能であり、ラジカル硬化性インクとカチオン硬化性インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施の形態に用いられるインクとして適用してもよい。
しかしながら、カチオン硬化性インクのほうが酸素による重合反応の阻害が少ない又は無いに等しい為、比較的低照度の紫外線でも硬化することができる等、機能性・汎用性に優れており、本実施形態では、特に、カチオン硬化性インクを用いている。本実施の形態に用いられるカチオン硬化性インクは、具体的に、少なくともオキセタン化合物、エポキシ化合物、ビニルエーテル化合物などのカチオン重合性化合物と、光カチオン開始剤と、色材とを含む混合物であり、上記の紫外線の被照射により硬化する性質を具備するものである。
また、キャリッジ4の記録ヘッド5の主走査方向Aにおける両側部には、ノズルから記録媒体Pに吐出されたインクに対して紫外線を照射してインクを硬化させる紫外線照射装置8,9が設けられている。紫外線照射装置8,9は、記録ヘッド5から吐出されて記録媒体上に着弾したインクがキャリッジ4の移動方向の後方の紫外線照射装置8,9により硬化されるように記録ヘッド5に対して所定の間隔をもって配設されている。図1(b)に示すように、紫外線照射装置8,9の内部には、ノズルの方向に沿って複数の紫外線光源10,10,10,・・・が備えられており、これら複数の紫外線光源10により紫外線照射装置8,9は構成されている。
本実施形態において、紫外線光源10は、冷陰極殺菌ランプ、熱陰極殺菌ランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、無電極ランプ、エキシマランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、LEDのうちいずれか一つ、あるいは必要に応じてこれらを組み合わせたものにより構成されており、これらの紫外線光源10を選択して使用することにより効率よくインクを硬化させることができるようになっている。
本実施形態において、紫外線照射装置8,9をキャリッジ4に搭載させ、記録媒体の幅方向である主走査方向Aに往復移動させたが、本発明はこれに限らず、紫外線照射装置8,9を記録媒体の幅方向にわたり延在させるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、紫外線照射装置8,9に対して、記録媒体を副走査方向Bに搬送させたが、本発明はこれに限らず、記録媒体と紫外線照射装置8,9とを相対的に移動させる相対移動手段を備えるとともに、記録媒体と紫外線照射装置8,9とを相対的に移動させる相対移動手段を制御する制御部を備え、記録媒体と紫外線照射装置8,9とを相対的に移動させるようになっていればよい。
また、キャリッジ4の移動可能範囲の中央領域は、記録媒体Pに記録を行う記録領域とされており、この記録領域のキャリッジ4の下方には、平板状の部材で構成され記録媒体を被記録面から支持するプラテン11が配設されている。
また、キャリッジ4の移動可能範囲であって記録領域の外側一端には、記録ヘッド5のメンテナンスを行うメンテナンス領域とされ、メンテナンスユニット12が設けられている。本実施形態のインクジェット記録装置では、所定回数の画像記録が行われると、キャリッジ4をメンテナンスユニット12の所定の位置まで移動させて記録ヘッド5のノズルの清掃を行うようになっている。
また、キャリッジ4の移動可能範囲であって記録領域とメンテナンス領域の間に紫外線光源10の光量を測定する光量測定センサユニット13が設けられている。
本実施形態において、光量測定センサユニット13には、図2に示すように、紫外線光源10の配列方向に沿って長尺状の箱型部材14が備えられており、箱型部材14の上面には、箱型部材14の長手方向に沿って、紫外線光源10の光量を測定する光量測定センサ15,15,15,・・・が所定の間隔をもって配置されている。光量測定センサ15は、個々の紫外線光源10に対応するように紫外線光源10と対向するようになっており、紫外線光源10と対向する面が光量を受光する受光面となっている。
なお、光量測定センサ15を紫外線光源10に対して一対一に対応するように備えたが、光量測定センサ15の個数はこれに限られない。紫外線照射装置8,9につき、UV‐A,UV‐B,UV‐Cの領域で複数の異なるピーク波長を有する紫外線光源を備える紫外線照射装置8,9の場合には、異なる波長域を検出範囲とする光量測定センサ15を複数個設けるようにしてもよい。UV‐A〜UV‐Cにおいて連続したスペクトルを有する単一の紫外線光源を備える場合においても同様である。1つのセンサにて紫外線の波長域を全て測定できるような光量測定センサ15は高価であるが、このように構成することで、安価でかつ精度良く光量を検出することが可能である。
また、この箱型部材14の上面には、箱型部材14の上面を覆い、且つ、紫外線の遮光性を有したカバー部材16が設けられている。カバー部材16は、カバー部材移動装置17(図4参照)により箱型部材14に対して、主走査方向Aに移動できるようになっている。また、カバー部材16の長手方向に延びる一側辺には拭き取り部材18が備えられており、カバー部材16を移動させることにより、光量測定センサ15の受光面が露出されるとともに、拭き取り部材18を受光面に接触させるようになっている(図3(b)参照)。
本実施形態においては、キャリッジ4の移動可能範囲であって画像記録領域外に光量測定センサユニット13を配置させたが、本発明はこれに限られるものではなく、光量測定センサ15を保護するカバー部材16が設けられている場合は、画像記録領域内であってもよい。なお、カバー部材16は取り外し可能としてもよい。また、カバー部材16が設けられていない構成でもよいが、その場合には、光量測定センサ15は、特に、紫外線が照射されないようにするとともに、インクミストが付着しないように画像記録領域外である必要がある。
本実施形態において、拭き取り部材18としては、例えばブラシが用いられており、ブラシの先端を受光面に接触させることにより、受光面に付着している塵や埃等のごみを除去し、清掃することができるようになっている。
また、キャリッジ4の移動可能範囲であって記録領域の外側他端には、図示しないインク供給路を介して、キャリッジ4に各色のインクを供給するインクタンク19が設けられている。
また、本実施の形態に用いられる記録媒体としては、通常のインクジェット記録装置に適用される普通紙、再生紙、光沢紙などの各種紙、各種布地、各種不織布、樹脂、金属、ガラスなどの材質からなる記録媒体や樹脂により表面を被覆した各種紙,顔料を含むフィルム、発泡フィルムなどの不透明な公知の記録媒体が適用可能である。また、記録媒体の形態としては、ロール状、カットシート状、板状などが適用可能である。
次に、本実施形態における制御構成について説明する。
本実施形態において、インクジェット記録装置には、図4に示すように、キャリッジ4を駆動するキャリッジモータ20、記録媒体を搬送する搬送モータ21、記録ヘッド5、紫外線光源10、光量測定センサ15、及びカバー部材移動装置17をそれぞれ制御する制御部22が備えられている。
制御部22は、キャリッジモータ20を制御することによりキャリッジ4を主走査方向Aに往復移動させるとともに、搬送モータ21を制御することによりキャリッジ4の動作に合わせて記録媒体の搬送と停止とを繰り返し、記録媒体を副走査方向Bに間欠的に搬送させるように制御するようになっている。
また、制御部22は、紫外線照射装置8,9の紫外線光源10から紫外線を照射させるように紫外線光源10を制御するようになっている。
さらに、制御部22は、所定の画像情報に基づいて記録ヘッド5を動作させ、記録媒体上にインクを吐出させるようになっている。
さらに、制御部22には、光量測定センサ15が接続されており、制御部22は各光量測定センサ15の検出信号を入力するとともに、これら光量測定センサ15の検出値に基づき紫外線光源10の制御を行うようになっている。
さらに、制御部22には、カバー部材移動装置17が接続されており、制御部22はカバー部材移動装置17を制御することによりカバー部材16を移動させるようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
インクジェット記録装置に所定の画像情報が送られると、制御部22は、紫外線光源10を点灯させ、搬送モータ21を作動させて、記録媒体を副走査方向Bに搬送させる。一方、キャリッジモータ20を駆動制御してキャリッジ4を記録媒体の直上を主走査方向Aに沿って往復移動させ、キャリッジ4に搭載されている記録ヘッド5もキャリッジ4とともに往復移動させる。
そして、キャリッジ4の移動中に、画像情報に基づいて記録ヘッド5を動作させ、各ノズルから記録媒体に向けてインクを吐出させるとともに、紫外線照射装置8,9から記録媒体に向かって紫外線を照射させてインクを硬化させる。このとき、キャリッジ4の移動方向における記録ヘッド5の下流側に位置する紫外線照射装置8,9から照射される紫外線により、記録ヘッド5から吐出されたインクは速やかに硬化され、記録媒体上に定着される。その後、インクジェット記録装置は、適宜インクタンク19により記録ヘッド5にインクが供給されながら前記各動作を繰り返すことにより、記録媒体上に画像が形成される。
そして、所定回数の画像記録が行われると、キャリッジ4をガイドレール3に沿ってメンテナンス領域に移動させて、メンテナンスユニット12に記録ヘッド5のメンテナンスを行わせた後、紫外線光源10の光量の測定を行わせる。
光量を測定する引き金として、画像記録の回数が所定回数に達した場合を例示したが、光量測定を行うための所定の条件はこれに限らず、画像記録領域での稼働時間など画像記録装置の稼働時間が所定の時間に達したり、インクの消費量が所定の量に達する等とすることも可能である。
さらに、所定の条件とは、特定のモードが選択されることとしてもよい。この場合、記録ヘッド5のクリーニングを行うクリーニングモードの選択や光量測定センサユニット12に光量の測定を行わせる測定モードの選択であってもよい。
さらに、画像記録装置本体1内の塵や埃、インクミストの流動が落ち着いてから光量測定センサ15の受光面が露出されることが望ましいため、所定の条件になってから、所定の時間経過後に受光面が紫外線光源10と対向するように制御されるとよい。
紫外線光源10の光量の測定を行う場合は、まず、キャリッジ4をガイドレール3に沿って移動させ、キャリッジ4に搭載されている一方の紫外線照射装置8の紫外線光源10が光量測定センサユニット13に対向するように位置させる。その後、図3(a)に示すように、光量測定センサ15が覆われている状態からカバー部材16を移動させて、光量測定センサ15の受光面を露出させると同時に、カバー部材16に取り付けられた拭き取り部材18を受光面に接触させて、受光面に付着している塵や埃等のごみを速やかに除去させる(図3(b)参照)。その後、図3(c)に示すように、光量測定センサ15により、紫外線照射装置8の紫外線光源10の光量を測定する。そして、その測定値に基づき、紫外線照射装置8の紫外線光源10を制御する。
続いてキャリッジ4を他方の紫外線照射装置9の紫外線光源10が光量測定センサユニット13に対向するように移動させる。そして、光量測定センサ15により紫外線照射装置9の紫外線光源10の光量を測定し、その測定値に基づき、紫外線照射装置9の紫外線光源10を制御するとともに、再び光量測定センサ15を覆うようにカバー部材16を移動させる。このとき、光量測定センサ15の受光面に再び拭き取り部材18が接触し、光量を測定する間に受光面に付着したごみが除去される。
そして、制御部22は、再び画像を記録する動作を開始させて、記録媒体上に画像が形成される。
以上のように、本実施形態におけるインクジェット記録装置では、光量測定時以外においては、光量測定センサ15がカバー部材16で覆われ、光量測定センサ15に紫外線による劣化や、インクミストや塵や埃等の汚れが付着することを未然に防止するとともに、光量測定時にカバー部材16が移動し、光量測定センサ15の受光面に付着した塵や埃等のごみを光量を測定する直前及び直後にカバー部材16に備え付けられた拭き取り部材18により除去させることができる。そのため、常に受光面をきれいに保つことができ、受光面に付着した汚れに依存する光源制御不調要因を除去することができるため、紫外線光源10の光量を常に正確に測定することが可能になる。従って、正確な光量の測定値に基づき、精度良く紫外線光源10の光量を制御することが可能となり、高精細な画像を得ることができる。
また、常に受光面をきれいに保つことで正確に光量を測定することができるので、カチオン重合系インクのような比較的低出力の紫外線光源10により硬化する硬化感度の高いインクにおいても、精度良く紫外線光源10の光量を制御することが可能となり、高精細な画像を得ることができる。
また、光量測定センサ15のカバー部材16を記録面に配置させることが無いので、紫外線による劣化や、インクミスト等の付着により、カバー部材を頻繁に交換する必要が無く、ランニングコストを抑えることもできる。
なお、本実施形態において、拭き取り部材18としてブラシを用いた場合について説明したが、その他、例えば不織布やエアーを吹き付けるようなもの等、受光面から塵や埃等のごみを除去することができるようなものであればいずれのものを用いるようにしてもよい。
また、拭き取り部材18をカバー部材16の受光面と対向する面で箱型部材14の長手方向と平行な一側辺に備え、カバー部材16を拭き取り部材18が備えられている一側から他側に向かって移動させることで、カバー部材16が移動した際に露出された受光面に接触させて塵や埃等ごみを除去するようにしたが、拭き取り部材18をカバー部材16の受光面と対向する面全体に備えてもよいし、箱型部材14の長手方向と平行な両側辺に備えてもよい。すなわち、カバー部材16が移動した際に拭き取り部材18が受光面全体に接触する等して受光面全体の汚れを除去することができるように構成されていればよい。
本実施形態においては、光量測定センサ15の測定値に基づく制御として、紫外線光源10の制御を行ったが、キャリッジモータ20を制御してキャリッジ4の移動速度の変化させる等、光量測定センサ15の測定値に基づく制御であれば、インクジェット記録装置を構成する他の部材の制御であっても構わない。
インクに与える照射エネルギーは、記録媒体上のインクに照射される光量と被照射時間の要因とにより決定されるものである。従って、記録媒体上のインクの被照射時間を制御することによっても実施可能である。被照射時間の制御としては、記録媒体と紫外線照射装置8,9とを相対的に移動させる相対移動手段を有し、制御部に記録媒体と紫外線照射装置8,9との相対移動速度を制御させることにより被照射時間を制御するようになっていればよく、キャリッジ4の移動速度を制御する以外に記録媒体の搬送速度を制御することでも対応可能である。記録媒体と紫外線照射装置8,9とを相対的に移動させる相対移動手段が存在しない場合は、紫外線照射装置8,9の露光時間を制御することによりこの被照射時間を制御することも可能である。
次に、本発明によるインクジェット記録装置の第二実施形態について、図5から図7を参照して説明する。ただし、第二実施形態は、第一実施形態における光量測定センサユニットの構成が異なっており、それ以外の構成は第一実施形態と同様である。第二実施形態では、光量測定センサユニット23を中心とした説明を行い、第一実施形態と同様の構成には、同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図5に示すように、光量測定センサユニット23は、紫外線光源10の配列方向に沿って長尺状の箱型部材24が設けられており、箱型部材24の長手方向に延びる両側縁には、上方に向かって突出する案内部材25が形成されている。
箱型部材24の上面には、平板状の基台26が搭載されており、基台26は基台移動装置27(図7参照)により案内部材25に案内されながら箱型部材24の上面を長手方向に沿って移動することができるようになっている。また、箱型部材24は、基台26の大きさの分だけ、箱型部材24の長手方向の長さ寸法は副走査方向Bにおける紫外線照射装置8,9の長さ寸法よりも大きく形成されている。
また、基台26の上部には1つの光量測定センサ28が紫外線光源10と対向するように備えられており、光量測定センサ28の紫外線光源10と対向する面は受光面となっている。そして、基台26を箱型部材24の上面に沿って移動させることにより、光量測定センサ28受光面が複数の紫外線光源10と順次対向し、複数の紫外線光源10の光量を測定することが可能になっている。
また、この箱型部材24の副走査方向Bにおける一端部上面には、基台26の光量測定センサ28の受光面を覆い、かつ、紫外線の遮光性を有したカバー部材29が設けられており、光量を測定するとき以外は、基台26はこのカバー部材29の下方に位置した状態で待機するようになっている(図6(a)参照)。カバー部材29の配設位置を以下、待機位置という。カバー部材29の基台26が移動する方向の一端には、拭き取り部材18が備えられており、基台26を待機位置から箱型部材24の長手方向に沿って移動させた際に、カバー部材29に備え付けられている拭き取り部材18が受光面に接触してから受光面が露出されようになっている(図6(b)参照)。
本実施形態においても、拭き取り部材18はブラシであり、ブラシの先端が受光面に接触することで、受光面に付着している塵や埃等のごみを取り除くことができるものである。
次に、本実施形態における制御構成について説明する。
図7に示すように、インクジェット記録装置には、第一実施形態と同様、キャリッジ4を駆動するキャリッジモータ20、記録媒体を搬送する搬送モータ21、記録ヘッド5、紫外線光源10、及び光量測定センサ28をそれぞれ制御する制御部30が備えられている。この他、制御部30には基台移動装置27が接続されており、基台移動装置27を制御することにより基台26を移動させるようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
第一実施形態と同様、インクジェット記録装置に所定の画像情報が送られると、制御部30は、所定回数の画像記録とそれに続く記録ヘッド5のメンテナンスを行わせた後、紫外線光源10の光量の測定を行わせる。
光量を測定する引き金として、画像記録の回数が所定回数に達した場合を例示したが、光量測定を行うための所定の条件はこれに限らず、画像記録領域での稼働時間など画像記録装置の稼働時間が所定の時間に達したり、インクの消費量が所定の量に達する等とすることも可能である。
さらに、所定の条件とは、特定のモードが選択されることとしてもよい。この場合、記録ヘッド5のクリーニングを行うクリーニングモードの選択や光量測定センサユニット13に光量の測定を行わせる測定モードの選択であってもよい。
さらに、記録装置本体1内の塵や埃、インクミストの流動が落ち着いてから光量測定センサ15の受光面が露出されることが望ましいため、所定の条件になってから、所定の時間経過後に受光面が紫外線光源10と対向するように制御されるとよい。
紫外線光源10の光量の測定を行う場合は、まず、キャリッジ4をガイドレール3に沿って移動させ、キャリッジ4に搭載されている一方の紫外線照射装置8の紫外線光源10が光量測定センサユニット23に対向するように位置させる。その後、図6(a)に示すように、光量測定センサ28の受光面が覆われている状態の待機位置から光量測定センサ28を搭載させた基台26を移動させ、受光面が露出させると同時に、図6(b)に示すように、カバー部材29に取り付けられた拭き取り部材18を光量測定センサ28の受光面に接触させ、受光面に付着している塵や埃等のごみを速やかに除去させる。その後、図6(c)に示すように、基台26を移動させて光量測定センサ28の受光面を順次、紫外線光源10と対向させて、複数の紫外線光源10の光量を測定する。全ての紫外線光源10の光量の測定値の検出を終えると、基台26を再び待機位置に戻らせて、その測定値に基づき、紫外線照射装置8の紫外線光源10を制御する。このとき、光量測定センサ28の受光面に再び拭き取り部材18が接触し、光量を測定する間に受光面に付着したごみが除去される。
続いてキャリッジ4を移動させて、他方の紫外線照射装置9の紫外線光源10が光量測定センサユニット23に対向するように位置させる。そして、待機位置から基台26を移動させ、拭き取り部材18を接触させて受光面に付着したごみを除去させた後に、光量測定センサ28により紫外線照射装置9の紫外線光源10の光量を測定し、その測定値に基づき、紫外線照射装置9の紫外線光源10を制御する。
その後、再び画像を記録する動作を開始させ、第一実施形態と同様に記録媒体上に画像を形成させる。
以上のように、本実施形態におけるインクジェット記録装置では、光量測定時以外においては、光量測定センサ28を搭載させた基台26を遮光性を有したカバー部材29が設けられている待機位置に待機させることで、光量測定センサ28の紫外線による劣化や、光量測定センサ28にインクミストや塵や埃等の汚れが付着することを未然に防止するとともに、光量測定時に基台26を移動させ、光量測定センサ28の受光面に付着した塵や埃等のごみを光量を測定する直前及び直後にカバー部材29に備え付けられた拭き取り部材18により除去させることができる。そのため、常に受光面をきれいに保つことができ、受光面に付着した汚れに依存する光源制御不調要因を除去することができるので、紫外線光源10の光量を常に正確に測定することが可能になる。従って、正確な光量の測定値に基づき、精度良く紫外線光源10の光量を制御することが可能となり、高精細な画像を得ることができる。
図1(a)は、本発明に係る画像記録装置の実施の形態を示す概観斜視図であり、図1(b)は、図1(a)における紫外線照射装置の一部を拡大した断面図である。 図2は、第一実施形態における光量測定センサユニットを模式的に示した斜視図である。 図3(a)は、第一実施形態において、光量測定センサが光量を測定していないときの状態を示した斜視図であり、図3(b)は、拭き取り部材が光量測定センサを清掃しているときの状態を示した斜視図であり、図3(c)は、光量測定センサが光量を測定しているときの状態を示した斜視図である。 図4は、第一実施形態における制御構成図である。 図5は、第二実施形態における光量測定センサユニットを模式的に示した斜視図である。 図6(a)は、第二実施形態において、光量測定センサが光量を測定していないときの状態を示した斜視図であり、図6(b)は、拭き取り部材が光量測定センサを清掃しているときの状態を示した斜視図であり、図6(c)は、光量測定センサが光量を測定しているときの状態を示した斜視図である。 図7は、第二実施形態における制御構成図である。
符号の説明
5 記録ヘッド
10 紫外線光源
15,28 光量測定センサ
16,29 カバー部材
18 拭き取り部材

Claims (20)

  1. 紫外線を照射することによって硬化するインクを吐出する記録ヘッドと、記録媒体上の前記インクを硬化させるための光を照射する光源と、前記光源から照射される光の光量を測定する光量測定センサと、前記光量測定センサを保護し、かつ、紫外線の遮光性を有するカバー部材とを備えていることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記光量測定センサと前記カバー部材とは、前記光量測定センサによる光量測定時にのみ前記光量測定センサを露出させるように相対的に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記カバー部材は、前記光量測定時に前記光量測定センサを露出させるように移動されるものであることを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記光量測定センサは、前記光量測定時に前記カバー部材から露出されるように移動されるものであることを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  5. 前記カバー部材は、前記光量測定センサの受光面を清掃する拭き取り部材を備えていることを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  6. 前記カバー部材と前記光量測定センサとを相対的に移動させる第一の移動手段と、制御部とを備え、前記制御部は所定の条件になった場合に、前記光量測定センサを前記光源に対向させるように前記第一の移動手段を制御するとともに、前記光量測定センサに前記光源の光量を測定させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  7. 前記所定の条件とは、画像記録の回数が所定の回数に達することであることを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
  8. 前記所定の条件とは、前記画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達することであることを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
  9. 前記所定の条件とは、特定のモードが選択されることであることを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
  10. 前記特定のモードとは、前記記録ヘッドをクリーニングするモードであることを特徴とする請求項9に記載の画像記録装置。
  11. 前記特定のモードとは、前記光量測定センサにより前記光源から照射される光の光量を測定するモードであることを特徴とする請求項9に記載の画像記録装置。
  12. 光を照射することによって硬化するインクを吐出する記録ヘッドと、記録媒体上の前記インクを硬化させるための光を照射する光源と、前記記録ヘッドの記録領域外に配置され、前記光源から照射される光の光量を測定する光量測定センサとを備えていることを特徴とする画像記録装置。
  13. 前記光量測定センサと前記光源とを相対的に移動させる第二の移動手段と、制御部とを備え、前記制御部は所定の条件になった場合に、前記光量測定センサを前記光源に対向させるように前記第二の移動手段を制御するとともに、前記光量測定センサに前記光源の光量を測定させるように制御することを特徴とする請求項12に記載の画像記録装置。
  14. 前記所定の条件とは、画像記録の回数が所定の回数に達することであることを特徴とする請求項13に記載の画像記録装置。
  15. 前記所定の条件とは、前記画像記録装置の稼動時間が所定の時間に達することであることを特徴とする請求項13に記載の画像記録装置。
  16. 前記所定の条件とは、特定のモードが選択されたことであることを特徴とする請求項13に記載の画像記録装置。
  17. 前記特定のモードとは、前記記録ヘッドをクリーニングするモードであることを特徴とする請求項16に記載の画像記録装置。
  18. 前記特定のモードとは、前記光量測定センサにより前記光源から照射される光の光量を測定するモードであることを特徴とする請求項16に記載の画像記録装置。
  19. 前記光は紫外線であるとともに前記光源は紫外線光源であり、前記紫外線光源は、冷陰極殺菌ランプ、熱陰極殺菌ランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、無電極ランプ、エキシマランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、LEDのうちいずれか一つ、あるいはこれらを組み合わせたものにより構成されることを特徴とする請求項1から18のいずれか一項に記載の画像記録装置。
  20. 前記インクは、カチオン硬化性インクであることを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載の画像記録装置。
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