JP2005268868A - 補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機 - Google Patents

補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機 Download PDF

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Abstract

【課題】 キャビネットの平面状の縦内壁面の部分に予め補強リブ及びボス部を形成し、用途応じて、ボス部に操作ボタンなどの部品や装置を後付けできるように補強構造としてのボス部を部品を取り付けるための取付構造として兼用することが可能な補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機を提供する。
【解決手段】 テレビジョン受像機1の外形を形成するキャビネットの平面状の縦内壁面10に一体に補強リブ11とこの補強リブ11を更に補強するボス部12を形成する。ボス部12に操作ボタン20を後付け可能となるように取付孔12Aを形成し、操作ボタン20をキャビネットに取り付けない時は、ボス部12及び補強リブ11をキャビネットの補強構造とし、操作ボタン20をキャビネットに取り付ける時は、ボス部12を操作ボタン20を取り付けるための取付構造とする。これにより、汎用性に優れた補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機1を提供することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像表示装置などを具備したテレビジョン受像機に係り、特に、このテレビジョン受像機のキャビネット内壁面に形成された補強リブやボス部などを兼用し、用途に応じて、これらに各種部品などを取り付け可能とする補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機に関する。
近年のテレビジョン受像機は、消費者の要望としてDVD(Digital Video Disc)又はCD(Compact Disc)等の光ディスクなどの記録媒体を記録再生可能な多機能を有するテレビジョン受像機が望まれている。このような消費者の要望に対し、複合機能を有するテレビジョン受像機が消費者に提供されてはいるものの、その一方で、テレビジョン受像機の外観上のコンパクト化についても、消費者からの要望がある。
図8は、従来から用いられているフロントキャビネット102とリアキャビネットから外形を形成するテレビジョン受像機101のフロントキャビネット102の背面図である。このようなテレビジョン受像機101においては、図8の一点鎖線の楕円内に示すように、フロントキャビネットの縦内壁面10に何も無い部分が存在している場合、フロントキャビネットの縦内壁面全体に亘って補強リブが形成されているものに比べ、強度的に弱くなってしまう。また、例えば、自動車などによりこのような何も無い部分が存在しているフロントキャビネット102を有するテレビジョン受像機101を搬送する際、自動車の走行に伴う衝撃や振動、さらには、フロントキャビネット102に取り付けられた陰極線管や液晶表示装置などのテレビジョン受像機101を構成する装置な部品の中で相対的に重量の重い画像表示装置が、キャビネットに取り付けられているテレビジョン受像機101においては、その重さ及び搬送時の振動などにより、フロントキャビネット102などに歪みやズレが生じてしまうことがある。ところで、既存のテレビジョン受像機101のキャビネットに立設させている縦内壁面110に各種部品や装置を新たに取り付ける際には、これらを取り付けるための取付手段がテレビジョン受像機101のフロントキャビネット102などに予め形成されていない為、各種部品などを取り付けるために、コア側金型に入れ子を設けるなどして、新たに、キャビネットの成形を行う必要があった。また、特許文献1には、テレビジョン受像機の筐体であるキャビネットの内面にリブを一体に形成し、テレビジョン受像機の操作部に配置される押しボタンの取付構造が開示されている。
特開2000−299567号公報
しかし、上記背景技術においては、新たに、操作ボタン、或いは固定磁気ディスク装置(hard disk drive)などの部品や装置を、テレビジョン受像機の底部に対して、単に、載置するのではなく、テレビジョン受像機のキャビネットの立設した縦内壁面に取り付ける際には、フロントキャビネットに新たに何らかの取付手段を形成する必要性があり、このような取付手段をキャビネットの縦内壁面に形成するとなると、それに対応させた設計変更に伴う金型作成費用が多額になることから、新たに設計し直すとコストが掛かり製造コストの低コスト化を図ることができなかった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、テレビジョン受像機のキャビネットの立設した縦内壁面の何も無い平面状の部分に予め補強リブ及びボス部を形成しておき、ボス部に補強構造としての機能のみではなく、用途応じて、このボス部に操作ボタンなどの部品や装置を後付けできるように取付構造として兼用することが可能な補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
請求項1に係る補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機は、テレビジョン受像機の外形を形成するキャビネットの平面状の縦内壁面に一体に形成される凸状の補強リブを備えたテレビジョン受像機において、前記補強リブと一体に前記縦内壁面から突設されると共に前記補強リブを補強する円柱型のボス部を形成し、このボス部に前記テレビジョン受像機に設けられる部品を取り付け可能に取付孔を形成し、前記部品を前記キャビネットに取り付けない時は、前記ボス部及び前記補強リブを前記キャビネットの補強構造とし、前記部品を前記キャビネットに取り付ける時は、前記ボス部を前記部品を取り付けるための取付構造とすることを特徴とする。
請求項1の構成によれば、キャビネットの縦内壁面に補強リブとこれをさらに補強する円柱型のボス部を設けたので、例えば、テレビジョン受像機の自動車による搬送時、或いは、テレビジョン受像機を誤って地面に落下させた際に、キャビネットが撓んで、破損したり歪むことを防止することができる。一方、テレビジョン受像機内に、新たに部品や装置などを取り付ける必要が生じた際には、補強リブをさらに補強するために形成されているボス部に取付孔を形成しているから、この取付孔に部品を取り付けることができるので、テレビジョン受像機に新たに部品などを取り付ける必要が生じても、キャビネットの縦内壁面に、部品を取り付けることができる。さらに、新たにキャビネットの縦内壁面に部品を取り付ける必要が生じた際、従来の方法のように、キャビネットの縦内壁面に新たにボス部などの取付手段を一体に成形されたキャビネットを新たに成形するなどして用意しなくても、取付孔12Aの形成されたボス部12を、操作ボタン20などの部品を取り付けるために用いられる取付構造として用いることができるので、汎用性に優れた補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機を提供することができる。
請求項2に係る補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機は、請求項1記載の補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機において、前記部品は、前記ボス部の取付孔に取り付けられると共に前記キャビネットに形成された開口部に一端が挿通された前記テレビジョン受像機の各種操作を可能とする操作ボタンであることを特徴とする。
請求項2の構成によれば、テレビジョン受像機に新たに操作ボタンを取り付けることが必要となった際、この操作ボタンをキャビネットの縦内壁面に形成されたボス部の取付孔に対し、係合したり、或いは、ネジなどの取付手段を取付孔にねじ込むなどして取付孔に操作ボタンを取り付けることができ、さらに、この操作ボタンは、キャビネットに形成された開口部に一端が挿通されているので、テレビジョン受像機の使用者は、テレビジョン受像機の操作を、外方から容易に行うことができる。
請求項3に係る補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機は、請求項2記載の補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機において、前記操作ボタンは、前記ボス部に形成された前記取付孔に、ネジをねじ込んで取り付けられたことを特徴とする。
請求項3の構成によれば、汎用性のある取り付けの容易なネジを用いることにより、取付孔に対し操作ボタンをネジのねじ込みにより容易取り付けることができるので、取付作業を効率的に行うことができる。
請求項4に係る補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機は、請求項1〜3記載の何れか1項に記載の補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機において、前記キャビネットは、フロントキャビネットとリアキャビネットからなり、前記フロントキャビネットに画像表示装置を設けると共に、前記ボス部と前記補強リブとを前記フロントキャビネットに一体に形成したことを特徴とする。
請求項4の構成によれば、画像表示装置は、テレビジョン受像機を構成する部品や装置の内、主要な装置であると共に相対的に比較的重量の重いものである。このような重量の重い画像表示装置をフロントキャビネットに設けた際、フロントキャビネットに対し大きな荷重が加わる。このような状態において、フロントキャビネットの縦内壁面に一般的な補強リブに加え、さらに、この補強リブを補強するボス部を形成していることから、フロントキャビネットに画像表示装置を設けた際に生じる、荷重に伴うフロントキャビネットの歪みを軽減することができる。
請求項1に係る補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機の発明によれば、テレビジョン受像機の外形を形成するキャビネットの平面状の縦内壁面に一体に形成される凸状の補強リブを備えたテレビジョン受像機において、前記補強リブと一体に前記縦内壁面から突設されると共に前記補強リブを補強する円柱型のボス部を形成し、このボス部に前記テレビジョン受像機に設けられる部品を取り付け可能に取付孔を形成し、前記部品を前記キャビネットに取り付けない時は、前記ボス部及び前記補強リブを前記キャビネットの補強構造とし、前記部品を前記キャビネットに取り付ける時は、前記ボス部を前記部品を取り付けるための取付構造としたものであり、キャビネットに対し外部から衝撃や荷重が加えられても、キャビネットが撓んで、歪むことを防止することができる。また、予め成形されているキャビネットの補強構造としての補強リブをさらにボス部により補強すると共に、このボス部に形成されている取付孔に、用途に応じて部品を取り付けることができる取付構造として兼用して用いることができるので、汎用性に優れた補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機を提供することができる。
請求項2に係る補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機の発明によれば、請求項1において、前記部品は、前記ボス部の取付孔に取り付けられると共に前記キャビネットに形成された開口部に一端が挿通された前記テレビジョン受像機の各種操作を可能とする操作ボタンであり、テレビジョン受像機に新たに操作ボタンなどの部品や装置を取り付けることが必要となった場合があっても、取付孔に操作ボタンを取り付けることができる。しかも、この操作ボタンは、キャビネットに形成された開口部に一端が挿通されているので、テレビジョン受像機の使用者は、テレビジョン受像機の操作を、外方から容易に行うことができるので、操作ボタンの操作を容易に行え、操作性に優れる。
請求項3に係る補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機の発明によれば、請求項2において、前記操作ボタンは、前記ボス部に形成された前記取付孔に、ネジをねじ込んで取り付けられるので、汎用性のあるネジを用いて容易に取り付けを行うことができるので、煩雑な作業をすることなく容易に取付作業を行えるので作業性が向上し、生産効率も向上する。
請求項4の補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機は、請求項1〜3記載の何れか1項において、前記キャビネットは、フロントキャビネットとリアキャビネットからなり、前記フロントキャビネットに画像表示装置を設けると共に、前記ボス部と前記補強リブとを前記フロントキャビネットに一体に形成したものであり、フロントキャビネットに設けられた画像表示装置の荷重が、フロントキャビネットに対し大きく加わったとしても、ボス部と補強リブがフロントキャビネットに一体に形成されているので、フロントキャビネットが破損したり歪むことを回避し、荷重に強く強度的に優れるテレビジョン受像機を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図7により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で、実施例において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1は、補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機の正面図である。補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機(以下、テレビジョン受像機と称す。)1は、その外形が合成樹脂製のキャビネットにより形成され、このキャビネットは、前後に分割可能なフロントキャビネット2とリアキャビネット3からなっている。また、フロントキャビネット2の正面側中央には、開口部が形成され、この開口部に画像表示用の画像表示装置5が設けられている。フロントキャビネット2の画像表示装置2の下方には、テレビジョン受像機1の各種操作可能な音量調整などの操作ボタン6が設けられていて、テレビジョン受像機1の底部には、図示しない回路基板、チューナー装置などが載置され取り付けられている。
また、フロントキャビネット2などのキャビネットには、縦方向に立設された平面状の縦内壁面10に、図4に示すように、操作ボタン20などの各種部品などが取り付けられる部位を除いて、ほぼ全体に亘って補強リブ11が一体に形成されている。なお、この補強リブ11は、フロントキャビネット2の縦内壁面10から凸状に突設されて形成されていて、この補強リブ11の全体形状は、図2及び図3に示すように、少なくとも口型形状に形成されていて、口型形状に形成された補強リブ11からその縦及び横方向にさらに延設部11Aを有し、これらにより補強リブ11が一体に形成されている。また、補強リブ11の口型形状の上方の角部近傍には、補強リブ11をさらに強固に補強する、補強リブ11と一体であると共に縦内壁面10とも一体に形成された、ボス部12が形成されている。なお、このボス部12は、縦内壁面10から突設して設けられていて、縦内壁面10と補強リブ11とが一体に形成されているものである。また、ボス部12の外郭形状は、全体が円柱型に形成され、その中央部には、軸線方向に貫通された取付孔12Aが形成されていて、換言すれば、筒状のドーナッツ型となっている。この取付孔12Aは、テレビジョン受像機1内に設けられる部品や装置などを取り付けるためにも用いられるもので、取付孔12Aにネジなどをねじ込むことにより、後述する操作ボタンなどの部品や装置などを取り付けることができる取付構造となるもので、その一方で、取付孔12Aの形成されたボス部12は、補強リブ11と一体に形成されることで、この補強リブ11をさらに強固に補強する補強構造としての機能も有している。なお、ボス部12は、補強リブ11と一体に形成されている連結されている部位において、その補強リブ11の連結されている部位の幅よりボス部12の幅が大きく形成されている。また、補強リブ11とボス部12の上方のフロントキャビネット2には、テレビジョン受像機1を構成する部品や装置の内では相対的に重量の重い、例えば、陰極線管や液晶表示装置などの画像表示装置5が、キャビネットに取り付けられているもので、画像表示装置5のような重量物の重量がフロントキャビネット2にかかり、フロントキャビネット2を撓ませようとする力を、補強リブ11とボス部12で支持し、フロントキャビネット2が歪むことを防止できるようになっている。
図6に示す20は、テレビジョン受像機1の各種操作を可能とする後述するボス部12の取付孔12Aに取り付けられる操作ボタンであり、この操作ボタン20は、図4に示すようにフロントキャビネット2の下方であると共に、フロントキャビネット2の前面部などの表面に貫通して形成された開口部31に操作ボタン20の一端が挿通されていて、テレビジョン受像機1の使用者が画像表示装置5に画像を表示した状態で、その画像をみながら容易に操作が行える位置に形成されている。
ここで、操作ボタン20についてさらに説明すると、図3及び図4に示すように、テレビジョン受像機1の部品たる操作ボタン20は、フロントキャビネット2の縦内壁面10に一体に形成されたボス部12の取付孔12Aにネジ30などの取付手段により取り付けられる。そして、このような取り付け状態において、上述したように、操作ボタン20の一端が、フロントキャビネット2に形成されている開口部から外方に臨む位置に挿通され配置されているから、テレビジョン受像機1の外部から操作ボタン20の操作を行うことが可能となっている。
以上のように、本実施例における補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機1に係る上記構成によれば、取付孔12Aの形成されたボス部12は、テレビジョン受像機1のフロントキャビネット2の補強構造としての機能を有する一方で、テレビジョン受像機1内に新たに操作ボタン20などの部品や装置などを取り付けるための取付構造としての機能をも備えている。従って、ボス部12を補強構造及び取付構造として兼用可能となるので、既存のテレビジョン受像機に、新たに改良を加える必要が生じた際に、テレビジョン受像機の縦内壁面10に部品や装置を後付けすることができるので、汎用性に優れたテレビジョン受像機1を消費者に提供することができる。また、テレビジョン受像機1の外形を形成するキャビネットたるフロントキャビネット2の平面状の立設した縦内壁面10に一体に形成される凸状の補強リブ11を備えたテレビジョン受像機1において、補強リブ11と一体に縦内壁面10から突設されると共に補強リブ11を補強する円柱型のボス部12を形成し、このボス部12にテレビジョン受像機1に設けられる操作ボタン6などの部品を取り付け可能に取付孔12Aを形成し、操作ボタン6をキャビネットに取り付けない時は、ボス部12及び補強リブ11をキャビネットの補強構造とし、操作ボタン20をキャビネットに取り付ける時は、ボス部12を操作ボタン20を取り付けるための取付構造としている。これにより、キャビネットの縦内壁面10に補強リブ11とこれをさらに補強する円柱型のボス部12を設けたので、例えば、テレビジョン受像機1の自動車による搬送時、或いは、テレビジョン受像機1を誤って地面に落下させた際に、キャビネットが撓んで、破損したり歪むことを防止することができる。一方、テレビジョン受像機1内に、新たに操作ボタン20などの部品や装置などを取り付ける必要が生じた際には、補強リブをさらに補強するために形成されているボス部12に取付孔12Aを形成しているから、この取付孔12Aに、ネジなどの取付手段により取り付けたり、あるいは、取付孔12Aに操作ボタン20などの部品の突設部などを係止若しくは嵌合するなどして、このような部品を取り付けることができるので、テレビジョン受像機1に新たに部品などを、後々取り付ける必要が生じても、キャビネットの縦内壁面10に形成されたボス部12の取付孔12Aに、部品を取り付けることができる。さらに、同様の目的で新たにキャビネットの縦内壁面10に部品を取り付ける必要が生じた際、従来の方法のように、キャビネットの縦内壁面に新たにボス部などの取付手段を一体に成形されたキャビネットを新たに成形するなどして用意しなくても、取付孔12Aの形成されたボス部12を、操作ボタン20などの部品を取り付けるために用いられる取付構造として用いることができるので、汎用性に優れた補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機1を提供することができる。さらに、本実施例においては、部品を、ボス部12の取付孔12Aに取り付けられると共にキャビネットであるフロントキャビネット2に形成された開口部31に一端が挿通されたテレビジョン受像機1の各種操作を可能とする操作ボタン20としたので、テレビジョン受像機1に新たに操作ボタン20を取り付けることが必要となった際、この操作ボタン20をキャビネットの縦内壁面10に形成されたボス部12の取付孔12Aに対し、係合したり、或いは、ネジ30などの取付手段を取付孔にねじ込むなどして、この取付孔12Aに対して操作ボタン20を取り付けることができ、さらに、この操作ボタン20は、キャビネットに形成された開口部31に一端が挿通されているので、テレビジョン受像機の使用者は、テレビジョン受像機の操作を、外方から容易に行うことができる。なお、前記操作ボタン20の一端とは、前記操作ボタン20の全体の内の一部であり、本実施例においては、図1に示す開口部31の各々からテレビジョン受像機1の内方から外方に向かって挿通されテレビジョン受像機1の外方に臨む操作ボタン20の複数の部位を差すものである。また、操作ボタン20は、ボス部12に形成された取付孔12Aに、汎用性のある取り付けの容易なネジ30をねじ込んで取り付けることにより、取付作業を短時間で効率的に行うことができる。さらに、キャビネットは、フロントキャビネット2とリアキャビネット3からなり、フロントキャビネット2に、画像表示装置5を設け、ボス部12と補強リブ11とをフロントキャビネット2に一体に形成している。なお、画像表示装置5は、テレビジョン受像機を構成する部品や装置の内、主要な装置であると共に、他の部品や装置と比べ相対的に比較的重量の重いものである。このような重量の重い画像表示装置5をフロントキャビネット2に取り付けて設けられている状態では、フロントキャビネット2に対し、画像表示装置5の重さが大きな荷重として加わる。この場合、フロントキャビネット2の縦内壁面10に一般的な補強リブ11に加え、さらに、この補強リブ11を補強するボス部12を形成していることから、フロントキャビネット2に画像表示装置5を設けた際に生じる、荷重に伴うフロントキャビネットの歪みを軽減することができる。なお、本実施例においては、ボス部12の取付孔12Aに取り付けられる部品として、操作ボタン20を用いているが、このような操作ボタン20に特に限定するものではなく、例えば、固定磁気ディスク装置(hard disk drive)などの装置を操作ボタン20に代えて、ボス部12の取付孔12Aに取り付けて適用することも可能である。
本実施例におけるテレビジョン受像機の正面図である。 同上、テレビジョン受像機のフロントキャビネットの要部拡大斜視図である。 同上、テレビジョン受像機のフロントキャビネットの拡大背面図である。 同上、ボス部に操作ボタンを取り付けた状態を示すフロントキャビネットの要部拡大背面図である。 同上、ボス部に操作ボタンを取り付けた状態を示すフロントキャビネットの要部拡大断面図である。 同上、操作ボタンの正面図である。 同上、操作ボタンの背面図である。 従来例から用いられているテレビジョン受像機のフロントキャビネットの背面図である。
符号の説明
1 テレビジョン受像機
2 フロントキャビネット(キャビネット)
3 リアキャビネット(キャビネット)
10 縦内壁面
11 補強リブ
12 ボス部
12A 取付孔
20 操作ボタン(部品)
30 ネジ
31 開口部

Claims (4)

  1. テレビジョン受像機の外形を形成するキャビネットの平面状の縦内壁面に一体に形成される凸状の補強リブを備えたテレビジョン受像機において、前記補強リブと一体に前記縦内壁面から突設されると共に前記補強リブを補強する円柱型のボス部を形成し、このボス部に前記テレビジョン受像機に設けられる部品を取り付け可能に取付孔を形成し、前記部品を前記キャビネットに取り付けない時は、前記ボス部及び前記補強リブを前記キャビネットの補強構造とし、前記部品を前記キャビネットに取り付ける時は、前記ボス部を前記部品を取り付けるための取付構造として兼用する補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機。
  2. 前記部品は、前記ボス部の前記取付孔に取り付けられると共に前記キャビネットに形成された開口部に一端が挿通された前記テレビジョン受像機の各種操作を可能とする操作ボタンであることを特徴とする請求項1記載の補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機。
  3. 前記操作ボタンは、前記ボス部に形成された前記取付孔に、ネジをねじ込んで取り付けられたことを特徴とする請求項2記載の補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機。
  4. 前記キャビネットは、フロントキャビネットとリアキャビネットからなり、前記フロントキャビネットに画像表示装置を設けると共に、前記ボス部と前記補強リブとを前記フロントキャビネットに一体に形成したことを特徴とする請求項1〜3記載の何れか1項に記載の補強兼取付構造を備えたテレビジョン受像機。
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