JP2005268430A - オーミック電極構造体およびその製造方法 - Google Patents

オーミック電極構造体およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のオーミック電極構造体は高温動作や長期間放置により、(1)コンタクトに接続しているAl配線の抵抗が増大し最終的に断線する、(2)n型領域のコンタクトが劣化し、コンタクト抵抗が徐々に上昇する、等の問題があった。それを解決し高温に耐えられるオーミック電極構造体を提供する。
【解決手段】絶縁膜3に開口されたコンタクト孔4空間をAlよりエレクトロマイグレーション(EM)耐性の高い材料からなる導体で埋設した「コンタクト・プラグ」とし、コンタクト・プラグとAl配線との間にAl元素拡散阻止層8を設けるか、あるいはコンタクト・プラグ自体にAl元素拡散阻止機能を持たせた。これによりコンタクト孔内部の電流密度が軽減する効果と材料学的にEM耐性の向上する効果が相乗的に得られ、EMの進行が著しく抑制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、炭化珪素(SiC)基板を使用した半導体装置に利用されるオーミック電極構造体およびその製造方法に関する。
SiCを用いたパワーデバイスの低オン抵抗化には、オーミック・コンタクトや配線の抵抗の低減が重要な要素である。特に、低オン抵抗化のためには、パワーデバイスの主電極領域を細分化し、高密度にSiC基板上に配列する方法も採用される。このような、微細寸法化されたパワーデバイスの低オン抵抗化には、絶縁膜の微細な開口部(コンタクト孔)の内部において、安定かつ低いコンタクト抵抗ρcと配線抵抗を得ることが極めて重要となってくる。また、パワーデバイスの高速スイッチング速度化のためにも、SiC領域に対するこれら抵抗の低減は大きな課題である。
低抵抗オーミック・コンタクトを形成する方法として広く活用されている従来技術は、ニッケル(Ni)、タングステン(W)、チタン(Ti)、アルミニウム(Al)のような電極膜母材を高濃度に不純物を添加した不純物領域に被着させて形成した構造体を800℃〜1200℃の高温で熱処理し、電極膜母材とSiCとを固相反応させて中間に加熱反応層を形成し、できた加熱反応層と高濃度不純物領域との間で良好オーミック特性を獲得する方法である。なかでもNiを用いたオーミック・コンタクトではn型SiC領域に実用的な10−6Ω・cm台のコンタクト抵抗値ρcが得られており、極めて有望なオーミック・コンタクトが得られている。また、p型SiC領域にはTi/Alなどの積層膜が利用されている。
Ni膜を用いたオーミック電極構造体の一例としては、下記特許文献1および特許文献2に記載されたものがある。
特開平8−64801号公報 特開2002−93742号公報
前記のような従来技術のオーミック電極構造体にあっては、高温で動作させたり、長期間放置したりすると、
(1)コンタクトに接続しているAl配線の抵抗が増大し、最終的に断線する、
(2)n型領域のコンタクトが劣化し、コンタクト抵抗が徐々に上昇する、
という問題のあることが、本発明者らの最近の研究で明らかになった。
上記2つの問題のうち前者はp型とn型領域のコンタクトに共通する問題、後者はn型領域のコンタクトに特有の問題である。なお、ここで考慮する「高温」とはSiデバイスは到底動作できない十分高い温度(たとえば、300℃以上)という意味である。
本発明は、上記のような従来のオーミック電極構造体の2つの問題点をそれぞれ、あるいは、同時に解決するためになされたものであり、高温に耐えられるオーミック電極構造体を提供することを目的とする。
本発明者らが上記問題を察知し、鋭意研究をつづけたところ、Al配線抵抗が増大し最終的に断線するという問題は、平坦部に比べて薄付きしているコンタクト孔側壁のAl配線が、Si半導体装置などでは想像の及ばない極端な「高温」と「大電流密度」によって、エレクトロマイグレーション(以下、EMと略記)効果で急激にやせ細り、最終局面において断線した結果であることが明らかになった。
一方、n型領域のコンタクト抵抗が上昇するという問題は、高温によってAl配線のAl原子が加熱反応層および加熱反応層母材を緩慢に拡散し、下部のn領域(高不純物濃度n型SiC領域)に取り込まれた結果であることが判明した。周知のように、Al原子はSiCにあってはp型のアクセプタとして作用するので、n領域に取り込まれたAlアクセプタがn領域のドナーを補償して、有効なドナー原子の濃度が減少したため、コンタクト抵抗が上昇したものと考えられる。
上記の知見に基づき、本発明においては、絶縁膜に開口されたコンタクト孔空間をAlよりEM耐性の高い材料からなる導体で埋設した「コンタクト・プラグ」とし、コンタクト・プラグとAl配線との間にAl元素拡散阻止層を設けるか、あるいはコンタクト・プラグ自体にAl元素拡散阻止機能を持たせることによって上記の問題を解決するように構成している。
なお、請求範囲の記載では、「Al配線」と記載しているが、後記実施の形態にも記載のように、配線材料としては、Al−Si共晶合金やAl−Cu合金等でも可能なので、上記の表現はAlを含む電極材料を意味している。
本発明によれば、絶縁膜に開口されたコンタクト孔空間をEM耐性の高い材料で、かつ、導体断面の太いコンタクト・プラグで埋設する構成にしているため、コンタクト孔内部の電流密度が軽減する効果と材料学的にEM耐性の向上する効果が相乗的に得られ、それによりエレクトロマイグレーションの進行が著しく抑制されるので、高温で通電させるコンタクト孔側壁のAl配線の抵抗が増大して最終的に断線するという従来技術の問題を解決することができる、という効果を有する。
また本発明によれば、前記コンタクト・プラグとAl配線との間にAl元素拡散阻止層を設けるか、コンタクト・プラグ自体にAl元素拡散阻止機能を持たせる構成しているので、高温におけるAl配線からのAl原子の拡散がコンタクト・プラグの上部で遮断される。そのためAl原子がn領域にアクセプタとして取り込まれ、有効ドナー濃度を減少させるという現象を解消することができる。したがって本発明はn型領域のコンタクトにおいて、高温で長期間放置する(あるいは動作させる)とコンタクトが劣化し、コンタクト抵抗が徐々に上昇するという従来技術の問題を解決することができる、という効果を有する。
SiCは、pn接合の形成が可能で、珪素(Si)や砒化ガリウム(GaAs)等の他の半導体材料に比べて禁制帯幅Egが広く、また、熱的、化学的、機械的に安定で、耐放射線性にも優れているので、発光素子や高周波デバイスは勿論のこと、高温、大電力、放射線照射等の過酷な条件で、高い信頼性と安定性を示す電力用半導体装置(パワーデバイス)として様々な産業分野での適用が期待されている。本発明は、上記のごときSiC半導体装置における低抵抗のコンタクトと配線構造を実現するためのオーミック電極構造体およびその製造方法に関し、特にその高温耐性を向上させる技術を提供するものである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に基づくSiCオーミック電極構造体の第1の実施の形態を示す要部断面図である。図1において、1はSiC基板、2は所望のSiC基板1の表面に形成された、接触部としてのn型またはp型の高濃度不純物領域である。高濃度不純物領域2の不純物濃度は少なくとも1×1018/cm以上、好ましくは1×1019/cm以上であることが望ましい。なお、SiC基板1の電導型はオーミック電極構造体を利用する半導体装置によって異なる。
SiC基板1の上には、厚み100nm〜3μmの厚い絶縁膜3が形成されている。一般にコンタクト抵抗を低減するためには、SiCの熱酸化膜(SiO)とその他の方法で堆積された上部絶縁膜との積層膜にするとよい結果が得られるが、本発明の厚い絶縁膜3はこの構成に限定されるものではない。熱酸化膜と上部絶縁膜の積層膜にする場合の一例をあげると、たとえば、熱酸化膜は1100℃のドライ酸化で成長した熱酸化膜、上部絶縁膜は化学的気相成長(CVD)法で形成したPSG(りん珪酸ガラス)膜あるいはSiO膜である。下の熱酸化膜の厚みは50nm未満、好ましくは5〜20nmの範囲であることが望ましい。
4は厚い絶縁膜3に開口されたコンタクト孔であり、高濃度不純物領域2を含むSiC基板1に貫通するように設けられている。このコンタクト孔4の底面には高濃度不純物領域2に接するように加熱反応層6が、さらに加熱反応層6の上には未反応の加熱反応層母材5が積層されている。加熱反応層6はSiC基板1と加熱反応層母材5の熱処理固相反応で生じたコンタクト導電層である。なお、加熱反応層6だけあり、未反応の加熱反応層母材5を除いた構造でもよい。加熱反応層母材5はコンタクトの低抵抗性や耐熱性、プロセス耐性などを考慮して最適な材料が適宜選ばれる。たとえば、NiやTi、Cr、Ta、W、Mo、Co、Alや、これらの一つ以上から選ばれた、金属膜、合金膜、化合物膜、あるいはこれらの複合膜や積層膜を挙げることができる。
7は加熱反応層母材5(加熱反応層母材5が除かれた構成の場合には加熱反応層6)に接し、コンタクト孔4を埋めるように配設されたプラグである。プラグの材料としては、少なくともAlよりEM耐性が高い導電性材料が選ばれる。たとえば、Cuがその一例であるが、これに限定されるものではない。
プラグ7及び厚い絶縁膜3の上にはAl配線9が配設されている。Al配線9は、純AlあるいはAi−SiやAl−Cuなどの共晶合金ならなり、他の部位とコンタクトを結線している。
プラグ7とAl配線9の機械的接触を絶つように設けられている8は、導電性の拡散阻止層である。拡散阻止層8は高温下で、Al配線9のAl原子が高濃度不純物領域2に拡散するのを阻止するとともに、Al配線9とプラグ7が化学反応するのを防止する役割を担っている。これに適した材料としては、ZrあるいはTi、Hf、Ta、Wの窒化物・炭化物、合金、PtあるいはW、Ir、Re、Os、Rh等の金属から選ばれた一つ以上の材料の単層膜、積層膜あるいは複合膜を用いることができるが、同様の機能を有するものなら他の材料を用いてもよい。
また、これらの拡散阻止層8が前記厚い絶縁膜3に対して十分な接着性を有しない場合は、これを補うために拡散阻止層8はその一部として下部接着面に接着性に富んだ薄い導電性の接着層(図示なし)を備えることが出来る。たとえば、TaNの場合には、付着力の高い薄いTa膜を形成してからTaNを積層する構造にするとよい。
(製造工程)
次に、図2〜図4を参照しながら図1に示したオーミック電極構造体の製造工程を説明する。
まず、図2(a)に示すように、厚み約1.5μmのSiOのイオン注入マスク膜100をCVD法でSiC基板1の表面全面に堆積する。次に、高濃度不純物領域2の予定領域に対応する部分101を周知のフォトリソグラフィとエッチングで開口し、再びCVD法で薄いSiOのイオン注入スルー膜102を全面に堆積する。この102は後述のイオン注入の飛程(深さ)を調節するためのいわゆるスルー膜である。後述のP(りん)イオン条件ではイオン注入スルー膜102の厚みは20〜25nmである。
イオン注入スルー膜102を堆積したあと、図2(b)のように、基板全面に所望の電導性を示す不純物を所望の濃度になるように、かつ、SiCの結晶性を損なわないようにイオン注入する。コンタクト抵抗を十分低くするためには、少なくとも基板表面の不純物濃度が1×1020/cm以上にする必要がある。なお、103がイオン注入不純物である。
上記のイオン注入において、低抵抗のn型領域をP(リン)で形成する場合の、イオン注入条件の一例を示すと、500℃に加熱したSiC基板に下記の「ドーズ量/加速エネルギー」で多段注入するのがよい。
5×1014cm−2/40keV
5×1014cm−2/70keV
1×1015cm−2/100keV
1×1015cm−2/150keV
2×1015cm−2/200keV
2×1015cm−2/250keV
次に、イオン注入が終了したところで、SiOのイオン注入マスク膜100とイオン注入スルー膜102をフッ酸(HF)で全面除去し、常圧Ar雰囲気で1700℃で1分の急速加熱処理を行うとイオン注入された不純物が充分に活性化されて、図2(c)のように、SiCの所定の領域に高いキャリア濃度を有する高濃度不純物領域2が形成される。上記Pイオン注入条件と上記活性化熱処理条件で生成されるn型SiC領域の深さは、およそ350nmである。
次に、周知のRCA洗浄(H+NHOH混合液、SC−1とH+HCl混合液、SC−2による浸漬処理を組み合わせて行う伝統的な半導体基板の洗浄法)などで十分洗浄したSiC基板1を酸素雰囲気でドライ酸化し、表面に10nmの熱酸化膜を成長し、さらにその上に常圧CVD法で1000nmのPSGからなる上部絶縁膜を堆積することにより、図2(d)のように、2層からなる厚い絶縁膜3を形成する。上述したように厚い絶縁膜3はこのような積層膜にする必要は必ずしもない。
次に厚い絶縁膜3の表面に、厚み1〜2μmのフォトレジスト104を塗布し、つづいて、露光し、現像することによってコンタクト孔4に対応する表面のフォトレジストを除去し、つづいてCFガスプラズマなどを用いた反応性イオンエッチング(RIE)等や、RIEをウエットエッチングを組み合わせたエッチング手段を用いて、厚い絶縁膜3にコンタクト孔4を開口する。
次に、開口に用いた緩衝フッ酸溶液を超純水で完全にすすぎ落とした後、乾燥して、フォトレジスト104が付着した状態のSiC基板1を高真空に維持された蒸着装置の中に直ちに据え付け、図3(e)に示すように、基板全面に加熱反応母材105、たとえば50nm厚のNiを蒸着する。
開口エッチングと電極膜の蒸着との間の放置時間と雰囲気は、コンタクト抵抗の大小を左右する極めて重要な因子である。この時間が長いと、開口部のSiC表面に自然酸化膜が生成されたり、ハイドロ・カーボンが再付着したりして、これが原因となって、後述の加熱反応層の均一な形成が妨げられ、コンタクト抵抗を劇的に増加させる。したがって開口部6形成後は可能な限り速く加熱反応母材105を被着させる必要がある。
次に、SiC基板1をアセトンなどの有機溶剤あるいは専用のフォトレジスト剥離液に浸漬させ、基板表面に残されているフォトレジスト104を完全に除去する。このとき、フォトレジストの上に被着した加熱反応母材105はフォトレジスト104とともに除かれ、コンタクト孔4底面にのみ加熱反応母材105が被着した基板構造ができあがる。
次に、図3(f)に示すように、SiC基板1を非酸化雰囲気で短時間加熱すると、コンタクト孔4底部の加熱反応母材105は、一部はSiC基板1と固層反応して加熱反応層6となり、未反応部分は加熱反応母材5として残る。このような加熱反応層5の生成に適した雰囲気として、酸素または酸素含有ガス(水蒸気や二酸化炭素など)の分圧を1×10−5Torr未満に、好ましくは1×10−7Torr未満まで下げた不活性ガス(例えばArガス)雰囲気あるいは真空を使用することができる。ここで加熱反応母材105の厚みが薄い場合にはこの加熱処理で消失し、加熱反応層の母材5が残らない構造となる。
次に、図3(g)に示すように、SiC基板1全面に等角写像的形状で厚いプラグ材106、たとえばCu(銅)を堆積し、コンタクト孔4をプラグ材106で完全に埋める。このような目的に適う堆積手段として有機金属(MO)CVD法または電解メッキ法を挙げることができる。電解メッキ法を用いる場合には、メッキを行う前にSiC基板1全面に電極となる薄いシード層(Ti/TiN/Cu積層膜など)をDCマグネトロンスパッタリングで形成しておくものとし、このシード層も含めて本発明ではプラグと称している。また、プラグ材106をMOCVDで形成する場合もプラグ7と加熱反応層母材5(または加熱反応層6)や厚い絶縁膜との付着力を強化するために、堆積前にTi/TiNなどのシード層(ただし、メッキのシード層とは意味合いが異なる)を設ける工程を付加してもよい。この場合も、シード層を含めて、本発明ではプラグと称している。
なお、本発明の実施の形態1の極めて有効な変形として、上記シード層を後述の拡散阻止層材料を含むように構成すると、後述の拡散阻止層8の効力と相まって、Al原子の拡散に対する耐熱性が一段と高いオーミック電極構造体が得られる。
次に、図3(h)に示すように、SiC基板1を化学的機械研磨(CMP:Chemical Mechanical
Polishing)加工して厚い絶縁膜3の上のプラグ材106を除去し、プラグ7を形成する。プラグ7がシード層を含む場合には、厚い絶縁膜3の上シード層もCMPで除去する。研磨後、SiC基板1を十分洗浄し、附着した砥粒や研磨くずを完全に除去する。
次に、図4(i)に示すように、拡散阻止層材料107(例えばTa:50nm厚とTaN:150nm厚との積層膜)とAl配線材108(Ai−Si共晶合金:1μm厚)をDCマグネトロンスパッタリングのごとき成膜手段で続けて成膜する。
最後に、図4(j)に示すように、フォトリソグラフィと塩素系の反応ガスを用いたドライエッチングで拡散阻止材107とAl配線材108を連続してエッチングして、拡散阻止層8とAl配線9を必要な形状にパターニングする。この際、拡散阻止層8とAl配線は少なくともプラグ7の上面を被覆するような形状に残す。これにより、図1に示したオーミック電極構造体が完成する。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明に基づくSiCオーミック電極構造体の第2の実施の形態を示す要部断面図である。図1と同じ番号を付した構成物は、図1のそれらと同じものであるから詳しい説明は省略する。本実施の形態は図1のプラグ自体に拡散阻止機能を持たせて、これにより拡散阻止層を省略した構成をしている。
図5において、10は加熱反応層母材5(加熱反応層母材5が除かれた構成の場合は加熱反応層6)に接し、コンタクト孔4を埋めるように配設された拡散阻止プラグである。拡散抑止プラグ10の材料としては、AlよりEM耐性が高く、かつ、高温でもAl原子の拡散を抑止できる導電性材料が選ばれる。また、高温で上部のAl配線9と実質反応しなということも重要な要件である。この目的に合致する材料としては、例えばWを挙げることができるが、本発明はこれに限定するものではない。
なお、本実施の形態の有効なひとつの変形として、Al配線9の下に第1の実施の形態(図1)のような拡散阻止層8を敷くことができる。このような構造にすればAl原子の拡散に対する耐熱性を一層向上することができる。
(製造工程)
次に、図5の構成のオーミック電極構造体の製造方法を図6(k)〜(n)を用いて説明する。なお、コンタクト孔4内底に加熱反応層母材5と加熱反応層6を形成するところまでは、前記図2(a)〜図3(f)を用いて説明した工程と異なるところがないので、説明を省略する。
前記図3(f)の途中構造が完成したら、次に、図6(k)に示すように、SiC基板1全面に等角写像的形状で厚い拡散阻止プラグ材109、たとえばW(タングステン)を堆積し、コンタクト孔4をプラグ材109で完全に埋める。このような目的に適う堆積手段として、減圧(LP)CVD法や電解メッキ法を挙げることができる。たとえばWの場合には、WFとHを原料にしたLPCVD法がよい。ただし、WのLPCVDは絶縁物上では附着しにくく、厚い絶縁膜3に設けたコンタクト孔4側壁では荒れた膜となりやすい。これを防止するためにCVDの前にSiC基板1全面にTiWやTi/TiNなどの薄いシード層をDCマグネトロンスパッタリングで形成しておくとよい。本発明ではこのようなシード層も含めて「拡散阻止プラグ10」と称している。
次に、図6(l)に示すように、SiC基板1を化学的機械研磨(CMP)加工して厚い絶縁膜3の上の拡散阻止プラグ材109(シード層も含む)を除去し、拡散阻止プラグ10を形成する。研磨後、SiC基板1を十分洗浄し、附着した砥粒や研磨くずを完全に除去する。
次に、図6(m)に示すように、Al配線材108(たとえばAi−Si共晶合金:1μm厚)をDCマグネトロンスパッタリングのごとき成膜手段で続けて成膜する。
最後に、図6(n)に示すように、フォトリソグラフィと塩素系の反応ガスを用いたドライエッチングでAl配線材108をパタニングして、Al配線9を形成する。この際、拡散阻止層8とAl配線は少なくともプラグ7の上面を被覆するような形状に残す。これにより、図5に示したオーミック電極構造体が完成する。
このような構成のオーミック電極構造体の耐熱性の向上を実証するために、4H−SiC基板の表面に選択的に形成したn型高濃度不純物領域に、同じNi加熱反応層を有する下記のごとき3種類のオーミック電極構造体を作製し、比較評価を行った。
(a)従来技術によるオーミック電極構造体
Ni加熱反応層にAl配線が直接に接する構造
(b)本発明第1の実施形態に基づいたオーミック電極構造体
プラグ7は電解メッキとCMPで形成したCu
電解メッキのシード層はTi/TiN/Cuスパッタ膜
拡散阻止層8はTa/TaN積層膜
(c)本発明第2の実施形態に基づいたオーミック電極構造体
拡散阻止プラグ10はLPCVDとCMPで形成したW
LPCVDのシード層はTi/TiNスパッタ膜
上記のオーミック電極構造体の加熱反応層を形成する前のNiの厚みは50nmであり、Ar雰囲気で1000℃で2分の熱処理(いわゆるコンタクトアニール)行ったところ、母材のNiは完全に加熱反応層に変成していた。
図7は上記3つの構造体を断続的に500℃、不活性ガスの雰囲気に放置して、コンタクト抵抗ρc(室温の値)が変化する様子を追跡した結果である。図7において、黒丸(●)は上記(a)、白四角(□)は上記(b)、白菱形(◇)は上記(c)の試料に対応する。試験前のコンタクト抵抗ρc0は何れも10−7Ωcm台の極めて低抵抗であった。
図7から判るように、従来構造(a)では、放置の時間経過とともにコンタクト抵抗ρcが増大し、32時間経過時点でコンタクト抵抗が初期の約4倍に増加し、100時間になるとオーミック性は損なわれ整流性のコンタクトに変化した。これに対して、本発明にかかる(b)、(c)の構造体はどちらもコンタクト抵抗を実質変化させることなく、少なくとも150時間まで安定に推移していることが分る。すなわち、本発明の実施の形態1と2は、高温に長時間放置するとn型SiCオーミック電極構造体が劣化し、コンタクト抵抗が上昇するという従来技術の問題を解決していると言うことができる。
また、上記3つのオーミック構造体を300℃に環境下に置き、実使用電流を桁で上回る大きな定電流ストレスを与えつづけたところ、従来構造(a)は急激に抵抗を増大させ、約2分で断線にした。断線箇所はコンタクト孔の側壁下部のAl配線であった。一方、本発明に基づく(b)と(c)の構造体は3時間経過しても断線には至らなかった。抵抗の増大は認められたが、初期の値に対して5%未満であった。すなわち、本発明の実施の形態1と2は、高温で長時間通電するとコンタクトに接続しているAl配線の抵抗が増大し、最終的に(コンタクト孔側壁で)断線するという従来技術の問題を解決していると言うことができる。
本発明に基づくSiCオーミック電極構造体の第1の実施の形態を示す要部断面図。 第1の実施の形態の構造を製造する方法の工程図の一部。 第1の実施の形態の構造を製造する方法の工程図の他の一部。 第1の実施の形態の構造を製造する方法の工程図の他の一部。 本発明に基づくSiCオーミック電極構造体の第2の実施の形態を示す要部断面図。 第2の実施の形態の構造を製造する方法の工程図の一部。 500℃放置試験の結果を示す特性図。
符号の説明
1…SiC基板 2…高濃度不純物領域
3…厚い絶縁膜 4…コンタクト孔
5…加熱反応層母材 6…加熱反応層
7…プラグ 8…拡散阻止層
9…Al配線層 10…拡散阻止プラグ


Claims (16)

  1. SiC基板と、
    前記SiC基板の表面に選択的に形成された高濃度不純物領域と、
    前記SiC基板の上に載置された絶縁膜と、
    前記絶縁膜中に前記高濃度不純物領域の表面を露出するように開口されたコンタクト孔と、
    前記コンタクト孔の内部において、前記高濃度不純物領域に接して形成された導電性の加熱反応層と、
    前記コンタクト孔の内部において、前記加熱反応層の表面に接して配置された加熱反応層母材と、
    前記加熱反応層母材に接し、前記コンタクト孔の内部を前記絶縁膜の表面位置まで埋めるように配設された導電性のプラグと、
    前記プラグに電気的に接続され、前記絶縁膜に載置されたAl配線と、
    前記プラグと前記Al配線とを電気的には接続し、機械的には隔絶するように設けられたAl元素拡散阻止層と、
    を備えたことを特徴とするオーミック電極構造体。
  2. SiC基板と、
    前記SiC基板の表面に選択的に形成された高濃度不純物領域と、
    前記SiC基板の上に載置された絶縁膜と、
    前記絶縁膜中に前記高濃度不純物領域の表面を露出するように開口されたコンタクト孔と、
    前記コンタクト孔の内部において、前記高濃度不純物領域に接して形成された導電性の加熱反応層と、
    前記コンタクト孔の内部において、前記加熱反応層の表面に接して配置された加熱反応層母材と、
    前記加熱反応層母材に接し、前記コンタクト孔の内部を前記絶縁膜の表面位置まで埋めるように配設された導電性のAl元素拡散阻止プラグと、
    前記拡散阻止プラグに電気的に接続され、前記絶縁膜に載置されたAl配線と、
    を備えたことを特徴とするオーミック電極構造体。
  3. 前記オーミック電極構造体の構成において、前記加熱反応層母材を加熱反応層としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオーミック電極構造体。
  4. 前記Al元素拡散阻止層は、その下面おいて、前記絶縁膜との接着を促す接着促進層を内蔵したことを特徴とする請求項1に記載のオーミック電極構造体。
  5. 前記Al元素拡散阻止プラグは、基板面位置上面を除く外面において、前記絶縁膜と前記加熱反応母材または加熱反応層との接着を促し、プラグ材料の安定な堆積を促す接着堆積促進層を内蔵したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のオーミック電極構造体。
  6. 前記導電性プラグは、基板面位置上面を除く外面において、前記絶縁膜と前記加熱反応母材または加熱反応層との接着を促し、プラグ材料の安定な堆積を促す接着堆積促進層を内蔵したことを特徴とする請求項1または請求項3に記載のオーミック電極構造体。
  7. 前記導電性プラグは、基板面位置上面を除く外面において、Al拡散阻止膜を内蔵したことを特徴とする請求項1、請求項3または請求項6に記載のオーミック電極構造体。
  8. 前記導電性プラグは、材料学的にAlよりも高いエレクトロマイグレーション耐性を有する材料を主材料としで構成されたことを特徴とする請求項1に記載のオーミック電極構造体。
  9. 前記導電性プラグは、材料学的にAlよりも高いエレクトロマイグレーション耐性を有するCu(銅)を主材料としで構成されたことを特徴とする請求項1のオーミック電極構造体。
  10. 前記Al元素拡散阻止プラグは、材料学的にAlよりも高いエレクトロマイグレーション耐性を有する材料を主材料としで構成されたことを特徴とする請求項2に記載のオーミック電極構造体。
  11. 前記Al元素拡散阻止プラグは、材料学的にAlよりも高いエレクトロマイグレーション耐性を有するW(タングステン)を主材料としで構成されたを特徴とする請求項2のオーミック電極構造体。
  12. 前記Al元素拡散阻止層は、ZrあるいはTi、Hf、Ta、Wの窒化物、炭化物、合金、PtあるいはTi、Hf、Ta、W、Ir、Re、Os、Rhの金属から選ばれた1つ以上の材料の単層膜、積層膜あるいは複合膜からなることを特徴とする請求項1記載のオーミック電極構造体。
  13. SiC基板の表面の少なくとも一部に電導性不純物を高濃度に添加した高濃度不純物領域を形成する工程と、
    前記高濃度不純物領域を形成した前記SiC基板の表面を絶縁膜で被覆する工程と、
    前記絶縁膜に前記高濃度不純物領域の表面が露出するようにコンタクト孔を開口する工程と、
    前記コンタクト孔の内部の前記高濃度不純物領域の表面に、加熱反応層母材を被着させる工程と、
    非酸化性雰囲気中において、前記SiC基板を熱処理し、前記加熱反応層母材と前記高濃度不純物領域との間に導電性の加熱反応層を生成する工程と、
    前記加熱反応層を生成した後に、前記コンタクト孔を前記絶縁膜の表面位置まで導電性の材料で埋設してプラグとする工程と、
    前記導電性プラグ上部に接続し、前記コンタクト孔を被覆するように所定の形状のAl元素拡散阻止層を載置する工程と、
    前記Al元素拡散阻止層を載置した後に、前記Al元素拡散阻止層を被覆するように所定の形状のAl配線を載置する工程と、
    を有することを特徴とするオーミック電極構造体の製造方法。
  14. 加熱反応層を生成した後に、SiC基板表面の面位置で前記コンタクト孔を導電性の材料で埋設してプラグとする前記工程は、減圧気相成長法または電解メッキ法による導電性の材料の全面堆積工程と、これに引き続き行われる化学的機械研磨工程と、で実行されることを特徴とする請求項13に記載のオーミック電極構造体の製造方法。
  15. SiC基板の表面の少なくとも一部に電導性不純物を高濃度に添加した高濃度不純物領域を形成する工程と、
    前記高濃度不純物領域を形成した前記SiC基板の表面を絶縁膜で被覆する工程と、
    前記絶縁膜に前記高濃度不純物領域の表面が露出するようにコンタクト孔を開口する工程と、
    前記コンタクト孔の内部の前記高濃度不純物領域の表面に、加熱反応層母材を被着させる工程と、
    非酸化性雰囲気中において、前記SiC基板を熱処理し、前記加熱反応層母材と前記高濃度不純物領域との間に導電性の加熱反応層を生成する工程と、
    前記加熱反応層を生成した後に、前記コンタクト孔を前記絶縁膜の表面位置まで導電性のAl元素拡散阻止材料で埋設しAl元素拡散阻止プラグとする工程と、
    前記導電性プラグ上部に接続し、前記コンタクト孔を被覆するように所定の形状のAl配線を載置する工程と、
    を有することを特徴とするオーミック電極構造体の製造方法。
  16. 加熱反応層を生成した後に、前記コンタクト孔を前記絶縁膜の表面位置まで導電性のAl元素拡散阻止材料で埋設しAl元素拡散阻止プラグする前記工程は、減圧気相成長法によるAl元素拡散阻止材料の全面堆積工程と、これに引き続き行われる化学的機械研磨工程と、で実行されることを特徴とする請求項15に記載のオーミック電極構造体の製造方法。
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