JPH0684781B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置Info
- Publication number
- JPH0684781B2 JPH0684781B2 JP6999686A JP6999686A JPH0684781B2 JP H0684781 B2 JPH0684781 B2 JP H0684781B2 JP 6999686 A JP6999686 A JP 6999686A JP 6999686 A JP6999686 A JP 6999686A JP H0684781 B2 JPH0684781 B2 JP H0684781B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbo lag
- torque converter
- output shaft
- automatic transmission
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等に搭載される排気ターボ過危機を備
えたエンジンとともに用いられる自動変速機の制御装置
の改良に関するものである。
えたエンジンとともに用いられる自動変速機の制御装置
の改良に関するものである。
(従来技術) 従来、アクセルペダルの踏込み速度に応じた加速度が得
られ、運転者の期待に沿った応答性で変速を行なうこと
ができるようにするため、アクセルペダルの踏込み速度
が大きい時ほど変速を行なうべき車速を大きく設定し、
これによって急激にアクセルペダルを踏込んだ場合には
速やかに加速が行なわれるようにしたものがある(特開
昭57−195951号公報参照)。
られ、運転者の期待に沿った応答性で変速を行なうこと
ができるようにするため、アクセルペダルの踏込み速度
が大きい時ほど変速を行なうべき車速を大きく設定し、
これによって急激にアクセルペダルを踏込んだ場合には
速やかに加速が行なわれるようにしたものがある(特開
昭57−195951号公報参照)。
ところで、排気ターボ過給機を備えたエンジンでは、ア
クセルペダルを踏込んでから排気ガス量が増加して過給
機の回転数が増大するまでの間にターボラグと称する過
渡状態が生じることがありこの場合には速やかな加速が
できなくなる。特に、トルクコンバータにおける損失の
低減を図り、動力伝達効率を向上させるために、車速が
所定値以上に達するとエンジンの出力軸とトルクコンバ
ータとがロックアップクラッチにより直結されるように
構成されたものでは、トルクコンバータによるトルク増
大作用が発揮されないロックアップ運転状態において、
上記ターボラグが生じると速やかな加速を行なうことが
より困難となるため、この場合においても良好な応答性
を得ることができる自動変速機の制御装置の開発が望ま
れていた。
クセルペダルを踏込んでから排気ガス量が増加して過給
機の回転数が増大するまでの間にターボラグと称する過
渡状態が生じることがありこの場合には速やかな加速が
できなくなる。特に、トルクコンバータにおける損失の
低減を図り、動力伝達効率を向上させるために、車速が
所定値以上に達するとエンジンの出力軸とトルクコンバ
ータとがロックアップクラッチにより直結されるように
構成されたものでは、トルクコンバータによるトルク増
大作用が発揮されないロックアップ運転状態において、
上記ターボラグが生じると速やかな加速を行なうことが
より困難となるため、この場合においても良好な応答性
を得ることができる自動変速機の制御装置の開発が望ま
れていた。
(発明の目的) 本発明は、上記の技術背景のもとになされたものであ
り、排気ターボ過給機を備えたエンジンとともに用いら
れ、かつロックアップ蔵を有する自動変速機において、
ロックアップクラッチが締結状態である場合にターボラ
グが生じたとしても速やかな加速が可能であり、常に良
好な応答性を得ることができる自動変速機の制御装置を
提供するものである。
り、排気ターボ過給機を備えたエンジンとともに用いら
れ、かつロックアップ蔵を有する自動変速機において、
ロックアップクラッチが締結状態である場合にターボラ
グが生じたとしても速やかな加速が可能であり、常に良
好な応答性を得ることができる自動変速機の制御装置を
提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、排気ターボ過給機を備えたエンジンの出力軸
に連結されたトルクコンバータと、このトルクコンバー
タの出力側に配設された変速歯車機構の動力伝達経路を
切換える複数の摩擦部材とを備えた自動変速機におい
て、上記エンジンの出力軸とトルクコンバータの出力軸
とを直結するロックアップクラッチと、加速時に生じる
ターボラグを検出する検出手段と、ロックアップクラッ
チが締結状態にある場合に上記検出手段からターボラグ
検出信号が入力されるとロックアップ解除信号を出力す
る制御手段とを設けたものである。
に連結されたトルクコンバータと、このトルクコンバー
タの出力側に配設された変速歯車機構の動力伝達経路を
切換える複数の摩擦部材とを備えた自動変速機におい
て、上記エンジンの出力軸とトルクコンバータの出力軸
とを直結するロックアップクラッチと、加速時に生じる
ターボラグを検出する検出手段と、ロックアップクラッ
チが締結状態にある場合に上記検出手段からターボラグ
検出信号が入力されるとロックアップ解除信号を出力す
る制御手段とを設けたものである。
上記の構成によれば、ターボラグ検出手段から検出信号
が出力されてターボラグが生じたことが検出されると、
制御手段からロックアップ解除信号が出力されてロック
アップクラッチが解放状態となり、トルクコンバータに
よる出力増大作用が発揮されることとなる。
が出力されてターボラグが生じたことが検出されると、
制御手段からロックアップ解除信号が出力されてロック
アップクラッチが解放状態となり、トルクコンバータに
よる出力増大作用が発揮されることとなる。
(実施例) 第1図は本発明に係る自動変速機の制御装置が適用され
るエンジンの概略図を示し、この第1図において、1は
エアクリーナ、2は吸気通路、3は吸気分岐管、4はエ
ンジン本体、5はトルクコンバータ6と変速歯車機構7
とを備えた自動変速機、8は制御手段、9は排気ターボ
過給機である。上記制御手段8は、エンジン本体4の吸
気通路2内に設けられたスロットル弁10の開度Tθを検
出するスロットル開度センサ11および上記トルクコンバ
ータ6の出力軸回転数NCを検出するコンバータ出力軸回
転数センサ12、上記エンジン本体4の出力軸回転数NEを
検出するエンジン出力回転数センサ13、エンジン本体4
の燃料噴射量TPを検出する燃料噴射量センサ14、上記吸
気通路9のサージタンク内の圧力Ptを検出するサージタ
ンク圧力センサ15からそれぞれ出力される検出信号に応
じて自動車およびエンジンの運転状態を検出し、予め定
められた変速シフトパターンに基づいて変速を必要とす
る場合に、上記変速歯車機構7の動力伝達経路を切換え
る摩擦部材の作動手段16に対してシフトアップ信号もし
くはシフトダウン信号を出力することにより変速制御を
行なうように構成されている。
るエンジンの概略図を示し、この第1図において、1は
エアクリーナ、2は吸気通路、3は吸気分岐管、4はエ
ンジン本体、5はトルクコンバータ6と変速歯車機構7
とを備えた自動変速機、8は制御手段、9は排気ターボ
過給機である。上記制御手段8は、エンジン本体4の吸
気通路2内に設けられたスロットル弁10の開度Tθを検
出するスロットル開度センサ11および上記トルクコンバ
ータ6の出力軸回転数NCを検出するコンバータ出力軸回
転数センサ12、上記エンジン本体4の出力軸回転数NEを
検出するエンジン出力回転数センサ13、エンジン本体4
の燃料噴射量TPを検出する燃料噴射量センサ14、上記吸
気通路9のサージタンク内の圧力Ptを検出するサージタ
ンク圧力センサ15からそれぞれ出力される検出信号に応
じて自動車およびエンジンの運転状態を検出し、予め定
められた変速シフトパターンに基づいて変速を必要とす
る場合に、上記変速歯車機構7の動力伝達経路を切換え
る摩擦部材の作動手段16に対してシフトアップ信号もし
くはシフトダウン信号を出力することにより変速制御を
行なうように構成されている。
また、上記スロットル開度センサ11およびエンジン出力
軸回転数センサ13、燃料噴射量センサ14は排気ターボ過
給機9の作動遅れにより生じるターボラグを検出する検
出手段として用いられる。このターボラグ検出手段の作
用を第2図に示すターボラグ検出用のフローチャートに
基づいて説明する。まず、ターボラグが生じているかど
うかを表示するためのフラグFdをリセット状態“0"とす
る(ステップA1)。次に上記ターボラグ検出手段を構成
する各センサ11,13,14の検出信号Tθ,NE,TPを読込む
(ステップA2)。そして第3図に示す基本燃料噴射量マ
ップに基づき、スロットル開度Tθとエンジン出力回転
数NEとの関係から定常状態において噴射されるべき基本
燃料噴射量TPoを求める(ステップA3)。
軸回転数センサ13、燃料噴射量センサ14は排気ターボ過
給機9の作動遅れにより生じるターボラグを検出する検
出手段として用いられる。このターボラグ検出手段の作
用を第2図に示すターボラグ検出用のフローチャートに
基づいて説明する。まず、ターボラグが生じているかど
うかを表示するためのフラグFdをリセット状態“0"とす
る(ステップA1)。次に上記ターボラグ検出手段を構成
する各センサ11,13,14の検出信号Tθ,NE,TPを読込む
(ステップA2)。そして第3図に示す基本燃料噴射量マ
ップに基づき、スロットル開度Tθとエンジン出力回転
数NEとの関係から定常状態において噴射されるべき基本
燃料噴射量TPoを求める(ステップA3)。
次いで上記基本燃料噴射量TPoに、実際により求めた誤
差吸収用の定数k(0.5〜1)を掛け合わせた値(TPo×
k)と、上記燃料噴射量センサ14から出力された値によ
り求めた実際の燃料噴射量TPとを比較し(ステップ
A4)、この実際の燃料噴射量TPが上記値(TPo×k)よ
りも小さいことが判別された場合には、フラグFdをセッ
ト状態“1"とし(ステップA5)、ターボラグが生じたこ
とを検出するようになっている。
差吸収用の定数k(0.5〜1)を掛け合わせた値(TPo×
k)と、上記燃料噴射量センサ14から出力された値によ
り求めた実際の燃料噴射量TPとを比較し(ステップ
A4)、この実際の燃料噴射量TPが上記値(TPo×k)よ
りも小さいことが判別された場合には、フラグFdをセッ
ト状態“1"とし(ステップA5)、ターボラグが生じたこ
とを検出するようになっている。
なお、上記燃料噴射量センサ14は通常、吸入空気量とエ
ンジン出力軸回転数との関係から求められる燃料噴射パ
ルス幅に基づいて実際の燃料噴射量TPを検出するように
構成されている。
ンジン出力軸回転数との関係から求められる燃料噴射パ
ルス幅に基づいて実際の燃料噴射量TPを検出するように
構成されている。
また、上記自動変速機5のトルクコンバータ6内には、
必要に応じてエンジン本体4の出力軸とトルクコンバー
タ6の出力軸とを直結するロックアップクラッチ(図示
せず)が設けられ、このロックアップクラッチを車速に
応じて締結、解放させる制御信号を制御手段8から出力
するようになっている。そして、車速が所定値以上に達
し、トルクコンバータ6のトルク増大作用や変速時にお
ける衝撃吸収作用を必要としない状態となった時点で、
上記ロックアップクラッチを締結してロックアップ運転
状態とし、トルクコンバータにおける損失の低減を図
り、動力伝達効率の向上を図るように構成されている。
必要に応じてエンジン本体4の出力軸とトルクコンバー
タ6の出力軸とを直結するロックアップクラッチ(図示
せず)が設けられ、このロックアップクラッチを車速に
応じて締結、解放させる制御信号を制御手段8から出力
するようになっている。そして、車速が所定値以上に達
し、トルクコンバータ6のトルク増大作用や変速時にお
ける衝撃吸収作用を必要としない状態となった時点で、
上記ロックアップクラッチを締結してロックアップ運転
状態とし、トルクコンバータにおける損失の低減を図
り、動力伝達効率の向上を図るように構成されている。
以上のように構成された自動変速機5の制御動作を第4
図に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、上
記スロットル開度センサ11およびコンバータ出力軸回転
数センサ12からの検出信号Tθ,NCを読込み(ステップS
1)、この値と予め制御装置8内において記憶させたロ
ックアップラインを示すマップとにより現在の運転状態
がロックアップクラッチの締結条件下にあるかどうかを
判別する(ステップS2)。そして、この判別結果に応じ
てロックアップクラッチを締結もしくは解放する(ステ
ップS3,S4)。上記ロックアップクラッチを締結したロ
ックアップ運転状態である場合には、上記第2図に示す
ターボラグ検出用のサブルーチンを実行する(ステップ
S5)。
図に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、上
記スロットル開度センサ11およびコンバータ出力軸回転
数センサ12からの検出信号Tθ,NCを読込み(ステップS
1)、この値と予め制御装置8内において記憶させたロ
ックアップラインを示すマップとにより現在の運転状態
がロックアップクラッチの締結条件下にあるかどうかを
判別する(ステップS2)。そして、この判別結果に応じ
てロックアップクラッチを締結もしくは解放する(ステ
ップS3,S4)。上記ロックアップクラッチを締結したロ
ックアップ運転状態である場合には、上記第2図に示す
ターボラグ検出用のサブルーチンを実行する(ステップ
S5)。
次にフラグFdがセット状態にあるかどうか、つまりター
ボラグが検出されたかどうかを判別し(ステップS6)、
ターボラグが生じたことが確認された場合には、上記ロ
ックアップ解除信号を制御手段8から出力し、ロックア
ップクラッチを解放状態とする(ステップS7)。そし
て、予めタイマで設定された所定時間が経過したかどう
かを判別し(ステップS8)、設定時間が経過したことが
判別されると、ロックアップクラッチを締結状態に戻し
(ステップS9)、その後上記ステップS1にリターンして
上記制御動作を繰返す。
ボラグが検出されたかどうかを判別し(ステップS6)、
ターボラグが生じたことが確認された場合には、上記ロ
ックアップ解除信号を制御手段8から出力し、ロックア
ップクラッチを解放状態とする(ステップS7)。そし
て、予めタイマで設定された所定時間が経過したかどう
かを判別し(ステップS8)、設定時間が経過したことが
判別されると、ロックアップクラッチを締結状態に戻し
(ステップS9)、その後上記ステップS1にリターンして
上記制御動作を繰返す。
このように、ロックアップクラッチを締結させたロック
アップ運転状態において、上記ターボラグ検出手段によ
りターボラグが生じたことが検出されると、制御手段8
からロックアップ解除信号が出力されて自動的にロック
アップクラッチが解放状態とされ、排気ガス量が増加し
て所定の過給効果が得られるようになるまでの所定時
間、トルクコンバータ6のトルク増大作用が発揮され
る。これより、ターボラグに起因する加速不良を防止し
て良好な応答性を得ることができる。
アップ運転状態において、上記ターボラグ検出手段によ
りターボラグが生じたことが検出されると、制御手段8
からロックアップ解除信号が出力されて自動的にロック
アップクラッチが解放状態とされ、排気ガス量が増加し
て所定の過給効果が得られるようになるまでの所定時
間、トルクコンバータ6のトルク増大作用が発揮され
る。これより、ターボラグに起因する加速不良を防止し
て良好な応答性を得ることができる。
なお、上記実施例では、ターボラグが検出されると予め
設定された所定時間だけロックアップクラッチを解放す
るように構成されているが、上記ターボラグ検出手段か
らターボラグ検出信号が出力されている期間はロックア
ップが解除されるように制御してもよい。
設定された所定時間だけロックアップクラッチを解放す
るように構成されているが、上記ターボラグ検出手段か
らターボラグ検出信号が出力されている期間はロックア
ップが解除されるように制御してもよい。
また、上記燃料噴射量センサ14に代えてサージタンク圧
力検出センサ15を用いることによってもターボラグを検
出することができる。すなわち、第5図に示すように、
ターボラグ表示用のフラグFdをリセット状態とした後
(ステップB1)、上記サージタンク圧力センサ15および
スロットル開度センサ11、エンジン出力軸回転数センサ
13の検出信号Pt,Tθ,NEを読込む(ステップB2)。そし
て第6図に示す基本サージタンク圧力マップに基づき、
スロットル開度Tθとエンジン出力軸回転数NEとの関係
から定常状態におけるサージタンク圧力Ptoを求める
(ステップB3)。この値Ptoに誤差吸収用定数k(0.5〜
1)を掛け合わせた値(Pto×k)が上記サージタンク
圧力センサ15の検出値により求めた実際のサージタンク
圧力Ptよりも大きいかどうかを判別し(ステップB4)、
Pt<(Pto×k)のときはターボラグが生じたとしてフ
ラグFdをセット状態とする(ステップB5)。
力検出センサ15を用いることによってもターボラグを検
出することができる。すなわち、第5図に示すように、
ターボラグ表示用のフラグFdをリセット状態とした後
(ステップB1)、上記サージタンク圧力センサ15および
スロットル開度センサ11、エンジン出力軸回転数センサ
13の検出信号Pt,Tθ,NEを読込む(ステップB2)。そし
て第6図に示す基本サージタンク圧力マップに基づき、
スロットル開度Tθとエンジン出力軸回転数NEとの関係
から定常状態におけるサージタンク圧力Ptoを求める
(ステップB3)。この値Ptoに誤差吸収用定数k(0.5〜
1)を掛け合わせた値(Pto×k)が上記サージタンク
圧力センサ15の検出値により求めた実際のサージタンク
圧力Ptよりも大きいかどうかを判別し(ステップB4)、
Pt<(Pto×k)のときはターボラグが生じたとしてフ
ラグFdをセット状態とする(ステップB5)。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、排気ターボ過給機を備え
たエンジンとともに用いられ、かつロックアップクラッ
チを有する自動変速機において、ロックアップクラッチ
が締結状態である場合に、ターボラグが検出手段により
ターボラグを検出した時点で上記ロックアップクラッチ
の締結状態を解除するロックアップ解除信号を制御手段
から出力し、トルクコンバータの出力増大作用が発揮さ
れるロックアップ解除状態となるようにしたため、ター
ボラグに起因する加速不良を効果的に抑制し、常に運転
者の期待に沿った良好な応答性を得ることができるとい
う効果がある。
たエンジンとともに用いられ、かつロックアップクラッ
チを有する自動変速機において、ロックアップクラッチ
が締結状態である場合に、ターボラグが検出手段により
ターボラグを検出した時点で上記ロックアップクラッチ
の締結状態を解除するロックアップ解除信号を制御手段
から出力し、トルクコンバータの出力増大作用が発揮さ
れるロックアップ解除状態となるようにしたため、ター
ボラグに起因する加速不良を効果的に抑制し、常に運転
者の期待に沿った良好な応答性を得ることができるとい
う効果がある。
第1図は本発明の実施例に係る自動変速機の制御装置を
備えたエンジンの概略図、第2図はターボラグ検出用の
フローチャート、第3図は基本燃料噴射量を読出すため
のマップ、第4図は上記制御装置の動作を示すフローチ
ャート、第5図は本発明の他の実施例におけるターボラ
グ検出用のフローチャート、第6図は基本サージタンク
圧力を読出すためのマップである。 4……エンジン本体、5……自動変速機、6……トルク
コンバータ、7……変速歯車機構、8……制御手段,9…
…排気ターボ過給機、11……スロットル開度センサ、12
……コンバータ出力軸回転数センサ、14……燃料噴射量
センサ、15……サージタンク圧力センサ、16……摩擦部
材作動手段。
備えたエンジンの概略図、第2図はターボラグ検出用の
フローチャート、第3図は基本燃料噴射量を読出すため
のマップ、第4図は上記制御装置の動作を示すフローチ
ャート、第5図は本発明の他の実施例におけるターボラ
グ検出用のフローチャート、第6図は基本サージタンク
圧力を読出すためのマップである。 4……エンジン本体、5……自動変速機、6……トルク
コンバータ、7……変速歯車機構、8……制御手段,9…
…排気ターボ過給機、11……スロットル開度センサ、12
……コンバータ出力軸回転数センサ、14……燃料噴射量
センサ、15……サージタンク圧力センサ、16……摩擦部
材作動手段。
Claims (1)
- 【請求項1】排気ターボ過給機を備えたエンジンの出力
軸に連結されたトルクコンバータと、このトルクコンバ
ータの出力側に配設された変速歯車機構の動力伝達経路
を切換える複数の摩擦部材とを備えた自動変速機におい
て、上記エンジンの出力軸とトルクコンバータの出力軸
とを直結するロックアップクラッチと、加速時に生じる
ターボラグを検出する検出手段と、ロックアップクラッ
チが締結状態にある場合に上記検出手段からターボラグ
検出信号が入力されるとロックアップ解除信号を出力す
る制御手段とを設けたことを特徴とする自動変速機の制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6999686A JPH0684781B2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 自動変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6999686A JPH0684781B2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 自動変速機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62228750A JPS62228750A (ja) | 1987-10-07 |
JPH0684781B2 true JPH0684781B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=13418795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6999686A Expired - Lifetime JPH0684781B2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684781B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3832474B2 (ja) * | 2004-03-18 | 2006-10-11 | いすゞ自動車株式会社 | 流体継手を用いた車両用動力伝達装置 |
JP5155357B2 (ja) * | 2010-04-26 | 2013-03-06 | ジヤトコ株式会社 | ロックアップクラッチの制御装置 |
KR20140063199A (ko) * | 2012-11-16 | 2014-05-27 | 현대자동차주식회사 | 자동변속기 차량의 댐퍼 클러치 제어장치 및 방법 |
JP6406300B2 (ja) * | 2016-03-29 | 2018-10-17 | マツダ株式会社 | エンジンの制御装置 |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP6999686A patent/JPH0684781B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62228750A (ja) | 1987-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0636817B1 (en) | Failure detecting system and method for automatic transmission | |
US8313414B2 (en) | Shift control device and shift control method for automatic transmission | |
JPS6234207B2 (ja) | ||
JPH0659791B2 (ja) | 車両のエンジントルク制御装置 | |
US6023647A (en) | Output torque control system for internal combustion engines for vehicles | |
JPH039044A (ja) | 自動変速機及びエンジンの一体制御装置 | |
JP2601000B2 (ja) | エンジンと自動変速機の総合制御装置 | |
JPS61112850A (ja) | 車両用自動変速機の変速制御方法 | |
JPH0684781B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JPH09295526A (ja) | 車両用内燃エンジンの制御装置 | |
JPH03249475A (ja) | 自動変速機を備えた車両の制御装置 | |
JPH0658140B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JPS61119435A (ja) | 車両用自動変速機の変速制御方法 | |
JP4492403B2 (ja) | 変速時空燃比制御装置 | |
JPH0658139B2 (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JP2779801B2 (ja) | 車両用自動変速機のコースト時制御の復帰装置 | |
JPH0543528B2 (ja) | ||
JPS6347315Y2 (ja) | ||
JP2666474B2 (ja) | 自動変速機のフェイルセーフ制御装置 | |
JP2812725B2 (ja) | 車両の走行制御装置 | |
JPS60222645A (ja) | 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 | |
JPS6298057A (ja) | 車両用自動変速機の変速制御装置 | |
JP2652412B2 (ja) | エンジンの燃料制御装置 | |
JPH0610450B2 (ja) | エンジントルクの制御装置 | |
JP2949154B2 (ja) | 自動変速機及びエンジンの一体制御装置 |