JP2005265050A - 流体継手を用いた車両用動力伝達装置 - Google Patents

流体継手を用いた車両用動力伝達装置 Download PDF

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    • F16H61/143Control of torque converter lock-up clutches using electric control means

Abstract

【課題】ターボチャージャ62を装備したエンジン61とロックアップクラッチ付流体継手2とを組み合わせた車両用動力伝達装置において、発進後の低速走行中におけるロックアップクラッチ25の締結のタイミングを適正化し、円滑な締結を行う。
【解決手段】ロックアップクラッチ制御装置は、ターボチャージャ62の作動状態を検知する手段を備えており、ターボチャージャ62が高出力状態に達する以前の時点で、ロックアップクラッチ25の締結を開始させる。ロックアップクラッチ25の締結は接続ショックを生じることなく短時間で行われ、その後、車両はスムースに加速される。ターボチャージャ62の作動状態を検知するためには、エンジン61の回転数の変化率又は吸気管63の圧力を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンと変速機との間に流体継手(フルードカップリング)を備え、車両の発進時等において、車両の運転者によるクラッチの複雑な操作を要せずに、流体継手のポンプとタービンの間の滑りを利用して円滑な発進が可能な車両用動力伝達装置に関するものである。
車両用動力伝達装置には、車両の運転の容易化あるいは運転者の疲労軽減のために、エンジンの動力を車輪に伝達するクラッチあるいは変速機の操作を自動化し、イージードライブとした各種の動力伝達装置がある。流体伝動装置であるトルクコンバータと遊星歯車機構からなる動力伝達装置を用いたいわゆるAT車がその代表的なものである。そして、イージードライブを目的とする動力伝達装置の中には、いわゆるマニュアル車と同様な平行軸歯車機構式変速機を使用して、これと自動クラッチ等とを組み合わせ、運転者が変速レバーで変速段を切り替える際のクラッチ操作を省略した動力伝達装置があり、市販車両にも採用されている。運転手が変速レバーを操作する代わりに、電子制御装置と変速機を操作するアクチュエータとを用い、車両の走行状態に応じて自動的に変速段を切り替える動力伝達装置も存在する。
最近では、ディーゼルエンジンを装備した車両において、エンジンと変速機との間に流体継手を介在させた動力伝達装置が開発されている。流体継手は流体伝動装置の一種ではあるが、トルクコンバータとは異なってステーターベーンを備えておらず、トルクの増加機能はないけれども、トルクコンバータよりも構造が簡易なものとなっている。流体継手を介在させると、特にエンジン回転数の小さい領域でトルクが大きいディーゼルエンジンでは、車両の発進時において、流体継手のポンプとタービンとの間の滑りを利用した発進が可能となる。つまり、マニュアル車の発進時のごとき微妙なクラッチ操作が不要となって、スムースな発進が容易に行えると同時に、アイドル時などにおけるエンジンのトルク変動が吸収され、振動、騒音も軽減される。エンジンと変速機との間に流体継手を設けた動力伝達装置の一例は、特開2001−241546号公報に記載されている。
図2、図3を参照して、このような流体継手を具備した車両用動力伝達装置について説明する。図2はディーゼルエンジンのクランクシャフトから変速機に至る間の動力伝達装置を示す断面図であり、クランクシャフト1の後方に流体継手2が締結され、さらに、湿式多板クラッチ3を介して、平行軸歯車機構を有する変速機4が連結される。流体継手2は、それぞれ独立して回転可能なポンプ21とタービン22とを備えており、そのケーシング23内は作動油で満たされている。流体継手のポンプ21はケーシング23、ドライブプレート11等によってディーゼルエンジンのクランクシャフト1と一体的に結合される。また、タービン22には流体継手2の出力軸24が、その出力軸24の他端には湿式多版クラッチ3の入力軸ハブ部分31が、それぞれスプライン嵌合により結合される。湿式多版クラッチ3の出力軸ハブ部分32は、やはりスプライン嵌合によって変速機4の入力軸41と結合されている。
車両の発進時においてディーゼルエンジンが起動されると、流体継手2のポンプ21はクランクシャフト1と一体となって回転を始め、タービン22に作動油を送り込む。ディーゼルエンジンの回転数が増加するにつれ、ポンプ21からタービン22に循環する作動油の流量が増加し、タービン22に作用するトルクが増大する。流体継手2に接続された湿式多板クラッチ3は、車両の変速時以外はその摩擦板に作用する油圧により締結状態にある。車両が発進する前には変速機4は発進段にギヤインされ、ブレーキペダルの踏込みにより車両は停止している。このときはタービン22も停止しているが、ブレーキペダルの解除に伴いタービン22は回転を始め、湿式多板クラッチ3及び変速機4を介して車両は発進するようになる。車両が発進した後は、ディーゼルエンジンの回転数がさらに上昇し、それに伴ってタービン22の回転数も増加する。発進後の時間の経過とともに流体継手2の滑りが減少して、タービン22の回転数はポンプ21の回転数(ディーゼルエンジンの回転数)に接近しながら次第に大きくなり、その速度比、すなわち、流体継手におけるタービン回転数のポンプ回転数に対する比率は1に近づく。
このように、流体継手2を利用すると、そのポンプ21とタービン22の間の滑りにより車両のスムースな発進が可能となる。しかし、流体継手2の滑りが存在する限り動力の伝達効率は100%に達することはなく、その分ディーゼルエンジンは無駄な燃料を消費する。したがって、車両が発進し通常走行が可能になったときは、例えば20Km/h程度の低速走行の中に、流体継手2の機能を停止しクランクシャフト1と変速機4を直結状態とすることが望ましく、流体継手2にはポンプ21とタービン22とを締結するロックアップクラッチ25が備えられている。
ロックアップクラッチ25は、クランクシャフト1とポンプ21とを結合するケーシング23の内面に対向して置かれ、タービン22に連結されたクラッチディスク26と、その前面側に設けた摩擦フェージング27とによって構成される。ロックアップクラッチ25の切断及び締結は、流体クラッチ2のケーシング23内において高圧の作動油が流動する流路を切り替えることによって制御され、そのため、流体継手2の後方の隔壁部5には、その縦断面図である図3にも示されるとおり、作動油を加圧して送出するトロコイドポンプ51と作動油の流路を切り替える流路切替弁52が取り付けてあり、この流路切替弁52はロックアップクラッチ制御装置70により制御される。
トロコイドポンプ51で加圧された作動油が、出力軸24の中心部の通路から、クラッチディスク26の前面の室28へ流入し、クラッチディスク26の外周部の狭い隙間を経て後面の室29に流れ、ポンプ21とタービン22で形成される作動室に流れ込むような流路としたときは、前面の室28の圧力が後面の室29より高いので、クラッチディスク26はケーシング23から離れ、ロックアップクラッチ25は切断される。流路切替弁52により流れを逆にすると、クラッチディスク26の後面側の圧力が高くなり、摩擦フェージング27がケーシング23の内面に係合してロックアップクラッチ25が締結され、流体継手2のポンプ21とタービン22とは直結状態となる。流路切替弁52は、ロックアップクラッチ25の急激な締結によるショックを回避するよう、パイロット弁を用いてパルスのデューティ比を徐々に変更するロックアップクラッチ制御装置70によって切り替えられる。ロックアップクラッチ25等の詳細な構成及び制御方法については、前述の特許公報に記載されている。
ロックアップクラッチ付の流体継手を用いた車両用動力伝達装置の発進時等の作動について、図8によって説明する。図8には、自然吸気式の排気量の大きなディーゼルエンジンを搭載した車両の、発進時以降におけるエンジンの回転数(流体継手のポンプ回転数)とタービンの回転数の変化を示す。車両の停止時には、エンジンはアイドル時の回転数である約500rpmで回転をしており、車輪が停止しているからタービン回転数はゼロとなっている。この状態から運転者がアクセルペダルを踏込むと、エンジン回転数は上昇してトルクも増加し、タービンが回転を始め車両が発進する。その後、エンジン回転数の上昇に従ってタービンの回転数も上昇し、車両の速度は徐々に増加する。流体継手のタービン回転数がエンジン回転数に近づいて車両の速度が所定値となり、エンジン回転数が後述するストール回転数である1500rpm付近に達すると、ロックアップクラッチを接続する指令が制御装置から出力され、その指令に応じポンプとタービンが締結される(ロックアップ)と両者は一体的に回転するようになる。指令が出力される時点ではタービンとポンプの回転数の比率である速度比が0.8付近にあり、ロックアップクラッチの締結をスムースに行うことができる。
ここで、流体継手のストール回転数について図4に基づいて説明を加える。一定の大きさ及びトルク容量を有する流体継手を自然吸気式エンジン(NAエンジン)と組み合わせ、流体継手のタービンを停止させてエンジン回転数を増加させた場合、エンジンと一体的に連結されたポンプに作用する負荷トルクは、回転数の増加に応じて2次曲線的に増大する。一方、自然吸気式エンジンの出力トルクは、ディーゼルエンジンにおいては、回転数が変化してもトルクはほぼ一定という、実線で示されるようなフラットな特性を有している。そのため、エンジンの定格出力トルク曲線がポンプ負荷トルク曲線と交わる●点の回転数でつり合い、それ以上はエンジン回転数が増加しないこととなる。このつり合った状態のエンジン回転数をストール回転数と称する。エンジンと変速機の間にロックアップクラッチ付の流体継手を介在させる動力伝達装置では、一般的に、発進後においてはこのストール回転数の近傍でロックアップクラッチを締結するように設定する。ポンプの回転数がストール回転数まで上昇したときは、通常、速度比は0.8付近の値となるからロックアップクラッチは円滑に締結され、それ以後の流体継手の滑りがなくなって伝達効率は100%となる。
特開2001−241546号公報
このように自然吸気式エンジン、つまり過給を行わないエンジンを搭載した車両では、車速が所定値を超えエンジン回転数がストール回転数の近傍に達したときにロックアップクラッチを締結するよう設定すれば、ロックアップクラッチの接続と発進時以降の車両の加速を支障なく行うことができる。しかし、エンジン出力の向上を目的として過給のためのターボチャージャを備えた、いわゆるターボエンジンを流体継手と組み合わせたときには、エンジンを起動すると回転数が上昇して一度ほぼ一定の回転数となるが、その後再び回転数が徐々に増加し、より高い回転数でまた静定する現象が生じることが判明した(図5参照)。この現象は、ことに、エンジン出力の増加巾の大きい大容量ターボチャージャを搭載したエンジン等では顕著に表れ、恰もストール回転数が複数存在するような現象であり、以下、これを「2段ストール」という。
2段ストールは、図4の破線に示すターボエンジンの出力特性に起因すると考えられる。すなわち、ターボエンジンでは起動時はターボチャージャが十分な能力を発揮できず、エンジンシリンダに供給される空気の圧力(ブースト)が低いため、エンジンの出力トルクも低く、図4における最下方の破線の特性となる。自然吸気式エンジンの場合と同じ流体継手と組み合わせたとすると、最下方の破線とポンプ負荷トルク曲線との交点(○印)で一旦つり合い、エンジン回転数の上昇もその回転数で頭打ちとなる(図5の1段目のストール回転数)。そもそも、ターボチャージャはエンジンの排気ガスで駆動されるから、排気ガス量が少ないエンジンの起動時や低負荷時には、その回転数は低く十分な機能を発揮しない。ターボチャージャの機能の程度は、エンジンの運転状況と密接に関連し、吸気管のブーストあるいはエンジンの回転数変化等として捉えられるが、そのようなターボチャージャの作動状態を、ここでは「ターボチャージャの出力」と称する。
ターボチャージャの出力が高まって回転数が増加しブーストが上昇するにつれてエンジンの出力トルクが増え、流体継手におけるポンプの負荷トルクとのつり合い点は、高回転数の方向に移動する。そして、ターボチャージャの出力が、エンジン運転状態に対応する定常的な出力となると、エンジン回転数もそのつり合い点で一定となる。最終的にエンジンが定格運転状態となり、ターボチャージャによるブーストがエンジン全負荷時のブーストとなったときは、出力特性が最上方の破線のようになり、これとポンプ負荷トルク曲線との交点で再びつり合って、エンジン回転数はそれ以上は上昇しなくなる(図5の2段目のストール回転数)。ちなみに、エンジン出力の増加巾の大きい大容量ターボチャージャを搭載したエンジンに限らず、例えば、排気ガス中のNOxを低減させる目的で排気ガスを還流させるEGRを行うエンジンでは、エンジンの低負荷時に排気ガスを還流させ、全負荷時付近では還流を停止させるため、エンジン起動時と全負荷時との、ターボチャージャの出力の差は、より大きなものとなる。
そして、このようなターボエンジンにロックアップクラッチ付の流体継手を連結したときは、車両の発進後において、ロックアップクラッチを締結するタイミングの適正化を図る課題があることも明らかになった。例えば、自然吸気式エンジンと同様に、1段目のストールが生じた後、エンジン回転数とタービン回転数が近接し速度比が0.8程度に達したときにロックアップの指令を出力すると、この時点はターボチャージャの高出力化に伴いブーストが上昇する時期に相当する。そのため、エンジンの出力トルク及び回転数が再上昇することとなり、ロックアップクラッチの締結が不安定となって、結果的に、締結に要する時間が長くなりあるいはロックアップクラッチ締結のショックが大きくなる。図9は、大容量のターボチャージャを用い高過給を行うターボエンジンと流体継手を組み合わせ、上記のように速度比が0.8の時点でロックアップを指令したときのエンジン回転数等の変化を示すグラフであるが、ロックアップ指令以降でのエンジン回転数の変動が激しく、ロックアップクラッチ締結のために時間がかかり、また、ロックアップクラッチ締結時前後の加速特性が悪化している様子が示されている。
上述の課題に鑑み、本発明は、ターボエンジンとロックアップクラッチ付流体継手とを組み合わせた車両用動力伝達装置において、発進時以降におけるロックアップクラッチ締結のタイミングを適正化することを目的とする。すなわち、本発明は、
「ターボチャージャを装備したエンジンに流体継手が連結され、
前記流体継手は、前記エンジンのクランクシャフトと結合されたポンプと、前記流体継手の出力軸と結合されたタービンと、前記ポンプと前記タービンとを締結するロックアップクラッチとを有し、さらに、
車両の発進時には、前記ロックアップクラッチを切断して前記ポンプと前記タービンとを滑らせながら発進し、発進後、車両の低速走行中に前記ロックアップクラッチを締結するロックアップクラッチ制御装置を有する車両用動力伝達装置において、
前記ロックアップクラッチ制御装置は、前記ターボチャージャの作動状態を検知する手段を備えており、前記ターボチャージャが高出力状態に達する以前の時点で、前記ロックアップクラッチの締結を開始させる」
ことを特徴とする車両用動力伝達装置となっている。
本発明の実施例として、請求項2に記載のように、エンジン回転数の変化率を検出する手段によってターボチャージャの作動状態を検知し、エンジン回転数の変化率が所定値以下となった時点で、ロックアップクラッチ制御装置がロックアップクラッチの締結を開始させるようにすることができる。また、請求項3に記載のように、エンジンの吸気管内の圧力を検出する手段によってターボチャージャの作動状態を検知し、その圧力が所定圧力以上となった時点で、ロックアップクラッチ制御装置がロックアップクラッチの締結を開始させるようにしてもよい。
そして、請求項4に記載のごとく、ロックアップクラッチ制御装置が車両の速度を検出する手段を有し、車速に応じてロックアップクラッチの締結を制御するように構成することができる。また、請求項5に記載のように、本発明の流体継手付の動力伝達装置は、ターボ過給を行うディーゼルエンジンに対してより好適に適用することができる。
ターボチャージャを装備したターボエンジンではターボチャージャの作動遅れがあるため、流体継手と組み合わせたときは、前述の2段ストールの特性となり、ロックアップクラッチの締結が不安定となる。しかし、本発明では、ロックアップクラッチを締結するための制御装置が、ターボチャージャの作動状態を検知する手段を備え、作動状況を監視している。そして、その制御装置は、ターボチャージャが高出力状態に達する以前の時点で、ロックアップクラッチの締結を開始させるので、ターボチャージャの出力が高まってブーストが上昇しエンジンの回転数及び出力トルクが増大する前に、ロックアップクラッチの締結を完了させることができる。
つまり、ターボチャージャは、作動遅れの期間が経過した後にはある定常的な作動状態に達するが、その作動状態は、アクセルペダルの踏込み量などに対応するエンジン運転状態により決定される。通常、発進時には運転者はアクセルペダルの踏込み量を大きくしているから、作動遅れ期間の経過後には、ターボチャージャはエンジン全負荷運転における作動状態に近い高出力状態となる。これにより、エンジンも高出力となり出力トルク及び回転数が増加することとなるが、本発明では、この時点においてはロックアップクラッチの締結操作は行わない。したがって、ロックアップクラッチの締結に長時間かかることはなく、さらに、締結時のショックを抑えることが可能となる。ターボチャージャの高出力化によりブーストが上昇しエンジンが高出力となったときには、ロックアップクラッチの締結が完了しエンジンは変速機と直結されているので、エンジンの出力の増加に伴って車両はスムースに加速される。
ターボチャージャの作動状態を検知する手段としては、請求項2に示される、エンジン回転数の変化率を検出する手段がある。ターボエンジンの回転数は、ターボチャージャの作動遅れ期間の中に頭打ちとなり、その後必ず上昇することとなるので、回転数の変化率が所定値以下となったことを検出すれば、ターボチャージャが高出力の作動状態に達する以前の時点で、ロックアップクラッチの締結を開始させることができる。請求項3のように、エンジンの吸気管内のブーストを検出することにより、ターボチャージャの作動状態を検知することも、もちろん可能である。これらの手段は、例えばエンジン制御装置に備えられたセンサの状況を勘案して、適宜選択すればよい。
請求項4に記載のように、ロックアップクラッチ制御装置が車両の速度を検出し、車速に応じてロックアップクラッチの締結を制御するように構成したときは、ロックアップクラッチの締結をより確実に行うことが可能となる。また、流体継手を用いる動力伝達装置は、もともとディーゼルエンジンにより好都合なものであるから、請求項4に記載のように、本発明は、ディーゼルエンジンに効果的に適用できる。
以下、図面に基づいて、本発明を実施した流体継手付の車両用動力伝達装置について説明する。図1はディーゼルエンジン61を含む本発明の車両用動力伝達装置を概略的に示すものである。ディーゼルエンジン61は過給を行うためのターボチャージャ62を装備しており、ターボチャージャ62はエンジンシリンダに供給する空気を圧縮するコンプレッサ621及びこれと連結されたコンプレッサ駆動タービン622を有している。コンプレッサ621で圧縮された空気は圧力(ブースト)が上昇し吸気管63からシリンダに供給される。シリンダにおいて燃焼した後の排気ガスは、排気管64を経てコンプレッサ駆動タービン622に流入し、これを回転駆動する。このディーゼルエンジンには、排気ガス中のNOxを低減させるため、排気ガスを吸気管63に還流させるEGR通路65が設けてある。
ディーゼルエンジン61の動力は、クランクシャフト1から流体継手2へ伝達される。本発明が適用される流体継手付の車両用動力伝達装置を構成する機器は、ディーゼルエンジン61がターボチャージャ62を備えたターボエンジンである点を除けば、図2に示す従来の装置と格別異なるものではない。すなわち、流体継手2の後方には、自動的に断接するクラッチである多板湿式クラッチ3を介して、平行軸歯車機構を有する変速機4が連結されている。流体継手2のポンプ21はケーシング23等によってクランクシャフト1と一体的に結合され、また、タービン22は湿式多板クラッチ3の入力軸と一体的に回転する。湿式多板クラッチ3は、変速時以外には締結状態にあり、タービン22は変速機の入力軸41と直結されている。
流体継手2は、ポンプ21とタービン22を締結するロックアップクラッチ25を有している。ロックアップクラッチ25の構成及びその制御方法も図2の従来の装置と同様であって、ロックアップクラッチ25の締結、切断の制御のため、ロックアップクラッチ制御装置70が設けられる。その指令に応じて、トロコイドポンプ51から圧送されるケーシング23内の作動油の流れを流路切替弁52で切り替え、タービン22と連結されたクラッチディスク26がケーシング23の内面に押圧されるような流路とすると、ロックアップクラッチ25は接続されることとなる。
次いで、車両の発進時におけるターボチャージャ62の作動及び本発明のロックアップクラッチ25の制御方法について説明する。車両停止時には、車輪と連なる流体継手2のタービン22は回転しない。ロックアップクラッチ25は切断されていて、ポンプ21は独立して回転可能であるので、ディーゼルエンジン61が起動されるとポンプ21はエンジンのアイドル時回転数で回転を始め、このときは流体継手の速度比はゼロである(図7参照)。この状態から運転者がブレーキを解除しアクセルペダルを踏込むと、エンジンの回転数は急速に上昇し、タービン22の回転数が徐々に増大して車両は発進を始める。速度比も徐々に大きくなり、それに伴って流体継手2の滑りが減少する。
前述したように、ディーゼルエンジン61に装備したターボチャージャ62には、コンプレッサ621、コンプレッサ駆動タービン622の慣性等に基づく作動遅れがあり、エンジンが起動したとしても、一定の期間はターボチャージャ62の出力が低くコンプレッサ621の回転数が充分には増加しない。このため、図5に示されるとおり、コンプレッサ621の出口圧力と入口圧力の比である圧力比は殆ど上昇せず、吸気管63のブーストは低いままである。そして、この期間ではディーゼルエンジン61の出力は抑制されて、その回転数は1段目のストール回転数に抑えられる。ただし、この期間においても流体継手2のタービン22の回転数は次第に増加して速度比は大きくなり、車両の車速もそれに応じて増加する。
ターボチャージャ62の回転数が低く十分な性能が発揮されない作動状態は、一定の短期間であって、その後はターボチャージャ62の出力増に伴いブーストが高まり、ディーゼルエンジン61の出力トルクと回転数は増大する。発進時には運転者はアクセルペダルを大きく踏込んでいるので、ターボチャージャ62の出力は、作動遅れの期間の経過後には、ほぼエンジン全負荷時運転に対応する高出力状態となる。本発明では、このようなターボチャージャ62の作動状態を検知し、ターボチャージャ62が高出力状態に達しディーゼルエンジン62の出力が再び増大する以前の時点において、ロックアップクラッチ25の接続の指令信号を発生するよう制御する。
ターボチャージャ62の作動状況を検知するため、ここではディーゼルエンジン61の回転数(ポンプ21の回転数)を検出する回転数センサ71(図1)を利用する。ディーゼルエンジン61の回転数は、ターボチャージャ62の回転数が上昇する前に一旦頭打ちとなり、その後、ターボチャージャ62の出力の増大に伴いその回転数が上昇して、必然的にディーゼルエンジン61の回転数が再度増大することになる。したがって、回転数センサ71で検出した回転数からその変化率を演算し、車両の発進後、ディーゼルエンジン61の回転数の変化率が所定値まで低下したとき(図5のA点)に、ロックアップクラッチ制御装置70が接続の指令信号を出力するよう設定する。これによって、ターボチャージャ62が高出力状態となり、ディーゼルエンジン61の出力が再び増大する以前の時点でロックアップクラッチ25の接続が開始される。なお、ターボチャージャ62が高出力状態となってその回転数が上昇したときには、吸気管63内のブーストが高くなる。この現象を利用して、エンジン回転数の変化率を検出する代わりに吸気管63内に設置した圧力センサ72によりブースト又は圧力比を検出し、これが所定圧力に達したとき(図5のB点)に、ロックアップクラッチ25の接続指令信号を出力するように設定することもできる。
ロックアップクラッチ制御装置70から接続指令信号が出力されると、流路切替弁52が切り替わり、作動油はポンプ、タービンの間の作動室からクラッチディスク26の後方の室29を経て前方の室28へと流れて、クラッチディスク26の摩擦フェージング27がケーシング23の内面に押圧される。このときロックアップクラッチ制御装置70は、制御パルスのデューティ比を変更することにより、流路切替弁52の切替速度を調整し、クラッチディスク26を押圧する油圧を適正に制御して接続ショックを防ぐ。
上記のとおり、ディーゼルエンジン61の回転数の変化率が所定値まで低下したとき、つまり、1段目のストール回転数に達した的確なタイミングでロックアップクラッチ25の接続を開始すると、ポンプ21の回転数やトルクが安定した状態での締結となる。そのため、図7のエンジン回転数等の変化から分かるように、締結に要する時間が短縮されるとともに、回転数等の変動による接続ショックを回避することができる。そして、ターボチャージャ62が高出力状態となって2段目のストール回転数となる以前に、ロックアップクラッチ25の締結が完了してクランクシャフト1は変速機4に直結される。締結する時点では、車両は発進後の低速走行状態にあり、ディーゼルエンジン61の出力トルク及び回転数が増大すると、車両の滑らかな加速が可能となり、図9のごとき車速の変動を起こすことはない。
図6には、本発明によるロックアップクラッチ締結の制御のフローチャートを示す。ディーゼルエンジン61が起動し車両が発進を始めると、車速を検出し(S1)、車速が例えば10Km/hを超えているか否かを判断する(S3)。これは、車速が余りに低いときにはタービン22の回転数も非常に低く、ロックアップクラッチ25の締結に適さないためである。変速機4の変速段が定まっていると、車速とタービン(22)の回転数とは一対一の関係にあるから、車速を検出する代わりにタービン22の回転数を検出してもよい。車速が一定値に達していないときは、ロックアップクラッチの指令を出力することなく、フローを終了する。なお、次に述べるエンジン回転数の変化率について、これが所定値以下になるときには必ず車速が一定値を超えているような動力伝達装置では、車速の判断条件を省略することができる。
車速が一定値を超えたときは、ディーゼルエンジン61の回転数の変化率が所定値以下となったか否かを判断する(S4)。このため、回転数センサで常に回転数を検出しその変化率の演算が実行されている(S2)。この変化率が所定値以上のときは、未だロックアップクラッチの締結の時期ではないのでフローを終了する。所定値に達すると、適正なタイミングに到達したとして、ロックアップクラッチ制御装置70がロックアップクラッチ25を締結する指令を出力し、締結のためのデューティ比制御を開始する(S5、S6)。回転数の変化率の判定条件に代えて、ブーストを判定条件として用いることができるのはもちろんである。
以上詳述したように、本発明は、ターボエンジンとロックアップクラッチ付流体継手とを組み合わせた車両用動力伝達装置において、ターボチャージャの作動状態を検知する手段を備え、その作動状況を監視しながら、発進後におけるロックアップクラッチ締結のタイミングを適正化するものである。したがって、ディーゼルエンジンに限らず、ターボ過給を行うガソリンエンジンにも適用可能であり、また、流体継手の後方に湿式多板クラッチ等のクラッチを介在させない動力伝達装置にも適用できることは明らかである。
本発明のロックアップクラッチ制御装置が適用される流体継手付車両用動力伝達装置の概略図である。 車両用動力伝達装置における流体継手等の断面図である。 車両用動力伝達装置の隔壁部の断面図である。 エンジンと流体継手とを組み合わせたときの作動特性を示す図である。 ターボチャージャを備えたエンジンの経時的な作動特性を示す図である。 本発明のロックアップクラッチ制御装置の作動を示すフローチャートである。 本発明のロックアップクラッチ制御装置を備えた車両の発進時等の作動を示す図である。 自然吸気式エンジンを搭載した車両の発進時等の作動を示す図である。 ターボチャージャエンジンを搭載し、従来のロックアップクラッチ制御装置を備えた車両の発進時等の作動を示す図である。
符号の説明
1 クランクシャフト
2 流体継手(フルードカップリング)
21 ポンプ
22 タービン
25 ロックアップクラッチ
26 クラッチディスク
3 湿式多板クラッチ
4 変速機
61 ディーゼルエンジン
62 ターボチャージャ
621 コンプレッサ
622 コンプレッサ駆動タービン
63 吸気管
70 ロックアップクラッチ制御装置
71 回転数センサ
72 圧力センサ

Claims (5)

  1. ターボチャージャ(62)を装備したエンジン(61)に流体継手(2)が連結され、
    前記流体継手(2)は、前記エンジン(61)のクランクシャフト(1)と結合されたポンプ(21)と、前記流体継手(2)の出力軸と結合されたタービン(22)と、前記ポンプ(21)と前記タービン(22)とを締結するロックアップクラッチ(25)とを有し、さらに、
    車両の発進時には、前記ロックアップクラッチ(25)を切断して前記ポンプ(21)と前記タービン(22)とを滑らせながら発進し、発進後、車両の低速走行中に前記ロックアップクラッチ(25)を締結するロックアップクラッチ制御装置(70)を有する車両用動力伝達装置において、
    前記ロックアップクラッチ制御装置(70)は、前記ターボチャージャ(62)の作動状態を検知する手段を備えており、前記ターボチャージャ(62)が高出力状態に達する以前の時点で、前記ロックアップクラッチ(25)の締結を開始させることを特徴とする車両用動力伝達装置。
  2. 前記ターボチャージャ(62)の作動状態を検知する手段は、前記エンジン(61)の回転数の変化率を検出する手段であり、その変化率が所定値以下となった時点で、前記動力伝達制御装置が前記ロックアップクラッチ(25)の締結を開始させる請求項1に記載の車両用動力伝達装置。
  3. 前記ターボチャージャ(62)の作動状態を検知する手段は、前記エンジン(61)の吸気管(63)内の圧力を検出する手段であり、その圧力が所定圧力以上となった時点で、前記動力伝達制御装置が前記ロックアップクラッチ(25)の締結を開始させる請求項1に記載の車両用動力伝達装置。
  4. 前記ロックアップクラッチ制御装置(70)には、車両の速度を検出する手段が付加されており、車両の速度に応じてロックアップクラッチ(25)の締結を開始させるか否かが選択可能となっている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両用動力伝達装置の制御装置。
  5. 前記エンジン(61)はディーゼルエンジンである請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車両用動力伝達装置の制御装置。
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