JP2005264787A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常運転時の性能を損なわず、かつ冷間始動時から確実に排気浄化を行う。
【解決手段】シリンダヘッド1の下面に形成された燃焼室19に連通する第1排気ポート4と、第1排気ポート4を開閉する第1排気バルブ7と、第1排気ポート4に接続し、燃焼室19内の排気ガスを大気へ導く第1排気管11と、第1排気管11の途中に設けられ、排気ガスを浄化する第1触媒14と、を備える内燃機関の排気浄化装置において、第1排気ポート4とは別に設けられ、燃焼室19に連通する第2排気ポート5と、第2排気ポート5を開閉する第2排気バルブ8と、第2排気ポート5と第1触媒14もしくは第1排気管11の第1触媒14より上流側部分とを連通する第2排気管12と、第2排気管12の途中に設けられた、第1触媒14に比べて小型の第2触媒13と、第1触媒14の活性状態を判定する触媒活性判定手段20と、触媒活性判定手段20の判定結果に応じて第1排気バルブ7と第2排気バルブ8の作動を制御する排気バルブ制御手段20と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用の排気制御装置に関し、特に冷間始動時用の排気浄化触媒を備えるエンジンの排気浄化装置に関する。
一般に車両の排気通路には、排気ガス中の有害成分を浄化するための触媒が設けられている。この触媒は特定の温度範囲内(活性温度)では効率的に作用するが、低温度域では非効率的である。したがって、例えば冷間始動時などは、触媒が活性温度に昇温するまで有害成分の排出量が多くなってしまう。
特許文献1には、冷間始動時の有害成分排出量を低減するための装置として、排気マニホールドと通常運転時用の第1触媒とを接続する排気管と、中間に起動時用の第2触媒を介装した排気管とを設け、排気マニホールド下流に設けた切換えバルブによって排気ガスの流路を切換え、冷間始動時には第1触媒および第2触媒を使用し、活性温度まで昇温したら第2触媒を使用せずに第1触媒のみを使用して排気ガスの浄化を行う排気浄化装置が記載されている。
特開平6−330736号
しかしながら、特許文献1では、切換えバルブの熱容量の分だけ排気通路の熱容量が大きくなり、第2触媒が活性温度になるまでの時間が長くなる。また、第1触媒と第2触媒の切換えバルブを排気マニホールド下流に設けているので、排気マニホールドを長くした場合には、機関から第2触媒までの排気系統の熱容量が大きくなり、第2触媒が活性化温度になるまでの時間がさらに長くなり、排気マニホールドを短くした場合には、昇温時間を短縮することはできるものの、排気合流部で排気干渉が生じて出力が低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明では通常運転時の機関の出力性能を低下させず、かつ起動時から確実に排気ガスの浄化を行うことが可能な排気浄化装置とすることを目的とする。
本発明の内燃機関の排気浄化装置は、シリンダヘッドの下面に形成された燃焼室に連通する第1排気ポートと、前記第1排気ポートを開閉する第1排気バルブと、前記第1排気ポートに接続し、燃焼室内の排気ガスを大気へ導く第1排気管と、前記第1排気管の途中に設けられ、排気ガスを浄化する第1触媒と、を備える内燃機関の排気浄化装置において、前記第1排気ポートとは別に設けられ、前記燃焼室に連通する第2排気ポートと、前記第2排気ポートを開閉する第2排気バルブと、前記第2排気ポートと前記第1触媒もしくは前記第1排気管の前記第1触媒より上流側部分とを連通する第2排気管と、前記第2排気管の途中に設けられた、前記第1触媒に比べて小型の第2触媒と、前記第1触媒の活性状態を判定する触媒活性判定手段と、前記触媒活性判定手段の判定結果に応じて前記第1排気バルブと前記第2排気バルブの作動を制御する排気バルブ制御手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
本発明によれば、従来の排気バルブ(第1排気バルブ)の他に冷間始動時専用の排気ポート(第2排気ポート)、排気バルブ(第2排気バルブ)、従来の触媒より小型の排気浄化用触媒(第2触媒)を設けることによって、冷間始動時用の排気通路と暖機運転終了後の通常運転時用の排気通路とを独立させたので、通常運転時の出力性能を低下させず、かつ冷間始動時から確実に排気ガスの浄化を行うことが可能となる。
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態のシステムの構成を図1に示す。1はシリンダヘッド、2はシリンダブロックであり、シリンダヘッド1の下面には凹状の燃焼室19が設けられ、燃焼室19には、シリンダヘッド1の一方の側面と連通する吸気ポート3、他方の側面と連通する第1排気ポートとしての排気ポート4および第2排気ポートとしての冷機専用排気ポート5、混合気に点火するための点火プラグ18が設けられる。
燃焼室19の前記各ポートは、吸気バルブ6、第1排気バルブとしての排気バルブ7、第2排気バルブとしての冷機専用排気バルブ8により開閉される。
シリンダブロック2には、シリンダヘッド1と組み合わせたときに燃焼室19と対向する位置にシリンダ10が設けられ、シリンダ10内にはピストン9が摺動可能に設置される。
シリンダヘッド1の排気ポート4出口には排気マニホールド11が接続される。排気マニホールド11は各気筒の排気ポート4にブランチ部が接続され、ブランチ部が排気ガスの流れの下流側で合流して一本となり、第1触媒としてのマニホールド触媒14に接続される。
また、冷機専用排気ポート5は後述するようにシリンダヘッド1内部で合流してシリンダヘッド1の側面に開口部を1つもつ。この開口部とマニホールド触媒14とを接続する冷機専用排気管12には、第2触媒としての冷機専用触媒13が介装されている。
マニホールド触媒14および冷機専用触媒13の入口には空燃比センサー16および17が設けられる。マニホールド触媒14の出口には温度センサー15が設けられる。また、エンジン冷却水温の経路中には冷却水温を検出する冷却水温センサー21が設けられる。これら各センサー15、16、17、21の検出値はコントロールユニット(ECU)20に入力される。
吸気バルブ6、排気バルブ7、冷機専用排気バルブ8の配置について図2を参照して説明する。図2は燃焼室19の天井部を下面側から見た図であり、図面上側が吸気側、下側が排気側である。
燃焼室19の天井部略中央には点火プラグ18が設けられ、点火プラグ18よりも吸気側に、吸気ポート3の軸心に対して略直交する方向に並んで2つ設けられる。点火プラグ18の排気側には同様に排気バルブ7が2つ設けられ、この2つの排気バルブ7の間には冷機専用排気バルブ8が1つ設けられる。
排気バルブ7と冷機専用排気バルブ8は同一の排気カムシャフト(図示せず)により駆動され、運転状態に応じていずれのバルブを駆動するかが切換えられる。
バルブ切換え方法の一例としては、以下のとおりである。
排気カムシャフトに排気バルブ7用のカムと冷機専用排気バルブ8用のカムとを設け、排気カムシャフトから排気バルブ7や冷機専用排気バルブ8への運動の伝達は、カムのプロフィールに追従して動くサブロッカーアーム(図示せず)と、ソレノイド等によりサブロッカーアームと結合・非結合を切換え可能なロッカーアーム(図示せず)とを介して行う。サブロッカーアームとロッカーアームとは各バルブ毎に設けるものとする。
上記のような構成とし、運転状態に応じてサブロッカーアームとロッカーアームとの結合・非結合を切換えることにより、非結合時にはサブロッカーアームの運動がロッカーアームに伝達されないのでバルブは作動せず、結合時にはカムのプロフィールに応じて運動するサブロッカーアームの動きがロッカーアーム、バルブへと伝達されてバルブが作動する。
次に吸気ポート3、排気ポート4、冷機専用排気ポート5について図3を参照して説明する。図3は図1のA−A矢視図であり、図面の上側が排気側、下側が吸気側である。
シリンダヘッド1にはシリンダ10の数だけ吸気ポート3および排気ポート4が設けられ、吸気ポート3はシリンダヘッド1の吸気側の側面とシリンダ10とを連通し、排気ポート4は同じく排気側の側面とシリンダ10とを連通している。各吸気ポート3及び排気ポート4は燃焼室19の手前で分岐している。
冷機専用ポート5は、シリンダヘッド1の内部で合流しており、シリンダヘッド1の排気側側面の開口部は一箇所となる。
上記のように、冷機専用触媒13を通過した排気ガスがマニホールド触媒14を通過する構成としたことにより、冷間始動時に冷機専用触媒13によって排気ガス成分の浄化を行いつつ、排気マニホールド触媒14を暖めることが可能となる。
次に、前述した各センサーの検出値に基づいてECU20が実行する、排気バルブ7と冷機専用排気バルブ8の作動制御について図6〜9を参照して説明する。
図6は本実施形態の制御の構成を表すブロック図である。
マニホールド触媒活性判定部S1では、マニホールド触媒14が活性温度に達しているか否かの判定を行う。判定には水温センサー21もしくは触媒温センサ15の検出値を用いる。判定結果は排気バルブ切換判定部S2に入力される。
排気バルブ切換判定部S2には、スロットル開度もしくは燃料噴射量、およびエンジン回転数も入力され、これらに基づいて排気バルブ7または冷機専用排気バルブ8のどちらを作動させるか、また冷機専用排気バルブ8から排気バルブ7への切換えを実行するか否かの判定を行う。
上記の判定結果に基づいて、排気バルブ切換手段S4が排気バルブを駆動する。
また、第1空燃比センサー16、第2空燃比センサー17の検出値が入力される空燃比センサー選択部S3では、上記排気バルブ切換判定部S2の判定結果に応じて第1空燃比センサー、第2空燃比センサーのどちらの空燃比センサーの検出値を選択するかを決定し、選択された空燃比センサーの検出値に基づいて空燃比フィードバック手段は空燃比を制御する。
ここで、マニホールド触媒活性判定手段S1が実行する判定について、図7のフローチャートを参照して説明する。
ステップS100でスタートスイッチの状態からエンジン始動時直後であるか否かの判定を行う。エンジン始動直後の場合にはステップS110に、運転継続中の場合にはステップS160に進む。
ステップS110では水温センサー21もしくは触媒温度センサー15の検出値を読込む。
ステップS120ではステップS110で読み込んだ検出が、実験結果等に基づいて予め設定した基準値以下であるか否かの判定を行う。
基準値以下の場合はステップS130に進み、マニホールド触媒14は非活性であると判定し、ステップS140で始動時の水温もしくは触媒温度を記憶する。
基準値より大きい場合にはステップS150に進み、マニホールド触媒14は活性であると判定する。
ステップS160では前回計算時の結果に基づいてマニホールド触媒14が非活性であるか否かの判定を行う。
非活性の場合はステップS170に進み、水温センサー21もしくは触媒温度センサー15の検出値を読込む。活性の場合はそのままリターンする。
ステップS170では、ステップS110と同様に水温センサー21もしくは触媒温度センサー15の検出値を読込む。
ステップS180では、ステップS140で記憶した始動時水温とステップS170で読込んだ検出値とから算出した、水温センサー21の検出値の始動時からの上昇代が一定値以上、もしくは触媒温度センサー15の検出値が実験等に基づいて予め設定した基準値以上であるか否かの判定を行い、基準値以上である場合にはステップS190で触媒は活性であると判定する。基準値より低い場合にはそのままリターンする。
上記のように排気マニホールド触媒14が活性か否かの判定を行い、この結果に応じて排気バルブ切換判定手段S2で通常の排気バルブ7、冷機専用排気バルブ8のどちらを作動させるかを決定する。
次に、排気バルブ切換判定手段S2で実行する排気バルブ切換判定について図8を参照して説明する。
ステップS200でマニホールド触媒14が非活性であるか否かの判定を行う。
非活性である場合にはステップS210に進み、エンジンの回転負荷またはスロットル開度が予め設定した所定値以下であるか否かを判定する。
所定値以下である場合にはステップS220に進み、冷機専用排気バルブ8を作動し、ステップS230で第2空燃比センサー17を選択し、ステップS240で通常の排気バルブ7の停止を決定する。
ステップS200でマニホールド触媒14が活性と判定された場合と、ステップS210でエンジンの回転負荷またはスロットル開度が所定値より大きいと判定された場合には、ステップS250に進み、通常の排気バルブ7を作動し、ステップS260で第1空燃比センサー16を選択する。
ステップS270では通常の排気バルブ7が作動してから一定時間経過したか否かの判定を行い、経過している場合はステップS280で冷機専用排気バルブ8を停止する。
一定時間が経過していない場合はそのまま処理を終了する。
上記の制御により、冷間始動時には冷機専用排気バルブ8のみが作動し、触媒14が活性化もしくはエンジンの負荷が大きくなった場合には通常の排気バルブ7を作動させ、その後冷機専用排気バルブ8を停止する。
冷機専用排気バルブ8から通常の排気バルブ7への切換え時に両方のバルブが作動している状態(以下、オーバーラップという)を設けるので、オーバーラップ中に排気マニホールド11が暖められる。排気マニホールド11が低温の状態で冷機専用排気バルブ8を停止して通常の排気バルブ7に切換えると、排気マニホールド11で冷却された排気がマニホールド触媒14に流入してマニホールド触媒14の温度が低下し、浄化性能が悪化してしまう。そこで、オーバーラップを設けて、切換え前に排気マニホールド11を暖める。
以上により本実施形態では、冷機専用触媒13を通過した排気ガスがマニホールド触媒14を通過する構成としたので、冷間始動時に冷機専用触媒13によって排気ガス成分の浄化を行いつつ、冷機専用触媒13を通過した排気ガスにより排気マニホールド触媒14を暖めることが可能となる。
冷機専用排気ポート5を通常の排気ポート4とは独立して設けたので、通常の排気ポート4は暖機終了後の性能、例えば排気干渉や熱容量の増大の防止等を考慮して設計することが可能である。また、排気通路の切換用のバルブ等を設ける必要がないので、排気通路中の熱容量が増大することがない。
冷機専用排気ポート5はシリンダヘッド1内部で一本に合流する構成としたので、熱損失を防止することが可能である。
冷機専用排気バルブ8から通常の排気バルブ7への切換時にはオーバーラップを設けるので、バルブ切換時に排気マニホールド触媒14の温度が低下すること防止できる。
なお、本実施形態は、通常の排気バルブ7が気筒当り1つの場合(排気1弁式)でも適用可能であり、その場合には、図9に示すように点火プラグ18に対して吸気バルブ6と反対側に冷機専用排気バルブ8を設ければよい。
第2実施形態について図4、図5を参照して説明する。
図4は本実施形態の排気マニホールド11および排気マニホールド触媒14の周辺の上面図、図5は側面図である。
本実施形態の構成が第1実施形態と異なるのは、冷機専用触媒13下流の冷機専用排気管12と排気マニホールド11との合流部および空燃比センサー16の位置である。第1実施形態では冷機専用排気管12は排気マニホールド触媒14の入口付近で合流し、第1空燃比センサー16が合流部よりも上流側に配置されているのに対して、本実施形態では冷機専用排気管12は排気マニホールド触媒14の入口よりも上流で合流し、合流部より下流に第1空燃比センサー16が配置されている。これにより第1空燃比センサー16のみで冷機専用触媒13と排気マニホールド触媒14の両方の空燃比を検出することが可能となる。具体的には、冷間始動時には第1空燃比センサー16の検出値は冷機専用触媒13を通過した排気ガスの空燃比として読込み、通常運転時には排気マニホールド触媒14に流入する排気ガスの空燃比として読込み、それぞれ制御を実行する。したがって、空燃比センサーを2つ設ける必要がなくなり、コスト増加を防止することができる。
以上により本実施形態では、冷機専用排気管12と排気マニホールド触媒14との合流部より下流に第1空燃比センサー16を配置するので、冷機専用触媒13の上流に第2空燃比センサー17を設けずに、第1空燃比センサー16のみで冷機専用触媒13、排気マニホールド触媒14を通過する排気ガスの空燃比を検出することが可能となる。したがって、第1実施形態と同様の効果に加え、さらに、コストの増加を防止することが可能である。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
本発明は、内燃機関の排気浄化装置に適用することが可能である。
第1実施形態の構成を表す図である。 筒内側から見た排気2弁式エンジンの燃焼室天井部を表す図である。 シリンダヘッドのA-A矢視図である。 第2実施形態の排気マニホールドおよび排気マニホールド触媒周辺の概略を表す上面図である。 第2実施形態の排気マニホールドおよび排気マニホールド触媒周辺の概略を表す側面図である。 制御システムの構成を表す図である。 排気触媒の活性・非活性判定のフローチャートである。 排気バルブ、冷機専用排気バルブの作動制御のフローチャートである。 筒内側から見た排気1弁式エンジンの燃焼室天井部を表す図である。
符号の説明
1 シリンダヘッド
2 シリンダブロック
3 吸気ポート
4 排気ポート
5 冷機専用排気ポート
6 吸気バルブ
7 排気バルブ
8 冷機専用排気バルブ
9 ピストン
10 シリンダ
11 排気マニホールド
12 冷機専用排気管
13 冷機専用触媒
14 マニホールド触媒
15 温度センサー
16 第1空燃比センサー
17 第2空燃比センサー
18 点火プラグ
19 燃焼室
20 コントールユニット(ECU)
21 水温センサー

Claims (8)

  1. シリンダヘッドの下面に形成された燃焼室に連通する第1排気ポートと、
    前記第1排気ポートを開閉する第1排気バルブと、
    前記第1排気ポートに接続し、燃焼室内の排気ガスを大気へ導く第1排気管と、
    前記第1排気管の途中に設けられ、排気ガスを浄化する第1触媒と、を備える内燃機関の排気浄化装置において、
    前記第1排気ポートとは別に設けられ、前記燃焼室に連通する第2排気ポートと、
    前記第2排気ポートを開閉する第2排気バルブと、
    前記第2排気ポートと前記第1触媒もしくは前記第1排気管の前記第1触媒より上流側部分とを連通する第2排気管と、
    前記第2排気管の途中に設けられた、前記第1触媒に比べて小型の第2触媒と、
    前記第1触媒の活性状態を判定する触媒活性判定手段と、
    前記触媒活性判定手段の判定結果に応じて前記第1排気バルブと前記第2排気バルブの作動を制御する排気バルブ制御手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記排気バルブ制御手段は、前記第1触媒活性前には前記第2排気バルブを作動させる請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記排気バルブ制御手段は、前記第1触媒活性後には前記第2排気バルブの作動を停止し、前記第1排気バルブを作動させる請求項2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記排気バルブ制御手段は、少なくとも第1触媒活性前の所定時間、前記第1排気バルブと第2排気バルブの双方を作動させる請求項2または3に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 前記排気バルブ制御手段は、少なくとも前記第1触媒活性前、かつ内燃機関が所定負荷以上で運転する場合には、前記第1排気バルブと前記第2排気バルブの双方を作動させる請求項2〜4のいずれか一つに記載の内燃機関の排気浄化装置。
  6. 前記第1触媒に流入する排気の空燃比を検出する第1空燃比検出手段と、
    前記第2触媒に流入する排気の空燃比を検出する第2空燃比検出手段と、
    前記のいずれか一方の空燃比検出手段によって検出される空燃比に基づいて、燃料噴射量をフィードバック制御する燃料噴射量制御手段を更に有し、
    前記燃料噴射量制御手段は、前記第1排気バルブと第2排気バルブの双方を作動させる場合には前記第1空燃比検出手段が検出した空燃比に基づいて燃料噴射量を制御する請求項4または5に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  7. 前記第1排気管は、前記第1触媒より上流部分に前記第2排気管と合流する合流部を有し、
    前記第1空燃比検出手段は、前記合流部より下流かつ前記第1触媒より上流部分に設置され、
    前記第1空燃比検出手段により検出された空燃比に基づいて燃料噴射量をフィードバック制御する燃料噴射量制御手段を有する請求項1〜5のいずれか一つに記載の内燃機関の排気浄化装置。
  8. 前記内燃機関は複数の気筒を有し、各気筒の前記第2排気ポートはシリンダヘッド内部で互いに合流し、前記第2排気管に接続させる請求項1〜7のいずれか一つに記載の内燃機関の排気浄化装置。
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