JP2005268001A - 埋込形照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 天井の埋め込み孔に概略円筒状の外枠を取り付けた後、器具本体を支持する概略円筒状の内枠を外枠の内側に嵌め込み支持する構造を有する埋込形照明器具において、付け外しの際の内枠の確実な落下防止措置が講じられた照明器具を提供する。
【解決手段】 外枠、内枠及びこれらの付帯部材をすべて金属製とし、内枠がその外周上に、外枠内周のレール上面に当接して自らを支持する突起を複数有し、前記レールが外枠・内枠の嵌合時に前記突起が交差する位置に前記突起が通過可能な広さの切り欠きを前記突起と同じ数だけ有し、前記突起の配置と前記レールの切り欠きの配置が共に器具の主軸回りの回転に関して1回対称であるような構成とした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、器具の主要部を支持する部材の問題点を改善した埋込形照明器具に関する。
天井の埋め込み孔に取り付けて使用する埋込形照明器具の取り付けは、まずその埋め込み孔に外枠を取り付け、次いでその外枠の内側に、反射鏡、反射鏡ホルダー、ソケットホルダー等からなる器具本体が固定された内枠を嵌め込むという手順で行なうのが一般的である。
図11は、従来のユニバーサルダウンライトを示す模式的概略側面図である。ユニバーサルダウンライトは、埋込形照明器具の一種であって、反射鏡103及び104、反射鏡ホルダー102、内側にソケット(図示せず)を保持するソケットホルダー101等が一体化された器具本体107を器具の主軸120に関してほぼ360°近くまで任意の角度に回転可能であるとともに、第一の反射鏡103(及びこれに保持された反射鏡ホルダー102、ソケットホルダー101等)を反射鏡支持回転軸122の回りに数10°回転させて倒すことが可能なように構成されているため、直下だけでなく斜めの所望方向も照明できるという特徴がある。
図12は、このユニバーサルダウンライトの取り付け手順を模式的に示したもので、概略円筒状の外枠106を天井材170に穿けられた埋め込み孔に取り付け、次いでその外枠106の内側に、予め本体107が組み付けられた概略円筒状の内枠105を嵌め込むという手順が取られる。
ここで、外枠と内枠の嵌合関係に着目すると、従来の器具では次のような構成になっている。図13は、この器具の外枠と内枠の嵌合部分の概略断面図である。この器具の場合、天井の埋め込み孔に取り付ける外枠130は概略円筒形状で主に鉄またはアルミダイキャスト製であり、外枠130の内面の内周上に凸状のレール133が配設されている。一方、内枠131は、その外面に外枠130との嵌合用の爪132が外向きに数箇所配置されていて、外枠130の下面開口部から内側に内枠131を嵌め込む際は、爪132の弾性を利用して外枠のレール133を乗り越えレールの上面に載せる形で嵌合させる。なお、内枠131及び爪132は、軽量で弾性を有する材料である樹脂で構成されることが多い。(従来例1)
図14は、別のユニバーサルダウンライトにおける外枠と内枠の嵌合部分の概略断面図を示したものである。このダウンライトでは、外枠140、内枠141ともに鉄またはアルミダイキャスト製であり、外枠140の内面には前記樹脂製の爪の代わりに金属製の板バネ142が内向きに突出して設置されている。内枠141の外面の外周上には凹状のレール143が設置されているため、板バネが凹状レール143の下に入り込む形で外枠140と内枠141とが嵌合される。(従来例2)
しかし、上記従来の外枠と内枠の嵌合方式では、いずれの場合も器具本体を支持する内枠の落下の可能性が残されているという問題があった。すなわち、内枠の落下は容易に起こる訳ではないが、もし器具の取り付け・取り外しを何度も繰り返したとすれば、従来例1における内枠の樹脂製の爪も、従来例2における外枠の金属製の板バネも、表面の磨耗等により劣化し嵌合の程度が緩くなるために、内枠の落下の恐れが生じてくる。
また、従来例1のように、内枠とその付属部材(爪等)が樹脂製である場合、高熱に弱いという問題もある。特に照明器具に組み込まれるランプが高ワットの場合、ランプ点灯時は内枠はランプからの熱に絶えず晒されているため樹脂の劣化が起こり易い。このため、内枠の寸法・形状や表面状態の変化が起こり易くなり、外枠と内枠の勘合が緩くなる方向に向かい、自然に内枠の落下を招く恐れがある。
こうした問題に対して従来は、内枠の落下防止策として、内枠をワイヤーで吊るすなどの対策が取られてきた。しかしこの場合は落下防止ワイヤーという別の構成要素が加わることによって、取り付け・取り外しの作業がそれだけ煩雑になる上、照明器具のコストも割高になるという問題が生じる。
また、樹脂製内枠の場合は、耐熱性の高い材料を選択する手法も考えられるが、使用環境によっては耐候性も考慮する必要があるので、材料選定が極めて難しい。
器具の外枠と内枠の嵌合方式に関しては、上記従来例1及び2の類似例が特許文献1及び2にそれぞれ開示されている。
特開2001−110225号公報 特開平7−85718号公報
本発明が解決しようとする技術的課題は、天井に穿けられた埋め込み孔に概略円筒状の外枠を取り付けた後、その内側に器具本体を支持する概略円筒状の内枠を嵌め込み支持する構造を持つ埋込形照明器具において、内枠の確実な落下防止措置が講じられた照明器具を提供することである。
請求項1に係る発明は、反射鏡、反射鏡ホルダー、ソケット、ソケットホルダー、概略円筒状の内枠、及び内周上に沿って内向きに突出して配設された凸状レールと下端に配設された外鍔とを有する概略円筒状の外枠、を備え、反射鏡、反射鏡ホルダー、ソケットホルダーをこの順に上に載置して支持する前記内枠を前記外枠の内側に嵌め込んで固定する構造を有し、天井に穿けられた埋め込み孔の取り付け面に前記外枠の外鍔を当接させて取り付ける埋込形照明器具において、
少なくとも、前記外枠、内枠及びこれらにそれぞれ付設される部材がすべて金属製であり、前記内枠がその外周上に、前記外枠内周上の前記レールの上面に当接して自らを支持する第一突起を複数有し、前記レールが、前記外枠と前記内枠の嵌合時に前記内枠外周の複数の前記第一突起の各々と交差する箇所にそれぞれ位置してなり前記第一突起が通過可能な広さの切り欠きを全部で前記第一突起と同じ数だけ有し、かつ前記内枠外周上の前記第一突起の配置及び前記レールの前記切り欠きの配置が共に器具の主軸回りの回転に関して1回対称であることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記請求項1に係る発明において、前記内枠外周上の前記第一突起の数及び前記外枠内周上の前記レールの前記切り欠きの数が、共に4以上であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記請求項1または2に係る発明において、前記内枠がその外周上に、複数の前記第一突起のうちの一つである基点第一突起の直下に位置してなる第二突起を備え、前記外枠が、前記レールの下側で、かつ該レールの複数の前記切り欠きのうちの一つであり前記外枠と前記内枠の嵌合時に前記基点第一突起が通過するところの基点切り欠きの近傍の位置であり、かつ前記内枠を前記第一突起を足にして前記レール上を滑走させながら器具の主軸を軸にして回動させる時、前記第二突起が当接可能な箇所において、前記外枠内面側に張り出して付設された、水平方向に“くの字”形に屈曲した第一の板バネと、前記レールの直下で前記基点切り欠きを挟んで前記第一の板バネと反対側の、前記基点切り欠きに隣接した箇所であり、かつ前記内枠の回動時に前記第二突起が当接可能な箇所において、内側に突出して付設された当り止めと、を具備することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、前記請求項1ないし3に係る発明において、前記内枠がその外周上に、複数の前記第一突起のうちの二つ以上の第一突起についてその各々の直上に位置してなる第三突起を備え、前記外枠が、前記レールの前記切り欠きの直上で、かつ複数の前記第三突起の各々が前記外枠と前記内枠の嵌合時に当接可能な箇所であり、なおかつ前記内枠の回動時に前記第一突起が前記レール上を滑動するのを妨げない箇所において、それぞれ前記外枠内面側に張り出して付設された、垂直方向に“くの字”形に屈曲した第二の板バネを具備することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、反射鏡、反射鏡ホルダー、ソケット、ソケットホルダー、概略円筒状の内枠、及び内周上に沿って内向きに突出して配設された凸状レールと下端に配設された外鍔とを有する概略円筒状の外枠、を備え、反射鏡、反射鏡ホルダー、ソケットホルダーをこの順に上に載置して支持する前記内枠を前記外枠の内側に嵌め込んで固定する構造を有し、天井に穿けられた埋め込み孔の取り付け面に前記外枠の外鍔を当接させて取り付ける埋込形照明器具において、
少なくとも、前記外枠、内枠及びこれらにそれぞれ付設される部材がすべて金属製であり、前記内枠がその外周上に、前記外枠内周上の前記レールの上面に当接して自らを支持する第一突起を複数有し、前記レールが、前記外枠と前記内枠の嵌合時に前記内枠外周の複数の前記第一突起の各々と交差する箇所にそれぞれ位置してなり前記第一突起が通過可能な広さの切り欠きを全部で前記突起と同じ数だけ有すると共に、前記内枠はその外周上に、複数の前記第一突起のうちの一つである基点第一突起の直下に位置してなる第二突起を備え、前記外枠が、前記レールの複数の前記切り欠きのうち、前記外枠と前記内枠の嵌合とそれに続く前記内枠の回動の一連の操作の過程で前記基点第一突起が最初に通過する基点切り欠きと次に遭遇する隣の切り欠きとの間の前記レールの下側の位置であり、かつ前記内枠の回動時に前記第二突起が当接可能な箇所において、前記外枠内面側に張り出して付設された、水平方向に“くの字”形に屈曲した第一の板バネを二つ具備し、そのうち一つは前記基点切り欠きの近傍に配設されることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、前記請求項5に係る発明において、前記内枠外周上の前記第一突起の数及び前記外枠内面の前記レールの前記切り欠きの数が、共に4以上であることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、前記請求項5または6に係る発明において、前記内枠がその外周上に、複数の前記第一突起のうちの二つ以上の第一突起についてその各々の直上に位置してなる第三突起を備え、前記外枠が、前記レールの前記切り欠きの直上で、かつ複数の前記第三突起の各々が前記外枠と前記内枠の嵌合時に当接可能な箇所であり、なおかつ前記内枠の回動時に前記第一突起が前記レール上を滑動するのを妨げない箇所において、それぞれ前記外枠内面側に張り出して付設された、垂直方向に“くの字”形に屈曲した第二の板バネを具備することを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、内枠外周上の複数の第一突起が外枠内周上の凸状レールに乗せた状態で内枠を器具の主軸の回りに回動させるので、この突起が折れない限り、内枠及びそれに組み付けられた本体が落下することはない。
また、請求項1に係る発明においては、内枠外周上の複数の第一突起と、これらの各突起に対応する位置にある、外枠内周上の凸状レールの切り欠きの配置が、器具の主軸回りの回転に関して1回対称であるので、外枠と内枠の嵌合位置関係が回転方向に関して1箇所に限定されることになり、取り付け時に誤って逆方向に回し戻すなどして元の嵌合位置に内枠が戻らない限り落下することはない。ここで、「1回対称」とは、ある軸の回りに360°回転させた場合にだけ元の図形に重なるような配置を言う。一般に、ある軸の回りに360°/n回転させると元の図形に重なる配置をその軸回りの回転に関して「n回対称」であると言い、nが大きくなるほどその配置は「対称性が高い」と言う。(1回対称は最も対称性が低い。)
また、請求項1に係る発明においては、外枠、内枠及びこれらにそれぞれ付設される外鍔、レール、突起、板バネ、当り止め等の部材がすべて金属製であるため、耐熱性が高く劣化しにくいので、外枠と内枠の勘合が緩くなって自然に内枠が落下する恐れがない。
請求項2に係る発明においては、内枠外周上の第一突起の数を4つ以上としたので、この第一突起を足にして外枠内周上の凸状レール上で内枠を滑走回動させる時、内枠を安定した姿勢で円滑に滑走させることができる。
請求項3に係る発明においては、内枠はその外周上に、複数の第一突起のうちの一つである基点第一突起の直下に第二突起を設け、外枠は、レールの下側で該レールの前記基点切り欠きの近傍の位置であり、かつ内枠の付け外しの際の内枠の回動時に前記第二突起が当接可能な位置に、水平方向に“くの字”形に屈曲した板バネを外枠内面側に張り出すようにして付設したので、誤操作による逆回しなど人為的な原因で、あるいは振動など非人為的な原因で、内枠外周上の第一突起が外枠内周のレールの基点切り欠きの位置(外枠への挿入位置)に移動して内枠が落下することがない。
また、請求項3に係る発明においては、外枠内周上のレールの直下で基点切り欠きを挟んで前記板バネと反対側の、基点切り欠きに隣接した位置であり、かつ内枠取り付けの際の内枠の回動時に前記第二突起が当接可能な位置に、内側に突出して構成した当り止めを設けたので、内枠の回動時に丁度1回転して基点第一突起が基点切り欠きの位置(外枠への挿入位置)に到達する前に前記第二突起がこの当り止めに突き当たり内枠の動きが阻止されるため、内枠が外枠から落下することがない。
請求項4に係る発明においては、外枠内周上の、凸状レールの複数の切り欠きに対応する位置にそれぞれ、垂直方向に“くの字”形に屈曲した板バネを外枠内面側に張り出すようにして付設したので、何らかの原因で内枠外周の第一突起が切り欠き位置に到達した場合でも、内枠外面の複数の第一突起のうちの二つ以上の第一突起についてその各々の直上に設けた第三突起が該板バネに引っ掛かるため、容易に内枠が落下することがない。また、内枠の付け外し時には、これらの板バネの上で内枠を仮保持できる効果がある。
請求項5に係る発明においては、外枠内周上のレールの複数の切り欠きのうち、外枠と内枠の嵌合とそれに続く内枠の回動の一連の操作の過程で内枠外周上の複数の第一突起の一つである基点第一突起が最初に通過する基点切り欠きと次に遭遇する隣の切り欠きとの間のレールの下側の位置であり、かつ内枠の回動時に内枠外周上の第二突起が当接可能な位置に、水平方向に“くの字”形に屈曲した二つの板バネをそれぞれ外枠内面側に張り出すようにして付設したので、器具の主軸回りの回転に関する内枠外周上の第一突起の配置と外枠内周上の凸状レールの切り欠きの配置が高い対称性を有している器具の場合でも、内枠外周上の基点第一突起の直下に配設した第二突起をこの二つの板バネで挟み撃ちする形で内枠を固定することができ、容易に内枠が凸状レールから外れることがない。
請求項6に係る発明においては、内枠外周上の第一突起の数を4つ以上としたので、前記請求項2に係る発明と同様の効果がある。
請求項7に係る発明においては、外枠内周上の、凸状レールの複数の切り欠きに対応する位置にそれぞれ、垂直方向に“くの字”形に屈曲した板バネを外枠内面側に張り出すようにして付設したので、前記請求項4に係る発明と同様の効果がある。
請求項1ないし4に記載の発明に係る埋込形照明器具の最良の実施形態は、反射鏡、反射鏡ホルダー、ソケット、ソケットホルダー、概略円筒状の内枠、及び内周(すなわち器具の主軸に直交する面と内面との交線である円の円周)上に沿って内向きに突出して配設された凸状レールと下端に配設された外鍔とを有する概略円筒状の外枠、を備え、反射鏡、反射鏡ホルダー、ソケットホルダーをこの順に上に載置して支持する前記内枠を前記外枠の内側に嵌め込んで固定する構造を有し、天井に穿けられた埋め込み孔の取り付け面に前記外枠の外鍔を当接させて取り付ける埋込形照明器具であって、
前記外枠、内枠及びこれらにそれぞれ付設される外鍔、レール、突起、板バネ、当り止め等の部材がすべて金属製であり、
前記内枠がその外周上に、前記外枠内周上のレールの上面に当接して自らを支持する第一の突起(以下「滑走回動突起」という)を複数、好ましくは4つ以上有し、前記外枠内周上のレールが、前記外枠と前記内枠の嵌合時に前記内枠外周上の複数の前記滑走回動突起の各々と交差する箇所にそれぞれ位置してなる、前記滑走回動突起が通過可能な広さの切り欠きを、全部で前記滑走回動突起と同じ数だけ、好ましくは4つ以上有し、かつ前記内枠外周上の前記滑走回動突起の配置及び前記外枠内周上のレールの前記切り欠きの配置が共に器具の主軸回りの回転に関して1回対称であり、
かつ前記内枠がその外周上に、複数の前記滑走回動突起のうちの一つの滑走回動突起(以下「基点滑走回動突起」という)の直下に位置してなる第二の突起(以下「誤回動防止突起」という)を備え、前記外枠が、前記レールの下側で、かつ該レールの複数の前記切り欠きのうち前記内枠の付け外し時に前記基点滑走回動突起が通過するところの切り欠き(以下「基点切り欠き」という)の近傍の位置であり、かつ前記内枠を前記滑走回動突起を足にして前記レール上を滑走させながら器具の主軸を軸にして回動させる時に前記誤回動防止突起が当接可能な箇所において、前記外枠内面側に張り出して付設された、水平方向に“くの字”形に屈曲した第一の板バネ(以下「回動抑止板バネ」という)と、前記レールの直下で前記基点切り欠きを挟んで前記回動抑止板バネと反対側の、前記基点切り欠きに隣接した箇所であり、かつ前記内枠の回動時に前記誤回動防止突起が当接可能な箇所において、内側に突出して付設された当り止めと、を具備し、
かつ前記内枠がその外周上に、複数の前記滑走回動突起のうちの二つ以上の滑走回動突起についてその各々の直上に位置してなる第三の突起(以下「仮保持突起」という)を備え、前記外枠が、前記レールの前記切り欠きの直上で、かつ複数の前記仮保持突起の各々が前記外枠と前記内枠の嵌合時に当接可能な箇所であり、なおかつ前記内枠の回動時に前記滑走回動突起が前記レール上を滑動するのを妨げない箇所において、それぞれ前記外枠内面側に張り出して付設された、垂直方向に“くの字”形に屈曲した第二の板バネ(以下「落下防止板バネ」という)を具備する構成のものである。
請求項5ないし7に記載の発明に係る埋込形照明器具の最良の実施形態は、内枠がその外周上に、外枠内周上のレールの上面に当接して自ら支持する滑走回動突起を複数、好ましくは4つ以上有し、前記外枠内周上のレールが、前記外枠と前記内枠の嵌合時に前記内枠外周上の複数の前記滑走回動突起の各々と交差する箇所にそれぞれ位置してなる、前記滑走回動突起が通過可能な広さの切り欠きを、全部で前記滑走回動突起と同じ数だけ、好ましくは4つ以上有するが、前記内枠外周上の前記滑走回動突起の配置及び前記外枠内周上のレールの前記切り欠きの配置が共に器具の主軸回りの回転に関して1回対称ではなく、
前記内枠がその外周上に、複数の前記滑走回動突起のうちの一つである基点滑走回動突起の直下に位置してなる第二の突起(誤回動防止突起)を備え、前記外枠が、前記レールの複数の前記切り欠きのうち、前記外枠と前記内枠の嵌合とそれに続く前記内枠の回動の一連の操作の過程で前記基点滑走回動突起が最初に通過する基点切り欠きと次に遭遇する隣の切り欠きとの間の前記レールの下側の位置であり、かつ前記内枠の回動時に前記誤回動防止突起が当接可能な箇所において、前記外枠内面側に張り出して付設された、水平方向に“くの字”形に屈曲した回動抑止板バネを二つ具備し、そのうち一つは前記基点切り欠きの近傍に配設される構成であって、
それ以外は前記請求項1ないし4に記載の発明に係る埋込形照明器具の最良の実施形態と同様の構成のものである。
実施例に基づいて本発明の作用・効果を詳しく説明する。図1は、本発明の埋込形照明器具の概略斜視図であり、図2は、この器具の取り付け手順の一部を説明するための概略分解斜視図である。この器具は、主として、第一の反射鏡3、第二の反射鏡4、反射鏡ホルダー2、ソケット(図示せず)を内側に保持するソケットホルダー1、概略円筒状の金属製内枠5、内周上に沿って内向きに突出して配設された凸状レール8と下端に配設された外鍔7とを有する概略円筒状の金属製外枠6、及び反射鏡ホルダー2を内枠5に固定する金属製アングル16から構成される。そして、反射鏡3及び4、反射鏡ホルダー2、ソケットホルダー1をこの順に上に載置して支持する内枠5を外枠6の内側に嵌め込んで支持する構造を有し(図2参照)、天井に穿けられた埋め込み孔の取り付け面に外枠6の前記外鍔7を当接させるとともに埋め込み孔を複数の外枠固定バネ17で押え付けて外枠6を取り付ける。また、この器具は、いわゆるユニバーサルダウンライトであって、反射鏡3及び4を載置する内枠5を外枠6の内側で器具の主軸20を軸にしてほぼ1回転近くまで任意の角度に回動させることができるとともに、第一の反射鏡3を主軸20に直交する回転軸(図示せず)の回りに数10°回動させることができる構造を有するので、直下だけでなく斜めの方向の照明に使用できる。
図3及び図4は、外枠と内枠の嵌合の様子を説明するために、外枠と内枠だけを取り出して描いた部分的分解斜視図であり、図3が外枠と内枠の嵌合前の様子を、図4が嵌合後の様子を示している。なお、図3では説明の便宜のために、外枠と内枠の位置関係は、両者が互いに嵌合し合う位置から器具の主軸回りに片方を180°ずらして示している。また、外枠及び内枠に付設される構成部材(金具等)のうち説明に不要なものは適宜省略している。
外枠6はその内周上に、内向きに突き出した金属製の凸状レール8を有し、内枠5はその外周上に、外枠6の凸状レール8の上面に当接して支持される金属製の滑走回動突起13を6個有している。また、凸状レール8は、外枠6への内枠5の付け外し時に滑走回動突起13の各々と交差する位置に滑走回動突起13が通過するのに十分な広さの切り欠き9を全部で6個有している。なお、図3では、これら6個の滑走回動突起13及び6個の切り欠き9すべては示されていない。
さらに内枠5は、その外周上の6個の滑走回動突起13の各々の直上に金属製の仮保持突起15を設けてあり、また、図3に示すように、ある一つの滑走回動突起13(これが基点滑走回動突起13Aに相当する。)の直下には金属製の誤回動防止突起14を有している。
外枠6は、図3に一部示されているように、内枠5の付け外し時に基点滑走回動突起13Aが凸状レール8と交差する箇所に位置する切り欠き9(これが基点切り欠き9Aに相当する。)の近傍のレール8の直下の位置で、内枠5の回動時に誤回動防止突起14が当接する位置の外枠内側に、水平方向に“くの字”形に屈曲して張り出して構成した金属製回動抑止板バネ10と、内枠5の付け外し時に6個の仮保持突起15のうちの3個がそれぞれ凸状レール8と交差する位置の切り欠き9(これが仮保持切り欠き9Bに相当し、3箇所にある。)の直上で3個の仮保持突起15のそれぞれが当接する位置の外枠内側に、垂直方向に“くの字”形に屈曲して張り出して構成した全部で3個の金属製落下防止板バネ11と、レール8の直下で基点切り欠き9Aを挟んで回動抑止板バネ10と反対側の、基点切り欠き9Aに隣接した位置であり、かつ内枠5の回動時に誤回動防止突起14が当接する位置の内面に、内側に突出して構成した金属製当り止め12とを有している。
本実施例では、回動抑止板バネ10及び落下防止板バネ11はいずれも、図3に一部示されているように、一端(固定端)が外枠外面で固定され、他端の“くの字”形の屈曲部が外枠6に設けられた窓孔から内側に突き出すような形態で付設されているが、本発明ではこのような取付形態に限定されることはなく、板バネの“くの字”形の屈曲部が内枠外周の突起に当接可能な程度に外枠内面側に張り出して付設されているならば、他の付設形態を取ることができる。例えば、内枠回動時に内枠外周の突起と衝突しないよう外枠内面に設けた凹溝内に固定端を固定するなどの措置を講じた上で、板バネ全体を外枠内面側に配置して付設してもよい。
図5は、外枠、内枠の模式的概略平面図を用いて外枠のレールの切り欠き9と内枠の滑走回動突起13の位置関係を説明するための図であり、説明に必要な構成部材等を実際よりも誇張しかつ記号的に描いてある。右の内枠の図を左に平行移動させ器具の主軸20を一致させれば、内枠を外枠に嵌め込んだ時の位置関係に対応する。
図5によれば、図3では表現しきれなかった点が明確になっている。すなわち、内枠5を上から見ると、内枠5の外周上の6箇所(a〜f)にそれぞれ突起物があり、そのうち黒く塗り潰された突起物に相当する箇所aでは仮保持突起15と基点滑走回動突起13Aと誤回動防止突起14の3つがこの順序で上から下に垂直方向に並んでいるため重なって見えており、それ以外の5つの箇所(b〜f)では仮保持突起15とその下の滑走回動突起13の2つが垂直方向に並んでいるため重なって見えている。また、外枠6を上から見ると、外枠6の内面の凸状レール8の6個の切り欠き9のうち3個の仮保持切り欠き9Bに対応する箇所にそれぞれ落下防止板バネ11が重なって見えている。また、この切り欠き9Aを挟んで互いに反対側に回動抑止板バネ10と当り止め12とが位置している。なお、図5の器具の例では、6個の仮保持突起15のうち、3個の仮保持突起15は仮保持の際に落下防止板バネ11に当接しないので、機能していない。
6個の滑走回動突起13と6個の切り欠き9はいずれも、隣り合う滑走回動突起13あるいは切り欠き9との器具の中心軸(主軸)20の回りの角度θ1〜θ6は互いに異なっている。このため、滑走回動突起13と切り欠き9は共に、内枠5を器具主軸回りに1回転(360°回転)しないと元の位置に重ならない配置を有している(1回対称)。従って、この器具では内枠5の外枠6への嵌め込み可能な位置は1箇所しかない。
上記例では、内枠外面の滑走回動突起は6個あるが、この突起は少なくとも4個あればその配置の対称性が低くても内枠及びこれに組み付けられた本体を凸状レール上で支えながら滑走回動できるので、本発明では内枠外面の滑走回動突起は4個以上あればよい。逆に、3個以下の場合は、内枠及び本体を滑走回動突起で支えるには安定性が悪く、またレール上でスムーズに滑走回動させ難い。一方、外枠内面の凸状レールの切り欠きの数は、滑走回動突起の数と同じでなければならないから、本発明ではその数も4個以上あればよい。なお、滑走回動突起と切り欠きの数の上限は、実用上の観点から12個以下であるのが好ましい。
上記例では外枠、内枠及びこれらのそれぞれに付設される部材はすべて、例えばアルミダイカスト等の金属製である。このうち、外枠及びこれに付設される外鍔、レール、当り止め、内枠及びこれに付設されるすべての突起は、通常それぞれが一体成形で作製されるので、同一材質であるが、器具の軽量化の観点から材質はアルミダイカストが好ましい。また、外枠内面に付設される板バネ及びその取付ネジ等の材質は、ステンレスを選択するのが一般的である。
次に、器具の取り付け・取り外しについて説明する。器具を取り付けるにはまず、外枠6を天井に穿けられた埋め込み孔の取り付け面に外枠6の前記外鍔7を当接させて取り付けて固定し、次いで、予め反射鏡3、反射鏡ホルダー2、高圧放電ランプ及びソケット(図示せず)を取り付けたソケットホルダー1、等をこの順に上に載置して組み付けた内枠5を、所定の嵌め込み位置に合わせて下方から外枠6の内側に挿入する(図3)。この時、内枠、外枠ともに対応位置に目印を付けてあるので、それに合わせるとセットし易い。
内枠5を上に押し上げていくと、まず内枠5の3箇所の仮保持突起15が、外枠6内周上の、凸状レール8の仮保持切り欠き9Bの直上の位置に、垂直方向に設けられた“くの字”形の落下防止板バネ11に接触する。内枠5をさらに押し上げていくと、落下防止板バネ11がその弾性により仮保持突起15に押されて変形し、仮保持突起15は落下防止板バネ11の表面を滑るように移動し、落下防止板バネ11が元の形に戻った所でその板バネ11の上に乗る形になる。図6は、この様子を示したもので、仮保持突起15と落下防止板バネ11の位置関係を示す一部切欠部分斜視図である。こうして、内枠5は3箇所で仮保持することができる。
上記例では、落下防止板バネ11は3箇所に設けているが、この板バネ11は、少なくとも2箇所以上に設けてあれば仮保持突起15を介して内枠5及びこれに組み付けられた器具本体を一時的に支えられるので、本発明では少なくとも2箇所以上に設けてあればよい。
また上記例では、内枠外周上で滑走回動突起13の直上に必ず仮保持突起15が対になって設けられているが、本発明では、仮保持突起15は内枠外周上で少なくとも、外枠内面の落下防止板バネ11と同じ数だけこの板バネ11と当接可能な位置関係の箇所に配設されていればよい。
次に内枠5を器具の主軸20の回りに回動させる。内枠5を少し持ち上げて仮保持突起15を落下防止板バネ11から離し、内枠5を器具下面開口部から見て半時計回りに少し回すようにして内枠5の滑走回動突起13を外枠内面の凸状レール8の上に乗せた後、さらに半時計回りに内枠5をレール上で滑らせて回動させていくと、すぐに基点滑走回動突起13Aの直下にある誤回動防止突起14が外枠内面に水平方向に設けられた“くの字”形の回動抑止板バネ10に接触する。図7は、この接触が起こる前の、誤回動防止突起14と回動抑止板バネ10の位置関係を示す一部切欠部分斜視図である。内枠5をさらに回動させていくと、回動抑止板バネ10がその弾性により誤回動防止突起14に押されて変形するが、内枠5は回動抑止板バネ10を乗り越えて回動を継続する。
こうなるとその後は、内枠5がほぼ360°近くまで回動し基点滑走回動突起13Aが基点切り欠き9Aの位置に到達する直前に配設した当り止め12に誤回動防止突起14が突き当たるまでは、外枠内面の凸状レール8の上を6個の滑走回動突起13を足にして所望の位置まで自在に内枠5の回動を継続させることができる。ユニバーサルダウンライトにおいては、この回動により器具からの光を目的の照射方向に向けることができる。そして、滑走回動突起13が折れない限り、内枠5はレール8から外れ落ちることはない。外枠と内枠が嵌合した状態、すなわち滑走回動突起13が凸状レール8に支持されて固定された状態を示す部分拡大断面図を図8に示す。
一方、内枠5が逆方向に回動し滑走回動突起13がそれぞれ唯一箇所しかない外枠6への挿入位置に対応する切り欠き9の位置に戻ると、内枠5はレール8から外れ落ちることになるが、回動抑止板バネ10は、回し戻すなどの人為的な原因、あるいは振動など非人為的な原因で、内枠5が逆方向に回動しても、この板バネ10の“くの字”形の部分が基点滑走回動突起13Aの直下に設けた誤回動防止突起14とぶつかるので、滑走回動突起13が外枠6への挿入位置に対応する切り欠き9の位置に到達する以前に内枠5の回動を阻止する役目を果たしている。誤回動防止突起14が“くの字”形の板バネを乗り越えるには相当な力が必要であり、板バネ10を乗り越えることは通常考えにくい。こうして、逆方向の回動に対しても、内枠5がレール8から外れ落ちることを防いでいる。
上記の例では、内枠取り付け時の内枠の回動方向は器具下面開口部から見て半時計回りであったが、本発明では時計回りであってもよい。但しその場合は、外枠6の内面の回動抑止板バネ10および当り止め12の配設位置は、器具の主軸20の回りの回動方向で上記実施例とは反対側にする。なお、回動抑止板バネ10の取り付け位置は、レールからの内枠の脱離の可能性が小さい状態をできるだけ広く確保するため、レール8の基点切り欠き9Aからできるだけ近い位置が好ましい。
もし万が一内枠が自然に回動し切り欠き部から落下しかけても、この器具にはこれを防ぐ措置を設けてある。それが仮保持突起と落下防止板バネである。内枠5の3個の仮保持突起15は、内枠5が切り欠き部から落下しかけた時、これらの仮保持突起15が、その各々と対応する位置の凸状レールの切り欠き9(仮保持切り欠き9B)の直上の外枠6内周上に設けた落下防止板バネ11に引っ掛かるので、完全に落下することはない。図9は、内枠5が仮保持突起15を介して落下防止板バネ11(図9では見えていない)に乗った状態で仮保持されている様子を、外枠と内枠だけを取り出して描写した部分概略斜視図である。この落下防止板バネ11は、取り付け作業時に内枠5の仮保持にも利用できる。
なお、図6に示すように、上記落下防止板バネ11は、垂直方向の位置関係に関して、外枠6と内枠5とが嵌合した時、“くの字形”の部分が、滑走回動突起13と仮保持突起15の間にあり、かつ滑走回動突起13が凸状レール8上を滑動するのを妨げないような位置の外枠内面上に取り付けている。
内枠5を取り外す場合は、内枠外面の滑走回動突起13が外枠内面の凸状レール8の上に乗っているので、内枠5を外枠6への挿入位置に対応する、凸状レール8の切り欠き9に滑走回動突起13を移動させなければならない。そこで、器具下面開口部から見て時計回りに内枠5をレール8上で滑らせて回動させると、まず内枠の誤回動防止突起14が外枠内面の回動抑止板バネ10にぶつかる。内枠5がこの板バネ10を乗り越えるには少し力を加える必要があるため、作業者は自然に内枠5を外そうとしていることを意識する。これにより不意に内枠が外れて作業者が怪我をするのを防ぐことができる。
また内枠5を凸状レールの切り欠き9の所に回動させてきても直ちに外れる訳ではない。切り欠き9に到達した内枠5はわずかに落下した後、内枠の仮保持突起15が外枠内面の落下防止板バネ11に引っ掛かるので、ここでも不意に内枠が外れて作業者が怪我をするのを防ぐことができる(図9)。最後に、内枠の仮保持突起15が落下防止板バネ11を乗り越えるように内枠5を下に引っ張れば、内枠5及びこれに組み付けられた本体4を安全に取り外すことができる。
本発明では、内枠外周の滑走回動突起の配置と外枠内面のレールの切り欠きの配置が、器具の主軸回りの回転に関して必ずしも1回対称である必要はない。図10に示す埋込形照明器具の例では、θ1〜θ6がすべて60°で等しく、滑走回動突起13の配置と切り欠き9の配置が6回対称となっていて、滑走回動突起13は内枠5が60°回転するごとにレール8の切り欠き9の位置に来る位置関係にあるが、内枠取り付けの際の内枠回動時に基点滑走回動突起13Aが最初に貫通する切り欠き9(基点切り欠き9A)と次に遭遇する隣の切り欠き9との間に対応する範囲のレール8直下に、水平方向に“くの字”形に屈曲した回動抑止板バネ10を外枠内面側に張り出すようにして2個設置してある。また、この器具の場合は、レール8の直下で基点切り欠き9Aを挟んで回動抑止板バネ10と反対側の、基点切り欠き9Aに隣接した箇所には当り止めを配設していない。これ以外の器具構成は、前記実施例1と同様である。
この器具においては、内枠6外周の基点滑走回動突起13Aの直下に配設した誤回動防止突起14を2つの回動抑止板バネ10に挟み撃ちする形で内枠の回動方向の動きを制限する。従って、内枠(器具本体)を回動させる必要がない場合は、2個の回動抑止板バネ10の間隔は誤回動防止突起14を挟み撃ちするのに十分なだけ接近していることが好ましい。一旦、誤回動防止突起14が2個の回動抑止板バネ10で挟み撃ちされて内枠5が固定されると、内枠5を左右どちらに回動させても誤回動防止突起14がどちらかの回動抑止板バネ10に突き当たることになり、よほど大きな力を加えない限り、内枠が切り欠きから外れ落ちることがない。
図10に示す器具における2個の回動抑止板バネ10の配置は、内枠取り付け時の内枠の回動方向が器具下面開口部から見て半時計回りである場合に適合しているが、本発明では内枠の回動方向が制約される訳ではなく、時計回りであってもよい。但しその場合は、2個の回動抑止板バネ10の配設位置は、基点切り欠き9Aに対して上記実施例とは反対側にする。
上記の例では、内枠外周の滑走回動突起は6個あるが、この突起は少なくとも4個あれば内枠及びこれに組み付けられた本体を凸状レールで支えながら滑走回動できるので、切り欠きと切り欠きの間に対応する範囲の外枠内面に2つの回動抑止板バネを有するタイプの本発明の埋込形照明器具においても内枠外面の滑走回動突起は4個以上あればよい。逆に、3個以下の場合は、内枠及び本体を滑走回動突起で支えるには安定性が悪く、またレール上でスムーズに滑走回動させ難い。一方、外枠内面の凸状レールの切り欠きの数は、滑走回動突起の数と同じでなければならないから、本発明ではその数も4個以上あればよい。なお、滑走回動突起と切り欠きの数の上限は、実用上の観点から12個以下であるのが好ましい。
上記例では、落下防止板バネ11は3箇所に設けているが、この板バネ11は、少なくとも2箇所以上に設けてあれば仮保持突起15を介して内枠5及びこれに組み付けられた器具本体を一時的に支えられるので、本発明では少なくとも2箇所以上に設けてあればよい。
また上記例では、内枠外周上で滑走回動突起13の直上に必ず仮保持突起15が対になって設けられているが、本発明では、仮保持突起15は内枠外周上で少なくとも、外枠内面の落下防止板バネ11と同じ数だけこの板バネ11と当接可能な位置関係の箇所に配設されていればよい。
上記実施例2のように、滑走回動突起の配置と切り欠きの配置の対称性が高いタイプの埋込形照明器具は、光の照射角度・方向を変化させる必要のない(反射鏡等の器具本体を主軸回りに回動させる必要のない)、コモンタイプのダウンライト等に適用できる。
本発明は、例えばユニバーサルダウンライトのように、反射鏡の一部を斜めに傾けるとともに、反射鏡、反射鏡ホルダー、例えば高圧放電ランプ等の光源とそのソケットを内側に保持するソケットホルダー、等が一体化された本体を器具の主軸に関してほぼ360°近くまで任意の角度に回動させて使用する埋込形照明器具に適用できる。また本発明は、切り欠きと切り欠きの間に対応する範囲の外枠内面に2つの回動抑止板バネを有するタイプの埋込形照明器具の場合、光の照射方向を変化させる必要がなく、器具の直下のみに光を照射する、コモンタイプのダウンライト等にも適用できる。
本発明の実施例の埋込形照明器具の外観を示す概略斜視図。 本発明の実施例の埋込形照明器具の取り付け手順を説明するための概略分解斜視図。 本発明の実施例の埋込形照明器具について外枠と内枠の嵌合の様子を説明するための部分的分解斜視図(外枠と内枠の嵌合前)。 本発明の実施例の埋込形照明器具について外枠と内枠の嵌合の様子を説明するための部分的分解斜視図(外枠と内枠の嵌合後)。 本発明の実施例の埋込形照明器具における外枠のレールの切り欠きと内枠の滑走回動突起の位置関係を示す図。 本発明の実施例の埋込形照明器具における仮保持突起と落下防止板バネの位置関係を示す一部切欠部分斜視図。 本発明の実施例の埋込形照明器具における誤回動防止突起と回動抑止板バネの位置関係を示す一部切欠部分斜視図。 本発明の実施例の埋込形照明器具における外枠と内枠の嵌合状態を示す仮保持突起近傍の部分拡大断面図。 本発明の実施例の埋込形照明器具における仮保持突起を介して内枠が仮保持された状態の部分概略斜視図。 本発明の他の実施例の埋込形照明器具における外枠のレールの切り欠きと内枠の滑走回動突起の位置関係を示す図。 従来の埋込形照明器具の外観を示す概略側面図。 従来の埋込形照明器具の取り付け手順を説明するための概略側面図。 従来の埋込形照明器具における外枠と内枠の嵌合状態を示す部分拡大断面図。 従来の埋込形照明器具の別の一例における外枠と内枠の嵌合状態を示す部分拡大断面図。
符号の説明
1 ソケットホルダー
2 反射鏡ホルダー
3 第一反射鏡
4 第二反射鏡
5 内枠
6 外枠
7 外鍔
8 凸状レール
9 切り欠き
9A 基点切り欠き
9B 仮保持切り欠き
10 回転抑止板バネ
11 落下防止板バネ
12 当り止め
13 滑走回動突起
13A 基点滑走回動突起
14 誤回動防止突起
15 仮保持突起
16 アングル
17 外枠固定バネ
20 主軸(中心軸)
101 ソケットホルダー
102 反射鏡ホルダー
103 第一反射鏡
104 第二反射鏡
105 内枠
106 外枠
107 本体
120 器具の中心軸
121 ソケットホルダーの中心軸
122 反射鏡支持回転軸
130 外枠
131 内枠
132 嵌合用爪
133 凸状レール
140 外枠
141 内枠
142 板バネ
143 凹状レール
170、171、172 天井材

Claims (7)

  1. 反射鏡、反射鏡ホルダー、ソケット、ソケットホルダー、概略円筒状の内枠、及び内周上に沿って内向きに突出して配設された凸状レールと下端に配設された外鍔とを有する概略円筒状の外枠、を備え、反射鏡、反射鏡ホルダー、ソケットホルダーをこの順に上に載置して支持する前記内枠を前記外枠の内側に嵌め込んで固定する構造を有し、天井に穿けられた埋め込み孔の取り付け面に前記外枠の外鍔を当接させて取り付ける埋込形照明器具において、
    少なくとも、前記外枠、内枠及びこれらにそれぞれ付設される部材がすべて金属製であり、前記内枠がその外周上に、前記外枠内周上の前記レールの上面に当接して自らを支持する第一突起を複数有し、前記レールが、前記外枠と前記内枠の嵌合時に前記内枠外周の複数の前記第一突起の各々と交差する箇所にそれぞれ位置してなり前記第一突起が通過可能な広さの切り欠きを全部で前記第一突起と同じ数だけ有し、かつ前記内枠外周上の前記第一突起の配置及び前記レールの前記切り欠きの配置が共に器具の主軸回りの回転に関して1回対称であることを特徴とする埋込形照明器具。
  2. 前記内枠外周上の前記第一突起の数及び前記外枠内周上の前記レールの前記切り欠きの数は、共に4以上であることを特徴とする請求項1記載の埋込形照明器具。
  3. 前記内枠はその外周上に、複数の前記第一突起のうちの一つである基点第一突起の直下に位置してなる第二突起を備え、前記外枠は、前記レールの下側で、かつ該レールの複数の前記切り欠きのうちの一つであり前記外枠と前記内枠の嵌合時に前記基点第一突起が通過するところの基点切り欠きの近傍の位置であり、かつ前記内枠を前記第一突起を足にして前記レール上を滑走させながら器具の主軸を軸にして回動させる時、前記第二突起が当接可能な箇所において、前記外枠内面側に張り出して付設された、水平方向に“くの字”形に屈曲した第一の板バネと、前記レールの直下で前記基点切り欠きを挟んで前記第一の板バネと反対側の、前記基点切り欠きに隣接した箇所であり、かつ前記内枠の回動時に前記第二突起が当接可能な箇所において、内側に突出して付設された当り止めと、を具備することを特徴とする請求項1または2記載の埋込形照明器具。
  4. 前記内枠はその外周上に、複数の前記第一突起のうちの二つ以上の第一突起についてその各々の直上に位置してなる第三突起を備え、前記外枠は、前記レールの前記切り欠きの直上で、かつ複数の前記第三突起の各々が前記外枠と前記内枠の嵌合時に当接可能な箇所であり、なおかつ前記内枠の回動時に前記第一突起が前記レール上を滑動するのを妨げない箇所において、それぞれ前記外枠内面側に張り出して付設された、垂直方向に“くの字”形に屈曲した第二の板バネを具備することを特徴とする請求項1ないし3記載の埋込形照明器具。
  5. 反射鏡、反射鏡ホルダー、ソケット、ソケットホルダー、概略円筒状の内枠、及び内周上に沿って内向きに突出して配設された凸状レールと下端に配設された外鍔とを有する概略円筒状の外枠、を備え、反射鏡、反射鏡ホルダー、ソケットホルダーをこの順に上に載置して支持する前記内枠を前記外枠の内側に嵌め込んで固定する構造を有し、天井に穿けられた埋め込み孔の取り付け面に前記外枠の外鍔を当接させて取り付ける埋込形照明器具において、
    少なくとも、前記外枠、内枠及びこれらにそれぞれ付設される部材がすべて金属製であり、前記内枠がその外周上に、前記外枠内周上の前記レールの上面に当接して自らを支持する第一突起を複数有し、前記レールが、前記外枠と前記内枠の嵌合時に前記内枠外周の複数の前記第一突起の各々と交差する箇所にそれぞれ位置してなり前記第一突起が通過可能な広さの切り欠きを全部で前記突起と同じ数だけ有すると共に、前記内枠はその外周上に、複数の前記第一突起のうちの一つである基点第一突起の直下に位置してなる第二突起を備え、前記外枠は、前記レールの複数の前記切り欠きのうち、前記外枠と前記内枠の嵌合とそれに続く前記内枠の回動の一連の操作の過程で前記基点第一突起が最初に通過する基点切り欠きと次に遭遇する隣の切り欠きとの間の前記レールの下側の位置であり、かつ前記内枠の回動時に前記第二突起が当接可能な箇所において、前記外枠内面側に張り出して付設された、水平方向に“くの字”形に屈曲した第一の板バネを二つ具備し、そのうち一つは前記基点切り欠きの近傍に配設されることを特徴とする埋込形照明器具。
  6. 前記内枠外周上の前記第一突起の数及び前記外枠内面の前記レールの前記切り欠きの数は、共に4以上であることを特徴とする請求項5記載の埋込形照明器具。
  7. 前記内枠はその外周上に、複数の前記第一突起のうちの二つ以上の第一突起についてその各々の直上に位置してなる第三突起を備え、前記外枠は、前記レールの前記切り欠きの直上で、かつ複数の前記第三突起の各々が前記外枠と前記内枠の嵌合時に当接可能な箇所であり、なおかつ前記内枠の回動時に前記第一突起が前記レール上を滑動するのを妨げない箇所において、それぞれ前記外枠内面側に張り出して付設された、垂直方向に“くの字”形に屈曲した第二の板バネを具備することを特徴とする請求項5または6記載の埋込形照明器具。
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