JP2005267063A - 外国為替取引支援装置及びプログラム - Google Patents

外国為替取引支援装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 為替予約を利用した決済を予定している外国為替取引の実行を指示することを容易に行えるようにする。
【解決手段】 送金依頼内容入力画面がディスプレイに表示され、該画面内に設けられた設定欄に顧客が実行対象の仕向送金の取引条件を設定している状態で、実行対象の仕向送金の決済に用いる為替予約を新規に締結するために顧客によってボタン60Bが選択されると、為替予約の締結を指示することが可能な為替予約締結画面をディスプレイに表示させると共に、送金依頼内容入力画面を通じて設定された実行対象の仕向送金の取引条件から締結する為替予約にも共通する取引条件を抽出し、抽出した取引条件を為替予約締結画面内の表示欄に表示させる。表示している取引条件での為替予約の締結が指示されると、指示に従い為替予約を新規に締結する処理を行った後に送金依頼内容入力画面を再度表示させ、新規に締結した為替予約の番号を画面内に追加表示する。
【選択図】 図4

Description

本発明は外国為替取引支援装置及びプログラムに係り、特に、外国為替取引の実行指示を支援する外国為替取引支援装置、及びコンピュータを前記外国為替取引支援装置として機能させるためのプログラムに関する。
為替予約は、通貨の種類、金額、為替相場、取引の時期等の取引条件を事前に定めて締結される為替の売買契約であり、外国為替取引(例えば輸出入等の貿易取引の決済や仕向送金等)を行う予定がある場合に、為替相場変動リスクの回避等を目的として金融機関と顧客の間で締結される。この為替予約に関し、特許文献1には、入力された複数の約定と入力された複数の為替予約を対応付ける対応付け手段を設けた為替入力システムが提案されている。また特許文献1には、入力された約定の換算額を複数の為替予約の平均レートにより計算して出力すると共に、各約定に対応する為替予約のレートにより各約定を個別に換算して合計した換算額を演算し、平均レートにより計算した換算額との誤差に基づき各約定の円貨換算額を増減することで、前記誤差を調整することも提案されている。
特開2002−279189号公報
ところで近年、家庭や企業に設置されたクライアント・コンピュータ、或いは携帯端末を操作することで、銀行等の金融機関に対し、預金の残高照会、入出金照会、口座振り込み、振り替え等の様々な金融取引の実行を、金融機関の支店等に出向くことなくオンラインで指示可能とするサービス(以下、このサービスをオンライン・バンキングと称する)が普及してきている。また、オンライン・バンキングで実行指示可能な金融取引の種類は増加の一途を辿っており、仕向送金や輸出入等の貿易取引の決済等の外国為替取引の実行指示を可能とするサービスや、前述の為替予約の締結指示を可能とするサービスも提供されるようになってきている。
しかしながら、オンライン・バンキングでは現在、外国為替取引の実行指示を可能とするサービスと、為替予約の締結指示を可能とするサービスが別々に提供されているのが実情である。このため、為替予約を利用した決済を予定している外国為替取引の実行をオンライン・バンキングにより指示する場合、顧客は、まず為替予約の締結指示を可能とするサービスにアクセスし、実行を指示する外国為替取引に対応する為替予約の取引条件を入力して当該為替予約を金融機関と締結した後に、外国為替取引の実行指示を可能とするサービスにアクセスし、外国為替取引の取引条件を入力すると共に、決済方法として先に締結した為替予約を指定する情報を入力して、外国為替取引の実行を指示する必要がある。従って、為替予約を利用した決済を予定している外国為替取引の実行を指示するための顧客の操作が非常に煩雑である、という問題があった。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、為替予約を利用した決済を予定している外国為替取引の実行を指示することを容易に行うことができる外国為替取引支援装置及びプログラムを得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る外国為替取引支援装置は、所定の外国為替取引の取引条件を設定するための設定欄が設けられ前記所定の外国為替取引の実行を指示することが可能な第1画面を、通信回線を介して接続された端末装置の表示部に表示させると共に、前記端末装置の入力部を介して情報が入力されることで前記設定欄に設定された前記所定の外国為替取引の取引条件を表す取引条件情報を第1記憶手段に記憶させる第1表示制御手段と、前記表示部に前記第1画面が表示されている状態で、前記設定欄に設定された取引条件での前記所定の外国為替取引の実行を指示する情報が前記入力部を介して入力された場合に、前記第1記憶手段に記憶されている取引条件情報に基づき前記所定の外国為替取引を実行するための処理を行う処理手段と、前記表示部に前記第1画面が表示されている状態で、前記所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を要請する情報が前記入力部を介して入力された場合に、締結する為替予約の取引条件を表示するための表示欄が設けられ為替予約の締結を指示することが可能な第2画面を前記表示部に表示させると共に、前記第1記憶手段に記憶されている前記取引条件情報が表す前記所定の外国為替取引の取引条件から締結する為替予約にも共通する取引条件を抽出し、前記表示欄に表示させる第2表示制御手段と、前記表示部に前記第2画面が表示されている状態で、前記所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を指示する情報が前記入力部を介して入力された場合に、前記表示欄に表示された取引条件で為替予約を締結するための処理を行うと共に、締結した為替予約を特定するための情報を前記第1記憶手段に記憶されている前記取引条件情報に設定した後に、前記第1表示制御手段を起動する締結手段と、を含んで構成されている。
請求項1記載の発明に係る外国為替取引支援装置は、第1表示制御手段により、所定の外国為替取引の取引条件を設定するための設定欄が設けられ所定の外国為替取引の実行を指示することが可能な第1画面が、通信回線を介して接続された端末装置の表示部に表示されると共に、入力部を介して情報が入力されることで設定欄に設定された所定の外国為替取引の取引条件を表す取引条件情報が第1記憶手段に記憶される。なお、第1記憶手段は、外国為替取引支援装置を構成するコンピュータ及び端末装置の何れに接続(又は内蔵)されていてもよい。所定の外国為替取引の実行を所望している顧客は、表示部に上記の第1画面が表示されると、入力部を介して情報を入力することで、表示された第1画面内の設定欄に所定の外国為替取引の取引条件を設定し、設定欄に設定された所定の外国為替取引の取引条件を表す取引条件情報は第1表示制御手段によって第1記憶手段に記憶される。
また、請求項1記載の発明では、表示部に第1画面が表示されている状態で、設定欄に設定された取引条件での所定の外国為替取引の実行を指示する情報が入力部を介して入力された場合に、処理手段により、第1記憶手段に記憶されている取引条件情報に基づき所定の外国為替取引を実行するための処理が行われる。なお、処理手段による処理としては、例えば実行が指示された外国為替取引の情報を登録するための外国為替取引データベースに、上記の取引条件情報を含む実行が指示された外国為替取引の情報を登録する処理が挙げられる。この場合、外国為替取引を実行する別の装置によって外国為替取引データベースから情報が読み出されることで、指示された外国為替取引が実行されることになる。
一方、請求項1記載の発明では、表示部に第1画面が表示されている状態で、所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を要請する情報が前記入力部を介して入力された場合に、第2表示制御手段により、締結する為替予約の取引条件を表示するための表示欄が設けられ為替予約の締結を指示することが可能な第2画面が表示部に表示されると共に、第1記憶手段に記憶されている取引条件情報が表す所定の外国為替取引の取引条件から締結する為替予約にも共通する取引条件が抽出され、表示欄に表示される。そして、請求項1記載の発明では、表示部に前記第2画面が表示されている状態で、所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を指示する情報が入力部を介して入力された場合に、締結手段により、表示欄に表示された取引条件で為替予約を締結するための処理が行われると共に、締結した為替予約を特定するための情報が第1記憶手段に記憶されている取引条件情報に設定された後に、第1表示制御手段が起動される。
これにより、表示部に第1画面が表示され、実行を所望している所定の外国為替取引の取引条件を設定している状態で、この所定の外国為替取引の実行を指示するために為替予約を締結する必要が生じた場合にも、所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を要請する情報を入力部を介して顧客が入力すれば、為替予約の締結を指示することが可能な第2画面が表示部に表示されると共に、入力部を介して所定の外国為替取引の取引条件として入力した情報のうち、締結する為替予約にも共通する取引条件が抽出されて第2画面内の表示欄に表示されることになる。従って、顧客は、為替予約を締結するために取引条件を設定する必要が無くなるか、或いは、為替予約を締結するために設定する必要のある取引条件の中に所定の外国為替取引と共通する取引条件以外の取引条件が存在していた場合にも、該取引条件に対応する情報を入力部を介して追加的に入力するのみで、為替予約の取引条件の設定を完了することができる。
また、為替予約の取引条件の設定完了後に、顧客が為替予約の締結を指示する情報を入力部を介して入力すると、締結した為替予約を特定するための情報(例えば為替予約番号等)が第1記憶手段に記憶されている取引条件情報に設定された後に、第1表示制御手段が起動されることで表示部に第1画面が再表示されるので、所定の外国為替取引の取引条件を設定するための情報の入力を再開できると共に、締結した為替予約を特定するための情報を所定の外国為替取引の取引条件情報に設定する必要もなくなる。従って、請求項1記載の発明によれば、為替予約を利用した決済を予定している外国為替取引の実行を指示することを容易に行うことができる。
なお、請求項1記載の発明において、所定の外国為替取引としては、例えば請求項2に記載したように、仕向送金を適用することができ、この場合、第2表示制御手段は、第1記憶手段に記憶されている取引条件情報が表す仕向送金の取引条件から、締結する為替予約にも共通する取引条件として、仕向送金の通貨、金額及び実行日を抽出するように構成することができる。
また、為替予約における予約レートは為替相場の変動に応じて時々刻々変動することを考慮すると、請求項1記載の発明において、第2表示制御手段は、例えば請求項3に記載したように、為替予約の締結を指示する情報が入力部を介して入力される迄の間、抽出した取引条件に基づいて予約レートを演算して第2画面内に表示させることを所定時間毎に繰り返すことが好ましい。これにより、第2画面を参照している顧客に対し、現時点で為替予約を締結した場合に適用される正確な予約レートを認識させることができる。
また、請求項1記載の発明において、締結された為替予約の情報を登録するための為替予約データベースを記憶する第2記憶手段を更に設け、締結手段は、為替予約を締結するための処理として、例えば請求項4に記載したように、第2画面内の表示欄に表示された取引条件で締結する為替予約の情報を第2記憶手段の為替予約データベースに登録する処理を行うことができる。この場合、締結手段によって為替予約データベースに登録された情報が、締結された為替予約を履行する別の装置によって読み出されることで、締結された為替予約が履行されることになる。
なお、顧客が実行を所望している所定の外国為替取引の決済に、既に締結された為替予約が利用される場合もある。上記を考慮し請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、締結された為替予約の情報を登録するための為替予約データベースを記憶する第2記憶手段と、前記表示部に前記第1画面が表示されている状態で、前記所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約として、既に締結されている為替予約を表示するよう要請する情報が前記入力部を介して入力された場合に、前記第1記憶手段に記憶されている取引条件情報に基づき、前記第2記憶手段の前記為替予約データベースに登録されている為替予約の情報のうち、前記取引条件情報が表す取引条件の前記所定の外国為替取引の決済に使用可能な為替予約の情報を検索し、該検索によって抽出された為替予約の情報を前記表示部に表示させる第3表示制御手段と、を更に備えたことを特徴としている。
請求項5記載の発明では、締結された為替予約の情報が第2記憶手段の為替予約データベースに登録されており、表示部に第1画面が表示されている状態で、所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約として、既に締結されている為替予約を表示するよう要請する情報が入力部を介して入力された場合に、第3表示制御手段により、第1記憶手段に記憶されている取引条件情報に基づき、第2記憶手段の為替予約データベースに登録されている為替予約の情報のうち前記所定の外国為替取引の決済に使用可能な為替予約の情報が検索され、該検索によって抽出された為替予約の情報が表示部に表示される。これにより、表示部に第1画面が表示され、所定の外国為替取引の取引条件を設定している状態で、既に締結している為替予約の中から所定の外国為替取引の決済に使用する為替予約を選択する必要が生じた場合にも、既に締結されている為替予約を表示するよう要請する情報を入力部を介して顧客が入力すれば、所定の外国為替取引に使用可能な為替予約が表示されることになるので、所定の外国為替取引の決済に使用する為替予約を、既に締結している為替予約の中から容易に選択することができ、為替予約を利用した決済を予定している外国為替取引の実行指示をより容易に行うことができる。
請求項6記載の発明に係るプログラムは、コンピュータを、所定の外国為替取引の取引条件を設定するための設定欄が設けられ前記所定の外国為替取引の実行を指示することが可能な第1画面を、通信回線を介して前記コンピュータに接続された端末装置の表示部に表示させると共に、前記端末装置の入力部を介して情報が入力されることで前記設定欄に設定された前記所定の外国為替取引の取引条件を表す取引条件情報を第1記憶手段に記憶させる第1表示制御手段、前記表示部に前記第1画面が表示されている状態で、前記設定欄に設定された取引条件での前記所定の外国為替取引の実行を指示する情報が前記入力部を介して入力された場合に、前記第1記憶手段に記憶されている取引条件情報に基づき前記所定の外国為替取引を実行するための処理を行う処理手段、前記表示部に前記第1画面が表示されている状態で、前記所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を要請する情報が前記入力部を介して入力された場合に、締結する為替予約の取引条件を表示するための表示欄が設けられ為替予約の締結を指示することが可能な第2画面を前記表示部に表示させると共に、前記第1記憶手段に記憶されている前記取引条件情報が表す前記所定の外国為替取引の取引条件から締結する為替予約にも共通する取引条件を抽出し、前記表示欄に表示させる第2表示制御手段、及び、前記表示部に前記第2画面が表示されている状態で、前記所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を指示する情報が前記入力部を介して入力された場合に、前記表示欄に表示された取引条件で為替予約を締結するための処理を行うと共に、締結した為替予約を特定するための情報を前記第1記憶手段に記憶されている前記取引条件情報に設定した後に、前記第1表示制御手段を起動する締結手段として機能させる。
請求項6記載の発明に係るプログラムは、コンピュータを、上記の第1表示制御手段、処理手段、第2表示制御手段及び締結手段として機能させるためのプログラムであるので、コンピュータが請求項6記載の発明に係るプログラムを実行することにより、コンピュータが請求項1に記載の外国為替取引支援装置として機能することになり、請求項1記載の発明と同様に、為替予約を利用した決済を予定している外国為替取引の実行を指示することを容易に行うことができる。
以上説明したように本発明は、所定の外国為替取引の実行を指示可能な第1画面を端末装置の表示部に表示させると共に、第1画面内の設定欄に設定された所定の外国為替取引の取引条件を表す取引条件情報を第1記憶手段に記憶させ、表示部に第1画面が表示されている状態で、設定欄に設定された取引条件での所定の外国為替取引の実行が指示された場合には、第1記憶手段に記憶されている取引条件情報に基づき所定の外国為替取引を実行するための処理を行い、所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結が要請された場合には、為替予約の締結を指示可能な第2画面を表示部に表示させると共に、第1記憶手段に記憶されている取引条件情報が表す所定の外国為替取引の取引条件から締結する為替予約にも共通する取引条件を抽出して第2画面内の表示欄に表示させ、表示部に第2画面が表示されている状態で、所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結が指示された場合には、第2画面内の表示欄に表示された取引条件で為替予約を締結するための処理を行うと共に、締結した為替予約を特定するための情報を第1記憶手段に記憶されている取引条件情報に設定した後に、第1画面を表示部に再表示させるようにしたので、為替予約を利用した決済を予定している外国為替取引の実行を指示することを容易に行うことができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に係るコンピュータ・システム10が示されている。コンピュータ・システム10は、特定金融機関の情報センタ等に設置され各種の金融取引の実行をオンラインで指示可能とするサービス(オンライン・バンキング)を提供する所定のウェブサイト(オンライン・バンキング・サイト)を運営するウェブ・サーバ(アプリケーション・サーバ)30と、オンライン・バンキングを利用する契約を特定金融機関と結んでいる各顧客(個人顧客でも法人顧客でもよい)が各々所持しており通信網28(例えばインターネット)を介してアプリケーション・サーバと通信可能なパーソナル・コンピュータ(クライアントPC)12と、特定金融機関内に構築されたコンピュータ・ネットワーク46を含んで構成されている。なお、本実施形態に係るオンライン・バンキングにおける実行対象の金融取引の中には、外国為替取引の一種である仕向送金の実行、為替予約の締結も含まれる。
顧客が所有しているクライアントPC12は、CPU12A、ROM12B、RAM12C、入出力ポート12Dを備え、これらはアドレスバス、データバス、制御バス等のバス12Eを介して互いに接続されている。入出力ポート12Dには、各種の入出力機器として、CRT又はLCDから成るディスプレイ14、マウス16、キーボード18、HDD(Hard Disk Drive)20、CD−ROMからの情報の読み出しを行うCD−ROMドライブ22、通信制御装置24が各々接続されている。通信制御装置24は通信網28に接続されており、クライアントPC12は、アプリケーション・サーバ30と通信網28を介して通信可能とされている。なお、クライアントPC12は本発明に係る端末装置に対応しており、ディスプレイ14は端末装置の表示部に、マウス16及びキーボード18は端末装置の入力部に各々対応している。なお、端末装置はクライアントPC12に限られるものではなく、携帯端末等の他の機器であってもよい。
また、特定金融機関のアプリケーション・サーバ30はワークステーション等から成り、CPU30A、ROM30B、RAM30C、入出力ポート30Dを備え、これらはアドレスバス、データバス、制御バス等のバス30Eを介して互いに接続されている。入出力ポート30Dには、各種の入出力機器として、通信網28に接続された通信制御装置32、ディスプレイ34、マウス36、キーボード38、HDD40、CD−ROMからの情報の読み出しを行うCD−ROMドライブ42が各々接続されている。
アプリケーション・サーバ30には、オンライン・バンキング・サイトを運営するためのアプリケーション・プログラム(オンライン・バンキング・プログラム)がHDD40に予めインストールされている。このオンライン・バンキング・プログラムには、請求項6に記載のプログラムに対応する送金依頼/為替予約プログラムが含まれている。本実施形態において、アプリケーション・サーバ30は請求項6に記載のコンピュータに対応しており、送金依頼/為替予約プログラムを実行することで請求項1に記載の外国為替取引支援装置として機能することが可能となる。
オンライン・バンキング・プログラムをアプリケーション・サーバ30にインストール(移入)するには幾つかの方法があるが、例えばオンライン・バンキング・プログラムをセットアッププログラムと共にCD−ROM44に記録しておき、CD−ROM44をアプリケーション・サーバ30のCD−ROMドライブ42にセットし、CPU30Aに対して前記セットアッププログラムの実行を指示すれば、CD−ROM44からオンライン・バンキング・プログラムが順に読み出され、読み出されたオンライン・バンキング・プログラムがHDD40に順に書き込まれることで、送金依頼/為替予約プログラムを含むオンライン・バンキング・プログラムのインストールが行われる。このインストールに伴い、HDD40にはオンライン・バンキング・サイトを構成する各ウェブページの情報も同時に記憶される。なお、オンライン・バンキング・プログラムのインストールに際し、CD−ROM44に代えて磁気テープ(MT)等の他の記録媒体を用いてもよい。例えば磁気テープを用いる場合には、CD−ROMドライブ42に代えて磁気テープ装置を設ければよい。
また、アプリケーション・サーバ30の通信制御装置32は特定金融機関内に構築されたコンピュータ・ネットワーク46に接続されている。コンピュータ・ネットワーク46は多数台のコンピュータ(PC、ワークステーション、大型コンピュータの何れでもよい)48が通信回線50を介して互いに接続されて構成されている。また、多数台のコンピュータ48のうちの特定のコンピュータ(為替取引管理サーバ)48Aには大容量のHDD52が接続されており、HDD52の記憶領域には外国為替取引に関する各種の情報を記憶するための複数種のデータベース(DB)、すなわち仕向送金DB、為替予約DB、為替レートDB及び金利DBが各々記憶されている。
仕向送金DBは、顧客から実行が指示された仕向送金に関する情報を登録するためのデータベースであり、顧客から新たな仕向送金の実行が指示される毎に、実行が指示された新たな仕向送金に関する情報として、「送金実行日」「送金通貨」「送金金額」「決済方法」「送金代り金引落口座」「受取人名」「受取人住所」「受取人取引銀行」「受取人口座番号」、及び、仕向送金の実行を指示した顧客を特定するための顧客識別情報(例えば利用者番号)等が為替取引管理サーバ48Aを介して登録される。仕向送金DBに登録された情報は、仕向送金を実行する特定のコンピュータ(図示省略)によって読み出され、読み出された情報に従い、顧客によって実行が指示された仕向送金が実行される。
為替予約DBは、顧客との間で締結した為替予約に関する情報を登録するためのデータベースであり、顧客との間で新たな為替予約が締結される毎に、締結された新たな為替予約に関する情報として、「予約開始日」「予約期日」「通貨」「為替予約番号」「予約締結金額」「予約未使用残高」「予約レート」、売り/買いを識別するための種別情報及び為替予約を締結した顧客を特定するための顧客識別情報(例えば利用者番号)が為替取引管理サーバ48Aを介して登録されると共に、為替予約DBに登録されている情報を更新すべき事象が生ずる毎に、為替予約DBに登録されている情報が為替取引管理サーバ48Aを介して更新される(例えば為替予約の予約締結金額の一部が使用された場合は「予約未使用残高」が更新され、予約期日が変更された場合は「予約期日」及び「予約レート」が更新される等)。
為替レートDBは為替レートを各通貨毎に登録するためのデータベースであり、登録されている為替レートは実際の為替相場の変動と連動して適宜更新される。また、金利DBは為替予約の予約期日が変更された場合に、新たな予約レートに計上される資金調達コストに適用される金利を登録するためのデータベースであり、この登録金利も実際の金利の変動と連動して適宜更新される。
アプリケーション・サーバ30は、HDD52に記憶されている各DBのうち為替予約DB、為替レートDB及び金利DBをHDD40にコピーすると共に、HDD52に記憶されている為替予約DB、為替レートDB及び金利DBに登録されている情報の更新を常時監視し、何れかのDBの登録情報が更新される毎に、HDD40に記憶されている対応するDBの登録情報を同様に更新することで、HDD40に記憶されている各DBに登録されている情報をHDD52に記憶されている各DBに登録されている情報と一致させる(なお、HDD40の為替予約DBが更新された場合にも、HDD52の為替予約DBをHDD40の為替予約DBと一致するように更新する処理が行われる)。
次に本実施形態の作用を説明する。アプリケーション・サーバ30が運営するオンライン・バンキング・サイトは、予め利用契約を締結した顧客に対してのみ、各種の金融取引の実行をオンラインで指示可能とするサービスを提供するウェブサイトであり、利用契約を締結した個々の顧客には利用者番号とパスワードが各々付与される。個々の顧客の利用者番号とパスワードは、アプリケーション・サーバ30のHDD40に記憶される。オンライン・バンキング・サイトが提供するサービスを利用する場合、顧客はクライアントPC12を介してオンライン・バンキング・サイトにアクセスする。これにより、アプリケーション・サーバ30は、利用者番号の入力欄とパスワードの入力欄が設けられたログイン画面(図示省略)のデータをHDD40から読み出し、アクセス元のクライアントPC12へ送信することで、クライアントPC12のディスプレイ14にログイン画面を表示させる。
ログイン画面が表示されると、顧客は利用者番号の入力欄に所定の利用者番号を入力すると共に、パスワードの入力欄に所定のパスワードを入力した後に、送信を指示する。これにより、クライアントPC12からアプリケーション・サーバ30へ利用者番号及びパスワードが送信され、アプリケーション・サーバ30で利用者番号に基づく顧客の特定及びパスワードに基づく顧客の認証が行われる。顧客の特定及び認証が完了すると、アプリケーション・サーバ30は、オンライン・バンキング・サイトが提供している各種サービスの名称(オンラインで実行を指示可能な各種の金融取引の名称)が一覧表示されたメニュー画面のデータをHDD40から読み出してクライアントPC12へ送信する。このメニュー画面がディスプレイ14に表示されることで、各種の金融取引の実行を顧客がオンラインで指示可能な状態となる。
オンライン・バンキング・サイトにおいて、顧客がオンラインで実行を指示可能な各種の金融取引の中には仕向送金(及び為替予約)が含まれている。名称が一覧表示された各種の金融取引の中から、顧客によって仕向送金が選択されると、アプリケーション・サーバ30のCPU30Aで送金依頼/為替予約プログラムが実行されることで、図2に示す送金依頼処理が行われる。以下、この送金依頼処理について、図2のフローチャートを参照して説明する。
ステップ98では、仕向送金の取引条件を表す送金条件データを設定するための送金条件テーブルをメモリ(RAM30C)上に生成する。またステップ100では、例として図4に示すような送金依頼内容入力画面をクライアントPC12のディスプレイ14に表示させる。この送金依頼内容入力画面には、顧客が実行を所望している仕向送金(実行対象の仕向送金)の取引条件、すなわち「送金実行日」「送金通貨」「送金金額」「決済方法」「送金代り金引落口座」「受取人名」「受取人住所」「受取人取引銀行」及び「受取人口座番号」を設定するための設定欄が各々設けられており、仕向送金の実行を指示するためのボタン60A、新たな為替予約の締結を指示するためのボタン60B、及び、既に締結している為替予約の一覧表示を指示するためのボタン60Cが各々設けられている。なお、送金依頼内容入力画面は本発明に係る第1画面に対応しており、上記の各設定欄は本発明に係る設定欄に対応している。
次のステップ102では、先のステップ98で生成した送金条件テーブルに、送金条件データが既に設定されているか否か判定する。判定が否定された場合はステップ106へ移行し、ボタン60A〜60Cの何れかが選択されたか否か判定する。判定が否定された場合はステップ108へ移行し、ステップ106の判定が判定されている間、ステップ108を繰り返す。クライアントPC12のディスプレイ14に送金依頼内容入力画面が表示されると、この画面を確認した顧客により、実行対象の仕向送金の取引条件を表す情報を、マウス16及びキーボード18を介して入力(又は顧客の操作に応じて表示される複数の選択肢の中から選択)する操作が行われる。クライアントPC12は、実行対象の仕向送金の取引条件を表す情報が顧客によって入力又は選択される毎に、該情報を通信網28を介してアプリケーション・サーバ30へ送信し、ステップ108では、顧客によって入力又は選択された情報(実行対象の仕向送金の取引条件を表す情報)を通信網28を介してクライアントPC12から受信する毎に、該情報を送金条件データとして送金条件テーブルに登録すると共に、送金依頼内容入力画面内の該当する設定欄に表示させる。
なお、送金条件データは本発明に係る取引条件情報に、送金条件データを設定するための送金条件テーブルを記憶するメモリ(RAM30C)は本発明に係る第1記憶手段に各々対応しており、上述したステップ98〜108は本発明に係る第1表示制御手段に対応している。
ところで、実行対象の仕向送金の取引条件を設定している途中で、この仕向送金を実行するためには該仕向送金の決済に用いる為替予約を新たに締結する必要があることに気付いた等の場合、顧客はマウス16等を操作してボタン60Bを選択する。ボタン60A〜60Cの何れかが選択されるとステップ106の判定が肯定されてステップ110へ移行し、ボタン60Aが選択されたか否かに基づいて仕向送金の実行が指示されたか否か判定する。判定が否定された場合はステップ124へ移行し、ボタン60Cが選択されたか否かに基づいて既に締結している為替予約の一覧表示が指示されたか否か判定する。前述のようにボタン60Bが選択された場合は、新たな為替予約の締結が指示されていると判断できるので、ステップ124の判定も否定されてステップ142へ移行し、図3に示す為替予約締結処理を行う。なお、顧客によってボタン60Bが選択されることは、請求項1に記載の「所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を要請する情報が入力された場合」に対応している。
本実施形態に係る為替予約締結処理は、新たな為替予約の締結が指示された場合以外に、既に締結されている為替予約に対して期間変更を行う場合にも起動される。このため、まずステップ150では、為替予約締結処理の今回の起動要因が為替予約の新規締結か否か判定する。ボタン60Bが選択されて為替予約締結処理が起動された場合には、ステップ150の判定が肯定されてステップ152へ移行し、例として図5に示すような為替予約締結画面をクライアントPC12のディスプレイ14に表示させる。この為替予約締結画面には、締結対象の為替予約の取引条件、すなわち「予約開始日」「予約期日」「通貨」「為替予約番号」「予約締結金額」及び「現在の予約レート」を設定又は表示するための設定/表示欄が各々設けられており、為替予約の締結を指示するためのボタン62A、及び、仕向送金依頼内容入力画面(図4)の再表示を指示するためのボタン62Bが各々設けられている。なお、為替予約締結画面は本発明に係る第2画面に対応しており、上記各設定/表示欄は本発明に係る表示欄に対応している。
次のステップ158では、実行対象の仕向送金に対応する送金条件テーブルから、実行対象の仕向送金の取引条件のうち「送金実行日」「送金通貨」及び「送金金額」を読み出し、「送金実行日」を為替予約締結画面内の「予約開始日」及び「予約期日」の設定/表示欄に各々表示させ、「送金通貨」を為替予約締結画面内の「通貨」の設定/表示欄に表示させ、「送金金額」を為替予約締結画面内の「予約締結金額」の設定/表示欄に表示させる。またステップ160では、HDD40の為替レートDBに登録されている為替レートに基づき、為替予約締結画面に表示している取引条件の為替予約での予約レートを演算し、演算した予約レートを為替予約締結画面内の「現在の予約レート」の設定/表示欄に表示させる。これにより、実行対象の仕向送金の決済に用いる為替予約を新たに締結するにあたり、顧客が取引条件を再度入力する必要がなくなる。
ところで、為替レートは時々刻々変化しているため、本実施形態では、為替予約締結画面内の「現在の予約レート」の設定/表示欄に表示した予約レートで為替予約を締結可能な期間(予約レートの有効期間)に制限を設けており、前記設定/表示欄に予約レートを表示してから所定の制限時間が経過する迄の期間を、表示した予約レートの有効期間としている。このため、次のステップ162では有効期間終了迄の残秒数を、例えば「残り△△秒」等の表示形態で為替予約締結画面内に表示させる。ステップ164ではボタン62Aが選択されたか否かに基づいて、為替予約締結画面内に現在表示されている取引条件での為替予約の締結が指示されたか否か判定する。
判定が否定された場合はステップ166へ移行し、制限時間が経過したか否か、すなわち「現在の予約レート」の設定/表示欄に表示している予約レートの有効期間が過ぎたか否か判定する。ステップ168では、有効期間終了迄の残秒数の表示を開始するか、又は前記残秒数の表示を切り替えてから1秒が経過したか否か判定する。判定が否定された場合はステップ164に戻り、ステップ164〜ステップ168の何れかの判定が肯定される迄ステップ164〜ステップ168を繰り返す。ステップ168の判定が肯定されるとステップ162に戻り、為替予約締結画面内の残秒数の表示を1秒分だけデクリメントした後にステップ164〜ステップ168を再度繰り返す。また、ステップ166の判定が肯定された場合はステップ160に戻り、新たな予約レートを演算・表示し、残秒数の表示を更新した後にステップ164〜ステップ168を再度繰り返す。
なお、上記のステップ152,158,160,162,166,168は本発明に係る第2表示制御手段に対応しており、詳しくは、ステップ158は請求項2に記載の第2表示制御手段に、ステップ160,162,166,168は請求項3に記載の第2表示制御手段に対応している。
また、為替予約締結画面内に表示されている為替予約の取引条件を確認し、現在表示されている取引条件での為替予約の締結を所望した場合、顧客はマウス16等を操作してボタン62Aを選択する。なお、顧客によってボタン62Aが選択されることは、請求項1に記載の「所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を指示する情報が入力された場合」に対応している。これにより、ステップ164の判定が肯定されてステップ169へ移行し、まず「予約未使用残高」として「予約締結金額」と同一の金額を設定した後に、為替予約が新たに締結されたことを特定金融機関に通知し、新たに締結された為替予約のデータ(為替予約締結画面内に現在表示している取引条件等のデータ)をHDD40の為替予約DBに登録すると共に、HDD52に記憶されている為替予約DBの登録情報がHDD40の為替予約DBの登録情報と一致するように、為替取引管理サーバ48Aを介してHDD52の為替予約DBの登録情報を更新させる同期処理も行う。次のステップ170では、為替予約DBに取引条件等のデータを登録した為替予約に対し、該為替予約を識別するための為替予約番号を付与し、付与した為替予約番号を先のステップ169で為替予約DBに登録した為替予約のデータと対応付けて為替予約DBに登録する。
またステップ172では、為替予約締結処理の今回の起動要因が為替予約の新規締結か否か判定する。この場合は判定が肯定されてステップ174へ移行し、例として図6に示すような為替予約締結完了画面をクライアントPC12のディスプレイ14に表示させる。この為替予約締結完了画面には、締結された為替予約の取引条件を表示するための表示欄に加え、為替予約の締結日時と為替予約締結者(顧客)の氏名を表示するための表示欄と、為替予約締結完了画面の表示終了を指示するためのボタン64Aが設けられており、上記各表示欄に該当する情報が各々表示されることで、顧客は締結された為替予約の取引条件を再度確認することができる。
また、為替予約締結完了画面には為替予約番号を表示するための表示欄も設けられており、次のステップ178では、先のステップ170で付与した為替予約番号を上記の表示欄に表示させる。ステップ180ではボタン64Aが選択されたか否かに基づいて、締結された為替予約の取引条件が顧客によって確認されたか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ180を繰り返す。為替予約締結完了画面に表示されている為替予約の取引条件の確認を終えた顧客がマウス16等を操作してボタン64Aを選択すると、ステップ180の判定が肯定されてステップ184へ移行し、先のステップ170で付与した為替予約番号を、実行対象の仕向送金の取引条件を表す送金条件データの1つ(実行対象の仕向送金の決済に用いる為替予約を特定する情報)として、実行対象の仕向送金に対応する送金条件テーブルに設定する。
なお、上述したステップ169,170,184は本発明に係る締結手段に対応している。また、HDD40(及びHDD52)は請求項4に記載の第2記憶手段に対応しており、ステップ169は、詳しくは請求項4に記載の締結手段に対応している。
以上のようにして為替予約締結処理が行われると、送金依頼処理(図2)のステップ100に戻り、クライアントPC12のディスプレイ14に送金依頼内容入力画面が再度表示される。また、このとき実行対象の送金条件テーブルには、実行対象の仕向送金の決済に用いる為替予約の為替予約番号を含め、各種の取引条件を表す取引条件データが既に登録されているので、ステップ102の判定が肯定されてステップ104へ移行し、送金条件テーブルに既に設定されている送金条件データを読み出し、ディスプレイ14に再表示した送金依頼内容入力画面内の該当する設定欄に各々表示させる処理が行われる。設定欄に表示される送金条件データの中には、実行対象の仕向送金の決済に用いる為替予約の為替予約番号も含まれているので、実行対象の仕向送金の決済に用いる為替予約を特定する情報(為替予約番号等)を顧客が入力する必要が無くなる。
実行対象の仕向送金の取引条件の設定が完了すると、顧客はマウス16等を操作してボタン60Aを選択することで、仕向送金の実行を指示する。なお、顧客によってボタン60Aが選択されることは、請求項1に記載の「設定欄に設定された取引条件での前記所定の外国為替取引の実行を指示する情報が入力された場合」に対応している。これにより、ステップ110の判定が肯定されてステップ112へ移行し、実行対象の仕向送金に対応する送金条件テーブルに登録されている送金条件データを参照することで、該仕向送金における決済方法として「為替予約」が指定されているか否か判定する。判定が肯定された場合はステップ114へ移行し、実行対象の仕向送金の決済に用いる為替予約の為替予約番号が設定されているか否か判定する。実行対象の仕向送金の決済に用いる為替予約を新規に締結した場合には、前述のように送金条件テーブルに為替予約番号が自動的に設定されるので、ステップ114の判定が肯定されてステップ116へ移行する。なお、先のステップ112の判定が否定された場合(仕向送金における決済方法として、例えば「送金通貨」と同一の通貨建ての資金の使用が指定されていた等の場合)には、何ら処理を行うことなくステップ116へ移行する。
ステップ116では、実行対象の仕向送金に対応する送金条件テーブルに登録されている送金条件データの内容が整合しているか否かをチェックし、次のステップ118では、ステップ116でのチェック結果がOKか否か判定する。ステップ118の判定が否定された場合はステップ120へ移行し、クライアントPC12のディスプレイ14にエラーメッセージを表示させる等により、設定された仕向送金の処理条件が整合していない旨を顧客へ通知し、ステップ100に戻る。この場合、クライアントPC12のディスプレイ14には送金依頼内容入力画面が再度表示されることになるが、送金条件テーブルには送金条件データが既に設定されているので、前述のステップ104において、送金条件テーブルに既に設定されている送金条件データを読み出し、ディスプレイ14に再表示した送金依頼内容入力画面内の該当する設定欄に表示させる処理が行われる。これにより、顧客は、既に設定した仕向送金の処理条件のうち、内容が整合していないと判断された項目についてのみデータを再度入力又は選択することで、仕向送金の処理条件の設定を完了させることができる。
また、ステップ118の判定が肯定された場合はステップ122へ移行し、顧客から実行が依頼された仕向送金を実行するための処理(仕向送金依頼実行処理)を行う。具体的には、例えば送金条件テーブルに設定されている送金条件データを読み出し、仕向送金の実行を指示した顧客を特定するための顧客識別情報(例えば利用者番号)を付加し、これらの情報(実行すべき仕向送金に関する情報)を仕向送金DBに登録するよう為替取引管理サーバ48Aに依頼することで、上記情報を仕向送金DBに登録させる。この情報は、仕向送金を実行する特定のコンピュータ(図示省略)によって仕向送金DBから読み出され、実行対象の仕向送金が実行されることになる。なお、ステップ122は本発明に係る処理手段に対応している。
続いて、実行対象の金融取引として仕向送金を選択する以前に締結した為替予約を用いて、実行対象の仕向送金の決済を行う場合について説明する。この場合、顧客はクライアントPC12のディスプレイ14に送金依頼内容入力画面(図4)が表示されている状態で、マウス16等を操作してボタン60Cを選択し、既に締結されている為替予約の一覧表示を指示する。これにより、前述のステップ110の判定が否定されると共にステップ124の判定が肯定されてステップ126へ移行する。上記のように、顧客によってボタン60Cが選択されることは、請求項5に記載の「既に締結されている為替予約を表示するよう要請する情報が入力された場合」に対応している。なお、実行対象の仕向送金の決済方法として為替予約が選択されている状態で仕向送金の実行が指示されたものの、為替予約番号が設定されていなかった場合(前述のステップ114の判定が否定された場合)にも、ステップ126へ移行する。
ステップ126では、顧客との間で既に締結されており、かつ実行対象の仕向送金の決済に使用可能な為替予約の情報を検索するための検索条件を設定し、為替予約DBに登録されている為替予約の情報のうち、設定した検索条件に合致する為替予約の情報を検索する。そして、この検索により該当する為替予約の情報が抽出されたか否かに基づいて、実行対象の仕向送金の決済に使用可能な為替予約が有るか否か判定する。判定が否定された場合はステップ128へ移行し、クライアントPC12のディスプレイ14にエラーメッセージを表示させる等により、実行対象の仕向送金の決済に使用可能な為替予約が締結されていない旨を顧客へ通知した後にステップ100に戻り、ステップ100以降の処理を再度行うことで、為替予約の情報の検索条件の再設定、為替予約の新規締結、為替予約を用いない決済方法への変更の何れかの対処を顧客に行わせる。
一方、ステップ126の検索によって該当する為替予約の情報が抽出された場合には、ステップ126の判定が肯定されてステップ130へ移行し、例として図7に示すような為替予約一覧画面をクライアントPC12のディスプレイ14に表示させる。この為替予約一覧画面には、既に締結されている為替予約を一覧表示するための一覧表68Aと、該一覧表68A内に一覧表示された為替予約の中から選択した特定の為替予約を実行対象の仕向送金の決済に用いることを指示するためのボタン68B、新たな為替予約の締結を指示するためのボタン68C、為替予約の検索条件(予約開始日又は予約期日の日付範囲)を指定するための日付範囲指定欄68D、及び、日付範囲指定欄68Dに指定した日付範囲に合致する為替予約の一覧表示を指示するためのボタン68Eが各々設けられている。
また、次のステップ132では、先のステップ126の検索によって抽出された為替予約の情報を、為替予約一覧画面の一覧表68A内に一覧表示させる。また、実行対象の仕向送金の送金条件テーブルから送金条件データを読み出し、読み出した送金条件データが表す実行対象の仕向送金の取引条件に基づき、一覧表示した為替予約の中に、「予約開始日」及び「予約期日」が実行対象の仕向送金の「送金実行日」と一致し、「通貨」が実行対象の仕向送金の「送金通貨」と一致し、かつ「予約未使用残高」が実行対象の仕向送金の「送金金額」と一致している(又はそれ以上の)為替予約が存在しているか否か検索する。そして、該当する為替予約が存在していた場合には、一覧表68A内に一覧表示している為替予約のうち該当する為替予約に対応する位置にマーク70Aを付与すると共に、実行対象の仕向送金と実行日・通貨・金額が合致する為替予約が存在している旨を顧客へ通知するメッセージ70Bを為替予約一覧画面内に表示させる。
なお、上記のステップ126〜ステップ132は請求項5に記載の第3表示制御手段に対応している。上記のような為替予約一覧画面がクライアントPC12のディスプレイ14に表示されることで、顧客は、既に締結されている為替予約の内容を認識・確認することができる。また、マーク70A及びメッセージ70Bが為替予約一覧画面内に表示された場合には、顧客は、実行対象の仕向送金の決済に好適な為替予約(実行対象の仕向送金と実行日・通貨・金額が合致している為替予約)が存在していることを認識することができる。
次のステップ134では、為替予約一覧画面の一覧表68A内に一覧表示させた為替予約の中から特定の為替予約が選択されたか否か判定する。判定が否定された場合はステップ136へ移行し、為替予約の検索条件(日付範囲)が指定されて為替予約の再表示が指示されたか否か判定する。この判定も否定された場合はステップ134に戻り、何れかの判定が肯定される迄、ステップ134,136を繰り返す。
為替予約一覧画面の一覧表68A内に一覧表示された為替予約の中に、実行対象の仕向送金の決済への使用に適当と判断できる為替予約が存在していなかった場合、顧客は、キーボード18等を操作して為替予約の再検索における検索条件としての日付範囲を日付範囲指定欄68Dに指定した後に、マウス16等を操作してボタン68Eを選択することで為替予約の再表示(日付範囲指定欄68Dに指定した日付範囲に合致する為替予約の一覧表示)を指示する。この場合、ステップ136の判定が肯定されてステップ126に戻り、顧客が指定した日付範囲に合致する為替予約が検索され、該検索によって該当する為替予約が抽出された場合には、例として図8に示すような為替予約一覧(再表示)画面がクライアントPC12のディスプレイ14に表示され、為替予約一覧(再表示)画面内の一覧表68Aに、抽出された為替予約の情報が表示されることになる。
また、為替予約一覧画面(又は為替予約一覧(再表示)画面)の一覧表68A内に一覧表示された為替予約の中に、実行対象の仕向送金の決済への使用に適当と判断できる為替予約が存在していた場合、顧客はマウス16等を操作し、前記為替予約を選択した後にボタン68Bを選択することで、選択した為替予約を実行対象の仕向送金の決済に用いるよう指示する。この場合、ステップ134の判定が肯定されてステップ138へ移行し、選択された為替予約における予約期間が実行対象の仕向送金の「送金実行日」と整合しているか否か判定する。判定が肯定された場合は選択された為替予約を実行対象の仕向送金の決済に使用可能と判断できるので、ステップ140へ移行し、選択された為替予約の為替予約番号を、実行対象の仕向送金の取引条件を表す送金条件データの1つ(実行対象の仕向送金の決済に用いる為替予約を特定する情報)として、実行対象の仕向送金に対応する送金条件テーブルに設定し、ステップ100に戻る。この場合、選択された為替予約が実行対象の仕向送金の決済に用いられることになる。
一方、ステップ138の判定が否定された場合、選択された為替予約を実行対象の仕向送金の決済に使用するためには、選択された為替予約に対して予約期間(予約期日)を変更する必要がある。このため、ステップ138の判定が否定された場合はステップ142の為替予約締結処理により、選択された為替予約の予約期間を変更する。
この場合、為替予約締結処理では、ステップ150の判定が否定されてステップ154へ移行し、例として図9に示すような為替予約(期間変更)締結画面をクライアントPC12のディスプレイ14に表示させる。この為替予約(期間変更)締結画面には、選択された為替予約の取引条件を表示するための表示欄70Aと、選択された為替予約の予約期間を実行対象の仕向送金の決済に使用可能なように変更した場合の取引条件を表示するための表示欄70Bと、為替予約の期間変更を指示するためのボタン70Cが各々設けられている。また、次のステップ156では、選択された為替予約の取引条件を表示欄70A内に表示させ、ステップ158へ移行する。
ステップ158では、前述のように実行対象の仕向送金に対応する送金条件テーブルから、実行対象の仕向送金の取引条件の一部を読み出すが、既に締結されている為替予約の期間変更を行う場合には、読み出した取引条件の一部を表示欄70B内に表示させる。また、次のステップ160では、前述のように予約レートを演算して表示させるが、既に締結されている為替予約の期間変更を行う場合には、期間変更に伴う資金調達コスト(期間変更に伴って特定金融機関が行う必要が生ずる新たなスワップ取引に要するコスト)と手数料も金利DBに登録されている金利等に基づいて同時に演算され、表示欄70B内の対応する表示欄(図9において「変更コスト/手数料」と表記されている表示欄)に表示される。
また、為替予約(期間変更)締結画面内に表示されている為替予約の取引条件を確認し、現在表示されている取引条件での為替予約の期間変更を所望した場合、顧客はマウス16等を操作してボタン70Cを選択する。これにより、ステップ164の判定が肯定されてステップ169へ移行し、既に締結されている為替予約の期間が変更されたことが特定金融機関に通知され、期間が変更された為替予約のデータがHDD40の為替予約DBに登録されると共に、HDD52の為替予約DBの登録情報をHDD40の為替予約DBの登録情報と一致させる同期処理が行われる。そして、次のステップ170において、期間変更後の為替予約に対して新たな為替予約番号が付与され、付与された為替予約番号がステップ169で為替予約DBに登録された為替予約のデータと対応付けて為替予約DBに登録される。
またステップ172の判定が否定されることでステップ176へ移行し、例として図10に示すような為替予約(期間変更)締結完了画面をクライアントPC12のディスプレイ14に表示させる。この為替予約締結(期間変更)完了画面も、期間変更された為替予約の取引条件を表示するための表示欄に加え、為替予約の締結日時と為替予約締結者(顧客)の氏名を表示するための表示欄と、為替予約締結完了画面の表示終了を指示するためのボタン64Aが設けられており、上記各表示欄に該当する情報が各々表示されることで、顧客は期間が変更された為替予約の取引条件を再度確認することができる。
為替予約(期間変更)締結完了画面に表示されている為替予約の取引条件の確認を終えた顧客がマウス16等を操作してボタン64Aを選択すると、先にも説明したように、先のステップ170で付与した為替予約番号が、実行対象の仕向送金の取引条件を表す送金条件データの1つ(実行対象の仕向送金の決済に用いる為替予約を特定する情報)として、実行対象の仕向送金に対応する送金条件テーブルに設定される(ステップ184)。この場合、期間が変更された為替予約が実行対象の仕向送金の決済に用いられることになる。
なお、上記では実行対象の金融取引として仕向送金が選択されると、アプリケーション・サーバ30のメモリ(RAM30C)上に送金条件テーブルを生成し、送金依頼内容入力画面が表示している状態で仕向送金の取引条件を表す情報が入力される毎に、入力された情報を送金条件テーブルに送金条件データとして登録する例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、入力された仕向送金の取引条件を表す情報をクライアントPC12のメモリ(RAM12C)に記憶し、送金依頼内容入力画面から別の画面(為替予約締結画面又は為替予約一覧画面)へ表示を切り替える際に、上記情報をクライアントPC12からアプリケーション・サーバ30へ転送させ、アプリケーション・サーバ30のメモリ上に送金条件テーブルとして記憶するようにしてもよい。
また、上記では本発明に係る所定の外国為替取引として仕向送金を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、被仕向送金や輸出入等の貿易取引の決済にも適用可能であることは言うまでもない。
本実施形態に係るコンピュータ・システムの概略構成を示すブロック図である。 送金依頼処理の内容を示すフローチャートである。 為替予約締結処理の内容を示すフローチャートである。 送金依頼内容入力画面の一例を示すイメージ図である。 為替予約締結画面の一例を示すイメージ図である。 為替予約締結完了画面の一例を示すイメージ図である。 為替予約一覧画面の一例を示すイメージ図である。 為替予約一覧(再表示)画面の一例を示すイメージ図である。 為替予約(期間変更)締結画面の一例を示すイメージ図である。 為替予約(期間変更)締結完了画面の一例を示すイメージ図である。
符号の説明
10 コンピュータ・システム
12 クライアントPC
14 ディスプレイ
16 マウス
18 キーボード
30 アプリケーション・サーバ
40 HDD
48A 為替取引管理サーバ
52 HDD

Claims (6)

  1. 所定の外国為替取引の取引条件を設定するための設定欄が設けられ前記所定の外国為替取引の実行を指示することが可能な第1画面を、通信回線を介して接続された端末装置の表示部に表示させると共に、前記端末装置の入力部を介して情報が入力されることで前記設定欄に設定された前記所定の外国為替取引の取引条件を表す取引条件情報を第1記憶手段に記憶させる第1表示制御手段と、
    前記表示部に前記第1画面が表示されている状態で、前記設定欄に設定された取引条件での前記所定の外国為替取引の実行を指示する情報が前記入力部を介して入力された場合に、前記第1記憶手段に記憶されている取引条件情報に基づき前記所定の外国為替取引を実行するための処理を行う処理手段と、
    前記表示部に前記第1画面が表示されている状態で、前記所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を要請する情報が前記入力部を介して入力された場合に、締結する為替予約の取引条件を表示するための表示欄が設けられ為替予約の締結を指示することが可能な第2画面を前記表示部に表示させると共に、前記第1記憶手段に記憶されている前記取引条件情報が表す前記所定の外国為替取引の取引条件から締結する為替予約にも共通する取引条件を抽出し、前記表示欄に表示させる第2表示制御手段と、
    前記表示部に前記第2画面が表示されている状態で、前記所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を指示する情報が前記入力部を介して入力された場合に、前記表示欄に表示された取引条件で為替予約を締結するための処理を行うと共に、締結した為替予約を特定するための情報を前記第1記憶手段に記憶されている前記取引条件情報に設定した後に、前記第1表示制御手段を起動する締結手段と、
    を含む外国為替取引支援装置。
  2. 前記所定の外国為替取引は仕向送金であり、前記第2表示制御手段は、前記第1記憶手段に記憶されている前記取引条件情報が表す仕向送金の取引条件から、前記締結する為替予約にも共通する取引条件として、仕向送金の通貨、金額及び実行日を抽出することを特徴とする請求項1記載の外国為替取引支援装置。
  3. 前記第2表示制御手段は、為替予約の締結を指示する情報が前記入力部を介して入力される迄の間、前記抽出した取引条件に基づいて予約レートを演算して前記第2画面内に表示させることを所定時間毎に繰り返すことを特徴とする請求項1記載の外国為替取引支援装置。
  4. 締結された為替予約の情報を登録するための為替予約データベースを記憶する第2記憶手段を更に備え、
    前記締結手段は、前記為替予約を締結するための処理として、前記表示欄に表示された取引条件で締結する為替予約の情報を前記第2記憶手段の為替予約データベースに登録する処理を行うことを特徴とする請求項1記載の外国為替取引支援装置。
  5. 締結された為替予約の情報を登録するための為替予約データベースを記憶する第2記憶手段と、
    前記表示部に前記第1画面が表示されている状態で、前記所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約として、既に締結されている為替予約を表示するよう要請する情報が前記入力部を介して入力された場合に、前記第1記憶手段に記憶されている取引条件情報に基づき、前記第2記憶手段の前記為替予約データベースに登録されている為替予約の情報のうち前記所定の外国為替取引の決済に使用可能な為替予約の情報を検索し、該検索によって抽出された為替予約の情報を前記表示部に表示させる第3表示制御手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の外国為替取引支援装置。
  6. コンピュータを、
    所定の外国為替取引の取引条件を設定するための設定欄が設けられ前記所定の外国為替取引の実行を指示することが可能な第1画面を、通信回線を介して前記コンピュータに接続された端末装置の表示部に表示させると共に、前記端末装置の入力部を介して情報が入力されることで前記設定欄に設定された前記所定の外国為替取引の取引条件を表す取引条件情報を第1記憶手段に記憶させる第1表示制御手段、
    前記表示部に前記第1画面が表示されている状態で、前記設定欄に設定された取引条件での前記所定の外国為替取引の実行を指示する情報が前記入力部を介して入力された場合に、前記第1記憶手段に記憶されている取引条件情報に基づき前記所定の外国為替取引を実行するための処理を行う処理手段、
    前記表示部に前記第1画面が表示されている状態で、前記所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を要請する情報が前記入力部を介して入力された場合に、締結する為替予約の取引条件を表示するための表示欄が設けられ為替予約の締結を指示することが可能な第2画面を前記表示部に表示させると共に、前記第1記憶手段に記憶されている前記取引条件情報が表す前記所定の外国為替取引の取引条件から締結する為替予約にも共通する取引条件を抽出し、前記表示欄に表示させる第2表示制御手段、
    及び、前記表示部に前記第2画面が表示されている状態で、前記所定の外国為替取引の決済に用いる為替予約の締結を指示する情報が前記入力部を介して入力された場合に、前記表示欄に表示された取引条件で為替予約を締結するための処理を行うと共に、締結した為替予約を特定するための情報を前記第1記憶手段に記憶されている前記取引条件情報に設定した後に、前記第1表示制御手段を起動する締結手段
    として機能させるためのプログラム。
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